JP6008773B2 - 無線通信装置、通信端末およびコンピュータプログラム - Google Patents

無線通信装置、通信端末およびコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6008773B2
JP6008773B2 JP2013067401A JP2013067401A JP6008773B2 JP 6008773 B2 JP6008773 B2 JP 6008773B2 JP 2013067401 A JP2013067401 A JP 2013067401A JP 2013067401 A JP2013067401 A JP 2013067401A JP 6008773 B2 JP6008773 B2 JP 6008773B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
session
radio
wireless
interface
radio interface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013067401A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014192758A (ja
Inventor
知生 定
知生 定
小峯 敏彦
敏彦 小峯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI R&D Laboratories Inc
Original Assignee
KDDI R&D Laboratories Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI R&D Laboratories Inc filed Critical KDDI R&D Laboratories Inc
Priority to JP2013067401A priority Critical patent/JP6008773B2/ja
Publication of JP2014192758A publication Critical patent/JP2014192758A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6008773B2 publication Critical patent/JP6008773B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、無線通信装置、通信端末およびコンピュータプログラムに関する。
従来、例えばモバイルルータのように、複数のWAN(Wide Area Network)に接続可能であり、WANのネットワーク状態に応じて、LAN(Local Area Network)側の通信端末が利用するWANを切り替える無線通信装置が知られている。例えば、モバイルルータにおいて、WANとしてLTE網とWiMAX網を利用可能である場合に、通信端末が利用するLTE網における通信断の発生時や品質測定結果が悪い時に、通信端末が利用するWANをLTE網からWiMAX網へ自動的に切り替える。すると、モバイルルータのWAN側でのIPアドレスの変更が発生する。
上記したモバイルルータにおけるWAN側のIPアドレスの変更が発生すると、通信端末が通信中のセッションを継続できなくなりセッション断が発生する(例えば、非特許文献1参照)。この場合、通信端末は、自己の通信要求がタイムアウトしてから、セッションの再確立を行う(例えば、非特許文献2参照)。
福山陽祐,鈴木秀和,渡邊晃,"IPv4 移動体通信において携帯電話網と無線LAN間をシームレスに移動する方式の提案",マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2011)シンポジウム論文集,Vol.2011,No.1,pp.1115-1120,Jul.2011. W.Richard Stevens,"TCP/IP Illustrated Volume 1: The Protocols",Addison-Wesley Professional,1993年12月31日
しかし、通信端末の中には通信断が許されないアプリケーションを使用している場合があり、そのような場合にはモバイルルータによって利用するWANが切り替えられることを防止したいという要望がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、複数の無線通信ネットワークを利用可能な通信端末や無線通信装置に対して、無線通信ネットワークの切替を制限することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る無線通信装置は、通信端末に対して複数の無線通信ネットワークを利用可能にする無線通信装置において、前記複数の無線通信ネットワークの各々に対応する無線インタフェースと、前記通信端末から通知された保護セッションを示すセッション情報と該保護セッションに使用される無線インタフェースを示す使用無線インタフェース情報とを関連付けて保持し、前記通信端末からの受信パケットのセッション情報に基づいて前記保持されている使用無線インタフェース情報を出力する保護セッション管理部と、前記保護セッション管理部から出力された使用無線インタフェース情報に基づいて、前記受信パケットを無線送信する無線インタフェースを選択する無線インタフェース選択部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る無線通信装置においては、前記各無線インタフェースにおける無線品質測定を行う無線品質測定部と、前記通信端末のセッションを示すセッション情報と該セッションに使用される無線インタフェースを示す使用無線インタフェース情報とを関連付けて記憶するルーティングテーブルと、を備え、前記無線インタフェース選択部は、前記無線品質測定の結果に基づいて前記ルーティングテーブル内の使用無線インタフェース情報を更新する、ことを特徴とする。
本発明に係る無線通信装置においては、前記無線品質測定の結果に基づいて前記各無線インタフェースの負荷の状況を判定し、該判定の結果に基づいて前記保護セッションに割り当てる無線インタフェースを決定する無線負荷判定部を備え、前記保護セッション管理部は、前記無線負荷判定部により決定された無線インタフェースを示す使用無線インタフェース情報を、前記保護セッションを示すセッション情報に関連付けて保持する、ことを特徴とする。
本発明に係る無線通信装置においては、前記各無線インタフェースにおける無線品質測定を行う無線品質測定部と、前記無線品質測定の結果を蓄積し、該蓄積された無線品質測定の結果に基づいて無線品質の変動の状況を判定し、該判定の結果に基づいて前記保護セッションに割り当てる無線インタフェースを決定する無線品質管理部を備え、前記保護セッション管理部は、前記無線品質管理部により決定された無線インタフェースを示す使用無線インタフェース情報を、前記保護セッションを示すセッション情報に関連付けて保持する、ことを特徴とする。
本発明に係る通信端末は、複数の無線通信ネットワークの各々に対応する無線インタフェースと、自通信端末における保護セッションを示すセッションプロトコルと該保護セッションに使用される無線インタフェースを示す使用無線インタフェース情報とを関連付けて保持し、送信パケットのセッションプロトコルに基づいて前記保持されている使用無線インタフェース情報を出力する保護セッション管理部と、前記保護セッション管理部から出力された使用無線インタフェース情報に基づいて、前記送信パケットを無線送信する無線インタフェースを選択する無線インタフェース選択部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、通信端末に対して複数の無線通信ネットワークを利用可能にする無線通信装置における無線通信制御処理を行うためのコンピュータプログラムであって、前記通信端末から通知された保護セッションを示すセッション情報と前記複数の無線通信ネットワークの各々に対応する無線インタフェースのうち該保護セッションに使用される無線インタフェースを示す使用無線インタフェース情報とを関連付けて保持し、前記通信端末からの受信パケットのセッション情報に基づいて前記保持されている使用無線インタフェース情報を出力する保護セッション管理ステップと、前記保護セッション管理ステップから出力された使用無線インタフェース情報に基づいて、前記受信パケットを無線送信する無線インタフェースを選択する無線インタフェース選択ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、複数の無線通信ネットワークの各々に対応する無線インタフェースを有する通信端末における無線通信制御処理を行うためのコンピュータプログラムであって、前記通信端末における保護セッションを示すセッションプロトコルと該保護セッションに使用される無線インタフェースを示す使用無線インタフェース情報とを関連付けて保持し、送信パケットのセッションプロトコルに基づいて前記保持されている使用無線インタフェース情報を出力する保護セッション管理ステップと、前記保護セッション管理ステップから出力された使用無線インタフェース情報に基づいて、前記送信パケットを無線送信する無線インタフェースを選択する無線インタフェース選択ステップと、をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、複数の無線通信ネットワークを利用可能な通信端末や無線通信装置に対して、無線通信ネットワークの切替を制限することができる。
本発明の第1実施形態に係る無線通信装置1と通信端末3の構成を示すブロック図である。 保護セッション管理部12の保護セッション管理テーブル120の構成例を示す図である。 無線インタフェース選択部11のルーティングテーブル110の構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信制御処理のフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る無線通信装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る無線通信装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る通信端末3の構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る無線通信装置1と通信端末3の構成を示すブロック図である。図1において、無線通信装置1は、複数の無線インタフェース10と無線インタフェース選択部11と保護セッション管理部12と無線インタフェース13と無線品質測定部14を有する。通信端末3は、サービス部30とサービス状態管理部31と通知パケット生成部32と無線インタフェース33を有する。
無線インタフェース10は、WANのネットワークインタフェースである。WANとしては、例えば、LTE網やWiMAX網などの無線通信ネットワークが利用可能である。無線インタフェース13,33は、無線通信装置1と通信端末3が接続するためのネットワークインタフェースである。無線インタフェース13,33としては、例えばWi−Fiなどの無線LANのネットワークインタフェースである。
はじめに、図1を参照して通信端末3について説明する。サービス部30は、インターネット等、WANを介してアクセス可能なネットワークに接続されるサーバとの間でセッションを確立し、該セッション単位でパケットを該サーバとの間で送受する。サービス部30は、例えば通信端末3が有するアプリケーションの動作の開始によって形成される。
サービス部30は、サービス状態情報A1をサービス状態管理部31へ出力する。サービス状態情報A1は、プロセス(例えば、動作が開始されたアプリケーション)の状態(新規プロセスの発生、プロセスの終了など)を示すプロセス情報と、当該プロセスのセッションを示すセッション情報とを有する。
サービス状態管理部31は、サービス部30から入力されたサービス状態情報A1に基づいて、保護セッションを判定する。保護セッションの判定方法としては、例えば、アプリケーションごとにセッションを保護するか否かを設定する保護セッション判定テーブルを設け、保護セッション判定テーブルの設定内容に従って、サービス状態情報A1のプロセス情報で示されるアプリケーションに対してセッションを保護するか否かを判定する。保護セッション判定テーブルは、ユーザから任意に設定可能とすることが挙げられる。又は、セッションプロトコルごとにセッションを保護するか否かを設定する保護セッション判定テーブルを設け、保護セッション判定テーブルの設定内容に従って、サービス状態情報A1のセッション情報で示されるセッションプロトコルに対してセッションを保護するか否かを判定する。
サービス状態管理部31は、保護セッション情報A2を通知パケット生成部32へ出力する。保護セッション情報A2は、保護セッションに関する、送信元(自通信端末3)のIPアドレス、送信元のポート番号、無線インタフェースの制御情報(優先制御登録、又は、優先制御登録解除)、該保護セッションに関する無線通信装置1における使用無線インタフェース情報、宛先(該保護セッションを確立した相手のサーバ)のIPアドレス、および宛先のポート番号を有する。但し、使用無線インタフェース情報はヌル(空)である。
通知パケット生成部32は、サービス状態管理部31から入力された保護セッション情報A2に基づいて、保護セッション情報通知パケットA3を生成する。保護セッション情報通知パケットA3には、保護セッション情報A2を格納する。
保護セッション情報通知パケットA3の宛先は無線通信装置1である。保護セッション情報通知パケットA3の宛先(無線通信装置1)のIPアドレスは、無線通信装置1からのブロードキャスト、ユーザからの入力、DHCP offerの送信元IPアドレスなどにより取得できる。
通知パケット生成部32は保護セッション情報通知パケットA3を無線インタフェース33に出力する。これにより、保護セッション情報通知パケットA3は無線インタフェース33により無線送信される。
次に、図1を参照して無線通信装置1について説明する。無線インタフェース13は、通信端末3から送信された保護セッション情報通知パケットA3を受信し、受信した保護セッション情報通知パケットA3を保護セッション管理部12へ出力する。
保護セッション管理部12は、保護セッション情報通知パケットA3から保護セッション情報を取得する。保護セッション管理部12は、該取得した保護セッション情報に基づいて、自己の保護セッション管理テーブルを更新する。保護セッション情報内の無線インタフェースの制御情報が優先制御登録である場合には、保護セッション情報内の送信元IPアドレス、送信元ポート番号、使用無線インタフェース情報、宛先IPアドレス、および宛先ポート番号を保護セッション管理テーブルに登録する。一方、保護セッション情報内の無線インタフェースの制御情報が優先制御登録解除である場合には、保護セッション管理テーブルから、保護セッション情報内の送信元IPアドレス、送信元ポート番号、宛先IPアドレス、宛先ポート番号に該当する登録情報を削除する。
図2は、保護セッション管理部12の保護セッション管理テーブル120の構成例を示す図である。図2において、保護セッション管理テーブル120は、セッション情報と使用無線インタフェース情報の組を格納する。セッション情報は、セッションを特定する情報であって、送信元IPアドレス、送信元ポート番号、宛先IPアドレス、および宛先ポート番号を有する。なお、セッション情報として、ポート番号が無い場合にはIPアドレスのみであってもよい。使用無線インタフェース情報は、同じ組のセッション情報で特定されるセッションに対して使用される無線インタフェース10を特定する情報であって、無線インタフェース10の識別情報を有する。
保護セッション管理部12は、保護セッション情報内の無線インタフェースの制御情報が優先制御登録である場合には、保護セッション情報B1を無線インタフェース選択部11へ出力する。保護セッション情報B1は、保護セッション管理テーブル120に登録されたセッション情報を有する。
保護セッション管理部12には、無線インタフェース13から、無線インタフェース13が通信端末3から受信した通信中のセッションのパケットが入力される。保護セッション管理部12は、該通信中のセッションのパケットを受信すると、該受信パケットの送信元IPアドレス、送信元ポート番号、宛先IPアドレス、および宛先ポート番号を検索キーにして、保護セッション管理テーブル120のセッション情報を検索する。保護セッション管理部12は、該検索の結果、該当するセッション情報を発見した場合には、発見したセッション情報と同じ組の使用無線インタフェース情報を取得する。保護セッション管理部12は、該取得した使用無線インタフェース情報B2を当該受信パケットと共に無線インタフェース選択部11へ出力する。
一方、保護セッション管理部12は、該検索の結果、該当するセッション情報を発見できなかった場合には、当該受信パケットのみを無線インタフェース選択部11へ出力する。なお、保護セッション管理テーブル120のセッション情報の検索において、保護セッション管理テーブル120のセッション情報内にIPアドレスのみでありポート番号が無い場合には、検索キーのIPアドレスとの一致のみを検索条件としてもよい。
無線品質測定部14は、各無線インタフェース10における無線品質測定を行う。無線品質測定項目としては、RSSI、端末数、リトライ率、MCSなどが挙げられる。無線品質測定部14は、無線品質測定結果である無線品質測定情報B4を無線インタフェース選択部11へ出力する。無線インタフェース選択部11への無線品質測定情報B4の出力は定期的に行われる。
無線インタフェース選択部11は、無線品質測定部14から入力された無線品質測定情報B4に基づいて、自己のルーティングテーブルを更新する。図3は、無線インタフェース選択部11のルーティングテーブル110の構成例を示す図である。図3において、ルーティングテーブル110は、セッション情報と使用無線インタフェース情報の組を格納する。セッション情報は、セッションを特定する情報であって、送信元IPアドレス、送信元ポート番号、宛先IPアドレス、および宛先ポート番号を有する。なお、セッション情報として、ポート番号が無い場合にはIPアドレスのみであってもよい。使用無線インタフェース情報は、同じ組のセッション情報で特定されるセッションに対して使用される無線インタフェース10を特定する情報であって、無線インタフェース10の識別情報を有する。ルーティングテーブル110は、通信端末3からの受信パケットを無線送信する無線インタフェース10を、セッション毎に定義するものである。
無線インタフェース選択部11は、無線品質測定情報B4に基づいて、ルーティングテーブル110内のセッション情報で特定されるセッションに使用する無線インタフェース10を決定する。無線インタフェース選択部11は、該決定した無線インタフェース10の識別情報を当該セッション情報と同じ組の使用無線インタフェース情報として更新する。
無線インタフェース選択部11は、保護セッション管理部12から保護セッション情報B1を受信すると、該保護セッション情報B1内のセッション情報を検索キーとしてルーティングテーブル110のセッション情報を検索する。無線インタフェース選択部11は、該検索の結果、該当するセッション情報を発見した場合には、発見したセッション情報と同じ組の使用無線インタフェース情報を取得する。無線インタフェース選択部11は、該取得した使用無線インタフェース情報B3を保護セッション管理部12へ返信する。保護セッション管理部12は、無線インタフェース選択部11から返信された使用無線インタフェース情報B3を、保護セッション管理テーブル120の該当するセッション情報と同じ組の使用無線インタフェース情報として更新する。
無線インタフェース選択部11は、保護セッション管理部12から受信パケットと共に使用無線インタフェース情報B2を受信すると、該受信パケットのセッション情報(送信元IPアドレス、送信元ポート番号、宛先IPアドレス、宛先ポート番号)を検索キーとしてルーティングテーブル110のセッション情報を検索する。無線インタフェース選択部11は、該検索の結果、該当するセッション情報を発見した場合において、発見したセッション情報と同じ組の使用無線インタフェース情報が使用無線インタフェース情報B2と異なるときは、該発見したセッション情報と同じ組の使用無線インタフェース情報を使用無線インタフェース情報B2に書き換える。これにより、ルーティングテーブル110において保護セッションに割り当てられる無線インタフェース10は、無線品質測定情報B4に基づいて適宜変更される可能性があるが、使用無線インタフェース情報B2により保護セッション管理部12の保護セッション管理テーブル120に登録されている無線インタフェース10になる。
無線インタフェース選択部11は、保護セッション管理部12から入力された受信パケットに対して、該受信パケットのセッション情報と同じ組の使用無線インタフェース情報をルーティングテーブル110から取得する。無線インタフェース選択部11は、該取得した使用無線インタフェース情報で特定される無線インタフェース10に、当該受信パケットを出力する。
図4は、本発明の第1実施形態に係る無線通信制御処理のフローチャートである。以下、図4を参照して、第1実施形態に係る無線通信装置1の動作を説明する。無線通信装置1は、通信端末3からIPパケットを受信すると、図4の処理を開始する。
(ステップS1)保護セッション管理部12は、受信パケットのセッション情報が保護セッション管理テーブル120に登録されているかを確認する。この確認の結果、登録されている場合にはステップS2に進み、登録されていない場合にはステップS3に進む。
(ステップS2)保護セッション管理部12は、受信パケットと共に使用無線インタフェース情報B2を無線インタフェース選択部11へ出力する。無線インタフェース選択部11は、受信パケットのセッション情報を検索キーとしてルーティングテーブル110のセッション情報を検索し、発見したセッション情報と同じ組の使用無線インタフェース情報を参照する。
(ステップS3)保護セッション管理部12は、当該受信パケットのセッションが保護セッションではないので優先制御なしであり、受信パケットのみを無線インタフェース選択部11へ出力する。この後、ステップS6へ進む。
(ステップS4)無線インタフェース選択部11は、ルーティングテーブル110内の使用無線インタフェース情報で示される無線インタフェース10が使用無線インタフェース情報B2で示される無線インタフェース10と一致するかを判断する。この結果、一致する場合には、ルーティングテーブル110内の使用無線インタフェース情報で示される無線インタフェース10へ、当該受信パケットを出力する。一方、一致しない場合にはステップS5に進む。
(ステップS5)無線インタフェース選択部11は、ルーティングテーブル110内の使用無線インタフェース情報を、使用無線インタフェース情報B2に変更する。
(ステップS6)
無線インタフェース選択部11は、受信パケットのセッション情報に基づいてルーティングテーブル110内の使用無線インタフェース情報で示される無線インタフェース10へ、該受信パケットを出力する。
上述した第1実施形態によれば、保護セッションに対して、使用する無線インタフェース10を固定化することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態は上述した第1実施形態の変形例である。図5は、本発明の第2実施形態に係る無線通信装置1の構成を示すブロック図である。この図5において図1の各部に対応する部分には同一の符号を付している。以下、第1実施形態と異なる点を主に説明する。
第2実施形態では、無線通信装置1に無線負荷判定部40を設ける。無線負荷判定部40には、定期的に無線品質測定部14から無線品質測定情報B4が入力される。また、無線負荷判定部40には、保護セッション管理部12から保護セッション情報B1が入力される。無線負荷判定部40は、無線品質測定情報B4に基づいて、保護セッション情報B1で示される保護セッションに使用される無線インタフェース10を決定する。無線負荷判定部40は、該決定した無線インタフェース10の識別情報である使用無線インタフェース情報B3を保護セッション管理部12へ返信する。
以下に、無線負荷判定部40における保護セッションに対する無線インタフェース10の決定方法の例1,2を挙げる。
(例1)保護セッション管理テーブル120へ新たな保護セッションを登録する際に、無線品質測定情報B4に基づいて、各無線インタフェース10の負荷の状況を判定し、比較的負荷の低い無線インタフェース10を当該保護セッションに割り当てる。
(例2)保護セッションに対して保護優先度が付されているとする。ある無線インタフェース10(無線インタフェース10_Aとする)の負荷が規定値以上に大きくなった場合に、無線インタフェース10_Aが割り当てられている保護セッションのうち保護優先度が比較的低い保護セッションに対して、他の無線インタフェース10への変更を行う。
上記例1、例2における負荷の指標としては、各無線インタフェース10における接続ユーザ数やトラフィック量、時間的または周波数的な空き具合などが使用できる。
上述した第2実施形態によれば、無線品質測定情報に基づいて各無線インタフェース10の負荷の状況を判定し、保護セッションに割り当てる無線インタフェース10を決定することにより、無線環境の悪化や使用ユーザ数の増加に伴う無線リソースの不足といった外部要因による保護セッションの切断を可能な限り防ぐことで、保護セッションの通信品質の向上に寄与できる。
[第3実施形態]
第3実施形態は上述した第1実施形態の変形例である。図6は、本発明の第3実施形態に係る無線通信装置1の構成を示すブロック図である。この図6において図1の各部に対応する部分には同一の符号を付している。以下、第1実施形態と異なる点を主に説明する。
第3実施形態では、無線通信装置1に無線品質管理部50を設ける。無線品質管理部50には、定期的に無線品質測定部14から無線品質測定情報B4が入力される。無線品質管理部50は、無線品質測定情報B4を蓄積する。
また、無線品質管理部50には、保護セッション管理部12から保護セッション情報B1が入力される。無線品質管理部50は、自己で蓄積している無線品質測定情報に基づいて、保護セッション情報B1で示される保護セッションに使用される無線インタフェース10を決定する。無線品質管理部50は、該決定した無線インタフェース10の識別情報である使用無線インタフェース情報B3を保護セッション管理部12へ返信する。
以下に、無線品質管理部50における保護セッションに対する無線インタフェース10の決定方法の例を挙げる。
(例)保護セッション管理テーブル120へ新たな保護セッションを登録する際に、自己で蓄積している無線品質測定情報に基づいて、各無線インタフェース10の無線品質の変動の状況を判定し、無線品質の変動が比較的少ない無線インタフェース10を当該保護セッションに割り当てる。無線品質の変動の指標(無線品質変動指標)としては、平均ユーザ数、平均リトライ率、MCSの変動の度合いなどが利用可能である。無線品質の変動の状況を判定する方法の例としては、無線品質変動指標が最小である無線インタフェースを選択する方法、または、一定時間毎に無線品質変動指標を求めて該無線品質変動指標の分散が最小である無線インタフェースを選択する方法などが挙げられる。
上述した第3実施形態によれば、無線品質測定情報の蓄積に基づいて、保護セッションに割り当てる無線インタフェース10を決定することにより、無線品質が比較的安定している無線インタフェース10を保護セッションに割り当てることができる。これにより、無線環境の変化により保護セッションが切断される可能性を減らし、通信端末3におけるアプリケーションの通信品質の保証に寄与できる。例えば、音声通話やリアルタイムの動画配信など、長時間使用されるアプリケーションの通信品質を保証することに寄与できる。
[第4実施形態]
図7は、本発明の第4実施形態に係る通信端末3の構成を示すブロック図である。この図6において図1の各部に対応する部分には同一の符号を付している。第4実施形態では、図1に示す無線通信装置1の機能を通信端末3に組み込んでいる。
図7において、通信端末3は、図1の構成に対して、複数の無線インタフェース10と無線インタフェース選択部11と保護セッション管理部12と無線品質測定部14を設けている。第4実施形態において、第1実施形態と異なる点は、無線インタフェース13,33を介さずに、サービス部30と保護セッション管理部12の間、通知パケット生成部32と保護セッション管理部12の間、および無線インタフェース選択部11とサービス部30の間でデータの送受を行う点である。
通知パケット生成部32は、保護セッション情報通知パケットA3を保護セッション管理部12へ出力する。保護セッション管理部12は、通知パケット生成部32から保護セッション情報通知パケットA3を受信すると、上述した第1実施形態と同様の処理を行う。これにより、通信端末3における保護セッションの送信パケットは、保護セッション管理部12の保護セッション管理テーブル120に登録されている使用無線インタフェース情報で示される無線インタフェース10から無線送信される。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、上述した無線通信装置1または通信端末3を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…無線通信装置、3…通信端末、10…無線インタフェース、11…無線インタフェース選択部、12…保護セッション管理部、13…無線インタフェース、14…無線品質測定部、30…サービス部、31…サービス状態管理部、32…通知パケット生成部、33…無線インタフェース、40…無線負荷判定部、50…無線品質管理部、110…ルーティングテーブル、120…保護セッション管理テーブル

Claims (7)

  1. 通信端末に対して複数の無線通信ネットワークを利用可能にする無線通信装置において、
    前記複数の無線通信ネットワークの各々に対応する無線インタフェースと、
    前記通信端末から通知された保護セッションを示すセッション情報と該保護セッションに使用される無線インタフェースを示す使用無線インタフェース情報とを関連付けて保持し、前記通信端末からの受信パケットのセッション情報に基づいて前記保持されている使用無線インタフェース情報を出力する保護セッション管理部と、
    前記保護セッション管理部から出力された使用無線インタフェース情報に基づいて、前記受信パケットを無線送信する無線インタフェースを選択する無線インタフェース選択部と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記各無線インタフェースにおける無線品質測定を行う無線品質測定部と、
    前記通信端末のセッションを示すセッション情報と該セッションに使用される無線インタフェースを示す使用無線インタフェース情報とを関連付けて記憶するルーティングテーブルと、を備え、
    前記無線インタフェース選択部は、
    前記無線品質測定の結果に基づいて前記ルーティングテーブル内の使用無線インタフェース情報を更新する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記無線品質測定の結果に基づいて前記各無線インタフェースの負荷の状況を判定し、該判定の結果に基づいて前記保護セッションに割り当てる無線インタフェースを決定する無線負荷判定部を備え、
    前記保護セッション管理部は、前記無線負荷判定部により決定された無線インタフェースを示す使用無線インタフェース情報を、前記保護セッションを示すセッション情報に関連付けて保持する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記各無線インタフェースにおける無線品質測定を行う無線品質測定部と、
    前記無線品質測定の結果を蓄積し、該蓄積された無線品質測定の結果に基づいて無線品質の変動の状況を判定し、該判定の結果に基づいて前記保護セッションに割り当てる無線インタフェースを決定する無線品質管理部を備え、
    前記保護セッション管理部は、前記無線品質管理部により決定された無線インタフェースを示す使用無線インタフェース情報を、前記保護セッションを示すセッション情報に関連付けて保持する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 複数の無線通信ネットワークの各々に対応する無線インタフェースと、
    自通信端末における保護セッションを示すセッションプロトコルと該保護セッションに使用される無線インタフェースを示す使用無線インタフェース情報とを関連付けて保持し、送信パケットのセッションプロトコルに基づいて前記保持されている使用無線インタフェース情報を出力する保護セッション管理部と、
    前記保護セッション管理部から出力された使用無線インタフェース情報に基づいて、前記送信パケットを無線送信する無線インタフェースを選択する無線インタフェース選択部と、
    を備えたことを特徴とする通信端末。
  6. 通信端末に対して複数の無線通信ネットワークを利用可能にする無線通信装置における無線通信制御処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信端末から通知された保護セッションを示すセッション情報と前記複数の無線通信ネットワークの各々に対応する無線インタフェースのうち該保護セッションに使用される無線インタフェースを示す使用無線インタフェース情報とを関連付けて保持し、前記通信端末からの受信パケットのセッション情報に基づいて前記保持されている使用無線インタフェース情報を出力する保護セッション管理ステップと、
    前記保護セッション管理ステップから出力された使用無線インタフェース情報に基づいて、前記受信パケットを無線送信する無線インタフェースを選択する無線インタフェース選択ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  7. 複数の無線通信ネットワークの各々に対応する無線インタフェースを有する通信端末における無線通信制御処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信端末における保護セッションを示すセッションプロトコルと該保護セッションに使用される無線インタフェースを示す使用無線インタフェース情報とを関連付けて保持し、送信パケットのセッションプロトコルに基づいて前記保持されている使用無線インタフェース情報を出力する保護セッション管理ステップと、
    前記保護セッション管理ステップから出力された使用無線インタフェース情報に基づいて、前記送信パケットを無線送信する無線インタフェースを選択する無線インタフェース選択ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
JP2013067401A 2013-03-27 2013-03-27 無線通信装置、通信端末およびコンピュータプログラム Active JP6008773B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013067401A JP6008773B2 (ja) 2013-03-27 2013-03-27 無線通信装置、通信端末およびコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013067401A JP6008773B2 (ja) 2013-03-27 2013-03-27 無線通信装置、通信端末およびコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014192758A JP2014192758A (ja) 2014-10-06
JP6008773B2 true JP6008773B2 (ja) 2016-10-19

Family

ID=51838641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013067401A Active JP6008773B2 (ja) 2013-03-27 2013-03-27 無線通信装置、通信端末およびコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6008773B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101951356B1 (ko) * 2014-10-23 2019-02-22 에스케이텔레콤 주식회사 통신 단말의 네트워크 접속 제어 방법 및 그 장치
JP6754240B2 (ja) * 2016-07-26 2020-09-09 株式会社テイエルブイ 無線通信システム
KR102402639B1 (ko) 2017-11-24 2022-05-26 삼성전자주식회사 전자 장치 및 그의 통신 방법
WO2023007594A1 (ja) * 2021-07-27 2023-02-02 日本電信電話株式会社 無線通信システム、無線通信システムの制御方法、無線親局装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012053049A1 (ja) * 2010-10-18 2012-04-26 クラリオン株式会社 通信端末、及びその通信インタフェース選択プログラム
JP5574944B2 (ja) * 2010-12-21 2014-08-20 三菱電機株式会社 無線中継装置および無線中継方法
JP5903663B2 (ja) * 2011-07-27 2016-04-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 ネットワーク接続装置および方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014192758A (ja) 2014-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2021047551A1 (en) Method and apparatus for flow control
US10264134B2 (en) Methods and apparatus to dynamically select a peered voice over internet protocol (VoIP) border element
US11258822B2 (en) Network function service discovery method and device
US10419531B2 (en) Method for setting gateway device identity, and management gateway device
RU2744809C2 (ru) Способ, реализуемый в устройстве, выполненном с возможностью подсоединения к абонентскому оборудованию сети первого типа, соответствующее устройство
US9781579B2 (en) Method and device for realizing terminal WIFI talkback
JP6008773B2 (ja) 無線通信装置、通信端末およびコンピュータプログラム
US11178030B2 (en) Mobile internet fallback/switchover and restore mechanism
US10582508B2 (en) Facilitation of network resources
JP6082623B2 (ja) 端末、通信システムおよびコンピュータプログラム
JP2022511387A (ja) 情報処理方法、端末装置及び記憶媒体
US11575601B2 (en) Network device and packet processing method using same
JP2024503412A (ja) コアネットワークにおいてサービングネットワークノードを動的に発見するための方法、ネットワークノード、及びコンピュータ読取可能媒体
US20220369212A1 (en) Discovery of Which NEF or AF is Serving a UE
EP4057577A1 (en) Addressing method, addressing system and addressing apparatus
CN114258088A (zh) 中间会话管理功能设备发现方法、设备和系统、存储介质
JP6798919B2 (ja) 端末装置、通信システム及び通信装置
JP2016034116A (ja) 経路設定装置、経路設定方法、経路設定プログラムおよび通信システム
JPWO2015145953A1 (ja) 通信端末、通信方法及びプログラム
KR102060030B1 (ko) 무선 자원 결정 방법 및 장치, 및 서비스 서버
WO2023273986A1 (en) Method and apparatus for service handling
CN110430268B (zh) 基于分布式服务的静态资源路由方法及装置
EP4262244A1 (en) Method and device for determining mec access point
JP6610907B2 (ja) 通信システム
JP2024048703A (ja) パケット処理システム、パケット処理方法及びコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150806

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160728

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160913

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6008773

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350