JP6001380B2 - ロータ及びモータ - Google Patents

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本発明は、ロータ及びモータに関するものである。
モータに使用されるロータとしては、周方向に複数の爪状磁極をそれぞれ有して組み合わされるロータコアを備え、それらの間に界磁磁石を配置して各爪状磁極を交互に異なる磁極に機能させる所謂永久磁石界磁のランデル型構造のロータがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のロータでは、爪状磁極の背面(同文献ではフランジ部内周面)と界磁磁石との間に背面磁石(同文献では補助磁石)を介在させて漏れ磁束の低下を図っている。また、特許文献1の図3に示されるように背面磁石は、例えば環状に一体化することで部品点数の増加を抑えている。
実開平5−43749号公報
ところで、上記のようなロータでは、背面磁石を環状に一体化することで部品点数の増加を図っているが、漏れ磁束を更に抑えることが望まれている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、部品点数を抑えつつ、漏れ磁束を抑えることができるロータ及びモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、略円盤状の第1コアベースの外周部に、等間隔に複数の第1爪状磁極が径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成された第1ロータコアと、略円盤状の第2コアベースの外周部に、等間隔に複数の第2爪状磁極が径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成され、前記各第2爪状磁極がそれぞれ対応する前記第1ロータコアの各第1爪状磁極間に配置された第2ロータコアと、前記第1コアベースと第2コアベースとの軸方向の間に配置され、前記軸方向に磁化されることで、前記第1爪状磁極を第1の磁極として機能させ、前記第2爪状磁極を第2の磁極として機能させる界磁磁石と、前記第1及び第2爪状磁極の背面に配置されるとともに前記第1及び第2の磁極と同極性が径方向外側となるように磁化された背面磁石とを備え、前記背面磁石は、前記第1爪状磁極の背面に配置される第1背面磁石部と前記第2爪状磁極の背面に配置されるとともに前記第1背面磁石部と周方向において隣接する第2背面磁石部とが一体形成されてなる磁石ブロック部を極対数と同数個備え、前記第1及び第2背面磁石部が前記第1及び第2爪状磁極の背面全体と当接するように構成されており、前記磁石ブロック部は、前記第1背面磁石部と前記第2背面磁石部とが互いに軸方向にずれて径方向視で段差を有する構成となっていることをその要旨とする。
この発明では、背面磁石を備えることで漏れ磁束を抑えることができる。さらに、背面磁石は爪状磁極の背面全てに当接して、より一層漏れ磁束の発生を抑えることができる。また、磁石ブロック部は極性の異なる第1背面磁石部と第2背面磁石とを有するため、各磁石ブロック部毎での着磁を容易とすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のロータにおいて、前記第1背面磁石部及び第2背面磁石部は、それらの径方向内側面及び径方向外側面が軸方向視で同曲率の円弧状となるように構成されることをその要旨とする。
この発明では、第1背面磁石部及び第2背面磁石部は、それらの径方向内側面及び径方向外側面が軸方向視で同曲率の円弧状となるように構成してシンプルな構造・形状とされるため、第1背面磁石部及び第2背面磁石部を有する磁石ブロック部(背面磁石)の着磁を容易とすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のロータにおいて、前記第1及び第2爪状磁極間に配置され、前記第1及び第2爪状磁極と同じ極となるように磁化される極間磁石を備えたことをその要旨とする。
この発明では、第1及び第2爪状磁極間に配置され、第1及び第2爪状磁極と同じ極となるように磁化される極間磁石を備えて爪状磁極間での漏れ磁束の発生を抑えることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のロータにおいて、前記背面磁石は、極異方性磁石であることをその要旨とする。
この発明では、背面磁石は、極異方性磁石であるため、ある特定方向に向く強い磁束を、各爪状磁極に発生させることで、ロータのトルク確保に効果が高い。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のロータを備えたことをその要旨とする。
この発明では、請求項1〜4の効果と同様の効果を奏することができるモータを提供することができる。
従って、上記記載の発明によれば、部品点数を抑えつつ、漏れ磁束を抑えることができるロータ及びモータを提供することができる。
実施形態におけるモータの断面図。 同上におけるロータの斜視図。 同上におけるロータの断面図。 (a)は同上におけるロータの平面図、(b)は図3のA−A断面図。 同上における背面磁石の斜視図。 同上における背面磁石の平面図。 同上における背面磁石の着磁方法について説明するための説明図 同上における環状磁石の着磁方法について説明するための説明図。 別例における背面磁石の平面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、モータ1のモータケース2は、有底筒状に形成された筒状ハウジング3と、該筒状ハウジング3のフロント側(図1中、左側)の開口部を閉塞するフロントエンドプレート4とを有している。また、筒状ハウジング3のリア側(図1中、右側)の端部には、回路基板等の電源回路を収容した回路収容ボックス5が取り付けられている。筒状ハウジング3の内周面にはステータ6が固定されている。ステータ6は、径方向内側に延びる複数のティースを有する電機子コア7と、電機子コア7のティースに巻装されたセグメントコンダクタ(SC)巻線8とを有する。モータ1のロータ11は回転軸12を有し、ステータ6の内側に配置されている。回転軸12は非磁性体の金属シャフトであって、筒状ハウジング3の底部3a及びフロントエンドプレート4に支持された軸受13,14により回転可能に支持されている。
ロータ11は、図2及び図3に示すように、第1及び第2ロータコア21,22と、環状磁石23(図3参照)と、背面磁石24とを備える。なお、図2及び図4中の実線で示す矢印は各磁石23,24の磁化方向(S極からN極向き)を示している。
図2及び図3に示すように、第1ロータコア21は、略円盤状の第1コアベース21aの外周部に、等間隔に複数(本実施形態では5つ)の第1爪状磁極21bが径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成されている。第1爪状磁極21bの周方向端面21c,21dは径方向に延びる(軸方向から見て径方向に対して傾斜していない)平坦面とされ、第1爪状磁極21bは軸直交方向断面が扇形状とされている。各第1爪状磁極21bの周方向の角度、即ち前記周方向端面21c,21d間の角度は、周方向に隣り合う第1爪状磁極21b同士の隙間の角度より小さく設定されている。
第2ロータコア22は、図2及び図3に示すように、第1ロータコア21と同形状であって、略円盤状の第2コアベース22aの外周部に、等間隔に複数の第2爪状磁極22bが径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成されている。第2爪状磁極22bの周方向端面22c,22dは径方向に延びる平坦面とされ、第2爪状磁極22bは軸直交方向断面が扇形状とされている。各第2爪状磁極22bの周方向の角度、即ち前記周方向端面22c,22d間の角度は、周方向に隣り合う第2爪状磁極22b同士の隙間の角度より小さく設定されている。そして、第2ロータコア22は、前記各第2爪状磁極22bがそれぞれ対応する各第1爪状磁極21b間に配置されるようにして、第1コアベース21aと第2コアベース22aとの軸方向の間に環状磁石23(図4参照)が配置(挟持)されるようにして第1ロータコア21に対して組み付けられる。このとき、第1爪状磁極21bの一方の周方向端面21cと第2爪状磁極22bの他方の周方向端面22dとが軸方向に沿って平行をなすように形成されるため、各端面21c,22d間の間隙が軸方向に沿って略直線状をなすように形成されることとなる。また、第1爪状磁極21bの他方の周方向端面21dと第2爪状磁極22bの一方の周方向端面22cとが軸方向に沿って平行をなすように形成されるため、各端面21d,22c間の間隙が軸方向に沿って略直線状をなすように形成されることとなる。
図3に示すように、環状磁石23は、その外径が第1及び第2コアベース21a,22aの外径と同じ、即ち第1及び第2ロータコア21,22の爪状磁極21b,22bを有しない箇所の外径と同じに設定される。そして環状磁石23は、第1爪状磁極21bを第1の磁極(本実施形態ではN極)として機能させ、第2爪状磁極22bを第2の磁極(本実施形態ではS極)として機能させるように、軸方向に磁化されている。従って、本実施形態のロータ11は、界磁磁石としての環状磁石23を用いた所謂ランデル型構造のロータである。ロータ11は、N極となる第1爪状磁極21bと、S極となる第2爪状磁極22bとが周方向に交互に配置されており、磁極数が10極(極対数が5個)となる。ここで、極対数が3以上の奇数であるため、ロータコア単位で見ると同極の爪状磁極同士が周方向180°対向位置とならないため、磁気振動に対して安定する形状となる。
図4に示すように、背面磁石24は、第1背面磁石部25aと第2背面磁石部25bが一体形成される磁石ブロック部25を複数(本実施形態では5個)備える。
図5及び図6に示すように各磁石ブロック部25は、それぞれ周方向において所定の間隙Kを有するように周方向に設けられ、図6に示すように軸方向視で各内周面に沿った仮想円及び各外周面に沿った仮想円が略真円状を成すように配置される。
磁石ブロック部25の第1背面磁石部25aは、図2〜図4に示すように前記第1爪状磁極21bの背面21e(径方向内側の面)と第2コアベース22aの外周面22fとの間に配置されている。第1背面磁石部25aは、その軸直交方向断面が扇形状とされ、第1爪状磁極21bの背面21eに当接する側が第1爪状磁極21bと同極のN極に、第2コアベース22aの外周面22fに当接する側が同第2コアベース22aと同極のS極となるように磁化されている。本実施形態の第1背面磁石部25aは、第1爪状磁極21bの背面21eよりも周方向幅が広くなるよう形成される。
磁石ブロック部25の第2背面磁石部25bは、図2〜図4に示すように前記第2爪状磁極22bの背面22e(径方向内側の面)と第1コアベース21aの外周面21fとの間に配置されている。第2背面磁石部25bは、その軸直交方向断面が扇形状とされ、第2爪状磁極22bの背面22eに当接する側がS極に、第1コアベース21aの外周面21fに当接する側がN極となるように磁化されている。本実施形態の第2背面磁石部25bは、第2爪状磁極22bの背面22eよりも周方向幅が広くなるよう形成される。
ここで、第1背面磁石部25aと第2背面磁石部25bとは、図2及び図3に示すようにロータ11の軸方向端面から環状磁石23が配置される軸方向位置に達するまで配置されるように軸方向の長さが設定されている。すなわち、第1及び第2背面磁石部25a,25bは、第1及び第2爪状磁極21b,22bの背面21e,22eと軸方向長さが略同一とされ、第1及び第2爪状磁極21b,22bの背面21e,22eの全てが第1及び第2背面磁石部25a,25bと径方向において当接する構成とされる。
また、磁石ブロック部25は、第1背面磁石部25aと第2背面磁石部25bとの軸方向長さが略同一とされ、互いに軸方向にずれて径方向視で段差を有する構成とされる。このため、磁石ブロック部25を周方向に配置することで、軸方向に段差を有する第1背面磁石部25aと第2背面磁石部25bとが周方向において交互に配置されることとなる。
また、第1背面磁石部25a及び第2背面磁石部25bは径方向外側面及び径方向内側面のそれぞれが軸方向視で同曲率を有する円弧状をなすように形成されている。
次に、上記の背面磁石24及び環状磁石23の着磁方法について説明する。
図8には、環状磁石23に対する着磁を行う第1着磁装置31が示され、第1着磁装置31の異なる磁極の着磁部31a,31bが環状磁石23の表裏面にそれぞれ対向し、環状磁石23の厚さ方向(軸方向)に沿った磁化が行われる。また、図7及び図8には、背面磁石24に対する着磁を行う第2着磁装置32が示され、第2着磁装置32の異なる磁極の着磁部32a,32bがそれぞれ対向し、背面磁石24(磁石ブロック部25)の外側面(径方向外側面)から一括して着磁が行われ、隣接する第1及び第2背面磁石部25a,25b間に跨って湾曲する磁化、即ち極異方配向が行われる。
また、環状磁石23と背面磁石24との着磁順について、環状磁石23及び背面磁石24の着磁を同時に行えば、着磁工程が少なくて済むという利点がある。また、環状磁石23と、背面磁石24との着磁を時間的にずらすようにすれば、環状磁石23と、背面磁石24とを着磁する際の互いの磁束の干渉を防止できる。特に、環状磁石23側の着磁を先に行えば、環状磁石23側の磁化を着実とすることが期待でき、背面磁石24側の着磁を先に行えば、背面磁石24側の磁化を着実とすることが期待できる。
次に、上記のように構成されたロータ11の作用について説明する。
本実施形態のモータ1のロータ11は、円環状に一体形成される背面磁石24を備える。この背面磁石24の第1及び第2背面磁石部25a,25bは、第1及び第2爪状磁極21b,22bの背面21e,22eの軸方向における長さと同等の長さを有する。このため、第1及び第2背面磁石部25a,25bを有する背面磁石24を第1及び第2ロータコア21,22と取着すると、自ずと第1及び第2背面磁石部25a,25bが背面21e,22e全体と当接し、より一層漏れ磁束を抑えることができる。さらに、背面磁石24は、第1及び第2背面磁石部25a,25bを1組とした磁石ブロック部25を複数備えて構成される。このため、磁石ブロック部25毎に容易に着磁を行うことが可能となる。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)背面磁石24を備えることで漏れ磁束を抑えることができる。さらに、背面磁石24の第1及び第2背面磁石部25a,25bが各爪状磁極21b,22bの背面21e,22e全てに当接して、より一層漏れ磁束の発生を抑えることができる。また、背面磁石24は円環状に一体形成されるため、部品点数の増加を抑えることができる。
(2)背面磁石24は、極異方性磁石であるため、ある特定方向に向く強い磁束を、各爪状磁極21b,22bに発生させることで、ロータのトルク確保に効果が高い。
(3)また、本実施形態の背面磁石24は、径方向に凹凸形状を有しない構成、即ち第1背面磁石部25a及び第2背面磁石部25b(磁石ブロック部25)の径方向外側面及び径方向内側面が軸方向視で同曲率を有する円弧状をなすように形成されている。このように背面磁石24の磁石ブロック部25はシンプルな形状であるため、着磁装置32による着磁を容易に行うことが可能となっている。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、特に言及していないが、第1爪状磁極21bと第2爪状磁極22bとの周方向間に、極間磁石を設ける構成を採用してもよい。この極間磁石は、第1及び第2爪状磁極21b,22bのそれぞれと同極性が対向するように(第1爪状磁極21b側がN極で、第2爪状磁極22b側がS極となるように)周方向に磁化されている。このような構成とすることで、爪状磁極間での漏れ磁束の発生を抑えることができる。
・上記実施形態では、背面磁石24を極異方性磁石で構成したが、その他の異方性磁石で構成してもよい。また、図9に示すように背面磁石24の第1背面磁石部25aと、第2背面磁石部25bとの着磁方向を径方向としてもよい。
また、背面磁石24は、例えば焼結磁石、ボンド磁石(プラスチックマグネット、ゴムマグネット等)で構成してもよい。このような構成とすることで、例えば圧縮成形や射出成形のどちらでも形成することが可能となるので、製造方法が1通りに限定されてしまうことがない。背面磁石24は、例えばフェライト磁石、SmFeN系磁石、SmCo系磁石、ネオジム磁石などの汎用的な材料によっても背面磁石24を製造することができる。また、上記変形例のように極間磁石を用いた場合でも、この極間磁石について各種の磁石を使用することが可能である。
・上記実施形態では、界磁磁石として1つの環状磁石23を用いたが、複数に分割した永久磁石を回転軸12の周囲で第1及び第2コアベース21a,22aの軸方向間に配置する構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、特に言及していないが、第1及び第2ロータコア21,22と電機子コア7は、例えば磁性金属板材の積層や、磁性粉体の成形にて構成してもよい。
・上記実施形態では、ステータ6のティースへの巻線の巻回方法について特に言及していないが、集中巻や分布巻を用いてもよい。
10…モータ、11…ロータ、21…第1ロータコア、21a…第1コアベース、21b…第1爪状磁極、21e,22e…背面、22…第2ロータコア、22a…第2コアベース、22b…第2爪状磁極、24…背面磁石、25…磁石ブロック部、25a…第1背面磁石部、25b…第2背面磁石部。

Claims (5)

  1. 略円盤状の第1コアベースの外周部に、等間隔に複数の第1爪状磁極が径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成された第1ロータコアと、
    略円盤状の第2コアベースの外周部に、等間隔に複数の第2爪状磁極が径方向外側に突出されるとともに軸方向に延出形成され、前記各第2爪状磁極がそれぞれ対応する前記第1ロータコアの各第1爪状磁極間に配置された第2ロータコアと、
    前記第1コアベースと第2コアベースとの軸方向の間に配置され、前記軸方向に磁化されることで、前記第1爪状磁極を第1の磁極として機能させ、前記第2爪状磁極を第2の磁極として機能させる界磁磁石と、
    前記第1及び第2爪状磁極の背面に配置されるとともに前記第1及び第2の磁極と同極性が径方向外側となるように磁化された背面磁石とを備え、
    前記背面磁石は、前記第1爪状磁極の背面に配置される第1背面磁石部と前記第2爪状磁極の背面に配置されるとともに前記第1背面磁石部と周方向において隣接する第2背面磁石部とが一体形成されてなる磁石ブロック部を極対数と同数個備え、前記第1及び第2背面磁石部が前記第1及び第2爪状磁極の背面全体と当接するように構成されており、
    前記磁石ブロック部は、前記第1背面磁石部と前記第2背面磁石部とが互いに軸方向にずれて径方向視で段差を有する構成となっていることを特徴とするロータ。
  2. 請求項1に記載のロータにおいて、
    前記第1背面磁石部及び第2背面磁石部は、それらの径方向内側面及び径方向外側面が軸方向視で同曲率の円弧状となるように構成されることを特徴とするロータ。
  3. 請求項1又は2に記載のロータにおいて、
    前記第1及び第2爪状磁極間に配置され、前記第1及び第2爪状磁極と同じ極となるように磁化される極間磁石を備えたことを特徴とするロータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のロータにおいて、
    前記背面磁石は、極異方性磁石であることを特徴とするロータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のロータを備えたことを特徴とするモータ。
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