JP6006059B2 - クロスコネクト情報データベース構築方法及びクロスコネクト装置 - Google Patents

クロスコネクト情報データベース構築方法及びクロスコネクト装置 Download PDF

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Description

本発明は、クロスコネクト装置における、クロスコネクト情報のデータベース構築方法に関し、特に2つのメモリを用いた、クロスコネクト情報のデータベース構築方法とクロスコネクト装置に関する。
クロスコネクト装置は、インターフェース変換、信号多重、中継経路選択などさまざまな使用目的があり、実現のためのクロスコネクト構成もさまざまである。クロスコネクト装置において、クロスコネクト情報は、経路情報が記載されたテーブル構成をしている。
クロスコネクト装置の電源を再投入する場合は、クロスコネクト情報を再現する必要があり、これらの情報は、不揮発性メモリに保存されていた。
特許文献1には、クロスコネクト装置において、不揮発性メモリに記憶されている回線接続情報に基づき、回線の接続の制御を開始することを特徴とするクロスコネクト装置が開示されている。このクロスコネクト装置は、装置が瞬断した時には、回線接続情報が不揮発性メモリに記憶されているので、回線接続情報を新たに送信しなくとも、停止前の回線接続状況を再現可能である。
図9、図10及び図11には、この不揮発性メモリにクロスコネクト情報を格納する例を示す。
図9に、インターフェース変換を実現するT−S−T構成のクロスコネクト装置5の関連技術を示す。T−S−T構成とは、回線経路に沿ってタイムスイッチ(T)とスペーススイッチ(S)とタイムスイッチ(T)を設ける構成である。
図9は、伝送路IFx1〜5(x=L、R)(11−1〜11−5、15−1〜15−5)の各信号をTS(タイムスロット)単位にクロスコネクトする装置の概要を示す図である。異なるIF(インターフェース)の伝送路間でクロスコネクトすることでIF変換を実現する。
クロスコネクト装置5は、クロスコネクト部10と、クロスコネクト情報が格納された不揮発性メモリ6によって構成されている。クロスコネクト部10は、各伝送路IFからの入力信号を時間スイッチするTSW_S1〜S5(12−1〜12−5)と、出力IFを決定する空間スイッチSSW13で構成されている。また、各伝送路IFへの出力信号を時間スイッチするTSW_D1〜D5(14−1〜14−5)も備えている。伝送路IFLn(n=1〜5)〜TSW_Sn(n=1〜5)間のTSW_S入力バスや、TSW_Sn(n=1〜5)〜SSW間のTSW_S出力バスのそれぞれ速度分、TSを占有し接続することでクロスコネクトが実現できる。また、SSW〜TSW_Dn(n=1〜5)間のTSW_D入力バス、TSW_Dn(n=1〜5)〜伝送路IFRn(n=1〜5)間のTSW_D出力バスも、それぞれ速度分、TSを占有し接続することでクロスコネクトが実現できる。図9のクロスコネクト部10の数字は、TSの数を示している。資源管理として各バス資源の各TSの使用状態を記録しておく必要がある。
例として伝送路IFL1→伝送路IFR2へのクロスコネクトを示す。
これは、TSW_S1入力バスTS=01、TSW_S1出力バス、TSW_D2入力バスTS=20、及びTSW_D2出力バスTS=30、のそれぞれを先頭TSとする速度3のクロスコネクトを設定するものである。
図10は、関連技術のインターフェース変換構成におけるクロスコネクト情報の一例である。このデータベース構築方法では、図10に示す様に、TSW_S入力バスTS=S1_01〜S1_03の3レコード毎に、速度および伝送路IFのTS番号を格納し、不揮発性メモリに記録する。また、TSW_S1出力バスTS=S1_20〜S1_22、TSW_D2入力バスTS=D2_20〜D2_22、TSW_D2出力バスTS=D2_30〜D2_32も、同様に速度および伝送路IFのTS番号を格納し、不揮発性メモリに記録する。
図11に、関連技術として、信号多重を実現するクロスコネクト装置の構成を示す。図11は、低速IFであるLIFL01〜20の各信号を高速IFと同一速度に多重化し、TS単位にクロスコネクトする装置である。速度の異なるIFのクロスコネクトを行うことで多重分離を実現する。
クロスコネクト部21は、LIFx01〜20(x=L、R)(41−1〜41−20、61−1〜61−20)の信号を多重し、高速IFであるHIFx01〜02(x=L、R)(31−1〜31−2、51−1〜51−2)と同一速度にするMUX26を備えている。さらに、クロスコネクト部21は、入力信号S1〜S3を出力信号D1〜D3に時間スイッチする、TSW25を備えている。また、高速信号D3を各LIFR01〜20(61−1〜61−20)へ分離するDMUX27を備えている。LIFLn(n=01〜20)〜MUX間のMUX入力バス、TSWのTSW_S入力バス、TSWのTSW_D出力バス、DMUX〜LIFRn(n=01〜20)間のDMUX出力バスのそれぞれ速度分、TSを占有し接続することでクロスコネクトが実現できる。
例として、LIFL01→HIFR01へのクロスコネクトを設定する。MUX入力バスTS=LIFL01_01、TSW入力バスTS=S3_0010、TSW出力バスTS=D1_0020のそれぞれを先頭TSとする速度3のクロスコネクトを設定する。
関連技術では、図12に示す様にMUX入力バスTS=LIF01_01〜03、TSW入力バスTS=S3_0010〜0012、TSW出力バスTS=D1_0020〜0022の3テーブルに、3レコード毎に速度および伝送路IFのTS番号を格納する。そして、これらの情報を不揮発性メモリ28に記録する。
このように、関連技術のクロスコネクト装置29では、クロスコネクト情報を再現するため、クロスコネクト部21の経路情報を図12のようなテーブルに記載し、不揮発性メモリ28に割り付けている。
特開平11−146428号公報
特許文献1に記載の技術では、ハードウェアがインターフェース部、クロスコネクト部の実装フリーを実現可能な場合でも、不揮発性メモリに格納するクロスコネクト情報に互換性が無かった。同一装置で、さまざまな使用目的を実現するためには、クロスコネクト部の構成に依存しない不揮発性メモリへの格納方法を統一する必要があった。
また、複数のクロスコネクト構成をサポートするには、それぞれのクロスコネクト情報をテーブルに記載する必要があるため、不揮発性メモリの容量を圧迫してしまう、という課題があった。
本発明の目的は、上述した課題を解決するクロスコネクト情報のデータベース構築方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために、クロスコネクト装置のクロスコネクト情報データベースを構築する方法であって、第1のメモリに、インターフェース間の各経路に割り付けられたタイムスロットの番号と、タイムスロットに関連付けられたポインタ値とを格納し、第2のメモリに、ポインタ値と、ポインタ値に関連付けられたインターフェース間の所定のクロスコネクト経路に関する情報とを格納することを特徴としている。
また、本発明は、クロスコネクト装置において、第1のメモリと第2のメモリを備え、
第1のメモリには、インターフェース間の各経路に割り付けられたタイムスロットの番号と、タイムスロットに関連付けられたポインタ値とが格納され、第2のメモリには、ポインタ値と、ポインタ値に関連付けられたインターフェース間の所定のクロスコネクト経路に関する情報とが格納されていることを特徴としている。
本発明によれば、不揮発性メモリ上のメモリ使用量を抑える事が可能となるので、メモリを有効に利用できるという効果が得られる。
本発明の第1の実施形態における基本構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における論理データベースのテーブルフォーマットである。 本発明の第1の実施形態におけるクロスコネクト情報の一例である。 本発明の第1の実施形態におけるクロスコネクト設定時のクロスコネクト情報格納動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における装置立上げ時のクロスコネクト情報展開動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における基本構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態におけるクロスコネクト情報の一例である。 本発明の変形例1におけるクロスコネクト情報の一例である。 関連技術のインターフェース変換構成を示すブロック図である。 関連技術のインターフェース変換構成におけるクロスコネクト情報の一例である。 関連技術の多重分離構成を示すブロック図である。 関連技術の多重分離構成におけるクロスコネクト情報の一例である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態であるクロスコネクト情報の管理方法のうち、インターフェース変換構成の例を示す図である。
クロスコネクト装置1は、クロスコネクト部10と、クロスコネクト情報が格納された、揮発性メモリ2及び不揮発性メモリ3と、それらを制御する装置制御部4を備える。クロスコネクト部10は、各伝送路IFL1〜IFL5(11−1〜11−5)からの入力信号を時間スイッチするTSW_S1〜S5(12−1〜12−5)を備えている。また、出力IFを決定する空間スイッチSSW13、各伝送路IFへの出力信号を時間スイッチするTSW_D1〜D5(14−1〜14−5)を備えている。そして、伝送路IFR1〜IFR5(15−1〜15−5)に、出力信号を供給する。図1のクロスコネクト部10の各要素間の数字は、TSの数を示している。
伝送路IFLn(n=1〜5)〜TSW_Sn(n=1〜5)間のTSW_S入力バス、TSW_Sn(n=1〜5)〜SSW間のTSW_S出力バスのそれぞれが、速度分TSを占有し接続することで、クロスコネクト構成が実現できる。
また、SSW〜TSW_Dn(n=1〜5)間のTSW_D入力バス、TSW_Dn(n=1〜5)〜伝送路IFRn(n=1〜5)間のTSW_D出力バスについても、同様にクロスコネクト構成が実現できる。
不揮発性メモリ3は、クロスコネクト構成を実現再現する為に必要なクロスコネクト部10の経路情報を、論理データベースのテーブル(論理テーブル)として図2に示すフォーマットで保持する。この論理テーブルの項目は、レコードの使用/未使用を示す登録欄、クロスコネクト部10の構成区分を示す構成欄、速度を示す速度欄、クロスコネクト部10の中継バス内TS番号のリストを示す接続元a〜c、及び接続先a〜c欄とする。
揮発性メモリ2には、クロスコネクト部10のバスの情報が物理データベースのテーブル(物理テーブル)として記憶される。物理テーブルの情報は、上記各バスにおける各TSと論理テーブルへの情報ポインタのみとする。
装置制御部4は、揮発性メモリ2や不揮発性メモリ3から、クロスコネクトの情報を読み出し、クロスコネクト部10の経路を構成する。
図3に、インターフェース変換を実現するT−S−T構成のクロスコネクト情報の一例を示す。図3は、物理データベースのテーブル(物理テーブル)と論理データベースのテーブル(論理テーブル)の2つのデータベースを表している。
図3において、揮発性メモリ2に格納されている情報は、物理テーブルである。この物理テーブルは、TSW_S入力バス、TSW_S出力バス、TSW_D入力バス、TSW_D出力バスの4つのテーブルから構成されている。例えば、TSW_S入力バスは、図1の
TSW_S1〜S5(12−1〜12−5)に入力されるTSの状態を表している。同様に、TSW_S出力バス、TSW_D入力バス、TSW_D出力バスも各TSの状態を表している。これらの各物理テーブルには、項目としてTSの番号と情報ポインタの欄があり、それぞれTSの番号とこの番号に関連付けられてポインタ値が入力されている。このポインタ値は不揮発性メモリに格納されているクロスコネクト経路に関する情報と関連付けられている。
不揮発性メモリ3に格納されている情報は、図2の説明で述べた論理テーブルである。この論理テーブルには、例えば、情報ポインタの番号1として、T−S−T構成を示すために必要な、クロスコネクト経路の割付情報が格納されている。すなわち、番号1の列には、レコードの使用を示す登録欄に『有り』、クロスコネクトの構成区分を示す構成欄に『TST』、速度欄に『3』、の各情報が格納されている。また、接続元a欄に接続される伝送路を示す『IFL1』、接続元b欄にTSW_S入力バスのTS番号である『1』、接続元c欄にTSW_S出力バスのTS番号である『20』が格納されている。さらに、接続先a欄には、接続先の伝送路を示す『IFR2』、接続先b欄には、TSW_D出力バスのTS番号である『30』、接続先c欄にTSW_D入力バスのTS番号である『20』、と格納される。これは、伝送路IFL1から入力された信号はIFL1とTSW_S1との間の経路に割り付けられたTS(具体的には01番から03番のTS)によって送信されることを表している。また次に、TSW_S1とSSWとの間の経路に割り付けられたTS(具体的には20番から22番のTS)によって送信されることを表している。さらに、SSWから出力されるときは、SSWとTSW_D2間の経路に割り付けられた20番から22番のTS、さらにTSW_D2とIFR2間の経路に割り付けられた30番から32番のTSによって送信されることを表している。この例では速度欄の3が伝送に使用されるTSの数3に対応している。速度欄の数値に応じて所定のTS数を対応させることができる。
そして、これらの論理テーブルの情報から関連付けられる箇所の物理テーブル中のTSに関連付けられて、ポインタとして番号1が格納されている。
図4は、本発明の第1の実施形態におけるクロスコネクト設定時のクロスコネクト情報を格納する動作を示すフローチャートである。
図4を用いて、装置制御部4が、すでに、揮発性メモリ2及び不揮発性メモリ3上に情報が格納されていて、新たにクロスコネクト経路構成を設定する場合に、クロスコネクト経路に関連する情報を格納する動作を説明する。
まず装置制御部4が、要求されたクロスコネクト経路を確認する(ステップ101)。次に装置制御部4は、揮発性メモリ2にアクセスし要求されたクロスコネクト経路に対応する各テーブル中の速度分のTSが未使用状態であるかをチェックする(ステップ102)。必要なTSが各テーブルにおいて全て未使用状態であれば(ステップ102のYES)、不揮発性メモリ3上の論理テーブルにクロスコネクト経路に関する情報を格納する(ステップ103)。例えば、図3の不揮発性メモリ3の論理テーブルにおいて、空いている番号2(ポインタ値が2)の行に、登録の有無、構成、速度、接続元及び接続先の各情報を格納する。そして、揮発性メモリ2の各テーブルに、未使用を確認したTSに対応して、クロスコネクト経路に関連する情報を表す情報ポインタを、使用される速度分だけ格納する(ステップ104)。
図5は、本発明の第1の実施形態における装置立上げ時のクロスコネクト情報展開動作を示すフローチャートである。
図5を用いて、装置制御部4が、装置電源を再投入して、装置を立上げる場合に、クロスコネクト情報を展開する動作を説明する。装置電源を再投入する場合は、揮発性メモリ2には、情報が無く、不揮発性メモリ3には、論理テーブルの情報が格納されている状態である。
まず、装置制御部4が、図3の不揮発性メモリ3上のクロスコネクト経路に関する情報を備える論理テーブルを参照する(ステップ201)。そして、クロスコネクト部10の構成を特定して、その構成を揮発性メモリ2上に記憶する領域を確保する(ステップ202)。すなわち、図3の論理テーブルの場合は、クロスコネクトの構成区分を示す構成欄に『TST』とあるので、TST構成の物理テーブルを記憶する領域を確保する。
不揮発性メモリ3上の論理テーブル内の情報を1つずつ(複数の情報ある場合)参照し、クロスコネクト部10の経路情報の算出を行う(ステップ203)。すなわち、図3の、論理テーブル上の、登録の有無、構成、速度、接続元及び接続先の各情報を基に経路情報を算出する。
そして、この経路情報に対応する揮発性メモリ2中の各バスのテーブルのTSに、論理テーブルのクロスコネクト経路に関する情報に関連付けられているポインタ値を、使用される速度分だけ関連付けて格納する(ステップ204)。
また、揮発性メモリ2及び不揮発性メモリ3に、何も情報が記憶されていない場合には、各メモリを初期化した後、装置制御部4が各メモリに図3で示されている情報を記憶させれることができる。しかしこの場合でも、上述の図4について記載した方法が適用できる。
以上述べてきたように、本発明は、不揮発性メモリのみを使用していた関連技術に比べて、メモリ使用量が少なくなる。それは、不揮発性メモリには、1つのクロスコネクト構成を1つのレコードに格納するためである。
このように、不揮発性メモリ上のメモリ使用量を抑える事が可能となるので、メモリを有効に利用することができる。
(第2の実施形態)
図6に、本発明の第2の実施形態として、信号多重を実現するクロスコネクト構成を示す。図6は、低速IFであるLIFL01〜20の各信号を高速IFと同一速度に多重化し、TS単位にクロスコネクトする装置である。速度の異なるIFのクロスコネクトを行うことで多重分離を実現する。
第2の実施形態では、クロスコネクト装置20は、第1の実施形態と同様に、揮発性メモリ22、不揮発性メモリ23、装置制御部24及び、クロスコネクト部21を備えている。
クロスコネクト部21の構成は、各LIFx01〜20(x=L、R)(41−1〜41−20)の信号を多重し高速IFであるHIFx01〜02(x=L、R)(31−1〜31−2)と同一速度にするMUX部26を備えている。また、入力信号S1〜S3を出力信号D1〜D3に時間スイッチするTSW部25、高速信号D3を各LIFR01〜20の信号(61−1〜61−20)へ分離するDWUX部27を備えている。
図7に、信号多重を実現するクロスコネクト情報の一例を示す。
例として、LIFL01からHIFR01へのクロスコネクトをMUX入力バスTS=LIFL01_01、TSW入力バスTS=S3_0010、TSW出力バスTS=D1_0020のそれぞれを先頭TSとする速度3のクロスコネクトを設定する。
図7において、揮発性メモリ22に格納されている情報は、物理テーブルである。この物理テーブルは、MUX入力バス、TSW_S入力バス、TSW_D出力バス、DMUX出力バスの4つのテーブルから構成されている。この例では、DMUX出力バスは、使用されていないので、3つのテーブルが使用されている。
例えば、MUX入力バスは、図6の、LIF01〜20(41−1〜41−20)、に入力されるTSの状態を表している。同様に、TSW入力バス、TSW出力バスも、各TSの状態を表している。これらの各物理テーブルには、各TSの番号に対応する情報ポインタの欄に、論理テーブルに格納されているクロスコネクト情報を格納する際に付された番号のみ記されている。
図7において、不揮発性メモリ23に格納されている情報は、論理テーブルである。
この論理テーブルには、例えば、情報ポインタの番号2として、低速IF→高速IFと多重構成を示すクロスコネクト情報が格納されている。この構成区分は、LHと定義することとする。
図7には、LH構成を示すために必要な、クロスコネクト経路の割付情報が格納されている。すなわち、番号2の列には、レコードの使用を示す登録欄に『有り』、クロスコネクトの構成区分を示す構成欄に『LH』、速度欄に『3』、の各情報が格納されている。
また、接続元a欄に接続される伝送路を示す『LIFL01』、接続元b欄にMUX入力バスのTS番号である『1』、接続元c欄にTSW_S入力バスのTS番号である『10』が格納されている。さらに、接続先a欄には、接続先の伝送路を示す『HIFR01』、接続先c欄には、TSW_D出力バスのTS番号である『20』、が格納されている。接続先b欄は、DMUX出力バスが、使用されていないので、空欄となる。
そして、これらの論理テーブルの情報から関連付けられる箇所の物理テーブルに、ポインタとして番号2が格納されている。
これにより、例えば、MUX入力バスの伝送路LIFL01から入力された信号はLIFL01とTSW_S3との間の経路に割り付けられたTS(具体的には01番から03番のTS)によって送信されることを表している。同様に、TSW入力バスに入力された信号は、TSW_D1との間の経路に割り付けられたTS(具体的には10番から12番のTS)によって送信されることを表している。さらに、TSW出力バスに入力された信号は、TSW_D1に割り付けられたTS(具体的には20番から22番のTS)によって伝送路HIFR01へ送信されることを表している。
以上述べてきたように、不揮発性メモリ上の論理テーブルのフォーマットが、クロスコネクト構成に依存せず、構成区分のバリエーションを増やすことで、将来的に様々なクロスコネクト情報の格納が可能になる。
尚、本願発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本願発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更、変形して実施することが出来る。
(変形例1)
図8に変形例1として、図6の構成の信号多重装置で実現可能なクロスコネクト情報の論理テーブルへの格納例を示す。図7のクロスコネクト情報の変形例である。
HIF−HIFの高速−高速接続例として、番号3のレコードにHIFL01→HIFR02へのクロスコネクトを構成するため、TSW入力バスTS=10、TSW出力バスTS=20のそれぞれを先頭TSとする速度4のクロスコネクト情報の格納例を示す。MUX/DMUX部は経由しないため接続元b欄、接続先c欄は空欄とする。構成区分としてHHを格納する。
HIF−LIFの高速−低速接続例として、番号4のレコードにHIFL02→LIFR02へのクロスコネクトを構成する。この例では、TSW入力バスTS=10、TSW出力バスTS=20、DMUX部出力バスTS=10のそれぞれを先頭TSとする速度2のクロスコネクト情報の格納例を示す。MUX部は経由しないため接続元b欄は空欄とする。構成区分としてHLを格納する。
LIF−LIFの低速−低速接続例として、番号5のレコードにHIFL01→LIFR20へのクロスコネクトを構成する。この例では、MUX部入力バスTS=10、TSW入力バスTS=1、TSW出力バスTS=30、DMUX部出力バスTS=1のそれぞれを先頭TSとする速度1のクロスコネクト情報の格納例を示す。構成区分としてLLを格納する。
クロスコネクトを構成する経路がより多段となる場合は、接続元及び接続先をそれぞれ増やす事で対応可能である。
上述した揮発性メモリ2の代わりに不揮発性メモリを使用することもできる。この場合、当該不揮発性メモリ内の情報は公知の方法で消去できる。
複数の回線の接続関係を制御する手段を備えたクロスコネクト装置に利用可能である。
1 クロスコネクト装置
2 揮発性メモリ
3 不揮発性メモリ
4 装置制御部
5 クロスコネクト装置
6 不揮発性メモリ
10 クロスコネクト部
11−1〜11−5 伝送路IFL1〜IFL5
12−1〜12−5 TSW_S1〜TSW_S5
13 SSW
14−1〜14−5 TSW_D1〜TSW_D5
15−1〜15−5 伝送路IFR1〜IFR5
20 クロスコネクト装置
21 クロスコネクト部
22 揮発性メモリ
23 不揮発性メモリ
24 装置制御部
25 TSW
26 MUX
27 DMUX
28 不揮発性メモリ
29 クロスコネクト装置
31−1〜31−2 HIFL01〜HIFL02
41−1〜41−20 LIFL01〜LIFL20
51−1〜51−2 HIFR01〜HIFR02
61−1〜61−20 LIFR01〜LIFR20

Claims (10)

  1. クロスコネクト装置のクロスコネクト情報データベースを構築する方法であって、
    第1のメモリに、インターフェース間の各経路に割り付けられたタイムスロットの番号と、前記タイムスロットに関連付けられたポインタ値とを格納し、
    第2のメモリに、前記ポインタ値と、前記ポインタ値に関連付けられた前記インターフェース間の所定のクロスコネクト経路に関する情報とを格納すること、
    を特徴とするクロスコネクト情報データベース構築方法。
  2. 前記第1のメモリには、前記所定のクロスコネクト経路の伝送速度に対応した数のタイムスロットに対して同一のポインタ値が関連付けられる
    請求項1に記載のクロスコネクト情報のデータベース構築方法。
  3. 前記第1のメモリは、揮発性メモリであり、
    前記第2のメモリは、不揮発性メモリである、
    請求項1又は請求項2に記載のクロスコネクト情報のデータベース構築方法。
  4. 前記所定のクロスコネクト経路に関する情報は、前記クロスコネクト経路の使用不使用を表す情報と、前記クロスコネクト装置のクロスコネクト経路での伝送速度を表す情報のいずれかまたは両方を含む請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のクロスコネクト情報のデータベース構築方法。
  5. 前記第1のメモリと前記第2のメモリにすでに情報が格納されている場合、
    要求されたクロスコネクト経路に対応する前記インターフェース間の各経路に割り付けられたタイムスロットが、要求された伝送速度に対応した数だけ未使用か否かを前記第1のメモリにおいて確認し、
    未使用の場合、前記タイムスロットに新たなポインタ値を関連付け、前記ポインタ値を前記第1のメモリに格納し、前記ポインタ値と前記要求されたクロスコネクト経路に関する情報とを互いに関連付けて前記第2のメモリに格納する、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のクロスコネクト情報のデータベース構築方法。
  6. 前記第1のメモリに情報が失われ、かつ前記第2のメモリに情報が格納されている場合、
    前記第1のメモリにインターフェース間の各経路に割り付けられたタイムスロットの番号を格納し、
    前記第2のメモリに格納されている前記クロスコネクト経路に関する情報を読み出し、
    前記クロスコネクト経路に関する情報に含まれる前記クロスコネクト経路の伝送速度に対応した数だけ、前記各経路に割り付けられたタイムスロットに、前記クロスコネクト経路に関する情報に関連付けられているポインタ値を関連付けて格納する、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のクロスコネクト情報のデータベース構築方法。
  7. クロスコネクト装置において、
    第1のメモリと第2のメモリを備え、
    前記第1のメモリには、インターフェース間の各経路に割り付けられたタイムスロットの番号と、前記タイムスロットに関連付けられたポインタ値とが格納され、
    前記第2のメモリには、前記ポインタ値と、前記ポインタ値に関連付けられた前記インターフェース間の所定のクロスコネクト経路に関する情報とが格納されていること
    を特徴とするクロスコネクト装置。
  8. 前記第1のメモリには、前記所定のクロスコネクト経路の伝送速度に対応した数のタイムスロットに対して同一のポインタ値が関連付けられる
    請求項7記載のクロスコネクト装置。
  9. 前記第1のメモリは揮発性メモリであり、
    前記第2のメモリは不揮発性メモリである
    請求項7または請求項8に記載のクロスコネクト装置。
  10. 前記所定のクロスコネクト経路に関する情報は、前記クロスコネクト経路の使用不使用を表す情報と、前記クロスコネクト装置のクロスコネクト経路での伝送速度を表す情報のいずれかまたは両方を含む請求項7から請求項9のいずれか1項に記載のクロスコネクト装置。
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