JP2009227366A - 移動台車システム - Google Patents

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【課題】作業通路内の人または障害物を良好に検出し得る移動台車システムを安価に提供する。
【解決手段】移動台車システムは、移動棚12〜14(移動台車)間に択一的に形成される作業通路A〜Cを視野として撮像可能なカメラ30(30a,30b)と、このカメラ30(30a,30b)の撮像画像にて作業通路A〜Cの内領域に対応する監視画像領域Ain〜Cinと同作業通路A〜Cの外領域に対応する非監視画像領域Aout〜Coutとの境界線を規定する基準点となるマーカーMと、オン操作により移動棚12〜14の移動を開始させるリモコン50(操作手段)と、リモコン50の操作スイッチ51がオン操作されたとき、監視画像領域Ain〜Cin内に人または障害物が検出されないことを条件として、移動棚12〜14を移動させるための移動機構20を駆動するコントローラ40(制御手段)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動台車システムに関し、特に人または障害物の有無に応じて移動台車の移動を禁止・許容する移動台車システムに関する。
この種の移動台車システムとして、例えば下記特許文献1に記載されているように、モータおよび駆動ホイール(電動アクチュエータ)により所定方向に移動可能に並設される移動棚(移動台車)間に択一的に作業通路が形成されるものが知られている。この特許文献1に記載された移動台車システムでは、人または障害物を検出するために投光器と受光器からなる複数の光電センサが移動棚に設けられている。各投光器からの検出用光線は、中間に位置する移動棚および作業通路の空間を通して各受光器で受光される。この特許文献1に記載されたシステムによれば、光電センサにより作業通路内の人または障害物が検出された場合に、移動棚を移動させないようにすることが可能である。このため、作業通路内にいる人の安全性を確保することができ、また作業通路内にある障害物の破損を防止することができる。
特開平5−186016号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された移動台車システムでは、複数の光電センサが移動棚に設けられている。この場合、隣り合う光電センサの設置間隔が長すぎると、作業通路内に人または障害物が存在しているにも関わらず、人または障害物を良好に検出できないおそれがあった。一方、隣り合う光電センサの設置間隔が短かければ、人または障害物を良好に検出することができるが、この場合は光電センサの設置数が多くなるので、システムが高価になるという問題もあった。
本発明の課題は、作業通路内の人または障害物を良好に検出し得る移動台車システムを安価に提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するために本発明は、電動アクチュエータにより所定方向に移動可能に並設される移動台車間に択一的に作業通路が形成される移動台車システムにおいて、作業通路を視野として撮像可能なカメラと、このカメラの撮像画像にて作業通路の内領域に対応する監視画像領域と同作業通路の外領域に対応する非監視画像領域との境界線を規定する基準点となるマーカーと、オン操作により移動台車の移動を開始させる操作手段と、操作手段がオン操作されたとき、監視画像領域内に人または障害物が検出されないことを条件として、電動アクチュエータを駆動する制御手段とを備えたことを特徴とする。この場合、制御手段は、例えば、撮像画像データに基づいた画像処理により監視画像領域内での人または障害物の有無を判定し、監視画像領域内に人または障害物なしと判定したとき電動アクチュエータへ駆動信号を出力するように設定されていると好適である。
本発明の移動台車システムにおいては、いずれかの移動台車間に形成された作業通路がカメラにより撮像される。このカメラの撮像画像は、基準点となるマーカーにより作業通路の内領域に対応する監視画像領域と作業通路の外領域に対応する非監視画像領域とに分割される。そして、移動台車の移動を開始させるために操作手段がオン操作されたとき、監視画像領域に人または障害物が検出されないことを条件として、制御手段により電動アクチュエータが駆動される。
近年、市場には、人または障害物を撮像可能かつ安価なカメラが出回るようになった。したがって、このようなカメラを用いることで、移動台車間に形成される作業通路内の人または障害物を良好に検出し、しかも移動台車システムを安価に構成することが可能である。
本発明の実施に際して、カメラは、移動台車に設けられ、作業通路の入り口の一方から同作業通路の他方を視野として撮像するものと、作業通路の入り口の他方から同作業通路の一方を視野として撮像するものとで構成されており、マーカーは、作業通路の入り口の少なくとも一端側に設けられているとよい。
人または障害物を検出する手段としてカメラを用いる場合、作業通路の入り口の一方から同作業通路の他方を視野として撮像するカメラだけを設置することとすると、そのカメラの視野に死角が生ずる可能性がある。したがって、作業通路の入り口の一方から同作業通路の他方を視野として撮像するカメラと、作業通路の入り口の他方から同作業通路の一方を視野として撮像するカメラとを移動台車に設けるように構成することで、カメラの視野に死角が生ずることを回避することができ、作業通路における人または障害物の検出をより確実なものとすることができる。また、移動台車システムの設置環境によっては、作業通路の一端側に建物の壁等の構造材が隣接していることがある。このような場合には、その作業通路の一端側の外領域に人の入り込むおそれがないので、その作業通路の一端側では作業通路の内領域に対応する監視画像領域と同作業通路の外領域に対応する非監視画像領域とを境界線で分割する必要がない。したがって、作業通路の一端側にて境界線を規定する基準点となるマーカーを省略可能な場合もある。
また、本発明の実施に際して、操作手段は、カメラの撮像画像データに基づいて撮像画像を表示する表示部を備えており、制御手段は、操作手段の表示部にカメラの撮像画像データに基づいた撮像画像が表示され、かつ、操作手段が再度オン操作されたとき電動アクチュエータへ駆動信号を出力するように設定されているとよい。
これによれば、撮像画像データに基づいて操作手段の表示部に撮像画像が表示され、かつ、操作手段が再度オン操作されたとき、制御手段により電動アクチュエータが駆動される。すなわち、制御手段による人または障害物の判定と、作業者による撮像画像の視認との二重の判断動作を経た後、作業者による操作手段のオン操作により電動アクチュエータが駆動されるので、移動台車の移動に際しての安全性をより良好に確保することができる。
a.第1実施形態
以下、本発明の第1実施形態について図面を用いて説明する。図1は同第1実施形態に係る移動台車システムの要部を概略的に示すブロック図であり、図2は移動台車の平面図、図3は図2の正面図、図4は図2の側面図である。この移動台車システムは、ラック10、移動機構20、カメラ30、コントローラ40およびリモコン50で構成されている。
ラック10は、複数段の各棚板上に対象物Wを載置可能な固定棚11と移動棚12〜14とを備えている。固定棚11と移動棚12〜14は、図2および図4にて図示左右方向に並設されている。移動棚12〜14は、移動台車として機能するものであり、それぞれ電動モータ21と走行車輪22を含んでなる移動機構20により、図2および図4にて図示左右方向に移動可能とされている。
移動棚12〜14の全てが図2および図4にて図示右方の移動位置へ移動した状態では、固定棚11と移動棚12間に作業通路Aが形成される。この状態から、移動棚12のみが固定棚11に接近する図示左方の移動位置へ移動した場合には、移動棚12と移動棚13間に作業通路Bが形成される。一方、2つの移動棚12,13が固定棚11に接近する図示左方の移動位置へ移動した場合には、移動棚13と移動棚14間に作業通路Cが形成される。そして、それぞれ確保された作業通路A〜Cを利用して、作業通路A〜Cに面する固定棚11、移動棚12〜14の棚上に対象物Wを載置できるようになっている。
作業通路A〜Cに面する固定棚11、移動棚12〜14の支柱の下部には、所定の間隔でマーカーMが設けられている。マーカーMは、カメラ30の撮像画像にて作業通路A〜Cの内領域に対応する監視画像領域Ain〜Cinと作業通路A〜Cの外領域に対応する非監視画像領域Aout〜Coutとの境界線を規定する基準点としての役割を果たしている(図7参照)。
移動機構20(電動アクチュエータ)は、電動モータ21と走行車輪22に加えて、コントローラ40からの駆動信号に基づいて電動モータ21を駆動する駆動部23を備えてなる。
カメラ30は、周知のCCDカメラ(例えば冷暗所でも画像認識可能な赤外投光領域撮像カメラ)であり、図2に示したように、作業通路A〜Cを形成する固定棚11、移動棚12〜14の所定のコーナー支柱に設置されている。具体的には、カメラ30は、作業通路A〜C毎に作業通路A〜Cの入り口の前側(一方)から作業通路A〜Cの入り口の後側(他方)を視野として撮像するカメラ30aと、作業通路A〜Cの入り口の後側から作業通路A〜Cの入り口の前側を視野として撮像するカメラ30bとで構成されている。そして、カメラ30a,30bは、例えば図5(a)〜5(c)にて作業通路Aを代表して示すように、互いが対角に位置するように配置されており、カメラ30aの撮像領域IM1にカメラ30bの死角領域BS2が含まれ、カメラ30bの撮像領域IM2にカメラ30aの死角領域BS1が含まれるように設定されている。
また、各カメラ30(30a,30b)には、コントローラ40からの撮像要求を表す信号を受信し、コントローラ40へ撮像画像データを送信する送受信部31が設けられている。
コントローラ40は、CPU41,ROM42,メモリ43,送受信部44などを備えている。CPU41は、ROM42に記憶された図6の遠隔移動制御プログラムの実行に従って画像処理を行い、その画像処理の結果に応じて移動機構20の駆動部23へ駆動信号を出力する。メモリ43は、カメラ30からの撮像画像データを記憶する。送受信部44は、カメラ30からの撮像画像データを受信し、またリモコン50からの操作信号を受信する。
リモコン50は、遠隔操作により移動棚12〜14を移動させるものであり、操作スイッチ51、送受信部52などを備えている。操作スイッチ51は、作業通路A〜Cを設定し、この設定した作業通路A〜Cを形成するために移動機構20を駆動する条件となるオン信号を出力する。送受信部52は、操作スイッチ51のオン信号をコントローラ40へ送信する。
なお、リモコン50に加えて、固定棚11、移動棚12,13には、それぞれ操作部60A〜60Cが設けられている(図2,図8参照)。操作部60A〜60Cは、手動操作により作業通路A〜Cをそれぞれ形成するものであり、移動機構20を駆動するオン信号を出力する操作スイッチ61と、作業通路A〜Cが形成されているとき点灯状態となるインジケータランプ62を備えてなる。これにより、作業者は、作業通路A〜Cを直接視認できない位置からはリモコン50の操作スイッチ51を操作して移動棚12〜14を移動させることができ、作業通路A〜Cを直接視認できる位置からは操作部60A〜60Cの操作スイッチ61を操作して移動棚12〜14を移動させることができるようになっている。
次に、上記のように構成した第1実施形態の作動について説明する。コントローラ40のCPU41は、図6の遠隔移動制御プログラムを繰り返し実行している。この遠隔移動制御プログラムは、ステップS10にてその実行が開始され、ステップS11にてリモコン50の操作スイッチ51がオン操作されたか否かを判定する。リモコン50の操作スイッチ51がオン操作されていない場合には、ステップS11にて「No」と判定し、画像処理を行うことなくステップS15にてこの遠隔移動制御プログラムの実行を終了する。この場合、操作部60A〜60Cの操作スイッチ61がオン操作された場合には、操作された操作部60A〜60Cに応じて作業通路A〜Cが形成されるように、対応する移動機構20が駆動される。操作部60A〜60Cによる操作スイッチ61の操作の際には、通常、作業者により作業通路Aに人がいるか、あるいは障害物がないかが確認されるので、移動棚12〜14の移動に際しての安全性が確保されているからである。
図2に示したように、作業通路Aが形成されている状態から、例えば作業通路Bが形成されるようにリモコン50の操作スイッチ51が操作された場合には、ステップS11にて「Yes」、すなわち操作スイッチ51のオン信号に基づいて、作業通路Aに設置されたカメラ30a,30bから撮像画像データを受信し、この撮像画像データに基づいて画像処理を行う(ステップS12)。
この画像処理においては、まず、カメラ30a,30b毎に実際の撮像画像領域から、作業通路Aの外領域に対応する非監視画像領域Aout(A1out〜A3out)を排除する(図7参照)。次に、作業通路Aの内領域に対応する監視画像領域Ainにおいて、実際の撮像画像と、人または障害物のない状態で予め撮像された基準画像との比較処理(マッピング)を行い、その差分の絶対値を演算する。この演算の際には、作業通路Aの床色(光による反射部分を含む)とマーカーMの部分が削除されるように設定されている(汚れ許容範囲内は削除色とされる)。そして、演算した差分の絶対値が所定の閾値以上であるか否かを判定する。ここで、監視画像領域Ainにおいて、人がいる場合または障害物(例えば、10cm×20cm程度以上の大きさのもの)がある場合には、差分の絶対値が閾値以上となるように設定されている。
したがって、例えば図8(a)に示すように、作業通路Aの内領域に人がいる場合や、図8(b)に示すように、作業通路Aの内領域に障害物がある場合には、前記差分の絶対値が閾値以上となる。このため、ステップS13にて「Yes」、すなわち人または障害物ありと判定して、ステップS15にてこの遠隔移動制御プログラムの実行を終了する。一方、作業通路Aの内領域に人または障害物がない場合には、ステップS13にて「No」と判定し、ステップS14にて移動機構20の電動モータ21を駆動するように駆動部23へ駆動信号を出力する。これにより、移動棚12が固定棚11側へ移動して、移動棚12と移動棚13間に作業通路Bが形成されるようになる。作業通路Cが形成される場合についても、作業通路Bが形成される場合と同様であり、ステップS11〜S14の処理により、移動棚12,13が固定棚11側へ移動して、移動棚13と移動棚14間に作業通路Cが形成されるようになる。
この第1実施形態によれば、カメラ30a,30bを用いることで、移動棚12〜14間に形成される作業通路A〜C内の人または障害物を良好に検出し、しかも移動台車システムを安価に構成することができる。
また、上記第1実施形態では、カメラ30が、作業通路A〜C毎に作業通路A〜Cの入り口の前側(一方)から作業通路A〜Cの入り口の後側(他方)を視野として撮像するカメラ30aと、作業通路A〜Cの入り口の後側から作業通路A〜Cの入り口の前側を視野として撮像するカメラ30bとで構成されている。これにより、カメラ30a,30bの視野に死角が生ずることが回避される。
また、マーカーMが、作業通路A〜Cに沿って固定棚11と移動棚12〜14の前後方向に所定間隔で設けられるとともに、作業通路A〜Cの入り口の両端に設けられている。これにより、作業通路A〜Cの外領域のうち後側領域A3out,B3out,C3out、および前側領域A4out,B4out,C4out(図7参照)を排除することで、作業通路A〜Cにおける人または障害物の検出をより確実なものとすることができる。ただし、移動台車システムの設置環境によっては、作業通路A〜Cの一端側に建物の壁等の構造材が隣接していることがある。このような場合には、その作業通路A〜Cの一端側の外領域に人の入り込むおそれがないので、その作業通路A〜Cの一端側のマーカーMを省略することが可能である。
b.第2実施形態
上記第1実施形態では、リモコン50が操作スイッチ51と送受信部52とを備えるように構成したが、この第2実施形態では、図1にて破線で示すように、リモコン50が更にカメラ30a,30bによる撮像画像データに基づいて撮像画像を表示するモニター53(例えば液晶ディスプレイ)と、モニター53を駆動する駆動部54とを備えている。この場合、送受信部52は、操作スイッチ51のオン信号をコントローラ40へ送信する機能に加えて、コントローラ40から撮像画像データを受信する機能を有している。これに対応して、コントローラ40のCPU41は、カメラ30からの撮像画像データを送受信部44を介してリモコン50の送受信部52へ送信するようになっている。また、この第2実施形態では、コントローラ40のCPU41が、図6の遠隔移動制御プログラムに代えて、例えば図10の遠隔移動制御プログラムを実行するように構成されている。
次に、第2実施形態の作動について説明する。コントローラ40のCPU41は、図10の遠隔移動制御プログラムを繰り返し実行している。この遠隔移動制御プログラムは、ステップS20にてその実行が開始され、リモコン50の操作スイッチ51が操作されたとき、図6のステップS11〜S13の処理と同じステップS21〜23の処理を実行する。ステップS23にて「No」、すなわち人または障害物なしと判定した場合には、ステップS24にてカメラ30a,30bによる撮像画像データをリモコン50へ送信し、リモコン50のモニター53に撮像画像を表示させる。ステップS24の処理後、リモコン50の操作スイッチ51が再度オン操作された場合には、ステップS25にて「Yes」と判定し、ステップS26にて移動機構20の電動モータ21を駆動するように駆動部23へ駆動信号を出力する。
すなわち、この第2実施形態によれば、コントローラ40による人または障害物の判定処理(ステップS23)と、作業者によるリモコン50のモニター53での撮像画像の視認との二重の判断動作を経た後、リモコン50の操作スイッチ51の再度のオン操作により移動機構20の電動モータ21が駆動されるので、上記第1実施形態の効果に加えて、移動棚12〜14の移動に際しての安全性をより良好に確保することができる。
なお、上記第2実施形態では、リモコン50の操作スイッチ51のオン操作に応じて各カメラ30(30a,30b)の撮像画像データがコントローラ40を経由してリモコン50へ送信されるように構成したが、送受信態様はこれに限らず、例えばリモコン50の操作スイッチ51のオン操作、あるいは撮像画像データを要求するスイッチ操作に応じて各カメラ30(30a,30b)の撮像画像データが直接リモコン50へ送信されるように構成してもよい。この場合、カメラ30(30a,30b)の送受信部31とリモコン50の送受信部52とが、USBユニット等の無線ユニットを介して送受信される構成とし、またリモコン50の送受信部52とコントローラ40の送受信部44とが、無線ユニットやPLC等を介して送受信される構成とした場合には、移動台車システムの設置自由度を高め、その使い勝手を向上させることができる。
また、上記第1および第2実施形態では、カメラ30aとカメラ30bとを作業通路A〜Cにて対角に位置するように配置したが、これに限らず、作業通路A〜Cを形成する同じ棚側に位置するように配置してもよい。
また、移動棚の数、形状などについては、適宜設定変更可能である。
本発明の第1および第2実施形態に係り、移動台車システムの制御ブロック図。 図1の移動台車システムにおける移動棚および固定棚の平面図。 図2の正面図。 図2の側面図。 (a)はカメラによる撮像範囲を示す平面図。(b)は一方のカメラによる撮像範囲を示す側面図。(c)は他方のカメラによる撮像範囲を示す側面図。 本発明の第1実施形態に係り、図1に示したコントローラのCPUによって実行される遠隔移動制御プログラムを示すフローチャート。 カメラによる撮像画像の監視画像領域と非像監視画像領域とを示す説明図。 (a)は作業通路に人がいる場合の説明図。(b)は作業通路に障害物がある場合の説明図。 本発明の第2実施形態に係り、リモコンを示す正面図。 本発明の第2実施形態に係り、図1に示したコントローラのCPUによって実行される遠隔移動制御プログラムを示すフローチャート。
符号の説明
10 ラック
11 固定棚
12〜14 移動棚(移動台車)
A〜C 作業通路
M マーカー
Ain〜Cin 監視画像領域
Aout〜Cout 非監視画像領域
20 移動機構(電動アクチュエータ)
21 電動モータ
22 走行車輪
23 駆動部
30(30a,30b) カメラ
31 送受信部
IM1,IM2 撮像領域
BS1,BS2 死角領域
40 コントローラ(制御手段)
41 CPU
42 ROM
43 メモリ
44 送受信部
50 リモコン(操作手段)
51 操作スイッチ
52 送受信部
53 モニター(表示部)
54 駆動部
60A〜60C 操作部
61 操作スイッチ
62 インジケータランプ

Claims (4)

  1. 電動アクチュエータにより所定方向に移動可能に並設される移動台車間に択一的に作業通路が形成される移動台車システムにおいて、
    前記作業通路を視野として撮像可能なカメラと、
    このカメラの撮像画像にて前記作業通路の内領域に対応する監視画像領域と同作業通路の外領域に対応する非監視画像領域との境界線を規定する基準点となるマーカーと、
    オン操作により前記移動台車の移動を開始させる操作手段と、
    前記操作手段がオン操作されたとき、前記監視画像領域内に人または障害物が検出されないことを条件として、前記電動アクチュエータを駆動する制御手段とを備えたことを特徴とする移動台車システム。
  2. 前記カメラは、前記移動台車に設けられ、前記作業通路の入り口の一方から同作業通路の他方を視野として撮像するものと、前記作業通路の入り口の他方から同作業通路の一方を視野として撮像するものとで構成されており、前記マーカーは、前記作業通路の入り口の少なくとも一端側に設けられている請求項1に記載の移動台車システム。
  3. 前記制御手段は、前記撮像画像データに基づいた画像処理により前記監視画像領域内での人または障害物の有無を判定し、前記監視画像領域内に人または障害物なしと判定したとき前記電動アクチュエータへ駆動信号を出力するように設定されている請求項1または2に記載の移動台車システム。
  4. 前記操作手段は、前記カメラの撮像画像データに基づいて撮像画像を表示する表示部を備えており、前記制御手段は、前記操作手段の表示部に前記カメラの撮像画像データに基づいた撮像画像が表示され、かつ、前記操作手段が再度オン操作されたとき前記電動アクチュエータへ駆動信号を出力するように設定されている請求項1または2に記載の移動台車システム。
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