JP5998925B2 - 加熱装置 - Google Patents

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本発明は、基板の加熱処理を行う半導体製造工程に使用される加熱装置に関する。
太陽電池などの半導体装置の製造工程では、処理工程前の予備加熱或いは処理工程時のアニール処理などにおいて基板が加熱される。また、時間当たりの基板処理枚数が重要な性能であるため、複数の基板を同時に処理するバッチ式の加熱処理方法が採用される。
バッチ式では複数の基板を搭載するサンプルホルダが使用される。このサンプルホルダには、水平な板に基板を水平に配列して配置するカートタイプや、基板を垂直に複数並べるボートタイプなどがある。
カートタイプのサンプルホルダでは、基板が配置されるサンプルホルダの搭載面に対向してサンプルホルダの上方又は上下方向に配置されたヒータによって、基板が加熱される。しかし、カートタイプのサンプルホルダを使用した場合は、加熱装置の設置面積(フットプリント)が大きいという問題がある。一方、ボートタイプのサンプルホルダを使用すれば、装置の設置面積を抑制できる(例えば特許文献1参照。)。
特開2002−75884号公報
しかし、ボートタイプのサンプルホルダに搭載された基板を加熱するためにサンプルホルダの周囲にヒータを配置する構成では、ヒータからの距離が均等でないために加熱の均一性が低下し、加熱時間も長くなるという問題があった。
上記問題点に鑑み、ボートタイプのサンプルホルダに搭載された基板を均一に加熱し、且つ加熱時間を抑制できる加熱装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、搭載面をそれぞれ有する複数の基板プレートを並行に搭載面の面法線方向に配列した構成のボートタイプのサンプルホルダの搭載面に垂直に搭載された基板を加熱する加熱装置であって、サンプルホルダが格納されるチャンバーと、チャンバー内においてサンプルホルダの周囲及び基板プレート間に配置されたヒータとを備え、ヒータが基板を透過してサンプルホルダで吸収される波長を放射し、ヒータによって加熱されたサンプルホルダを伝導した熱によって、基板温度をオーバーシュートさせることなく基板を所定の温度に加熱する加熱装置が提供される。
本発明によれば、ボートタイプのサンプルホルダに搭載された基板を均一に加熱し、且つ加熱時間を抑制できる加熱装置を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係る加熱装置の構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る加熱装置に格納されるサンプルホルダの構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る加熱装置のヒータの配置例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る加熱装置のヒータの特性を説明するためのグラフである。 比較例の加熱装置の構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る加熱装置と比較例の加熱装置の加熱処理による基板温度の変化を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態に係る加熱装置の構成を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る加熱装置の他の構成を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る加熱装置の加熱処理によるサンプルホルダ及び基板の温度変化を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態に係る半導体製造装置をインライン式成膜装置の一部に使用した例を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る加熱装置により加熱処理された基板に形成された薄膜のキャリアライフタイムを示す表である。
図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきである。又、以下に示す実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の実施形態は、構成部品の構造、配置などを下記のものに特定するものでない。この発明の実施形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る加熱装置1は、図1に示すように、複数の基板プレート11を有するボートタイプのサンプルホルダ10に搭載された複数の基板100を加熱する加熱装置であって、サンプルホルダ10が格納されるチャンバー20と、チャンバー20内においてサンプルホルダ10の周囲及び基板プレート11間に配置されたヒータと30とを備える。
サンプルホルダ10は、図2に示すように、搭載面110をそれぞれ有する複数の基板プレート11が搭載面110の面法線方向に並行に配列されたボートタイプである。基板プレート11のそれぞれの底部は底板12によって固定されている。搭載面110を複数有するボートタイプのサンプルホルダ10を使用することにより、加熱装置1の設置面積を小さくできる。そして、1回の成膜処理工程で処理できる基板100の枚数を増やすことができ、全体の処理時間を短縮することができる。なお、1つの搭載面110に搭載される基板の枚数は任意に設定できる。
図3に、搭載面110の面法線方向から見た場合の、加熱装置1内の搭載面110上に配置されたヒータ30の形態例を示す。図3に示した例では、搭載面110上を底板12の主面と並行に延伸する管形状のヒータが配設されている。ヒータ30には、例えばランプヒータなどを採用可能である。図3では図面を分かりやすくするため、1つの搭載面110に配置されたヒータ30のみを図示した。図1は、図3のI−I方向に沿った断面図である。
なお、基板100を透過する波長を放射する赤外線ヒータをヒータ30に使用することが、基板温度のオーバーシュートを考慮する点で好ましい。赤外波長のエネルギー分布を持つ赤外線ヒータを採用した場合、カーボン板の加熱を効率的に行うことができる。一方、シリコン基板の吸収スペクトルは1000nm以下である。本発明者らは、赤外線ヒータからの直接加熱よりも、カーボン材のサンプルホルダ10からの輻射によって、基板温度がオーバーシュートすることなく基板100を加熱できることを確認した。
図4に、シリコン基板の吸収率Aと透過率B、及びランプヒータの放射強度Cの波長依存性を示す。図4に示したように、太陽電池などに使用されるシリコン基板は、波長1000nm以上では吸収率Aが低下し、透過率Bが増加する。したがって、図4に示すように放射強度Cの高い1300nm〜2000nm程度の放射波長を有する赤外線ヒータをヒータ30に採用することにより、基板100を透過してサンプルホルダ10を加熱することができる。これにより、基板100が過加熱状態になって特性が劣化することを防止できる。図4に示したように、波長1500nm付近で放射強度Cが最大になるため、好ましくは放射波長が1500nmの赤外線ヒータをヒータ30に使用する。
図1に示した加熱装置1によれば、基板100間にヒータ30を配置することにより、サンプルホルダ10に搭載された基板100が均一に加熱される。更に、サンプルホルダ10の周囲のみにヒータ30を配置する場合に比べて、基板100とヒータ30間の距離が短いために加熱時間を短縮できる。基板100とヒータ30間の距離は、例えば10mm程度に設定される。また、サンプルホルダ10の周囲にヒータ30を配置することにより、サンプルホルダ10からの放熱が抑制され、加熱効率を向上できる。
以下に、サンプルホルダ10の周囲のみにヒータ30Aが配置された図5に示す比較例の加熱装置1Aによる加熱処理と、図1に示した加熱装置1による加熱処理との比較を示す。比較例1Aのヒータ30Aには電磁誘導の原理を利用した誘導加熱(IH)ヒータを使用した。なお、以下の比較は、加熱装置1及び加熱装置1Aを成膜処理の予備加熱用に使用する場合について行った。
加熱装置1と加熱装置1Aによる加熱処理の結果を図6に示す。図6の横軸は処理時間であり、縦軸は処理対象の基板100の基板温度である。なお、チャンバー20内を5Pa以下程度の真空状態にして、基板100の加熱処理を行った。図6において、加熱装置1の加熱処理による基板温度T1を実線で示し、加熱装置1Aの加熱処理による基板温度T2を破線で示した。
プラズマ化学気相成長(CVD)成膜装置などの処理装置の予備加熱装置として加熱装置1が使用される場合などでは、加熱装置1及び処理装置を用いた一連の工程に要する処理時間が予め「仕様」として設定されることが多い。例えば、基板温度を200℃から450℃まで上昇するのに要する時間の仕様が53秒に設定される。これに対して、図6に示すように、加熱装置1による加熱処理の場合に基板温度を200℃から450℃まで上昇させるのに要した時間tは41秒であり、仕様を十分に満足する。この間の加熱装置1による昇温レートは6.1℃/秒であり、5.0℃/秒以上という仕様を満たす。また、プラズマCVD成膜装置における成膜処理開始時t10における基板100の基板温度の面内分布は490℃〜505℃であり、温度差は15℃である。これは、仕様を5%以内とした場合の温度差22.5℃以下という条件を満足する。
これに対し、IHヒータを使用した比較例の加熱装置1Aによる加熱処理では、加熱時間の仕様の53秒では基板温度が250℃までしか上昇しなかった。また、基板温度が450℃のタイミングで成膜処理を開始する場合に、成膜処理開始時t20における基板温度の面内分布は310℃〜440℃であり、温度差は130℃と大きかった。
上記のように、比較例の加熱装置1Aと比較して、図1に示した加熱装置1は加熱時間が短く、基板温度の面内分布が小さいことが確認された。更に、図6に示したように加熱装置1による加熱処理では基板温度のオーバーシュートが抑制されており、温度分布の向上と合わせて、リーク電流の小さい良質な薄膜が成膜されることが確認された。
以上に説明したように、本発明の第1の実施形態に係る加熱装置1によれば、基板100間にヒータ30を配置することにより、ボートタイプのサンプルホルダ10に搭載された基板100を均一に加熱し、且つ加熱時間を抑制できる。
(第2の実施形態)
図1に示した加熱装置1については、チャンバー20内を真空状態にして基板100を加熱する方法を説明した。本発明の第2の実施形態に係る加熱装置1では、一定の圧力になるようにチャンバー20内に気体を導入した状態で、基板100を加熱する。チャンバー20内に導入する気体は、例えば窒素(N2)ガスや空気などである。また、チャンバー20内の圧力は10000Pa以上に設定される。チャンバー20内を大気圧にしてもよい。
例えば、図7に示すように、第2の実施形態に係る加熱装置1は、ガス導入機構40及びガス排出機構50を備える。図7に示した矢印は、チャンバー20に導入され、その後に排気される気体の流れを示す。その他の構成については、図1に示す第1の実施形態と同様である。
具体的には、基板100を搭載したサンプルホルダ10がチャンバー20内に搬入された後、ガス排出機構50によってチャンバー20の内部を真空状態にする。その後、ガス導入機構40によって、所定の圧力になるまで所定のガス、例えば窒素ガスがチャンバー20の内部に導入される。そして、チャンバー20内において、ヒータ30によって窒素雰囲気中で基板100が加熱される。基板100が所望の温度に達するまで一定時間加熱した後、基板100の加熱を終了する。その後、ガス排出機構によりチャンバー20内の窒素ガスが排気され、基板100の加熱工程は完了する。
なお、チャンバー20内に空気を導入して大気圧にした状態で、基板100を加熱してもよい。この場合には、加熱装置1にガス導入機構40及びガス排出機構50を設置しなくてもよい。
チャンバー20内に気体を充填することにより、真空中よりもヒータ30の放射する熱が基板100に効率よく伝導され、基板100の加熱時間を短縮することができる。また、ヒータ30を基板100の直近に配置しているため、チャンバー20内の気体の対流による熱移動により、真空状態で加熱するよりも早く、均一に基板100を加熱することができる。
なお、サンプルホルダ10に搭載されたすべての基板100の温度均一性を向上するために、サンプルホルダ10の周囲を断熱材で覆うことが好ましい。図8に、チャンバー20の内壁に配置した断熱材60で、サンプルホルダ10の周囲を覆った例を示す。断熱材60には、例えば石膏材やカーボンフェルトなどを採用可能である。
図9に、加熱装置1によって加熱された、サンプルホルダ10の基板プレート11とその基板プレート11上に配置した基板100の温度の変化を示す。図9において、符号P1〜P3は基板プレート11の上部、中央部、下部における温度である。また、符号S1〜S4は基板100の裏面中央部、裏面下部、表面中央部、表面上部における温度である。なお、ヒータ30に対向する面を基板100の表面とした。ヒータ30には、基板100を透過する波長を放射する赤外線ヒータを使用した。また、チャンバー20内に空気を導入して、基板100を加熱した。
図9に示したように、加熱開始から10分経過した時点でも、基板プレート11の各位置と基板100の各位置の温度差は小さい。つまり、基板100は過加熱状態になっていない。また、基板100の各位置における温度差は約20℃以内に収まっている。したがって、加熱装置1による加熱処理時間が少なくとも10分を経過するまで、基板100の温度分布は均一であり、過加熱状態にならないことが確認された。
加熱装置1は、例えばインライン式成膜装置の予備加熱用の加熱装置としても使用可能である。例えば太陽電池反射防止膜の成膜処理などでは、処理対象の基板100の温度を予め決められた設定温度にした状態で、基板100に膜を形成する。このため、インライン式成膜装置で成膜処理する場合には、成膜装置の成膜用チャンバーに搬入される前に、基板100は予備加熱される。そして、設定温度に達した基板100が成膜用チャンバーに搬入され、成膜処理が行われる。
図10に、加熱装置1と成膜装置2の2室からなるインライン式成膜装置の例を示す。加熱装置1に格納されたサンプルホルダ10に搭載された基板100が、ヒータ30によって所定の温度まで予備加熱される。その後、搬送装置3によってサンプルホルダ10が成膜装置2に搬送されて、成膜装置2において基板100に薄膜が形成される。
複数のサンプルホルダ10を用いてインライン式成膜装置により成膜処理を行う場合、成膜装置2内で基板100の成膜処理を行っている間に、次に成膜処理する基板100を加熱装置1で予備加熱することができる。つまり、成膜処理の待ち時間の間に基板100を予備加熱することにより、インライン式成膜装置のスループットが向上する。
また、加熱装置1によって例えば大気圧で基板100が既に加熱された状態で成膜装置2に格納される場合には、成膜装置2において成膜前に真空状態で基板100を加熱する際の加熱開始時の基板温度が高い。このため、昇温しにくい真空状態での加熱時間を短縮することができる。実験により、予備加熱することによって、成膜装置2内において50秒で150℃から250℃まで基板温度が上昇することが確認された。
図11に、加熱装置1を予備加熱装置に用いたインライン式成膜装置によって基板100上に成膜した膜に関して、キャリアライフタイムを測定した結果を示す。キャリアライフタイムは、予備加熱を行わなかった場合と大気圧で300℃の予備加熱を行った場合それぞれについて測定した。なお、図11の「アニール無し」は、成膜装置2内で基板100を加熱せず、成膜のみ行った場合であり、「アニール有り」は、成膜前に成膜装置2内で基板100を700℃に加熱した場合である。キャリアライフタイムは、レーザが照射されたサンプルに発生するキャリアの量を測定するμ−PCD法により測定した。
図11に示すように、成膜装置2内でのアニールの有無に関わらず、少なくとも300℃までは、予備加熱によりキャリアライブタイムが向上することが確認された。なお、基板100が過加熱状態になるとキャリアライフタイムが短くなると考えられる。
加熱装置1と成膜装置2との間のサンプルホルダ10の移動は、例えば、加熱装置1のチャンバー20や成膜装置2の成膜用チャンバーを上昇させ、或いはサンプルホルダ10を降下させて、サンプルホルダ10をチャンバーから取り出した状態にして行う。或いは、加熱装置1と成膜装置2間に開閉式のゲートを設置し、このゲートを介してサンプルホルダ10を移動させてもよい。
図10では加熱装置1と成膜装置2からなるインライン式成膜装置の例を示したが、成膜装置以外の、例えばエッチング装置やアッシング装置と加熱装置1を組み合わせてインライン式装置を構成してもよい。また、上記では2室からなるインライン式装置の例を示したが、3室以上で構成されるインライン式装置に加熱装置1を使用してもよい。
以上に説明したように、本発明の第2の実施形態に係る加熱装置1によれば、短時間で、且つ均一に基板100を加熱することができる。更に、インライン式処理装置の予備加熱装置として加熱装置1を使用することにより、予備加熱後の処理装置内での基板100の加熱時間を短縮することができる。他は、第1の実施形態と実質的に同様であり、重複した記載を省略する。
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。即ち、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…加熱装置
2…成膜装置
3…搬送装置
10…サンプルホルダ
11…基板プレート
12…底板
20…チャンバー
30…ヒータ
40…ガス導入機構
50…ガス排出機構
60…断熱材
100…基板
110…搭載面

Claims (6)

  1. 搭載面をそれぞれ有する複数の基板プレートを並行に前記搭載面の面法線方向に配列した構成のボートタイプのサンプルホルダの前記搭載面に垂直に搭載された基板を加熱する加熱装置であって、
    前記サンプルホルダが格納されるチャンバーと、
    前記チャンバー内において前記サンプルホルダの周囲及び前記基板プレート間に配置されたヒータと
    を備え
    前記ヒータが前記基板を透過して前記サンプルホルダで吸収される波長を放射し、前記ヒータによって加熱された前記サンプルホルダを伝導した熱によって、基板温度をオーバーシュートさせることなく前記基板を所定の温度に加熱することを特徴とする加熱装置。
  2. 前記基板がシリコン基板であり、
    前記ヒータの放射波長が1300nm〜2000nmであることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  3. 前記ヒータの放射する前記波長が、前記基板で吸収されない波長であることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  4. 前記チャンバー内が10000Pa以上の圧力に設定されて前記基板が加熱されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の加熱装置。
  5. 前記チャンバー内に空気が導入され、大気圧に設定されることを特徴とする請求項に記載の加熱装置。
  6. 前記チャンバーに窒素ガスを導入するガス導入機構と、
    前記チャンバーから前記窒素ガスを排出することにより、前記チャンバー内の圧力を設定するガス排出機構と
    を更に備え、窒素雰囲気中で前記基板を加熱することを特徴とする請求項に記載の加熱装置。
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