JP6007055B2 - 感震式物品落下防止装置 - Google Patents
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Description
棚段の上下所定位置間を昇降可能な水平部材と、
前記水平部材の両端部に連結され、上下方向に回動する1対の支持アームと、
前記水平部材を、棚の収納物品の落下を防止する上方位置まで上向きに付勢する付勢手段と、
前記付勢手段の上向き付勢力を前記支持アームに伝達することにより、下方位置にある水平部材を上方位置まで上昇させるとともに、下方位置において水平部材が上方に移動するのを許容し得るように、前記支持アームと付勢手段とを連係する連係機構と、
前記水平部材が下方位置にあるとき、前記連係機構と係合してこの連係機構の上方への移動を阻止し、前記付勢手段の上向き付勢力が前記支持アームを介して水平部材に作用しないようにするとともに、前記水平部材が上昇したとき、前記連係機構との係合が解除され、付勢手段の上向き付勢力により前記水平部材を上方位置まで上昇させる係止手段と、
振動を感知することにより、前記係止手段を、前記連係機構との係合が解除される方向に作動させる感震手段とを備えることを特徴としている。
この特徴によれば、地震等により横振動が発生した際には、感震手段により、係止手段を、連係機構との係合が解除される方向に作動させ、下方位置にある水平部材を付勢手段により上方位置まで自動的に上昇させることができる。また、下方位置において水平部材が上方に移動するのが許容されているので、縦振動が発生したときでも、付勢手段の付勢力に影響されることなく水平部材と共に支持アームが上方に移動して、係止手段と連係機構との係合が解除され、上記と同様に、下方位置にある水平部材を上方位置まで自動的に上昇させることができる。さらに、支持アームを手動でも上昇させうるので、地震の発生を予想して、予め水平部材を上方位置にセットしておいたり、転倒や落下し易い物品を棚に載置した際等において、通常は物品の落下を防止するために、水平部材を上昇させておき、物品の出し入れの際に手動で水平部材を下げたりする使い方をすることができる。
前記係止手段は、前記付勢手段の近傍において上端を支点として揺動するとともに、垂直に垂下した状態において下端が前記連係機構の上端と係合する上下方向を向く係止レバーと、該係止レバーの下端部に突設され、前記支持アームが上方に移動したとき、該支持アームに設けた作動片と当接することにより、前記係止レバーと前記連係機構との係合を解除する被作動片とを備えることを特徴としている。
この特徴によれば、簡単な構成の係止手段により、連係機構に係合させてその上方への移動を阻止したり、付勢手段の付勢力に影響されることなく連係機構との係合を解除して、水平部材を上昇させたりすることができる。
前記付勢手段を、上下方向を向く引張コイルばねとするとともに、前記連係機構は、前記引張コイルばねの下端部に取り付けられた昇降部材と、引張コイルばねの下端に上端部が取付けられ、下部に掛止部を有する引上げ部材とを備え、該引上げ部材の掛止部に、前記支持アームを上方より遊嵌することにより、前記水平部材が上方に移動するのを許容し得るようにしたことを特徴としている。
この特徴によれば、引張コイルばねの上向き付勢力を、昇降部材と引上げ部材とを介して、支持アームに確実に伝達し得るとともに、引上げ部材の掛止部に、支持アームを上方より遊嵌するだけであるので、水平部材が上方に移動するのを許容することができる。
前記感震手段は、前記支持アームの後方に設けた走行路を、該支持アームの後端と当接する方向に移動することにより、該支持アームを上向きに移動させるウエイトであることを特徴としている。
この特徴によれば、ウエイトが走行路を移動することにより、支持アームを、連係機構との係合が解除される方向に確実に作動させることができる。
前記支持アーム、前記付勢手段、前記連係機構、前記係止手段及び前記感震手段を、左右1対の支持体のいずれか一方に組み付け、左右1対の支持体の後端に、棚の支柱の前面に設けられた上下複数の係合孔に係合可能な複数の係合爪を設けたことを特徴としている。
この特徴によれば、左右の支持体の係合爪を、棚の支柱の前面に設けられた係合孔に係合させるだけで、感震式物品落下防止装置を、既設の棚にも簡単に後付けすることができる。また、左右の支持体は、棚板の左右の側面板を兼ねることができる。
2 物品収納棚
3 支柱
5 棚板
6 係合孔
7 支持体
8 支持アーム
9 水平部材
10 外側板
11 内側板
15 係合爪
16 枢軸
17 切欠き凹部
18 突片
19 作動片
20 ウエイト(感震手段)
21 ガイド部材
21a 上面板
21b 後面板
24 走行路
25 ガイド板
27 凹溝
28 ガイド溝
30 引張コイルばね(付勢手段)
31 昇降部材(連係手段)
35 突条
36 引上げ部材(連係手段)
36a 下向きU字状部
36b 上向きU字状部(掛止部)
38 係止レバー(係止手段)
39 支持軸
40 補強板
40a 被作動片
Claims (4)
- 棚段の上下所定位置間を昇降可能な水平部材と、
前記水平部材の両端部に連結され、上下方向に回動する1対の支持アームと、
前記水平部材を、棚の収納物品の落下を防止する上方位置まで上向きに付勢する付勢手段と、
前記付勢手段の上向き付勢力を前記支持アームに伝達することにより、下方位置にある水平部材を上方位置まで上昇させるとともに、下方位置において水平部材が上方に移動するのを許容し得るように、前記支持アームと付勢手段とを連係する連係機構と、
前記水平部材が下方位置にあるとき、前記連係機構と係合してこの連係機構の上方への移動を阻止し、前記付勢手段の上向き付勢力が前記支持アームを介して水平部材に作用しないようにするとともに、前記水平部材が上昇したとき、前記連係機構との係合が解除され、付勢手段の上向き付勢力により前記水平部材を上方位置まで上昇させる係止手段と、
振動を感知することにより、前記係止手段を、前記連係機構との係合が解除される方向に作動させる感震手段とを備えることを特徴とする感震式物品落下防止装置。 - 前記係止手段は、前記付勢手段の近傍において上端を支点として揺動するとともに、垂直に垂下した状態において下端が前記連係機構の上端と係合する上下方向を向く係止レバーと、該係止レバーの下端部に突設され、前記支持アームが上方に移動したとき、該支持アームに設けた作動片と当接することにより、前記係止レバーと前記連係機構との係合を解除する被作動片とを備えることを特徴とする請求項1に記載の感震式物品落下防止装置。
- 前記付勢手段を、上下方向を向く引張コイルばねとするとともに、前記連係機構は、前記引張コイルばねの下端部に取り付けられた昇降部材と、引張コイルばねの下端に上端部が取付けられ、下部に掛止部を有する引上げ部材とを備え、該引上げ部材の掛止部に、前記支持アームを上方より遊嵌することにより、前記水平部材が上方に移動するのを許容しうるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の感震式物品落下防止装置。
- 前記感震手段は、前記支持アームの後方に設けた走行路を、該支持アームの後端と当接する方向に移動することにより、該支持アームを上向きに移動させるウエイトであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の感震式物品落下防止装置。
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