JP4694032B2 - 作業機械の表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業機械の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建設機械を操作するオペレータは、建設機械の作業エリア内に障害物や人が存在しないことを確認し、安全性を確保してから操作する必要がある。また建設機械には運転状態を表示するモニタパネルが設けられている。
【0003】
そこで建設機械では、作業エリア内の画像を撮像するカメラを設け、カメラによって撮像された画像をモニタパネルに表示するようにしている。すなわちオペレータ自身の判断で、モニタパネルの表示画面が、運転状態を表示する通常の表示画面からカメラの撮像画像に切り換えられる。
【0004】
そこでカメラの撮像画像に障害物や人が映っていた場合には、オペレータによって直ちに作業が中断される。一方オペレータによってカメラ撮像画像に障害物や人が映っていないことが確認されると再び作業が再開される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来技術によればモニタパネルの表示画面はオペレータ自身の判断で通常の運転状態表示画面からカメラ撮像画像に切り換えられる。このため、従来の建設機械ではオペレータ自身の判断で切換操作をしなければならず負担が掛かるという問題が生じていた。しかも危険な状況であるか否かはオペレータ自身の判断に依るため、危険な状況でないにもかかわらず表示画面が通常の運転状態表示画面からカメラ撮像画像に切り換えられたり危険な状況であるにもかかわらず表示画面が通常の運転状態表示画面のままでカメラ撮像画像に切り換えられなかったりすることがある。このためモニタパネルの表示画面を有効かつ適切に使用できないという問題があった。
【0006】
本発明は、作業機械の作業中に作業エリア内の画像を撮像して表示する際に、オペレータの負担を軽減することを解決課題とする。また本発明はモニタパネルの表示画面を有効かつ適切に使用することを解決課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用、効果】
第1発明では、
作業機械の所定箇所に、当該作業機械に対して一定エリア内に存在する物体を検出する少なくとも一つの近接センサを、設けるとともに、
前記近接センサに対応して、当該近接センサの検出エリア内の画像を撮像する撮像手段を設け、
前記近接センサによって作業機械に対して一定エリア内に存在する物体が検出された場合に、当該近接センサに対応する撮像手段で撮像される画像を、表示器に表示すること
を特徴としている。
【0008】
第1発明を図1を参照して説明する。
【0009】
第1発明によれば、近接センサ1d(1a、1b、1c)によって作業機械3に対して一定エリアE4(E1、E2、E3、)内に存在する物体が検出された場合に、近接センサ1d(1a、1b、1c)に対応する撮像手段4d(4a、4b、4c)で撮像される画像が、自動的に表示器20に表示される。
【0010】
したがって第1発明によれば、作業機械の作業中に作業エリア内の画像を撮像して表示させる際に、オペレータが切換操作しなくても済むので、オペレータの負担を軽減することができる。
【0011】
第2発明では、
作業機械の状態を表示するモニタパネルを、当該作業機械に搭載した作業機械の表示装置において、
前記作業機械の所定箇所に、当該作業機械に対して一定エリア内に存在する物体を検出する少なくとも一つの近接センサを設けるとともに、
前記近接センサに対応して、当該近接センサの検出エリア内の画像を撮像する撮像手段を設け、
前記近接センサによって作業機械に対して一定エリア内に存在する物体が検出された場合に、当該近接センサに対応する撮像手段で撮像される画像を、モニタパネルの表示画面に表示すること
を特徴としている。
【0012】
第2発明を図1を参照して説明する。
【0013】
第2発明によれば、近接センサ1d(1a、1b、1c)によって作業機械3に対して一定エリアE4(E1、E2、E3、)内に存在する物体が検出された場合に、近接センサ1d(1a、1b、1c)に対応する撮像手段4d(4a、4b、4c)で撮像される画像が、自動的にモニタパネル20の表示画面21に表示される。
【0014】
したがって第2発明によれば、第1発明と同様の効果が得られる。
【0015】
また第2発明によれば、モニタパネル20に、作業機械の運転状態が表示されている場合において、近接センサ1dで一定エリアE4内に物体が存在していることが検出されると、運転状態表示画面の全部または一部が、撮像手段4dによる撮像画像に切り換えられる。このためモニタパネルの表示画面を有効かつ適切に使用することができる。また既存のモニタパネル20に、撮像手段4dで撮像される画像を表示させることができるので、撮像手段4dで撮像される画像を表示するための新たなモニタパネル20を用意する必要がない。このため第2発明によればスペースをとらずに済む。
【0016】
また第3発明では、第1発明または第2発明において、
前記作業機械には、
旋回体が設けられているものとしている。
【0017】
第3発明によれば、作業機械に旋回体が設けられている。したがって旋回体上に運転室があればオペレータの視界に作業エリア内の障害物や人が入らない場合がある。また、旋回動作前の時点で旋回体の例えば後方側に障害物や人が存在しなくても、旋回中に障害物や人が入り込み旋回体とこれら障害物や人とが衝突するおそれがある。しかし、これらのような場合でも、第3発明では撮像手段で撮像される画像を介して作業エリア内の障害物や人を事前に、確実に監視することができるので、衝突事故を未然に防止し、より安全性を向上させることができる。
【0018】
また第3発明では、第1発明または第2発明と同様の効果が得られる。
【0019】
また第4発明では、第1発明または第2発明において、
前記表示器または前記モニタパネルの表示画面に、前記撮像手段の撮像画像とともに、前記作業機械に対する前記近接センサの検出エリアの相対位置を、表示するものとしている。
【0020】
第4発明では、オペレータが、表示器またはモニタパネルの表示画面によって、撮像手段で撮像される画像の監視だけでなく、作業機械に対する近接センサの検出エリアの相対位置の確認も同時に行うことができる。
【0021】
また第4発明では、第1発明または第2発明と同様の効果が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る作業機械の表示装置について説明する。
【0023】
なお、本実施形態では作業機械として建設機械の油圧ショベルを想定している。
【0024】
図1は本発明の実施形態に係る油圧ショベル3を上面からみた図である。図1は近接センサ1a〜1d、CCDカメラ4a〜4d、モニタパネル20の配設位置を示すとともに、油圧ショベル3に対する近接センサ1a〜1dの検出エリアE1〜E4の相対位置を示している。なお図1中で上側を油圧ショベル3の旋回体3aの前方側とし、図1中で下側を油圧ショベル3の旋回体3aの後方側とする。
【0025】
近接センサ1a、1b、1c、1dは、オペレータの視界に入らない障害物や人を検出できるように油圧ショベル3の旋回体3aの後方側にフラッシャーランプ10a、10b、10c、10dに対応して複数設けられている。
【0026】
近接センサ1a〜1dは、例えば超音波が物体に向けて発射されてから、物体によって反射されて戻るまでの時間に基づいて、近接センサ1a〜1dから物体までの距離を求め、この距離が所定の距離以下である場合に検出エリアE1〜E4内に物体が存在していることを検出する。
【0027】
近接センサ1aは、油圧ショベル3に対して一定エリアE1内に存在する物体を検出する。近接センサ1bは、油圧ショベル3に対して一定エリアE2内に存在する物体を検出する。近接センサ1cは、油圧ショベル3に対して一定エリアE3内に存在する物体を検出する。近接センサ1dは、油圧ショベル3に対して一定エリアE4内に存在する物体を検出する。
【0028】
CCDカメラ4a、4b、4c、4dは、近接センサ1a、1b、1c、1d、およびフラッシャーランプ10a、10b、10c、10dに対応して、油圧ショベル3の旋回体3aの後方側に複数設けられている。
【0029】
CCDカメラ4aは、近接センサ1aの検出エリアE1内の画像を撮像する。CCDカメラ4bは、近接センサ1bの検出エリアE2内の画像を撮像する。CCDカメラ4cは、近接センサ1cの検出エリアE3内の画像を撮像する。CCDカメラ4dは、近接センサ1dの検出エリアE4内の画像を撮像する。
【0030】
なお、CCDカメラ4a、4b、4c、4dは、検出エリアE1、E2、E3、E4内の画像を検出エリアE1とE2、E2とE3、E3とE4が各々重なるようにして撮像する。
【0031】
モニタパネル20は、油圧ショベル3の運転室8内に搭載されている。
【0032】
図2は本発明の実施形態に係る油圧ショベルの表示装置を示すブロック図である。なお図2において、前述の図1と同一の構成要素には同一の符号を付しており、これらの構成要素の説明については適宜省略する。
【0033】
図2に示すように実施形態の表示装置9は、大きくは近接センサ1a、1b、1c、1dと、CCDカメラ4a、4b、4c、4dと、スイッチャ5と、モニタコントローラ6と、通信用コントローラ7と、モニタパネル20と、指紋照合ユニット10と、車体コントローラ16とから構成されている。
【0034】
指紋照合ユニット10は、コネクタ14とコネクタ15とが接続されることにより、モニタコントローラ6との間で各種データ及び各種信号の送受信が可能となる。
【0035】
指紋照合ユニット10には、センサ部11と、データ記憶部12と、指紋照合部13とが設けられている。
【0036】
センサ部11ではオペレータの指の指紋のデータが検出される。
【0037】
データ記憶部12には、オペレータの指紋のデータが予め記憶されている。
【0038】
指紋照合部10では、センサ部11で検出された指紋データと、データ記憶部12で記憶されている指紋データとを照合する処理が行われる。
【0039】
指紋の照合処理は、モニタパネル20の表示画面21の表示にしたがい進められる。
【0040】
照合の結果、両指紋データが一致していると判断されると、指紋照合ユニット10からモニタコントローラ6へ「照合OK信号」が送信される。
【0041】
近接センサ1a、1b、1c、1dは、油圧ショベル3に対して一定エリアE1、E2、E3、E4内に物体が存在していることが検出されると、検出信号S1、S2、S3、S4をスイッチャ5にそれぞれ送信する。
【0042】
CCDカメラ4a、4b、4c、4dは、近接センサ1a、1b、1c、1dの検出エリアE1、E2、E3、E4内で撮像した画像V1、V2、V3、V4をスイッチャ5にそれぞれ送信する。撮像画像V1、V2、V3、V4は動画像であっても静止画像であってもよい。
【0043】
検出信号S1、S2、S3、S4は撮像信号V1、V2、V3、V4にそれぞれ対応している。
【0044】
スイッチャ5は、検出信号S1が受信されると撮像信号V1を選択してモニタコントローラ6に送信し、同様に検出信号S2が受信されると撮像信号V2を選択してモニタコントローラ6に送信し、同様に検出信号S3が受信されると撮像信号V3を選択してモニタコントローラ6に送信し、同様に検出信号S4が受信されると撮像信号V4を選択してモニタコントローラ6に送信する。
【0045】
モニタパネル23の表示画面21上にはタッチスイッチ23が配置されている。
【0046】
モニタコントローラ6は、モニタパネル20の表示画面21の遷移を制御する。
【0047】
モニタコントローラ6は、指紋照合ユニット10から照合OK信号が入力されることを条件として、モニタパネル20の表示画面21を、図3に示す「通常画面」に遷移させる。
【0048】
車体コントローラ16にはセンサ群17とアクチュエータ群117が接続されている。車体コントローラ16はセンサ群17で検出された信号を取り込むとともにアクチュエータ群117に駆動指令信号を出力する。
【0049】
センサ群17の検出信号は、油圧ショベル3の状態を示す車体状態信号として車体コントローラ16からモニタコントローラ6に送信される。モニタコントローラ16は車体状態信号を、モニタパネル20に送信する。
【0050】
このため図3に示すように表示画面21の「通常画面」の状態表示エリア18には、油圧ショベル3の状態が表示される。
【0051】
また図3に示す表示画面21の「通常画面」のタッチスイッチ23が操作されると、対応する制御信号Kがモニタパネル20からモニタコントローラ6に送信される。さらにモニタコントローラ6から車体コントローラ16に制御信号Kが送信され、車体コントローラ16は制御信号Kに応じてアクチュエータ群117を駆動制御する。
スイッチャ5を介して撮像信号V1、V2、V3、V4のうちの何れかがモニタコントローラ6で受信されると、この撮像信号はモニタコントローラ6からモニタパネル20に送信されるとともに通信用コントローラ7に送信される。
【0052】
また近接センサ1a〜1dで検出信号S1、S2、S3、S4が出力されると、この検出信号はスイッチャ5、モニタコントローラ6を介してモニタパネル20に送信される。
【0053】
通信用コントローラ7は、受信された撮像信号V1、V2、V3、V4を油圧ショベル3外に設置されたサーバ装置に送信する。
【0054】
つぎに上述した表示装置9の動作について説明する。
【0055】
近接センサ1a〜1dから検出信号S1〜S4のいずれもが出力されていない状態では、図3に示すように、モニタパネル20の表示画面21は「通常画面」に維持されている。この「通常画面」上の状態表示エリア18を視認することでオペレータは油圧ショベル3の車体内の状態を監視できるとともに、タッチスイッチ23を操作することで油圧ショベル3の走行体や旋回体3a等を作動させることができる。
【0056】
そこでたとえば近接センサ4dから検出信号S4が出力されると、この検出信号S4がモニタパネル20に入力される。以下の処理は他の検出信号S1〜S3が出力されている場合も同様であるので検出信号S4を代表させて説明する。モニタパネル20に検出信号S4が入力されるに応じて、モニタパネル20の表示画面21上には、図4に示すようにサブウインドウ22が表示される。つまり表示画面21は図3に示す「通常画面」から図4に示す「異常画面」に切り換えられる。
【0057】
図4に示すようにサブウインドウ22は、図3に示す状態表示エリア18を覆うとともに、タッチスイッチ23から外れた位置に配置される。
【0058】
サブウィンドウ22は、検出表示部24と、撮像画像表示部25とから成っている。
【0059】
検出表示部24には、油圧ショベル3の概略上面を表示する表示部24aと、検出エリアE1〜E4を表示する表示部24bと、確認スイッチ24cとから成っている。また撮像画像表示部25は撮像画像V1〜V4を表示する表示部である。
【0060】
近接センサ1dから検出信号S4が出力されている場合には、撮像信号V4がモニタパネル20に入力されている。このため、この撮像信号V4に基づいて、サブウィンドウ22の撮像画像表示部25には、検出エリアE4内の撮像画像が表示される。
【0061】
一方、サブウィンドウ22の検出表示部24の検出エリア表示部24bには、検出信号S4に基づいて、近接センサ1dの検出エリアE4が表示される。検出エリアE4は背景色と識別できる色相、色彩、明度によって表示される。
【0062】
したがってオペレータは、この「異常画面」上で、異常が発生した検出エリアE4内を監視できるとともに、異常が発生した方向、位置つまり油圧ショベル3に対する検出エリアE4の相対位置を確認することができる。
【0063】
またこの実施形態によればサブウインドウ22はタッチスイッチ23から外れているため、この「異常画面」上においても図3に示す「通常画面」と同様に油圧ショベル3を制御することが可能となる。
【0064】
安全が確認されると、検出表示部24上の確認スイッチ24cが押される。確認スイッチ24cが押されることに応じて、サブウィンドウ22が表示画面21上から消去されて、図3に示す「通常画面」に戻される。
【0065】
また撮像信号V4は、前述したように通信用コントローラ7を介して油圧ショベル3外のサーバ装置に送信されている。サーバ装置の表示装置の表示画面には、撮像信号V4に対応する撮像画像が表示される。
【0066】
ここで、油圧ショベル3は、人目の届かない場所や時間帯に放置されて監視することができない場合、盗難のおそれがある。そこでサーバ装置を、例えば警備会社や警察署に設置すれば、油圧ショベル3が人目の届かない場所や時間帯に放置されたとしても常に油圧ショベル3を監視することができる。
【0067】
したがって本実施形態では、近接センサ1dの検出エリアE4内で撮像した画像のデータを油圧ショベル3外に設置されたサーバ装置に送信することにより表示装置9を盗難防止装置としても使用することができる。
【0068】
以上のように、本実施形態によれば、近接センサ1dによって油圧ショベル3に対して一定エリアE4内に存在する人が検出された場合に、近接センサ1dに対応するCCDカメラ4dで撮像される画像が、自動的にモニタパネル20に表示される。
【0069】
したがって本実施形態では、油圧ショベル3の作業中に作業エリア内の画像を撮像して表示させる際に、オペレータが切換操作しなくても済むので、オペレータの負担を軽減することができる。
【0070】
また本実施形態では、「通常画面」を表示するモニタパネル20を、「異常画面」を表示する表示器と兼用しているので、別途に新たな表示器を用意する必要がない。このため油圧ショベル3の小さなスペースに機器を配置することができる。また近接センサ1dで一定エリアE4内に物体が存在していることが検出された場合のみに、モニタパネル20の「通常画面」を「異常画面」に切り換えるようにしているので、モニタパネル20の表示画面21を有効かつ適切に使用することができる。なお図4では表示画面21上でタッチスイッチ23を外してサブウインドウ22を配置しているが、表示画面21の全体をサブウインドウ22に相当する画面にしてもよい。
【0071】
また本実施形態では、油圧ショベル3に旋回体3aが設けられている。したがって図1に示すように運転室8からの視界が旋回体3aに遮られて作業エリアE4内の障害物や人を直接視認することができない場合がある。また、旋回動作前の時点で旋回体3aの後方側に障害物や人が存在しなくても、旋回中に障害物や人が入り込み旋回体3aとこれら障害物や人とが衝突するおそれがある。
【0072】
しかし、これらのような場合でも、CCDカメラ4dで撮像される画像を介して作業エリアE4内の障害物や人を事前に、確実に監視することができるので、衝突事故を未然に防止し、より安全性を向上させることができる。
【0073】
なお本実施形態では、近接センサ1a、1b、1c、1dを、油圧ショベル3の旋回体3aの後方側に設けているが、オペレータの視界に入らない障害物や人を検出できる位置であれば油圧ショベル3の如何なる箇所に設けてもよい。
【0074】
また、近接センサ1a、1b、1c、1dは、例えばドップラー効果による周波数変化を検出する超音波センサで構成してもよい。
【0075】
なお、本実施形態では、近接センサ1a、1b、1c、1dを、複数設けているが、一つだけ設けるようにしてもよい。
【0076】
また、本実施形態では、CCDカメラ4a、4b、4c、4dを、複数設けているが、一つだけ設けるようにしてもよい。
【0077】
CCDカメラを一つだけ設ける場合、近接センサ1a、1b、1c、1dから送信された検出信号S1、S2、S3、S4に対応してCCDカメラが検出エリアE1、E2、E3、E4の方に向くようにCCDカメラの撮影角度を変えるようにしてもよい。
【0078】
なお、本実施形態では、スイッチャ5によって選択された撮像信号V1、V2、V3、V4のうちの何れかを、モニタコントローラ6で設定時間毎に静止画像データにして通信用コントローラ7に逐次送信するようにしてもよい。
【0079】
また、本実施形態では、確認スイッチ24cが押されてから、選択された撮像信号V1、V2、V3、V4の何れかを通信用コントローラ7に受信して油圧ショベル3外に設置されたサーバ装置に送信するようにしてもよい。
【0080】
なお、本実施形態では、サブウィンドウ22の撮像画像表示部25に、一つの検出エリアE4で撮像した画像を表示しているが、撮像画像表示部25を分割して複数の検出エリアで撮像した画像を表示してもよい。
【0081】
また、本実施形態では、一つの検出エリア表示部24bを一つの近接センサ1dの検出エリアE4に対応して表示しているが、複数の検出エリア表示部を複数の近接センサの検出エリアに対応して表示してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施形態に係る油圧ショベルを上面からみた図である。
【図2】図2は本発明の実施形態に係る油圧ショベルの表示装置を示すブロック図である。
【図3】図3はモニタパネルの表示画面の表示例を示す図である。
【図4】図4はモニタパネルの表示画面の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d…近接センサ
3…油圧ショベル
3a…旋回体
4a、4b、4c、4d…CCDカメラ
20…モニタパネル

Claims (1)

  1. 旋回体が設けられた作業機械の状態が通常画面として表示画面に表示されるモニタパネルを、当該作業機械に搭載した作業機械の表示装置において、
    前記作業機械の所定箇所に、当該作業機械に対して一定エリア内に存在する物体を検出する少なくとも一つの近接センサを設けるとともに、
    前記近接センサに対応して、当該近接センサの検出エリア内の画像を撮像する撮像手段を設け、
    前記通常画面には、操作に応じて作業機械が作動するタッチスイッチが表示されており、
    前記近接センサによって作業機械に対して一定エリア内に存在する物体が検出された場合に、前記通常画面の一部が切り換えられることにより、前記モニタパネルの表示画面が、前記通常画面から、当該近接センサに対応する撮像手段で撮像された画像が表示される異常画面に切り換えられ、前記異常画面では、前記タッチスイッチとともに、当該近接センサに対応する撮像手段で撮像された画像と、前記物体が検出された検出エリアの作業機械に対する相対位置が表示されること
    を特徴とする作業機械の表示装置。
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