JP6003040B2 - 滅菌装置、滅菌装置の制御方法、プログラム - Google Patents
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Description
<図1の説明>
まず、図1を用いて、本発明に係る滅菌装置の外観について説明する。
図1は、本発明に係る滅菌装置の外観を正面から見た図である。
表示部102は、液晶ディスプレイなどのタッチパネルの表示画面である。
<図2の説明>
次に、図2を用いて、本発明に係る滅菌装置100のハードウエアの構成の一例について説明する。
図2は、本発明に係る滅菌装置100のハードウエアの構成の一例を示す図である。
気化炉216は、気送真空ポンプ220により減圧されることで、滅菌剤を気化させる装置である。
<図4の説明>
次に、図4を用いて、本発明に係る滅菌装置による滅菌処理の各工程の一例について説明する。
図4は、本発明に係る滅菌装置による滅菌処理の各工程の一例を示す図である。
図3は、滅菌装置100の表示部102に表示される画面の一例を示す図である。
ステップS114は、カートリッジの中の過酸化水素水溶液を廃棄する廃棄手段の適用例である。
滅菌装置100は、ステップ115において、カートリッジ取付用扉101を開錠する。
ステップS115は、ロック手段によるロックを解除する解除手段の適用例である。
カートリッジ取付要求画面1101には、「OK」ボタン1102が表示されている。
<図5の説明>
次に、図5を用いて、図4のS111に示す滅菌処理の詳細処理の一例について説明する。
図5は、図4のS111に示す滅菌処理の詳細処理の一例を示す図である。
<図6の説明>
次に、図6を用いて、図5のS501に示す滅菌前工程の詳細処理の一例について説明する。
図6は、図5のS501に示す滅菌前工程の詳細処理の一例を示す図である。
<図7の説明>
次に、図7を用いて、図5のS502に示す滅菌工程の詳細処理の一例について説明する。
図7は、図5のS502に示す滅菌工程の詳細処理の一例を示す図である。
そして、この後も、引き続き、気送真空ポンプ220により、滅菌室219内が減圧されている。
ここで、滅菌剤は、分子クラスターとして気化炉内で気化する。
すなわち、気化炉216内の気圧は、滅菌室219内の気圧よりも高くなる。
これは、気化炉216内の気圧よりも、滅菌室219内の気圧(50Pa)の方が、低いため拡散する。
また、被滅菌対象物などの細かい内腔などを効果的に滅菌することが出来るようになる。
これにより、被滅菌対象の細いチューブなどの奥などの滅菌し難い部分についての滅菌作用が高まる。
<図8の説明>
次に、図8を用いて、図5のS503に示す換気工程の詳細処理の一例について説明する。
図8は、図5のS503に示す換気工程の詳細処理の一例を示す図である。
まず、滅菌装置100は、弁V(7)226を開ける(ステップS801)。
<図9の説明>
次に、図9を用いて、図4のS114に示す滅菌排出処理の詳細処理の一例について説明する。
図9は、図4のS114に示す滅菌排出処理の詳細処理の一例を示す図である。
すなわち、カートリッジ205内の滅菌剤(過酸化水素、又は過酸化水素水溶液)を、廃棄するための処理として、再度、滅菌処理(図5)を行う。
<図10の説明>
図7で説明した通り、ステップS710で、濃縮炉208内の滅菌剤は、計量管214内に入る。
この計量管214は、図10に示すように、直管部1001と枝管部1002とから構成されている。
直管部1001は、直線の管状の部分である。直管部1001の管は、重力方向に配置されている。
また、枝管部1002は、直管部1001の中間部又は上部から、枝状に延びた管状の部分である。
直管部1001は、直管部の軸心と、枝管部1002の軸心とが垂直になる様に据え付けられる。
<図12の説明>
次に、図12を用いて、滅菌装置100に用いられる滅菌剤が入ったカートリッジ205について説明する。
図12は、本発明に係る滅菌装置100に用いられる滅菌剤が入ったカートリッジ205を横側から見た図である。
図12に示すカートリッジは、1つのボトルに滅菌処理を複数回行える量の滅菌剤が入ったカートリッジである。
図12に示すように、カートリッジは、容器とその蓋とから構成されている。
蓋は、容器の外周の淵と接着している。また、この蓋の材質は、滅菌剤である過酸化水素に対して耐性のあるポリプロピレン(プラスチック)である。
カートリッジの上側から見て、カートリッジの中心点でのカートリッジの断面を断面1とする。
<図13の説明>
また、本発明は、滅菌装置で読み取り実行可能なプログラムであって、前記滅菌装置を、上述した各処理(工程)の手段として機能させるプログラムを提供することで、本発明に係る各効果を奏することが可能である。
101 カートリッジ取付用扉
102 表示部
103 印刷部
104 滅菌室の扉
Claims (10)
- カートリッジから供給される滅菌剤を用いて滅菌処理を行うための滅菌室と前記カートリッジを滅菌装置から外せないようにロックするロック手段とを有する当該滅菌装置であって、
前記カートリッジに設けられ記憶媒体に記憶された当該カートリッジ内の滅菌剤の状態を判定可能なデータにより、前記カートリッジ内の滅菌剤で被滅菌物の滅菌処理を実行できるか判定する判定手段と、
前記判定手段により実行できないと判定された場合に、被滅菌物を滅菌するための滅菌処理とは別に、前記滅菌室での滅菌動作を実行することにより、前記カートリッジ内の滅菌剤が残らないように廃棄処理をする廃棄手段と、
前記廃棄手段による前記廃棄処理が終了した後に、前記ロック手段によるロックを解除する解除手段と、
を備えることを特徴とする滅菌装置。 - 現在セットされている前記カートリッジに設けられた前記記憶媒体から前記データを読み取る読取手段を更に有しており、
前記ロック手段は、前記読取手段により前記データを読み取れた場合に、前記カートリッジを取り出すことが出来ないようにロックし、
前記判定手段は、前記読取手段で読み取ったデータが、所定の条件を満たしていないと判定された場合に前記カートリッジ内の滅菌剤で被滅菌物の滅菌処理を実行できないと判定することを特徴とする請求項1に記載の滅菌装置。 - 前記データは、カートリッジ内に残っている前記滅菌剤の量を含み、
前記判定手段は、前記読取手段で読み取った前記カートリッジ内に残っている前記滅菌剤の量が、1回の被滅菌物を滅菌するための滅菌処理で用いられる滅菌剤の量よりも少ない場合に、前記カートリッジ内の滅菌剤で被滅菌物の滅菌処理を実行できないと判定することを特徴とする請求項2に記載の滅菌装置。 - 前記データは、前記カートリッジの製造日を含み、
前記判定手段は、前記読取手段で読み取った前記カートリッジの製造日から所定時間経過している場合に、前記カートリッジ内の滅菌剤で被滅菌物の滅菌処理を実行できないと判定することを特徴とする請求項2又は3に記載の滅菌装置。 - 前記データは、前記カートリッジの初回使用日を含み、
前記判定手段は、前記読取手段で読み取った前記初回使用日が、前記カートリッジの初回使用日から所定時間経過している場合に、前記カートリッジ内の滅菌剤で被滅菌物の滅菌処理を実行できないと判定することを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の滅菌装置。 - 前記廃棄手段による前記廃棄処理が終了したカートリッジのシリアル番号を記憶する記憶手段を更に有しており、
前記判定手段は、前記読取手段で読み取ったカートリッジのシリアル番号が、前記記憶手段に既に廃棄処理が終了したカートリッジとして記憶されているか判定し、
前記判定手段により既に廃棄処理が終了したカートリッジであると判定された場合には、前記解除手段は、前記廃棄手段による前記廃棄処理を行うことなく、前記ロック手段によるロックを解除することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の滅菌装置。 - 前記廃棄手段は、被滅菌物を滅菌するための滅菌処理とは別の、前記滅菌室での滅菌動作を繰り返し行うことで、前記カートリッジ内の滅菌剤が残らないように廃棄処理をすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の滅菌装置。
- 前記判定手段は、当該滅菌装置の電源が入れられると、前記カートリッジ内の滅菌剤で被滅菌物の滅菌処理を実行できるか判定を行うことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の滅菌装置。
- カートリッジから供給される滅菌剤を用いて滅菌処理を行うための滅菌室と前記カートリッジを滅菌装置から外せないようにロックするロック手段とを有する当該滅菌装置の制御方法であって、
前記カートリッジに設けられた記憶媒体に記憶された当該カートリッジ内の滅菌剤の状態を判定可能なデータにより、前記カートリッジ内の滅菌剤で被滅菌物の滅菌処理を実行できるか判定する判定工程と、
前記判定工程により実行できないと判定された場合に、被滅菌物を滅菌するための滅菌処理とは別に、前記滅菌室での滅菌動作を実行することにより、前記カートリッジ内の滅菌剤が残らないように廃棄処理をする廃棄工程と、
前記廃棄工程による前記廃棄処理が終了した後に、前記ロック手段によるロックを解除する解除工程と、
を備えることを特徴とする制御方法。 - カートリッジから供給される滅菌剤を用いて滅菌処理を行うための滅菌室と前記カートリッジを滅菌装置から外せないようにロックするロック手段とを有する当該滅菌装置で読み取実行可能なプログラムであって、
前記滅菌装置を、
前記カートリッジに設けられた記憶媒体に記憶された当該カートリッジ内の滅菌剤の状態を判定可能なデータにより、前記カートリッジ内の滅菌剤で被滅菌物の滅菌処理を実行できるか判定する判定手段、
前記判定手段により実行できないと判定された場合に、被滅菌物を滅菌するための滅菌処理とは別に、前記滅菌室での滅菌動作を実行することにより、前記カートリッジ内の滅菌剤が残らないように廃棄処理をする廃棄手段、
前記廃棄手段による前記廃棄処理が終了した後に、前記ロック手段によるロックを解除する解除手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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