JP6004911B2 - 引当管理装置、引当管理プログラム、及び引当管理方法 - Google Patents
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Description
一方、1ロットに満たない部品数量の受注がされた場合、1ロット単位で部品の引当処理を行うと、該受注に対する部品の引き当てが後回しにされる可能性があり、顧客に対して、適切な納期回答を即座にできない可能性がある。
第1要素は、部品の種類毎に予測される滞留期間を示す要素である。例えば、製造日の古い部品が需要に引き当てられると、全体として部品の滞留期間は短くなる。
第2要素は、制作ロットを複数必要とする需要の件数を示す要素である。例えば、1ロット必要とする需要に対して、2分の1(1/2)ロットを2つ引き当てる場合は、第2要素の件数が1追加される。
第3要素は、納期遅れとなる需要の件数を示す要素である。例えば、ある部品をある需要に引き当てると、他の需要に対する部品が納期遅れとなる場合がある。このような場合に、第3要素の件数が1追加される。
第4要素は、制作ロットでの部品の引き当てが不可とされる需要の件数を示す要素である。例えば、需要が1/2ロットを要求しているにもかかわらず、1/2ロットの部品が無く、1/2ロットの部品を引き当てられない場合である。このような場合に、第4要素の件数が1追加される。
以下、本発明の第1実施形態について説明する。
図2の例は、1/4ロットである製作ロット1、1/4ロットである製作ロット2、及び1ロットである製作ロット3が、在庫として管理されている。製作ロット1、製作ロット2、製作ロット3の順に製造日が古い。なお、製作ロットとは、製作済みの部品のことであり、以下、単に「ロット単位」ともいう。
そして、需要1として1ロットの部品が要求され、ロット単位での引き当てを優先すると、製作ロット1,2よりも新しく製作された製作ロット3の方が先に需要に引き当てられ、製作ロット1,2は、その後の1/4ロットを要求する需要2に引き当てられることとなる。このため、製作ロット1,2は、在庫としてより長く滞留することとなる。
図3の例は、1ロットである製作ロット1、及び1ロットである製作ロット2が、在庫として管理されている。製作ロット1、製作ロット2の順に製造日が古い。
需要1として1ロットの部品が要求されると、製作ロット1が引き当てられる。その後、需要2として1/2ロットの部品が要求されても、引き当て可能な製作ロットが無い。さらにその後、需要3として1ロットの部品が要求されると、需要2よりも優先されて需要3に対して製作ロット2が引き当てられる。このため、需要2は、対応が遅れることとなる。
なお、製作情報は、新たな製作ロッドや入庫予定ロットが追加される場合や、需要に引き当てられた製作ロットが出庫される場合に、適宜更新される。また、需要情報は、新たな需要が追加される場合や、需要に引き当てられた製作ロットが出庫される場合に、適宜更新される。
引当管理装置10は、引当部30、要素算出部32、評価値算出部34、及び選択部36を備える。
予測滞留期間=需要に引き当てられた部品が倉庫から出荷される予定日−引き当てられた部品の入庫実績日
引き当てられた部品は、既に倉庫に納められている部品だけでなく、今後倉庫に納められる予定の部品でもよいので、上記入倉実績日は、入庫予定日とされてもよい。入庫実績日や入庫予定日は、製作情報から読み出される。
納期遅れ日数=引き当てられた部品の入庫予定日−需要に引き当てられた部品が倉庫から出荷される予定日
なお、納期遅れ日数を算出する場合は、引き当てられた部品が未だ入庫されていない場合である。引き当てられた部品が倉庫にある場合は、納期遅れは生じないためである。入庫予定日は、製作情報から読み出される。
ロット優先引当方法が用いられると、ロット単位による部品の管理が行いやすくなり、製造時優先引当方法が用いられると、部品の滞留を抑制することができる。
例えば、需要が2つ(需要A、需要B)の場合は、需要A及び需要Bに対してロット優先引当方法を行うパターン、需要A及び需要Bに対して製造時優先引当方法を行うパターン、需要Aに対してロット優先引当方法を行って需要Bに対して製造時優先引当方法を行うパターン、並びに需要Aに対して製造時優先引当方法を行い需要Bに対してロット優先引当方法を行うパターンの4種類が導出される。
このように、引当方法が2種類あり、需要がn個の場合は、2n個の組み合わせパターンが導出される。
本第1実施形態に係る引当管理処理では、下記式を用いて評価値を算出する。
評価値=F(第1要素,第1重み係数)
+第2要素×第2重み係数
+第3要素×第3重み係数
+第4要素×第4重み係数
F(第1要素,第1重み係数)=全部品の予測滞留期間の合計×第1重み係数
又は
=部品毎の予測滞留期間×部品数×第1重み係数
この評価値の算出により、需要に対して部品を引き当てた結果が、在庫として管理されている部品に対する評価となる。
小さい評価値の需要と供給との組み合わせが選択される理由は、部品の滞留期間は短い方が良く、多くのロットを必要とする需要は少ない方が良く、納期遅れは無い方が良く、ロット単位での部品の引き当てが不可とされる需要も少ない方が良いためである。
具体例としては、1ロット単位の部品と需要のうち、最も優先度の高い需要を選定すると共に最も優先度の高い部品を選定し、選定した部品を需要に引き当てる。そして、次に優先度の高い順毎に部品を需要に引き当てる。需要の優先度は、例えば納期に基づいて決定される。納期が近い需要ほど優先度は高い。部品の優先度は、例えば製作日に基づいて決定される。製作日が古い部品ほど優先度は高い。
なお、需要が1ロット単位である場合は、ステップ202の処理の終了と共にロット優先引当処理が終了されるが、1ロット未満の需要が有る場合は、ステップ204へ移行する。
具体例としては、1ロット未満の部品のうち、最も優先度の高い部品を選定し、選定した部品を需要に引き当てる。そして、次に優先度の高い順毎に部品を需要に引き当てる。
従って、引当管理装置10は、部品の滞留を抑制しつつ、可能な限り需要に対してロット単位で部品を引き当てることが可能となる。
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
本第2実施形態に係る引当管理装置10は、重み付けの値を変更可能とされている。
重み付けの値を変更する場合とは、ステップ120で決定された需要と供給との組み合わせを、引当管理装置10を用いる在庫管理者が満足しなかった場合である。例えば、第1重み付けや第3重み付けの値が大きくされることで、部品の滞留の抑制が重視されることとなる。一方、第2重み付けや第4重み付けの値が大きくされることで、ロット単位での部品の引き当てがより重視されることとなる。
以下、本発明の第3実施形態について説明する。
本第3実施形態に係る引当管理装置10は、所定の条件(以下、「探索打切条件」という。)が満たされた場合に需要と供給との異なる組み合わせ全体毎の評価値の算出を終了し、得られた複数の評価値のうち、評価値の最も小さい需要と供給との組み合わせを選択する。
まず、需要と引当方法との組み合わせ毎に評価値を算出し、その組み合わせに対して、需要に引き当てる引当方法の一部を変化させる。そして、一部を変化させた需要と引当方法との組み合わせ毎に評価値を算出し、評価値の変化量が所定値以下となった場合、探索打切条件が満たされたと判定される。すなわち、第3実施形態に係る引当管理処理は、所謂、近傍探索法により需要と引当方法との組み合わせを変化させ、評価値に変化が生じなくなった場合に探索打切条件を満たしたと判定する。
例えば、図9に示されるように、第2実施形態に係る引当管理処理と第3実施形態に係る引当管理処理とを組み合わせてもよい。
12 CPU
32 要素算出部
34 評価値算出部
36 選択部
Claims (6)
- 需要が発生した場合、各需要に引き当てる供給部品を選択する引当管理装置であって、
部品の種類毎に予測される滞留期間を示す第1要素、制作ロットを複数必要とする需要の件数を示す第2要素、納期遅れとなる需要の件数を示す第3要素、及び前記制作ロットでの部品の引き当てが不可とされる需要の件数を示す第4要素を、需要と供給との組み合わせ全体毎に算出する要素算出手段と、
前記第1要素、前記第2要素、前記第3要素、及び前記第4要素に対して各々所定の重み付けをし、加算することで評価値を算出する評価値算出手段と、
需要と供給との異なる組み合わせ全体毎に得られた複数の前記評価値のうち、前記評価値の最も小さい需要と供給との組み合わせを選択する選択手段と、
を備える引当管理装置。 - 前記重み付けの値を変更可能とする請求項1記載の引当管理装置。
- 需要と供給との組み合わせは、前記制作ロットを優先して需要に引き当てる組み合わせ、及び製造時の古い部品を優先して需要に引き当てる組み合わせを含む請求項1又は請求項2記載の引当管理装置。
- 所定の条件が満たされた場合に需要と供給との異なる組み合わせ全体毎の前記評価値の算出を終了し、得られた複数の前記評価値のうち、前記評価値の最も小さい需要と供給との組み合わせを選択する請求項1から請求項3の何れか1項記載の引当管理装置。
- 需要が発生した場合、各需要に引き当てる供給部品を選択する引当管理プログラムであって、
コンピュータを、
部品の種類毎に予測される滞留期間を示す第1要素、制作ロットを複数必要とする需要の件数を示す第2要素、納期遅れとなる需要の件数を示す第3要素、及び前記制作ロットでの部品の引き当てが不可とされる需要の件数を示す第4要素を、需要と供給との組み合わせ全体毎に算出する要素算出手段と、
前記第1要素、前記第2要素、前記第3要素、及び前記第4要素に対して各々所定の重み付けをし、加算することで評価値を算出する評価値算出手段と、
需要と供給との異なる組み合わせ全体毎に得られた複数の前記評価値のうち、前記評価値の最も小さい需要と供給との組み合わせを選択する選択手段と、
して機能させるための引当管理プログラム。 - 需要が発生した場合、各需要に引き当てる供給部品を選択する引当管理方法であって、
部品の種類毎に予測される滞留期間を示す第1要素、制作ロットを複数必要とする需要の件数を示す第2要素、納期遅れとなる需要の件数を示す第3要素、及び前記制作ロットでの部品の引き当てが不可とされる需要の件数を示す第4要素を、需要と供給との組み合わせ全体毎に算出する第1工程と、
前記第1要素、前記第2要素、前記第3要素、及び前記第4要素に対して各々所定の重み付けをし、加算することで評価値を算出する第2工程と、
需要と供給との異なる組み合わせ全体毎に得られた複数の前記評価値のうち、前記評価値の最も小さい需要と供給との組み合わせを選択する第3工程と、
を含む引当管理方法。
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