JP6007799B2 - 集中管理型網制御システム - Google Patents

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    • H04L47/127Avoiding congestion; Recovering from congestion by using congestion prediction

Description

本発明は、集中管理型網制御システムに関する。
ネットワーク分野においては、OpenFlowを代表格とするSDN(Software Defined Network)関連技術が近年注目されている。OpenFlowでは、従来のスイッチ及びルータなどのネットワーク機器が備えている、パケット形態でのデータ転送機能と、スイッチング及びルーティングなどの制御機能とが、スイッチ(OpenFlowスイッチ)とコントローラ(OpenFlowコントローラ)とに分離される。
OpenFlowコントローラは、OpenFlowプロトコルに則り、OpenFlowスイッチにおけるデータ転送を制御する。つまり、OpenFlowでは、コントローラがネットワーク中に存在する複数のスイッチを集中制御で管理する。これまでのネットワーク制御と異なりOpenFlowでは、2つの通信ノード間で通信を行うためには、コントローラが最適な経路(route)を決定し、経路上に存在するスイッチに対してフ
ローテーブル(Flow Table)の設定(配信)を行う必要がある。なお、コントローラは、これまでのネットワーク制御と同様に、ダイクストラ(Dijkstra)法のアルゴリズム(Single Source Shortest Path Algorithm)に基づいて、最短経路を計算することが可能で
ある。
また、近年のクラウドコンピューティングの発達に伴い、ユーザは、必要な時に、必要な分だけの基盤(インフラ)としての仮想マシン(VM:Virtual Machine)を立ち上げ
ることが可能である。例えば、Amazon(登録商標)及びGoogle(登録商標)はVM単位でサーバ環境などのマシンリソースを貸し出すサービスであるIaaS(イアース/アイアス(Infrastructure as a Service))を行っている。
特開2005−94222号公報
E. W. Dijkstra, "A Note on Two Problems in Connextion with Graphs", Numerische Mathematik, Vol. 1, pp.269-271, 1959 George T. Heineman et al, "アルゴリズムクイックリファレンズ", pp.169-177, オライリー, Apr. 2010
OpenFlowのような集中管理型のネットワーク制御技術をIaaSに適用した場合を考えると、VMが配備された段階で、このVMに対してのネットワークの疎通性が必要になる。コントローラは、配備対象のVMが送信元または宛先となる最短経路を計算し、経路上のスイッチに対して必要なフローテーブルの設定を行う必要がある。
IaaSを実施する大規模ネットワークにおいて、多数のVMが一度に配備された場合、これらのVMに対するネットワークの疎通性を確保するために、これらのVMに対する経路設定要求が大量に発生する。この場合、コントローラは、大量の経路計算を短時間に処理する必要があり、経路計算負荷が増大するので、経路設定までの遅延時間が通常時よ
りも長くなることを免れない。
課題は、コントローラである集中管理型網制御装置に対して、大量の経路設定要求が発生し、経路計算負荷が増大した場合、遅延時間を抑制した経路設定を行うことを可能にする技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、複数のネットワーク機器を集中管理する集中管理型網制御装置は、経路設定要求を受信したとき、予め定められた閾値に基づいて経路計算の負荷状態を判定し、前記経路計算の高負荷状態を判定したときは、過去の経路計算実行により得られた経路木に従った経路を利用して一時的な経路の設定制御を行う。また、前記経路計算の低負荷状態を判定したときには、前記経路設定要求に応じた経路計算実行により得られる最短経路木に従った経路の設定制御を行う。
開示した集中管理型網制御装置によれば、経路計算要求が大量に発生し、経路計算負荷が高い場合に大量の経路計算を行わずに、過去に(直前を含む)求めた経路情報を利用(再利用)することにより、経路設定までの遅延時間を抑制することができ、結果として経路設定までに発生するパケットロスが低減できる。
他の課題、特徴及び利点は、図面及び特許請求の範囲とともに取り上げられる際に、以下に記載される発明を実施するための形態を読むことにより明らかになるであろう。
一実施の形態の集中管理型網制御システムの構成を示すブロック図。 図1における集中管理型網制御装置の構成を示すブロック図。 フローテーブルの構成を示す。 第1の経路設定処理を示すフローチャート。 経路木を説明するための図。 経路木を説明するための図。 第2の経路設定処理を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。図面には好ましい実施形態が示されている。しかし、多くの異なる形態で実施されることが可能であり、本明細書に記載される実施形態に限定されない。
[集中管理型網制御システム]
一実施の形態におけるシステム構成を示す図1を参照すると、集中管理型網制御システム1は、集中管理型網制御装置2と、通信ネットワークNWを構成する複数のネットワーク機器としてのスイッチ3とを備える。ここでは、簡素化のために、少なくとも1つの通信ネットワークNWを構成する9個のスイッチ(SW1−SW9)3を例示している。これらのスイッチ3は、L2(レイヤ2)スイッチ、L3(レイヤ3)スイッチ、及びルータなどのいずれであってもよい。
この一実施の形態においては、集中管理型網制御装置2は、OpenFlowコントローラであり、OpenFlowプロトコルに則り、9個のスイッチ(OpenFlowスイッチ)3にフローテーブル(Flow Table)を設定(配信)して集中管理する。
(集中管理型網制御装置)
集中管理型網制御装置(以下、単にコントローラと記載することもある)2は、図2に示すように、ハードウェア構成として、次の要素を含んでいる。つまり、プロセッサとしてのCPU(Central Processing Unit)21と、作業用メモリとしてのRAM(Random Access Memory)22と、立ち上げのためのブートプログラムを格納したROM(Read Only Memory)23とを備える。
また、集中管理型網制御装置2は、OS(Operating System)、各種アプリケーションプログラム、及び各種情報(データを含む)を書換え可能に格納する不揮発性のフラッシュメモリとしてのディスク24と、通信インタフェースとしてのNIC(Network Interface Card)25などとを備える。
後に詳述する経路設定処理機能を論理的に実現するには、集中管理型網制御装置2において、ディスク24に制御プログラム(SDN制御プログラム)をアプリケーションプログラムとしてインストールしておく。そして、この集中管理型網制御装置2においては、CPU21がこの制御プログラムをRAM22に常時展開し、常駐プログラムとして実行する。
更に詳述すると、集中管理型網制御装置2は、経路設定要求受付部221、最短経路計算部222、経路計算負荷計測部223、経路設定部224、最短経路木保持部225、最短経路木選択部226、経路計算負荷判定部227、及び設定済経路情報保持部228を機能構成要素として備える。
経路設定要求受付部221は、集中管理型網制御装置2の外部で発生した経路設定要求をNIC25を介して受け付ける(受信する)。この経路設定要求は、例えば、サーバ環境などのマシンリソースを貸し出すサービスであるIaaS(イアース/アイアス)を実施するために、仮想マシン(VM)が配備された場合、この仮想マシンに対する通信ネットワークNWの疎通性を確保するために、上位のアプリケーションレイヤなどから発生する。この経路設定要求は送信元通信ノードの識別情報及び宛先通信ノードの識別情報を含む。
最短経路計算部222は、経路設定要求に伴って与えられた配備対象の仮想マシン対応の1つの通信ノード(以下、単にノードと記載することもある)を経路木(ツリー)内の最初の分岐点、つまり始点(ルート(root))とする最短経路木を計算する。最短経路計算部222がこのような単一始点の最短経路木を計算するためには、例えばダイクストラ(Dijkstra)法のアルゴリズム(Single Source Shortest Path Algorithm)を利用可能
である(詳細は上記非特許文献2参照)。
経路計算負荷計測部223は、集中管理型網制御装置2において現在実行している経路計算についての負荷の程度を計測する。経路設定部224は、後に詳述する経路設定処理によって決定された経路を実現するために、該当スイッチ3のフローテーブル(後に詳述)を設定して配信する。
最短経路木保持部225は、最短経路計算部222が最短経路計算を行った際に、得られた最短経路木及び最短経路木候補を記憶する。最短経路木選択部226は、最短経路木保持部225に既に保持されている複数の最短経路木候補と、新しく求められた最短経路木との中から最短経路木保持部225に保持すべき最短経路木候補を選択する。また、最短経路木選択部226は、経路計算負荷が高い際に、複数の最短経路木の候補の中から、使用する最短経路木を選択する。
経路計算負荷判定部227は、経路計算負荷計測部223で得られた経路計算負荷情報
に基づいて予め定められた閾値と比較し、経路計算負荷が高いか低いかを判定する。設定済経路情報保持部228は、2つの通信ノード間に既に設定されている経路情報を記憶する。
上述した集中管理型網制御装置2においては、経路設定要求が発生した際に、発生時点での経路計算負荷が予め定められた閾値に比較して高いか低いかを判定する。経路計算負荷が低いと判定したときには、オンデマンドでの経路計算(つまり、経路設定要求に応じた経路計算)を行い、この計算結果に従った経路設定を行う。一方、経路計算負荷が高いと判定したときには、過去(直前を含む)に行われた経路計算の結果を利用(再利用)して一時的な経路設定を行う。また、経路計算負荷が高い状態から低い状態に変化したときには、一時的に設定された経路からオンデマンドに経路計算して求める経路に経路設定を変更する。
(スイッチ)
図1に示す各スイッチ3は、ハードウェア構成として、プロセッサとしてのCPUと、作業用メモリとしてのRAMと、立ち上げのためのブートプログラムを格納したROMとを備える。また、各スイッチ3は、OS、各種アプリケーションプログラム、及び各種情報(データを含む)を書換え可能に格納する不揮発性のフラッシュメモリとしてのディスクと、通信インタフェースとしてのNICなどとを備える。これらのハードウェア構成は、当業者が容易に理解でき、実施可能であるので、ここではこの構成の図示を省略している。
集中管理型網制御装置2によって実施されるネットワーク制御とは分離された、パケット形態でのデータ転送機能を論理的に実現するには、各スイッチ3において、ディスクに制御プログラムをアプリケーションプログラムとしてインストールしておく。そして、各スイッチ3においては、集中管理型網制御装置2からの指示を受信したときを契機に、CPUがこの制御プログラムをRAMに展開して実行する。これにより、各スイッチ3においては、図3に示すフローテーブル31に設定されている経路情報に従ったスイッチング動作を行い、決定された経路を実現する。
図3を参照すると、フローテーブル31は、パケットの転送ルールを記述したテーブルであり、集中管理型網制御装置2からの指示によって内容が追加、削除、または更新される。このフローテーブル31は、スイッチ3の入力ポート番号、送信(送信元)ノード識別情報(ID)、宛先ノード識別情報(ID)、及びスイッチ3の出力ポート番号を対応付けて記憶する。
各スイッチ3においては、入力されたパケット(運用パケット)に関し、フローテーブル31を参照して、入力ポート番号、送信ノードID、及び宛先ノードIDが一致するレコードを検索し、このレコードの出力ポート番号に対応する出力ポートに対して転送対象パケットを出力する。このフローテーブル31における第1レコード(1行目)の例では、スイッチ3の入力ポート番号“1”から入力される、送信ノードIDが“3”であり、かつ宛先ノードIDが“5”である、パケットをスイッチ3の出力ポート番号“2”に出力することを示している。
ここで、送信ノードID及び宛先ノードIDは、転送対象パケットのヘッダ部から得られるIP(Internet Protocol)アドレスだけではなく、MAC(Media Access Control
)アドレスなどの各通信ノードを識別することができる識別情報であれば、いずれであってもよい。また、IPアドレス及びMACアドレスの双方に対応する複数の識別情報の組み合わせで表現してもよい。さらに、送信ノードID及び宛先ノードIDの一方がワイルドカードであってもよい。
[動作]
次に、図1に示す一実施の形態の集中管理型網制御システム1における動作例について、関連図を併せ参照して説明する。
(基本的な経路設定処理)
先ず、コントローラ2における第1の経路設定処理について説明する。
コントローラ2においては、ノードS1からノードD1までの経路設定要求が外部から発生した場合、経路設定要求受付部221は、NIC25を介して、この経路設定要求を受け付ける(図4中のS30)。
経路計算負荷判定部227は、経路計算負荷計測部223で得られた経路計算負荷情報に基づいて予め定められた閾値と比較し、自装置の経路計算負荷が高いかを判定する(図4中のS31)。
経路計算負荷が高くない(つまり、低い)と判定された場合には、最短経路計算部222は、経路計算を実行し、ノードS1をルートとする最短経路木を求める(図4中のS32)。
最短経路計算部222により経路計算が実行された場合、最短経路木保持部225は、この経路計算で得られた最短経路木候補を最短経路木と共に保持(保存)する(図4中のS33)。ここで、最短経路木候補及び最短経路木を保持する理由は、S31の処理で経路計算負荷が高いと判定された場合、過去に計算した最短経路木候補及び最短経路木を利用するためである。
例えば、最短経路木保持部225は、最大n個の最短経路木を保持することを前提にすると、現在保持している最短経路木数がn個未満の場合は、最短経路計算部222により新しく計算された最短経路木を保持する。一方、最短経路木保持部225がn個の最短経路木を既に保持している場合には、新しく計算された1個の最短経路木を加えたn+1個の最短経路木からn個の最短経路木を選択することが必要になる。このとき、最短経路木選択部226がn個の候補を如何に選択するかについては後に詳述する。
経路設定部224は、最短経路計算部222によって求められた最短経路木に従って経路設定を制御する。つまり、経路設定部224は、得られた最短経路木に基づいて、ノードS1からノードD1までの最短経路に対応する各スイッチ3のフローテーブル31を設定制御することにより、経路の設定が行われる(図4中のS34)。これにより、経路計算負荷が低いと判定された場合における経路設定処理が終了する。
一方、S31の処理で経路計算負荷が高いと判定された場合には、最短経路木保持部225は、保存内容を参照し、ノードS1からノードD1までの経路設定対象について、最短経路木を過去に計算済みか判定する(図4中のS35)。
最短経路計算部222は、最短経路木保持部225において最短経路木を過去に計算済みでないと判定された場合には、通常どおりの経路計算を実行する(図4中のS32)。これにより、上述したS33での最短経路木及び最短経路木候補の保持及びS34での経路設定制御が行われた後、経路設定処理が終了する。
また、最短経路木保持部225は、最短経路木を過去に計算済みであると判定した場合には、計算済み最短経路木を取得する(図4中のS36)。これにより、上述したS34
での経路設定制御が行われた後、経路設定処理が終了する。過去に計算した最短経路木を利用した経路設定の詳細については後述する。
続いて、上述したS32での経路計算実行処理及びS33での最短経路木及び最短経路木候補の保持処理について、更に詳述する。
ノードS1からノードD1までの経路設定要求が発生し、経路計算負荷が低いと判定された場合、最短経路計算部222は、S32での経路計算実行処理において、ノードS1をルートとする最短経路木を求める。
この経路計算の結果、例えば、図5に示すように、符号1をルート(始点)とし、符号4,5,8を経由点とし、符号9を末端の点(リーフ(leaf))とする、最短経路木が得られる。
また、この経路計算の結果、符号1,2,3を含む経路木、符号1,4,5,6を含む経路木、及び符号1,4,7を含む経路木が併せて得られる。これらの経路木は、上述したS33での処理において、符号1,4,5,8,9を含む最短経路木と共に、符号1をルートとする最短経路木の候補として保持される。
なお、S32及びS33における処理は、S31で経路計算負荷が高いと判定され、かつS35で最短経路木を過去に計算済みでないと判定された場合にも同様に実行される。
この後に、符号2から符号6までの経路設定要求が新たに発生し、このときの経路計算負荷が高いと判定された場合、上述したS36の処理において、最短経路木保持部225は過去に計算済みの最短経路木を取得する。
ここで取得される過去に計算済みの最短経路木は、上述した符号1をルートとする4つの最短経路木の候補である。このとき、経路設定要求は符号2から符号6までであるので、4つの最短経路木の候補の内、符号1,4,5,6を含む経路木が得られる。そして、この経路木に沿って、符号2をルートとする符号6までの経路が設定制御されることになる。この結果、図6に示すように、符号2,1,4,5,6を含む経路が設定される。
図4に示す上述した第1の経路設定処理においては、コントローラ2の経路計算負荷が予め定められた閾値より高いと判定された場合、例えば、符号2から符号6までの経路設定要求について、最短経路木を過去に計算済みかが判定される。そして、最短経路木を過去に計算済みであると判定した場合には、この計算済み最短経路木に基づいて、経路設定制御が行われる。つまり、経路計算の高負荷状態では、過去に計算した最短経路木を再利用することにより、経路設定処理が促進される。
次に、図7に示す第2の経路設定処理においては、コントローラ2の経路計算負荷の低下が検出された場合、適正な最短経路木に従った最短経路に設定し直す。この第2の経路設定処理においては、一時的(暫定的)に設定された遠回りとなる経路を最短経路に戻し、通信ネットワークNWの利用効率を高めることができる。
詳述すると、経路計算負荷判定部227は、経路計算負荷計測部223で得られた経路計算負荷情報に基づいて予め定められた閾値と比較し、経路計算負荷の低下、つまり経路計算の高負荷状態から低負荷状態への変化を検出する(図7中のS41)。
設定済経路情報保持部228は、経路計算負荷判定部227からこの負荷状態変化を通知された場合、過去に計算した最短経路木に従って一時的に設定された経路が存在するか
保存内容を参照して判定する(図7中のS42)。
設定済経路情報保持部228が否定判定した場合は、処理終了となるが、設定済経路情報保持部228が肯定判定した場合は、最短経路木選択部226が起動される。
最短経路木選択部226は、設定済経路情報保持部228に保存されている経路情報を参照し、一時的に設定された経路の1つに対応する最短経路木を選択する(図7中のS43)。ここでは、例えばノードS2からノードD2までの経路(図6中の符号2から符号6までの経路に対応)について、ノードS1(図6中の符号1に対応)をルートとする最短経路木を使用していたとする。
最短経路木選択部226から選択した最短経路木に関する通知を受けた最短経路計算部222は、一時的に設定された経路についての経路計算を実行し、ノードS2をルートとする適正な最短経路木を求める(図7中のS44)。この経路計算の結果、例えば、図6中の符号2をルートとし、符号5を経由点とし、符号6をリーフとする、適正な最短経路木が得られる。
経路設定部224は、最短経路計算部222によって求められた適正な最短経路木に従って経路設定を制御する。つまり、経路設定部224は、得られた最短経路木に基づいて、ノードS2からノードD2までの最短経路に対応する各スイッチ3のフローテーブル31を設定制御することにより、経路の設定し直しが行われる(図7中のS45)。
経路計算負荷判定部227が経路計算の低負荷状態を検出(判定)している間は、つまり経路計算負荷が再び高くならない限り、一時的に最短経路ではなく設定された経路を順次に取り出し、取り出した経路のそれぞれについて、最短経路に従った経路設定制御をするために最短経路木を計算する処理が繰り返される(図7中のS46)。
(経路計算負荷の判定方法)
次に、経路計算負荷判定部227において実施される経路計算負荷の判定方法の実現形態について説明する。経路計算負荷判定部227は、上述した第1及び第2の経路設定処理において、例えば、ネットワーク運用者からの事前指示に基づき、次に説明する第1、第2及び第3の経路計算負荷の判定方法のいずれかを必要により経路計算負荷計測部223との協働により実施する。これらの判定方法のいずれにおいても、判定に用いる閾値の値は、事前にある1つの値に固定的に決めることが可能であるが、運用状況などに応じて動的に変更してもよい。
経路計算負荷判定部227が実施する第1の経路計算負荷の判定方法においては、過去の(厳密には、直前の数回の)経路計算時間に基づいて判定する。つまり、経路計算負荷計測部223において、経路設定要求が発生した時刻と、経路計算が終了した時刻とを各要求について記録しておき、経路計算が終了するまでに要した時間を計算する。経路計算負荷判定部227においては、経路計算が終了するまでに要した時間が、予め定められた閾値以上のとき(または超過のとき)には、経路計算負荷が高い高負荷状態と判定すると共に、予め定められた閾値未満のとき(または以下のとき)には、経路計算負荷が低い低負荷状態と判定する。
経路計算負荷判定部227が実施する第2の経路計算負荷の判定方法においては、キュー長に基づいて判定する。つまり、経路設定要求を受け付けたとき、経路設定要求が経路設定要求受付部221の図示省略のキュー(FIFO(First in First out))に格納される。このとき、キュー長に閾値を設け、予め定められた閾値以上(または超過)に未処理の経路設定要求が存在するときには、経路計算負荷が高い高負荷状態と判定すると共に
、予め定められた閾値未満(または以下)に未処理の経路設定要求が存在するときには、経路計算負荷が低い低負荷状態と判定する。
経路計算負荷判定部227が実施する第3の経路計算負荷の判定方法においては、CPU21の使用率に基づいて判定する。つまり、経路計算負荷計測部223は経路計算に使用しているCPU使用率をモニターする。経路計算負荷判定部227は、CPU使用率が予め定められた閾値以上のとき(または超過のとき)には、経路計算負荷が高い高負荷状態と判定すると共に、CPU使用率が予め定められた閾値未満のとき(または以下のとき)には、経路計算負荷が低い低負荷状態と判定する。
(最短経路木の選択方法)
次に、最短経路木選択部226において実施される過去に計算した最短経路木の選択方法の実現形態について説明する。最短経路木選択部226は、上述した第1及び第2の経路設定処理において、例えば、ネットワーク運用者からの事前指示に基づき、次に説明する第1、第2及び第3の過去に計算した最短経路木の選択方法のいずれかを実施する。
最短経路木選択部226が実施する第1の最短経路木の選択方法においては、最短経路計算部222が直前に行った経路計算結果を利用する。つまり、最短経路木選択部226は、最短経路計算部222が一番最後に経路計算を実行した際に得られ、最短経路木保持部225に保持されている最短経路木(最短経路木候補を含む)を選択する。
最短経路木選択部226が実施する第2の最短経路木の選択方法においては、最短経路計算部222による複数回の経路計算の結果を利用する。つまり、最短経路木選択部226は、最短経路計算部222による複数回の経路計算を実行した際に得られ、最短経路木保持部225に保持されている複数の最短経路木(最短経路木候補を含む)の中から1つを選択する。
この第2の最短経路木の選択方法において、どのように複数の最短経路木を選択するかについて、いつかのバリエーションが考えられる。第1には、過去における最新のn個の最短経路木を選択することが可能である。第2には、既に候補となっているn個の最短経路木と、新たに経路計算を行って得られた1つの最短経路木との合計であるn+1個の最短経路木の中からn個の最短経路木をランダムに選択することが可能である。
また、第3には、複数の最短経路木を選択する際に、ネットワークNWの輻輳状況を考慮する方法も考えられる。つまり、既に候補となっているn個の最短経路木と、新たに経路計算を行って得られた1つの最短経路木との合計であるn+1個の最短経路木の中から輻輳の少ない経路を使用するように、n個の最短経路木を選択することが可能である。この輻輳判定には、各リンクのリンク帯域に対する使用帯域、つまり利用率を求め、利用率が閾値を超えているかで判定する。閾値を超えているリンクが多い最短経路木ほど、輻輳状態が強いと考えて候補の選択を行う。
さらに、第2の最短経路木の選択方法において、どのようにn個の最短経路木の中から1つの最短経路木を選択するかについても、いつかのバリエーションが考えられる。第1には、n個の最短経路木の中から1つの最短経路木をランダムに選択することが可能である。また、第2には、経路設定要求についての送信ノード及び宛先ノード間の経路を各最短経路木候補に従って求め、ホップ数が最も少ない経路を選択することが可能である。
1つの最短経路木を選択するこれらの方法では、ネットワークNWの混雑度が加味されていないが、混雑度を考慮した方法としては、上述したn個の最短経路木を選択する際に用いた方法、つまりリンク利用率が閾値を超えているリンク数が最も少ない最短経路木を
選択するという方法が考えられる。これにより、なるべく輻輳を起こしているリンクを使用しないようにすることができる。また、経路設定要求についての送信ノード及び宛先ノード間の経路を候補の各最短経路木に従って求め、経路中に含まれる輻輳発生リンクの割合を基準にして、この割合が最も小さい最短経路木を選択する方法も考えられる。さらに、ネットワーク全体の輻輳の発生状況をトリガーにして、輻輳を考慮しない経路設定方法と、輻輳を考慮する経路設定方法とを切り替えてもよい。
(経路設定要求の優先処理方法)
コントローラ2の経路設定要求受付部221において受け付けられる経路設定要求のパケットには、優先度のフィールドがある。上述した第1の経路設定処理においては、最短経路計算部222は、この優先度フィールドの内容に基づいて、経路設定要求受付部221のキューから高優先度の経路設定要求を処理してもよい。
[変形例]
上述した一実施の形態における処理はコンピュータで実行可能なプログラムとして提供され、CD−ROMやフレキシブルディスクなどの非一時的コンピュータ可読記録媒体、さらには通信回線を経て提供可能である。
また、上述した一実施の形態における各処理はその任意の複数または全てを選択し組合せて実施することもできる。
[その他]
上述した一実施の形態及び変形例に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)複数のネットワーク機器を集中管理する集中管理型網制御装置であって;
経路設定要求を受信したとき、予め定められた閾値に基づいて経路計算の負荷状態を判定し;
前記経路計算の高負荷状態を判定したときは、過去の経路計算実行により得られた経路木に従った経路を利用して一時的な経路の設定制御を行う;
ように構成されたプロセッサを備える集中管理型網制御装置。
(付記2)前記経路計算の低負荷状態を判定したときには、前記経路設定要求に応じた経路計算実行により得られる最短経路木に従った経路の設定制御を行う;
ように更に構成された前記プロセッサを備える付記1記載の集中管理型網制御装置。
(付記3)前記過去の経路計算実行により得られた経路木は、前記経路設定要求に応じた経路計算実行により得られ、かつ保存されている最短経路木及び最短経路木候補を含む
付記2記載の集中管理型網制御装置。
(付記4)前記経路計算の高負荷状態においては、前記過去の経路計算実行により得られた経路木として、前記保存されている最短経路木及び最短経路木候補の中から選択する;
ように更に構成された前記プロセッサを備える付記3記載の集中管理型網制御装置。
(付記5)前記経路計算の負荷状態が高負荷状態から低負荷状態に変化したとき、一時的に設定した経路から前記経路設定要求に応じた経路計算実行により得られる最短経路木に従った経路に経路変更の設定制御を行う;
ように更に構成された前記プロセッサを備える付記1,2,3または4記載の集中管理型網制御装置。
(付記6)前記高負荷状態から前記低負荷状態への変化が継続している間は、前記経路変更の設定制御を繰り返す;
ように更に構成された前記プロセッサを備える付記5記載の集中管理型網制御装置。
(付記7)前記経路計算実行においては、前記経路設定要求に伴って与えられる送信元ノードを経路木のルートとする単一始点の最短経路木を計算するために、ダイクストラ法のアルゴリズムを利用する
付記1,2,3,4,5または6記載の集中管理型網制御装置。
(付記8)前記経路設定要求は、送信元ノードの識別情報及び宛先ノードの識別情報を含む
付記1記載の集中管理型網制御装置。
(付記9)前記集中管理型網制御装置は、OpenFlowコントローラであり、OpenFlowプロトコルに則り、前記複数のネットワーク機器としての複数のOpenFlowスイッチにパケットの転送ルールを記述したフローテーブルを配信して集中管理する
付記1記載の集中管理型網制御装置。
(付記10)前記フローテーブルは、送信元ノードの識別情報、宛先ノードの識別情報、前記OpenFlowスイッチの入力ポート番号、及び前記OpenFlowスイッチの出力ポート番号を含む
付記9記載の集中管理型網制御装置。
(付記11)経路設定要求を受信したとき、予め定められた閾値に基づいて経路計算の負荷状態を判定し;
前記経路計算の高負荷状態を判定したときは、過去の経路計算実行により得られた経路木に従った経路を利用して一時的な経路の設定制御を行う;
ことをプロセッサが実行する集中管理型網制御方法。
(付記12)前記経路計算の低負荷状態を判定したときには、前記経路設定要求に応じた経路計算実行により得られる最短経路木に従った経路の設定制御を行う;
ことを前記プロセッサが更に実行する付記11記載の集中管理型網制御方法。
(付記13)前記過去の経路計算実行により得られた経路木は、前記経路設定要求に応じた経路計算実行により得られ、かつ保存されている最短経路木及び最短経路木候補を含む
付記12記載の集中管理型網制御方法。
(付記14)前記経路計算の高負荷状態においては、前記過去の経路計算実行により得られた経路木として、前記保存されている最短経路木及び最短経路木候補の中から選択する;
ことを前記プロセッサが更に実行する付記13記載の集中管理型網制御方法。
(付記15)前記経路計算の負荷状態が高負荷状態から低負荷状態に変化したとき、一時的に設定した経路から前記経路設定要求に応じた経路計算実行により得られる最短経路木に従った経路に経路変更の設定制御を行う;
ことを前記プロセッサが更に実行する付記11,12,13または14記載の集中管理型網制御方法。
(付記16)経路設定要求を受信したとき、予め定められた閾値に基づいて経路計算の負荷状態を判定し;
前記経路計算の高負荷状態を判定したときは、過去の経路計算実行により得られた経路木に従った経路を利用して一時的な経路の設定制御を行う;
ことをプロセッサに実行させる集中管理型網制御プログラム。
(付記17)前記経路計算の低負荷状態を判定したときには、前記経路設定要求に応じた経路計算実行により得られる最短経路木に従った経路の設定制御を行う;
ことを前記プロセッサに更に実行させる付記16記載の集中管理型網制御プログラム。
(付記18)前記過去の経路計算実行により得られた経路木は、前記経路設定要求に応じた経路計算実行により得られ、かつ保存されている最短経路木及び最短経路木候補を含む
付記17記載の集中管理型網制御プログラム。
(付記19)前記経路計算の高負荷状態においては、前記過去の経路計算実行により得られた経路木として、前記保存されている最短経路木及び最短経路木候補の中から選択する;
ことを前記プロセッサに更に実行させる付記18記載の集中管理型網制御プログラム。
(付記20)前記経路計算の負荷状態が高負荷状態から低負荷状態に変化したとき、一時的に設定した経路から前記経路設定要求に応じた経路計算実行により得られる最短経路木に従った経路に経路変更の設定制御を行う;
ことを前記プロセッサに更に実行させる付記16,17,18または19記載の集中管理型網制御プログラム。
1 集中管理型網制御システム
2 集中管理型網制御装置
3 スイッチ
NW 通信ネットワーク
31 フローテーブル

Claims (9)

  1. 複数のネットワーク機器を集中管理する集中管理型網制御装置であって;
    経路設定要求を受信したとき、予め定められた閾値に基づいて経路計算の負荷状態を判定し;
    前記経路計算の高負荷状態を判定したときは、過去の経路計算実行により得られた経路木に従った経路を利用して一時的な経路の設定制御を行い
    前記経路計算の負荷状態が高負荷状態から低負荷状態に変化したとき、一時的に設定した経路から前記経路設定要求に応じた経路計算実行により得られる最短経路木に従った経路に経路変更の設定制御を行う;
    ように構成されたプロセッサを備える集中管理型網制御装置。
  2. 前記経路計算の低負荷状態を判定したときには、前記経路設定要求に応じた経路計算実行により得られる最短経路木に従った経路の設定制御を行う;
    ように更に構成された前記プロセッサを備える請求項1記載の集中管理型網制御装置。
  3. 前記過去の経路計算実行により得られた経路木は、前記経路設定要求に応じた経路計算実行により得られ、かつ保存されている最短経路木及び最短経路木候補を含む、
    請求項2記載の集中管理型網制御装置。
  4. 前記経路計算の高負荷状態においては、前記過去の経路計算実行により得られた経路木として、前記保存されている最短経路木及び最短経路木候補の中から選択する;
    ように更に構成された前記プロセッサを備える請求項3記載の集中管理型網制御装置。
  5. 前記高負荷状態から前記低負荷状態への変化が継続している間は、前記経路変更の設定制御を繰り返す;
    ように更に構成された前記プロセッサを備える請求項4記載の集中管理型網制御装置。
  6. 前記経路計算実行においては、前記経路設定要求に伴って与えられる送信元ノードを経路木のルートとする単一始点の最短経路木を計算するために、ダイクストラ法のアルゴリズムを利用する、
    請求項1,2,3,4,または5記載の集中管理型網制御装置。
  7. 前記集中管理型網制御装置は、OpenFlowコントローラであり、OpenFlowプロトコルに則り、前記複数のネットワーク機器としての複数のOpenFlowスイッチにパケットの転送ルールを記述したフローテーブルを配信して集中管理する、
    請求項1記載の集中管理型網制御装置。
  8. 経路設定要求を受信したとき、予め定められた閾値に基づいて経路計算の負荷状態を判定し;
    前記経路計算の高負荷状態を判定したときは、過去の経路計算実行により得られた経路木に従った経路を利用して一時的な経路の設定制御を行い
    前記経路計算の負荷状態が高負荷状態から低負荷状態に変化したとき、一時的に設定した経路から前記経路設定要求に応じた経路計算実行により得られる最短経路木に従った経路に経路変更の設定制御を行う;
    ことをプロセッサが実行する集中管理型網制御方法。
  9. 経路設定要求を受信したとき、予め定められた閾値に基づいて経路計算の負荷状態を判定し;
    前記経路計算の高負荷状態を判定したときは、過去の経路計算実行により得られた経路木に従った経路を利用して一時的な経路の設定制御を行い
    前記経路計算の負荷状態が高負荷状態から低負荷状態に変化したとき、一時的に設定した経路から前記経路設定要求に応じた経路計算実行により得られる最短経路木に従った経路に経路変更の設定制御を行う;
    ことをプロセッサに実行させる集中管理型網制御プログラム。
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