JP6003219B2 - グリップ被覆体セット - Google Patents

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Description

本発明は、テニスラケット、バトミントンラケット等のラケットのグリップ部に装着されるグリップ被覆体のセットに係り、詳しくは、ラケットの全長を変更することを可能とするためのグリップ被覆体セットに関する。また、本発明は、グリップ被覆体を備えたラケットに関する。
特許文献1,2に記載されているように、テニスラケット等のグリップ部にゴム、エラストマー、又は合成樹脂等の弾性材料よりなるグリップ被覆体を装着することが行われている。このグリップ被覆体をそのままプレーヤーが握ることもあるが、このグリップ被覆体の上にレザー又は合成樹脂等よりなる表装材を装着することもある。
特許文献3には、ラケットフレーム本体に対しグリップをねじ込みにより着脱可能に連結したラケットが記載されている。グリップを長さの異なるものと交換することにより、ラケットの全長を変更することができる。
特開2004−141196 特開2006−223601 特開平11−47315
上記特許文献3において、グリップを長さの異なるものに交換した場合、グリップの重量も変わるところから、ラケットの重量やバランスが変化し、プレーヤーにとって振り易さ等が微妙に変化する。
本発明は、グリップ被覆体として重量は同一であるがグリップ部の挿入深さが異なるものを複数個用意するか、又は挿入深さを変更可能なグリップ被覆体を用意しておき、ラケットに装着するグリップ被覆体の挿入深さを変えることにより、ラケットの全重量を変えることなくラケットの全長を変えることができるグリップ被覆体セット及びラケットを提供することを目的とする。
本発明のグリップ被覆体セットは、ラケットのグリップ部が装着される内孔を備えたグリップ被覆体を複数個有するグリップ被覆体セットであって、各グリップ被覆体の重量が同一であり、各グリップ被覆体は、それぞれ内孔へのグリップ部の挿入深さを決めるための挿入深さ位置決め部を有しており、各グリップ被覆体毎に内孔へのグリップ部挿入深さが異なるように各グリップ被覆体の該挿入深さ位置決め部が設けられていることを特徴とするものである。
本発明のグリップ被覆体セットにおいては、各グリップ被覆体の長さが同一であることが好ましい。
本発明では、内孔の最奥部に硬質合成樹脂よりなるインサートが設けられていてもよい。この場合、該挿入深さ位置決め部として、グリップ被覆体のインサートの内周面に、ラケットのグリップ部の先端が当接する段部が設けられていてもよい。
本発明では、一部のグリップ被覆体の厚みが他のグリップ被覆体と異なってもよい。
本発明のグリップ被覆体セットの各グリップ被覆体は、重量が同一であるが、グリップ部の挿入深さが異なる。そのため、ラケットに対しグリップ被覆体セットの中から挿入深さの異なるグリップ被覆体を選んでラケットグリップ部に装着することにより、ラケットの全重量を変えることなくラケットの全長を変えることができる。
本発明では、グリップ被覆体を交換しても、各グリップ被覆体の重量が同一であるので、ラケットの重量や振り抜き感などが変化しないものとなる。
グリップ被覆体セットの各グリップ被覆体の長さを同一としておくと、グリップ被覆体を交換しても外観上の違和感が生じない。
グリップ被覆体セットの一部のグリップ被覆体として、厚みが同一セット内の他のグリップ被覆体と異なるものを用意しておくと、プレーヤーに適する厚みのグリップ被覆体セットを選んでグリップ部に装着することにより、個々のプレーヤーにマッチしたグリップ太さのラケットとすることができる。もちろん、同一のプレーヤーであっても、握力の変化や、グローブ(手袋)装着の有無などに対応してグリップ太さを変えることもできる。
本発明では、ラケットとしてはテニスラケット、バトミントンラケットなどが例示されるが、特にテニスラケットが好適である。
実施の形態に係るグリップ被覆体の斜視図である。 (a)図は実施の形態に係るグリップ被覆体の側面図、(b)図はその平面図である。 (a)図は図2(b)のIIIa-IIIa線に沿う断面図、(b)図は図2(a)のIIIb-IIIb線に沿う断面図である。 実施の形態に係るグリップ被覆体とラケットとの係合関係を示す斜視図である。 実施の形態に係るグリップ被覆体とラケットとの係合状態を示す断面図である。 図3(a)のVI−VI線に沿う断面図である。 インサートの斜視図である。 (a)図はインサートの斜視図、(b)図はインサートの正面図、(c)図は(b)図のC−C線断面図、(d)図は(a)図のD−D線断面図である。 (a)図はグリップ被覆体の断面図、(b)図はその装着状態を示す断面図である。 グリップ被覆体セットの説明図である。 グリップ被覆体セットの説明図である。 別の実施の形態を示す斜視図である。
以下、第1図〜第7図を参照して実施の形態に係るグリップ被覆体セットの1つのグリップ被覆体と、このグリップ被覆体を装着したラケットについて説明する。
このグリップ被覆体1は、内孔12を有した八角形の筒状であり、内孔12も八角形断面形状となっている。グリップ被覆体1の対向する2側面1aには、グリップ被覆体1の長手方向に間隔を置いて複数個(この実施の形態では5個)の係合部としての開口2が設けられている。
グリップ被覆体1の基端近傍部分3、すなわちグリップエンド側は、末端側ほど径が大きくなるようにテーパ形状(八角錐台形状)となっている。この基端近傍部分3には、空所4,5,6が設けられている。空所4は、前記1対の側面1aの外面に設けられた凹穴よりなる。空所5は、該側面1aと直交方向の1対の側面1bに設けられた凹条(溝)よりなる。空所6は、これらの側面1a,1bと斜交する4面の側面1cに設けられた複数個の凹穴よりなる。
この実施の形態では、第6図の通り、内孔12の内周面のうち側面1bの内周面に、グリップ被覆体1の長手方向に延在する複数本の溝9が設けられている。この溝9は、グリップ被覆体1をラケットのグリップ部10(第4,5図)に着脱するときの滑りを良くするためのものであり、先端部分から後述のインサート7部分にまで延在している。
この実施の形態では、グリップ被覆体1の内孔12の最奥部の内周面にポリプロピレン等の比較的硬質の合成樹脂よりなるインサート7が設けられている。
このインサート7には八角筒状の筒部7bと、該筒部7bの一端に設けられた鍔状部7aとを有している。鍔状部7aは筒部7bに対し内向き及び外向きの双方に張り出している。この鍔状部7aは、蓋8を接着等によって取り付けるための取付面や、グリップ被覆体1をグリップ部10に嵌め込んで装着するときの位置決めに利用される。インサート7の鍔状部7aよりも奥側の内周面は、グリップ被覆体1の内孔12の内周面と面一状となっている。
前記開口2のうち最も基端側(グリップエンド側)のものは、この筒状部7bを貫いている。
インサート7を除いて、グリップ被覆体1はスチレン系エラストマーなどのエラストマーや、ゴム、軟質合成樹脂などの弾性材料にて構成されている。エラストマーの場合、比重0.5〜1.5が好ましく(この実施の形態ではスチレン系エラストマーを用いる為0.9としている。)、ショアA硬度60〜100程度であることが好ましい。
グリップ被覆体1をラケットのグリップ部10に装着するには、グリップ部10の外面に両面接着テープを貼っておき、グリップ被覆体1の内面に白ガソリン等の揮発性溶媒をスプレー等により付着させておき、グリップ被覆体1の内孔12にグリップ部10を挿入すればよい。
この実施の形態では、鍔状部7aにグリップ部10の後端面が突き当るまでグリップ被覆体1を内孔12に挿入すると、グリップ部10に設けておいた凸部11が開口2に係合する。溶媒が揮発すると、グリップ被覆体1がグリップ部10に固着状態となる。
グリップ被覆体1をグリップ部10から取り外すには、グリップ被覆体1をカッターナイフ等で切開して引き剥す。なお、注射器のようなものでグリップ被覆体に白ガソリンを注入すると簡単に抜けるので、そのようにしてもよい。この場合グリップ被覆体を再度使うことができる。
グリップ被覆体1の代わりに第9図(a)に示すグリップ被覆体1Aを第9図(b)のようにグリップ部10に装着した場合、ラケットの全長(グリップ被覆体の後端からラケットの先端までの長さ)は第5図の場合よりも第9図(b)のt分だけ長いものとなる。このグリップ被覆体1Aは、インサート7の代わりに第8図に示すインサート7Aを用いたものである。このインサート7Aは、インサート7と同じく筒部7bと鍔部7aとを有していると共に、さらに、筒部7bの内周面と鍔部7aとの交差隅角部に段部7cが設けられている。段部7cの体積は小さいので、インサート7Aの重量はインサート7と実質的に同一である。本発明において、グリップ被覆体の重量が同一とは、各グリップ被覆体同士の重量差が3gよりも小さいことを表わす。
このインサート7Aでは、段部7cは筒部7bの周方向の4箇所に設けられているが、それ以上でも、また、それ以下でもよい。また、段部7cは筒部7bの内周を周回するように設けられてもよい。
段部7cの長さ(筒部7bの軸心線方向と平行方向の長さ)がtとなっている。インサート7Aのその他の構成はインサート7と同一である。
グリップ被覆体1Aは、このインサート7Aを備えると共に、各開口2の位置が距離tだけグリップ被覆体1Aの先端側に配置されている。グリップ被覆体1Aのその他の構成はグリップ被覆体1と同一であり、同一符号は同一部分を示している。
このグリップ被覆体1Aも、グリップ部10に対しグリップ被覆体1と同様にして着脱される。また、グリップ被覆体1Aをグリップ部10に装着する場合、グリップ部10の先端面が段部7cに突き当るまでグリップ部10がグリップ被覆体1Aの内孔12に差し込まれる。(なお、グリップ部10を段部7cに突き当るまで内孔12に差し込むと、各凸部11が各開口2に嵌合する。)そのため、第9図(b)の通り、グリップ被覆体1Aは第1図〜第7図の場合に比べて長さtだけグリップ部10から出っ張ったものとなり、ラケットの全長が第1図〜第7図の場合よりもtだけ長いものとなる。
段部長さtがインサート7Aとはそれぞれ異なるインサート7B,7C(図示略)を製造し、各インサート7B,7Cを有したグリップ被覆体1B,1C(第10図)を製造し、グリップ被覆体1,1A,1B,1Cをもって1セットのグリップ被覆体セット30(第10図)を構成する。
各グリップ被覆体1,1A,1B,1Cの長さは同一である。なお、グリップ被覆体の長さが等しいとは、各グリップ被覆体同士の長さの差が3mm以内であることをいう。
このグリップ被覆体セット30にあっては、インサート7Bの段部長さは2tとされ、インサート7Cの段部長さは3tとされている。グリップ被覆体1B,1Cにあっては、各開口2の位置はグリップ被覆体1に比べて2t又は3tずつ先端側となっている。グリップ被覆体1B,1Cに対しても、グリップ部10は段部7cに突き当るまで内孔12に挿入される。この状態にまでグリップ部10が挿入されると、各凸部11が各開口2に嵌合する。
このグリップ被覆体セット30にあっては、グリップ被覆体1のグリップ部挿入深さfが最も大きい。グリップ被覆体1Aでは、グリップ部挿入深さfはfよりもtだけ小さいf=f−tとなっており、グリップ被覆体1B,1Cではグリップ部挿入深さf,fはそれぞれfよりも2t又は3tずつ小さいf=f−2t,f=f−3tとなっている。
このグリップ被覆体セット30は、従って、グリップ部10の挿入深さが4段階に異なったグリップ被覆体1〜1Cによって構成されており、ラケットに装着するグリップ被覆体を交換することにより、4段階にわたってラケット全長を切り替えることができる。即ち、グリップ被覆体1A,1B又は1Cをラケットに装着した場合、グリップ被覆体1を装着したときに比べ、ラケット全長はt,2t又は3tだけ長くなる。各グリップ被覆体1〜1Cの重量は同一であるから、いずれのグリップ被覆体1,1A,1B又は1Cを装着してもラケットの全重量は同一である。すなわち、ラケットの全長が変わってもラケットの全重量は同一である。
また、グリップ被覆体1〜1Cの長さは同一であるので、いずれのグリップ被覆体1,1A,1B又は1Cを装着しても、ラケットに外観上の違和感は生じない。
第10図のグリップ被覆体セット30はグリップ部挿入深さが異なる4個のグリップ被覆体1〜1Cによって構成されているが、グリップ部挿入深さがさらに異なる5個以上のグリップ被覆体によってグリップ被覆体セットを構成してもよい。またグリップ部挿入深さが異なる2個又は3個のグリップ被覆体によってグリップ被覆体セットを構成してもよい。なお、本発明では、ラケット全長が4〜15mmのピッチで2〜6段階にわたって変更できることが好ましいが、これに限定されない。
この実施の形態では、グリップ被覆体1〜1Cに硬質合成樹脂製のインサート7〜7Cが設けられているので、第9図(b)のようにグリップ被覆体1Aの後端側がグリップ部10から出っ張っても、この出っ張った部分は十分な強度及び剛性を有している。そのため、この出っ張った部分を握ってもグリップ被覆体1A〜1Cは変形しない。また、硬質のインサート7〜7Cを設けたことにより、グリップ被覆体1〜1Cの基端側の硬度が高くなっており、プレーヤーがラケットを振り回してもラケットが手から抜け出ることが防止される効果が高い。
グリップ被覆体1,1A,1B又は1Cをグリップ部に装着した後、レザーなどの外装材をグリップ被覆体1,1A,1B又は1Cの上に装着してもよく、外装材を装着せずにグリップ被覆体それ自体を握るようにしたラケットとしてもよい。
外装材を装着するタイプのグリップ被覆体にあっては、グリップ被覆体の厚みd(第6図)は0.4〜1.2mmであることが好ましい。dを0.4mm未満にするとクッション性が低下してしまい、プレーに影響が出る可能性がある。一方、1.2mmよりも大きくすると、外装材を装着する関係上、薄い外装材を選ばなくてはならず、不便になる。
外装材を装着しないタイプのグリップ被覆体1にあっては、第6図に示す厚みdは(被覆体+レザーを想定すると)1.4mm以上程度が好ましい。
本発明では、グリップ被覆体1,1A,1B,1Cの各々に、厚みdが異なり重量が同一のグリップ被覆体を用意してもよい。第11図はかかるグリップ被覆体セット40の説明図である。このグリップ被覆体セット40は、第10図の4種類のグリップ被覆体1,1A,1B,1Cよりなる第1シリーズ41と、厚さdをd’に変えたこと以外は第1シリーズ41と同一の4種類のグリップ被覆体1’,1A’,1B’,1C’よりなる第2シリーズ42と、厚さdをd’’に変えたこと以外は第1シリーズ41と同一の4種類のグリップ被覆体1’’,1A’’,1B’’,1C’’よりなる第3シリーズ43とを備えている。このグリップ被覆体セット40は、従って、合計12個のグリップ被覆体1〜1C’’によって構成されている。なお、厚みd,d’,d’’の関係はd<d’<d’’である。厚みをdからd’又はd’’に大きくしてもグリップ被覆体の空所4,5,6の数又は深さを変えることにより各グリップ被覆体の重量を同一としている。
グリップ被覆体セット40の各グリップ被覆体1〜1C’’の長さは同一である。
このグリップ被覆体セット40を用いるとラケットの全重量を変えることなくラケットの全長を変えることができ、またラケットの全重量を変えることなくグリップ被覆体の太さを変えることができる。従って、グリップ被覆体を交換してプレーヤーにマッチした長さやグリップ太さのラケットを構成することができる。各グリップ被覆体の長さが同一であるので、グリップ被覆体を交換しても外観上の違和感は生じない。
第11図では、グリップ被覆体セットは3シリーズを備えているが、2シリーズ又は4シリーズ以上を備えるものとしてもよい。
なお、空所4,5,6の数や大きさを変えることによって各グリップ被覆体の重量が同一となるように重量調整する代りに、グリップ被覆体を構成するエラストマー中にタングステン、タングステン合金、銅、銅合金、ステンレス等の金属粉や比重の異なる樹脂を配合し、厚みの異なるグリップ被覆体においてこの金属粉や比重の異なる樹脂の配合量を変えることによってグリップ被覆体同士を同一重量とするようにしてもよい。
上記実施の形態では凸部11及び開口2を設けているが、これらは省略されてもよい。
第12図を参照して別発明の実施の形態について説明する。
この実施の形態では、グリップ被覆体1Xとして、各開口2に隣接して開口2’を設けたものが用いられている。各開口2’は、それに隣接する直近の開口2に対しグリップ被覆体1Xの先端側に配置されている。各開口2とそれに隣接する直近の開口2’との中心間の距離は同一である。この距離は、後述のスペーサ20の厚みWと同一である。
グリップ被覆体1Xのその他の構成はグリップ被覆体1と同一である。このグリップ被覆体1Xにはグリップ被覆体1と同一のインサート7が設けられている。このグリップ被覆体1Xにグリップ部10を差し込む場合、環状のスペーサ20を用いるか、又は用いずにグリップ部10を直接にグリップ被覆体1Xに差し込んで装着する。なお、この装着方法はグリップ被覆体1の場合と同じであり、両面テープ及び白ガソリン等を用いる。
スペーサ20を用いない場合、グリップ部10は、鍔部7a(第5図参照。第12図では図示略)に当接するまでグリップ被覆体1Xに差し込まれ、各凸部11は各開口2に嵌合する。これにより、ラケットは全長が最も短いものとなる。
スペーサ20を用いると、ラケットの全長はスペーサ20の厚みW分だけ長いものとなる。スペーサ20は、グリップ部10を輪切りにした形状であり、グリップ被覆体1Bに内嵌され、鍔部7aとグリップ部10の先端面との間に介在される。スペーサ20を用いる分だけラケットの重量は増加することになるが、スペーサ20を合成樹脂製とすれば重量は極めて小さく(例えば2g以下)、各ラケットの重量は実質的に同一である。
第10図ではラケットの全長を長短2段階に調節することになるが、各開口2’に隣接して開口2’’(図示略)を各開口2’よりもグリップ被覆体1Xの先端側に設け、スペーサ20を2個用意することにより、ラケットの全長を3段階にわたって変えることができる。なお、開口2’と直近の開口2’’との中心間距離は前記Wとする。2個のスペーサ20をグリップ被覆体1Xに挿入する代りに、厚さが2Wである1個のスペーサ(図示略)をグリップ被覆体1Xに挿入してもよい。
この実施の形態では、開口2,2’,2’’及び凸部11と、スペーサ20とによってグリップ被覆体へのグリップ部の挿入位置決め部が構成されている。
1〜1C,1’〜1C’,1’’〜1C’’,1X グリップ被覆体
2,2’ 開口
4,5,6 空所
7,7A インサート
10 グリップ部
11 凸部
12 内孔
20 スペーサ
30,40 グリップ被覆体セット

Claims (5)

  1. ラケットのグリップ部が装着される内孔を備えたグリップ被覆体を複数個有するグリップ被覆体セットであって、
    各グリップ被覆体の重量が同一であり、
    各グリップ被覆体は、それぞれ内孔へのグリップ部の挿入深さを決めるための挿入深さ位置決め部を有しており、
    各グリップ被覆体毎に内孔へのグリップ部挿入深さが異なるように各グリップ被覆体の該挿入深さ位置決め部が設けられていることを特徴とするグリップ被覆体セット。
  2. 請求項1において、各グリップ被覆体の長さが同一であることを特徴とするグリップ被覆体セット。
  3. 請求項1又は2において、前記グリップ被覆体は、基端側に硬質合成樹脂よりなるインサートが設けられていることを特徴とするグリップ被覆体セット。
  4. 請求項3において、一部のグリップ被覆体のインサートの内周面に、ラケットのグリップ部の先端が当接する段部が設けられており、該段部により前記挿入深さ位置決め部が構成されていることを特徴とするグリップ被覆体セット。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、一部のグリップ被覆体の厚みが他のグリップ被覆体と異なることを特徴とするグリップ被覆体セット。
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