JP6003183B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
また、この空気入りタイヤは、カーカス層のタイヤ径方向外側に配置される複数層の補強プライと、前記補強プライのタイヤ径方向外側に配置されると共に、最も幅広な前記補強プライのエッジ部よりもタイヤ幅方向外側にエッジ部を有する保護プライと、スチールコードから成り、前記保護プライのベルト角度θbよりも大きいベルト角度θcを有すると共に、前記保護プライのタイヤ幅方向外側のエッジ部をタイヤ径方向外側から覆って配置される歪み抑制プライとを備え、且つ、前記補強プライのベルトコードの伸び率Saと、前記保護プライのベルトコードの伸び率Sbと、前記歪み抑制プライのベルトコードの伸び率Scとが、1.0[%]≦Sa≦3.5[%]、4.0[%]≦Sb≦7.0[%]、4.5[%]≦Sc≦8.0[%]、1.15≦Sb/Saおよび1.10≦Sc/Sbの条件を満たすことを特徴とする。
図1は、この発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤ1を示すタイヤ子午線方向の断面図である。同図は、空気入りタイヤ1の一例として、ダンプ、ローダー、スクレーパーなどの大型建設車両に装着される重機械用タイヤを示している。なお、符号CLは、タイヤ赤道面である。
図2は、図1に記載した空気入りタイヤ1のベルト層14を示す説明図である。同図は、タイヤ赤道面CLの片側領域におけるベルト層14の積層構造を模式的に示している。
図3および図4は、図1に記載した空気入りタイヤ1の変形例を示す説明図である。これらの図において、図2に記載したベルト層14と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
以上説明したように、この空気入りタイヤ1は、カーカス層13のタイヤ径方向外側に配置される複数層の補強プライ141〜144と、補強プライ141〜144を構成するベルトコードの伸び率Saよりも高い伸び率Sbを有するベルトコードから成り、補強プライ141〜144のタイヤ径方向外側に配置されると共に、最も幅広な補強プライ142のエッジ部よりもタイヤ幅方向外側にエッジ部を有する保護プライ145と、この保護プライ145のベルト角度θbよりも大きいベルト角度θcを有すると共に、保護プライ145のタイヤ幅方向外側のエッジ部をタイヤ径方向外側から覆って配置される歪み抑制プライ147とを備える(図1および図2参照)。
また、この空気入りタイヤ1は、タイヤ内径が25[インチ]以上であり、JATMA規定の最大負荷能力が5000[kg]以上である重機械用タイヤに適用されることが好ましい。かかる重機械用タイヤでは、荷重が大きくトレッド部の変形が大きいため、保護プライのエッジ部にセパレーションが発生し易い傾向にある。そこで、かかる重機械用タイヤを適用対象とすることにより、保護プライ145のエッジ部におけるセパレーションの抑制効果が顕著に得られる利点がある。
Claims (7)
- カーカス層のタイヤ径方向外側に配置される複数層の補強プライと、
前記補強プライを構成するベルトコードの伸び率Saよりも高い伸び率Sbを有するベルトコードから成り、前記補強プライのタイヤ径方向外側に配置されると共に、最も幅広な前記補強プライのエッジ部よりもタイヤ幅方向外側にエッジ部を有する保護プライと、
前記保護プライのベルト角度θbよりも大きいベルト角度θcを有すると共に、前記保護プライのタイヤ幅方向外側のエッジ部をタイヤ径方向外側から覆って配置される歪み抑制プライとを備え、且つ、
前記保護プライのベルト角度θbおよび前記歪み抑制プライのベルト角度θcが、10[deg]≦θb≦40[deg]、15[deg]≦θc≦90[deg]および35[deg]≦θc−θbの条件を満たすことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記歪み抑制プライのタイヤ幅方向外側のエッジ部と、前記保護プライのエッジ部とのタイヤ幅方向の距離W1が、10[mm]≦W1≦50[mm]の範囲内にある請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記歪み抑制プライが、最も幅広な前記補強プライのエッジ部をタイヤ径方向外側から覆って配置され、且つ、前記歪み抑制プライのタイヤ幅方向内側のエッジ部と、前記補強プライのエッジ部とのラップ幅W2が、10[mm]≦W2の範囲にある請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記歪み抑制プライのベルトコードの径Dcが、前記保護プライのベルトコードの径Dbよりも小さい請求項1〜3のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
- 前記歪み抑制プライのベルトコードの伸び率Scが、前記保護プライのベルトコードの伸び率Sbよりも大きい請求項1〜4のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
- タイヤ内径が25[インチ]以上であり、JATMA規定の最大負荷能力が5000[kg]以上である請求項1〜5のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
- カーカス層のタイヤ径方向外側に配置される複数層の補強プライと、
前記補強プライのタイヤ径方向外側に配置されると共に、最も幅広な前記補強プライのエッジ部よりもタイヤ幅方向外側にエッジ部を有する保護プライと、
スチールコードから成り、前記保護プライのベルト角度θbよりも大きいベルト角度θcを有すると共に、前記保護プライのタイヤ幅方向外側のエッジ部をタイヤ径方向外側から覆って配置される歪み抑制プライとを備え、且つ、
前記補強プライのベルトコードの伸び率Saと、前記保護プライのベルトコードの伸び率Sbと、前記歪み抑制プライのベルトコードの伸び率Scとが、1.0[%]≦Sa≦3.5[%]、4.0[%]≦Sb≦7.0[%]、4.5[%]≦Sc≦8.0[%]、1.15≦Sb/Saおよび1.10≦Sc/Sbの条件を満たすことを特徴とする空気入りタイヤ。
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