JP6004341B2 - 遠隔検針用通信端末、および遠隔検針用通信システム - Google Patents

遠隔検針用通信端末、および遠隔検針用通信システム Download PDF

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Description

本発明は、遠隔検針用通信端末、および遠隔検針用通信システムに関するものである。
従来、供給事業者から供給される供給媒体を使用する需要家に遠隔検針用通信端末を設けて、遠隔検針システムが構成されている。遠隔検針用通信端末は、供給媒体の使用量を検針した検針情報を、供給事業者が設置した親局、検針員が携行するハンディターミナル等へ無線送信することによって、各需要家における供給媒体の使用量を供給事業者へ通知している(例えば、特許文献1参照)。なお、供給媒体としては、電力、水、ガス等がある。
特開2011−250301号公報
遠隔検針用通信端末が無線通信に用いる周波数帯域は、920MHz帯であり、HEMS(Home Electrical ManagementSystem)機器、センサ機器、タグ等の他の通信端末も通信に用いる。したがって、同一の周波数帯域で、多数の通信端末が通信を行っており、遠隔検針用通信端末の通信時に、他の通信端末が同時に通信を行うと、他の通信端末が送信した電波信号が妨害波となって輻輳、混信し、遠隔検針用通信端末の通信が失敗する可能性がある。
しかしながら、通常、通信端末が行う通信は電波法に基づいており、このような通信端末が送信する電波信号は合法的である。したがって、遠隔検針用通信端末の通信失敗が一時的に発生するものの、この通信障害はいずれ解消される。
しかしながら、遠隔検針用通信端末が無線通信に用いる周波数帯域において、意図的、意図的でないに関わらず、電波法に基づかない違法な電波信号を発生する通信端末、および自動販売機、電子レンジ等の機器がある。これらの通信端末、機器が発生する電波信号は、遠隔検針用通信端末にとって妨害波となり、遠隔検針用通信端末の通信が失敗する可能性がある。そして、電波法に基づかない違法な妨害波であるが故に、遠隔検針用通信端末の通信が失敗する通信障害が、頻発または継続する虞がある。
遠隔検針用通信端末は、供給事業者が需要家に供給媒体の使用料金を課金するために、検針情報を送信するものであり、違法な妨害波による通信障害は回避しなければならない。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、電波法に基づかない違法な妨害波を識別することができる遠隔検針用通信端末、および遠隔検針用通信システムを提供することにある。
本発明の遠隔検針用通信端末は、電波信号を送受信する送受信部を備えて、供給事業者から供給される供給媒体の需要家における使用量を表す検針情報を送信する遠隔検針用通信端末であって、前記送受信部が用いる周波数帯域で行われる通信に対して電波法で定められた信号発生パターンを予め記憶したパターン記憶部と、妨害波が発生した場合に、前記妨害波が前記電波法に基づいた通信によるものか否かを判定する妨害波判定部とを備え、前記信号発生パターンは、電波信号の送信を許可された許可期間と電波信号の送信を禁止された禁止期間とを交互に繰り返し、前記許可期間および前記禁止期間の各時間長さを規定したものであり、前記妨害波判定部は、前記送受信部が受信した妨害波の発生パターンが前記信号発生パターンに合致する場合、この妨害波は電波法に基づいた通信によるものであると判定し、前記送受信部が受信した妨害波の発生パターンが前記信号発生パターンに合致しない場合、この妨害波は電波法に基づいた通信によるものでないと判定することを特徴とする。
この発明において、前記妨害波を受信した時刻を記憶する妨害波時刻記憶部と、前記送受信部による電波信号の受信が失敗した時刻を記憶する障害時刻記憶部と、前記送受信部が受信した電波信号の強度を記憶する信号強度記憶部と、前記受信が失敗した時刻と前記妨害波を受信した時刻との差が所定時間以下であり、且つ前記受信が失敗した時刻における前記電波信号の強度が所定強度以上である場合、前記受信の失敗は、前記妨害波が原因であると判定する通信障害判定部とを備えることが好ましい。
本発明の遠隔検針用通信システムは、本発明の複数の遠隔検針用通信端末と、前記遠隔検針用通信端末との間で通信を行う親局とを備えることを特徴とする。
この発明において、前記遠隔検針用通信端末は、妨害波を検出した場合、この妨害波に関する情報を前記親局へ送信し、前記親局は、前記遠隔検針用通信端末のそれぞれから送信された前記妨害波に関する情報に基づいて、前記妨害波の発生源の位置を特定することが好ましい。
この発明において、前記遠隔検針用通信端末は、妨害波を検出した場合、この妨害波に関する情報を他の前記遠隔検針用通信端末へ送信し、他の前記遠隔検針用通信端末から送信された前記妨害波を受信した場合、自端末が検出した前記妨害波に関する情報、および他の前記遠隔検針用通信端末から送信された前記妨害波に関する情報に基づいて、前記妨害波の発生源の位置を特定し、この特定した前記妨害波の発生源の位置の情報を前記親局へ送信することが好ましい。
以上説明したように、本発明では、電波法に基づかない違法な妨害波を識別することができるという効果がある。
実施形態のシステム構成を示すブロック図である。 同上の通信の一例を示すシーケンス図である。 同上のパケット通信記録を示すテーブル図である。 (a)〜(d)同上の信号発生パターンを示す説明図である。 同上の妨害受信記録を示すテーブル図である。 同上の複数の遠隔検針用通信端末を用いたシステム構成を示すブロック図である。 同上の障害発生通知の受信履歴を示すテーブル図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
図1は、遠隔検針用通信端末1の構成を示す。遠隔検針用通信端末1は、アンテナ1a、送受信部1b、復調部1c、変調部1d、RSSI部1e、演算処理部10、記憶部11を備える。演算処理部10は、CPU(Central Processing Unit)で構成されており、信号処理部1f、受信成否判定部1g、妨害波判定部1h、通信障害判定部1iの各機能を有する。また、記憶部11は、パターン記憶部1j、受信状態記憶部1kを備える。
遠隔検針用通信端末1は、供給事業者から供給される供給媒体を使用する需要家に設けられており、供給事業者が設置した親局2、検針員が携行するハンディターミナル3等と互いに無線通信を行う。そして、遠隔検針用通信端末1は、供給媒体の使用量を検針した検針情報を図示しない検針メータから取得し、親局2、ハンディターミナル3等へ送信することによって、各需要家における供給媒体の使用量を供給事業者へ通知している。この遠隔検針用通信端末1は、親局2、ハンディターミナル3と直接通信を行う構成、または他の遠隔検針用通信端末1を中継局として、親局2、ハンディターミナル3との間でマルチホップ通信を行う構成のいずれであってもよい。なお、供給媒体としては、電力、水、ガス等がある。
以下、遠隔検針用通信端末1の動作について説明する。
送受信部1bは、アンテナ1aを介した電波信号の送受信を行う。そして、復調部1cは受信した電波信号に復調処理を施す。信号処理部1fは、復調された信号からメッセージを取得し、この取得したメッセージに基づいて、検針メータから検針情報の取得処理、検針情報の送信処理、応答信号(ACK)の返信等の各処理を行う。また、信号処理部1fは、送信する信号を生成して、変調部1dへ出力する。変調部1dは、送信信号に変調処理を施す。送受信部1bは、変調部1dから受け取った信号をアンテナ1aから電波信号として出力する。
RSSI部1eは、送受信部1bが受信した電波信号をRSSI(Received Signal StrengthIndicator)信号に変換して、演算処理部10へ出力する。RSSI信号は、受信した電波信号の信号レベルに応じて電圧が変化する信号であり、例えば、信号レベルが大きいほど電圧が高くなる。
また、受信成否判定部1gは、復調部1cで復調された信号が自端末宛(ユニキャスト、ブロードキャスト、マルチキャストを含む)であった場合、信号処理部1fがこの自端末宛の信号の受信に成功したか否かを判定する。具体的に、信号処理部1fが自端末宛の信号からのメッセージ取得に成功すれば、受信成否判定部1gは受信成功と判定する。また、信号処理部1fが自端末宛の信号からのメッセージ取得に失敗した場合、受信成否判定部1gは受信失敗と判定する。
そして、受信成否判定部1gは、この受信成功・受信失敗の判定結果を、パケット受信記録として受信状態記憶部1kに記憶させる。
例えば、遠隔検針用通信端末1とハンディターミナル3との間で、図2に示す通信が行われたとする。まず、ハンディターミナル3は、遠隔検針用通信端末1に対してパケットP1を送信し、パケットP1の受信に成功した遠隔検針用通信端末1は、応答信号A1をハンディターミナル3へ返信する。次に、ハンディターミナル3は、遠隔検針用通信端末1に対してパケットP2を送信し、遠隔検針用通信端末1は、パケットP2の受信に失敗する。その後、ハンディターミナル3は、遠隔検針用通信端末1に対してパケットP3を送信し、遠隔検針用通信端末1は、パケットP3の受信にも失敗する。
この場合、受信状態記憶部1kには、図3に示すパケット受信記録が記憶される。パケット受信記録は、自端末宛のパケットの受信成否(受信成功:○、受信失敗:×)、受信時刻、受信信号強度の各項目で構成される。受信成否の項目は、受信成否判定部1gによる受信成功・受信失敗の判定結果が格納される。受信時刻の項目は、パケットを受信した時刻が格納される。受信信号強度の項目は、RSSI部1eが出力するRSSI信号に基づいて、パケットの受信時刻における受信信号強度が設定される。
また、妨害波判定部1hは、妨害波が発生した場合に、この妨害波が電波法に基づいた通信によるものか否かを判定する。妨害波とは、信号処理部1fにおいて同期が取れない信号、自端末宛ではない信号等である。
ここで、通信は、電波法によって様々な取り決めが規定されている。そして、送受信部1bは、920MHz帯を用いた通信を行っており、920MHz帯を用いた通信には、キャリアセンスの有無、キャリアセンス時間の長さに応じて、例えば図4(a)〜(c)に示す送信時間の制限を設けることが規定されている。
図4(a)は、電波信号の送信を許可された100msecの許可期間T11と、電波信号の送信を禁止された100msecの禁止期間T12とを交互に繰り返す。
図4(b)は、電波信号の送信を許可された4secの許可期間T21と、電波信号の送信を禁止された50msecの禁止期間T22とを交互に繰り返す。
図4(c)は、電波信号の送信を許可された400msecの許可期間T31と、電波信号の送信を禁止された2msecの禁止期間T32とを交互に繰り返す。
パターン記憶部1jは、図4(a)〜図4(c)に示す許可期間、禁止期間の各情報(電波法で定められた信号発生パターンである合法パターン)を予め記憶している。
そして、妨害波判定部1hは、妨害波が発生した場合、パターン記憶部1jに記憶している合法パターンを参照して、この妨害波が電波法に基づいた通信によるものか否かを判定する。なお、合法パターンの種類は、図4(a)〜(c)に示すもの以外にあってもよい。
具体的に、妨害波判定部1hは、RSSI部1eが出力するRSSI信号から、妨害波の発生パターンを判別する。この妨害波の発生パターンとは、妨害波が発生する時間長さ、妨害波が発生する時間間隔等の特徴によって分類される。そして、妨害波判定部1hは、この妨害波の発生パターンが、パターン記憶部1jに記憶している合法パターンのいずれに合致するかを判定する。妨害波判定部1hは、妨害波の発生パターンが、パターン記憶部1jに記憶しているいずれかの合法パターンに合致する場合、受信した妨害波は電波法に基づいた通信によるものである(妨害波は合法である)と判定する。また、妨害波判定部1hは、妨害波の発生パターンが、パターン記憶部1jに記憶しているいずれの合法パターンにも合致しない場合、受信した妨害波は電波法に基づいた通信によるものではない(妨害波は違法である)と判定する。例えば、合法パターンに合致しない妨害波の発生パターンとして、図4(d)に示すように、禁止期間を設けずに電波信号を連続的に出力するパターンが挙げられる。
そして、妨害波判定部1hは、受信した妨害波が合法または違法であるかの判定結果を、妨害受信記録として受信状態記憶部1kに記憶させる。すなわち、妨害波判定部1hによって、妨害波の発生パターンが合法パターンに合致するか否かを判定することによって、電波法に基づかない違法な妨害波を識別することができる。
例えば、遠隔検針用通信端末1とハンディターミナル3との間で、図2に示す通信が行われた場合に、妨害波I1,I2が発生したとする。妨害波I1は、ハンディターミナル3がパケットP2を送信する直前に発生し、妨害波I2は、ハンディターミナル3がパケットP2を送信した直後に発生している。
この場合、受信状態記憶部1kには、図5に示す妨害受信記録が記憶される。妨害受信記録は、発生した妨害波の合法・違法の判定結果、受信時刻、受信信号強度の各項目で構成される。妨害波の合法・違法の項目は、妨害波判定部1hによる合法・違法の判定結果が格納される。受信時刻の項目は、妨害波を受信した時刻が格納される。受信信号強度の項目は、RSSI部1eが出力するRSSI信号に基づいて、妨害波の受信時刻における受信信号強度が設定される。
そして、通信障害判定部1iは、受信が失敗した時刻と妨害波を受信した時刻との差が30秒以下であり、且つ受信が失敗した時刻における受信信号強度が−95dBm以上である場合、受信の失敗は、妨害波が原因であると判定する。すなわち、通信障害判定部1iは、受信信号強度が高いにも関わらず受信失敗した原因は、受信失敗時刻の近傍で発生した妨害波であると判定する。ここで、本発明の妨害波時刻記憶部、障害時刻記憶部、信号強度記憶部は、受信状態記憶部1k(のパケット受信記録および妨害受信記録)で構成される。なお、この判定処理に用いる30秒、−95dBmの各値は一例であり、構成、環境等に応じて適宜設定すればよい。
具体的に、パケット受信記録(図3)、妨害受信記録(図5)を参照すると、受信失敗したパケットP2の受信時刻:14時12分30秒、違法妨害波I1の受信時刻:14時12分00秒、違法妨害波I2の受信時刻:14時13分00秒である。すなわち、パケットP2の受信時刻の前後30秒以内に妨害波I1,I2が発生している。さらに、パケットP2の受信信号強度は、−89dBmである。すなわち、パケットP2の受信信号強度は、−95dBm以上である。したがって、通信障害判定部1iは、パケットP2の受信失敗は、違法妨害波I1,I2が原因であると判定する。
また、パケット受信記録(図3)、妨害受信記録(図5)を参照すると、受信失敗したパケットP3の受信時刻:14時15分00秒、違法妨害波I1の受信時刻:14時12分00秒、違法妨害波I2の受信時刻:14時13分00秒である。すなわち、パケットP3の受信時刻の前後30秒以内に妨害波I1,I2は発生していない。さらに、パケットP3の受信信号強度は、−106dBmである。すなわち、パケットP3の受信信号強度は、−95dBm未満である。したがって、通信障害判定部1iは、パケットP3の受信失敗は、違法妨害波が原因ではなく、受信信号強度の不足が原因であると判定する。
したがって、通信障害判定部1iによって受信失敗の原因が特定されるので、供給事業者は、受信失敗の原因に応じて、受信失敗に対する対応、対策を実行することができる。
そして、演算処理部10は、通信障害判定部1iによって、違法妨害波による通信障害が発生したと判定された場合、違法妨害波による通信障害の発生通知(障害発生通知)を、親局2へ送信する。障害発生通知は、送信元の遠隔検針用通信端末1の識別情報、違法妨害波の受信時刻、違法妨害波の受信信号強度等の各情報が含まれる。
図6に示すように、親局2は、配下にある複数の遠隔検針用通信端末1とともに、遠隔検針用通信システムを構成している。なお、図6において、複数の遠隔検針用通信端末1を互いに区別するため、遠隔検針用通信端末1A,1B,1C,......の符号を付す。
そして、親局2は、各遠隔検針用通信端末1から障害発生通知を受信すると、図7に示す障害発生通知の受信履歴を作成する。親局2は、遠隔検針用通信端末1A,1B,1C,......の各位置関係を予め把握しており、各遠隔検針用通信端末1における違法妨害波の受信時刻、受信信号強度に基づいて、違法妨害波の発生源の位置を特定する。例えば、図7に示す障害発生通知の受信履歴では、遠隔検針用通信端末1A,1B,1C,1E,1G,1Hが同時刻に違法妨害波を受信しており、遠隔検針用通信端末1A,1Bにおける受信信号強度が最も高い。そこで、親局2は、遠隔検針用通信端末1A,1Bの間に違法妨害波の発生源があると判定し、その旨を供給事業者に通知する。したがって、供給事業者は、親局2から通知された内容を基にして、違法妨害波の発生源に対する対応、対策を実行することができる。
また、遠隔検針用通信端末1が他の遠隔検針用通信端末1を中継局としてマルチホップ通信を行う構成では、以下のように動作してもよい。遠隔検針用通信端末1は、他の遠隔検針用通信端末1に対して障害発生通知(妨害波に関する情報)をブロードキャスト送信する。したがって、各遠隔検針用通信端末1は、他の遠隔検針用通信端末1から送信された障害発生通知を受信することによって、他の遠隔検針用通信端末1で発生した違法妨害波の発生状況を把握することができる。そして、各遠隔検針用通信端末1は、自端末における違法妨害波の発生状況、他の遠隔検針用通信端末1における違法妨害波の発生状況に基づいて、違法妨害波の発生源の位置を特定し、親局2へ通知する。親局2は、各遠隔検針用通信端末1によって特定された違法妨害波の発生源の情報を供給事業者に通知する。したがって、供給事業者は、親局2から通知された内容を基にして、違法妨害波の発生源に対する対応、対策を実行することができる。
1 遠隔検針用通信端末
10 演算処理部
11 記憶部
1b 送受信部
1e RSSI部
1f 信号処理部
1g 受信成否判定部
1h 妨害波判定部
1i 通信障害判定部
1j パターン記憶部
1k 受信状態記憶部(妨害波時刻記憶部、障害時刻記憶部、信号強度記憶部)

Claims (5)

  1. 電波信号を送受信する送受信部を備えて、供給事業者から供給される供給媒体の需要家における使用量を表す検針情報を送信する遠隔検針用通信端末であって、
    前記送受信部が用いる周波数帯域で行われる通信に対して電波法で定められた信号発生パターンを予め記憶したパターン記憶部と、
    妨害波が発生した場合に、前記妨害波が前記電波法に基づいた通信によるものか否かを判定する妨害波判定部とを備え、
    前記信号発生パターンは、電波信号の送信を許可された許可期間と電波信号の送信を禁止された禁止期間とを交互に繰り返し、前記許可期間および前記禁止期間の各時間長さを規定したものであり、
    前記妨害波判定部は、前記送受信部が受信した妨害波の発生パターンが前記信号発生パターンに合致する場合、この妨害波は電波法に基づいた通信によるものであると判定し、前記送受信部が受信した妨害波の発生パターンが前記信号発生パターンに合致しない場合、この妨害波は電波法に基づいた通信によるものでないと判定する
    ことを特徴とする遠隔検針用通信端末。
  2. 前記妨害波を受信した時刻を記憶する妨害波時刻記憶部と、
    前記送受信部による電波信号の受信が失敗した時刻を記憶する障害時刻記憶部と、
    前記送受信部が受信した電波信号の強度を記憶する信号強度記憶部と、
    前記受信が失敗した時刻と前記妨害波を受信した時刻との差が所定時間以下であり、且つ前記受信が失敗した時刻における前記電波信号の強度が所定強度以上である場合、前記受信の失敗は、前記妨害波が原因であると判定する通信障害判定部と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の遠隔検針用通信端末。
  3. 請求項1または2記載の複数の遠隔検針用通信端末と、前記遠隔検針用通信端末との間で通信を行う親局とを備えることを特徴とする遠隔検針用通信システム。
  4. 前記遠隔検針用通信端末は、妨害波を検出した場合、この妨害波に関する情報を前記親局へ送信し、前記親局は、前記遠隔検針用通信端末のそれぞれから送信された前記妨害波に関する情報に基づいて、前記妨害波の発生源の位置を特定することを特徴とする請求項3記載の遠隔検針用通信システム。
  5. 前記遠隔検針用通信端末は、妨害波を検出した場合、この妨害波に関する情報を他の前記遠隔検針用通信端末へ送信し、他の前記遠隔検針用通信端末から送信された前記妨害波を受信した場合、自端末が検出した前記妨害波に関する情報、および他の前記遠隔検針用通信端末から送信された前記妨害波に関する情報に基づいて、前記妨害波の発生源の位置を特定し、この特定した前記妨害波の発生源の位置の情報を前記親局へ送信することを特徴とする請求項3記載の遠隔検針用通信システム。
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