JP6008399B2 - 管理システム、管理装置、管理方法、及びプログラム - Google Patents

管理システム、管理装置、管理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、管理システム、管理装置、管理方法、及びプログラムに関する。特に、本発明は、監視画像を用いて、部材の入出庫を自動識別する技術に関する。
部品を保管する倉庫等において、棚卸しや発注作業等の工数を削減するために、個々の部品の在庫管理を自動化する管理装置が使用されている。
特許文献1には、商品陳列棚に陳列されている商品を複数のカメラで撮像・画像認識して棚卸管理する方法が開示されている。
また、特許文献2には、部品の入庫時や出庫時に、収容部に収容されている部品を数量が認識可能な状態でCCDカメラで撮像して自動で在庫管理を行う部品管理装置が開示されている。
特開2001−88912号公報 特開2002−160807号公報
以下の分析は、本発明の観点から与えられる。
しかしながら、特許文献1の棚卸システムでは、複数のカメラが必要となる上に、各カメラを商品棚、倉庫棚等の位置に移動させるカメラ移動手段が必要である。そのため、高コストなシステムになってしまうという問題がある。
また、特許文献2の部品管理装置では、部品は、複数の収容部に分類して保管され、指定された収容部を搬入出口まで搬送する機構が必要である。そのため、収容部の搬送機構が高コストになってしまうという問題がある。
そこで、本発明は、1台のカメラを用いた簡易な構成で部材を管理することに貢献しうる管理システムを提供することを課題とする。
尚、本明細書において「部材」とは、在庫を管理する単位の対象物を意味する。部材は、例えば、単一の部品や装置であってもよいし、複数の部品や装置が、袋や梱包部材で纏められたものであってもよい。
本発明の第1の視点による管理システムは、前面から部材を入出庫する複数の収納部と、前記複数の収納部の前面が1つの撮像視野に入り、且つ、各々の前記収納部が異なる撮像倍率で撮影されるように設置した1台のカメラと、前記カメラで撮影された、入出庫動作中の部材の画像に基づいて、前記部材が入出庫された収納部と当該部材の種類とを判定する管理装置と、を備える。
前記第1の視点による管理システムの第1形態では、さらに、前記管理装置は、部材の種類毎に、基準撮像倍率による基準画像を保存した部材データベースを備え、前記カメラで撮影された部材の領域と前記部材データベースの基準画像との少なくとも一方を拡大・縮小しながら照合することにより、前記カメラで撮影された部材の領域の撮像倍率を推定して前記部材が入出庫された収納部を判定すると共に、当該部材の種類を判定する。
前記第1の視点による管理システムの第2形態では、さらに、前記管理装置は、部材の種類毎に、部材の少なくとも形状に関する情報を記憶した部材データベースと、部材の画像位置に対応した撮像倍率を記録した撮像倍率テーブルと、を備え、前記カメラで撮影された部材の画像位置に基づいて、前記部材が入出庫された収納部を判定し、かつ、前記カメラで撮影された部材の画像位置に基づいて、前記撮像倍率テーブルから対応する撮像倍率を読み出し、読み出された前記撮像倍率で、前記部材データベースの情報から照合画像を生成し、前記カメラで撮影された部材の領域を、生成された前記照合画像と照合することにより、当該部材の種類を判定する。
本発明の第2の視点による管理システムは、前面から部材を入出庫する複数の収納部と、入出庫される部材の領域が合焦するように制御し、前記部材の領域までの撮影距離に関連した情報を出力するフォーカス制御部を備えた1台のカメラと、前記撮影距離に基づいて前記部材が入出庫された収納部を判定する管理装置と、を備える。
本発明の第3の視点による管理装置は、複数の収納部の前面が1つの撮像視野に入り、且つ、各々の前記収納部が異なる撮像倍率で撮影されるように設置した1台のカメラで撮影された、入出庫動作中の部材の画像に基づいて、前記部材が入出庫された収納部と当該部材の種類とを判定する。
前記第3の視点による管理装置の第1形態では、さらに、部材の種類毎に、基準撮像倍率による基準画像を保存した部材データベースを備え、前記カメラで撮影された部材の領域と前記部材データベースの基準画像との少なくとも一方を拡大・縮小しながら照合することにより、前記カメラで撮影された部材の領域の撮像倍率を推定して前記部材が入出庫された収納部を判定すると共に、当該部材の種類を判定する。
前記第3の視点による管理装置の第2形態では、さらに、部材の種類毎に、部材の少なくとも形状に関する情報を記憶した部材データベースと、部材の画像位置に対応した撮像倍率を記録した撮像倍率テーブルと、を備え、前記カメラで撮影された部材の画像位置に基づいて、前記部材が入出庫された収納部を判定し、かつ、前記カメラで撮影された部材の画像位置に基づいて、前記撮像倍率テーブルから対応する撮像倍率を読み出し、読み出された前記撮像倍率で、前記部材データベースの情報から照合画像を生成し、前記カメラで撮影された部材の領域を、生成された前記照合画像と照合することにより、当該部材の種類を判定する。
本発明の第4の視点による管理装置は、複数の収納部のいずれか1つに入出庫される部材の領域が合焦するように制御するフォーカス制御部を備えた1台のカメラから取得した前記部材の領域までの撮影距離に基づいて、前記部材が入出庫された収納部を判定する。
本発明の第5の視点による管理方法は、複数の収納部のいずれかに部材を入出庫する動作を、前記複数の収納部の前面が1つの撮像視野に入り、且つ、各々の前記収納部が異なる撮像倍率となる条件で撮影する撮影ステップと、前記撮影ステップで撮影された画像に基づいて、前記部材が入出庫された収納部と当該部材の種類とを判定する判定ステップと、を含む。
前記第5の視点による管理方法の第1形態は、コンピュータにおいて、複数の収納部のいずれかに部材を入出庫する動作を、前記複数の収納部の前面が1つの撮像視野に入り、且つ、各々の前記収納部が異なる撮像倍率となる条件で撮影された画像に基づいて、前記部材が入出庫された収納部と当該部材の種類とを、前記コンピュータが備える判定手段により判定する判定工程を含み、前記判定工程では、撮影された部材の領域と、部材データベースの基準画像と、の少なくとも一方を拡大・縮小しながら照合することにより、撮影された部材の領域の撮像倍率を推定して前記部材が入出庫された収納部を判定すると共に、当該部材の種類を判定し、前記部材データベースは、部材の種類毎に、基準撮像倍率による基準画像を保存したデータベースである。
前記第5の視点による管理方法の第2形態は、コンピュータにおいて、複数の収納部のいずれかに部材を入出庫する動作を、前記複数の収納部の前面が1つの撮像視野に入り、且つ、各々の前記収納部が異なる撮像倍率となる条件で撮影された画像に基づいて、前記部材が入出庫された収納部と当該部材の種類とを、前記コンピュータが備える判定手段により判定する判定工程を含み、前記判定工程では、撮影された部材の画像位置に基づいて、前記部材が入出庫された収納部を判定し、かつ、撮影された部材の画像位置に基づいて、撮像倍率テーブルから対応する撮像倍率を読み出し、読み出された前記撮像倍率で、部材データベースの情報から照合画像を生成し、撮影された部材の領域を、生成された前記照合画像と照合することにより、当該部材の種類を判定し、前記部材データベースは、部材の種類毎に、部材の少なくとも形状に関する情報を記憶したデータベースであり、前記撮像倍率テーブルは、部材の画像位置に対応した撮像倍率を記録したテーブルである。
本発明の第6の視点によるプログラムは、複数の収納部のいずれかに部材を入出庫する動作を、前記複数の収納部の前面が1つの撮像視野に入り、且つ、各々の前記収納部が異なる撮像倍率となる条件で撮影した画像から、前記部材が入出庫された収納部と当該部材の種類とを判定する処理をコンピュータに実行させる。
前記第6の視点によるプログラムの第1形態では、さらに、前記判定する処理では、撮影された部材の領域と、部材データベースの基準画像と、の少なくとも一方を拡大・縮小しながら照合することにより、撮影された部材の領域の撮像倍率を推定して前記部材が入出庫された収納部を判定すると共に、当該部材の種類を判定し、前記部材データベースは、部材の種類毎に、基準撮像倍率による基準画像を保存したデータベースである。
前記第6の視点によるプログラムの第2形態では、さらに、前記判定する処理では、撮影された部材の画像位置に基づいて、前記部材が入出庫された収納部を判定し、かつ、撮影された部材の画像位置に基づいて、撮像倍率テーブルから対応する撮像倍率を読み出し、読み出された前記撮像倍率で、部材データベースの情報から照合画像を生成し、撮影された部材の領域を、生成された前記照合画像と照合することにより、当該部材の種類を判定し、前記部材データベースは、部材の種類毎に、部材の少なくとも形状に関する情報を記憶したデータベースであり、前記撮像倍率テーブルは、部材の画像位置に対応した撮像倍率を記録したテーブルである。
本発明の管理装置によれば、1台のカメラを用いた簡易な構成で部材を管理することに貢献しうる管理システムを提供することができる。
一実施形態に係る管理システムの概要を示す図である。 一実施形態に係る管理システムにおけるカメラの撮像視野の一例である。 第1の実施形態に係る管理システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る管理システムの画像処理部及び部材データベースの詳細を説明するための図である。 第1の実施形態に係る管理システムの動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る管理システムの照合手段を説明するための図である。 第1の実施形態の変形例に係る管理システムの登録色領域削除手段を説明するための図である。 第2の実施形態に係る管理システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る管理システムにおけるカメラの撮像視野の一例である。 第2の実施形態に係る管理システムの画像処理部及び部材データベースの詳細を説明するための図である。 第3の実施形態に係る管理システムの構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る管理システムの画像処理部及び部材データベースの詳細を説明するための図である。 第4の実施形態に係る管理システムの構成を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る管理システムの画像処理部及び部材データベースの詳細を説明するための図である。
まず、本発明の一実施形態の概要について説明する。なお、一実施形態の概要の説明において付記した図面参照符号は専ら理解を助けるための例示であり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
一実施形態における管理システム1は、図1、図2のいずれかに示すように、前面3A〜Cから部材7を入出庫する複数の収納部2A〜Cと、複数の収納部の前面3A〜Cが1つの撮像視野6に入り、且つ、各々の収納部2A〜Cが異なる撮像倍率(m〜m;m<mB<m)で撮影されるように設置した1台のカメラ4と、カメラ4で撮影された、入出庫動作中の部材7の画像に基づいて、部材7が入出庫された収納部と当該部材の種類とを判定する管理装置5と、を備える。図1の例では、部材が入庫された収納部は収納部2Aである。また、部材の種類を図1(C)に示すようにID番号で表した場合、当該部材の種類はID_001である。
上記の構成によれば、図2に示すように、各収納部の前面3A〜Cを1つの撮像視野6の中に収めることが可能である。従って、1台のカメラ4により、部材を入出庫する動作を監視することができる。また、各々の収納部2A〜Cの撮像倍率(m、m、m)を互いに異なるようにすることで、入出庫する部材の領域9における部材の大きさが収納部に応じて変化するから、部材が入出庫された収納部を判定することができる。また、部材の領域9の画像により当該部材の種類も判定することができる。これにより、1台のカメラ4を用いた簡易な構成で、部材を管理する管理システムを提供することができる。
図3、図4のいずれかに示すように、管理装置15は、部材の種類毎に、基準撮像倍率による基準画像17a〜dを保存した部材データベース19を備え、カメラ4で撮影された部材の領域9と部材データベース19の基準画像17a〜dとの少なくとも一方を拡大・縮小しながら照合することにより、カメラ4で撮影された部材の領域9の撮像倍率を推定して部材7が入出庫された収納部を判定すると共に、当該部材の種類を判定するようにしてもよい。
図8〜図10のいずれかに示すように、管理装置35は、部材の種類毎に、部材の形状及び/又は色に関する情報を記憶した部材データベース39を備え、カメラ4で撮影された部材7の画像位置(図9の28)に基づいて、部材7が入出庫された収納部を判定し、カメラ4で撮影された部材の領域9を、部材データベース39と照合することにより、当該部材の種類を判定するようにしてもよい。
上記管理装置35は、図10に示すように、部材7の画像位置28に対応した撮像倍率mで、部材データベース39の情報から照合画像47を生成する照合画像生成部33をさらに備え、カメラ4で撮影された部材の領域9を照合画像47と照合することにより、当該部材の種類を判定するようにしてもよい。
上記管理装置は、図7に示すように、カメラ4で撮影された画像から、予め登録した色の領域を削除した後に、照合を行うようにしてもよい。
予め登録する色を、肌色としてもよい。
他の一実施形態における管理システムは、図1、図11、図12のいずれかに示すように、前面から部材を入出庫する複数の収納部2A〜Cと、入出庫される部材の領域9が合焦するように制御し、部材の領域9までの撮影距離dに関連した情報を出力するフォーカス制御部98を備えた1台のカメラ94と、撮影距離dに基づいて部材が入出庫された収納部を判定する管理装置55と、を備える。
上記管理装置55は、図12に示すように、部材の種類毎に、基準撮像倍率による基準画像17a〜dを保存した部材データベース19を備え、カメラ(図11の94)で撮影された部材の領域9と部材データベース19の基準画像17a〜dとを照合することにより、当該部材の種類を判定するようにしてもよい。
図13、図14のいずれかに示すように、管理装置75は、部材の種類毎に、部材の形状及び/又は色に関する情報を記憶した部材データベース39と、撮影距離dに対応した撮像倍率で、部材データベース39の情報から照合画像77を生成する照合画像生成手段73と、をさらに備え、カメラ94で撮影された部材の領域9を照合画像77と照合することにより、当該部材の種類を判定するようにしてもよい。
一実施形態における管理方法は、図1、図5のいずれかに示すように、複数の収納部2A〜Cのいずれかに部材7を入出庫する動作を、複数の収納部の前面3A〜Cが1つの撮像視野に入り、且つ、各々の収納部2A〜Cが異なる撮像倍率となる条件で撮影する撮影ステップ(S10)と、撮影ステップ(S10)で撮影された画像に基づいて、部材7が入出庫された収納部と当該部材の種類とを判定する判定ステップ(S11〜S16)と、を含む。図1の例では、部材が入庫された収納部は収納部2Aである。また、部材の種類を図1(C)に示すようにID番号で表した場合、当該部材の種類はID_001である。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照して詳しく説明する。
[第1の実施形態]
(第1の実施形態の構成)
第1の実施形態の構成について、図1〜図4を参照しながら詳細に説明する。第1の実施形態に係る管理システム1は、実施形態の概要説明で参照した図1に示すように、部材の入出庫を自動識別する機能を有し、その機能により部材の在庫管理を自動的に行うことを可能としたものである。管理システム1は、例えば、製造現場に供給する部材を保管する倉庫などに設置される。
図1(A)は、管理システム1の概要を示す図である。図1(A)において、管理システム1は、部材を収納する複数の収納部2A〜Cと、部材の入出庫動作を監視する1台のカメラ4と、在庫管理ホスト15(第1の実施形態では、図1(A)の管理装置5を、図3の15に置き換えた構成となる)とにより構成される。
図1(A)において、3つの収納部2A〜Cが並んで配置されている。部材は各収納部の前面3A〜Cから入出庫される。ここで、入出庫は、作業者が手作業で行ってもよいし、機械により自動的に行ってもよい。図1(A)は、例として、部材7を収納部2Aに入庫する場合を示している。
また、図1(C)に示すように、収納する部材は、部材(8a〜d等)の種類毎にID番号(ID_001、ID_002、...)が付与される。部材(8a〜d等)は、単一の部品や装置であってもよいし、複数の部品や装置が、袋や梱包部材で纏められたものであってもよい。ID番号は、例えば、部材の型番に関連付けて付与することが望ましく、それにより不足している部材の発注を自動化することが可能になる。在庫管理ホスト(管理装置)15は、各収納部2A〜Cに収納されている、部材のID番号とその個数を把握して管理するものである。
図1(B)は、カメラ4及び複数の収納部2A〜Cの上面図である。図1(A)、図1(B)に示すように、カメラ4を設置する位置は、例えば、収納部2A〜Cの斜め上方とすることが望ましい。このような配置にすることにより、図2に示すように、カメラ4の1つの撮像視野6の中に、複数の収納部の前面3A〜Cを収めることができる。また、図2から分かるように、各収納部2A〜Cの撮像倍率は互いに異なるようにすることができる。具体的には、収納部2Aの撮像倍率m(mAL〜mAHの範囲)、収納部2Bの撮像倍率m(mBL〜mBHの範囲)、収納部2Cの撮像倍率m(mCL〜mCHの範囲)の間は、m<m<mの大小関係となっている。
また、上述した「斜め上方」の設置条件は、別の見方をすれば、収納部の前面3A〜Cの法線方向とカメラ4の光軸方向とをずらして、それにより各収納部2A〜Cの撮像倍率が互いに異なるようにする設定であると言うこともできる。
また、作業者が手作業で入出庫を行う場合に、カメラ4から見たとき、部材7が作業者の影にならない位置にカメラ4を配置することが望ましい。そこで、図1(B)に示すように、各収納部の前面3A〜Cを斜め横方向から見るような位置に、カメラ4を設置している。
尚、図1及び図2は、収納部が3つの場合を示しているが、収納部の数はそれに限定されず、1つの撮像視野6の中に入り、且つ、各収納部の撮像倍率が異なるという条件を満たす範囲であれば任意数とすることができる。
次に、図3は、第1の実施形態に係る管理システム1の構成(但し、図3に収納部2A〜Cは図示しない)を示すブロック図である。図3において、在庫管理ホスト(管理装置)15は、画像処理部12、記憶部20、制御部22、及び通信部23を含んで構成される。
カメラ4は、所定のフレームレートで図2に示す撮像視野6を撮像し、フレーム画像を画像処理部12に供給する。カメラ4は、CCD、CMOSセンサ、又は撮像管などの撮像デバイスを用いたものでよく、光学系は、前述したように斜め上方に設置した場合に、撮像視野の中に複数の収納部の前面3A〜Cを収めることができるものであればよい。
画像処理部12は、カメラ4から供給されたフレーム画像の中の動きを検出することによって、入出庫動作が行われた部材の領域(図2の9)を切り出す処理を行う。上記の動きの検出は、例えば、フレーム間の差分を取り、差分が大きな領域を抽出することにより行うことができる。
また、画像処理部12は、上記の切り出された部材の領域9を処理する拡大縮小手段13、照合手段14、及び収納部判定手段16等を有している。これらの詳細は後述する。尚、画像処理部12が実行する処理は、画像処理部12が備えたCPU(Central Processing Unit)、又はDSP(Digital Signal Processor)等によるソフト処理で実現される。或いは、画像処理部12が実行する処理の一部又は全部をLSI(Large Scale Integration)等のハードウェアで処理するようにしてもよい。
また、記憶部20は、メモリやハードディスクにより構成され、画像処理部12及び制御部22のプログラム、プログラムを処理するデータなどを保存するために使用される。また、記憶部20は、部材毎の情報を記憶した部材データベース19を備えている。部材データベース19の詳細は後述する。
次に、制御部22は、画像処理部12から部材が入出庫された収納部と当該部材の種類(ID番号)の検出結果を受けて、在庫数の変化を処理する。また、制御部22は、在庫数の変化を通信部23を介して出力端末26に送信する処理などを行う。尚、制御部22の処理は、制御部22が備えるCPUにより実行される。尚、制御部22と画像処理部12とでCPUを共有するようにしてもよい。
通信部23は、在庫管理ホスト15と外部装置(例えば、部材発注ホスト24、承認端末25、出力端末26)の間の送受信を制御する。
部材発注ホスト24は、部材の在庫状況に応じて部材発注命令を受信すると、直ちに部材供給部門に注文依頼を送信する機能を果たすものである。但し、部材供給部門の受付時間外に自動発注されることを避けるために、部材発注ホスト24による注文依頼の送信は、手動送信に切り替え可能であることが望ましい。
承認端末25は、発注承認者に設置される端末であり、部材発注許可・不許可、保留、発注内容変更(数量等)を入力して送信する機能を果たすものである。尚、承認者が不在の場合には、承認端末25から承認機能が付いた携帯移動端末に接続されるようにしてもよい。
出力端末26は、部材の在庫管理に関連した情報(棚卸表、発注伝票等)を出力する機能を果たすものである。出力装置26は、プリンタ、ディスプレイ、音声出力など、情報を確認できるものであればよい。
以上のように、管理システム1によれば、画像処理部12において部材の入出庫を正確に自動識別することにより、部材発注ホスト24、承認端末25、出力端末26で行われる、部材の在庫の確認、部材の発注、部材の発注の承認、及び棚卸しなどの業務を自動化することができる。
次に、図4を参照しながら、画像処理部12及び部材データベース19について詳細に説明する。図4において、部材データベース19は、部材の種類毎(ID番号毎)に、基準画像17a〜dを保存している。基準画像17a〜dは、各部材(図1(C)の8a〜d)を基準位置に置いた時に、カメラ4で各部材を撮影した画像に相当する。基準画像17a〜dは実際に撮影した画像でもよいし、シミュレーション画像であってもよい。また、基準位置における撮像倍率を基準撮像倍率m0とする。基準位置はどこでも構わないが、例えば、収納部の前面3Bの中心とする。この場合、基準位置(収納部の前面3Bの中心)よりも収納部2A側の撮像倍率は基準撮像倍率m0よりも大きくなる。一方、基準位置(収納部の前面3Bの中心)よりも収納部2C側の撮像倍率は基準撮像倍率m0よりも小さくなる。尚、基準画像17a〜dは、カラー画像であり、形状および色の情報を有している。
図4の画像処理部12において、画像処理部12の初段で切り出された部材の領域9を、部材データベース19の基準画像17a〜17dと照合する。具体的には、まず、部材データベース19から1つの基準画像を選択する。そして、拡縮率m_zoomを変えながら拡大縮小手段13の処理と照合手段14の処理とを繰り返す。拡縮率m_zoomの初期値は、例えば、1.0とする。拡縮率m_zoomを所定の範囲だけ変更しても照合に成功しない場合は、別の基準画像を選択して、拡大縮小手段13の処理と照合手段14の処理とを繰り返す。
ここで、照合手段14による照合処理には、カラー画像の比較を行う公知のアルゴリズムが適用可能である。即ち、形状及び色の両方を照合の判定基準に使用する。但し、それに限定されず、画像の比較を形状のみで行ってもよいし、色のみで行ってもよい。
例えば、図4に示した部材の領域9の例では、ID_001の基準画像17aを選択し、拡縮率をm_zoom<1.0とした時に、照合に成功する。この場合照合手段14は、部材の種類としてID_001を出力する。
次に、収納部判定手段16は、式(1)により、部材の領域9の撮像倍率mを推定する。
m = m0 × m_zoom 式(1)
次に、収納部判定手段16は、推定された撮像倍率mが、式(2)〜(4)のいずれを満たすかを調べる。ここで、mAL〜mAHは収納部2Aの撮像倍率の範囲、mBL〜mBHは収納部2Bの撮像倍率の範囲、mCL〜mCHは収納部2Cの撮像倍率の範囲であり、mCL<mCH<mBL<mBH<mAL<mAHの大小関係になっている。即ち、収納部2A側は撮像倍率mが大きく、収納部2C側は撮像倍率mが小さくなる。

AL ≦ m ≦ mAH 式(2)
BL ≦ m ≦ mBH 式(3)
CL ≦ m ≦ mCH 式(4)
式(2)を満たす場合は、収納部判定手段16は入出庫された収納部を収納部2Aと判定する。また、式(3)を満たす場合は、収納部判定手段16は入出庫された収納部を収納部2Bと判定する。また、式(4)を満たす場合は、収納部判定手段16は入出庫された収納部を収納部2Cと判定する。
図4に示す部材の領域9の例では、撮像倍率mが基準撮像倍率m0よりも小さい値に推定され、さらに式(4)を満たす。従って、収納部判定手段16は、入出庫された収納部が収納部2Cであると判定する。
また、画像処理部12は、フレーム画像から部材の領域9を切り出す際に、その前後のフレーム画像との関係から、部材の動きの方向を推定する。これにより、部材が入庫されているのか、出庫されているのかを判定し、入庫/出庫判定情報として出力する。
(第1の実施形態の動作)
次に、図5を参照しながら、第1の実施形態の動作について説明する。図5は、第1の実施形態に係る管理システム1の動作を示すフローチャートである。尚、以下の図5の説明において、前述した図4の画像処理部12の説明と重複する場合は、説明を省略する。
図5において、まず、部材7を入出庫する動作を撮影し(S10)、画像処理部12の初段で部材の領域9を切り出す。ここで、カメラ4の設置は、複数の収納部の前面3A〜Cが1つの撮像視野6に入るようにする。
次のS11〜S13は、前述した図4の拡大縮小手段13及び照合手段14による処理を示しており、説明済みであるため、説明を省略する。
S13でYesの場合、部材の種類(ID番号)が確定する(S14)。次に、式(1)により撮像倍率mを推定する。そして、撮像倍率mが式(2)〜式(4)のいずれを満たすかを調べ、入出庫された収納部を判定する(S16)。尚、前述したように、S10の後、部材の領域9を切り出す際に、部材が入庫されているのか、出庫されているのかを判定する(図5には不図示)。
次に、照合手段14の他の処理機能について、図6を参照しながら説明する。図6に示す例では、2つの部材8aが重ねて入出庫される場合を示している。このような場合、照合手段14は、2つの部材が重なっていると認識し、ID_001の部材が2個、入出庫されたと判定することができる。
次に、第1の実施形態による効果を説明する。まず、本実施形態による管理システムがなく、部材の入出庫を自動識別することができない場合には、以下のような問題が生じる。製造現場の作業者は、組立作業時に、必要な部材を部材棚(収納部2A〜Cに相当)から持ち出して作業を行う。このとき、部材の数量管理は個別に行われることが多く、入出庫が把握できないことが多かった。また、棚卸しには作業工数が掛かり、現品との差異が発生した場合には、その原因究明と対策のための作業工数が発生していた。
第1の実施形態に係る管理システムによれば、部材の入出庫を自動識別することで在庫の数量を正確に把握することが可能になるという効果が得られ、上記した製造現場の問題を解消することができる。即ち、在庫の管理や棚卸しの数量を正確に把握することにより、作業工数を削減することが可能になる。
さらに、図4で示したように、在庫管理ホスト(管理装置)15を、部材発注ホスト24、承認端末25、及び出力端末26と接続することにより、在庫の状況に応じて部材の発注、承認などを自動化することも可能になり、製造現場における部材の管理業務が効率化される。
また、第1の実施形態に係る管理システムは、1台のカメラと管理装置による簡易な構成で実現することが可能である。複数の収納部の前面をカメラの撮像視野の中に収めるように設置すればよいだけなので、特に広角の撮像系である必要はない。また、複数のカメラを使用するステレオカメラである必要もない。そのため、カメラを低価格で構成することができる。
また、画像処理部12で行われる処理のうち、汎用的な処理については、安価で入手可能な画像処理ソフトライブラリの機能を使用することができる。汎用的な処理としては、例えば、動きを検出した領域を切り出す機能、拡大・縮小処理の機能、照合処理の機能などである。これにより、ソフトウェアに掛かる開発工数を削減することができるため、ソフト面でも低価格にすることができる。
尚、第1の実施形態の管理システムでは、入出庫の自動識別を行うことで、部材の変動量を把握することを行っているが、その機能に加えて、各収納部に収納した状態を監視することにより、全体の数量を把握するようにしてもよい。本実施形態では、収納部を斜め上方から撮影しているので、収納された個々の部材を把握することもある程度可能である。
[第1の実施形態の変形例]
次に、第1の実施形態の変形例について、図7を参照しながら説明する。第1の実施形態の変形例では、第1の実施形態の画像処理部12において、図7に示す登録色領域削除手段18を新たに追加している。それ以外については、第1の実施形態と同様であるため、重複する説明を省略する。
図7に示すように、登録色領域削除手段18は、カメラ4で撮影されたフレーム画像から部材の領域9を切り出した後に、部材の領域9に写った部材以外のもの(例えば、部材を把持する手や、服の部分)を削除する機能を果たしている。ここで、削除する色は、予め、記憶部20に登録しておく。図7に示す例では、肌色と服の色を予め登録している。色の登録は、例えば、色をL*a*b*等の表色系で表現した場合に、L*a*b*空間での領域を指定することにより行う。但し、削除する色を規定する方法であれば、方式は限定されない。
図7に示す例では、登録色領域削除手段18により、登録した肌色、服の色の領域が削除され、登録色領域を削除した部材の領域29が得られている。尚、削除した領域は、モフォロジー処理などにより周辺の色で埋める処理を行っておくことが望ましい。
尚、削除する色を登録する代わりに、部材の色情報を登録しておき、部材の色情報でない色を削除するようにしてもよい。
第1の実施形態の変形例では、図4の部材の領域9に代わって、登録色領域を削除した部材の領域29が、拡大縮小手段13、及び照合手段14に入力される。
以上説明したように、第1の実施形態の変形例では、第1の実施形態の効果に加えて、以下の効果が得られる。即ち、手や作業着の写り込んだ部分を削除した後、照合処理を行うようにしたので、照合処理の精度が向上し、部材の種類(ID番号)及び入出庫された収納部の誤判別を低減することができる。
[第2の実施形態]
次に、図8〜図10を参照しながら第2の実施形態について説明する。図8は、第2の実施形態に係る管理システムの構成を示すブロック図である。図8の在庫管理ホスト35を、図3の在庫管理ホスト15(第1の実施形態)と比較すると、図8では、図3の記憶部20、画像処理部12をそれぞれ記憶部30、画像処理部32に置き換えた構成になっている。それ以外の部分は同様であるため、同じ参照符号を付し重複する説明を省略する。
次に、図9は、第2の実施形態において、カメラ4の撮像視野6の一例を示す図である。図9を図2(第1の実施形態)と比較すると分かるように、第2の実施形態では、部材の画像位置28の情報を新たに使用するようにしている。撮像視野6におけるXY座標系を図9のように定義している。部材の画像位置28は、厳密には、部材7の入出庫を行う際に、部材7の移動の軌跡が収納部の前面3A〜Cと交差する点である。
第1の実施形態と同様に、画像処理部32の初段は、カメラ4で撮影された複数のフレーム画像のうち、動きを検出した部分から部材の領域9を切り出している。画像処理部32では更に、部材7の移動の軌跡に基づいて部材7が収納部の前面3A〜Cを交差した位置を概略推定し、推定した交差位置(XP、YP)を部材の画像位置28とする。
次に、図10を参照しながら第2の実施形態の画像処理部32及び部材データベース39について詳細に説明する。図10の部材データベース39は、図4の部材データベース19(第1の実施形態)と異なり、部材の種類(ID番号)毎に形状・色情報37a〜dを記憶させている。例えば、形状・色情報37aの場合、「円柱」、「直径:x(mm)」「高さ:y(mm)」、「赤色」等の情報からなり、形状に関する情報、及び色に関する情報を含んでいる。形状・色情報37a〜dの中からいずれか1つを選択し、撮像倍率及び撮影方向を指定すると、撮影画像を生成することができる(詳細は、照合画像生成手段33の説明を参照)。
次に、図10の画像処理部32は、撮像倍率テーブル38、照合画像生成手段33、照合手段34、及び収納部判定手段36を含んで構成される。撮像倍率テーブル38は、撮像視野6内の収納部の前面3A〜Cをサンプリングした(X、Y)座標における撮像倍率の値を記録したテーブルである。ここで、記録される各々の撮像倍率の値は、カメラ4を設置する条件に応じて、一意的に決まる値である。画像処理部32では、撮像倍率テーブル38を参照して、部材の画像位置28の座標(XP、YP)における撮像倍率mを読み出して使用する。
次に、照合画像生成手段33は、形状・色情報37a〜dの中からいずれか1つを選択し、撮像倍率m、及び撮像方向(部材の画像位置28により一意に決まるもの)を入力して、選択した形状・色情報に対応した部材の画像を生成し、照合画像47とする。
次に、照合手段34は、第1の実施形態の照合手段(図4の14)と同様のものであり、部材の領域9と照合画像47との照合を行う。そして、部材データベース39の形状・色情報37a〜dの中で照合に成功するものをサーチし、照合に成功した部材の種類(ID番号)を出力する。尚、第2の実施形態では、照合処理を行う前に撮像倍率mが算出済みであるため、照合画像47に対する拡大・縮小処理を行う必要がなく、高速な照合処理を実現することができる。
次に、収納部判定手段36は、撮像倍率テーブル38を参照して取得した撮像倍率mを入力し、式(2)〜(4)のいずれの条件を満たすかを調べ、入出庫された収納部を判定し、出力する。
また、画像処理部32は、第1の実施形態の画像処理部12と同様に、部材7が入庫されているのか、出庫されているのかを判定し、入庫/出庫判定情報として出力する。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて、以下に示す効果が得られる。まず、部材データベース39に形状・色情報37a〜dのみを記録し、照合画像47は照合画像生成手段33により生成するようにしたので、照合画像47を部材の画像位置に応じた画像とすることができる。これにより照合画像47の精度が向上し照合処理の誤判定を低減することができる。
また、照合処理画像47に対する拡大・縮小処理を行う必要がなくなるので、照合処理を高速化することができる。
さらに、部材の種類の中に、形状・色が同じで大きさのみが異なる部材があった場合、第1の実施形態では判別することができないが、第2の実施形態では判別することができる。そのため、第2の実施形態では、部材の種類を登録する上での制約が少ない。
[第3の実施形態]
次に、図11、図12を参照しながら、第3の実施形態について説明する。図11は、第3の実施形態に係る管理システムの構成を示すブロック図である。
第3の実施形態におけるカメラ94はオートフォーカス機能を有している。具体的には、カメラ94は入出庫する部材の画像領域が合焦するようにフォーカスを制御するフォーカス制御部98を備えている。具体的には、フォーカス制御部98は、物体の動きを検出して、動きのある領域に対してオートフォーカスすることにより、入出庫する部材の領域9に合焦するようにしている。そして、フォーカス制御部98は、合焦した時の距離d(入出庫された部材7とカメラ4との間の距離;図1(A)を参照)に関連する情報を在庫管理ホスト55の画像処理部52に出力する。ここで、フォーカス制御部98は距離dのデータを出力してもよいし、距離dに変換可能なデータを出力するようにしてもよい。
また、図11の在庫管理ホスト55を、図3の在庫管理ホスト15(第1の実施形態)と比較すると、図11は、図3の画像処理部12を画像処理部52に置き換えた構成になっている。それ以外の部分は同様であるため、同じ参照符号を付し重複する説明を省略する。
次に、図12を参照しながら、第3の実施形態の画像処理部52について説明する。まず、第3の実施形態で使用する部材データベース19は、第1の実施形態と同じものである。また、画像処理部52は、拡大縮小手段53、照合手段54、及び収納部判定手段56を含んで構成される。ここで、拡大縮小手段53、照合手段54は、それぞれ第1の実施形態の拡大縮小手段(図4の13)、照合手段(図4の14)と同様であり、第1の実施形態と同様に、部材の種類(ID番号)を判定し、出力する。また、画像処理部52は、第1の実施形態と同様に、部材が入庫されているのか、出庫されているのかを判定し、入庫/出庫判定情報として出力する。
第3の実施形態において、第1の実施形態と相違するのは、収納部判定手段56である。収納部判定手段56は、距離dが、以下の式(5)〜(7)のいずれを満たすかを調べる。ここで、dAL〜dAHは収納部2Aの距離の範囲、dBL〜dBHは収納部2Bの距離の範囲、dCL〜dCHは収納部2Cの距離の範囲であり、dAL<dAH<dBL<dBH<dCL<dCHの大小関係になる。即ち、収納部2A側は距離dが短く、収納部2C側は距離dが長くなる。

AL ≦ d ≦ dAH 式(5)
BL ≦ d ≦ dBH 式(6)
CL ≦ d ≦ dCH 式(7)
式(5)が満たされる場合、収納部判定手段56は入出庫された収納部を収納部2Aと判定する。また、式(6)が満たされる場合、収納部判定手段56は入出庫された収納部を収納部2Bと判定する。また、式(7)が満たされる場合、収納部判定手段56は入出庫された収納部を収納部2Cと判定する。このように、第3の実施形態では、距離d(入出庫された部材7とカメラ4との間の距離)に基づいて、入出庫された収納部を判定し、出力する。
以上説明したように、第3の実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。第3の実施形態では、入出庫された収納部を判定するのに、カメラのフォーカス制御部98が検出した距離dを使用するようにしている。即ち、第3の実施形態では、入出庫された収納部を判定するのに画像データを用いていないため、判定が画像データに影響されない。従って、安定した判定を行うことができるという利点がある。
[第4の実施形態]
次に、図13、図14を参照しながら、第4の実施形態について説明する。図13は、第4の実施形態に係る管理システムの構成を示すブロック図である。図13に示すように、第4の実施形態は第3の実施形態と同様に、フォーカス制御部98を備えたカメラ94を使用している。
図13において、第4の実施形態の在庫管理ホスト75が、第3の実施形態の在庫管理ホスト55と異なるのは、記憶部30と画像処理部72であり、それ以外の部分は同様であるため、同じ参照符号を付し重複する説明を省略する。
記憶部30は、第2の実施形態と同様の部材データベース39、及び撮像倍率テーブル78を備えている。また、画像処理部72は、照合画像生成手段73、照合手段74、及び収納部判定手段76を含んで構成される。
次に、図14を参照しながら画像処理部72について詳しく説明する。図14において、撮像倍率テーブル78は、距離dに応じた撮像倍率mの値を記録したテーブルである。第2の実施形態の撮像倍率テーブル38は部材の画像位置28に応じた撮像倍率mを記録したものであったが、第4の実施形態では入力を距離dとしている。
照合画像生成手段73、照合手段74は、それぞれ第2の実施形態の照合画像生成手段(図10の33)、照合手段(図10の34)と同様であり、説明は省略する。照合手段74は照合に成功した部材の種類(ID番号)を判定し、出力する。また、画像処理部72は、第1の実施形態の画像処理部12と同様に、部材7が入庫されているのか、出庫されているのかを判定し、入庫/出庫判定情報として出力する。
収納部判定手段76は、第3の実施形態の収納部判定手段56と同様であり、説明は省略する。収納部判定手段76は、距離dに基づいて入出庫された収納部を判定し、出力する。
以上のように、第4の実施形態は、第2の実施形態の部材データベース39とそれによる照合画像の生成と、第3の実施形態によるフォーカス制御手段による距離dの検出と、を取り込んだ構成となっている。従って、第4の実施形態によれば、第3の実施形態の効果に加えて、さらに、第2の実施形態の効果も得られる。即ち、第4の実施形態では、第2の実施形態と同様に部材データベース39に形状・色情報37a〜dのみを記録し、照合画像77を照合画像生成手段73により生成するようにしたので、照合画像77の精度が向上し照合処理の誤判定を低減することができる。
また、照合処理画像77に対する拡大・縮小処理を行う必要がなくなるので、照合処理を高速化することができる。
さらに、部材の種類の中に、形状・色が同じで大きさのみが異なる部材があった場合、第3の実施形態では判別することができないが、第4の実施形態では判別することができる。そのため、第4の実施形態では、部材の種類を登録する上での制約が少ない。
尚、各実施形態における画像処理部(図4の12、図10の32、図12の52、図14の72)が実行する各々の処理は、記憶部(図3の20、図8の30、図11の20、図13の30)にプログラムとして格納され、各実施形態の管理装置が備えたコンピュータに呼び出されて実行される。また、そのプログラムは、プログラムを記憶した記憶媒体で提供することができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)前述した第1の視点による管理システムの通りである。
(付記2)前記管理装置は、
部材の種類毎に、基準撮像倍率による基準画像を保存した部材データベースを備え、
前記カメラで撮影された部材の領域と前記部材データベースの基準画像との少なくとも一方を拡大・縮小しながら照合することにより、前記カメラで撮影された部材の領域の撮像倍率を推定して前記部材が入出庫された収納部を判定すると共に、当該部材の種類を判定することを特徴とする付記1に記載の管理システム。
(付記3)前記管理装置は、
部材の種類毎に、部材の形状及び/又は色に関する情報を記憶した部材データベースを備え、
前記カメラで撮影された部材の画像位置に基づいて、前記部材が入出庫された収納部を判定し、
前記カメラで撮影された部材の領域を、前記部材データベースと照合することにより、当該部材の種類を判定する、付記1に記載の管理システム。
(付記4)前記管理装置は、
前記部材の画像位置に対応した撮像倍率で、前記部材データベースの情報から照合画像を生成する照合画像生成手段をさらに備え、
前記カメラで撮影された部材の領域を前記照合画像と照合することにより、当該部材の種類を判定することを特徴とする付記3に記載の管理システム。
(付記5)前記管理装置は、
前記カメラで撮影された画像から、予め登録した色の領域を削除した後に、前記照合を行う、ことを特徴とする付記2乃至4のいずれか一に記載の管理システム。
(付記6)前記予め登録する色が、肌色であることを特徴とする付記5に記載の管理システム。
(付記7)前述した第2の視点による管理システムの通りである。
(付記8)前記管理装置は、
部材の種類毎に、基準撮像倍率による基準画像を保存した部材データベースを備え、
前記カメラで撮影された前記部材の領域と前記部材データベースの基準画像とを照合することにより、当該部材の種類を判定することを特徴とする付記7に記載の管理システム。
(付記9)前記管理装置は、
部材の種類毎に、部材の形状及び/又は色に関する情報を記憶した部材データベースと、
前記撮影距離に対応した撮像倍率で、前記部材データベースの情報から照合画像を生成する照合画像生成手段と、をさらに備え、
前記カメラで撮影された部材の領域を前記照合画像と照合することにより、当該部材の種類を判定する、ことを特徴とする付記7に記載の管理システム。
(付記10)前述した第3の視点による管理装置の通りである。
(付記11)部材の種類毎に、基準撮像倍率による基準画像を保存した部材データベースを備え、
前記カメラで撮影された部材の領域と前記部材データベースの基準画像との少なくとも一方を拡大・縮小しながら照合することにより、前記カメラで撮影された部材の領域の撮像倍率を推定して前記部材が入出庫された収納部を判定すると共に、当該部材の種類を判定することを特徴とする付記10に記載の管理装置。
(付記12)部材の種類毎に、部材の形状及び/又は色に関する情報を記憶した部材データベースを備え、
前記カメラで撮影された部材の画像位置に基づいて、前記部材が入出庫された収納部を判定し、
前記カメラで撮影された部材の領域を、前記部材データベースと照合することにより、当該部材の種類を判定する、付記10に記載の管理装置。
(付記13)前記部材の画像位置に対応した撮像倍率で、前記部材データベースの情報から照合画像を生成する照合画像生成手段をさらに備え、
前記カメラで撮影された部材の領域を前記照合画像と照合することにより、当該部材の種類を判定することを特徴とする付記12に記載の管理装置。
(付記14)前述した第4の視点による管理装置の通りである。
(付記15)部材の種類毎に、基準撮像倍率による基準画像を保存した部材データベースを備え、
前記カメラで撮影された前記部材の領域と前記部材データベースの基準画像とを照合することにより、当該部材の種類を判定することを特徴とする付記14に記載の管理装置。
(付記16)部材の種類毎に、部材の形状及び/又は色に関する情報を記憶した部材データベースと、
前記撮影距離に対応した撮像倍率で、前記部材データベースの情報から照合画像を生成する照合画像生成手段と、をさらに備え、
前記カメラで撮影された部材の領域を前記照合画像と照合することにより、当該部材の種類を判定する、ことを特徴とする付記14に記載の管理装置。
(付記17)前述した第5の視点による管理方法の通りである。
(付記18)複数の収納部のいずれかに入出庫される部材の領域をカメラで合焦するように制御し、前記部材の領域までの撮影距離に関連した情報を取得するステップと、
前記撮影距離に基づいて、前記部材が入出庫された収納部を判定するステップと、
を含むことを特徴とする管理方法。
(付記19)前述した第6の視点によるプログラムの通りである。
本発明の管理システムは、製造現場での部材管理を自動化することに好適に使用することができる。また、該管理システムは、低コストで簡易な構成であるため、小規模業者や小売店等への導入にも適している。さらに、該管理装置は、一般家庭での日用必需品の管理にも適用可能である。
なお、本発明の全開示(請求の範囲及び図面を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲及び図面を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1:管理システム
2A〜C:収納部
3A〜C:(収納部の)前面
4、94:カメラ
5:管理装置
6:撮像視野
7、8a〜d:部材
9:部材の領域
12、32、52、72:画像処理部
13、53:拡大縮小手段
14、34、54、74:照合手段
15、35、55、75:在庫管理ホスト(管理装置)
16、36、56、76:収納部判定手段
17a〜d:基準画像
18:登録色領域削除手段
19、39:部材データベース
20、30:記憶部
22:制御部
23:通信部
24:部材発注ホスト
25:承認端末
26:出力端末
27、47、57、77:照合画像
28:部材の画像位置
29:登録色領域を削除した部材の領域
33、73:照合画像生成手段
37a〜d:形状・色情報
38、78:撮像倍率テーブル
98:フォーカス制御部
d:距離(撮影距離)
〜m、m:撮像倍率
m0:基準撮像倍率
m_zoom:拡縮率

Claims (9)

  1. 前面から部材を入出庫する複数の収納部と、
    前記複数の収納部の前面が1つの撮像視野に入り、且つ、各々の前記収納部が異なる撮像倍率で撮影されるように設置した1台のカメラと、
    前記カメラで撮影された、入出庫動作中の部材の画像に基づいて、前記部材が入出庫された収納部と当該部材の種類とを判定する管理装置と、
    を備え、
    前記管理装置は、
    部材の種類毎に、基準撮像倍率による基準画像を保存した部材データベースを備え、
    前記カメラで撮影された部材の領域と前記部材データベースの基準画像との少なくとも一方を拡大・縮小しながら照合することにより、前記カメラで撮影された部材の領域の撮像倍率を推定して前記部材が入出庫された収納部を判定すると共に、当該部材の種類を判定する、
    ことを特徴とする管理システム。
  2. 前面から部材を入出庫する複数の収納部と、
    前記複数の収納部の前面が1つの撮像視野に入り、且つ、各々の前記収納部が異なる撮像倍率で撮影されるように設置した1台のカメラと、
    前記カメラで撮影された、入出庫動作中の部材の画像に基づいて、前記部材が入出庫された収納部と当該部材の種類とを判定する管理装置と、
    を備え、
    前記管理装置は、
    部材の種類毎に、部材の少なくとも形状に関する情報を記憶した部材データベースと、
    部材の画像位置に対応した撮像倍率を記録した撮像倍率テーブルと、
    を備え、
    前記カメラで撮影された部材の画像位置に基づいて、前記部材が入出庫された収納部を判定し、かつ、
    前記カメラで撮影された部材の画像位置に基づいて、前記撮像倍率テーブルから対応する撮像倍率を読み出し、読み出された前記撮像倍率で、前記部材データベースの情報から照合画像を生成し、前記カメラで撮影された部材の領域を、生成された前記照合画像と照合することにより、当該部材の種類を判定する、
    ことを特徴とする管理システム。
  3. 前記管理装置は、
    前記カメラで撮影された画像から、予め登録した色の領域を削除した後に、前記照合を行う、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の管理システム。
  4. 複数の収納部の前面が1つの撮像視野に入り、且つ、各々の前記収納部が異なる撮像倍率で撮影されるように設置した1台のカメラで撮影された、入出庫動作中の部材の画像に基づいて、前記部材が入出庫された収納部と当該部材の種類とを判定し、
    部材の種類毎に、基準撮像倍率による基準画像を保存した部材データベースを備え、
    前記カメラで撮影された部材の領域と前記部材データベースの基準画像との少なくとも一方を拡大・縮小しながら照合することにより、前記カメラで撮影された部材の領域の撮像倍率を推定して前記部材が入出庫された収納部を判定すると共に、当該部材の種類を判定する、
    ことを特徴とする管理装置。
  5. 複数の収納部の前面が1つの撮像視野に入り、且つ、各々の前記収納部が異なる撮像倍率で撮影されるように設置した1台のカメラで撮影された、入出庫動作中の部材の画像に基づいて、前記部材が入出庫された収納部と当該部材の種類とを判定し、
    部材の種類毎に、部材の少なくとも形状に関する情報を記憶した部材データベースと、
    部材の画像位置に対応した撮像倍率を記録した撮像倍率テーブルと、
    を備え、
    前記カメラで撮影された部材の画像位置に基づいて、前記部材が入出庫された収納部を判定し、かつ、
    前記カメラで撮影された部材の画像位置に基づいて、前記撮像倍率テーブルから対応する撮像倍率を読み出し、読み出された前記撮像倍率で、前記部材データベースの情報から照合画像を生成し、前記カメラで撮影された部材の領域を、生成された前記照合画像と照合することにより、当該部材の種類を判定する、
    ことを特徴とする管理装置。
  6. コンピュータにおいて、複数の収納部のいずれかに部材を入出庫する動作を、前記複数の収納部の前面が1つの撮像視野に入り、且つ、各々の前記収納部が異なる撮像倍率となる条件で撮影された画像に基づいて、前記部材が入出庫された収納部と当該部材の種類とを、前記コンピュータが備える判定手段により判定する判定工程を含み、
    前記判定工程では、撮影された部材の領域と、部材データベースの基準画像と、の少なくとも一方を拡大・縮小しながら照合することにより、撮影された部材の領域の撮像倍率を推定して前記部材が入出庫された収納部を判定すると共に、当該部材の種類を判定し、
    前記部材データベースは、部材の種類毎に、基準撮像倍率による基準画像を保存したデータベースである、
    ことを特徴とする管理方法。
  7. コンピュータにおいて、複数の収納部のいずれかに部材を入出庫する動作を、前記複数の収納部の前面が1つの撮像視野に入り、且つ、各々の前記収納部が異なる撮像倍率となる条件で撮影された画像に基づいて、前記部材が入出庫された収納部と当該部材の種類とを、前記コンピュータが備える判定手段により判定する判定工程を含み、
    前記判定工程では、
    撮影された部材の画像位置に基づいて、前記部材が入出庫された収納部を判定し、かつ、
    撮影された部材の画像位置に基づいて、撮像倍率テーブルから対応する撮像倍率を読み出し、読み出された前記撮像倍率で、部材データベースの情報から照合画像を生成し、撮影された部材の領域を、生成された前記照合画像と照合することにより、当該部材の種類を判定し、
    前記部材データベースは、部材の種類毎に、部材の少なくとも形状に関する情報を記憶したデータベースであり、
    前記撮像倍率テーブルは、部材の画像位置に対応した撮像倍率を記録したテーブルである、
    ことを特徴とする管理方法。
  8. 複数の収納部のいずれかに部材を入出庫する動作を、前記複数の収納部の前面が1つの撮像視野に入り、且つ、各々の前記収納部が異なる撮像倍率となる条件で撮影した画像から、前記部材が入出庫された収納部と当該部材の種類とを判定する処理をコンピュータに実行させ、
    前記判定する処理では、撮影された部材の領域と、部材データベースの基準画像と、の少なくとも一方を拡大・縮小しながら照合することにより、撮影された部材の領域の撮像倍率を推定して前記部材が入出庫された収納部を判定すると共に、当該部材の種類を判定し、
    前記部材データベースは、部材の種類毎に、基準撮像倍率による基準画像を保存したデータベースである、
    ことを特徴とするプログラム。
  9. 複数の収納部のいずれかに部材を入出庫する動作を、前記複数の収納部の前面が1つの撮像視野に入り、且つ、各々の前記収納部が異なる撮像倍率となる条件で撮影した画像から、前記部材が入出庫された収納部と当該部材の種類とを判定する処理をコンピュータに実行させ、
    前記判定する処理では、
    撮影された部材の画像位置に基づいて、前記部材が入出庫された収納部を判定し、かつ、
    撮影された部材の画像位置に基づいて、撮像倍率テーブルから対応する撮像倍率を読み出し、読み出された前記撮像倍率で、部材データベースの情報から照合画像を生成し、撮影された部材の領域を、生成された前記照合画像と照合することにより、当該部材の種類を判定し、
    前記部材データベースは、部材の種類毎に、部材の少なくとも形状に関する情報を記憶したデータベースであり、
    前記撮像倍率テーブルは、部材の画像位置に対応した撮像倍率を記録したテーブルである、
    ことを特徴とするプログラム。
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