JP5998858B2 - 既存建物の免震化工法 - Google Patents
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このような既存建物の免震化工法によれば、免震装置の設置階における有効スペースの減少を抑えることができる。また、仮設支持部材の伸長前も伸長後も上部構造体と下部構造体の水平方向の位置ずれを規制することができるため、安全に既存建物を免震化(施工)することができる。
このような既存建物の免震化工法によれば、壁の上部と下部の各切断面が当接することにより、壁面方向(水平方向)における上部構造体と下部構造体の変位を規制することができ、より安全に施工することができる。
このような既存建物の免震化工法によれば、壁面の垂直方向における上部構造体と下部構造体の水平変位を規制することができ、より安全に施工することができる。但し、壁の切断方法を工夫することで壁面方向における既存建物の変位を規制する力に比べて、規制部材が壁面の垂直方向における既存建物の変位を規制する力はやや弱いため、規制部材の取り付けはオプションとして提供してもよい。
このような既存建物の免震化工法によれば、仮設支持部材の伸長前も伸長後も所定方向における上部構造体と下部構造体の水平変位を規制することができる。
このような既存建物の免震化工法によれば、仮設支持部材の伸長前も伸長後も所定方向と交差する方向における上部構造体と下部構造体の水平変位を規制することができる。
このような既存建物の免震化工法によれば、1個の水平方向規制部材により所定方向に並ぶ2本の柱の水平変位を規制することができる。従って、上部構造体と下部構造体の所定方向の水平変位をより強固に規制することができる。
このような既存建物の免震化工法によれば、所定方向だけでなく交差する方向に関しても、上部構造体と下部構造体の水平変位を強固に規制することができる。
このような既存建物の免震化工法によれば、免震装置の設置階における有効スペースの減少をより抑えることができる。
図1は、本実施例における既存建物の免震化工法のフローである。既存建物の耐震性を向上させるために、既存建物の中間階の柱に免震装置を設置し、地震発生時の建物の揺れを免震装置で緩和するようにして免震化する工法が知られている。この免震化工法では、地震発生時の免震装置による変位に耐えられるように、免震装置の設置階(施工階)の柱や梁を太く補強する必要がある。また、免震装置を設置するために柱を切断する際に、柱が受けていた建物の荷重をジャッキ等に移行する必要がある。そのため、ジャッキ等が設置される場所、即ち、ジャッキ等からの反力を受ける場所も補強する必要がある。
<S01:柱,梁の補強>
図2Aは、柱10と梁12a,12bの補強を説明する図であり、図2Bは、図2Aの位置aa’から上方に柱10周りの補強部を見た図である。本実施例では、既存建物1の1階を施工階とする。既存建物1では、柱10が1階の床板11(1)と2階の床板11(2)を貫通して鉛直方向に延びて立設し、柱10間には、X方向に延びた梁12aがY方向に所定の間隔を空けて設けられ、その梁12aと交差してY方向に延びた梁12bがX方向に所定の間隔を空けて設けられている。
図3は、仮設支持部材20の設置を説明する図である。次に、補強した施工階の柱10の全て又は一部の周囲に仮設支持部材20を設置する。なお、本実施例では、1本の柱10に対してX方向の両側に2本の仮設支持部材20を設置する。仮設支持部材20は、柱10や壁を切断した後に、建物(上部構造体)の鉛直方向の荷重を支持するためのものであり、油圧ジャッキ21と、油圧ジャッキ21の上部に取り付けられた仮受け鋼材22とを有する。また、仮設支持部材20の鉛直方向の長さは、施工階の床面11(1)から施工階の仮受け補強部15の下面までの長さとなっている。そして、施工階の仮受け補強部15の下面に仮設支持部材20の上面が接触し、また、下に仮受け補強部15が存在する施工階の床板11(1)の部位に仮設支持部材20の下面が接触するように、仮設支持部材20を設置する。そうすることで、仮設支持部材20からの反力を仮受け補強部15で受けることができる。
図4Aは、幅方向に見た移動部材40の側面図であり、図4Bは、図4Aの位置aa’,位置bb’,位置cc’における移動部材40の断面図であり、図4Cは、幅方向に見た固定部材50の側面図であり、図4Dは、図4Cの位置aa’,位置bb’,位置cc’における固定部材50の断面図である。本実施例とは異なり、施工階の階高を変えずに柱の一部分を除去して免震装置を設置する場合、施工階の全ての柱を同時期に切断することなく、一部の柱ごとに柱の切断と免震装置の設置および柱部の水平拘束処置を行うことができる。これに対して、本実施例では、施工階の階高を上げるため、施工階の柱10や壁を同時期に全て切断しなければならない。そのため、柱10や壁の切断後に地震が発生すると、下部構造体(切断位置よりも下方の建物の部位)に対して上部構造体(切断位置よりも上方の建物の部位)が水平方向に位置ずれする虞があり危険である。そこで、本実施例では、柱10や壁の切断前に、柱10と柱10の間に、移動部材40と固定部材50から成る水平方向規制部材30を設置する。
図7Aは、柱10及び壁70の切断を説明する図であり、図7Bは、切断後の壁70の位置ずれを規制する垂直方向規制部材71の説明図である。次に、施工階の柱10や壁70が受けていた既存建物1(上部構造体)の鉛直方向の荷重を仮設支持部材20に移行する。具体的には、油圧ジャッキ21のシリンダ(不図示)に作動油を送り込む。その後、施工階の柱10及び壁70を全て切断する。その結果、その切断位置を境界として既存建物1が上部構造体と下部構造体に分離される。なお、本実施例では、柱10の柱頭部分に免震装置を設置する。そのため、図7Aに示すように、施工階の仮受け補強部15の直下の位置にて、柱10を水平に(一直線)に切断する。
図8は、仮設支持部材20の伸長を説明する図である。施工階の柱10と壁70を全て切断した後、壁70に取り付けられている垂直方向規制部材71を取り外し、仮設支持部材20を伸長させる。具体的には、油圧ジャッキ21を上方に伸長させて、仮受け鋼材22を上方に持ち上げる。その結果、施工前の階高(図2のH)に比べて、油圧ジャッキ21を伸長させた長さ分(d)だけ階高(H+d)が高くなり、柱10の柱頭部分に空間Aが形成される。なお、後述の図9に示すように、油圧ジャッキ21の伸長後も、切断された上部の壁701と下部の壁702の境界部に垂直方向規制部材71を取り付けるとよい。
図9は、免震装置80の設置を説明する図である。既存建物1の上部構造体を持ち上げて柱10の柱頭部分に空間を形成した後、免震装置80を設置する。具体的には、まず、免震装置80の下部となる基礎部81を、コンクリートを打設する等して形成する。なお、油圧ジャッキ21の伸長長さに応じて、下部の基礎部81の高さを調整するとよい。次に、下部の基礎部81の上に免震装置80を設置し、下部プレート82を介して免震装置80を下部の基礎部81に固定する。次に、免震装置80の上の上部プレート83を仮受け補強部15の下面に固定し、上部プレート83の上方にコンクリートを打設する等して上部の基礎部84を形成し、免震装置80の設置が完了する。なお、本実施例では、ゴム板と鋼板を交互に積層した積層ゴムを免震装置80とするがこれに限らず、例えば、転がり支承による免震装置や滑り支承による免震装置でもよい。
免震装置80の設置後、壁70から垂直方向規制部材71を取り外し、油圧ジャッキ21を収縮させる。そうして、既存建物1(上部構造体)の荷重を仮設支持部材20から免震装置80に移行する。その後、仮設支持部材20と水平方向規制部材30を撤去する。
図10は、復旧作業を説明する図である。最後に、復旧作業として、例えば、階高を上げたことにより生じた壁70の空間(上部の壁701と下部の壁702との間)を埋めたり、免震装置80の設置工事のために取り外した仕上げ材等を元に戻したりする。
本実施例における既存建物1の免震化工法では、施工階(所定階)に仮設支持部材20を設置し、柱10から仮設支持部材20に既存建物1の荷重を移行する工程と、既存建物1のうち免震装置80の設置位置(柱10の切断位置)よりも上方の上部構造体と下方の下部構造体との水平方向の変位は規制するが鉛直方向の変位は許容する水平方向規制部材30を設置する工程と、施工階の柱10及び壁70を切断し、既存建物1を上部構造体と下部構造体に分離する工程と、仮設支持部材20を上方に伸長させることにより下部構造体に対する上部構造体の鉛直方向の位置を上方に移行すると共に、柱10の切断部に空間を形成する工程と、柱10の空間に免震装置80を設置する工程と、仮設支持部材20から免震装置80に既存建物1の荷重を移行した後に、仮設支持部材20と水平方向規制部材30を撤去する工程と、を実施する。そうすることで、免震装置80の設置階における有効スペースの減少を抑えつつ安全に既存建物1を免震化することができる。また、柱10を水平方向に切断すればよいため、柱10の一部分を除去する場合に比べて、柱10の切断および撤去解体を減少または省略することができる。
12b 梁、13 柱の補強部、14 梁の補強部、15 仮受け補強部、
20 仮設支持部材、21 油圧ジャッキ、22 仮受け鋼材、30 水平方向規制部材、
40 移動部材、41 上部横材(基礎部)、42 下部横材、43 左縦材(移動部)、
44 右縦材(移動部)、45 左斜材、46 右斜材、47 第1中央斜材、
48 第2中央斜材、50 固定部材、51 上部横材(一対の交差部)、
52 下部横材、531 第1縦材、532 第2縦材、533 第3縦材、
534 第4縦材、55 右斜材、561 第1上部交差材、
562 第2上部交差材(一対の固定部)、563 第3上部交差材(一対の固定部)、
564 第4上部交差材、571 第1下部交差材、572 第2下部交差材、
573 第3下部交差材、574 第4下部交差材、70 壁、
701 上部の壁(上部)、702 下部の壁(下部)、
71 垂直方向規制部材(規制部材)、711 規制プレート、712 ボルト、
713 ナット、80 免震装置、81 下部の基礎部、82 下部プレート、
83 上部プレート、84 上部の基礎部、
90 免震スリット、91 耐火被覆材
Claims (8)
- 既存建物の所定階の柱に免震装置を設置する既存建物の免震化工法であって、
前記所定階に仮設支持部材を設置し、前記柱から前記仮設支持部材に前記既存建物の荷重を移行する工程と、
前記既存建物のうち前記免震装置の設置位置よりも上方の上部構造体と下方の下部構造体との水平方向の変位は規制するが鉛直方向の変位は許容する水平方向規制部材を設置する工程と、
前記所定階の前記柱及び壁を切断し、前記既存建物を前記上部構造体と前記下部構造体に分離する工程と、
前記仮設支持部材を上方に伸長させることにより前記下部構造体に対する前記上部構造体の鉛直方向の位置を上方に移行すると共に、前記柱の切断部に空間を形成する工程と、
前記柱の前記空間に前記免震装置を設置する工程と、
前記仮設支持部材から前記免震装置に前記既存建物の荷重を移行した後に、前記仮設支持部材と前記水平方向規制部材とを撤去する工程と、
を備えることを特徴とする既存建物の免震化工法。 - 請求項1に記載の既存建物の免震化工法であって、
前記所定階の前記壁を切断し、前記壁を上部と下部に分離する際に、
前記上部の切断面の一部を前記下部の切断面よりも前記鉛直方向に突出させる、
ことを特徴とする既存建物の免震化工法。 - 請求項2に記載の既存建物の免震化工法であって、
前記壁を前記上部と前記下部に分離した後に、当該壁面の垂直方向における前記上部と前記下部の水平変位を規制する規制部材を前記壁に取り付ける、
ことを特徴とする既存建物の免震化工法。 - 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の既存建物の免震化工法であって、
前記水平方向規制部材は、前記上部構造体に固定されて前記仮設支持部材の伸長により上方に移動する移動部と、前記下部構造体に固定され、且つ、所定方向に所定の間隔を空けて対向配置された一対の固定部と、を備え、
前記仮設支持部材の伸長前も伸長後も前記一対の固定部の間に前記移動部を位置させる、
ことを特徴とする既存建物の免震化工法。 - 請求項4に記載の既存建物の免震化工法であって、
前記水平方向規制部材は、前記所定方向と交差する方向に所定の間隔を空けて対向配置された一対の交差部を備え、
各前記交差部は前記一対の固定部のうちの一方から他方まで少なくとも延び、
前記仮設支持部材の伸長前も伸長後も前記一対の交差部の間に前記移動部を位置させる、
ことを特徴とする既存建物の免震化工法。 - 請求項4または請求項5に記載の既存建物の免震化工法であって、
前記水平方向規制部材は、前記所定方向に並ぶ一方の柱から他方の柱まで延びる基礎部を備え、
前記移動部は、前記基礎部に取り付けられており、前記基礎部を介して前記上部構造体に固定される、
ことを特徴とする既存建物の免震化工法。 - 請求項4から請求項6の何れか1項に記載の既存建物の免震化工法であって、
前記水平方向規制部材と同じ構造である別の水平方向規制部材が備える一対の固定部が前記所定方向と交差する方向に対向配置されるように、前記別の水平方向規制部材を設置する、
ことを特徴とする既存建物の免震化工法。 - 請求項1から請求項7の何れか1項に記載の既存建物の免震化工法であって、
前記所定階の前記柱の柱頭部を切断し、
前記仮設支持部材を上方に伸長させる際に、前記免震装置の設置に必要な空間の高さ以上の長さを伸長させる、
ことを特徴とする既存建物の免震化工法。
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