JP6007244B2 - 欠陥がある下水道管を修理するための筒状ライナ - Google Patents

欠陥がある下水道管を修理するための筒状ライナ Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の前文に従って欠陥がある下水道管を修理するための筒状ライナに関する。
欠陥がある下水道管のトレンチレス修理の分野では、ファイバ材料、特に、グラスファイバで構成される筒状ライナ(以下、「インライナ」として参照する。)がだんだん使用されるようになってきている。該筒状ライナには、液体反応性樹脂が含まれ、液体反応性樹脂は、筒状ライナがパイプラインの中に引き込まれた後に放射源からの光によって硬化され、圧縮空気によって膨張される。このような筒状ライナ及びこのようなライナを製造する方法は、例えば、国際公開WO−A00/73692号公報から公知であり、ここで開示されている筒状ライナは、積層不織層を備えた内側筒状フィルムを有する。積層不織層の上には、巻取芯上で、樹脂含浸ファイバロービングがオーバーラップ方法で巻かれている。この方法で製造された周囲に拡大可能なファイバチューブを、太陽光に含まれている紫外線による硬化から保護するために、工事現場まで運ばれる前は、ファイバチューブは、遮光外側筒状フィルムによって覆われている。このフィルムは、巻取工程の後に、側縁が相互に熱溶融結合された二枚の長手方向シートの形態で連続的に付けられる。外側筒状フィルムは、通常、高い拡大性を持つ光不透過性のフィルム、例えば、ポリエステルフィルムから成り、それは、ファイバチューブが、修理されるべき下水道管の内部で圧縮空気によって拡大させられた時にファイバ材料と同じ程度まで拡大する。拡大の結果、ファイバチューブの外周は、時々、増大するが、それは元の値の10%以下である。従って、ファイバチューブが、下水道管の直径を変更するための許容限度の範囲内で適用され得ることが保証される。
しばしば200m以下の長さ又はそれ以上の長さを有し、数トンの重さであり得る筒状ライナを、外側筒状フィルムに損傷を与えることなく、修理すべき下水道管の中に引き込むために、高い耐引裂性を有する材料から成る保護チューブを前もって下水道管の中に引き込むことが知られている。前記保護チューブは下水道管壁内の尖った突起部及び縁部をカバーし、そして、それに接触して、筒状ライナが引き込み中にスライドし得る。また、下水道管のある領域だけにノンスリップフィルムを引き込むことも公知である。この従来の方法では、保護チューブ(以下、「プレライナ」としても参照される。)又はノンスリップフィルムを、筒状ライナと同時に下水道管の中に引き込むことができないという問題があり、この場合、筒状ライナはピンと引っ張られずに、連続的な折り目がその中に形成され、硬化した後に筒状ライナが非常に弱くなる。拡張性が低減するので、筒状ライナを製造する間に筒状ライナの周りにプレライナを形成することは特別なことではない。プレライナ内への引き込みのために含まれ、かつ、必要とされる付加的な作業工程が、下水道管の修理のためのコストを大幅に増大させる。
本発明の目的は、一回の工程で、それを囲む耐引裂性材料から成る筒状チューブと共に、実質的に何の折り畳まれた部分もなしに、修理すべき下水道管の中に引き込むことが可能な下水道管修理用の筒状ライナを提供することにある。
この目的は、請求項1の特徴部分による発明に従って達成される。
発明の別の特徴は、従属請求項に開示されている。
本発明によれば、下水道管修理用筒状ライナは、周方向に拡大させることができ、具体的には、光硬化反応性樹脂が含浸された繊維粗紡(a fiber roving)を巻取回転軸にらせん状に巻き付けることによって製造された補強レイヤを備える。巻取回転軸は、好ましくは、公知の方法で、内側筒状フィルムによって覆われ、補強レイヤを内側筒状フィルムと共に、巻取回転軸から連続的に取り出すことができるようにしている。補強レイヤは、その外側が、外側筒状フィルムによって覆われている。外側筒状フィルムは、紫外線光に対して不透過性である材料で構成され、具体的には、熱溶融性・液密及び気密プラスチックフィルムで構成されている。繊維材料から成る補強レイヤは、例えば、グラスファイバスクリムから成り、又は、グラスファイバスクリムとランダム繊維レイヤ、例えば、不織布レイヤとの組み合わせから成る。また、筒状ライナに修理すべき下水道管を引き込んだ後に好ましくは圧縮空気が公知の方法で筒状ライナに供給された時に、補強レイヤは、外側筒状フィルムと同じ方法で、周方向において径方向に拡大可能であり、例えば、初期の直径の10%まで拡大可能である。筒状ライナの周方向の拡大により、下水道管の直径が変化する場合であっても、それは修理すべき下水道管の内壁に位置し、従って、チューブの硬化後であっても、下水道管の有効断面は可能な限り保持される。一度、筒状ライナが下水道管の中に引き込まれ、かつ、拡大されると、好ましくは、筒状ライナの内側空間を通して引き込まれる反応性樹脂に含まれる紫外線イニシエータにマッチする範囲の波長を放射する紫外線光源によって実行されて反応性樹脂は硬化する。
本発明による筒状ライナは、耐引裂性を有する非膨張性の液密材料から成り、好ましくは、大型トラックの防水シートを製造するための材料と同じコーティング済織物材料から成る保護チューブが、外側筒状フィルムの周りに配置されているという事実によって区別される。耐引裂性材料を参照すると、この材料は、筒状ライナを引込んでいる間に作用する張力に晒され、保護チューブは修理すべき下水道管内の突起や角部に当たった時に、材料が引裂かれないことを意味している。
本発明によれば、保護チューブは、接続部分を有し、この接続部分は、筒状ライナの長手方向に伸び、即ち、実質的に筒状ライナの長手方向軸線と平行に伸び、そして、本発明による方法により、圧縮空気を加えることで筒状ライナが拡大された時に周方向に拡大可能である。別の方法としては、保護チューブは、耐引裂性材料で構成され、傷つき易い外側筒状フィルムを、それが修理すべき下水道管の中に引き込まれる時に損傷から保護し、従って、外側筒状フィルム及び補強層より相当高い弾性係数を有し、結果として、筒状ライナの拡大中に、加えられた圧力の下での好ましい周方向の拡大は直径の1%未満になる。従って、外側筒状フィルム及び補強層は、相当に低い弾性係数を有し、それは、好ましくは、保護チューブの拡大係数の10倍以上であり得る。
本発明によれば、保護チューブによって保護された筒状レイヤが、実質的に折り畳まれることなく、一回の動作で修理すべき下水道管の中に引き込まれ得るという利点を有し、引き込み動作の後に、筒状ライナが、下水道管の内壁に位置するようになるために、周方向に拡大することができないというリスクがない。
本発明の好ましい実施例の場合、保護チューブは、筒状ライナの長手方向の少なくとも幾つかの方向に伸びる接触部分に沿って、外側筒状フィルムの外側に固定され、これは、好ましくは、両面接着テープを用いて行なわれ、外側筒状フィルムを、使用する巻取装置において補強レイヤに取り付けた後に、特に、その下側の外側筒状フィルムの分離速度に同期して回転される。しかし、両面接着テープの代わりに、接着シーム、例えば、熱溶融接着剤及び/又は熱溶融シームが、外側筒状フィルムと保護チューブとの間に設けられ、下水道管で用いられる筒状ライナに関しては、その下面に配置される。これにより、好ましくは、例えば、対応する寸法の引き込みケーブルを用いて、筒状ライナ内に引き込むために保護チューブに加えられる力が、主として、筒状ライナの底部領域に加えられ、折り畳まれる部分の形成をほぼ完全に防ぐことができるという利点を有する。非常に大きい直径を有する筒状ライナの場合、折り畳みが形成されることを減らすために、同様に、別の接触部分が横方向領域、例えば、3時と9時の領域に設けられ得ることは勿論である。引き込みケーブルを使って修理すべき下水道管の中に筒状ライナを引き込む代わりに、全ての実施例において、圧縮空気、水又は他の流体を用いて、公知の方法で、靴下と同様に、完全に、下水道管の中に裏返すことも可能である。
使用する接着剤は、好ましくは、接着テープの場合にも用いられる接着剤のように、恒久的に弾性を有し、かつ、恒久的に粘着性を有する接着剤であり、せん断力の影響の下で、外側筒状フィルムが、保護チューブの内面に対して周方向に動くことを可能にする。これは、摺動材料、例えば、テフロン(登録商標)又は潤滑石鹸を組み込むことで、又は外側筒状フィルムの外面と保護チューブの内面との間で摩擦低減材料を組み合わせることで、さらに促進され得る。
本発明の好ましい実施例では、保護チューブは、耐引裂性材料の一つ又は複数の周方向シート部分から成り、一つ又は複数のシート部分の二つの相互に隣接する長手方向部分が、重なり領域で相互に重なり、筒状ライナの長手方向に伸びる所定の引裂部分を有する拡大可能な連結部分を有し、それに沿って、保護チューブの長手方向部分が、実質的に液密に相互に連結される。
これにより、保護チューブを、単一の非拡大材料、具体的には、耐引裂性材料、好ましくは、大型トラックの防水シートの材料で製造することができるという利点が得られる。非拡大材料から成る保護チューブは、有利には、ロールストックとして予め形成され、かつ、筒状ライナの連続的な製造の間に、外側筒状フィルムを付けた後、直ぐに、例えば、公知のショルダを形成する方法で、連続的に外側筒状フィルムの周りに配置される。その直ぐ後に、保護チューブは、液密かつ気密に、所定の引裂部分に沿って閉じられる。ここでは、非拡大材料の二つのシート部分が、好ましくは、使用され、たとえ筒状ライナの直径が大きい場合でも、ロールストックの扱いを楽にする。
非拡大・耐引裂性材料の相互に重なる長手方向部分を閉じることは、好ましくは、接着テープ又は両面接着テープを用いて行なわれる。前記テープは、重なり領域における所定の引裂部分に沿って、又は耐引裂性材料の相互に隣接する部分の間に配置される。上述した方法と同様の方法で、生産プロセスの間に、長手方向縁部の外側部分の内面が、長手方向縁部の内側部分の領域に重なる前に、接着テープは、重なり部分上に、又は、保護チューブ上に、連続的に広げられ得る。これにより、筒状ライナ及び保護チューブを備えた合成体が、製造コストを低減できる一回の工程で非常に安価に製造され得るという効果が得られる。片面接着テープ又は両面接着テープに、恒久的弾性及び恒久的粘着性を有する接着剤が塗布されていることは勿論であり、その効力は、耐引裂性材料の長手方向部分を相互に接着接合するのに十分であるが、周方向に作用するせん断力の下では外れて、その部分の周方向への移動を可能にする。接着剤の接着特性を、保護チューブの各材料、下水道管の直径及び周方向張力に適合させることを可能にするために、隣り合って位置する接着テープストリップの数及び/又は両面接着テープの幅は、好ましくは、各状態に合わせて変更される。
選択的に又は同時に、接着テープの裏打層の厚さ及び/又はその材料特性を変更することで、その力の下で、筒状ライナが拡大している間に所定の引裂部分が破れて開く最大せん断力を変更することが可能である。ここで、裏打層の厚みを、例えば、1mmから3mm以上に増やすことによって、最大せん断負荷負担能力を特に減らすことが可能である。
本発明に基づく別の目的によれば、所定の引裂部分は、重なり領域の相互に隣接する部分を液密に互いに接続する接着剤のビードを有する。接着剤のビードは、例えば、熱溶解接着剤から成り得、それは、筒状ライナの製造中に、ノズルを用いて、好ましくは、シート形態の耐引裂性材料の相互に重なる長手方向部分に噴霧される。
同様に、耐引裂性材料に熱溶融材料を塗布することが可能であり、また、熱溶融材料を備えた耐引裂性・非拡大材料を使用することが可能であり、それは、相互に隣接する長手方向部分が、例えば、プレスローラによって相互にプレスされる前に、重なり領域において、公知の熱溶融装置、例えば、熱風送風機によって加熱される。
本発明のさらに別の実施例では、一方では、筒状ライナが拡大している間に所定の引裂き部分が分離することを促進させるために、他方では、保護チューブの引き込み中に所定の引裂き部分に沿って作用するせん断力によって、筒状ライナの拡大前に長手方向における好ましい液密連結が前もって外れることがないようにするために、接着剤のビード又は熱溶融シームは、重なり領域の範囲内の軌道を、波線の形態又はジグザグの形態で通り得る。
本発明の別の実施例によれば、接着剤のビードの接着は、溶融可能な接着剤であり、それは、熱の作用の下で液化され得る。その接着剤は、例えば、熱溶融接着剤であり得、ホットグルーガンで使用されるものとして知られている。この実施例では、接着剤のビードは、接着剤を液化し、それにより、筒状ライナが拡大している間、保護チューブを周方向に拡大するために所定の引裂き領域を開くために、少なくとも一つの電熱線を含み、それは電圧を印加することで加熱され得る。
本発明のさらに別の実施例では、所定の引裂き領域は、長手方向ミシン目を有し、それは、保護チューブに取り入れられ、好ましくは、一方側のみから非拡大材料に取り入れられ、未だ中に下水が残っている下水道管の中に筒状ライナを引込む時に、筒状ライナ内への湿気の侵入を防止し、特に、補強レイヤ内への湿気の侵入を防止する。選択的に、耐引裂性・非拡大材料に、その厚さ全体に亘って複数の孔又はスリットを穴あけし、実質的に、それらの孔等を弾性封止用コンパウンド、例えば、低いせん断力でも剥がすことができる接着テープのストリップでカバーすることが可能である。ミシン目開口の間隔及び/又は深さ及び/又は長さを変えることにより、筒状ライナが拡大している間に所定の引裂き部分を引裂く最大保持力を変えることができる。上述した本発明の実施例は、長手方向ミシン目が、例えば、レーザやパンチン具工具を用いて、明確に定義された方法で、保護チューブを製造するためのシート材料の製造の間に、予め導入され得るという利点を有し、それにより、望ましい最大保持力の許容範囲が低く維持され得る。
本発明に基づく別の概念によれば、筒状ライナの長手方向に伸び、恒久的粘着性を有する接着剤から成る接着剤のビードは、保護チューブの拡大可能な連結部分に配置され、好ましくは、断面円形又は楕円形の形態を有し、筒状ライナが拡大している間、重なり領域の相互に隣接する部分の間で周方向に転がる。接着剤のビードは、ここでは、シーリングコードと同様の方法で設計され得、例えば、両面接着テープに用いられる接着剤と同じ恒久的粘着性を有する接着剤によってコートされた弾性で変形可能な材料から成る芯を有する。本発明のこの実施例は、接着剤のビードのシーリング効果が無効化されることなく、液体が保護チューブを通って補強レイヤの中に入ることなく、その結果、反応性樹脂が鹸化することなく、筒状ライナが拡大している間、保護チューブの一つ又は複数のシートの重なり部分が、周方向に相互に対して移動できるという効果を有する。外側筒状フィルムが、ライナの引き込み中に損傷しても、反応性樹脂からの有毒物質が、外側筒状フィルムの裂け目及び保護チューブを通して地面に侵入することはない。
本発明のさらに別の実施例では、好ましくは、シート部品状の形態である保護チューブの耐引裂性・非拡大材料は、外側筒状フィルムの第一円周部分の周りに伸びる。そして、拡大可能な接続部分は第二円周部分を有し、その材料は、第一円周部分と比較すると拡大可能であり、即ち、その材料は、相当低い弾性係数を有する。即ち、第二円周部分は、相当大きな拡大性、例えば、第一円周部分より5〜10倍以上の大きい拡大性を有する。第一及び第二円周部分は、好ましくは、シート状の材料形態であり、これらは、両方の長手方向縁部に沿って、相互に液密に接着接合され、又は、熱溶融接続等の方法によって相互に接続され、その結果、実質的に、第二円周部分は、筒状ライナが拡大している間、周方向に拡大される。第二円周部分は、例えば、プラスチックフィルム、例えば、PVC又はポリエチレンフィルムから成り、好ましくは、外側筒状フィルムと同じ材料から成る。しかし、例えば、保護チューブの円周の10%から30%だけであり、好ましくは、筒状ライナの上側の領域で伸びる第二円周部分が、異なるプラスチック材料で構成され得、又はゴム弾性材料で構成され得ることは勿論である。本発明の最後に説明した実施例は、第一円周部分の非引裂性材料よりもコストが相当低い材料を使用することができ、特に、それが、下水道管内に既に配置された筒状ライナの上側に配置されている場合は、筒状ライナの引き込みのための摩擦力が、耐引裂性第一部分によって最初に導入され、この場合、筒状ライナの全重量がかかるので、この材料は、筒状ライナを修理すべき下水道管の中に引込んでいる間、比較的小さい負荷に曝されるだけであるという利点を有する。
本発明のこの実施例の場合、また、熱溶融プラスチック材料から第二部分を製造することも可能であり、それは、長手方向縁部の範囲で、この場合には、同様に熱溶融コーティングされた耐引裂性材料に接続される。重なり領域に、又は、第一部分に直接、電熱線が配置され、それは、筒状ライナが拡大している間、第二部分のプラスチック材料を溶かして、この場合には、離すために、電源に接続される。これにより、所定の引裂き位置及び接着剤接続部を、各下水道管直径及び下水道管断面形状に何ら合わせる必要なく、第二部分を開くことができ、それによって保護チューブが周方向に広げられる時点を、自由に選択することができるという利点が得られる。
本発明に基づく別の概念によれば、摺動手段、例えば、潤滑石鹸又はテフロン(登録商標)等が、外側筒状フィルムと保護チューブの内面との間に導入され得、それにより、筒状ライナの内部に圧縮空気を導入した時に、外側筒状フィルムを、非拡大保護チューブに対して容易に移動させることができるという利点が得られる。これにより、特に、付加的な外側摺動コーティングが設けられた場合、保護チューブ、外側筒状フィルム及び補強レイヤが、相当良く所定の下水道管断面形状に適合され得、それにより、それが実質的に完全に持たされるという効果が得られる。不都合な満たされていない空洞は、この方法で避けられ得る。特に、楕円形断面形状を持った下水道管の場合、修理されるべき下水道管によって与えられる流れ断面は相当に改善されたものになる。
本発明は、添付図面を参照して以下に説明される。
本発明による筒状ライナの第一実施例の横断面図であり、この実施例では、保護チューブは、円周方向には変形し難い耐引裂性材料から成る第一部分と、円周部分に変形し易い第二材料から成る第二部分とを有する。 第一部分及び第二部分が相互に連結されている長手方向部分を説明するための図1の筒状ライナの平面図である。 本発明による筒状ライナの別の実施例の上面図であり、この実施例では、保護チューブは、非拡大材料から成る第一シート部分と、非拡大材料から成る第二シート部分とを備え、前記第二シート部分は、前記第一シート部分に、二つの重なり連結部分によって連結され、前記二つのシート部分は、波線又は直線の形態の所定の分離部分によって相互に連結されている。 本発明の別の実施例による筒状ライナの横断面図であり、この実施例では、保護チューブは、非拡大材料から成る第一部分と、非拡大材料から成る第二部分とを備え、前記第一及び第二部分は、周方向に移動可能な接着剤連結部材を用いて重ね合わせ領域において相互に連結されている。 本発明による筒状ライナの別の実施例を示しており、この実施例では、保護チューブは、非拡大材料から成る第一部分と、拡大可能な材料又は非拡大材料かあ成る第二円周部分とを備え、それらの間に、電気的に加熱可能な電熱線が組み込まれ、それによって、重なり領域における接着剤連結部又は熱溶融連結部が電流を印加することで開かれ得る。
図1の図に示されているように、これ以上明確には示されない下水道管及び排水管の修理用の筒状ライナ1は、好ましくは多層化された補強レイヤ2を備えている。補強レイヤ2は、液体反応性樹脂が含浸されたグラスファイバ繊維から成り、前記グラスファイバ繊維は、紫外線光に対して不透過性である材料から成る外側筒状フィルム4から形成され、液密であり、かつ、筒状ライナ1が修理すべき下水道管の中に導入された後に圧縮空気によって拡大された時に、円周方向における元の直径の10%又はそれ以上の拡大を可能にしている。外側筒状フィルムは、好ましくは、熱可溶性プラスチックフィルムシートから成り、その長手方向縁部における長手方向シーム6の範囲で、筒を形成するように液密に連結されている。外側筒状フィルムは、液密保護チューブ8の周囲に配置され、該チューブ8は、外側筒状フィルムに対して密接に位置し、拡大し難い材料(以下、非拡大材料と称する。)から成る第一部分8aと、拡大し易い材料(以下、拡大可能材料と称する。)から成る第二部分8bとを有する。非拡大材料は、この場合、好ましくは、コートされ、かつ、高い耐引裂性を有する織物であり、大型トラック防水布に使用される。また、拡大材料は、好ましくは、プラスチックフィルムから成る。また、図1及び図2に示したように、第一部分8aは、筒状ライナ1の半周以上に亘って筒状ライナ1の内面で伸び、その上側で、相互に重なる二つの長手方向部分12a及び12bに沿って、熱溶融又はその他の接着接続部材、例えば、両面接着テープ11a及び11b又は一面に接着剤が塗布され、図1に点線で示すように上から貼り付けられる接着テープ11cによって、第二拡大可能部分8bに接続されている。第二拡大可能部分8bは、この実施例では、図1及び図2に両方向矢印12で示された周方向に高い拡大性がある接続部分10に相当する。保護チューブ8の第一部分8aは、その底面14の範囲において、好ましくは両面接着テープ16aを有する接触部分16によって、外側筒状フィルム4の外側に接続される。保護チューブ8の内面と外側筒状フィルム4の外面との間には、筒状ライナ1が拡大している間、接触部分16の外側で筒状フィルム4と保護チューブ8との間の相対運動を可能にするために、具体的には示されていないが、テフロン(登録商標)や潤滑石鹸等の摺動材料が設けられ得る。
本発明の図3に示した実施例では、第二円周方向部分8bは、非拡大材料から成り、好ましくは、保護チューブ8の第一周方向部分と同じ材料から成る。その長手方向部分12a及び12bの領域において、シート形態の非拡大材料からなる二つの周方向部分8a及び8bの耐引裂性材料は、重なり領域18において、それ自身が重なって伸びており、また、この場合、拡大可能な連結部分10は、筒状ライナ1の長手方向に延びる予め決められた引裂部分20を有し、それに沿って、保護チューブ8の各長手方向部分12a及び12bは、筒状ライナ1が拡大する前に、液密に相互に連結される。図3に概略的に示すように、予め決められた引裂部分20は、長手方向ミシン目20a、又は、玉状接着部20bもしくは玉状熱溶融継ぎ目20cを有し得、これらは、直線または波線の形態の両方であり得る。予め決めた引裂部分20a,20b及び20cは、それらが筒状ライナ1の長手方向に切り開かれ、好ましくは、より具体的には示されていないが、筒状ライナの中心に向けて、同様の拡大可能なインナー筒状フィルムで覆われている補強レイヤ2の中に圧縮空気を導入することで筒状ライナ1が拡大した時に、本質的に拡大しない保護チューブ8が周方向に拡大することを可能にするように設計されている。
図4に示した実施例の場合、保護チューブ10の耐引裂性材料から成る部分シート8a及び8bは、それらの長手方向部分12a及び12bの領域において、恒久的粘着性接着剤から成り、筒状ライナ1の長手方向に伸び、拡大可能な連結部分10を形成し、又は画定する接着剤22のビードによって、各重なり領域18に接続される。接着剤22のビードは、円形又は楕円形の断面を有し、圧縮空気が導入された時に非拡大材料からなる保護チューブ8の周方向への拡大を可能にするために、筒状ライナ1が拡大している間、重なり領域18における保護チューブ8の二つの相互に調整可能な部分8a及び8bの間で周方向に転動する。
最後に、図5の実施例によれば、非拡大材料から成る第一部分8aと、拡大材料又は非拡大材料から成る第二部分8bとの間には、電熱線24が配置され得、それは、具体的には示されていない、溶融接着剤、例えば、熱溶融接着剤から成る接着剤のビードの中に配置されるか、又は、熱溶融シームによって長手方向部分12a及び12が相互に連結される重なり領域18に直接的に配置される。電熱線24は、第二部分8bの裏面に直接配置され得、例えば、各シート部分を製造する間に、接着剤ストリップを用いて取り付けられ得、この場合、それ自身は、熱溶融プラスチック材料から成る。図面に示されているように、電熱線は、筒状ライナ1を下水道管内に引込んだ後、筒状ライナ1が拡大された時に、電熱線を加熱するためにスイッチ28によって電源30に接続され得、この実施例では、電熱線によって画定された拡大可能な接続部分10を、材料を溶かすことで開く。
1 筒状ライナ
2 補強層
4 外側筒状フィルム
6 外側筒状フィルム上の溶融シーム
8 保護チューブ
8a 保護チューブの第一部分/シート部分
8b 保護チューブの第二部分/シート部分
10 拡大可能な接続部分
11a 両面接着剤テープ
11b 両面接着剤テープ
11c 片面接着剤テープ
12a 第一長手方向部分
12b 第二長手方向部分
13 両方向矢印
14 裏張りチューブの下側
16 接触部分
16a 両面接着剤テープ
18 重なり領域
20 所定の引裂部分
20a 長手方向ミシン目
20b 接着剤のビード
20c 熱溶融シーム
22 恒久的弾性接着剤から成る接着剤の転がりビード
24 電熱線
28 スイッチ
30 電源

Claims (16)

  1. 下水道管修理用筒状ライナ(1)であって、
    周方向に拡大させることができ、光硬化反応性樹脂が含浸された補強層(2)と、
    補強層(2)を覆い、径方向で紫外線光不透過性であり、液密及び気密プラスチックフィルムから成る外側筒状フィルム(4)と
    を備え、
    筒状ライナ(1)を、修理するべき下水道管内に導入することができ、圧縮空気を用いて拡大させることができ、その結果、反応性樹脂が硬化する前に補強層(2)及び外側筒状フィルム(4)が下水道管の内壁に位置する
    下水道管修理用筒状ライナ(1)において、
    外側筒状フィルム(4)の周囲に、耐引裂性材料から成る保護チューブ(8)が配置され、
    保護チューブ(8)が、 第一及び第二長手方向部分(12a,12b)を有する非拡大材料から成る少なくとも一つの第一部分(8a)と、前記第一及び第二長手方向部分(12a,12b)を接続するために、外側筒状フィルム(4)の長手方向に伸びる接続部分(10)と有し、筒状ライナ(1)の中に圧縮空気を導入することによって前記接続部分(10)が周方向に拡大され得る
    ことを特徴とする筒状ライナ。
  2. 保護チューブ(8)が、筒状ライナ(1)の長手方向における少なくとも幾つかの方向に伸びる接触部分(16)に沿って外側筒状フィルム(4)の外側に固定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の筒状ライナ。
  3. 接触部分(16)が、下水道管の中に引込まれた筒状ライナ(1)に対して、筒状ライナの下側(14)の領域で伸びる両面接着テープ(16a)及び/又は接着シーム及び/又は熱溶融シームを備えている
    ことを特徴とする請求項2に記載の筒状ライナ。
  4. その長手方向部分(12a、12b)の領域において、耐引裂性材料から成る保護チューブ(8)が重なり領域(18)を有し、
    拡大可能な接続部分(10)が、筒状ライナ(1)の長手方向に伸びる所定の引裂部分(20)を備え、
    それに沿って、筒状ライナ(1)の拡大前に、保護チューブ(8)の長手方向部分(12a,12b)が、密な方法で相互に連結される
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の筒状ライナ。
  5. 所定の引裂部分(20)が、片面接着テープ(11c)を含み、それが、長手方向部分(12a,12b)の領域において保護チューブ(8)の外側面に接着され、又は、
    所定の引裂部分(20)が、両面接着テープ(11a,11b)を備え、それが、耐引裂性材料から成る相互に隣接する部分(12a,12b)の間の重なり領域に沿って配置され、それらを相互に固定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の筒状ライナ。
  6. 所定の引裂部分(20)が、熱溶融シーム(20c)又は接着剤のビード(20b)を備え、それが、重なり領域(18)の相互に隣接する部分を、液密に相互に接続する
    ことを特徴とする請求項4に記載の筒状ライナ。
  7. 熱溶融シーム(20b)又は接着剤のビード(20b)が、重なり領域(18)の範囲内で、波線の形態又はジグザグの形態で伸びる
    ことを特徴とする請求項6に記載の筒状ライナ。
  8. 所定の引裂部分(20)が、電熱線(24)及び熱の影響下で液化され得る材料、特に、熱溶融接着剤を含む
    ことを特徴とする請求項5〜7の何れか一項に記載の筒状ライナ。
  9. 所定の引裂部分(20)が、保護チューブ(8)に形成された長手方向ミシン目(20a)を有し、
    前記ミシン目が、
    部分的に非拡大材料に侵入するように一側からのみから非拡大材料に形成されるか、又は、
    弾性シーリング合成体によって液密に覆われる
    ことを特徴とする請求項4〜8の何れか一項に記載の筒状ライナ。
  10. その長手方向部分(12a,12b)の領域において、保護チューブ(8)の耐引裂性材料が重なり領域で重なり、
    拡大可能な接続部分(10)が接着剤(22)のビードを有し、
    接着剤(22)のビードが、筒状ライナ(1)の長手方向に伸び、恒久的粘着性を有する接着剤を備え、円形又は楕円形の横断面を持ち、筒状ライナが拡大している間に、重なり領域の相互に隣接する部分の間で周方向に転動する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の筒状ライナ。
  11. 保護チューブ(8)の非拡大材料が、外側筒状フィルム(4)の第一円周部分(8a)の周囲に広がり
    保護チューブ(8)が、拡大可能材料又は非拡大材料からなる第二円周部分(8b)を備え、該部分は、第一部分(8a)の第一長手方向縁部(12a)から、第一部分(8a)の第二長手方向縁部(12b)まで伸び、
    長手方向部分(12a,12b)の領域の外側から保護チューブ(8)の外側に接着される具体的には片面接着テープ(11c)のような液密接着接続具、又は熱溶融接続具によってこれらの縁部に接続される
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の筒状ライナ。
  12. 拡大可能な接続部分(10)が、熱溶融プラスチック材料及び電熱線(24)を含み、前記電熱線によってプラスチック材料が分離され得る
    ことを特徴とする請求項11に記載の筒状ライナ。
  13. 下水道管内に引込まれた筒状ライナ(1)に対して、
    第二周方向部分(8b)が、筒状ライナの上側の領域にのびる
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の筒状ライナ。
  14. 保護チューブ(8)の非拡大材料が、防水加工され、高い耐引裂性を有する織物から成る材料である
    ことを特徴とする請求項1〜13の何れか一項に記載の筒状ライナ。
  15. 摺動手段が、外側筒状フィルム(4)と保護チューブ(8)の内面との間に組み込まれ、及び/又は
    保護チューブ(8)の内面及び外側筒状フィルム(4)の外面に、減摩コーティングがなされている
    ことを特徴とする請求項1〜14の何れか一項に記載の筒状ライナ。
  16. 保護チューブ(8)が、非拡大材料から成る一つ又は複数のシート部材(8a,8b)を備え、これらがそれらの長手方向縁部において相互に連結されている
    ことを特徴とする請求項1〜15の何れか一項に記載の筒状ライナ。
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