JP7370889B2 - 在庫管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、製品組立用の部品の在庫を管理するための在庫管理システムに関する。
従来、在庫管理システムとして、特許文献1に記載されたものが知られている。この在庫管理システムでは、航空機の電子機器におけるモジュール部品の在庫を管理するために、以下に述べるように、1年間に必要なモジュール部品の在庫数が算出される。
すなわち、モジュール部品の平均故障間隔MTBFが算出され、実際の航空機のフライトスケジュール、モジュール部品の在庫数及び平均故障間隔MTBFに基づいて、モジュール部品の交換が実行される。そして、実際に1年間に使用(交換)したモジュール部品の数が積算され、この積算値が1年間に必要なモジュール部品の在庫数として算出される。
特開2013-193812号公報
上記従来の在庫管理システムを、自動車などの受注生産品の部品の在庫管理に適用した場合、以下に述べるような問題が発生する。すなわち、従来の在庫管理システムの場合、1年間に必要な部品の在庫数を単純に積算値として算出するものに過ぎないので、受注生産品の生産量が変動した際、その変動に対応して部品を適切に調達できないことで、部品の過不足が発生してしまう。また、部品を調達した際の傷などに起因して部品を再調達する必要が発生した場合、そのような状況に適切に対応できないことで、部品の過不足が発生してしまう。その結果、コストの上昇を招いたり、生産停止が生じたりするおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、製品組立用の部品の在庫を過不足なく、最適に管理することができる在庫管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、複数の部品を調達先から調達して製品(自動車)の組立に用いる場合の複数の部品の在庫を管理するための在庫管理システム1であって、第1所定期間内での、複数の部品の各々を調達した後に各部品が使用できない状態にあることによって各部品を再調達したときの再調達率Qを取得する再調達率取得部(端末本体3b、STEP20)と、各部品の再調達費用Cを取得する再調達費用取得部(端末本体3b、STEP22)と、各部品の第2所定期間内での平均納期Dを取得する平均納期取得部(端末本体3b、STEP24)と、各部品の再調達率Q、各部品の再調達費用C及び各部品の平均納期Dに応じて、各部品の調達の必要度合を表す必要度合パラメータ(調達リスクRx)を算出する必要度合パラメータ算出部(端末本体3b、STEP21,23,25,26)とを備え、必要度合パラメータ算出部は、再調達率Q、再調達費用C及び平均納期Dをそれぞれスコアリングしたときのスコア値(再調達率ステージポイントPq、再調達費用ステージポイントPc、平均納期ステージポイントPd)に応じて、必要度合パラメータ(調達リスクRx)を算出し、再調達率Qのスコア値(再調達率ステージポイントPq)は、再調達率Qをn1(n1は複数)個の領域に区分した場合のn1個の領域をそれぞれn1段階にスコアリングした値であり、再調達費用Cのスコア値(再調達費用ステージポイントPc)は、再調達費用Cをn2(n2は複数)個の領域に区分した場合のn2個の領域をそれぞれn2段階にスコアリングした値であり、平均納期Dのスコア値(平均納期ステージポイントPd)は、平均納期をn3(n3は複数)個の領域に区分した場合のn3個の領域をそれぞれn3段階にスコアリングした値であり、必要度合パラメータ(調達リスクRx)は、再調達率のスコア値、再調達費用のスコア値及び平均納期のスコア値の平均値として算出されることを特徴とする。
この在庫管理システムによれば、第1所定期間内での、複数の部品の各々を調達した後に 各部品が使用できない状態にあることによって各部品を再調達したときの再調達率が取得され、各部品の再調達費用が取得され、各部品の第2所定期間内での平均納期が取得される。そして、各部品の再調達率、各部品の再調達費用及び各部品の平均納期に応じて、各部品の調達の必要度合を表す必要度合パラメータが算出される。以上のように、各部品の再調達率、各部品の再調達費用及び各部品の平均納期に応じて必要度合パラメータが算出されるので、この在庫管理システムを受注生産品の部品の管理に適用した場合でも、この必要度合パラメータに応じて、部品の調達の要否を決定することにより、受注量及び生産量の変動に対応しながら、部品を過不足なく適切に調達することができる。それにより、コストの上昇及び生産停止の発生を抑制することができる。
この在庫管理システムによれば、再調達率、再調達費用及び平均納期をそれぞれスコアリングしたときのスコア値に応じて、必要度合パラメータが算出されるので、これらのスコア値を適切にスコアリングすることにより、再調達率の高低、再調達費用の高低及び平均納期の長短を適切に表す値として算出することができる。それにより、必要度合パラメータを、各部品の調達の必要度合を適切に表す値として算出することができる。
この在庫管理システムによれば、必要度合パラメータが,再調達率のスコア値、再調達費用のスコア値及び平均納期のスコア値の平均値として算出される。この場合、再調達率のスコア値は、再調達率をn1個の領域に区分した場合のn1個の領域をそれぞれn1段階にスコアリングした値であり、再調達費用のスコア値は、再調達費用をn2個の領域にした場合のn2個の領域をそれぞれn2段階にスコアリングした値であり、平均納期のスコア値は、平均納期をn3個の領域に区分した場合のn3個の領域をそれぞれn3段階にスコアリングした値である。したがって、これらのn1~n3個の領域を適切に設定することによって、再調達率のスコア値、再調達費用のスコア値及び平均納期のスコア値をそれぞれ、再調達率の高低、再調達費用の高低及び平均納期の長短を段階的に適切に表す値として算出することができる。それにより、必要度合パラメータを、各部品の調達の必要度合を適切に表す値として算出することができる。
請求項に係る発明は、請求項に記載の在庫管理システム1において、再調達率Qのスコア値(再調達率ステージポイントPq)、再調達費用Cのスコア値(再調達費用ステージポイントPc)及び平均納期Dのスコア値(平均納期ステージポイントPd)をレーダーチャート形式で視認可能に出力するとともに、必要度合パラメータ(調達リスクRx)の算出結果を視認可能に出力する出力インターフェース(ディスプレイ3a)をさらに備えることを特徴とする。
この在庫管理システムによれば、再調達率のスコア値、再調達費用のスコア値及び平均納期のスコア値がレーダーチャート形式で視認可能に出力されるとともに、必要度合パラメータの算出結果が視認可能に出力されるので、ユーザは、その部品の再調達率の高低、再調達費用の高低及び平均納期の長短と、部品の調達の必要度合の高低とを容易に把握することができる。
本発明の一実施形態に係る在庫管理システムの構成を示す図である。 調達リスク算出処理を示すフローチャートである。 各種データ算出処理を示すフローチャートである。 部品選択画面の一例を示す図である。 再調達率ステージポイントの算出に用いるマップの一例を示す図である。 再調達費用ステージポイントの算出に用いるマップの一例を示す図である。 平均納期ステージポイントの算出に用いるマップの一例を示す図である。 再調達率ステージポイント、再調達費用ステージポイント、平均納期ステージポイント及び調達リスクの算出結果例の表示例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る在庫管理システムについて説明する。本実施形態の在庫管理システムは、自動車の生産工場において、自動車組立用の部品の在庫を管理するために用いられるものである。
図1に示すように、在庫管理システム1は、サーバ2及び複数(1つのみ図示)のユーザ端末3などを備えている。サーバ2は、プロセッサ、メモリ及びI/Oインターフェース(いずれも図示せず)などを備えており、メモリ内の演算プログラム及び入出力データに基づいて、各種の演算処理を実行可能に構成されている。
また、サーバ2は、ネットワーク4(例えばLAN又はインターネット)を介して、ユーザ端末3との間でデータ通信可能に構成されており、サーバ2のメモリ内には、多数の部品情報データベースが記憶されている。この部品情報データベースには、過去の所定期間(例えば数年間)における、自動車組立用の部品の納期、再調達数及び再調達費用などの部品情報データが含まれている。
この場合、部品の再調達数は、部品を調達先から調達した際にその部品が使用できない状態にあることによって部品を再調達した数を表しており、部品が使用できない原因としては、部品の損傷及び部品発注後の設計変更などが上げられる。
一方、ユーザ端末3は、パソコンタイプのものであり、ディスプレイ3a、端末本体3b及び入力インターフェース3cなどを備えている。なお、本実施形態では、ディスプレイ3aが出力インターフェースに相当する。
この端末本体3bには、プロセッサ、ストレージ、メモリ及びI/Oインターフェース(いずれも図示せず)などが内蔵されており、このストレージには、後述する調達リスク算出用のアプリケーションソフト(以下「調達リスク算出ソフト」という)がインストールされている。なお、本実施形態では、端末本体3bが、再調達率取得部、再調達費用取得部、平均納期取得部及び必要度合パラメータ算出部に相当する。
また、入力インターフェース3cは、ユーザ端末3を操作するためのキーボード及びマウスなどで構成されている。このユーザ端末3では、調達リスク算出ソフトの実行中、後述するように、ユーザによる入力インターフェース3cの操作に伴って、調達リスク算出処理が実行される。また、ユーザは、ユーザ端末3を介してサーバ2内のデータにアクセスできるようになっている。
次に、図2及び図3を参照しながら、本実施形態の調達リスク算出処理について説明する。この処理は、前述した調達リスク算出ソフトの実行中において部品の調達リスクRxを算出してディスプレイ3a上に表示するものであり、ユーザ端末3により所定の制御周期で実行される。
図2に示すように、まず、部品選択済みフラグF_SELECTが「1」であるか否かを判定する(図2/STEP1)。この部品選択済みフラグF_SELECTは、以下に述べるように、ユーザが部品を選択済みであるか否かを表すものであり、調達リスク算出ソフトの起動時に「0」に設定される。
この判定が肯定(図2/STEP1…YES)で、ユーザが部品を選択済みであるときには、後述するSTEP6に進む。一方、この判定が否定(図2/STEP1…NO)で、ユーザが部品を選択済みでないときには、部品選択画面をディスプレイ3a上に表示する。
この場合、ディスプレイ3a上には、例えば、図4に示すような部品選択画面が表示される。この部品選択画面では、各種の部品情報が上層から下層に向かって、「SS」⇒「計画コード」⇒「手配FROM」⇒「設変部番」の順に階層化された状態でディスプレイ3a上に表示される。この場合、「SS」は工場名などを表しており、「設計コード」は組み立て工程を表している。また、「手配FROM」は、部品の手配先を表しており、「設変部番」は、部品番号を表している。
ユーザは、入力インターフェース3cを操作し、部品選択画面に表示された設変部番すなわち部品番号をクリックすることによって、所望の部品を選択することができる。なお、以下の説明では、部品として、図4中の「設変部番」が「101」の部品(以下「部品101」という)がユーザによって選択された場合を例にとって説明する。
図2に戻り、以上のように部品選択画面が表示された後、ユーザによる入力インターフェース3cのクリック操作によって、部品選択操作が実行されたか否かを判定する(図2/STEP3)。この判定が否定(図2/STEP3…NO)のときには、そのまま本処理を終了する。
一方、この判定が肯定(図2/STEP3…YES)で、部品選択操作が実行されたときには、それを表すために、部品選択済みフラグF_SELECTを「1」に設定する(図2/STEP4)。
次いで、各種データ算出処理を実行する(図2/STEP5)。この算出処理は、部品の再調達率Qなどの各種データを算出するものであり、具体的には、図3に示すように実行される。
同図に示すように、まず、サーバ2内の部品情報データに基づき、部品の再調達率Qを算出する(図3/STEP20)。この再調達率Qは、現在から1年前までの期間(第1所定期間)における部品の再調達率(単位:%)として算出される。
例えば、前述した「部品101」の場合、その再調達率Qは、Q1~Q4を0<Q1<Q2<Q3<Q4が成立するような再調達率Qの所定値(整数)としたときに、0<Q<Q1が成立するような値として算出される。
次いで、再調達率ステージポイントPqを算出する(図3/STEP21)。この再調達率ステージポイントPqは、再調達率Qに応じて、図5に示すマップを検索することにより算出される。なお、本実施形態では、再調達率ステージポイントPqが再調達率のスコア値に相当する。
同図に示すように、このマップでは、再調達率ステージポイントPqは、再調達率Qの5つの領域(0≦Q<Q1,Q1≦Q<Q2,Q2≦Q<Q3,Q3≦Q<Q4,Q4≦Q)に応じて、5段階の整数値1~5にそれぞれ設定されているとともに、再調達率Qが大きいほど、より大きい値に設定されている。
すなわち、再調達率ステージポイントPqが大きい場合、再調達率Qが高いことで、再調達率ステージポイントPqが小さい場合と比べて、より早いタイミングで部品を再調達する必要があることになる。
前述した「部品101」の場合、再調達率Qは、0<Q<Q1が成立するような値として算出されるので、再調達率ステージポイントPqは、Pq=1として算出される。したがって、「部品101」の場合、再調達率Qの観点からは、部品の再調達のタイミングに関して最も余裕があることになる。
次に、サーバ2内の部品情報データに基づき、部品の再調達費用Cを算出する(図3/STEP22)。この再調達費用Cは、部品代に加えて、部品の輸送費及び人件費などを加味した部品1個当たりの費用(単位:円)として算出される。
例えば、「部品101」の場合、その再調達費用Cは、C1~C4を0<C4<C3<C2<C1が成立するような再調達費用Cの所定値(整数)としたときに、C4<C<C3が成立するような値として算出される。
次いで、再調達費用ステージポイントPcを算出する(図3/STEP23)。この再調達費用ステージポイントPcは、再調達費用Cに応じて、図6に示すマップを検索することにより算出される。なお、本実施形態では、再調達費用ステージポイントPcが再調達費用のスコア値に相当する。
同図に示すように、このマップでは、再調達費用ステージポイントPcは、再調達費用Cの5つの領域(C1<C,C2<C≦C1,C3<C≦C2,C4<C≦C3,C≦C4)に応じて、5段階の整数値1~5に設定されているとともに、再調達費用Cが小さいほど、より大きい値に設定されている。
すなわち、再調達費用ステージポイントPcが大きい場合、コストインパクトが小さくなることで、再調達費用ステージポイントPcが小さい場合よりも早めの部品の再調達を許容できることになる。
前述した「部品101」の場合、再調達費用Cは、C4<C<C3が成立するような値として算出されるので、再調達費用ステージポイントPcは、Pc=4として算出される。したがって、「部品101」の場合、再調達費用Cの観点からは、早めの部品の再調達を許容できることになる。
次に、サーバ2内の部品情報データに基づき、部品の平均納期Dを算出する(図3/STEP24)。この場合、平均納期Dは、現在から1年前までの期間(第2所定期間)における部品の納期の平均値(日数)として算出されるとともに、自動車の生産工場が複数存在する場合には、これらの複数の生産工場における部品の納期の平均値として算出される。
例えば、「部品101」の場合、その平均納期Dは、D1~D4を0<D1<D2<D3<D4が成立するような平均納期Dの所定値(整数)としたときに、D2<D<D3が成立するような値として算出される。
次いで、平均納期ステージポイントPdを算出する(図3/STEP25)。この平均納期ステージポイントPdは、平均納期Dに応じて、図7に示すマップを検索することにより算出される。なお、本実施形態では、平均納期ステージポイントPdが平均納期のスコア値に相当する。
同図に示すように、このマップでは、平均納期ステージポイントPdは、平均納期Dの5つの領域(D≦D1,D1<D≦D2,D2<D≦D3,D3<D≦D4,D4<D)に応じて、5段階の整数値1~5に設定されているとともに、平均納期Dが大きいほど、より大きい値に設定されている。
すなわち、平均納期ステージポイントPdが大きいことは、平均納期Dが大きいことで、より早いタイミングで部品を再調達する必要があることになる。前述した「部品101」の場合、平均納期Dは、D2<D<D3が成立するような値として算出されるので、平均納期ステージポイントPdは、Pd=3として算出される。したがって、「部品101」の場合、平均納期Dの観点からは、早くも遅くもないタイミングで再調達した方がよいことになる。
次に、調達リスクRxを算出する(図3/STEP26)。この調達リスクRxは、下式(1)に示すように、前述した3つのステージポイントPq,Pc,Pdの算術平均値として算出される。
Rx=(Pq+Pc+Pd)/3 ……(1)
前述した「部品101」の場合、Pq=1、Pc=4、Pd=3であるので、上式(1)により、Rx=(1+4+3)/3=2.66となる。この場合、前述したように、3つのステージポイントPq,Pc,Pdはいずれも、値が大きいほど(すなわち値5に近いほど)、より早いタイミングで部品を再調達する必要があることになるので、それらの算術平均値である調達リスクRxも、値が大きいほど(すなわち値5に近いほど)、より早いタイミングで部品を再調達すべきであることを表す指標となる。すなわち、ユーザは、この調達リスクRxの値を、部品の再調達タイミングを決定するときの1つの目安として利用することができる。
図2に戻り、以上のように、各種データ算出処理を実行した後、各種データの算出結果を表示済みであるか否かを判定する(図2/STEP6)。この判定が肯定(図2/STEP6…YES)で、各種データの算出結果を表示済みであるときには、後述するSTEP8に進む。
一方、この判定が否定(図2/STEP6…NO)で、算出結果を表示済みでないときには、前述した各種データの算出結果をディスプレイ3aに表示する。具体的には、図8に示すように、前述した3つのステージポイントPq,Pc,Pdがレーダーチャート形式でディスプレイ3aの中央部に表示される。
このレーダーチャートでは、再調達率ステージポイントPqが「再調達率」と表示され、再調達費用ステージポイントPcが「再調達費用」と表示され、平均納期ステージポイントPdが「平均納期」と表示される。さらに、レーダーチャートの左側には、「部品名:101」と、調達リスクRxの算出結果「2.66」が上下に並んで表示される。
次いで、ユーザによる入力インターフェース3cの操作によって、表示終了操作が実行されたか否かを判定する(図2/STEP8)。この判定が否定(図2/STEP8…NO)のときには、そのまま本処理を終了する。
一方、この判定が肯定(図2/STEP8…YES)で、表示終了操作が実行されたときには、調達リスク算出処理を終了すべきであると判定して、それを表すために、部品選択済みフラグF_SELECTを「0」に設定する(図2/STEP9)。その後、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態の在庫管理システム1によれば、サーバ2内の部品情報データに基づき、再調達率Q、再調達費用C及び平均納期Dが算出され、これらの値に応じて、マップ検索により、3つのステージポイントPq,PC,Pdがそれぞれ算出される。
この場合、再調達率ステージポイントPqは、前述した図5の算出用マップにおいて、再調達率Qの5つの領域に応じて、5段階の整数値1~5に設定されており、再調達率Qが大きいほど、より大きい値に設定されている。したがって、再調達率ステージポイントPqの算出値が大きいほど、より早いタイミングで部品を再調達した方がよいことになる。
また、再調達費用ステージポイントPcは、前述した図6の算出用マップにおいて、再調達費用Cの5つの範囲に応じて、5段階の整数値1~5に設定されており、再調達費用Cが小さいほど、より大きい値に設定されている。したがって、再調達費用ステージポイントPcの算出値が大きいほど、より早いタイミングで部品を再調達した方がよいことになる。
さらに、平均納期ステージポイントPdは、前述した図7の算出用マップにおいて、平均納期Dの5つの領域に応じて、5段階の整数値1~5に設定されているとともに、平均納期Dが大きいほど、より大きい値に設定されている。したがって、平均納期ステージポイントPdの算出値が大きいほど、より早いタイミングで部品を再調達した方がよいことになる。
調達リスクRxは、以上のような3つのステージポイントPq,PC,Pdの算術平均値として算出されるので、その部品の調達のリスク(必要度合)の高低を適切に表す値として算出されることになる。したがって、ユーザは、3つのステージポイントPq,PC,Pd及び調達リスクRxの算出結果と、自動車の受注状況及び生産量の変動などを加味しながら、部品の調達の要否を決定することによって、自動車の受注状況及び生産量の変動に対応しながら、部品を過不足なく適切に調達することができる。それにより、コストの上昇及び生産停止の発生を抑制することができる。
例えば、調達リスクRxが所定値(例えば値4)以上の部品が存在する場合、再調達率ステージポイントPq=5の部品が存在する場合、又は平均納期ステージポイントPd=5の部品が存在する場合には、その部品を迅速に手配することによって、生産停止の発生を抑制することができる。一方、調達リスクRx及び3つのステージポイントPq,PC,Pdがいずれも低い部品の場合には、自動車の受注状況及び生産状況に応じて、適切なタイミングで調達することによって、過剰在庫の増大及びコストの上昇を抑制することができる。
さらに、前述した図8に示すように、3つのステージポイントPq,PC,Pdがレーダーチャート形式でディスプレイ3aに表示されるので、ユーザは、その部品の再調達率Qの高低、平均納期Dの長短及び再調達費用Cの高低と、部品の調達の必要度合の高低とを容易に把握することができる。
なお、実施形態は、本発明の在庫管理システムを、自動車の生産工場における自動車組立用の部品の在庫を管理するシステムに適用した例であるが、本発明の在庫管理システムは、これに限らず、自動車以外の製品組立用の複数の部品における在庫を管理するシステムに対して適用可能である。
例えば、本発明の在庫管理システムを、製品としての、2輪車及びロボットなどの産業機器の組立に用いる複数の部品の在庫を管理するシステムに適用してもよい。
また、実施形態は、再調達率取得部としての端末本体3bにおいて、再調達率Qを算出した例であるが、本発明の再調達率取得部は、これに限らず、再調達率を取得できるものであればよい。例えば、再調達率Qをサーバ2で算出し、その算出結果を端末本体3bで受信(取得)するように構成してもよい。
さらに、実施形態は、再調達率Qを取得するときの第1所定期間を現在から1年前までの期間とした例であるが、本発明の第1所定期間は、これに限らず、現在から過去にさかのぼった期間であればよい。例えば、第1所定期間を、現在から数ヶ月前までの期間としてもよく、現在から数年前までの期間としてもよい。
一方、実施形態は、再調達費用取得部としての端末本体3bにおいて、再調達費用Cを算出した例であるが、本発明の再調達費用取得部は、これに限らず、再調達費用を取得できるものであればよい。例えば、再調達費用Cをサーバ2で算出し、その算出結果を端末本体3bで受信(取得)するように構成してもよい。
また、実施形態は、平均納期取得部としての端末本体3bにおいて、平均納期Dを算出した例であるが、本発明の平均納期取得は、これに限らず、平均納Dを取得するものであればよい。例えば、平均納期Dをサーバ2で算出し、その算出結果を端末本体3bで受信(取得)するように構成してもよい。
さらに、実施形態は、平均納期Dを取得するときの第2所定期間を現在から1年前までの期間とした例であるが、本発明の第2所定期間は、これに限らず、現在から過去にさかのぼった期間であればよい。例えば、第2所定期間を、現在から数ヶ月前までの期間としてもよく、現在から数年前までの期間としてもよい。
一方、実施形態は、必要度合パラメータを必要度合パラメータ算出部としての端末本体3bで算出した例であるが、本発明の必要度合パラメータ算出部は、これに限らず、必要度合パラメータを算出するものであればよい。例えば、必要度合パラメータとしての調達リスクRxをサーバ2で算出するように構成してもよい。
また、実施形態は、必要度合パラメータとして、調達リスクRxを用いた例であるが、本発明の必要度合パラメータは、これに限らず、部品の調達の必要度合を表すものであればよい。例えば、必要度合パラメータとして、値5から調達リスクRxを減算した値(5-Rx)を用いてもよく、調達リスクRxの逆数(1/Rx)を用いてもよい。
さらに、実施形態は、再調達率Qのスコア値として、再調達率ステージポイントPqを用いた例であるが、本発明の再調達率のスコア値は、これに限らず、再調達率をスコアリングしたときのスコア値であればよい。例えば、再調達率のスコア値として、再調達率の最小値に対応するスコア値を値1とし、再調達率の最大値に対応するスコア値を値100とするとともに、値1と値100の間で連続的に設定したものを用いてもよい。
一方、実施形態は、再調達率Qのスコア値として、再調達率Qの5個の領域を5段階にスコアリングした再調達率ステージポイントPqを用いた例であるが、本発明の再調達率のスコア値は、これに限らず、再調達率をn1個の領域に区分した場合のn1個の領域をそれぞれn1段階にスコアリングしたものであればよい。例えば、再調達率のスコア値として、再調達率を5個以外の複数の領域に区分した場合の複数の領域をそれぞれ複数段階にスコアリングした値を用いてもよい。
また、実施形態は、再調達費用Cのスコア値として、再調達費用ステージポイントPcを用いた例であるが、本発明の再調達費用のスコア値は、これに限らず、再調達費用をスコアリングときのスコア値であればよい。例えば、再調達費用のスコア値として、再調達費用の最大値に対応するスコア値を値1とし、再調達費用の最小値に対応するスコア値を値100とするとともに、値1と値100の間で連続的に設定したものを用いてもよい。
さらに、実施形態は、再調達費用Cのスコア値として、再調達費用Cの5個の領域を5段階にスコアリングした再調達費用ステージポイントPcを用いた例であるが、本発明の再調達費用のスコア値は、これに限らず、再調達費用をn2個の領域に区分した場合のn2個の領域をそれぞれn2段階にスコアリングしたものであればよい。例えば、再調達費用のスコア値として、再調達費用を5個以外の複数の領域に区分した場合の複数の領域をそれぞれ複数段階にスコアリングした値を用いてもよい。
一方、実施形態は、平均納期Dのスコア値として、平均納期ステージポイントPdを用いた例であるが、本発明の平均納期のスコア値は、これに限らず、平均納期をスコアリングときのスコア値であればよい。例えば、平均納期のスコア値として、平均納期の最小値に対応するスコア値を値1とし、平均納期の最大値に対応するスコア値を値100とするとともに、値1と値100の間で連続的に設定したものを用いてもよい。
また、実施形態は、平均納期Dのスコア値として、平均納期Dの5個の領域を5段階にスコアリングした平均納期ステージポイントPdを用いた例であるが、本発明の平均納期のスコア値は、これに限らず、平均納期をn2個の領域に区分した場合のn2個の領域をそれぞれn2段階にスコアリングしたものであればよい。例えば、平均納期のスコア値として、平均納期を5個以外の複数の領域に区分した場合の複数の領域をそれぞれ複数段階にスコアリングした値を用いてもよい。
さらに、実施形態は、再調達率Q、再調達費用C及び平均納期Dをいずれも5個の領域に区分し、これらの5つの領域に対して3つのステージポイントPq,Pc,Pdを値1~5の5段階に設定した例であるが、再調達率Q、再調達費用C及び平均納期Dを区分する領域の数を互いに異なる値に設定するとともに、3つのステージポイントPq,Pc,Pdを互いに異なる段階でスコアリングした値に設定してもよい。その場合には、調達リスクRxを、再調達率Q、再調達費用C及び平均納期Dの加重平均値として算出すればよい。
一方、実施形態は、再調達率のスコア値、再調達費用のスコア値及び平均納期のスコア値の平均値として、3つのステージポイントPq,Pc,Pdの算術平均値を用いた例であるが、本発明の再調達率のスコア値、再調達費用のスコア値及び平均納期のスコア値の平均値は、これに限らず、再調達率のスコア値、再調達費用のスコア値及び平均納期のスコア値を平均した値であればよい。例えば、再調達率のスコア値、再調達費用のスコア値及び平均納期のスコア値の平均値として、加重平均値を用いてもよい。
また、実施形態は、再調達率取得部、再調達費用取得部、平均納期取得部及び必要度合パラメータ算出部として、パソコンタイプのユーザ端末3を用いた例であるが、これに代えて、タブレット端末、スマートフォン又はクラウドサーバなどを用いてもよい。
さらに、実施形態は、出力インターフェースとして、ディスプレイ3aを用いた例であるが、本発明の出力インターフェースは、これに限らず、第1~平均納期のスコア値をレーダーチャート形式で視認可能に出力するとともに、必要度合パラメータの算出結果を視認可能に出力するものであればよい。例えば、出力インターフェースとして、タブレット端末又はスマートフォンなどを用いてもよく、その場合には、ユーザ端末3からのデータをタブレット端末又はスマートフォンで受信して表示するように構成すればよい。
1 在庫管理システム
3 ユーザ端末
3a ディスプレイ(出力インターフェース)
3b 端末本体(再調達率取得部、再調達費用取得部、平均納期取得部、必要度合パラ メータ算出部)
Q 再調達率
C 再調達費用
D 平均納期
Rx 調達リスク(必要度合パラメータ)
Pq 再調達率ステージポイント(再調達率のスコア値)
Pc 再調達費用ステージポイント(再調達費用のスコア値)
Pd 平均納期ステージポイント(平均納期のスコア値)

Claims (2)

  1. 複数の部品を調達先から調達して製品の組立に用いる場合の当該複数の部品の在庫を管理するための在庫管理システムであって、
    第1所定期間内での、前記複数の部品の各々を調達した後に当該各部品が使用できない状態にあることによって当該各部品を再調達したときの再調達率を取得する再調達率取得部と、
    前記各部品の再調達費用を取得する再調達費用取得部と、
    前記各部品の第2所定期間内での平均納期を取得する平均納期取得部と、
    前記各部品の前記再調達率、前記各部品の再調達費用及び前記各部品の前記平均納期に応じて、前記各部品の調達の必要度合を表す必要度合パラメータを算出する必要度合パラメータ算出部と
    を備え
    前記必要度合パラメータ算出部は、前記再調達率、前記再調達費用及び前記平均納期をそれぞれスコアリングしたときのスコア値に応じて、前記必要度合パラメータを算出し、
    前記再調達率の前記スコア値は、前記再調達率をn1(n1は複数)個の領域に区分した場合の当該n1個の領域をそれぞれn1段階にスコアリングした値であり、
    前記再調達費用の前記スコア値は、前記再調達費用をn2(n2は複数)個の領域に区分した場合の当該n2個の領域をそれぞれn2段階にスコアリングした値であり、
    前記平均納期の前記スコア値は、前記平均納期をn3(n3は複数)個の領域に区分した場合の当該n3個の領域をそれぞれn3段階にスコアリングした値であり、
    前記必要度合パラメータは、前記再調達率の前記スコア値、前記再調達費用の前記スコア値及び前記平均納期の前記スコア値の平均値として算出されることを特徴とする在庫管理システム。
  2. 請求項1に記載の在庫管理システムにおいて、
    前記再調達率の前記スコア値、前記再調達費用の前記スコア値及び前記平均納期の前記スコア値をレーダーチャート形式で視認可能に出力するとともに、前記必要度合パラメータの算出結果を視認可能に出力する出力インターフェースをさらに備えることを特徴とする在庫管理システム。
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