WO2012053049A1 - 通信端末、及びその通信インタフェース選択プログラム - Google Patents

通信端末、及びその通信インタフェース選択プログラム Download PDF

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    • H04W88/06Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals

Definitions

  • the present invention aims to provide a communication terminal and a communication interface selection program thereof that can reduce the setting load of the communication method by paying attention to such problems of the prior art.
  • the processor is configured to cause the processor to execute the processes in the communication state management unit, the communication request detection unit, and the interface selection processing unit in the communication terminal.
  • the IP address “111.111.111” of the communication interface is stored, and the routing table identifier “A” stored in the routing table identifier area 133c in the bank is acquired. If the IP address is not indicated in the record of the selected communication interface acquired in step 21, the interface is selected from the lines in which “default” is stored in the source IP address area 133 a of the routing policy table 133. A row in which the identifier of the selected communication interface is stored in the identifier region 133b is selected, and the routing table identifier is acquired from the routing table identifier region 133c in this row.
  • the application 1 processing unit 112 communicates with the wireless LANb “WiMAX” interface 142 with the usage priority 1 while performing socket communication using the wireless LANa “Wi-Fi” interface 141 with the usage priority 2 (S40). It is assumed that it becomes possible (S41).
  • the storage device 130 of the navigation device 100a of the present embodiment stores the proxy address table 171 in which the IP addresses of the plurality of proxy servers 71, 72, 73 are stored, and the plurality of proxy servers 71, 72, 73.
  • An application-proxy setting file table 172 that stores the correspondence between the proxy setting file in which the IP address is set and the application programs 137 and 138 is provided.
  • the navigation device 100a of this embodiment has the same basic configuration as that of the first embodiment, except that the storage device 130 is provided with a proxy address table 171 and an application-proxy setting file table 172.
  • the operations of the functional units 111 to 117 of the CPU 110 are slightly different from those in the first embodiment because of handling these additional tables 171 and 172.

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Abstract

 通信方式の設定の手間を軽減する。 複数の通信インタフェース141~143を備えている通信端末は、通信を要求するアプリケーション処理部112,113毎に、通信インタフェースの利用優先度が記憶されている利用優先度テーブル132と、複数の通信インタフェース141~143毎の通信の可否を把握する通信状態管理部114と、いずれかのアプリケーション処理部からの通信要求を検知する通信要求検知部116と、当該通信要求が検知されると、通信可能な1以上の通信インタフェースを把握すると共に、利用優先度テーブル132を参照して、通信可能な1以上の通信インタフェースのうちで利用優先度が最上位の通信インタフェースを選択し、この通信インタフェースで前記通信要求に対する通信を実行させるインタフェース選択部117と、を備えている。

Description

通信端末、及びその通信インタフェース選択プログラム
 本発明は、通信方式が互いに異なっている複数の通信インタフェースを備えている通信端末、及びその通信インタフェース選択プログラムに関する。
 通信方式が互いに異なる複数の通信インタフェースを備えている通信端末としては、例えば、特許文献1に開示されている携帯電話がある。
 この携帯電話は、IEEE802.11に準拠したWi-Fi、IMT-2000規格に準拠した3G(3rd Generation)、HSDP(High Speed Downlink Packet Access)等の複数の通信インタフェースを備えている。この携帯電話は、コンテンツ要求の際には、このコンテンツ要求に、通信方式の情報を付加し、コンテンツ取得の際には、コンテンツ要求に付加した通信方式の情報が示す通信方式で、コンテンツを受信している。
 この他、携帯コンピュータでも、通信方式が互いに異なる複数の通信インタフェースを備えているものがある。
 以上のいずれの技術においても、基本的に、データの送受信の際には、随時、利用者が入力装置を操作して通信方式を設定している。
特開2008-182646号公報
 しかしながら、以上のいずれの技術においても、基本的に、データの送受信の際には、随時、利用者が入力装置を操作して通信方式を設定しているため、通信方式の設定が煩わしく、利用者の負担が大きいという問題点がある。
 本発明は、このような従来技術の問題点に着目し、通信方式の設定負荷を軽減することができる通信端末及びその通信インタフェース選択プログラムを提供することを目的とする。
 前記目的を達成するため通信端末に係る発明は、
 通信方式が互いに異なっている複数の通信インタフェースと、
 外部との通信を要求する1以上のアプリケーション処理手段と、
 前記1以上のアプリケーション処理手段毎に、該アプリケーション処理手段による通信要求で利用する通信インタフェースに関した、前記複数の通信インタフェースの利用優先度が記憶されている利用優先度記憶手段と、
 前記複数の通信インタフェース毎に、該通信インタフェースの通信の可否を把握する通信状態管理手段と、
 前記通信状態管理手段により把握された前記複数の通信インタフェース毎の通信の可否が記憶される通信状態記憶手段と、
 前記1以上のアプリケーション処理手段からの通信要求を検知する通信要求検知手段と、
 前記通信要求検知手段により、前記1以上のアプリケーション処理手段のうちでいずれかのアプリケーション処理手段からの通信要求が検知されると、前記通信状態記憶手段を参照して、前記複数の通信インタフェースのうちで通信可能な1以上の通信インタフェースを把握すると共に、前記利用優先度記憶手段を参照して、通信要求した前記アプリケーション処理手段の前記利用優先度を把握し、該通信可能な1以上の通信インタフェースのうちで該利用優先度が最上位の通信インタフェースを選択し、該通信インタフェースで前記通信要求に対する通信を実行させるインタフェース選択処理手段と、
 を備えていることを特徴とする。
 また、前記目的を達成するための通信インタフェース選択プログラムに係る発明は、
 以上の通信端末における通信状態管理手段、通信要求検知手段、インタフェース選択処理手段での処理をプロセッサに実行させることを特徴とする。
 本発明によれば、各通信インタフェースの利用優先度及び各通信インタフェースの状態に応じて、複数の通信インタフェースのうちから最適な通信インタフェースが自動的に選択されるので、利用者の負担を軽減することができる。
本発明に係る第一実施形態におけるナビゲーション装置の構成図である。 本発明に係る第一実施形態における通信インタフェース状態テーブルのデータ構成を示す説明図である。 本発明に係る第一実施形態における利用優先度テーブルのデータ構成を示す説明図である。 本発明に係る第一実施形態におけるルーティングポリシーテーブルのデータ構成を示す説明図である。 本発明に係る第一実施形態におけるルーティングテーブルのデータ構成を示す説明図である。 本発明に係る一実施形態におけるDMSアドレステーブルのデータ構成を示す説明図である。 本発明に係る第一実施形態における利用優先度設定画面を示す説明図である。 本発明に係る第一実施形態におけるナビゲーション装置の通信時の動作を示すシーケンス図である。 図8におけるステップ20の詳細を示すシーケンス図である。 本発明に係る第一実施形態におけるナビゲーション装置の通信インタフェース切替時の動作を示すシーケンス図である。 本発明に係る第二実施形態におけるナビゲーション装置の構成図である。 本発明に係る第二実施形態におけるプロキシアドレステーブル及びアプリケーション-プロキシ設定ファイルテーブルのデータ構成を示す説明図である。 本発明に係る第二実施形態におけるナビゲーション装置の通信時の動作を示すシーケンス図である。 図13におけるステップ20aの詳細を示すシーケンス図である。
 以下、本発明に係る通信端末の各種実施形態について、図面を用いて説明する。
  [第一実施形態]
 まず、図1~図10を用いて、本発明に係る通信端末の第一実施形態について説明する。
 本実施形態の通信端末は、自動車に搭載されるナビゲーション装置である。
 図1に示すように、このナビゲーション装置100は、各種演算処理を実行するCPU110と、このCPU110が処理の実行時等に用いるメインメモリ120と、読み書き可能な不揮発性の記憶装置130と、無線LANaインタフェース141と、無線LANbインタフェース142と、近距離無線インタフェース143と、ディスプレイ、スピーカー、タッチパネルや各種操作キー等の入出力装置150と、GPS受信機160と、を備えている。
 無線LANaインタフェース141は、IEEE802.11に準拠したWi-Fiと呼ばれる通信方式により無線通信する通信インタフェースである。無線LANbインタフェース142は、IEEE802.16に準拠したWiMAXと呼ばれる通信方式により無線通信する通信インタフェースである。また、近距離無線インタフェース143は、IEEE802.15に準拠したBluetoothと呼ばれる通信方式により、例えば、携帯電話44を介して、外部と無線通信する通信インタフェースである。
 CPU110は、機能的に、オペレーティングシステム(以下、OSとする)プログラムを実行するOS部111と、外部との通信を要求するアプリケーション処理部112,113と、各通信インタフェース141,142,143の通信状態を管理する通信状態管理部114と、入出力装置150からの各種設定や要求を受け付ける受付部115と、各アプリケーション処理部112,113からOS部111への通信要求を検知する通信要求検知部116と、各アプリケーション処理部112,113からの通信要求に対して、複数の通信インタフェース141,142,143のうちから一つの通信インタフェースを選択するインタフェース選択部117と、を有している。さらに、CPU110は、以上の機能の他、ナビゲーション装置として機能するための各種機能部を有している。
 記憶装置130には、各通信インタフェース141,142,143毎の状態が格納される通信インタフェース状態テーブル131と、各アプリケーション処理部112,113毎の通信インタフェース141,142,143の利用優先度が格納される利用優先度テーブル132と、宛先IPアドレスと利用ゲートウェイのIPアドレスとが対応付けられて格納される複数のルーティングテーブル134と、複数の通信インタフェース141,142,143と複数のルーティングテーブル134との関係を示すルーティングポリシーテーブル133と、DMS(Domain Name System)サーバの通信アドレスが格納されているDMSアドレステーブル(インタフェース-ドメインネーム対応テーブル)135と、が設けられている。さらに、この記憶装置130には、OSプログラム136、アプリケーション1プログラム137、アプリケーション2プログラム138、インタフェース選択プログラム139が、予め格納されている。なお、ここの例では、アプリケーション1プログラム137は、WEBプラウザプログラムで、アプリケーション2プログラム138は、動画ダウンロードプログラムである。
 この記憶装置130は、基本的に、読み書き可能な不揮発性の記憶装置であれば、如何なるものでもよく、例えば、フラッシュROMやハードディスクドライブ装置等でもよい。また、読み書き可能な不揮発性の記憶装置に各プログラム136~139を格納する必要性はなく、読み出し専用のROMに各プログラム136~139を予め格納しておいてもよい。さらに、各プログラム136~139を、CD-ROM等の記憶媒体から得るようにしてもよいし、他の装置からネットワークNを介して通信により得るようにしてもよい。
 なお、CPU110の機能部のうち、OS部111は、CPU110がOSプログラム136を実行することで機能し、アプリケーション1処理部112は、CPU110がアプリケーション1プログラム(WEBプラウザプログラム)137を実行することで機能し、アプリケーション2処理部113は、CPU110がアプリケーション2プログラム138(動画ダウンロードプログラム)を実行することで機能する。さらに、通信状態管理部114、受付部115、通信要求検知部116、インタフェース選択部117は、CPU110がインタフェース選択プログラム139を実行することで機能する。CPU110は、このインタフェース選択プログラム139をメインメモリ120上に共有ライブラリとしてロードして、OS部111に登録し、このインタフェース選択プログラム139を実行する。
 無線LANa(Wi-Fi)インタフェース141は、アクセスポイントと呼ばれる無線中継局a41を介して、ネットワークNに接続されているサーバ等と通信する。無線LANb(WiMAX)インタフェース142は、基地局と呼ばれる無線中継局b42を介して、ネットワークNに接続されているサーバ等と通信する。近距離無線インタフェース143は、前述したように、携帯電話44を介して、外部と通信する。この携帯電話44は、基本的には、携帯電話基地局と呼ばれる無線中継局c43を介して、ネットワークNに接続されているサーバ等と通信する。但し、この携帯電話44が、Wi-Fi通信機能やWiMAX通信機能を有する場合、無線中継局a41や無線中継局b42を介して、ネットワークNに接続されているサーバ等と通信することも可能である。
 各無線中継局41,42,43とネットワークNとの間には、ゲートゥエイ31,32,33が設けられている。
 ネットワークNには、各通信装置に対してIPアドレスを自動的に振り分けるDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ10や、各種情報を配信する複数のデータサーバ11,12や、URLをIPアドレスに変換する複数のDMS(Domain Name System)サーバ21,22,23等が接続されている。
 ナビゲーション装置100の通信インタフェース状態テーブル131は、図2に示すように、各通信インタフェース141,142,143の識別子が格納されるインタフェース識別子領域131aと、各通信インタフェース141,142,143のインタフェース種別が格納されるインタフェース種別領域131bと、各通信インタフェース141,142,143の対向通信インタフェース識別子が格納される対向インタフェース識別子領域131cと、各通信インタフェース141,142,143に対する給電の有無が格納される給電領域131dと、各通信インタフェース141,142,143の無線リンク接続の有無が格納される無線リンク接続領域131eと、各通信インタフェース141,142,143の受信電話強度が格納される受信電波強度領域131fと、各通信インタフェース141,142,143のサービスリンク接続の有無が格納されるサービスリンク接続領域131gと、各通信インタフェース141,142,143に設定されたIPアドレスが格納されるIPアドレス領域131fと、各通信インタフェース141,142,143のIP通信の可否が格納されるIP通信可否領域131iと、を有している。
 インタフェース識別子領域131a及び対向インタフェース識別子領域131cには、通信インタフェースを一意に識別できる識別子、例えば、MACアドレスや、OSに登録されたインタフェース識別子等が格納される。
 インタフェース種別領域131bには、各通信インタフェース141,142,143のインタフェース種別である、Wi-Fi、WiMAX、近距離無線が格納される。
 給電領域131dには、該当通信インタフェースが給電中の場合に「1」が格納され、該当通信インタフェースが無給電の場合に「0」が格納される。
 無線リンク接続領域131e及びサービスリンク接続領域131gには、リンク接続済みの場合に「1」が格納され、リンク未接続の場合に「0」が格納される。
 IP通信可否領域131iには、IP通信可能な場合に「1」が格納され、IP通信不可能の場合に「0」が格納される。
 この通信インタフェース状態テーブル131の各領域のうち、インタフェース識別子領域131aとインタフェース種別領域131bには、データが予め格納されている。また、その他の領域131c~131iには、各通信インタフェース141,142,143の状態等に変化がある毎に、通信状態管理部114がデータを格納する。
 利用優先度テーブル132には、図3に示すように、当該ナビゲーション装置100の使用環境が停止中のときに用いられる停止用利用優先度テーブル132Aと、使用環境が移動中のときに用いられる移動用利用優先度テーブル132Bと、がある。
 これら利用優先度テーブル132A,132Bには、アプリケーションプログラムの識別子が格納されるアプリケーション識別子領域132aと、通信インタフェースの切替の可否が格納される切替可否領域132bと、利用優先度が最も高位の通信インタフェース種別が格納される優先度1領域132cと、利用優先度が次に高位の通信インタフェース種別が格納される優先度2領域132dと、利用優先度が最も低位の通信インタフェース種別が格納される優先度3領域132eと、を有している。
 アプリケーション識別子領域132aには、OS部111が認識するアプリケーションプログラムの実行ファイル識別子、又は、「default」が格納される。この「default」の行には、アプリケーション識別子領域132aに識別子が格納されていないアプリケーションプログラムに対す通信インタフェースの利用優先度が格納される。
 切替可否領域132bに格納される切替可否は、あるアプリケーション処理部が低優先度種別の通信インタフェースを利用している際に、高優先度種別の通信インタフェースが利用可能になった際に、通信インタフェースを切替えるか否かを示すものである。この切替可否領域132bには、ユーザ確認を条件として切替可の場合に「2」が格納され、ユーザ確認無しで切替可の場合に「1」が格納され、切替不可の場合に「0」が格納される。
 これら利用優先度テーブル132A,132Bの各領域には、デフォルトデータが格納されているが、後述するように、ユーザの要望が有る場合には、受付部112がデータを受け付け、該当領域に受け付けたデータを格納する。
 ここで、これら利用優先度テーブル132A,132Bのデフォルトデータについて説明する。
 停止用利用優先度テーブル132Aのアプリケーション識別子領域132a及び移動用利用優先度テーブル132Bのアプリケーション識別子領域132aには、WEBプラウザプログラムであるアプリケーション1プログラム137の識別子「/bin/browser」、動画ダウンロードプログラムであるアプリケーション2プログラム138の識別子「/bin/download」、「default」が格納されている。「/bin/browser」の行において、デフォルトデータとして、切替可否領域132bには「0(切替不可)」が格納され、優先度1領域132cには「近距離無線」が格納され、優先度2領域132dには「WiMAX」が格納され、優先度3領域132eには「NONE」が格納されている。このデフォルトデータは、WEBプラウザの利用時には、通信インタフェースとして「近距離無線」を最優先とし、「Wi-Fi」を利用しない、という考えに基づく。また、「/bin/download」の行において、デフォルトデータとして、切替可否領域132bには「0(切替不可)」が格納され、優先度1領域132cには「WiMAX」が格納され、優先度2領域132dには「Wi-Fi」が格納され、優先度3領域132eには「NONE」が格納されている。このデフォルトデータは、動画ダウンロードの利用時には、通信インタフェースとして「WiMAX」を最優先として、携帯電話によるパケット料金の増加を抑えるために、「近距離無線」を利用しない、という考えに基づく。また、「default」の行において、デフォルトデータとして、切替可否領域132bには「2(ユーザ確認を条件として切替可)」が格納され、優先度1領域132cには「WiMAX」が格納され、優先度2領域132dには「Wi-Fi」が格納され、優先度3領域132eには「近距離無線」が格納されている。
 移動用利用優先度テーブル132Bのデフォルトデータは、通信インタフェースとして「Wi-Fi」が設定されていないことを除き、停止用利用優先度テーブル132Aのデフォルトデータと同じである。このように、移動用利用優先度テーブル132Bのデフォルトデータにおいて、「Wi-Fi」を設定していないのは、この「Wi-Fi」は、通信セルが狭く、移動が伴うと、通信が途切れがち、又は、ハンドオーバーが頻繁になるからである。
 ルーティングポリシーテーブル133は、図4に示すように、通信インタフェースのIPアドレスが格納される送信元IPアドレス領域133aと、通信インタフェースの識別子が格納されているインタフェース識別子領域133bと、参照するルーティングテーブルの識別子が格納されているルーティングテーブル識別子領域133cと、該当行の適用優先度が格納されている適用優先度領域133dと、を有している。これらの領域133a,133b,133c,133dのうち、インタフェース識別子領域133bとルーティングテーブル識別子領域133cと適用優先度領域133dには、予めデータ設定されている。また、送信元IPアドレス領域133aには、後述するタイミングで、インタフェース選択部117によりデータ設定される。
 送信元IPアドレス領域133a中の各「default」は、複数の通信インタフェース141,142,143のうちのいずれか一つの通信インタフェースに対応付けられている。
この「default」の行には、通信要求したアプリケーション処理部が管理するメインメモリ120上の記憶領域にIPアドレスが割り当てられない場合に適用されるルーティングポリシーが格納されている。
 ルーティングテーブル134は、図5に示すように、複数の通信インタフェース141,142,143の数と同数存在する。各ルーティングテーブル134A,134B,134Cは、いずれも、宛先IPアドレスが格納される宛先IPアドレス領域134aと、当該宛先IPアドレスと通信する際に利用するゲートウェイのIPアドレスが格納されるGWIPアドレス領域134bと、を有している。各ルーティングテーブル134A,134B,134Cのデータは、後述するタイミングでインタフェース選択部117により設定される。
 DMSアドレステーブル135は、図6に示すように、DMSサーバのIPアドレスが格納されているDMSIPアドレス領域135eと、通信インタフェースの識別子が格納されているインタフェース識別子領域135bと、を有している。このテーブル135の各領域のデータは、基本的に予め設定されている。但し、DMSサーバの増加等があった場合には、当該DMSサーバから自身のIPアドレスが送られてくるので、このIPアドレスが設定される。
 次に、本実施形態におけるナビゲーション装置100の動作について説明する。
 ナビゲーション装置100の受付部115は、利用者からの要求により、通信インタフェースの利用優先度設定画面を入出力装置150の表示装置に表示する。通信インタフェースの利用優先度設定画面としては、図7に示す停止時用の利用優先度設定画面151と、移動時用の利用優先度設定画面とがある。いずれの画面においても、アプリケーション名設定欄152と、切替設定欄153と、利用優先度1の通信インタフェース設定欄154aと、利用優先度2の通信インタフェース設定欄154bと、利用優先度3の通信インタフェース設定欄154cとが表示される。利用優先度設定画面151中の各設定欄には、この画面の表示時においてデフォルトデータが設定されている。利用者は、この利用者優先度設定画面151を見て、各欄のデフォルトデータの変更を希望する場合には、デフォルトデータを変更してから登録ボタン155をクリックし、各欄のデフォルトデータの変更を希望しない場合には、直ちに登録ボタン155をクリックする。
 受付部115は、登録ボタン155のクリックを検知すると、各設定欄への設定内容を図3に示す利用優先度テーブル132A,132Bに格納する。
 また、新たなアプリケーションプログラムがナビゲーション装置100にインストールされた場合、受付部111は、OS部111からこのアプリケーションプログラムの名称を取得し、利用優先度設定画面を表示する際には、この利用優先度設定画面中のアプリケーション名設定欄152に、このアプリケーションプログラムの名称を表示する。そして、図3に示すように、利用優先度テーブル132A,132Bに新たな行を追加し、この行に各設定欄への設定内容を格納する。
 以上で、ナビゲーション装置100の初期設定が終了する。
 次に、アプリケーション1処理部112がOS部111に対して通信要求した際の動作について、図8及び図9に示すシーケンス図に従って説明する。
 図8に示すように、アプリケーション1処理部112がOS部111に対してソケット通信の開始要求を行うと(S11)、通信要求検知部116は、この要求を検知し(S12)、OS部111から、この要求を行ったアプリケーション1処理部112のプログラムであるアプリケーション1プログラムの識別「/bin/browser」を取得する(S13)。そして、通信要求検知部116は、この識別子を含むインタフェース選択要求をインタフェース選択部117に出力する(S14)。
 インタフェース選択部117は、インタフェース選択要求を受け付けると、インタフェース選択処理(S20)を実行する。ここで、このインタフェース選択処理(S20)の詳細処理について、図9に示すシーケンス図に従って説明する。
 インタフェース選択部117は、通信要求検知部116からインタフェース選択要求を受けると(S14)、まず、通信インタフェース状態テーブル131(図2)から、利用可能な全ての通信インタフェースのレコードの取得処理を実行する(S21)。ここで、利用可能な通信インタフェースとは、通信インタフェース状態テーブル131のIP通信可否領域131iに「1(IP通信可)」が格納されている通信インタフェースである。なお、前述したように、通信インタフェース状態テーブル131の各領域のうち、インタフェース識別子領域131aとインタフェース種別領域131bには、データが予め格納され、その他の領域131c~131iには、各通信インタフェース141,142,143の状態等に変化がある毎に、通信状態管理部114がデータを格納している。また、通信状態管理部114は、本実施形態では、通信インタフェースにDHCPサーバ10(図1)から与えられたIPアドレスが設定されていると、当該通信インタフェースは通信可能と判断する。
 次に、インタフェース選択部117は、前述の取得処理(S21)で、利用可能な通信インタフェースのレコードを取得できたか否かを判断する(S22)。利用可能な通信インタフェースのレコードを取得できなかった場合には、ステップ27に進んで、通信要求検知部116に対して、通信できない旨を示すエラー通知を出力する。また、利用可能な通インタフェースのレコードを取得できた場合には、インタフェース選択部117は、GPS受信機160から当該ナビゲーション装置100の使用環境の情報、この場合、停止中であるか移動中であるかの情報を取得する(S23)。そして、インタフェース選択部117は、停止用利用優先度テーブル132Aと移動用利用優先度テーブル132Bとのうち、当該ナビゲーション装置100の使用環境の情報に応じた利用優先度テーブルから、インタフェース選択要求に含まれているアプリケーション識別子に関する通信インタフェースの利用優先度を取得する(S24)。
 インタフェース選択部117は、利用可能な全ての通信インタフェースのうちから、利用優先度が最上位の通信インタフェースを選択する選択処理を実行する(S25)。
 次に、インタフェース選択部117は、選択処理(S25)で通信インタフェースを選択できたか否かを判断する(S26)。通信インタフェースを選択できなかった場合には、前述のステップ27に進んで、通信要求検知部116に対して、通信できない旨を示すエラー通知を出力する。また、通信インタフェースを選択できた場合には、ルーティングポリシーテーブル133及びルーティングテーブル134を設定する。
 具体的には、インタフェース選択部117は、ルーティングポリシーテーブル133(図4)中のインタフェース識別子領域133bに、選択通信インタフェースの識別子が格納されている行の送信元IPアドレス領域133aに、ステップ21で取得した選択通信インタフェースのレコードに示されているIPアドレスを格納し、同行中のルーティングテーブル識別子領域133cに格納されているルーティングテーブル識別子を取得する。例えば、選択通信インタフェースの識別子が「000ABCDEFGHI(Wi-Fi)」の場合、この識別子「000ABCDEFGHI(Wi-Fi)」が格納されている行の要求元IPアドレス領域133aに、ステップ21で取得した選択通信インタフェースのIPアドレス「111.111.111」を格納し、同行中のルーティングテーブル識別子領域133cに格納されているルーティングテーブル識別子「A」を取得する。なお、ステップ21で取得した選択通信インタフェースのレコードにIPアドレスが示されていない場合には、ルーティングポリシーテーブル133の送信元IPアドレス領域133aに「default」が格納されている行のうちから、インタフェース識別子領域133bに選択通信インタフェースの識別子が格納されている行を選び出し、この行のルーティングテーブル識別子領域133cからルーティングテーブル識別子を取得する。
 次に、インタフェース選択部117は、取得したルーティングテーブル識別子のルーティングテーブル(図5)の「default」の行のGW IPアドレス領域134bに、OS部111のIPルーティング機能部から選択通信インタフェースが利用すべきゲートウェイのIPアドレスを取得し、取得した識別子のルーティングテーブル(図5)中の「default」の行のGW IPアドレス領域134bに、このIPアドレスを格納する。具体的には、取得したルーティングテーブル識別子が「A」で、選択通信インタフェースが利用すべきゲートウェイのIPアドレスが「333.333.331」の場合、インタフェース選択部117は、図5に示すルーティングテーブル(A)134Aの「default」の行のGW IPアドレス領域134bに、ゲートウェイのIPアドレス「333.333.331」を格納する。なお、OS部111のIPルーティング機能部は、選択通信インタフェースが利用すべきゲートウェイのIPアドレスを、この選択通信インタフェースとリンクしている無線中継局から取得する。
 インタフェース選択部117は、ルーティングポリシーテーブル133及びルーティングテーブル134を設定すると(S27)、通信要求検知部116に選択通信インタフェースのIPアドレスを通知して(S28)、インタフェース選択処理(S20)を終了する。
 なお、インタフェース選択部117は、以上で説明した処理の他に、通信インタフェース状態テーブル131(図2)のインタフェース識別子領域131a及び給電領域131dを参照して、OS部111に対して、所定の通信インタフェースに対する給電要求も行う。
 再び、図8のシーケンス図を用いて説明する。
 通信要求検知部116は、インタフェース選択部117から選択通信インタフェースのIPアドレスを取得すると(S28)、アプリケーション1処理部112を代理して、このIPアドレスをアプリケーション1処理部112の管理記憶領域にIPアドレスを格納する(S31)。そして、OS部111へソケット通信におけるコネクトを要求する(S32)。なお、各アプリケーション処理部112,113の管理記憶領域はメインメモリ120内に確保されている。また、アプリケーション1処理部112の管理記憶領域には、IPアドレスのほかに、ポート番号も格納するようにしてもよい。また、通信要求検知部116は、ステップ28で、インタフェース選択部117からエラー通知を受けると、このエラー通知をアプリケーション1処理部112に転送し、一連の処理が終了する。
 OS部111は、通信要求検知部116からコネクト要求を受けると(S32)、選択通信インタフェースに各種指示を与えて、アプリケーション1処理部112が要求した要求先、例えば、データサーバa11(図1)との通信を開始させる。具体的に、選択通信インタフェースは、まず、OS部111を介して、DMSアドレステーブル135(図6)に格納されている自通信インタフェースが利用すべきDMSサーバのIPアドレスを取得する(S33)。次に、アプリケーション1処理部112の通信要求先のURL(Uniform Resource Locator)に対するIPアドレスを取得するため、DMSサーバと通信して(S34)、通信要求先のIPアドレスを取得する。そして、この通信要求先のIPアドレスを宛先IPアドレスとして、通信要求先と通信を開始する。以上の処理で、アプリケーション1処理部112は、通信要求先とソケット通信を開始する。
 なお、選択通信インタフェースがDMSサーバ及び通信要求先と通信する際、利用するゲートウェイは、ステップ27でルーティングテーブル(A)134AにIPアドレスが設定されたゲートウェイである。このため、OS部111のIPルーティング機能部は、アプリケーション1処理部112から、選択通信インタフェースのIPアドレスを送信元とするIPパケットを受け取った際に、この選択通信インタフェースと対応付けられているルーティングポリシーテーブル133を参照して、このルーティングテーブル133が示す識別子のルーティングテーブル(A)134AからゲートウェイのIPアドレスを取得する。
 本実施形態では、以上のように、アプリケーション1処理部112が選択通信インタフェースを介して要求先とソケット通信している際に、アプリケーション2処理部113がOS部111に通信要求を出力した場合も、以上と同様の処理が実行される。
 次に、図10に示すシーケンス図に従って、通信インタフェースの切替処理について説明する。なお、以下では、説明の便宜上、アプリケーション1処理部112に対する利用優先度1が「WiMAX」で、利用優先度2が「Wi-Fi」であるとする。
 アプリケーション1処理部112は、利用優先度2の無線LANa「Wi-Fi」インタフェース141を用いてソケット通信している最中に(S40)、利用優先度1の無線LANb「WiMAX」インタフェース142が通信可能になったとする(S41)。
 インタフェース状態管理部114は、無線LANb「WiMAX」インタフェース142が通信可能になったことを検知し、通信インタフェース状態テーブル131を更新すると共に(S42)、通信インタフェース状態テーブル131を更新した旨をインタフェース選択部117に通知する(S43)。
 インタフェース選択部117は、この通知を受けると、通信インタフェース状態テーブル131及びアプリケーション1処理部112に対する利用優先度テーブル132を参照し(S44)、このアプリケーションン1処理部112が現在通信に利用している無線LANa「Wi-Fi」インタフェース141より、高位の無線LANb「WiMAX」インタフェース142が通信可能になったか否かを判断する(S45)。
 インタフェース選択部117は、高位の無線LANb「WiMAX」インタフェース142が通信可能になったと判断すると、再び、アプリケーション1処理部112に対する利用優先度テーブル132を参照して、切替可否が「2(ユーザ確認を条件として切替可)」か「1(ユーザ確認無しで切替可)」か「0(切替不可)」かを判断する(S46)。
 インタフェース選択部117は、切替可否が「2(ユーザ確認を条件として切替可)」であると判断すると、通信インタフェースの切替可否の確認指示を受付部115に与える。受付部115は、この確認指示を受け取ると、入出力装置150の表示装置に通信インタフェースの切替を実行するか否かを問う切替可否の確認画面を表示する(S47)。この切替可否の確認画面を見た利用者が切替を許可する旨又は許可しない旨を入出力装置150に入力すると、受付部115は、その旨をインタフェース選択部117に通知する。インタフェース選択部117は、この通知を受け取ると、この通知が切替を許可する旨の通知であるか否かを判断する(S48)。
 受付部115からの通知が切替を許可する旨の通知である場合、インタフェース選択部117は、ルーティングポリシーテーブル133(図4)中でアプリケーション1処理部141に対するルーティングポリシーの設定を削除する(S49)。具体的には、ルーティングポリシーテーブル133中で、アプリケーション1処理部141が現在利用している無線LANa「Wi-Fi」インタフェース141に対する送信元IPアドレスを削除する。続いて、インタフェース選択部117は、OS部111のIPルーティング機能部にアプリケーション1処理部141に対する通信インタフェースの切替を通知し、アプリケーション1処理部141による無線LANa「Wi-Fi」インタフェース141を利用したソケット通信を断たせる(S50)。
 なお、インタフェース選択部117は、ステップ45で、アプリケーションン1処理部112が通信に利用している無線LANa「Wi-Fi」インタフェース141より、高位の無線LANb「WiMAX」インタフェース142が通信可能になっていないと判断した場合、ステップ46で、切替可否が「0(切替不可)」であると判断した場合、ステップ48で、受付部115からの通知が切替を許可しない旨の通知であると判断した場合、いずれも、通信インタフェースの切替は実行されず、アプリケーションン1処理部112は、無線LANa「Wi-Fi」インタフェース141によるソケット通信を継続する。また、インタフェース選択部117は、ステップ46で、切替可否が「1(ユーザ確認無しで切替可)」であると判断すると、通信インタフェースの切替可否の確認を行うことなく、直ちに、ステップ49を実行する。
 アプリケーション1処理部141による無線LANa「Wi-Fi」インタフェース141を利用したソケット通信が切断されると(S50)、アプリケーション1処理部141は、データ送信等ができなくなることから、通信切断を検知し(S51)、再び、OS部111に対して通信要求を行う(S11b)。以下、図8及び図9を用いて説明した処理が実行され、アプリケーション1処理部141は、利用優先度1の無線LANb「WiMAX」インタフェース142を利用したソケット通信を開始する(S36b)。
 以上のように、本実施形態では、利用優先度テーブル132に設定された通信インタフェースの利用優先度及び各通信インタフェースの状態に応じて、複数の通信インタフェースのうちから最適な通信インタフェースが自動的に選択される。したがって、本実施形態では、当該ナビゲーション装置100の利用者が、通信時に、随時、入力装置を操作して通信方式を設定する必要がなくなり、利用者の負担を軽減することができる。
 また、本実施形態では、各通信インタフェース141,142,143毎に好適なDMSサーバを割り当てているので、DMSサーバにおけるURL-IPアドレスの変換処理の遅延発生を抑制することができる。
 また、本実施形態では、各通信インタフェース141,142,143毎に、ルーティングポリシーテーブル133により関係付けたルーティングテーブル(A)(B)(C)134A,134B,134Cを設けたので、アプリケーション1処理部112のソケット通信に割り当てられた通信インタフェースと、同一の通信インタフェースがアプリケーション2処理部113のソケット通信に割り当てられた場合でも、また、異なる通信インタフェースがアプリケーション2処理部113のソケット通信に割り当てられた場合でも、各アプリケーション処理部112,113は、ソケット通信を継続することができる。
  [第二実施形態]
 次に、図11~図14を用いて、本発明に係る通信端末の第一実施形態について説明する。
 本実施形態の通信端末も、第一実施形態と同様、ナビゲーション装置である。
 図11に示すように、本実施形態のナビゲーション装置100aは、プロキシサーバ71,72,73を介して、ネットワークNに接続されている各種データサーバ11,12にアクセスする装置である。
 このため、本実施形態のナビゲーション装置100aの記憶装置130には、複数のプロキシサーバ71,72,73のIPアドレスが格納されているプロキシアドレステーブル171と、複数のプロキシサーバ71,72,73のIPアドレスが設定されるプロキシ設定ファイルと各アプリケーションプログラム137,138との対応関係が格納されているアプリケーション-プロキシ設定ファイルテーブル172と、が設けられている。なお、本実施形態のナビゲーション装置100aは、記憶装置130にプロキシアドレステーブル171とアプリケーション-プロキシ設定ファイルテーブル172とが設けられている以外、基本的な構成は第一実施形態と同様である。但し、これら追加テーブル171,172を取り扱う関係上、CPU110の各機能部111~117の動作が、第一実施形態と若干異なる。
 プロキシアドレステーブル171は、図12に示すように、各プロキシサーバ71,72,73のIPアドレスが格納されるプロキシIPアドレス領域171aと、各通信インタフェース141,142,143の識別子が格納されるインタフェース識別子領域171bとを有しいている。すなわち、このテーブル171により、各通信インタフェース141,142,143が利用するプロキシサーバを定めている。
 アプリケーション-プロキシ設定ファイルテーブル172は、図12に示すように、各アプリケーションプログラム137,138の識別子が格納されるアプリケーション識別子領域172aと、プロキシサーバ71,72,73のIPアドレスが設定されるプロキシ設定ファイル名が格納されるプロキシ設定ファイル領域172bとを有している。すなわち、このテーブル172により、各アプリケーションプログラム137,138でのソケット通信の際に利用されるプロキシサーバ71,72,73のアドレス設定ファイルを定めている。
 これらのテーブル171,172の各領域のデータは、利用優先度と同様に、入出力装置150又は通信インタフェースを介して、受付部115により受け付けられ、各テーブル171,172に格納される。
 次に、アプリケーション1処理部112がOS部111に対して通信要求した際の動作について、図13及び図14に示すシーケンス図に従って説明する。
 図13に示すように、アプリケーション1処理部112がOS部111に対してソケット通信の開始要求してから(S11)、通信要求検知部116がインタフェース選択部117にインタフェース選択要求を出力する(S14)までの処理は、第一実施形態と同様である。
 インタフェース選択部117は、インタフェース選択要求を受け付けると、第一実施形態と同様に、インタフェース選択処理(S20a)を実行する。但し、このインタフェース選択処理(S20a)が第一実施形態と若干異なる。
 そこで、このインタフェース選択処理(S20a)の詳細処理について、図14に示すシーケンス図に従って説明する。
 このインタフェース選択処理(S20a)で、インタフェース選択部117は、第一実施形態と同様に、ステップ21~ステップ27までの処理を実行する。インタフェース選択部117は、ステップ27の処理後、プロキシアドレステーブル171から選択通信インタフェースが利用すべきプロキシサーバのIPアドレスを取得する。続いて、アプリケーション-プロキシ設定ファイルテーブル172を参照して、アプリケーション1処理部112に対するプロキシ設定ファイル名を把握し、この設定ファイルに、プロキシサーバのIPアドレスを設定する(S29)。
 次に、インタフェース選択部117は、第一実施形態と同様に、通信要求検知部116に対して、選択通信インタフェースのIPアドレス又はエラー通知を行って(S28)、インタフェース選択処理(S20a)を終了する。
 再び、図13のシーケンス図を用いて説明する。
 通信要求検知部116は、インタフェース選択部117から選択通信インタフェースのIPアドレスを取得すると(S28)、第一実施形態と同様に、このIPアドレスの格納処理(S31)、OS部111に対してコネクト要求(S32)を実行する。
 OS部111は、通信要求検知部116からコネクト要求を受けると(S32)、選択通信インタフェースに、プロキシサーバとの通信を実行させる(S37)。以降、第一実施形態と同様に、DMSアドレスの取得処理(S33)、DMSとの通信(S34)、宛先IPアドレスの取得処理(S35)を経て、アプリケーション1処理部112が要求した要求先、例えば、データサーバa11(図1)との通信を開始させる。
 なお、ステップ34,35での通信では、いずれの場合も、プロキシサーバが介在する。
 以上、本実施形態によれば、外部との通信にプロキシサーバを利用しなければならない場合でも、第一実施形態と同様の効果を得ることができる。
  [変形例]
 以上の各実施形態では、GPS受信機160からのデータに基づいて、停止用利用優先度テーブル132Aと移動用利用優先度テーブル132Bとを使い分けているが、GPS受信機160は停止中か移動中かの他に、現在地も把握できるため、例えば、自宅用の利用優先度テーブル及び職場用利用優先度テーブルを設けて、GPS受信機160からのデータに基づいて、両テーブルを使い分けるようにしてもよい。
 また、以上では、ナビゲーション装置100,100aが移動中か停止中を把握するために、GPS受信機160を用いているが、この替わりに、例えば、加速度センサを用いてもよい。
 また、ナビゲーション装置に車両取り付け検知スイッチを設けると共に、車載用の利用優先度テーブル及び車外用の利用優先度テーブルを設け、車両内であるか否かに応じて、両テーブルを使い分けるようにしてもよい。
 また、以上の各実施形態は、いずれも、本発明をナビゲーション装置に適用した例であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、通信方式が互いに異なっている複数の通信インタフェースを備えているものであれば、如何なるものに適用してもよい。
 10:DHCPサーバ、11,12:データサーバ、21,22,23:DNSサーバ、31,32,33:ゲートウェイ、41,42,43:無線中継局、44:携帯電話、71,72,73:プロキシサーバ、100,100a:ナビゲーション装置、110:CPU、111:OS部、112:アプリケーション1処理部、113:アプリケーション2処理部、114:通信状態管理部、115:受付部、116:通信要求検知部、117:インタフェース選択部、120:メインメモリ、130:記憶装置、131:通信インタフェース状態テーブル、132:利用優先度テーブル、133:ルーティングポリシーテーブル、134:ルーティングテーブル、135:DMSアドレステーブル、136:OSプログラム、137:アプリケーション1プログラム、138:アプリケーション2プログラム、139:インタフェース選択プログラム、141:無線LANaインタフェース、142:無線LANbインタフェース、143:近距離無線インタフェース、150:入出力装置、160:GPS受信機、171:プロキシアドレステーブル、172:アプリケーション-プロキシ設定ファイルテーブル

Claims (12)

  1.  通信方式が互いに異なっている複数の通信インタフェースを備えている通信端末において、
     外部との通信を要求する1以上のアプリケーション処理手段と、
     前記1以上のアプリケーション処理手段毎に、該アプリケーション処理手段による通信要求で利用する通信インタフェースに関した、前記複数の通信インタフェースの利用優先度が記憶されている利用優先度記憶手段と、
     前記複数の通信インタフェース毎に、該通信インタフェースの通信の可否を把握する通信状態管理手段と、
     前記通信状態管理手段により把握された前記複数の通信インタフェース毎の通信の可否が記憶される通信状態記憶手段と、
     前記1以上のアプリケーション処理手段からの通信要求を検知する通信要求検知手段と、
     前記通信要求検知手段により、前記1以上のアプリケーション処理手段のうちでいずれかのアプリケーション処理手段からの通信要求が検知されると、前記通信状態記憶手段を参照して、前記複数の通信インタフェースのうちで通信可能な1以上の通信インタフェースを把握すると共に、前記利用優先度記憶手段を参照して、通信要求した前記アプリケーション処理手段の前記利用優先度を把握し、該通信可能な1以上の通信インタフェースのうちで該利用優先度が最上位の通信インタフェースを選択し、該通信インタフェースで前記通信要求に対する通信を実行させるインタフェース選択処理手段と、
     を備えていることを特徴とする通信端末。
  2.  請求項1に記載の通信端末において、
     前記利用優先度記憶手段には、前記1以上のアプリケーション処理手段毎に、利用優先度が低位の通信インタフェースから高位の通信インタフェースへの切替の可否が記憶され、
     前記通信状態管理手段により前記通信状態記憶手段の記憶内容が更新され、前記1以上のアプリケーション処理手段のうちのいずれかのアプリケーション処理手段による通信要求で利用している通信インタフェースよりも、該アプリケーション処理手段に関する利用優先度が高位の通信インタフェースが通信可能になると、前記インタフェース選択処理手段は、前記利用優先度記憶手段を参照して、該アプリケーション処理手段に関する通信インタフェースの切替が可である場合に、該高位の通信インタフェースで、該アプリケーション処理手段の前記通信要求に対する通信を実行させる、
     ことを特徴とする通信端末。
  3.  請求項1に記載の通信端末において、
     前記1以上のアプリケーション処理手段毎に、前記複数の通信インタフェースの前記利用優先度を受け付けて、前記利用優先度記憶手段に記憶する利用優先度受付手段、
     を備えていることを特徴とする通信端末。
  4.  請求項2に記載の通信端末において、
     前記1以上のアプリケーション処理手段毎に、前記複数の通信インタフェースの前記利用優先度、及び利用優先度が低位の通信インタフェースから高位の通信インタフェースへの切替の可否を受け付けて、前記利用優先度記憶手段に記憶する利用優先度受付手段、
     を備えていることを特徴とする通信端末。
  5.  請求項3に記載の通信端末において、
     前記利用優先度受付手段は、外部との通信を要求するアプリケーション処理手段の追加に伴って、前記利用優先度記憶手段に記憶する内容を受け付ける、
     ことを特徴とする通信端末。
  6.  請求項1に記載の通信端末において、
     当該通信端末の使用環境を検知する環境検知手段を備え、
     前記利用優先度記憶手段には、前記1以上のアプリケーション処理手段毎で且つ当該通信端末の使用環境毎に、前記複数の通信インタフェースの利用優先度が記憶され、
     前記インタフェース処理手段は、前記環境検知手段により検知された使用環境に対応し、且つ通信要求した前記アプリケーション処理手段に対応した前記利用優先度を把握し、前記通信可能な1以上の通信インタフェースのうちで該利用優先度が最上位の通信インタフェースを選択する、
     ことを特徴とする通信端末。
  7.  請求項1に記載の通信端末において、
     前記複数の通信インタフェース毎に、宛先の通信アドレスと当該宛先に通信する際に使用するゲートゥエイの通信アドレスとが記憶されるルーティングテーブルと、
     前記複数の通信インタフェースの識別子と、複数の通信インタフェースの識別子毎に対応付けられた前記ルーティングテーブルの識別子とが予め記憶されていると共に、複数の通信インタフェースの識別子毎の該通信インタフェースの通信アドレスが記憶されるルーティングポリシーテーブルと、
     を備え、
     前記インタフェース選択処理手段は、前記ルーティングテーブル中の宛先通信アドレス及びゲートウェイの通信アドレスを設定すると共に、前記ルーティングポリシーテーブル中の通信インタフェースの通信アドレスを設定し、
     前記インタフェース選択処理手段で選択された前記通信インタフェースは、前記ルーティングポリシーテーブルに記憶されている自通信インタフェースの識別子に対応付けられているルーティングテーブルが示すゲートウェイにアクセスする、
     ことを特徴とする通信端末。
  8.  請求項1に記載の通信端末において、
     前記複数の通信インタフェースの識別子毎に、ドメインネームサーバの通信アドレスが記憶されているインタフェース-ドメインネーム対応テーブルを備え、
     前記インタフェース選択処理手段で選択された前記通信インタフェースは、前記インタフェース-ドメインネーム対応テーブルに記憶されている自通信インタフェースの識別子に対応付けられている通信アドレスのドメインネームサーバにアクセスする、
     ことを特徴とする通信端末。
  9.  請求項1に記載の通信端末において、
     前記複数の通信インタフェースの識別子毎に、プロキシサーバの通信アドレスが記憶されているインタフェース-プロキシ対応テーブルを備え、
     前記インタフェース選択処理手段で選択された前記通信インタフェースは、前記インタフェース-プロキシ対応テーブルに記憶されている自通信インタフェースの識別子に対応付けられている通信アドレスのプロキシサーバにアクセスする、
     ことを特徴とする通信端末。
  10.  請求項1に記載の通信端末において、
     前記複数の通信インタフェースのうち、2以上の通信インタフェースは、通信方式が互いに異なっている無線通信インタフェースである、
     ことを特徴とする通信端末。
  11.  通信方式が互いに異なっている複数の通信インタフェースを備えている通信端末の通信インタフェース選択プログラムにおいて、
     前記複数の通信インタフェース毎の通信可否を検知し、検知結果を前記通信端末の記憶手段に格納する通信状態管理ステップと、
     アプリケーションプログラムの実行過程での通信要求を検知する通信要求検知ステップと、
     前記通信要求検知ステップで前記通信要求が検知されると、前記記憶手段を参照して、前記複数の通信インタフェースのうちで、通信可能な通信インタフェースを把握し、前記アプリケーションプログラムの実行過程で利用する通信インタフェースに関した、前記複数の通信インタフェースに対して予め定められている利用優先度が、通信可能な該通信インタフェースのうちで最上位の通信インタフェースを選択し、該通信インタフェースで前記通信要求に対する通信を実行させるインタフェース選択処理ステップと、
     を前記通信端末に実行させることを特徴とする通信インタフェース選択プログラム。
  12.  請求項11に記載の通信インタフェース選択プログラムにおいて、
     前記アプリケーションプログラムに関する通信インタフェースの前記利用優先度を受け付けて、受け付けた該利用優先度を前記記憶手段に格納する利用優先度受付ステップ、
     を前記通信端末に実行させることを特徴とする通信インタフェース選択プログラム。
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