JP6005936B2 - エンコーダおよびエンコーダの制御方法 - Google Patents

エンコーダおよびエンコーダの制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6005936B2
JP6005936B2 JP2011288637A JP2011288637A JP6005936B2 JP 6005936 B2 JP6005936 B2 JP 6005936B2 JP 2011288637 A JP2011288637 A JP 2011288637A JP 2011288637 A JP2011288637 A JP 2011288637A JP 6005936 B2 JP6005936 B2 JP 6005936B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
encoder
sampling period
level
detection signal
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011288637A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013137255A (ja
Inventor
長田 圭司
圭司 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP2011288637A priority Critical patent/JP6005936B2/ja
Publication of JP2013137255A publication Critical patent/JP2013137255A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6005936B2 publication Critical patent/JP6005936B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、回転体の回転角度の絶対位置を検出するためのエンコーダおよびエンコーダの制御方法に関する。
従来、回転体の回転角度の絶対位置を検出するためのアブソリュートエンコーダが知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のアブソリュートエンコーダは、バックアップ用の電池を備えており、主電源からの電力の供給が停止されると、バックアップ用の電池から供給される電力によって動作する。そのため、このアブソリュートエンコーダでは、主電源からの電力の供給が停止されたバックアップモードにおいても、回転体が所定の原点位置から何回転しているのかを示す多回転データを生成し、保持することができる。
特開2010−2267号公報
上述のように、特許文献1に記載のアブソリュートエンコーダは、主電源からの電力の供給が停止されたバックアップモードにおいて、電池から供給される電力によって動作する。そのため、このアブソリュートエンコーダでは、バックアップモードにおけるエンコーダの消費電力が大きいと、電池の放電量が増えて、電池の充電または交換を頻繁に行う必要がある。すなわち、このアブソリュートエンコーダでは、バックアップモードにおけるエンコーダの消費電力が大きいと、メンテナンスが煩雑になる。
そこで、本発明の課題は、主電源からの電力の供給が停止されバックアップ用の電池から供給される電力によって動作しているときの消費電力を低減させることが可能なエンコーダを提供することにある。また、本発明の課題は、主電源からの電力の供給が停止されバックアップ用の電池から供給される電力によって動作しているときの消費電力を低減させることが可能となるエンコーダの制御方法を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のエンコーダは、主電源とバックアップ用の電池とが接続されるとともに回転体の回転角度の絶対位置を検出可能なエンコーダであって、回転体が所定の原点位置から何回転しているのかを検出するための2個の検出部と、検出部から出力される出力信号を処理する信号処理部とを備え、2個の検出部は、90°位相がずれた出力信号を出力し、主電源からの電力の供給が停止されるとともに電池から供給される電力によってエンコーダが動作するときに対応するエンコーダのモードをバックアップモードとすると、バックアップモードにおいて、2個の検出部のうちの一方の検出部は、所定のサンプリング周期で起動、停止し、信号処理部は、サンプリング周期で、検出部から出力される出力信号に基づいて矩形波状の検出信号を生成し、かつ、検出信号のレベルをサンプリングし、バックアップモードにおいて、サンプリングされた検出信号のレベルが前回のサンプリング時の検出信号のレベルと異なる場合には、サンプリング周期が第1サンプリング周期となり、かつ、サンプリングされた検出信号のレベルが前回のサンプリング時の検出信号のレベルと同じ場合には、サンプリング周期が第1サンプリング周期よりも長い第2サンプリング周期となり、バックアップモードにおいて、2個の検出部のうちの他方の検出部は、一方の検出部から出力される出力信号に基づいて生成された検出信号のレベルが反転したときに、起動、停止することを特徴とする。
本発明のエンコーダでは、主電源からの電力の供給が停止されるとともに電池から供給される電力によってエンコーダが動作するときに対応するエンコーダのモードであるバックアップモードにおいて、検出部は、所定のサンプリング周期で起動、停止し、信号処理部は、サンプリング周期で、検出部から出力される出力信号に基づいて矩形波状の検出信号を生成し、かつ、検出信号のレベルをサンプリングしている。すなわち、本発明では、バックアップモードにおいて、検出部および信号処理部等での消費電力は、サンプリング周期で間欠的には大きくなるが、常時、大きくはない。そのため、本発明では、バックアップモードにおけるエンコーダの消費電力(すなわち、主電源からの電力の供給が停止されバックアップ用の電池から供給される電力によってエンコーダが動作しているときのエンコーダの消費電力)を低減させることが可能になる。
また、本発明では、バックアップモードにおいて、サンプリングされた検出信号のレベルが前回のサンプリング時の検出信号のレベルと異なる場合には、サンプリング周期が第1サンプリング周期となり、サンプリングされた検出信号のレベルが前回のサンプリング時の検出信号のレベルと同じ場合には、サンプリング周期が第1サンプリング周期よりも長い第2サンプリング周期となる。すなわち、本発明では、バックアップモードにおいて、サンプリングされた検出信号のレベルが前回のサンプリング時の検出信号のレベルと異なっており、回転体が回転している場合には、周期の短い第1サンプリング周期で、検出部が起動、停止し、また、信号処理部が検出信号を生成して、検出信号のレベルをサンプリングする。そのため、本発明では、バックアップモードにおいて、エンコーダの消費電力を低減しつつ、エンコーダによって、回転体が所定の原点位置から何回転しているのかを適切に検出することが可能になる。また、本発明では、バックアップモードにおいて、サンプリングされた検出信号のレベルが前回のサンプリング時の検出信号のレベルと同じであり、回転体が回転していないと推定される場合には、周期の長い第2サンプリング周期で、検出部が起動、停止し、また、信号処理部が検出信号を生成して、検出信号のレベルをサンプリングしているため、バックアップモードにおけるエンコーダの消費電力を効果的に低減させることが可能になる。
また、本発明では、エンコーダは、90°位相がずれた出力信号を出力する2個の検出部を備え、バックアップモードにおいて、2個の検出部のうちの一方の検出部は、サンプリング周期で起動、停止し、かつ、2個の検出部のうちの他方の検出部は、一方の検出部から出力される出力信号に基づいて生成された検出信号のレベルが反転したときに、起動、停止するため、バックアップモードにおける他方の検出部等の消費電力を効果的に低減させることが可能になり、その結果、バックアップモードにおけるエンコーダの消費電力をより効果的に低減させることが可能になる。
本発明において、第1サンプリング周期をt1(秒)とし、回転体の最高回転数をN(rpm)とすると、t1は、t1<(90/360)/(N/60)の関係を満たすことが好ましい。このように構成すると、エンコーダによって、回転体が所定の原点位置から何回転しているのかを適切に検出することが可能になる。
本発明において、検出部は、ホール素子であり、信号処理部は、ホール素子から出力される出力信号が入力されるコンパレータと、コンパレータの出力側に接続されるCPU(Central Processing Unit)とを備え、ホール素子およびコンパレータには、CPUから直接、電力が供給されることが好ましい。このように構成すると、ホール素子に電力を供給するための電源ICとコンパレータに電力を供給するための電源ICとを設ける必要がなくなる。したがって、エンコーダの構成を簡素化することが可能になる。
本発明において、主電源から供給される電力によってエンコーダが動作するときに対応するエンコーダのモードを通常動作モードとすると、エンコーダは、エンコーダが搭載される上位装置の制御部である上位制御部からの制御指令信号がエンコーダに所定時間、入力されなかったときに、通常動作モードからバックアップモードに移行することが好ましい。上位制御部からの制御指令信号がエンコーダに所定時間、入力されないときには、主電源に何からのトラブルが生じて上位制御部が意図的に制御指令信号を出力しない、または、停電等で上位装置が停止している、あるいは、エンコーダと上位装置とを接続するケーブルが断線している等の何らかの不具合が発生して、主電源が停止していると推定される。したがって、このように構成すると、主電源からエンコーダに電力が供給されているか否かを検出するための手段をエンコーダに設けなくても、電池から供給される電力によってエンコーダが動作していることを推定して、エンコーダをバックアップモードに移行させることが可能になる。すなわち、エンコーダの構成を簡素化しつつ、エンコーダをバックアップモードに移行させることが可能になる。
また、上記の課題を解決するため、本発明のエンコーダの制御方法は、主電源とバックアップ用の電池とが接続されるとともに回転体の回転角度の絶対位置を検出可能なエンコーダの制御方法であって、主電源から供給される電力によってエンコーダが動作するときに対応するエンコーダのモードを通常動作モードとし、主電源からの電力の供給が停止されるとともに電池から供給される電力によってエンコーダが動作するときに対応するエンコーダのモードをバックアップモードとすると、バックアップモードにおいて、所定のサンプリング周期で、回転体が所定の原点位置から何回転しているのかを検出するための検出部を起動、停止させ、検出部から出力される出力信号に基づいて矩形波状の検出信号を生成し、かつ、検出信号のレベルをサンプリングするとともに、バックアップモードにおいて、サンプリングされた検出信号のレベルが前回のサンプリング時の検出信号のレベルと異なる場合には、サンプリング周期を第1サンプリング周期とし、かつ、サンプリングされた検出信号のレベルが前回のサンプリング時の検出信号のレベルと同じ場合には、サンプリング周期を第1サンプリング周期よりも長い第2サンプリング周期とし、エンコーダが搭載される上位装置の制御部である上位制御部からの制御指令信号がエンコーダに所定時間、入力されなかったときに、通常動作モードからバックアップモードにエンコーダを移行させることを特徴とする。
本発明のエンコーダの制御方法では、バックアップモードにおいて、所定のサンプリング周期で、検出部を起動、停止させ、検出部から出力される出力信号に基づいて矩形波状の検出信号を生成し、かつ、検出信号のレベルをサンプリングしている。すなわち、本発明では、バックアップモードにおいて、回転体が所定の原点位置から何回転しているのかを検出するための検出動作での消費電力は間欠的には大きくなるが、常時、大きくはない。そのため、本発明では、バックアップモードにおけるエンコーダの消費電力(すなわち、主電源からの電力の供給が停止されバックアップ用の電池から供給される電力によってエンコーダが動作しているときのエンコーダの消費電力)を低減させることが可能になる。
また、本発明では、バックアップモードにおいて、サンプリングされた検出信号のレベルが前回のサンプリング時の検出信号のレベルと異なる場合には、サンプリング周期を第1サンプリング周期とし、かつ、サンプリングされた検出信号のレベルが前回のサンプリング時の検出信号のレベルと同じ場合には、サンプリング周期を第1サンプリング周期よりも長い第2サンプリング周期としている。すなわち、本発明では、バックアップモードにおいて、サンプリングされた検出信号のレベルが前回のサンプリング時の検出信号のレベルと異なっており、回転体が回転している場合には、周期の短い第1サンプリング周期で、検出部を起動、停止させ、また、検出信号を生成して、検出信号のレベルをサンプリングする。そのため、本発明では、バックアップモードにおいて、エンコーダの消費電力を低減しつつ、エンコーダによって、回転体が所定の原点位置から何回転しているのかを適切に検出することが可能になる。また、本発明では、バックアップモードにおいて、サンプリングされた検出信号のレベルが前回のサンプリング時の検出信号のレベルと同じであり、回転体が回転していないと推定される場合には、周期の長い第2サンプリング周期で、検出部を起動、停止させ、また、検出信号を生成して、検出信号のレベルをサンプリングしているため、バックアップモードにおけるエンコーダの消費電力を効果的に低減させることが可能になる。
また、本発明のエンコーダの制御方法では、主電源から供給される電力によってエンコーダが動作するときに対応するエンコーダのモードを通常動作モードとすると、エンコーダが搭載される上位装置の制御部である上位制御部からの制御指令信号がエンコーダに所定時間、入力されなかったときに、通常動作モードからバックアップモードにエンコーダを移行させている。上位制御部からの制御指令信号がエンコーダに所定時間、入力されないときには、主電源に何からのトラブルが生じて上位制御部が意図的に制御指令信号を出力しない、または、停電等で上位装置が停止している、あるいは、エンコーダと上位装置とを接続するケーブルが断線している等の何らかの不具合が発生して、主電源が停止していると推定されるため、本発明では、主電源からエンコーダに電力が供給されているか否かを検出するための手段をエンコーダに設けなくても、電池から供給される電力によってエンコーダが動作していることを推定して、エンコーダをバックアップモードに移行させることが可能になる。すなわち、エンコーダの構成を簡素化しつつ、エンコーダをバックアップモードに移行させることが可能になる。
以上のように、本発明では、主電源からの電力の供給が停止されバックアップ用の電池から供給される電力によってエンコーダが動作しているときのエンコーダの消費電力を低減させることが可能になる。また、本発明のエンコーダの制御方法を用いれば、主電源からの電力の供給が停止されバックアップ用の電池から供給される電力によってエンコーダが動作しているときのエンコーダの消費電力を低減させることが可能になる。
本発明の実施の形態にかかるエンコーダの概略構成を説明するための図である。 図1に示すエンコーダの機械的な概略構成を説明するための図である。 図1に示す第2動作部の一部の概略構成を説明するための図である。 図3に示す信号処理部で生成される検出信号を示す図である。 図1に示すエンコーダの効果を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(エンコーダの構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかるエンコーダ1の概略構成を説明するための図である。図2は、図1に示すエンコーダ1の機械的な概略構成を説明するための図である。図3は、図1に示す第2動作部14の一部の概略構成を説明するための図である。図4は、図3に示す信号処理部18で生成される検出信号S1、S2を示す図である。
本形態のエンコーダ1は、回転体の回転角度(回転位置)の絶対位置を検出するためのアブソリュートエンコーダ(絶対値エンコーダ)である。このエンコーダ1は、たとえば、上位装置であるサーボモータに取り付けられており、回転体であるロータの回転角度の絶対位置を検出するために使用される。エンコーダ1は、サーボモータの制御部である上位制御部2に接続されている。エンコーダ1には、エンコーダ1の制御指令信号が上位制御部2から入力され、エンコーダ1は、制御指令に対する応答信号を上位制御部2へ返す。
また、エンコーダ1には、主電源3と、バックアップ用の電池4とが接続されている。通常、エンコーダ1には、主電源3から電力が供給されており、エンコーダ1は、主電源3から供給される電力によって動作している。また、何らかの原因で、主電源3からの電力の供給が停止されると、エンコーダ1には、電池4から電力が供給され、エンコーダ1は、電池4から供給される電力によって動作する。
エンコーダ1は、磁気式のエンコーダである。このエンコーダ1は、図2に示すように、機械的な構成として、サーボモータのロータを構成する回転軸7等に固定されるセンサ磁石8と、センサ磁石8に対向配置される磁気抵抗素子9および2個のホール素子10、11とを備えている。
センサ磁石8は、円板状に形成された永久磁石である。センサ磁石8の、磁気抵抗素子9およびホール素子10との対向面には、その周方向において、N極とS極とが1極ずつ形成されている。磁気抵抗素子9は、回転軸7の軸方向から見たときにセンサ磁石8の中心と磁気抵抗素子9の中心とが略一致するように配置されている。磁気抵抗素子9には、互いに略直交する方向に配置される磁気抵抗パターンが形成されている。2個のホール素子10、11は、回転軸7の軸方向から見たときに、センサ磁石8の中心に対して互いに90°ずれた位置に配置されている。
エンコーダ1は、磁気抵抗素子9での検出結果に基づいて、回転体(ロータ)の1回転(360°)の範囲内の回転角度を示す位置データを生成して、この位置データの信号を出力する。また、エンコーダ1は、ホール素子10、11での検出結果に基づいて、所定の原点位置から回転体が何回転しているのかを示す多回転データを生成して、この多回転データの信号を出力する。本形態のホール素子10、11は、回転体が所定の原点位置から何回転しているのかを検出するための検出部である。
本形態のエンコーダ1は、主電源3から供給される電力によって動作するときに対応するモードである通常動作モードと、主電源3からの電力の供給が停止されるとともに電池4から供給される電力によって動作するときに対応するモードであるバックアップモードと、主電源3および電池4からの電力の供給が停止され動作を行わないときに対応するモードである停止モードとの3つのモードに切り替え可能となっている。通常動作モードでは、エンコーダ1は、回転体の回転位置の絶対位置を検出し、また、上位制御部2と通信を行っている。バックアップモードでは、エンコーダ1は、多回転データを生成し、保持している。バックアップモードにおけるエンコーダ1の消費電力は、通常動作モードにおけるエンコーダ1の消費電力よりも小さくなっている。
本形態では、通常動作モードでエンコーダ1が動作しているときに、上位制御部2からの制御指令信号がエンコーダ1に所定時間、入力されないと、エンコーダ1は、通常動作モードからバックアップモードに移行する。すなわち、上位制御部2からの制御指令信号がエンコーダ1に所定時間、入力されないときには、主電源3に何からのトラブルが生じて上位制御部2が意図的に制御指令信号を出力しない、または、停電等で上位装置が停止している、あるいは、エンコーダ1と上位装置とを接続するケーブルが断線している等の何らかの不具合が発生して、主電源3が停止していると推定されるため、エンコーダ1は、通常動作モードからバックアップモードに移行する。たとえば、通常動作モードでエンコーダ1が動作しているときに、1000〜1500(マイクロ秒(μsec))、上位制御部2から制御指令信号が入力されないと、エンコーダ1は、通常動作モードからバックアップモードへ移行する。また、バックアップモードでエンコーダ1が動作しているときに、上位制御部2からの制御指令信号が入力されると、エンコーダ1は、バックアップモードから通常動作モードに移行する。なお、通常動作モードとバックアップモードとの間の切替えは、エンコーダ1を構成するマイクロプロセッサ(MPU、図示省略)上の処理によって実行される。
また、エンコーダ1は、図1に示すように、回転体の回転角度の絶対位置を検出するための第1動作部13および第2動作部14を備えている。第1動作部13には、主電源3が接続されており、第1動作部13は、通常動作モードにおいて動作する。第2動作部14には、主電源3および電池4がダイオードや抵抗等を介して接続されており、第2動作部14は、通常動作モードおよびバックアップモードにおいて動作する。
第2動作部14には、図3に示すように、上述のホール素子10、11が含まれている。また、第2動作部14には、ホール素子10、11からの出力信号が入力されるコンパレータ15、16と、コンパレータ15、16の出力側に接続されるCPU17とが含まれている。本形態では、コンパレータ15、16とCPU17とによって、検出部であるホール素子10、11から出力される出力信号を処理する信号処理部18が構成されている。ホール素子10、11およびコンパレータ15、16は、電源ICを介さずにCPU17に接続されており、ホール素子10、11およびコンパレータ15、16には、CPU17から直接、電力が供給される。
通常動作モードにおいては、ホール素子10、11およびコンパレータ15、16に常時、電力が供給されている。また、通常動作モードにおいては、信号処理部18は、ホール素子10から出力される出力信号に基づいて矩形波状の検出信号S1(図4参照)を生成するとともに、ホール素子11から出力される出力信号に基づいて矩形波状の検出信号S2(図4参照)を生成する。上述のように、センサ磁石8の、ホール素子10、11との対向面には、その周方向において、N極とS極とが1極ずつ形成されているため、回転体が1回転すると、1周期分の検出信号S1、S2が生成される。また、上述のように、ホール素子10、11は、センサ磁石8の中心に対して互いに90°ずれた位置に配置されているため、図4に示すように、検出信号S1の位相と検出信号S2の位相とは、90°ずれている。
また、通常動作モードにおいて、信号処理部18は、所定のサンプリング周期で、検出信号S1、S2のレベルをサンプリングする。検出信号S1の位相と検出信号S2の位相とが90°ずれているため、回転体が1回転する間に、検出信号S1のローレベルおよびハイレベルと、検出信号S2のローレベルおよびハイレベルとの組合せとして4つの組合せが生じる。すなわち、図4に示すように、回転体が1回転する間に、4つの領域「area1」〜「area4」が90°ごとに生じる。信号処理部18は、4つの領域「area1」〜「area4」を順次、検出することで、多回転データを生成する。
一方、バックアップモードにおいては、所定のサンプリング周期で、ホール素子10およびコンパレータ15が起動、停止する。また、信号処理部18は、このサンプリング周期で、ホール素子10から出力される出力信号に基づいて検出信号S1を生成し、検出信号S1のレベルをサンプリングする。バックアップモードにおいて、サンプリングされた検出信号S1のレベルが前回のサンプリング時の検出信号S1のレベルと異なる場合には、回転体が回転しているため、以降のサンプリング周期は、後述の第2サンプリング周期T2(図5参照)よりも短い第1サンプリング周期T1(図5参照)となる。また、バックアップモードにおいて、サンプリングされた検出信号S2のレベルが前回のサンプリング時の検出信号S1のレベルと同じ場合には、回転体が回転していないと推定されるため、以降のサンプリング周期は、第1サンプリング周期T1よりも長い第2サンプリング周期T2となる。
第1サンプリング周期T1をt1(秒)とし、回転体の最高回転数をN(rpm)とすると、90°ごとに生じる4つの領域「area1」〜「area4」を信号処理部18が順次、検出して、適切な多回転データを生成できるように、t1は、以下の関係を満たしている。
t1<(90/360)/(N/60)
たとえば、Nが6000(rpm)であれば、t1は、2.5(ミリ秒(msec))未満になるため、t1は、2(msec)に設定される。また、第2サンプリング周期T2をt2(秒)すると、t2は、静止状態にある回転体が回転状態へ移行するときの加速を考慮して設定される。たとえば、t1が2(msec)であれば、t2は、5(msec)に設定される。
また、バックアップモードにおいては、第1サンプリング周期T1または第2サンプリング周期T2でサンプリングされる検出信号S1のレベルが反転したときに、ホール素子11およびコンパレータ16が起動、停止する。また、信号処理部18は、このときにホール素子11から出力される出力信号に基づいて検出信号S2を生成し、検出信号S2のレベルをサンプリングする。
なお、バックアップモードにおけるホール素子10、11および信号処理部18の動作は、エンコーダ1を構成する上述のMPU(図示省略)からの制御指令に基づいて実行される。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、主電源3からの電力の供給が停止されるとともに電池4から供給される電力によってエンコーダ1が動作するときに対応するエンコーダ1のモードであるバックアップモードにおいて、所定のサンプリング周期で、ホール素子10およびコンパレータ15が起動、停止し、また、信号処理部18は、このサンプリング周期で、ホール素子10から出力される出力信号に基づいて検出信号S1を生成し、検出信号S1のレベルをサンプリングしている。また、バックアップモードにおいて、所定のサンプリング周期でサンプリングされる検出信号S1のレベルが反転したときに、ホール素子11およびコンパレータ16が起動、停止し、また、信号処理部18は、このときにホール素子11から出力される出力信号に基づいて検出信号S2を生成し、検出信号S2のレベルをサンプリングしている。
そのため、本形態では、バックアップモードにおいて、第1サンプリング周期T1または第2サンプリング周期T2で、ホール素子10、11および信号処理部18等の消費電流が間欠的に大きくなり、その結果、図5に示すように、エンコーダ1の消費電流は、間欠的には大きくなるが、常時、大きくはない。たとえば、第1サンプリング周期T1または第2サンプリング周期T2で、エンコーダ1の消費電流は一時的に数ミリアンペア(mA)となるが、その他のときには、エンコーダ1は何も処理をしておらず、エンコーダ1の消費電流は数マイクロアンペア(μA)となる。したがって、本形態では、バックアップモードにおけるエンコーダ1の消費電力(すなわち、主電源3からの電力の供給が停止されバックアップ用の電池4から供給される電力によってエンコーダ1が動作しているときのエンコーダ1の消費電力)を低減させることが可能になる。
特に本形態では、バックアップモードにおいて、所定のサンプリング周期でサンプリングされる検出信号S1のレベルが反転したときに、ホール素子11およびコンパレータ16が起動、停止し、また、信号処理部18は、このときにホール素子11から出力される出力信号に基づいて検出信号S2を生成し、検出信号S2のレベルをサンプリングしているため、バックアップモードにおけるホール素子11およびコンパレータ16等の消費電力を効果的に低減させることが可能になる。その結果、本形態では、バックアップモードにおけるエンコーダ1の消費電力を効果的に低減させることが可能になる。
本形態では、バックアップモードにおいて、サンプリングされた検出信号S1のレベルが前回のサンプリング時の検出信号S1のレベルと異なる場合、回転体が回転しているため、以降のサンプリング周期が第2サンプリング周期T2よりも短い第1サンプリング周期T1となり、また、サンプリングされた検出信号S2のレベルが前回のサンプリング時の検出信号S1のレベルと同じ場合、回転体が回転していないと推定されるため、以降のサンプリング周期が第1サンプリング周期T1よりも長い第2サンプリング周期T2となる。すなわち、本形態では、回転体が回転している場合に、以降のサンプリング周期が第1サンプリング周期T1となるため、バックアップモードにおいて、エンコーダ1の消費電力を低減しつつ、エンコーダ1によって、回転体が所定の原点位置から何回転しているのかを適切に検出することが可能になる。また、本形態では、回転体が回転していないと推定される場合に、以降のサンプリング周期が第2サンプリング周期T2となるため、バックアップモードにおけるエンコーダ1の消費電力を効果的に低減させることが可能になる。
本形態では、第1サンプリング周期T1をt1(秒)とし、回転体の最高回転数をN(rpm)とすると、t1は、t1<(90/360)/(N/60)の関係を満たしている。そのため、上述のように、90°ごとに生じる4つの領域「area1」〜「area4」を信号処理部18が順次、検出して、適切な多回転データを生成することが可能になる。したがって、本形態では、エンコーダ1によって、回転体が所定の原点位置から何回転しているのかを適切に検出することが可能になる。
本形態では、ホール素子10、11およびコンパレータ15、16は、電源ICを介さずにCPU17に接続されており、ホール素子10、11およびコンパレータ15、16には、CPU17から直接、電力が供給される。すなわち、本形態では、ホール素子10、11およびコンパレータ15、16に電力を供給するための電源ICが設けられていない。そのため、本形態では、エンコーダ1の構成を簡素化することが可能になる。
本形態では、通常動作モードでエンコーダ1が動作しているときに、上位制御部2からの制御指令信号がエンコーダ1に所定時間、入力されないと、エンコーダ1は、通常動作モードからバックアップモードに移行する。すなわち、本形態では、上位制御部2からの制御指令信号がエンコーダ1に所定時間、入力されないときには、主電源3に何からのトラブルが生じて上位制御部2が意図的に制御指令信号を出力しない、または、停電等で上位装置が停止している、あるいは、エンコーダ1と上位装置とを接続するケーブルが断線している等の何らかの不具合が発生して、主電源3が停止していると推定されるため、エンコーダ1は、通常動作モードからバックアップモードに移行する。そのため、本形態では、主電源3からエンコーダ1に電力が供給されているか否かを検出するための検出回路をエンコーダ1に設けなくても、電池4から供給される電力によってエンコーダ1が動作していることを推定して、エンコーダ1をバックアップモードに移行させることが可能になる。すなわち、本形態では、エンコーダ1の構成を簡素化しつつ、エンコーダ1をバックアップモードに移行させることが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態では、バックアップモードにおいて、第1サンプリング周期T1または第2サンプリング周期T2でサンプリングされる検出信号S1のレベルが反転したときに、ホール素子11およびコンパレータ16が起動、停止し、また、信号処理部18は、このときにホール素子11から出力される出力信号に基づいて検出信号S2を生成し、検出信号S2のレベルをサンプリングしている。この他にもたとえば、バックアップモードにおいて、ホール素子10およびコンパレータ15と同様に、ホール素子11およびコンパレータ16が、第1サンプリング周期T1または第2サンプリング周期T2で起動、停止し、信号処理部18が、このサンプリング周期で、ホール素子11から出力される出力信号に基づいて検出信号S2を生成し、検出信号S2のレベルをサンプリングしても良い。
上述した形態では、ホール素子10、11およびコンパレータ15、16は、電源ICを介さずにCPU17に接続されている。この他にもたとえば、ホール素子10、11およびコンパレータ15、16は、電源ICを介してCPU17に接続されても良い。
上述した形態では、通常動作モードでエンコーダ1が動作しているときに、上位制御部2からの制御指令信号がエンコーダ1に所定時間、入力されないと、エンコーダ1は、通常動作モードからバックアップモードに移行する。この他にもたとえば、主電源3からエンコーダ1に電力が供給されているか否かを検出するための検出回路をエンコーダ1に設け、この検出回路での検出結果に基づいて、エンコーダ1が、通常動作モードからバックアップモードに移行しても良い。
上述した形態では、エンコーダ1は、磁気式のエンコーダであるが、エンコーダ1は、たとえば、発光素子および受光素子と、発光素子からの光を受光素子へ透過するスリットが形成されたスリット板とを備える光電式のエンコーダであっても良い。また、エンコーダ1は、磁気式または光電式以外の他の形式のエンコーダであっても良い。
1 エンコーダ
2 上位制御部
3 主電源
4 電池
10 ホール素子(検出部、一方の検出部)
11 ホール素子(検出部、他方の検出部)
15 コンパレータ
16 コンパレータ
17 CPU
18 信号処理部
S1 検出信号
S2 検出信号
T1 第1サンプリング周期(サンプリング周期)
T2 第2サンプリング周期(サンプリング周期)

Claims (5)

  1. 主電源とバックアップ用の電池とが接続されるとともに回転体の回転角度の絶対位置を検出可能なエンコーダであって、
    前記回転体が所定の原点位置から何回転しているのかを検出するための2個の検出部と、前記検出部から出力される出力信号を処理する信号処理部とを備え、
    2個の前記検出部は、90°位相がずれた前記出力信号を出力し、
    前記主電源からの電力の供給が停止されるとともに前記電池から供給される電力によって前記エンコーダが動作するときに対応する前記エンコーダのモードをバックアップモードとすると、
    前記バックアップモードにおいて、2個の前記検出部のうちの一方の前記検出部は、所定のサンプリング周期で起動、停止し、前記信号処理部は、前記サンプリング周期で、前記検出部から出力される前記出力信号に基づいて矩形波状の検出信号を生成し、かつ、前記検出信号のレベルをサンプリングし、
    前記バックアップモードにおいて、サンプリングされた前記検出信号のレベルが前回のサンプリング時の前記検出信号のレベルと異なる場合には、前記サンプリング周期が第1サンプリング周期となり、かつ、サンプリングされた前記検出信号のレベルが前回のサンプリング時の前記検出信号のレベルと同じ場合には、前記サンプリング周期が前記第1サンプリング周期よりも長い第2サンプリング周期となり、
    前記バックアップモードにおいて、2個の前記検出部のうちの他方の前記検出部は、一方の前記検出部から出力される前記出力信号に基づいて生成された前記検出信号のレベルが反転したときに、起動、停止することを特徴とするエンコーダ。
  2. 前記第1サンプリング周期をt1(秒)とし、前記回転体の最高回転数をN(rpm)とすると、t1は、
    t1<(90/360)/(N/60)
    の関係を満たすことを特徴とする請求項記載のエンコーダ。
  3. 前記検出部は、ホール素子であり、
    前記信号処理部は、前記ホール素子から出力される前記出力信号が入力されるコンパレータと、前記コンパレータの出力側に接続されるCPU(Central Processing Unit)とを備え、
    前記ホール素子および前記コンパレータには、前記CPUから直接、電力が供給されることを特徴とする請求項1または2記載のエンコーダ。
  4. 前記主電源から供給される電力によって前記エンコーダが動作するときに対応する前記エンコーダのモードを通常動作モードとすると、
    前記エンコーダが搭載される上位装置の制御部である上位制御部からの制御指令信号が前記エンコーダに所定時間、入力されなかったときに、前記通常動作モードから前記バックアップモードに移行することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のエンコーダ。
  5. 主電源とバックアップ用の電池とが接続されるとともに回転体の回転角度の絶対位置を検出可能なエンコーダの制御方法であって、
    前記主電源から供給される電力によって前記エンコーダが動作するときに対応する前記エンコーダのモードを通常動作モードとし、前記主電源からの電力の供給が停止されるとともに前記電池から供給される電力によって前記エンコーダが動作するときに対応する前記エンコーダのモードをバックアップモードとすると、
    前記バックアップモードにおいて、所定のサンプリング周期で、前記回転体が所定の原点位置から何回転しているのかを検出するための検出部を起動、停止させ、前記検出部から出力される出力信号に基づいて矩形波状の検出信号を生成し、かつ、前記検出信号のレベルをサンプリングするとともに、
    前記バックアップモードにおいて、サンプリングされた前記検出信号のレベルが前回のサンプリング時の前記検出信号のレベルと異なる場合には、前記サンプリング周期を第1サンプリング周期とし、かつ、サンプリングされた前記検出信号のレベルが前回のサンプリング時の前記検出信号のレベルと同じ場合には、前記サンプリング周期を前記第1サンプリング周期よりも長い第2サンプリング周期とし、
    前記エンコーダが搭載される上位装置の制御部である上位制御部からの制御指令信号が前記エンコーダに所定時間、入力されなかったときに、前記通常動作モードから前記バックアップモードに前記エンコーダを移行させることを特徴とするエンコーダの制御方法。
JP2011288637A 2011-12-28 2011-12-28 エンコーダおよびエンコーダの制御方法 Active JP6005936B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011288637A JP6005936B2 (ja) 2011-12-28 2011-12-28 エンコーダおよびエンコーダの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011288637A JP6005936B2 (ja) 2011-12-28 2011-12-28 エンコーダおよびエンコーダの制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013137255A JP2013137255A (ja) 2013-07-11
JP6005936B2 true JP6005936B2 (ja) 2016-10-12

Family

ID=48913090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011288637A Active JP6005936B2 (ja) 2011-12-28 2011-12-28 エンコーダおよびエンコーダの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6005936B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6196532B2 (ja) * 2013-11-05 2017-09-13 日本電産サンキョー株式会社 エンコーダ
JP5921780B1 (ja) * 2014-08-21 2016-05-24 三菱電機株式会社 電圧供給装置
KR102368821B1 (ko) * 2017-07-12 2022-03-03 한국전자기술연구원 전원 모드에 따른 위치 검출 장치 및 이를 이용한 모터 장치
JP6787939B2 (ja) * 2018-02-20 2020-11-18 ファナック株式会社 エンコーダおよびバックアップ電流異常判定方法
CN108777578B (zh) * 2018-06-29 2021-04-20 东莞市李群自动化技术有限公司 一种编码器信号采样方法及装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05223594A (ja) * 1991-03-26 1993-08-31 Olympus Optical Co Ltd エンコーダを用いた移動情報検出装置
JP2004239670A (ja) * 2003-02-04 2004-08-26 Tokai Rika Co Ltd 回転角度検出装置
JP2004239737A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Tokai Rika Co Ltd 回転角度検出装置及び回転角度検出方法
WO2008105217A1 (ja) * 2007-02-26 2008-09-04 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki 絶対値エンコーダ装置および多回転検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013137255A (ja) 2013-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6005936B2 (ja) エンコーダおよびエンコーダの制御方法
KR101597906B1 (ko) 인코더
JP5036520B2 (ja) 磁気式アブソリュートエンコーダ
US20140097777A1 (en) Driving a rotating device based on a combination of speed detection by a sensor and sensor-less speed detection
JP2005518178A (ja) 電動機のエラー検出方法
JP2009079925A (ja) モータ用エンコーダ
TWI392218B (zh) 雙相無刷馬達之驅動方法及驅動裝置
JP7140340B2 (ja) エンコーディング装置、モータ及びエンコーディング装置の制御方法
JP6006069B2 (ja) エンコーダおよびエンコーダの異常検出方法
KR20140121224A (ko) 모터 구동 제어 장치 및 방법, 그를 이용한 모터 시스템
JP2011095179A (ja) エンコーダ
TWI757879B (zh) 編碼裝置、馬達及編碼裝置的控制方法
JP2008141897A (ja) Dcブラシレスモータの駆動制御方法及び駆動制御装置
JP2010276417A (ja) 断線検出装置および断線検出方法
CN110174128B (zh) 编码器以及备用电流异常判断方法
KR101531340B1 (ko) 서보 모터 제어 시스템
JP5418281B2 (ja) 同期回転機の制御装置、及び同期回転機の制御方法
KR102477863B1 (ko) 모터 제어 장치 및 모터 제어 방법
JP2007104874A (ja) 自動モータ判別機能付き電力変換装置
JP4060133B2 (ja) パルスエンコーダ
JP2001201364A (ja) 磁気エンコーダの異常検出回路
JP4665650B2 (ja) 同期電動機駆動装置
KR101942594B1 (ko) 브러시리스 모터용 코일 전환 신호 발생
JP2006266727A (ja) 光学式エンコーダの異常検出装置及び光学式エンコーダの異常検出方法
JP6666326B2 (ja) モータ制御装置およびモータ制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160902

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160908

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Ref document number: 6005936

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150