JP6006291B2 - 機能的歯牙顔面整形外科装置 - Google Patents

機能的歯牙顔面整形外科装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6006291B2
JP6006291B2 JP2014501684A JP2014501684A JP6006291B2 JP 6006291 B2 JP6006291 B2 JP 6006291B2 JP 2014501684 A JP2014501684 A JP 2014501684A JP 2014501684 A JP2014501684 A JP 2014501684A JP 6006291 B2 JP6006291 B2 JP 6006291B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
canal
silicon
alveolar
receive
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014501684A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014514047A (ja
Inventor
マチュー ロドリグ
マチュー ロドリグ
Original Assignee
エスオー.デーイーエス.アーペー.エフ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エスオー.デーイーエス.アーペー.エフ filed Critical エスオー.デーイーエス.アーペー.エフ
Publication of JP2014514047A publication Critical patent/JP2014514047A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6006291B2 publication Critical patent/JP6006291B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/56Devices for preventing snoring
    • A61F5/566Intra-oral devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C7/00Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
    • A61C7/08Mouthpiece-type retainers or positioners, e.g. for both the lower and upper arch
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C5/00Filling or capping teeth
    • A61C5/90Oral protectors for use during treatment, e.g. lip or mouth protectors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/56Devices for preventing snoring
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/58Apparatus for correcting stammering or stuttering
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B71/00Games or sports accessories not covered in groups A63B1/00 - A63B69/00
    • A63B71/08Body-protectors for players or sportsmen, i.e. body-protecting accessories affording protection of body parts against blows or collisions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B71/00Games or sports accessories not covered in groups A63B1/00 - A63B69/00
    • A63B71/08Body-protectors for players or sportsmen, i.e. body-protecting accessories affording protection of body parts against blows or collisions
    • A63B71/085Mouth or teeth protectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2270/00Control; Monitoring or safety arrangements
    • F04C2270/04Force
    • F04C2270/042Force radial
    • F04C2270/0421Controlled or regulated

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Nursing (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)

Description

本発明は、機能的および美容的目的で、機能的自律神経系機能障害、特に鼻孔呼吸、咀嚼、嚥下運動、および発声機能障害を矯正して、咬合を最適にし、骨の成長および歯の整復を可能にする機能的歯牙顔面整形外科装置に関するものである。
患者の歯の位置を矯正するために、機能的整形外科は、通常、取り外し可能な矯正装置を用いる。これらの矯正装置は、「オーソドンティックポジショナ(orthodontic positioner)」タイプ、または「スプリントアクティベータ(splint activator)」タイプであり、これらは、通常、柔軟な材料から作られ、口の中に挿入されたときに、歯の骨および2つの顎の関係を矯正するために不正な位置の歯に圧力をかける。
第1のタイプの機能的整形外科装置は、オーソドンティックポジショナを備えている。これらの装置は、患者ごとに個別に作製される。そのような装置は、特許文献1に述べられ、全体的にU字型の形状を有し、中央水平壁の両側に上下アーチの歯を受けるノッチを含んでいる。この文献で述べられている装置は、また、装置の下中央部の舌側に形成された尖った突起、および突起の上に位置され、舌の端を受ける穴領域を含む、舌をガイドする手段を含んでいる。上記装置の第1の欠点は、歯の形の正確なスロットに歯を位置させる必要があり、位置された内部の歯の動きが許されないことである。さらに、装置の中央部からの突起は、舌の不正な位置を抑制することを意図し、しかし、それは単に、過度に進んだ、または過度に低い位置に採用されることを防ぐために、装置の中央線に対する舌の先端を調整するだけである。
スプリントアクティベータは、標準の形と大きさの装置である。本出願人によって出願された特許文献2は、そのようなタイプの、水平パーティションによって分割され、内面がなめらかな開いたU字型を有する2つの溝を含む器具を述べている。溝のなめらかな内面を有する壁は、唇側バーと、舌側バーと、口蓋バーと、水平パーティションとの間で規定される。より具体的には、上記文献によれば、下の門歯を受けることが予定される溝の部分は、両側で下の犬歯、小臼歯、および少なくとも1つの下臼歯を受けることが予定される2つの歯槽キャナルに開く直線状のキャナル形状である。
さらに、特許文献3は、それぞれ半楕円形形状を有し、内面がなめらかな壁を有し、それぞれ門歯を受ける円形のキャナルを有する溝を含むスプリントアクティベータの他の例を述べている。
スプリントアクティベータは、一般に、天然または合成ゴムに基づいた食品用の柔軟性を有する材料から成る。上記スプリントアクティベータは、患者の口腔内に置かれたときに、様々な自然な歯顎顔面機能(dentomaxillofacial)の動きの間、顔および口の筋肉を刺激しつつ、歯の理想的な位置をセットする。筋肉は、このように、アクティベータによって適用される矯正によって増強される。歯の位置の矯正、強化されたかみ合わせ、および顔および口の筋肉の機能を可能にする一方で、しかし、これらの装置は、低位咬合(infraclusions)および上下門歯の間に垂直方向に形成されるギャップが治療中に表れる場合、またはそれらが治療前に存在する場合に、限界を示すことが見られた。これは本質的に嚥下異常に伴われた舌の不正な位置が原因である。
この問題の改善を試みるために、特許文献4は、舌をその上で支え口蓋に上昇させる凹んだ舌斜面および上記舌斜面の真上に位置し舌の第2の支持点を形成するタブを備えた舌のポジショニング装置を提案した。上記舌斜面は、その中央部で凸形状の支持部材によって保持される。そのような装置は、実際、前の装置よりも優れた舌の姿勢および刺激を可能にするが、単に装置の中央部分においてだけである。
欧州特許出願公開第0315777号明細書 欧州特許出願公開第0925039号明細書 仏国特許出願公開第2641964号明細書 仏国特許出願公開第2867058号明細書
本発明の目的は、これらの欠点を少なくとも部分的に改善し、装置の患者の口腔への挿入により舌の正しい姿勢に適する一方、装置を用いて患者の口中の優れた筋肉の緊張(superior muscle tone)および歯を確実にする歯牙顔面整形外科装置を提案することである。
本発明の更なる目的は、治療効果を高めるために顔および口の筋肉の優れた刺激剤をもたらす一方、歯の更なる位置異常の再発または出現のリスクを最小にする歯牙顔面整形外科装置を提案することである。
本発明の更なる目的は、使用が楽な一方、効果的で信頼できる治療をもたらす歯牙顔面整形外科装置を提案することである。
本発明の更なる目的は、治療される患者に容易に適合され得る標準のサイズを有する一方、経済的な大量生産に適した歯牙顔面整形外科器具を提案することである。
上記目的は、以下によって達成される。
機能的歯牙顔面整形外科装置は、
柔軟性を有する材料から成り、
それぞれの概略の外形が、水平的に見たときに開いたU字型(flared U)の2つの溝を含み、
上記2つの溝は、実質的に水平パーティションによって分割され、
それぞれの溝は、上下の歯槽のアーチ(alveolodental arches)を取り囲む歯槽キャナル(alveolar canal)を規定し、
上記キャナルは、唇側バーおよび舌側バーとともに、水平パーティションから成り、
それぞれのキャナルの内面は滑らかであり、
上部に形成された口蓋に向かって舌を支持しガイドする連続的なアングルドリンガルランプ(continuous angled lingual ramp)、および
概略の形が、開いたU字型で、上記溝の内側周辺部に亘って延び、断面が端部の最小値から中央部の最大値まで徐々に増加する、強化されたインナーレイズ部(inner raised portion)、
を含む。
上記装置は、食品用(food-grade)、または生体適合性の柔軟な材料から成り、よって、口中で摩耗し、および咀嚼訓練が行われた場合に、この器具は、傷つけることのない弾力性を有し得る。装置は、両方のアーチを同時に取り囲む2重溝形状を有する。その弾力性によって、本発明の装置は咀嚼訓練中に顔および口の筋肉を刺激する。装置は、常に、普通のまたは矯正された関係に位置された理想的なアーチの最初の形状に戻る。
本発明の装置は、特に子供および大人のためであり、患者の年齢または自律神経系の機能の回復によって治療される障害に応じた標準の形およびサイズを有する。
本発明によれば、歯牙顔面整形外科装置は、舌を口蓋に向かわせる(orienting)連続的なアングルドリンガルランプを含み、上記ランプは、強化されたインナーレイズ部の上部上に形成され、その概略の形は、開いたU字型を有し、溝の全てまたは大部分の内面に延びる。そのようなランプは、その周辺に舌の連続的な支持表面を形成する。強化されたインナーレイズ部は、このように実質的に溝と同じ形を有し、それは、連続的なリムの形で具体化され、その輪郭は、平面内で見たときに、歯槽キャナルから、舌側バー、および内部的には舌を挿入する内バーによって規定される。この強化されたインナーレイズ部は、有利には、インナーレイズ部の1方の端部(またはUの第1の横ブランチ)での最小値から、中央部(またはUのベースまたは上記ベースの中央)で達する最大値まで増加する横断面を有する。本発明の装置は、対称であり、中央部で最大値に達する強化されたインナーレイズ部の横断面の値が、続いて中央部から反対側の横ブランチの端部に向けて減少することを意味している。このように、装置は強化されたインナーレイズ部を形成する実質的に一定の厚さの内バーの存在により、中央部で増加した強度を示す。中央部の語は、門歯を受ける歯槽キャナルの中央に位置する領域、または装置の中央軸の近傍に実質的に位置する領域、または、いくつかの発明の変形例では、犬歯から始まり両者間に延びる歯槽キャナルの領域を示す。そのようなインナーレイズ部は、その大きなサイズによって、舌の支持部、その側面側で舌の前進ガイドを可能にする支持表面、および舌の中央部のより大きな支持表面を形成することを可能にする一方、強化された強度によって、咀嚼または訓練(training exercises)の間の、舌だけでなく、顔および口の筋肉の刺激の間の優れた緊張をもたらす。
実際、インナーレイズ部の大きなサイズ、および強化されたインナーレイズ部の周辺上のアングルドランプの存在によって、装置の口への挿入により舌はアングルドランプ上に向かう(bear)ことが要求され、舌を口蓋に向かわせる(orienting)。これは、優れた鼻孔呼吸、および十分な嚥下をもたらす。さらに、インナーレイズ部のランプ上に支持されるときに、舌は、強化されたインナーレイズ部の周辺上で歯槽アーチに押しつけることによって、インナーレイズ支持部に接触して刺激を生じる。これらの刺激は、装置によって行われる咀嚼訓練の間に生じる口および顔の筋肉の刺激に付加され、筋肉の緊張を刺激し発展させる。含まれる全ての筋肉(抑制筋、挙筋、および口腔周囲の筋肉)は、そこで、徐々に、上記装置を用いて得られる咬合間接安定(occlusal-articular equilibrium)を維持するのに適した、最適化された生理的機能に適合する。
このように、本発明の機能的歯牙顔面整形外科装置は、歯を整列させ、正しい位置に保持する一方、特に、十分な咀嚼、十分な鼻を通した呼吸、正しい舌の位置による十分な嚥下、発声の回復によって、十分な機能および美容の結果のための十分な自律神経系の機能を確実にする。
有利には、それぞれの歯槽キャナルの深さは、少なくとも、その中で取り囲まれる歯の、そのネックに対する(to the neck thereof)高さに等しい。
歯槽キャナルの深さは、このように、口中に歯に近接させて取り付けたときに(when wearing in the mouth with the teeth closed)、装置が上アーチおよび下アーチの歯を、そのシャープなエッジから少なくともそのネックまで取り囲むのを可能にするのに十分である。
好ましくは、上記アングルドリンガルランプは、2つの実質的に平坦な近傍の横スロープに接続される、実質的に平坦な中央スロープを含む。
そのような3つの傾斜されたアングルドランプは、装置の口への挿入により、舌を中央部だけでなく、横の部分に沿って案内して、舌を正しく口蓋に向けることを可能にする。そのような実質的に平坦な表面を含むランプは、ランプ上に支持されたときに十分に安楽なために舌の大きな接触領域を提供する。横のスロープの角度は実質的に中央部のスロープの角度と等しいか、またはわずかに大きい。
有利には、上記強化されたインナーレイズ部は、上記強化されたインナーレイズ部は、門歯および犬歯を受けることが予定される上アーチおよび下アーチの歯槽キャナルの領域で、より大きな厚さを有している。
そのような装置は、より大きな横の動作(greater transverse action)をもたらす強化された横剛性の領域を有し、門歯および犬歯を受けることが予定される上アーチおよび下アーチの歯槽キャナルの領域に歯が位置されるのを可能にする一方、舌が、より広い支持表面に接触して素早く位置されるように刺激する。
好ましくは、上記装置は、食品用のシリコンベースから成っている。この材料は、毒性の触媒の残留物が含まれるべきでなく、少量の白金を含むシリコンはこの目的に適している。そのような材料は、一般に透明であり、その合成物は、しかし、生体適合性のある染料に基づく染料ベース(典型的に質量1〜4%)を含み得る。生体適合性のある芳香は、また、口中での装置のより快適な使用のために、材料の合成物に添加され得る。
実験室でのテストが行われる間、本発明の装置を作製するのに特に適した食品用のシリコンに基づく材料は、口中に装着されたときに柔軟性および快適性の点で十分な特性を示す一方、高い弾力性を有することが観察された。さらに、そのような材料は、非常に高い耐久性と十分な摩擦抵抗を有し、十分な治療効果、および同時に装置のより長いサービスライフを提供する。
有利には、上記シリコンは、50〜60ショア(as per ASTM D2240)の間、好ましくは53〜57ショアの硬さを有している。本発明の装置は、サンプルの70時間の25%圧縮からの開放後、30分後に計測された1.9%〜2.9%の間、好ましくは2.2%〜2.6%の間の圧縮永久ひずみを有するシリコンベースの材料から作製することが好ましい。上記シリコンの破壊強度は、好ましくは、8〜12MPa(as per ASTM D882)である。上記シリコンの破壊時の伸び(as per ASTM D412)は、好ましくは、820〜1030%、より好ましくは875〜975%である。上記シリコンの引き裂き強度は、好ましくは、46〜60kN/m(as per ASTM D624B)、より優先的には、50〜56kN/mである。本発明の装置を作製するために最適な材料は、これらの全ての機械的特性を示す。
本発明の1つの変形例では、下または上の門歯を受けることが予定されるキャナルの部分は、直線状のキャナル形状であり、上記キャナルは、その両端で、それぞれ、下の犬歯、2つの下の小臼歯、または子供の2つの対応する乳臼歯、およびオプショナリに少なくとも1つの下臼歯を受けることが予定される、それぞれの歯槽キャナルに開いている。
そのような門歯を受ける直線状または直線に囲まれた歯槽キャナルを含む装置は、上下の歯槽アーチの優れた横の拡張、より効果的な口中の骨の形、および対応する歯の位置異常の矯正を作り出すことを可能にする一方、上下の門歯のベスティビュレーション(vestibulation)を防ぐ。
本発明のさらなる変形例では、下または上の門歯を受けることが予定されるキャナルの部分は、丸いキャナル形状を有し、上記キャナルは、その両端で、それぞれ、下の犬歯、2つの下の小臼歯、または子供の2つの対応する乳臼歯、およびオプショナリに少なくとも1つの下臼歯を受けることが予定される、それぞれの歯槽キャナルに開いている。
そのような門歯を受ける丸い歯槽キャナルを含む装置は、口中の骨の形状の障害、および対応する歯の位置異常の必要な矯正をするのに適する一方、歯の横方向により小さい力を作用させ、よって、口中で使用されるときにより快適である。
本発明の目的は、また、機能的歯牙顔面整形外科装置の列(range)で達成され、それは、トランスバースエクスパンション装置、コンフォーマー、アドバンスメント装置、リトラクション装置、スポーツトレーニング装置、またはアンチスノーリング装置から選択される発明の少なくとも2つの装置を含む。
そのような本発明の装置の列は、列中の装置が(in the range)、主な障害、および鼻孔呼吸、咀嚼、嚥下運動、発声、噛み合わせ、および骨の形状の不調の矯正に成功し、またはトレーニング、またはスポーツ活動中のマウスガード、または睡眠時のいびきの防止補助および呼吸改善として用いられ得るので、歯牙顔面歯科矯正に関する期待に合致する。それぞれの列中の装置は、患者の年齢および形態学(morphology)に従った複数のサイズで作製され得る。
図1(a)〜(f)は、本発明の装置の第1の実施例を示し、図1(a)は平面図、図1(b)は底面図、図1(c)は正面図、および図1(d)(e)(f)は図1(a)(b)の平面A−A、B−B、C−Cの断面図である。 図2(a)〜(f)は、本発明の装置の第1の実施例を示し、図2(a)は平面図、図2(b)は底面図、図2(c)は正面図、および図2(d)(e)(f)は図2(a)(b)の平面A−A、B−B、C−Cの断面図である。 図3(a)〜(f)は、本発明の装置の第1の実施例を示し、図3(a)は平面図、図3(b)は底面図、図3(c)は正面図、および図3(d)(e)(f)は図3(a)(b)の平面A−A、B−B、C−Cの断面図である。 図4(a)〜(f)は、本発明の装置の第1の実施例を示し、図4(a)は平面図、図4(b)は底面図、図4(c)は正面図、および図4(d)(e)(f)は図4(a)(b)の平面A−A、B−B、C−Cの断面図である。 図5(a)〜(f)は、本発明の装置の第1の実施例を示し、図5(a)は平面図、図5(b)は底面図、図5(c)は正面図、および図5(d)(e)(f)は図5(a)(b)の平面A−A、B−B、C−Cの断面図である。 図6(a)〜(f)は、本発明の装置の第1の実施例を示し、図6(a)は平面図、図6(b)は底面図、図6(c)は正面図、および図6(d)(e)(f)は図6(a)(b)の平面A−A、B−B、C−Cの断面図である。 図7(a)〜(f)は、本発明の装置の第1の実施例を示し、図7(a)は平面図、図7(b)は底面図、図7(c)は正面図、および図7(d)(e)(f)は図7(a)(b)の平面A−A、B−B、C−Cの断面図である。
図1(a)〜(f)は、本発明の機能的歯牙顔面歯科矯正装置1の実施例の第1の例を示し、それは、横拡張矯正装置であり、平面図1(a)は上顎のための溝に対応し、底面図1(b)は下顎のための溝に対応する。上記装置は「スプリントアクティベータ」タイプであり、それは、水平面に見られるように概略U字型であり、中央垂直面(図1(a)に面A−Aで示される)に関して対称である。上記装置は、水平パーティション6、上歯槽キャナル4、および下歯槽キャナル5によって規定する2つの垂直バー、1つの唇側バー2と1つの舌側バー3とを含む。上記上歯槽キャナル4、および下歯槽キャナル5は、それぞれ上顎骨、および下顎のアーチをネックまで取り囲むように設計される。唇側バー2の中央部の形状は、より明確には、図1(c)に示され、それは、実質的に矩形形状を有する垂直壁から成り、前部で最高の高さに達し、唇側バー2の高さは横ブランチでは溝の端部に向けて減少する。バーの中央には2つのノッチ、上唇の小帯(frenulum)を挿入するための1つの上部7、および下唇の小帯を挿入するための下部8が設けられている。
ここで述べられる例の文脈では、それぞれの装置は、複数のサイズで実現され得る。実験室でのテストが行われた後、モデルに従って5つまたは6つのサイズが選択され、それは、子供および大人のための装置の要求をカバーするのに適していることが証明された。このように、それぞれのサイズにとって、想定される5つから6つのサイズの1つに応じた装置の実施例は、以下、実施例の各タイプの例と理解される。調整が必要な場合には、与えられたサイズを有する装置は、ノッチを形成し、または補強剤を付加することによって、患者の形態および/または治療される障害に適し得る。
本発明に従って、より著しくは、舌側バー3は強化されたインナーレイズ部9の端部に形成され、その概略形状は、水平面に見られるように開いたU字型であり、上面は、舌を口蓋に向けて支持しガイドするアングルドランプ10を形成し、上記上昇表面の横断面は、装置のグルーブの端部から中央部に向けて徐々に増加する。強化されたインナーレイズ部9は、中央部11と2つの横ブランチ12を有している。図1(d)(e)(f)は、溝の形状、および図1(e)により明らかに見られる横ブランチ12の端部からのインナーレイズ部9の形状および寸法の進行、図1(f)に表されるようにブランチ12の1つの中央、または図1(d)に示される中央部11の中央での横断面である。強化されたインナーレイズ部9は、横断面図に示されるように、その基部で丸いリム形状を有し、上面は斜面にされ、それは舌側バー3から成る垂直壁の上端から減少し、アングルドランプ10を形成する。上記アングルドランプ10は、その上部で、強化されたインナーレイズリリーフ9の外形に従い、アングルドランプ10の表面は舌の支持表面を規定し、装置の溝の端部から中央に向けて徐々に増加する。アングルドランプ10は2つの横スロープ14に接続される中央スロープ13から形成される。中央スロープ13は中央部11の上縁から形成されたアングルドプレーン表面であり、それは、水平から30°〜60°、好ましくは45°の角度を形成する。横スロープ14は、それぞれの横ブランチ12の上縁からそれぞれ形成されたアングルドプレーン表面であり、それらは水平から30°〜60°、好ましくは45°の角度を形成する。アングルドスロープ13,14は、大きな接続半径を用いて周辺全体になめらかな表面のランプが得られるように接続される。
図1(a)〜(f)に示される例では、下または上の門歯を受けることが予定された歯槽キャナルの部分は、その両端で、それぞれ下犬歯、2つの下小臼歯または子供の2つの対応する乳臼歯、およびオプショナリに少なくとも1つの下臼歯を受けることが予定された歯槽キャナルに開口する直線形状の上部15、または下部16のキャナルである。直線状の上部キャナル15の長さは、直線状の下部キャナル16の長さよりもわずかに(およそ1〜2mm)長い。例えば、直線状の上部キャナル15に開く中央部11のベースの長さは、装置の選択されたサイズに従って28mm〜37mmである。
図2(a)〜(f)は、本発明の機能的歯牙顔面歯科矯正装置1の実施例の第2の例を示し、それは、やはり横拡張矯正装置である。第1の例の装置と異なり、図2(a)〜(f)に示される装置では、下または上の門歯を受けることが予定された歯槽キャナルの部分は、その両端で、それぞれ下犬歯、2つの下小臼歯または子供の2つの対応する乳臼歯、およびオプショナリに少なくとも1つの下臼歯を受けることが予定された歯槽キャナルに開口する丸状上部17または下部18のキャナルである。丸状上部キャナル17の長さは、丸状下部キャナル18の長さよりもわずかに(およそ数mm)長い。例えば、丸状上部キャナル17に開く中央部11のベースの長さは、装置の選択されたサイズに従って27mm〜35mmである。
実施例の第1および第2の例に従って作製された装置は、横拡張矯正装置であり、その第1の作用は歯−上顎骨(dento-maxillary)不調和(歯のサイズが顎のサイズに対して非常に大きい障害)の矯正である。さらに、これらの装置は、歯の埋め込み正常化(implantation normalization)、十分な咬合(occlusion)、および十分な機能的な交差咬合(functional crossbite)を可能にすることが予想される。このため、非常に強い横の作用を得るために、強化されたインナーレイズ部9の厚さは、その周辺全体で非常に重要である(以下で説明される本発明の他の矯正装置よりも大きい)。さらに、本発明の装置は、鼻孔呼吸、および嚥下運動をかなり高める一方、より刺激のある作用を有する。
例えば、アングルドランプ10のベースと舌側バーの垂直壁との間で測定されるインナーレイズ部の厚さは、中央部(図1(d)、図2(d))で12.75mm〜18mm、およびブランチの端部(図1(e)、図2(e))で3.5mm〜5.5mmで、この厚さは装置の選択されるサイズに応じて変化し、子供や大人のために多くのサイズが想定される。これらの例の文脈では、中央部で測定されるインナーレイズ部の高さは、18.75mm〜25mmである。
次に、本発明の装置の他の例が図3(a)〜図7(f)を参照して述べられ、上記で述べられたのと同じ外形を有する装置の構成要素の部材はその番号を保持する。これらの構成要素は、以下ではさらに詳細には述べられない。
図3(a)〜(f)は、本発明の機能的顎顔面歯列矯正装置1の実施例の第3の例を示し、それは、コンフォーマー装置である。コンフォーマー装置は、アンテリアオープンバイト(anterior open bite)、および上門歯のプロアルヴェオリ(proalveoli)の治療のために、歯、および垂直異形症の異常位置を調整するために用いられる。コンフォーマー装置は、特に保持装置として用いられ、治療の終わりに、または治療中に中断するとき、例えば治療が上記何れかの横拡張装置で行われ、その第1の機能は得られた矯正を安定させることである。図3(a)〜(f)に代表される装置では、下または上の門歯を受けることが予定された歯槽キャナルの部分は、その両端で、それぞれ下犬歯、2つの下小臼歯または子供の2つの対応する乳臼歯、およびオプショナリに少なくとも1つの下臼歯を受けることが予定された歯槽キャナルに開口する直線形状の上部15、または下部16のキャナルである。直線状の上部キャナル15の長さは、直線状の下部キャナル16の長さよりも長い。例えば、直線状の上部キャナル15に開く中央部11のベースの長さは、装置の選択されたサイズに従って29.5mm〜37mmである。
図4(a)〜(f)は、本発明の機能的顎顔面歯列矯正装置1の実施例の第4の例を示し、それは、また、コンフォーマー装置である。上記で述べられた実施例の第3の例の装置と異なり、図4(a)〜(f)に示される例では、下または上の門歯を受けることが予定された歯槽キャナルの部分は、その両端で、それぞれ下犬歯、2つの下小臼歯または子供の2つの対応する乳臼歯、およびオプショナリに少なくとも1つの下臼歯を受けることが予定された歯槽キャナルに開口する丸状上部17または下部18のキャナルである。例えば、丸状上部キャナル17に開く中央部11のベースの長さは、装置の選択されたサイズに従って、27mm〜35mmである。
図3(a)〜図4(f)のコンフォーマー装置の文脈では、アングルドランプ10のベースと舌側バーの垂直壁との間で測定されるインナーレイズ部の厚さは、例えば、中央部(図3(d)、図4(d))で11.25mm〜15mm、およびブランチの端部(図3(e)、図4(e))で3mm〜4mmで、この厚さは装置の選択されるサイズに応じて変化し、子供や大人のために多くのサイズが想定される。
これらの例の文脈では、中央部で測定されるインナーレイズ部の高さは、18.75mm〜25mmである。
図3(a)および図4(f)に示されるコンフォーマー装置の強化されたインナーレイズ部9の厚さの寸法の、図1(a)〜図2(f)に示される横拡張装置の寸法との比較によると、インナーレイズ部9は大きな寸法を有し、よってコンフォーマー装置のレイズ部よりも横剛性が高い。その結果、横拡張装置によって作用される横の力は、用いられた横拡張治療装置で得られた効果を単に安定させるだけのコンフォーマー装置によって作用される力よりも大きい。
図5(a)〜(f)は、本発明の機能的顎顔面歯列矯正装置1の実施例の第5の例を示し、それは、レトロモーフォシス、またはマンディビュラーアドバンスメントアクティベータであるアングルクラスIIのためのアドバンスメント装置であり、以下、アドバンスメント装置と呼ぶ。そのようなアドバンスメント装置は、一般に、アクティベータの下部内で前にスライドして、門歯の端部を結合させることにより、マンディブルを進めるために用いられ、アーチの解剖学的適応、およびマンディビュラーベースの伸張を生じさせる。本発明のアドバンスメント装置は、鼻孔呼吸、および嚥下運動を高めるためにさらに適した強化されたインナーレイズ部を有し、インナーレイズ部のアングルドランプ上の舌の正しい位置を確実にし、器具のより刺激的な作用を確実にする。例えば、アングルドランプ10のベースと舌側バー3の垂直壁との間で測定されるインナーレイズ部9の厚さは、中央部(図5(d))で13.5mm〜18mm、およびブランチの端部(図5(e))で4.5mm〜6mmで、この厚さは装置の選択されるサイズに応じて変化する。これらの例の文脈では、中央部で測定されるインナーレイズ部の高さは、18〜24mmである。
図6(a)〜(f)は、本発明の機能的顎顔面歯列矯正装置1の実施例の第6の例を示し、それは、アンテモーフォシス、またはアングルクラスIIIのためのリトラクション装置である。上記装置は、上下アーチを普通の門歯の関係に位置させる。それは、上部でより細かい厚さを有する唇側バー2と、上部でより厚い舌側バー3とを有し、下部での唇側バーの厚さはより大きい。上記装置は、前から後に矢状の圧力(sagittal pressure)を印加し、上アーチ上に向かう(bearing on)。本発明のリトラクション装置は、鼻孔呼吸、および嚥下運動を高めるためにさらに適した強化されたインナーレイズ部を有し、インナーレイズ部のアングルドランプ上の舌の正しい位置を確実にし、器具のより刺激的な作用を確実にする。例えば、アングルドランプ10のベースと舌側バー3の垂直壁との間で測定されるインナーレイズ部9の厚さは、中央部(図6(d))で10.5mm〜15mm、およびブランチの端部(図6(e))で5.5mm〜7.5mmで、この厚さは装置の選択されるサイズに応じて変化する。これらの例の文脈では、中央部で測定されるインナーレイズ部の高さは、19.5mm〜26mmである。
図7(a)〜図7(f)は、本発明の機能的顎顔面歯列矯正装置1の実施例の第7の例を示し、それは、トレーニングの間、スポーツの練習に使われる装置である。この装置は、また、上下の顎、および強化されたインナーレイズ部10上の舌の最適な位置によって、十分な鼻孔呼吸を確実にし、いびきを減少させるので、寝るときに使用される場合、いびきを止めるために用いられる。例えば、アングルドランプ10のベースと舌側バー3の垂直壁との間で測定されるインナーレイズ部9の厚さは、中央部(図7(d))で10.88mm〜14.2mm、およびブランチの端部(図7(e))で3mm〜3.5mmで、この厚さは装置の選択されるサイズに応じて変化する。これらの例の文脈では、中央部で測定されるインナーレイズ部の高さは、15.25mm〜19.23である。図7(a)〜(f)の装置の寸法、したがって動作モードは、図4(a)〜(f)の丸状キャナルコンフォーマー装置に類似している。そのような装置は、アーチ上で、より少ない力を及ぼし、そこで、より使用が快適である。
本発明の装置はシリコンベースから作製される。数多くの研究所テストが行われた後、本発明の装置を作成するのに最も適した材料は、STERNEからのSTAMINALENE(登録商標)であることが確立された。それは、シリコンエラストマーから成り、高められた摩擦抵抗特性、および十分な耐久性を有する一方、口中に装着したときに非常に快適である。そのような材料は、本発明の装置を作製するために最適な物理的特性のセット、すなわち:55ショアAの硬さ(as per ASTM D2240)、10MPaの破壊強度(as per ASTM D882)、53kN/mの引き裂き強度(as per ASTM D624B)、925%の破壊時の伸び(as per ASTM D412)、サンプルの70時間の25%圧縮からの開放後(after the release of the sample)、30分後に計測された2.4%の圧縮永久ひずみを有する。その密度は、1.14g/立方cmである。
材料は透明であり、しかし、3%の生体適合性の染料を用いた染料ベースを含む。光量も、装置をより快適に咀嚼するために構成物に付加され得る。このシリコンはプラチナベースの触媒を含む。
発明の有利な1つの実施例では、様々な装置が、その色によって区別され、装置の使用、または障害のタイプ、または治療される自律神経系の機能障害に応じて選ばれ得る。
本発明のさらなる例および実施例は、請求の範囲から遊離することなく想定される。
機能的顎顔面歯列矯正装置1
唇側バー2
舌側バー3
上歯槽キャナル4
下歯槽キャナル5
水平パーティション6
上部ノッチ7
下部ノッチ8
強化レイズ部9
リンガルランプ10
中央部11
横ブランチ12
中央スロープ13
横スロープ14
直線状の上部キャナル15
直線状の下部キャナル16
丸状上部キャナル17
丸状下部キャナル18

Claims (10)

  1. 機能的歯牙顔面整形外科装置(1)であって、
    柔軟性を有する材料から成り、
    それぞれの全体外形が、水平的に見たときに開いたU字型の2つの溝を含み、
    上記2つの溝は、実質的に水平パーティション(6)によって分割され、
    それぞれの溝は、上下の歯槽のアーチを取り囲む歯槽キャナル(4,5)を規定し、
    上記キャナル(4,5)は、唇側バー(2)および舌側バー(3)とともに、水平パーティション(6)から成り、
    それぞれのキャナルの内面は滑らかであり、
    2つの実質的に平坦で水平から30°から60°の角度を形成する近傍の横スロープ(14)に接続される、実質的に平坦で水平から30°から60°の角度を形成する中央スロープ(13)を含む、上部に形成された口蓋に向かって舌を支持しガイドする連続的なアングルドリンガルランプ(10)、および
    外形が、開いたU字型で、上記溝の内側周辺部に亘って延び、断面の大きさが端部から中央部まで徐々に増加する、強化されたインナーレイズ部(9)、
    を含むことを特徴とする装置。
  2. 請求項1の装置であって、
    各歯槽キャナル(4,5)の深さは、少なくとも、その中で取り囲まれる歯の、そのネックに対する高さに等しいことを特徴とする装置。
  3. 請求項2の装置であって、
    上記強化されたインナーレイズ部(9)は、門歯および犬歯を受けることが予定される上アーチおよび下アーチの歯槽キャナルの領域で、より大きな厚さを有していることを特徴とする装置。
  4. 請求項1から請求項3のうち何れか1項の装置であって、食品用のシリコンから成っていることを特徴とする装置。
  5. 請求項4の装置であって、
    上記シリコンは、50〜60ショアの間の硬さを有していることを特徴とする装置。
  6. 請求項4または請求項5の装置であって、
    上記シリコンは、サンプルの70時間の25%圧縮からの開放後、30分後に計測された1.9%〜2.9%の間の圧縮永久ひずみを有することを特徴とする装置。
  7. 請求項4から請求項6のうち何れか1項の装置であって、
    上記シリコンの破壊強度が、8〜12MPa(as per ASTM D882)、および/または上記シリコンの破壊時の伸び(measured as per ASTM D412)が、820〜1030%、および/または上記シリコンの引き裂き強度が、46〜60kN/m(as per ASTM D624B)であることを特徴とする装置。
  8. 請求項1から請求項7のうち何れか1項の装置であって、
    下または上の門歯を受けることが予定されるキャナルの部分は、直線状のキャナル(15,16)形状であり、
    上記キャナルは、その両端で、それぞれ、下の犬歯、2つの下の小臼歯、または子供の2つの対応する乳臼歯、およびオプショナリに少なくとも1つの下臼歯を受けることが予定される、それぞれの歯槽キャナルに連通していることを特徴とする装置。
  9. 請求項1から請求項7のうち何れか1項の装置であって、
    下または上の門歯を受けることが予定されるキャナルの部分は、丸いキャナル形状(17,18)を有し、
    上記キャナルは、その両端で、それぞれ、下の犬歯、2つの下の小臼歯、または子供の2つの対応する乳臼歯、およびオプショナリに少なくとも1つの下臼歯を受けることが予定される、それぞれの歯槽キャナルに連通していることを特徴とする装置。
  10. 機能的歯牙顔面整形外科装置の列であって、
    トランスバースエクスパンション装置、コンフォーマー、アドバンスメント装置、リトラクション装置、スポーツトレーニング装置、またはアンチスノーリング装置から選択される、請求項1の装置を含むことを特徴とする装置。
JP2014501684A 2011-04-01 2012-03-13 機能的歯牙顔面整形外科装置 Expired - Fee Related JP6006291B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1100983 2011-04-01
FR1100983A FR2973219B1 (fr) 2011-04-01 2011-04-01 Appareil d'orthopedie fonctionnelle dento-faciale
PCT/FR2012/050523 WO2012131208A2 (fr) 2011-04-01 2012-03-13 Appareil d'orthopédie fonctionnelle dento-faciale

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014514047A JP2014514047A (ja) 2014-06-19
JP6006291B2 true JP6006291B2 (ja) 2016-10-12

Family

ID=45974393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014501684A Expired - Fee Related JP6006291B2 (ja) 2011-04-01 2012-03-13 機能的歯牙顔面整形外科装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US20140080083A1 (ja)
EP (1) EP2693995B1 (ja)
JP (1) JP6006291B2 (ja)
KR (1) KR101919909B1 (ja)
CN (1) CN103607981B (ja)
BR (1) BR112013024701A2 (ja)
CA (1) CA2831348A1 (ja)
ES (1) ES2587029T3 (ja)
FR (1) FR2973219B1 (ja)
PT (1) PT2693995T (ja)
WO (1) WO2012131208A2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11129746B2 (en) 2010-06-23 2021-09-28 Dental Choice Holdings Llc Method and oral appliance for improving air intake and reducing bruxism
CN104758111B (zh) * 2015-04-03 2016-09-21 侯德刚 语言节律控制器
ITUB20154030A1 (it) * 2015-09-30 2017-03-30 Francesco Magistro Dispositivo ortodontico-elastico-armonizzatore dento-cranio-facciale
US10328225B2 (en) 2015-10-20 2019-06-25 Garner Geniothrust Llc Dental appliance apparatus and respiratory performance
ITUA20163882A1 (it) * 2016-05-27 2017-11-27 Francesca Luraghi Apparecchio dentale terapeutico.
WO2018017488A1 (en) * 2016-07-22 2018-01-25 ProSomnus Sleep Technologies, Inc. Computer aided design matrix for the manufacture of dental devices
CA3012501A1 (en) * 2017-07-26 2019-01-26 Spartan Orthodontics Inc. Orthodontic lip advancer
JP6648095B2 (ja) * 2017-11-13 2020-02-14 良紀 佐々木 機能性口腔内装着装置
US20190231481A1 (en) * 2018-01-31 2019-08-01 Won Moon Elastic orthodontic appliance
TWI704909B (zh) * 2019-05-08 2020-09-21 林易岳 具有開放式咬合面的口腔內吞嚥訓練輔具及其製造方法
US11285035B2 (en) 2019-07-19 2022-03-29 Dental Choice Holdings Llc Single arch dental device and method of manufacture
JP6875018B2 (ja) * 2019-07-31 2021-05-19 株式会社デンタルアシスト 歯科矯正具
JP2022547717A (ja) * 2019-09-12 2022-11-15 マイ リトル プロジェクツ シリーズ エイト プランコ トゥエンティファイブ エルエルシー 睡眠呼吸障害、顎の障害、及び気道障害のための舌位置決め器具
TWI782312B (zh) * 2020-08-19 2022-11-01 林易岳 包覆上顎齒的口腔內吞嚥輔具及其製造方法
JP7020727B1 (ja) * 2021-01-25 2022-02-16 SheepMedical株式会社 歯科矯正具
FR3145472A1 (fr) 2023-02-06 2024-08-09 Damien BACHARACH Dispositif de renforcement actif de la langue

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3871370A (en) * 1973-07-05 1975-03-18 Lee E Mcdonald Tongue-thrust correction appliance
US4830612A (en) * 1987-05-26 1989-05-16 Bergersen Earl Olaf Deciduous dentition treatment appliance and orthodontic method
US4784605A (en) * 1987-10-13 1988-11-15 Bergersen Earl Olaf Orthodontic appliance to correct open-bite tendencies in children and adults and tongue-thrust in young children
FR2641964B1 (fr) * 1989-01-26 1998-02-20 Besombes Andre Activateurs-gouttieres pour traitements d'orthopedie dento-faciale et parodontologie
FR2751865B1 (fr) 1996-07-30 1998-10-16 Mathieu Rodrigue Appareils pour traitements d'orthopedie fonctionnelle dento-faciale et parodontologie
US5925709A (en) * 1996-08-29 1999-07-20 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Method for the preparation of silicone rubber
FR2786089B1 (fr) * 1998-11-24 2001-03-16 Guy Delterme Appareils orthodontiques
FR2863863B1 (fr) * 2003-12-18 2006-10-20 Patrice Nicolleau Gouttiere orthodontique fonctionnelle
FR2867058B1 (fr) * 2004-03-05 2007-06-15 Guy Delterme Appareil de positionnement lingual
US20060084024A1 (en) * 2004-10-14 2006-04-20 Farrell Christopher J Oral appliance
US8291020B2 (en) 2006-03-27 2012-10-16 Research In Motion Limited Wireless email communications system providing subscriber account update features and related methods
CN102844379B (zh) 2010-04-30 2015-02-25 道康宁东丽株式会社 液体可固化的硅橡胶组合物及涂覆有该组合物的固化产物的编织织物
US9022903B2 (en) * 2011-03-11 2015-05-05 Zaki Rafih Oral appliance for improving strength and balance

Also Published As

Publication number Publication date
US20140080083A1 (en) 2014-03-20
EP2693995A2 (fr) 2014-02-12
EP2693995B1 (fr) 2016-05-18
FR2973219B1 (fr) 2014-04-25
CA2831348A1 (fr) 2012-10-04
FR2973219A1 (fr) 2012-10-05
WO2012131208A3 (fr) 2013-02-28
CN103607981A (zh) 2014-02-26
KR101919909B1 (ko) 2018-11-19
PT2693995T (pt) 2016-08-23
WO2012131208A2 (fr) 2012-10-04
CN103607981B (zh) 2016-08-17
ES2587029T3 (es) 2016-10-20
KR20140020317A (ko) 2014-02-18
BR112013024701A2 (pt) 2016-12-20
JP2014514047A (ja) 2014-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6006291B2 (ja) 機能的歯牙顔面整形外科装置
US10980615B2 (en) Oral appliance for advancing the maxilla and opening the nasopharyngeal airway
AU2013205854B2 (en) An orthodontic appliance
US5415542A (en) Orthodontic finishing appliance
JP6941601B2 (ja) 歯−頭蓋骨−顔面機器のための歯列矯正用弾性調整装置
US11273010B2 (en) Orofacial apparatuses and methods
CN106456354B (zh) 用于治疗睡眠呼吸暂停症的口腔矫治器
JP7182792B2 (ja) 睡眠時無呼吸、いびき、ならびに舌および口腔の再構築のための歯科用器具
JP2018531059A6 (ja) 歯−頭蓋骨−顔面機器のための歯列矯正用弾性調整装置
US20180325721A1 (en) Dental aligner, method of production, and orthosis comprising such an aligner
US20180344507A1 (en) Intraoral device for the repositioning and rehabilitation of the tongue
US6132208A (en) Braces for dentifacial functional orthopaedic and periodontal treatment
KR102098391B1 (ko) 근기능 교정장치
CN108294837B (zh) 一种矫治开牙合畸形的矫治器、制备方法及其应用
KR102382847B1 (ko) 턱관절 교정용 치아교정장치
CN211534899U (zh) 用于iii类错牙合畸形的肌功能调节正畸矫治器
CN209984332U (zh) 一种三力合一活动矫治器
RU102492U1 (ru) Устройство для коррекции прикуса
JP6120780B2 (ja) 口腔装置
Raisan et al. Bite raisers in orthodontics: a review
RU24790U1 (ru) Стоматологический тренажер
RU2827674C1 (ru) Система для создания разобщения прикуса
RU223812U1 (ru) Устройство для коррекции положения языка в полости рта
AU2015100651A4 (en) An orthodontic appliance
Tasyakuranti et al. Effectiveness of lip bumper appliances as a reducer of lip sucking habit in children: A case report

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160908

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6006291

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees