JP6003586B2 - クラスタリングプログラム、クラスタリング方法、およびクラスタリング装置 - Google Patents

クラスタリングプログラム、クラスタリング方法、およびクラスタリング装置 Download PDF

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Description

本発明は、クラスタリングプログラム、クラスタリング方法、およびクラスタリング装置に関する。
従来、データをいくつかのグループに分類するクラスタリング技術がある。たとえば、クラスタリングを用いて、店舗での購買における消費者の購買行動を調査する技術が知られている(たとえば、下記特許文献1〜5を参照。)。
特表2002−531897号公報 特開2011−133945号公報 特開平11−25169号公報 特開2002−259667号公報 特開2009−169698号公報
しかしながら、従来では、消費者の購買行動は様々であるため、消費者の購買行動の傾向を分析することが困難である。
1つの側面では、本発明は、消費者の購買行動の傾向の分析を容易にすることを可能とするクラスタリングプログラム、クラスタリング方法、およびクラスタリング装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、第1の期間と前記第1の期間より時間的に後の第2の期間における複数の消費者のそれぞれの購買履歴情報を取得し、前記第1の期間における前記複数の消費者のそれぞれの購買履歴情報と、前記第2の期間における該複数の消費者のそれぞれの購買履歴情報とを比較して、前記第1の期間では購入されていたが、前記第2の期間では購入されなくなった商品又はサービスと、前記第1の期間では購入されていなかったが、前記第2の期間では購入されるようになった商品又はサービスとを該複数の消費者のそれぞれの特徴情報として特定し、特定した特徴情報の共通性に基づいて、クラスタリング処理を行って、複数の購買グループを生成するクラスタリングプログラム、クラスタリング方法、およびクラスタリング装置が提案される。
本発明の一態様によれば、消費者の購買行動の傾向の分析を容易にすることを可能とする。
図1は、クラスタリング装置による一動作例を示す説明図である。 図2は、クラスタリング装置の適用例を示す説明図である。 図3は、クラスタリング装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4は、購買履歴情報例を示す説明図である。 図5は、クラスタリング装置の機能的構成を示すブロック図である。 図6は、特定例を示す説明図である。 図7は、生成された購買グループの出力例を示す説明図である。 図8は、クラスタリング装置によるクラスタリング処理手順例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかるクラスタリングプログラム、クラスタリング方法、およびクラスタリング装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、クラスタリング装置による一動作例を示す説明図である。クラスタリング装置100は、購入商品又は購入サービスの変化の共通性に基づき複数の消費者をクラスタリングするコンピュータである。ここで消費者が購入するものは、商品であっても、サービスであってもよい。購買履歴情報には、消費者を示す識別情報と、当該消費者が購入した商品又はサービスを示す識別情報と、が関連付けられて記憶される。購買履歴情報は、ディスクなどの記憶装置によって実現される。
商品の場合、購買履歴情報には、製品単位で製品の名称などの製品を示す識別情報が消費者の購入履歴として登録されてもよいし、製品の総称が消費者の購入履歴として登録されてもよい。製品の総称は、たとえば、スーパーマーケットにおける消費者の購買履歴情報であれば、生鮮食品、加工食品や日販品などが挙げられる。また、サービスの場合、購買履歴情報には、具体的なサービス単位でサービスを示す識別情報が消費者の購入履歴として登録されてもよいし、サービスの総称が登録されてもよい。サービスの総称は、たとえば、国内旅行関連のサービスに関する購買履歴情報であれば、九州や関東などの地域名、県名、や温泉地名などが挙げられる。ここでは、商品を例に挙げて説明する。購買履歴情報の具体例は、後述する図4に示す。
たとえば、消費者のライフスタイルの変化に伴って、ある時期を境にして消費者の購買行動が変化する場合がある。具体的に消費者の購買行動の変化とは、たとえば、商品A,B,Cを多く購入していた消費者が、1年後に商品B,C,Dを多く購入するようになる場合などである。図1に示すように、2010年中や2011年中などの年単位で消費者が購入した商品の識別情報によって複数の消費者の識別情報がクラスタリングされると、2010年中については購買グループGx1〜Gxm(m≧2)が生成される。2011年中については、購買グループGy1〜Gyl(l≧2)が生成される。購買グループGx1〜Gxmや購買グループGy1〜Gylのように、年ごとに同様の商品を購入している消費者の識別情報が同一の購買グループにグルーピングされるが、購買行動は種々あるため、消費者の購買行動の傾向が不明確である。
そこで、クラスタリング装置100は、第1の期間では購入されていたが、第2の期間では購入されなくなった商品と、第1の期間では購入されていなかったが、第2の期間では購入されるようになった商品とを複数の消費者のそれぞれの特徴情報として特定する。ここでは、第1の期間および第2の期間を年単位として、たとえば、第1の期間を2010年中とし、第2の期間を2011年中とする。
そして、クラスタリング装置100は、各消費者の識別情報について特定された特定結果を特徴情報としてクラスタリング処理を行うことにより、複数の購買グループGz1〜Gzn(n≧2)を生成する。クラスタリング処理の詳細な方法については、特に限定しない。
これにより、購買行動の変化が同様である消費者が同一の購買グループに分類される。また、購買行動に変化がない消費者が同一の購買グループに分類される。したがって、消費者の購買行動の変化の分析の容易化を図ることができる。
また、クラスタリング装置100は、2つの期間の少なくともいずれかの期間で購入された各商品について、第1の期間と第2の期間との当該商品の購入数の相違を示す情報を消費者の識別情報ごとに特定してもよい。そして、クラスタリング装置100は、消費者の識別情報ごとに特定された相違を示す情報を特徴情報としてクラスタリング処理を行うことにより、複数の購買グループを生成してもよい。
図1の例では、購買グループGz1には、商品A,B,Cについては増加傾向にあり、商品Dについては減少傾向にある消費者が分類される。購買グループGz2には、商品A,B,Cについては減少傾向にあり、商品Dについては増加傾向にある消費者が分類される。購買グループGz3には、商品A,B,C,Dのすべてについて増加傾向にある消費者が分類される。購買グループGz4には、商品A,B,C,Dのすべてについて減少傾向にある消費者が分類される。
このように、クラスタリング装置100によれば、購買行動の変化が似ている消費者を同一のグループとすることが可能となる。購買行動の変化が似ている消費者はライフスタイルの変化が同様である可能性が高い。購買行動の分析者は、生成された購買グループを参照するだけで、どのような消費者に同様の購買行動の変化が発生したかを判別することができる。したがって、各消費者のライフスタイルの変化の違いを考慮した購買状況の分析が可能となる。
図1の例では、分析者は、購買グループGz1や購買グループGz2には買い回りが変化している消費者が属していると判別することができる。たとえば、分析者は、購買グループGz3には購買が増加している消費者が属していると判別することができ、購買グループGz4には購買が減少している消費者が属していると判別することができる。
また、分析者は、各購買グループについて、どのような消費者が分類されているかを詳細に分析してもよい。また、分析者は、購買グループ間を比較することにより、消費者全体の購買行動の分析を行ってもよい。
また、第1の期間と第2の期間とを年単位の期間としているが、年単位に限らず、時間単位、日単位、月単位、季節単位などであってもよく、第1の期間と第2の期間とについては特に限定しない。
以降、クラスタリング装置100による動作について、図2から図8を用いて詳細に説明する。
図2は、クラスタリング装置の適用例を示す説明図である。インターネットやテレビなどを利用した販売や実際の店舗を利用した販売などによって消費者の購買履歴を示す購買履歴情報が得られる。本実施の形態では、第1の期間についての第1の購買履歴情報401と、第2の期間についての第2の購買履歴情報402と、が利用される。第1の購買履歴情報401と第2の購買履歴情報402の詳細例は、図4に示す。クラスタリング装置100は、異なる2つの購入期間における各消費者の第1の購買履歴情報401と第2の購買履歴情報402とを取得すると、購入商品の変化の共通性に基づき複数の消費者をクラスタリングすることにより、購買グループを生成する。たとえば、クラスタリング装置100は、分析者が操作可能な装置200にクラスタリング結果を出力してもよい。分析者は、クラスタリング結果に基づいて、各消費者の購買行動の傾向を分析することができる。
(クラスタリング装置100のハードウェア構成例)
図3は、クラスタリング装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、クラスタリング装置100は、CPU(Central Processing Unit)301と、ROM(Read−Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303と、ディスクドライブ304と、ディスク305と、ネットワークI/F(InterFace)306と、を有する。また、各部はバス300によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU301は、クラスタリング装置100の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがってディスク305に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク305は、ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記憶する。
ネットワークI/F306は、通信回線を通じてLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどのネットワークNETに接続され、このネットワークNETを介して装置200などの他の装置に接続される。そして、ネットワークI/F306は、ネットワークNETと内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。ネットワークI/F306には、たとえば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
また、図2および図3で示すように、クラスタリング装置100がサーバのようなプロセッサの性能が高い例を挙げているが、これに限らず、PC(Personal Computer)などであってもよい。そのため、クラスタリング装置100は、キーボードやマウスなどの入力装置やディスプレイなどの出力装置を有していてもよい。
(購買履歴情報例)
図4は、購買履歴情報例を示す説明図である。第1の購買履歴情報401は、第1の期間における複数の消費者の各々が購入した購買履歴を示す情報である。第2の購買履歴情報402は、第2の期間における複数の消費者の各々が購入した購買履歴を示す情報である。
たとえば、第1の購買履歴情報401と第2の購買履歴情報402は、商品名、会員番号、その他などのフィールドを有する。各フィールドに情報が設定されることにより、レコードが記憶される。第1の購買履歴情報401と第2の購買履歴情報402は、ROM302、ディスク305などの記憶装置によって実現される。
商品名のフィールドには、消費者によって購入された商品の識別情報として商品名が登録される。ここでは、商品の識別情報を商品名としているが、これに限らず、商品に付された番号などであってもよい。会員番号のフィールドには、消費者の識別情報として、分析対象となる店舗の会員番号が登録される。ここでは、消費者の識別情報を会員番号としているが、これに限らず、たとえば、消費者の氏名などであってもよい。その他のフィールドには、商品の購入に関する商品名と会員番号以外のその他の情報が登録される。たとえば、その他の情報は、商品の購入日時、商品の分類などの商品の属性情報、消費者の性別や年齢などの消費者の属性情報などが挙げられるが、ここでは、特に限定しない。
また、ここでは、第1の期間を2010年中とし、第1の期間より時間的に後の第2の期間を2011年中として、2010年中の第1の購買履歴情報401と、2011年中の第2の購買履歴情報402と、がある。
(クラスタリング装置100の機能的構成例)
図5は、クラスタリング装置の機能的構成を示すブロック図である。クラスタリング装置100は、取得部501と、特定部502と、生成部503と、出力部504と、を有する。各部の処理は、たとえば、CPU301がアクセス可能な記憶装置に記憶されたクラスタリングプログラムにコーディングされる。そして、CPU301が記憶装置から情報処理プログラムを読み出して、クラスタリングプログラムにコーディングされている処理を実行する。これにより、各部の処理が実現される。また、各部の処理結果は、たとえば、RAM303、ディスク305などの記憶装置に記憶される。
取得部501は、第1の購買履歴情報401と第2の購買履歴情報402とを取得する。具体的には、たとえば、取得部501は、ネットワークI/F306によって、ネットワークNETを介して、他の装置から取得してもよいし、RAM303、ディスク305などの記憶装置から取得してもよい。
特定部502は、第1の購買履歴情報401と、第2の購買履歴情報402と、を比較して、第1の期間では購入されていたが、第2の期間では購入されなくなった商品またはサービスを複数の消費者のそれぞれの特徴情報として特定する。また、特定部502は、第1の購買履歴情報401と、第2の購買履歴情報402と、を比較して、第1の期間では購入されていなかったが、第2の期間では購入されるようになった商品またはサービスを複数の消費者のそれぞれの特徴情報として特定する。
また、特定部502は、第1の期間および第2の期間の少なくともいずれかに購入された商品の各々について、第1の期間と第2の期間とにおける購入数の相違を示す情報を特定する。本実施の形態では、第1の期間と第2の期間とにおける購入数の相違を示す情報は、たとえば、第1の期間に対する第2の期間における購入数の増減を示す情報とするが、これに限らず、購入数の相違を示していればよい。ここでは、購入数の増減を示す情報は、増または減のいずれか一方を示している情報としているが、これに限らず、たとえば、どの程度増または減したかを示す増減の割合を示す情報などであってもよいため、特に限定しない。つぎに、図6を用いて特定の具体例を説明する。
図6は、特定例を示す説明図である。たとえば、特定部502は、第1の購買履歴情報401と第2の購買履歴情報402とのいずれにも含まれる会員番号を特定する。たとえば、会員番号“100355xxxx”を含むレコードは、第1の購買履歴情報401のみにある。一方、会員番号“100354xxxx”,“100356xxxx”を含むレコードは、第1の購買履歴情報401と第2の購買履歴情報402とのいずれにもあるため、会員番号“100354xxxx”,“100356xxxx”が特定される。
つぎに、たとえば、特定部502は、特定された会員番号のうちの未選択の会員番号から1つの会員番号を選択する。図6の例では、まず、会員番号“100354xxxx”が選択される。特定部502は、第1の購買履歴情報401から選択した会員番号を含むレコードを抽出し、特定部502は、第2の購買履歴情報402から選択した会員番号を含むレコードを抽出する。そして、特定部502は、第1の期間と第2の期間との各々について、抽出したレコードから各商品名を取得する。図6の例では、商品名の順に並び替えてある。
つぎに、特定部502は、第1の期間について取得した商品名と、第2の期間について取得した商品名と、を比較する。これにより、特定部502は、第1の期間および第2の期間の少なくともいずれかに購入された商品の各々について、第1の期間に対する第2の期間における購入数の増減を示す情報をクラスタリングの特徴情報600として特定する。
図6では、商品1の購入は2010年中に対して2011年中に増加し、商品2の購入は2010年中に対して2011年中に減少し、商品3の購入は2010年中に対して2011年中に増加する例を示す。そのため、特定部502は、たとえば、商品1および商品3については、増加を示す“上向きの三角印”を付し、商品2については、減少を示す“下向きの黒塗り三角印”を付した情報をクラスタリングの特徴情報600とする。特徴情報600は、RAM303、ディスク305などの記憶装置に記憶される。また、上述したように、各商品について購入数の増減を示す情報が生成される例を示しているが、各商品について購入数が何[%]増減したかなどの購入数の増減の程度を示す情報が生成されてもよい。
生成部503は、特定部502によって特定された特徴情報600の共通性に基づいて、クラスタリング処理を行って、複数の購買グループを生成する。クラスタリング処理の詳細については、特に限定しないが、たとえば、生成部503は、特徴情報600が同一である消費者の識別情報を同一の購買グループにクラスタリングしてもよい。または、たとえば、生成部503は、特徴情報600の一部が共通している消費者の識別情報を同一の購買グループにクラスタリングしてもよい。または、たとえば、生成部503は、特徴情報600の共通性を示す値を導出して、導出した値の近さによってクラスタリングしてもよい。
出力部504は、生成結果を出力する。出力形式としては、たとえば、RAM303、ディスク305などの記憶装置に記憶させてもよいし、ネットワークNETを介して装置200などの他の装置の記憶装置に記憶させてもよい。または、出力形式としては、ネットワークNETを介して他の装置のディスプレイに表示させてもよい。
図7は、生成された購買グループの出力例を示す説明図である。図7には、食品を扱う店舗の消費者の購買行動の変化が分析される例を示し、購買グループごとに消費者の人数をグラフにした例を示す。たとえば、分析者は、購買グループG1〜G5の各々について、より詳細に購買行動を分析してもよい。
たとえば、購買グループG1には、弁当や総菜の購入が増加傾向にあり、食材の購入が減少傾向にある消費者を示す識別情報が分類される。たとえば、分析者によって、購買グループG1に識別情報が分類された消費者は「料理する時間がなくなった人」、または「調理する必要がなくなった人」などであるため、ライフスタイルに変化が発生した可能性が高い人というような分析が行われてもよい。
たとえば、購買グループG2には、食材の購入が増加傾向にあり、弁当や総菜の購入が減少傾向にある消費者を示す識別情報が分類される。たとえば、分析者によって、購買グループG2に識別情報が分類された消費者は「料理する時間が増えた人」や「調理する必要が発生した人」などと推測できるため、ライフスタイルに変化が発生した可能性が高い人というような分析が行われてもよい。
たとえば、購買グループG3には、パン・乳製品というような日配品の購入が増加傾向にある消費者を示す識別情報が分類される。たとえば、分析者によって、購買グループG3に識別情報が分類された消費者はお店の定期利用を始めた可能性が高い人というような分析が行われてもよい。
たとえば、購買グループG4には、食材、弁当や総菜の購入が減少傾向であり、日配品の購入が増加傾向である消費者を示す識別情報が分類される。たとえば、分析者によって、購買グループG4に識別情報が分類された消費者はお店の定期利用を始めた可能性が高い人というような分析が行われてもよい。
たとえば、購買グループG5には、お料理セット・冷食の購入が増加傾向にある消費者を示す識別情報が分類される。たとえば、分析者によって、購買グループG5に識別情報が分類された消費者は調理を行うが調理時間を短縮したいような人であるというような分析が行われてもよい。
また、たとえば、分析者によって、購買グループ間を比較することにより、消費者全体の購買行動の分析が行われてもよい。たとえば、分析者によって、購買グループG2に属する識別情報を示す消費者が他の購買グループG1,G3〜G5と比較して多いため、店舗を利用する消費者に料理を行うような変化が発生した消費者が増加しているというような分析が行われてもよい。また、たとえば、分析者によって、購買グループG3,G4に属する識別情報を示す消費者が他の購買グループG1,G2,G5と比較して少ないため、この店舗では、2011年中に新規に定着した消費者が少なかったというような分析が行われてもよい。
(クラスタリング処理手順例)
図8は、クラスタリング装置によるクラスタリング処理手順例を示すフローチャートである。クラスタリング装置100は、第1の期間についての購買履歴情報と、第2の期間についての購買履歴情報と、を取得する(ステップS801)。クラスタリング装置100は、2期間の購買履歴情報から、2期間のいずれにも登録された消費者の識別情報を含むレコードを抽出する(ステップS802)。クラスタリング装置100は、2期間のいずれにも登録された消費者の識別情報のうち、未選択な消費者の識別情報があるか否かを判断する(ステップS803)。
未選択な消費者の識別情報がある場合(ステップS803:Yes)、クラスタリング装置100は、未選択な消費者の識別情報から1つの消費者の識別情報を選択する(ステップS804)。クラスタリング装置100は、抽出したレコードから、選択した消費者の識別情報を含むレコードを期間ごとに選択する(ステップS805)。クラスタリング装置100は、選択したレコードから、期間ごとに“消費者の識別情報”と“商品名”を取得する(ステップS806)。
クラスタリング装置100は、第1および第2の期間で購入された各商品について、第1の期間と第2の期間との購入数の相違を示す情報を特徴情報として特定する(ステップS807)。クラスタリング装置100は、選択した消費者の識別情報と特徴情報とを関連付けて出力する(ステップS808)。
未選択な消費者の識別情報がない場合(ステップS803:No)、クラスタリング装置100は、特徴情報に基づいてクラスタリングし(ステップS809)、クラスタリング結果を出力し(ステップS810)、一連の処理を終了する。
以上説明したように、クラスタリング装置は、2つの異なる期間についての各消費者が購入した商品の差分を特定し、商品の差分に基づいて複数の消費者をクラスタリングする。これにより、購買行動の変化が似ている消費者を同一のグループとすることが可能となる。したがって、消費者の購買行動の傾向の分析を容易化することができる。たとえば、購買行動の傾向が似ている消費者同士は、ライフスタイルの変化が似ている可能性が高い。したがって、購買行動の変化が似ている消費者を同一のグループとすることにより、消費者の購買行動は様々であっても、各消費者のライフスタイルの変化の違いを考慮した購買状況の分析を可能にする。
また、クラスタリング装置は、2つの異なる期間の少なくともいずれかで購買された商品の各々についての第1の期間と第2の期間との購入数の相違を示す情報を特徴情報としてクラスタリング処理を行う。これにより、購入商品の増加傾向と購入商品の減少傾向とが同様である消費者を同一の購買グループに分類させることができる。
なお、本実施の形態で説明したクラスタリング方法は、予め用意されたクラスタリングプログラムをPCやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本クラスタリングプログラムは、フラッシュメモリやディスク等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本クラスタリングプログラムは、インターネット等のネットワークNETを介して配布されてもよい。
100 クラスタリング装置
401,402 購買履歴情報
501 取得部
502 特定部
503 生成部
504 出力部
Gz1〜Gzn,G1〜G5 購買グループ

Claims (3)

  1. 第1の期間と前記第1の期間より時間的に後の第2の期間における複数の消費者のそれぞれの購買履歴情報を取得し、
    前記第1の期間における前記複数の消費者のそれぞれの購買履歴情報と、前記第2の期間における該複数の消費者のそれぞれの購買履歴情報とを比較して、前記第1の期間では購入されていたが、前記第2の期間では購入されなくなった商品又はサービスと、前記第1の期間では購入されていなかったが、前記第2の期間では購入されるようになった商品又はサービスと、前記第1の期間と前記第2の期間との少なくともいずれかの期間において購入された商品又はサービスの各々について前記第1の期間に対する前記第2の期間における購入数の増減の度合いを示す情報と、を該複数の消費者のそれぞれの特徴情報として特定し、
    特定した特徴情報の共通性に基づいて、クラスタリング処理を行って、複数の購買グループを生成する、
    処理をコンピュータに実行させるクラスタリングプログラム。
  2. 第1の期間と前記第1の期間より時間的に後の第2の期間における複数の消費者のそれぞれの購買履歴情報を取得し、
    前記第1の期間における前記複数の消費者のそれぞれの購買履歴情報と、前記第2の期間における該複数の消費者のそれぞれの購買履歴情報とを比較して、前記第1の期間では購入されていたが、前記第2の期間では購入されなくなった商品又はサービスと、前記第1の期間では購入されていなかったが、前記第2の期間では購入されるようになった商品又はサービスと、前記第1の期間と前記第2の期間との少なくともいずれかの期間において購入された商品又はサービスの各々について前記第1の期間に対する前記第2の期間における購入数の増減の度合いを示す情報と、を該複数の消費者のそれぞれの特徴情報として特定し、
    特定した特徴情報の共通性に基づいて、クラスタリング処理を行って、複数の購買グループを生成する、
    処理をコンピュータが実行するクラスタリング方法。
  3. 第1の期間と前記第1の期間より時間的に後の第2の期間における複数の消費者のそれぞれの購買履歴情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記第1の期間における前記複数の消費者のそれぞれの購買履歴情報と、前記取得部によって取得された前記第2の期間における該複数の消費者のそれぞれの購買履歴情報とを比較して、前記第1の期間では購入されていたが、前記第2の期間では購入されなくなった商品又はサービスと、前記第1の期間では購入されていなかったが、前記第2の期間では購入されるようになった商品又はサービスと、前記第1の期間と前記第2の期間との少なくともいずれかの期間において購入された商品又はサービスの各々について前記第1の期間に対する前記第2の期間における購入数の増減の度合いを示す情報と、を該複数の消費者のそれぞれの特徴情報として特定する特定部と、
    前記特定部によって特定された特徴情報の共通性に基づいて、クラスタリング処理を行って、複数の購買グループを生成する生成部と、
    を有するクラスタリング装置。

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