JP5532242B2 - 無線データ通信システム - Google Patents

無線データ通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP5532242B2
JP5532242B2 JP2010185538A JP2010185538A JP5532242B2 JP 5532242 B2 JP5532242 B2 JP 5532242B2 JP 2010185538 A JP2010185538 A JP 2010185538A JP 2010185538 A JP2010185538 A JP 2010185538A JP 5532242 B2 JP5532242 B2 JP 5532242B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
transmission signal
transmission
communication system
data communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010185538A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012039585A (ja
Inventor
幹雄 坂上
Original Assignee
ジーコム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジーコム株式会社 filed Critical ジーコム株式会社
Priority to JP2010185538A priority Critical patent/JP5532242B2/ja
Publication of JP2012039585A publication Critical patent/JP2012039585A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5532242B2 publication Critical patent/JP5532242B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、電波を利用した無線通信システムに関するものであり、複数の装置が複数の周波数を用いて相互に通信をする技術に関するものである。
複数の装置間を無線によって接続して、それぞれの装置間でデータ通信を行う無線通信システムは、様々なセンサーのデータを無線で伝送して温度湿度管理やセキュリティー管理を行うシステムなどで多く採用されている。近年では、家庭や事業所に設置されている電力量計の計測データを収集して一括管理することで、電力需要の予測や発電量の制御を行うシステムが運用されている。
このような無線通信システムでは、ある範囲内に存在する複数のセンサーや電力量計などの計測装置とこれらを管理する装置との間で効率的に無線通信を行い、短時間でより多くのデータを収集することが求められる。センサーや計測装置は、狭い範囲に数多く存在する場合や広範囲に少数点在する場合などその設置状態は様々である。
このため各センサーや計測装置は、それぞれに無線の送受信機能を有して、相互に無線通信を行いながらデータをリレーするように伝送する無線ネットワークを形成して運用されることが多い。また、センサーや計測装置が密集している地域では、周波数の異なる複数の無線チャンネルを同時に使用してデータの伝送効率を高める必要がある。
一般的に送信する装置は、送信を行う前に使用する無線チャンネルの電波の強さを測定して、他の装置が同じ周波数の電波を使用していないことを確認した後に送信を開始するキャリアセンス機能を有する。使用する周波数帯域によっては電波法でその実装が義務づけられている。複数の無線チャンネルを用いて無線通信を行うシステムで、空いている無線チャンネルを検出して送信を開始するためにもこのキャリアセンス方式が用いられる。
受信側ではどの無線チャンネルで自局宛の通信が行われるかを検出してデータの受信を行うために、予め決められた使用する全無線チャンネルを順次受信して行き、自局宛の通信を検出できるようにしている。通信の有無を検出する方法としては、複数の無線チャンネルを出来るだけ短時間で検査するために最初の判定には受信電界強度(キャリアセンス)や後記するプリアンブル検出などの方法が用いられる。
図2は、送信信号のフレーム構成を示したもので、通信開始予告信号2、フレーム同期信号3、送信先アドレス4、識別符号(送信元アドレス)5、ペイロード6で構成されている。受信側では全チャンネル(図2では全4チャンネル)を順次受信して通信予告信号2を検出する。通信予告信号を確実に捕らえるために通信予告信号2の期間は、受信側が全チャンネルをスキャンする期間と同じかそれより多少長くなっている。
一般的に通信予告信号2は、1、0、1、0を所定の通信速度で繰り返すプリアンブルで、受信側は、キャリアセンスあるいはプリアンブル検出等によってこれを検出した後フレーム同期信号3でデータの開始位置の同期をとり、送信先アドレス4の情報を得る。送信先アドレスが自局宛ではないときはこの時点で受信を打ち切り、次のチャンネルの検出に移行する。自局宛の通信である場合は、それ以降のすべてのデータを受信する。
上記の通信システムにおいて図3に示すような通信が行われたときの動作について説明する。図3の例は、4チャンネルを使用する通信システムであり、ch2で他の受信機に向けた送信信号が存在し、ほぼ同時にch4を使って自局宛の送信が行われた状態である。
ch1から順に通信予告信号の検出を行っていくとch2で通信予告信号が検出されるため、引き続きフレーム同期信号と送信先アドレスを受信する。送信先アドレスを受信した時点でこの送信信号が自局宛では無いことがわかるので、このch2の受信を中止し次チャンネルの受信に移行する。ch4には自局宛の送信信号が存在するが、この受信機がch4の受信を開始したときには既に通信予告信号期間が終了しているためch4の送信信号が無くなるまで受信し続けても通信開始予告信号やフレーム同期信号を検出することはできない。従ってこの送信信号のデータは、目的の受信機で受信されることはない。
このような通信の不達は、装置の数や無線チャンネル数が多くなるほど発生する確率が高くなり、無線通信システム全体での有効なデータ通信量が著しく低下し、実用面で大きな障害となる。
本発明が解決しようとする課題は、複数の装置が周波数の異なる複数のチャンネルで無線通信を行う無線データ通信システムで、受信側の装置が送信信号を確認するときに、同時に稼働している他の装置の自身宛ではない通信の存在で送信信号の確認時間が長くならないようにし、通信の効率を高めることである。
本発明では、次に示す手段をもって上記課題を解決する。
複数の装置間で予め設定された、周波数が異なる複数のチャンネルを使ってデータ通信を行う無線データ通信システムであり、受信側は、送信側からの送信信号の存在を確認する手段(受信電界強度判定やプリアンブル検出など)を具備し、送信信号の存在確認のための受信動作を一定期間で前記チャンネル毎に順次繰り返し行い、送信側は、送信すべきペイロードに先立ち受信側が前記すべてのチャンネルで送信信号を確認するのに必要な期間より長い時間の通信開始予告信号(例えばプリアンブル)に続いてフレーム同期信号と送信先のアドレス等を送信し、送信信号の存在を検出した受信側は、さらに受信を続けて受信すべき有効信号と判断したときに、引き続きペイロードを受信する無線データ通信システムに於いて、受信すべき有効な通信ではないと判断したときはその時点で受信動作を中止してそのチャンネルを前記受信側の装置内に記憶して他のチャンネルの送信信号確認動作に移行し、前記受信側で再度記憶したチャンネルでの送信信号確認を行ったときにもまだ送信信号が確認された場合は、その時点で他のチャンネルの送信信号確認動作に移行し、送信信号が確認されなかった場合は、このチャンネルを前記の記憶から削除することを特徴とする無線データ通信システムとする。
本発明は、他の装置間で使用されている無線チャンネルのチャンネル番号等を受信側装置内に記憶しておくことで、自局宛ではない送信信号における無用な検出時間を少なくでき、無線通信システムのデータ伝送効率を向上させることができる。
図1に示したのは、本発明の実施例である。ch1から順に通信予告信号の検出を行っているが、ch2で通信開始予告信号を検出し送信先アドレスまで受信したところで自局宛ではないことがわかるので受信を打切り、且つこのチャンネルが他装置間の通信で使用されているものとして受信側装置内部に記憶してから次のチャンネルの検出に移行する。
次のch2の検出期間でも送信信号が検出されるが、前記記憶内容に基づきこの信号は他の装置間の通信であるとしてch2の受信は短時間で打切り、次のチャンネルの検出に移行することで無駄な検出時間を削減している。3回目のch2の検出期間では送信信号が検出されないので、前記記憶からこのチャンネルの情報を削除して次のチャンネルの検出に移行する。
以上の動作を前記図3と同じ状況に当てはめて説明しているのが図4である。図3の従来の方法では2度目の送信信号でもch4を受信することはできないが、本発明の方式を採用すると、2度目のch2の送信信号の確認を短時間で打ち切るためch4の通信開始予告信号を逃さず、その後に続くフレーム同期信号、送信先アドレス、ペイロードまで受信することが可能である。
本発明の無線通信システムを動作させるための構成を図5に示す。無線通信を行うためのアンテナ7,受信装置8、送信装置9。これらを制御するマイクロプロセッサ10とプログラムおよび前記他の装置間通信に使用されているチャンネルの番号や識別符号を記憶するためのメモリ11である。各種センサーや計測装置12は、無線通信システムの構成要素として必須ではない。
本発明の通信システム 従来の通信システムの動作例 送信フレーム構成 本発明の通信システムの動作例 本発明の通信システムの構成
1 送信信号確認および受信期間
2 通信開始予告信号
3 フレーム同期信号
4 送信先アドレス
5 識別符号(送信元アドレス)
6 ペイロード
7 アンテナ
8 受信装置
9 送信装置
10 マイクロプロセッサ
11 メモリ
12 各種センサー、計測装置など

Claims (1)

  1. 複数の装置間で予め設定された、周波数が異なる複数のチャンネルを使ってデータ通信を行う無線データ通信システムであり、受信側は、送信側からの送信信号の存在を確認する手段(受信電界強度判定やプリアンブル検出など)を具備し、送信信号の存在確認のための受信動作を一定期間で前記チャンネル毎に順次繰り返し行い、送信側は、送信すべきペイロードに先立ち受信側が前記すべてのチャンネルで送信信号を確認するのに必要な期間より長い時間の通信開始予告信号(例えばプリアンブル)に続いてフレーム同期信号と送信先のアドレス等を送信し、送信信号の存在を検出した受信側は、さらに受信を続けて受信すべき有効信号と判断したときに、引き続きペイロードを受信する無線データ通信システムに於いて、受信すべき有効な通信ではないと判断したときはその時点で受信動作を中止してそのチャンネルを前記受信側の装置内に記憶して他のチャンネルの送信信号確認動作に移行し、前記受信側で前記記憶したチャンネルで再度送信信号確認を行ったときにもまだ送信信号が確認された場合は、その時点で他のチャンネルの送信信号確認動作に移行し、送信信号が確認されなかった場合は、このチャンネルを前記の記憶から削除することを特徴とする無線データ通信システム。
JP2010185538A 2010-08-05 2010-08-05 無線データ通信システム Active JP5532242B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010185538A JP5532242B2 (ja) 2010-08-05 2010-08-05 無線データ通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010185538A JP5532242B2 (ja) 2010-08-05 2010-08-05 無線データ通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012039585A JP2012039585A (ja) 2012-02-23
JP5532242B2 true JP5532242B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=45851024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010185538A Active JP5532242B2 (ja) 2010-08-05 2010-08-05 無線データ通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5532242B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012039585A (ja) 2012-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2601076C (en) Method, system, apparatus, and computer program product for determining a physical location of a sensor
CN102232310B (zh) 分布式天线系统的监测系统、设备和方法
JP2008530939A (ja) 特殊な受信時間枠を採用した無線id(rfid)タグおよびその方法
RU2015156654A (ru) Беспроводная индуктивная передача энергии
US20110298634A1 (en) Apparatus And Method For Priority Addressing And Message Handling In A Fixed Meter Reading Network
US20130343353A1 (en) Internet Of Things long range many units communication networks
MY151649A (en) Self-detection of a modulating carrier and an optimum carrier in a downhole telemetry system
JP2004173123A (ja) 計測情報送信装置及び多点計測情報収集システム
JP2011114443A (ja) 通信装置および電力量計
JP2009271731A (ja) センシングシステム
JP5532242B2 (ja) 無線データ通信システム
JP4501787B2 (ja) 火災報知システム
JP6478871B2 (ja) 無線通信システム及び無線通信装置
EP2866461B1 (en) Signal collecting apparatus, periodic signal transmitting apparatus and signal collecting system
JP4965917B2 (ja) 火災報知システム
JP6004341B2 (ja) 遠隔検針用通信端末、および遠隔検針用通信システム
US20090197531A1 (en) Method and system for patching a communication line using magneto-inductive signals
US9736789B2 (en) Power line communication-based local hotspot with wireless power control capability
JP4965918B2 (ja) 火災報知システム
JP5370078B2 (ja) 無線検針装置
WO2014156156A1 (ja) 電力量計、電力量計量システム
JP5480708B2 (ja) 無線通信システム
JP2013106335A (ja) 無線装置
EP2790335A1 (en) Wireless communication system
JP2011250023A (ja) 無線通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130730

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140312

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5532242

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250