JP5998842B2 - エレベーターの制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベーターの制御装置に関するものである。
従来においては、複数の顧客ビルに設置されたエレベーターを一括して監視する監視センタと災害予測情報を提供する情報提供サーバとが、通信ネットワークを介して接続されたエレベーター監視システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載されたエレベーター監視システムが備える監視センタは、情報提供サーバから提供される災害予測情報と顧客位置地図データとに基づいて浸水被害が及ぶと予測される顧客ビルを特定し、当該顧客ビルに関する各階床の高さ位置を示す情報と情報提供サーバから提供される災害予測情報とに基づいて浸水高さに相当する当該顧客ビルの階床を特定するものである。
また、このエレベーター監視システムが備えるエレベーターの制御装置は、監視センタから浸水被害が及ぶ旨の情報及び浸水高さに相当する階床を示す情報を受け取った場合に、当該顧客ビルに設置した浸水検知器によって浸水が検知されると、エレベーターの運転モードを通常運転モードから災害時運転モードに切り替える。この災害時運転モードにおいては、エレベーターの制御装置は、浸水高さに相当する階床よりも上方の階床にエレベーターの乗りかごを移動させ、浸水高さに相当する階床以下の階床を不停止階に設定するとともに、浸水高さに相当する階床よりも上方の階床を停止階に設定し、停止階に設定された階床間でのみ乗りかごの移動を許可する。
特開2004−203562号公報 特開2007−126261号公報 特許第4601280号公報
このように、例えば特許文献1に示されるような、従来におけるエレベーターの制御装置は、浸水検知器により浸水が検知されてから災害時運転モードへと移行して乗りかごを浸水高さに相当する階床よりも上方の階床へと移動させるものである。
しかしながら、これでは、津波の場合には急激な水位の上昇を伴うため、浸水を検知してから乗りかごを上方へと移動させていたのでは間に合わず乗りかごが浸水してしまうおそれがある。また、津波の場合、同様の事情から、浸水を検知してからではエレベーターを稼働させることができる時間が極めて短いことが想定されるため、エレベーターを利用してビル内の人間の上階へと避難させることができない。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、当該エレベーターが設置された建物へと津波が到達することが予想される場合に、建物内の人間の避難に出来得る限りエレベーターを活用することができるエレベーターの制御装置を得るものである。
この発明に係るエレベーターの制御装置においては、津波情報を受信する津波情報受信手段と、前記津波情報受信手段で受信した津波情報に基づいて、エレベーターが設置された建物が当該津波情報の対象地域に含まれるか否かを判定する津波地域判定手段と、前記建物が当該津波情報の対象地域に含まれる場合に、前記津波情報から抽出された津波到達時間を記憶する津波到達時間記憶手段と、前記建物が当該津波情報の対象地域に含まれる場合に、前記津波情報から抽出された津波の高さを記憶する津波高さ記憶手段と、前記津波高さ記憶手段に記憶された津波の高さより高い前記建物の階床を判定して避難階を決定する階床判定手段と、前記津波到達時間記憶手段に記憶された津波到達時間に基づいて救出可能時間を求め、この救出可能時間が経過したか否かを判定する救出可能時間判定手段と、前記救出可能時間の経過前は、前記避難階より下の階床における上方向の乗場呼びを有効とするサービス階管理手段と、を備えた構成とする。
この発明に係るエレベーターの制御装置においては、当該エレベーターが設置された建物へと津波が到達することが予想される場合に、建物内の人間の避難に出来得る限りエレベーターを活用することができるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1の前提となるエレベーターの制御装置を備えたエレベーターシステムの全体構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1の前提となるエレベーターの制御装置の動作を示すフロー図(前半)である。 この発明の実施の形態1の前提となるエレベーターの制御装置の動作を示すフロー図(後半)である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置を備えたエレベーターシステムの全体構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の動作を示すフロー図(前半)である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の動作を示すフロー図(後半)である。 この発明の実施の形態2に係るエレベーターの制御装置を備えたエレベーターシステムの全体構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベーターの制御装置のエレベーターを運転休止する動作を示すフロー図である。
実施の形態1.
図1から図3は、この発明の実施の形態1の前提となる構成及び動作を説明するもので、図1はエレベーターの制御装置を備えたエレベーターシステムの全体構成を示すブロック図、図2及び図3はエレベーターの制御装置の動作を示すフロー図である。
図1において、エレベーターの昇降路内に昇降自在に配設されたかご1の内部には、かご内行先ボタン1aが設置されている。このかご内行先ボタン1aは、かご1内に乗り込んだ利用者が操作することで所望する行先階への呼びを登録するためのものである。かご内行先ボタン1aは、かご1の行先階として選択可能である階床のそれぞれに対応して設けられた複数個のボタンから構成される。
かご1が停止する各階床の乗場には、乗場ボタン2がそれぞれ設けられている。乗場ボタン2は、乗場の利用者が操作することで当該乗場ボタン2が設置されている階床への乗場呼びを登録するためのものである。最上階及び最下階を除く階床の乗場ボタン2は、上方向ボタン及び下方向ボタンから構成される。最上階では下方向の乗場呼びしか登録する必要がないため、最上階の乗場ボタン2には下方向ボタンが備えてあればよく上方向ボタンを備える必要はない。また、逆に、最下階では上方向の乗場呼びしか登録する必要がないため、最下階の乗場ボタン2には上方向ボタンが備えてあればよく下方向ボタンを備える必要はない。
エレベーターにおける呼びの登録や登録された呼びへの応答等を含むエレベーターの運転全般は、制御装置本体3により制御されている。利用者によりかご内行先ボタン1aが操作されると、かご内行先ボタン1aから当該操作の内容を含む操作信号が制御装置本体3へと入力される。また、利用者により乗場ボタン2が操作されると、乗場ボタン2から当該操作の内容を含む操作信号が制御装置本体3へと入力される。
制御装置本体3は、かご内行先ボタン1a又は乗場ボタン2からの操作信号が入力されると、入力された操作信号が示す内容に基づいて呼びを登録する。そして、こうして登録された呼びに応答すべく、かご1の運転を制御する。
制御装置本体3は、津波情報受信手段5、ビル住所記憶手段6、津波地域判定手段7、津波高さ記憶手段8、津波被害予測記憶手段9、階床判定手段10、サービス階管理手段11及び運行制御手段12を備えている。
津波情報受信手段5は、エレベーターの制御装置の外部に設置されている津波情報配信サーバ4から配信された津波情報を受信するためのものである。ここでは、津波情報配信サーバ4は、エレベーターが設置されている建物の外部に設置されている。また、ここでは、この津波情報配信サーバ4は、日本の気象庁により発表される津波に関する情報を配信しているものとして以下の説明を続ける。
なお、日本の気象庁により発表される津波に関する情報は、津波警報・注意報、津波情報及び津波予報の3種に大別される。津波情報配信サーバ4は、これらの情報のうち、少なくとも津波情報(特に「津波到達予想時刻・予想される津波の高さに関する情報」。以下同じ)を配信している。そして、津波情報受信手段5は、少なくとも同情報を受信する。
津波情報のうち「津波到達予想時刻・予想される津波の高さに関する情報」には、各津波予報区毎についての津波の到達予想時刻及び予想される津波の高さの情報が含まれている。換言すれば、津波情報配信サーバ4から配信される津波情報には、津波の到達が予想される地域(津波予報区)、津波の到達が予想される地域における津波の到達予想時刻及び予想される津波の高さの情報が含まれている。
ビル住所記憶手段6には、当該エレベーターが設置されているビル(建物)の住所が予め記憶されている。
津波地域判定手段7は、津波情報受信手段5により受信された津波情報に含まれる津波予報区を取得し、ビル住所記憶手段6に記憶された情報を参照して、当該エレベーターが設置されている建物の所在地への津波の到達が予想されているか否かを判定する。具体的には、津波地域判定手段7は、受信した津波情報において、当該建物の所在地が属する津波予報区に対して津波の到達が予想されていた場合に、当該建物の所在地への津波の到達が予想されていると判定する。
当該エレベーターが設置されている建物の所在地への津波の到達が予想されている場合には、津波地域判定手段7は、津波情報から当該建物の所在地が属する津波予報区における予想される津波の高さを取得する。そして、取得した予想される津波の高さを津波高さ記憶手段8に記憶する。
津波被害予測記憶手段9は、当該エレベーターが設置されたビル(建物)が属する地域における津波浸水予測に関する情報を予め記憶する。この津波被害予測記憶手段9に記憶される津波浸水予測は、例えば、自治体等が発表している津波ハザードマップの浸水予測図等から作成することができる。
階床判定手段10は、まず、津波高さ記憶手段8に記憶されている予想される津波の高さと、津波被害予測記憶手段9に記憶されている津波浸水予測とに基づいて、当該エレベーターが設置された建物の所在地に津波が到達した際の津波の高さの予測値を計算する。
次に、階床判定手段10は、当該建物の所在地に津波が到達した際の津波の高さの予測値に相当する当該建物の階床(以下「津波高相当階床」という)を決定する。ここで、津波の高さの予測値に相当する建物の階床、とは、その階床の床面の高さが津波の高さの予測値よりも低い階床のうちで最も階数が高い階床のことである。そして、階床判定手段10は、こうして求めた津波高相当階床の1つ上の階床以上の全ての階床を避難階として決定する。あるいは、津波高相当階床の1つ上の階床以上の階床のうちの1以上の階床を避難階として決定するようにしてもよい。
なお、ここで、日本の気象庁から発表される津波情報中の「予想される津波の高さ」の基準は津波がない場合の潮位(平常潮位)となっている。そこで、階床判定手段10は、以上の計算の際には、予想される津波の高さを、例えば海抜高度を基準とするもの等に適切に換算した上で用いる。
サービス階管理手段11は、階床判定手段10により決定された避難階に基づいて、かご1のサービス階、すなわち、かご1が運行できる階床を管理する。具体的には、乗場ボタン2への操作について、避難階より下の階床においては上方向の乗場呼び登録のみを有効とし、下方向の乗場呼び登録は無効とする。また、かご内行先ボタン1aへの操作については、避難階より下の階床を行先階とする呼び登録は無効とし、避難階を行先階とする呼び登録のみを有効とする。
運行制御手段12は、津波地域判定手段7による判定結果と、サービス階管理手段11により管理されているサービス階(サービス方向を含む)についての情報とに基づいて、かご1の運行を制御する。
以上のように構成された制御装置本体3は、制御対象であるエレベーターの運転モードの切り替えを制御する。運転モードとしては、ここでは少なくとも、平常時において通常の運転を実施する通常運転モード、及び、地震や火災等の災害の発生又は津波の到来が予想される時に実施される災害時運転モードの2つが設定されている。制御装置本体3は、エレベーターの運転モードを切り替えつつ、現在選択されている運転モードに設定されている内容に従ってかご1の運転を制御する。
図2及び図3のフロー図は、エレベーターの制御装置の動作のうち、特に、津波の到来が予想される時に運転モードを通常運転モードから災害時運転モードへと切り替える際の動作を示すものである。なお、図2は当該動作を示すフローの前半部分、図3は当該動作を示すフローの後半部分になっており、これらの図2及び図3を合わせることで一連のフローとなる。
まず、このフローの開始時には、エレベーターの運転モードは、通常運転モードである。そして、ステップS1において、津波情報受信手段5は、津波情報配信サーバ4(気象庁サーバ)から、津波の到達が予想される地域、予想される津波の高さ及び到達予想時刻の情報が含まれている津波情報を取得する。続くステップS2において、津波情報受信手段5は、ステップS1で取得した津波情報を津波地域判定手段7へと入力する。
続くステップS3においては、津波地域判定手段7は、ビル住所記憶手段6から当該エレベーターが設置されている建物の住所情報を取得する。そして、津波地域判定手段7は、津波地域判定手段7は、当該建物の所在地が津波の対象地域であるか、すなわち、当該建物の所在地がステップS2で入力された津波情報に含まれる津波の到達が予想される地域(津波予報区)内であるか否かを判定する。
このステップS3で、当該建物の所在地が津波の対象地域でない場合には図2中の(A)へと至る。この(A)は、次の図3の同符号と対応している。したがって、図2中の(A)へと至ると、図3に示すように一連の動作フローは終了となる。この場合には、エレベーターの運転モードは通常運転モードのままである。
一方、ステップS3で当該建物の所在地が津波の対象地域である場合には、制御装置本体3は、エレベーターの運転モードを災害時運転モードへと切り替えた上で、ステップS4へと進む。この後、ステップS4からステップS13までは災害時運転モードでの動作である。ステップS4においては、津波地域判定手段7は、津波情報から当該建物の所在地が属する津波予報区における予想される津波の高さを取得する。そして、取得した予想される津波の高さを津波高さ記憶手段8に記憶する。
続くステップS5において、階床判定手段10は、まず、津波高さ記憶手段8に記憶されている予想される津波の高さと、津波被害予測記憶手段9に記憶されている津波浸水予測とに基づいて、当該エレベーターが設置された建物の所在地に津波が到達した際の津波の高さの予測値を計算する。そして、津波の高さの予測値から津波高相当階床を求め、津波高相当階床の1つ上の階床以上の全ての階床を避難階として決定する。
続くステップS6において、サービス階管理手段11は、津波高相当階床以下の階床(すなわち避難階より下の階床)の乗場ボタン2のうちの上方向ボタンと、かご内行先ボタン1aのうちの避難階に対応する行先ボタンへの操作を有効(サービス可能)とし、他の呼び登録ボタンへの操作は無効(サービス不可)とする。
続くステップS7において利用者がいずれかの階床の乗場ボタン2を操作すると、ステップS8において、運行制御手段12はステップS7で操作された乗場ボタン2が有効(サービス可能)であるか否かを判定する。このステップS8で、操作された乗場ボタン2が無効(サービス不可)である場合には、ステップS7へと戻る。
一方、操作された乗場ボタン2が有効(サービス可能)である場合には図2中の(B)へと至る。この(B)は、次の図3の同符号と対応している。したがって、図2中の(B)へと至ると、図3のステップS9へと進む。このステップS9においては、運行制御手段12は、ステップS7で操作された乗場ボタン2が設置された階床へとかご1を配車する(走行させる)。
続くステップS10において、利用者が到着したかご1に乗車し、かご内行先ボタン1aを操作すると、ステップS11において、運行制御手段12はステップS10で操作されたかご内行先ボタン1aが有効(サービス可能)であるか否かを判定する。このステップS11で、操作されたかご内行先ボタン1aが無効(サービス不可)である場合には、ステップS10へと戻る。
一方、操作されたかご内行先ボタン1aが有効(サービス可能)である場合には次のステップS12へと進む。このステップS12においては、運行制御手段12は、ステップS10で操作されたかご内行先ボタン1aに対応する階床へとかご1を走行させる。これまでの説明で明らかなように、この際のかご1の行先階は避難階である。そして、かご1が避難階へと到着すると、かご1内に搭乗していた利用者は避難階へと到着し(ステップS13)、一連の動作フローは終了する。
図4から図6は、この発明の実施の形態1に係るもので、図4はエレベーターの制御装置を備えたエレベーターシステムの全体構成を示すブロック図、図5及び図6はエレベーターの制御装置の動作を示すフロー図である。
これらの図に示すこの発明の実施の形態1は、前述した前提となる構成に加えて、受信した津波情報に含まれている津波到達予想時刻を利用して当該エレベーターが設置されている建物に津波が到達するまでの時間を算出し、エレベーターの特にかごが津波による被害を受けることがない範囲で建物内の人の避難にエレベーターを活用するようにしたものである。
この実施の形態1においては、図4に示すように、制御装置本体3は、前提となる構成である図1に示す構成に加えて、さらに、津波到達時間記憶手段13、救出可能時間判定手段14及び救出可能時間記憶手段15を備えている。
津波地域判定手段7は、当該エレベーターが設置されている建物の所在地への津波の到達が予想されている場合に、津波情報から当該建物の所在地が属する津波予報区における予想される津波の高さに加えて津波到達予想時刻も取得する。そして、取得した津波到達予想時刻は津波到達時間記憶手段13に記憶される。
救出可能時間判定手段14は、津波到達時間記憶手段13に記憶された情報と、階床判定手段10により求められた避難階の情報とから、当該エレベーターにおける救出可能時刻を算出する。この救出可能時間は、具体的には次のようにして算出する。まず、救出可能時間判定手段14は、建物の最下階から避難階(のうちの最も低い階)までかご1が移動するために必要な移動時間を算出する。
そして、救出可能時間判定手段14は、津波到達時間記憶手段13に記憶されている津波到達予想時刻よりも、算出した前記移動時間だけ前の時刻を求める。この求めた時刻が救出可能時刻である。以上の算出過程からもわかるように、救出可能時刻は、津波が到達する前にかご1を避難階(すなわち、津波が届かないと予想される高さ以上の階床)へと移動させるために、避難階より下の階床にかご1を停止させておくことができる期限を意味する。
こうして算出された救出可能時刻は、救出可能時間記憶手段15に記憶される。また、救出可能時間判定手段14は、現在の時刻が救出可能時刻より前であるか否かについて随時判定している。なお、津波情報の津波到達予想時刻は海岸線でのものであるため、当該建物が内陸にある場合には、救出可能時刻の算出にあたって、ビル住所記憶手段6に記憶された情報に基づいて計算した海岸線から当該建物までの距離を用いて津波到達予想時刻を補正するようにしてもよい。
サービス階管理手段11は、現在時刻が救出可能時刻より前であると救出可能時間判定手段14により判定されている間は、乗場ボタン2への操作について、避難階より下の階床においては上方向の乗場呼び登録のみを有効とし、下方向の乗場呼び登録は無効とする。また、かご内行先ボタン1aへの操作については、避難階より下の階床を行先階とする呼び登録は無効とし、避難階を行先階とする呼び登録のみを有効とする。
そして、現在時刻が救出可能時刻を過ぎたと救出可能時間判定手段14により判定された後は、サービス階管理手段11は、サービス階を階床判定手段10により決定された避難階に限定する。あるいは、全ての階床についてサービス不可とする。
運行制御手段12は、救出可能時間判定手段14によりなされる現在時刻が救出可能時刻より前であるか否かの判断結果と、サービス階管理手段11により管理されているサービス階(サービス方向を含む)についての情報に基づいて、かご1の運行を制御する。
なお、他の構成については前述した前提となる構成と同様であって、その詳細説明は省略する。
図5及び図6のフロー図は、この実施の形態1におけるエレベーターの制御装置の動作のうち、特に、津波の到来が予想される時に運転モードを通常運転モードから災害時運転モードへと切り替える際の動作を示すものである。なお、図5は当該動作を示すフローの前半部分、図6は当該動作を示すフローの後半部分になっており、これらの図5及び図6を合わせることで一連のフローとなる。
まず、このフローの開始時には、エレベーターの運転モードは、通常運転モードである。そして、ステップS21において、津波情報受信手段5は、津波情報配信サーバ4(気象庁サーバ)から、津波の到達が予想される地域、予想される津波の高さ及び到達予想時刻の情報が含まれている津波情報を取得する。続くステップS22において、津波情報受信手段5は、ステップS21で取得した津波情報を津波地域判定手段7へと入力する。
続くステップS23においては、津波地域判定手段7は、ビル住所記憶手段6から当該エレベーターが設置されている建物の住所情報を取得する。そして、津波地域判定手段7は、当該建物の所在地が津波の対象地域であるか、すなわち、当該建物の所在地がステップS22で入力された津波情報に含まれる津波の到達が予想される地域(津波予報区)内であるか否かを判定する。
このステップS23で、当該建物の所在地が津波の対象地域でない場合には図5中の(C)へと至る。この(C)は、次の図6の同符号と対応している。したがって、図5中の(C)へと至ると、図6に示すように一連の動作フローは終了となる。この場合には、エレベーターの運転モードは通常運転モードのままである。
一方、ステップS23で当該建物の所在地が津波の対象地域である場合には、制御装置本体3は、エレベーターの運転モードを災害時運転モードへと切り替えた上で、ステップS24へと進む。この後、ステップS24からステップS38までは災害時運転モードでの動作である。ステップS24においては、津波地域判定手段7は、津波情報から当該建物の所在地が属する津波予報区における予想される津波の高さ及び波到達予想時刻を取得する。そして、取得した予想される津波の高さを津波高さ記憶手段8に記憶する。また、取得した波到達予想時刻を津波到達時間記憶手段13に記憶する。
続くステップS25において、階床判定手段10は、まず、津波高さ記憶手段8に記憶されている予想される津波の高さと、津波被害予測記憶手段9に記憶されている津波浸水予測とに基づいて、当該エレベーターが設置された建物の所在地に津波が到達した際の津波の高さの予測値を計算する。そして、津波の高さの予測値から津波高相当階床を求め、津波高相当階床の1つ上の階床以上の全ての階床を避難階として決定する。
続くステップS26において、サービス階管理手段11は、津波高相当階床以下の階床(すなわち避難階より下の階床)の乗場ボタン2のうちの上方向ボタンと、かご内行先ボタン1aのうちの避難階に対応する行先ボタンへの操作を有効(サービス可能)とし、他の呼び登録ボタンへの操作は無効(サービス不可)とする。
続くステップS27においては、救出可能時間判定手段14は、まず、救出可能時間判定手段14は、建物の最下階から避難階(のうちの最も低い階)までかご1が移動するために必要な移動時間を算出する。次に、救出可能時間判定手段14は、津波到達時間記憶手段13に記憶されている津波到達予想時刻よりも、前記移動時間だけ前の時刻を求め救出可能時刻に決定する。そして、決定した救出可能時刻を救出可能時間記憶手段15に記憶する。
続くステップS28において、救出可能時間判定手段14は、現在時刻がステップS27で求めた救出可能時刻以前であるか否かを判定する。現在時刻が救出可能時刻以前であれば、ステップS29へと進む。このステップS29において利用者がいずれかの階床の乗場ボタン2を操作すると、ステップS30において、運行制御手段12はステップS29で操作された乗場ボタン2が有効(サービス可能)であるか否かを判定する。操作された乗場ボタン2が無効(サービス不可)である場合には、ステップS28へと戻る。
一方、操作された乗場ボタン2が有効(サービス可能)である場合には図5中の(D)へと至る。この(D)は、次の図6の同符号と対応している。したがって、図5中の(D)へと至ると、図6のステップS31へと進む。このステップS31においては、運行制御手段12は、ステップS29で操作された乗場ボタン2が設置された階床へとかご1を配車する(走行させる)。
続くステップS32において、救出可能時間判定手段14は、現在時刻がステップS27で求めた救出可能時刻以前であるか否かを再び判定する。現在時刻が救出可能時刻以前であれば、ステップS33へと進む。このステップS33において利用者が到着したかご1に乗車し、かご内行先ボタン1aを操作すると、ステップS34へと進み、運行制御手段12はステップS33で操作されたかご内行先ボタン1aが有効(サービス可能)であるか否かを判定する。操作されたかご内行先ボタン1aが無効(サービス不可)である場合にはステップS32へと戻る。
一方、操作されたかご内行先ボタン1aが有効(サービス可能)である場合には次のステップS35へと進む。このステップS35においては、運行制御手段12は、ステップS33で操作されたかご内行先ボタン1aに対応する階床へとかご1を走行させる。これまでの説明で明らかなように、このかご1の行先階は避難階である。そして、かご1が避難階へと到着すると、かご1内に搭乗していた利用者は避難階へと到着し(ステップS36)、一連の動作フローは終了する。
一方、ステップS28において現在時刻が救出可能時刻を過ぎている場合、図5中の(E)へと至る。この(E)は、次の図6の同符号と対応している。したがって、図5中の(E)へと至ると、図6のステップS37へと進む。また、ステップS32において現在時刻が救出可能時刻を過ぎている場合もステップS37へと進む。
このステップS37においては、運行制御手段12は、かご1を避難階へと走行させる。避難階が複数存在する場合には、複数の避難階のうちから1つの階床をかご1の行先階として選択する。この際、どの避難階を選択するかという条件は、予め設定しておくことができるようになっている。そして、かご1が避難階に到着すると、サービス階管理手段11は全ての階床をサービス不可とし(ステップS38)、一連の動作フローは終了する。
なお、以上においては、救出可能時間判定手段14により現在時刻が救出可能時刻以前であると判定された場合(ステップS28)に、利用者がいずれかの階床の乗場ボタン2を操作する(ステップS29)までの間における、かご1の移動については特に触れなかった。
この点については、救出可能時間判定手段14により現在時刻が救出可能時刻以前であると判定された後、現在時刻が救出可能時刻を過ぎるまで、あるいは、利用者によりいずれかの階床の乗場ボタン2が操作されるまでは、かご1を避難階より下の階床に移動させ、避難階より下の階床においてかご1を戸開待機させるようにしてもよい。
このようにすることで、かご1が戸開待機している避難階より下の階床にいる利用者が円滑にエレベーターを利用して避難することができる。また、かご1が戸開待機している階床以外の避難階より下の階床への乗場呼びが登録された場合には、かご1を配車するために必要な時間を短縮することができ、ひいては避難にかかる時間を短縮することが可能である。
そして、現在時刻が救出可能時刻を過ぎた場合には、戸開待機をやめて戸閉して避難階へとかご1を移動させることで、かご1が津波の被害を被ることを防止することができる。
また、救出可能時間判定手段14において、時刻を用いて救出可能であるか否かを判定していたが、特定の時点(例えば津波情報受信手段5において津波情報を受信した時点等)を基準とすることで、時刻ではなく経過時間によって救出可能であるか否かを判定するようにすることもできる。
以上のように構成されたエレベーターの制御装置は、津波情報を受信する津波情報受信手段と、津波情報受信手段で受信した津波情報に基づいて、エレベーターが設置された建物が当該津波情報の対象地域に含まれるか否かを判定する津波地域判定手段と、建物が当該津波情報の対象地域に含まれる場合に、津波情報から抽出された津波到達時間を記憶する津波到達時間記憶手段と、建物が当該津波情報の対象地域に含まれる場合に、津波情報から抽出された津波の高さを記憶する津波高さ記憶手段と、津波高さ記憶手段に記憶された津波の高さより高い建物の階床を判定して避難階を決定する階床判定手段と、津波到達時間記憶手段に記憶された津波到達時間に基づいて救出可能時間を求め、この救出可能時間が経過したか否かを判定する救出可能時間判定手段と、救出可能時間の経過前は、避難階より下の階床における上方向の乗場呼びを有効とするサービス階管理手段と、を備えたものである。
このため、当該エレベーターが設置された建物へと津波が到達することが予想される場合に、建物内の人間の避難に出来得る限りエレベーターを活用することができる。
そして、さらに、救出可能時間の経過後には、かごを避難階に移動させた上で、サービス階管理手段により全ての階床をサービス不可とすることで、当該エレベーターが設置された建物へと津波が到達することが予想される場合に、津波の影響が及ばない階にまでエレベーターのかごを退避させることができる。
実施の形態2.
図7及び図8は、この発明の実施の形態2に係るもので、エレベーターの制御装置を備えたエレベーターシステムの全体構成を示すブロック図、図8はエレベーターの制御装置の運転休止動作を示すフロー図である。
ここで説明する実施の形態2は、前述した実施の形態1の構成に加えて、現在時刻が救出可能時刻を過ぎた後はエレベーターの運転を休止させる休止運転決定手段をさらに備えるようにしたものである。
すなわち、図7に示すように、制御装置本体3は、実施の形態1(図4)の構成に加えて、さらに休止運転決定手段16を備えている。この休止運転決定手段16は、救出可能時間判定手段14により現在時刻が救出可能時刻を過ぎたと判定された場合に、運行制御手段12に対して休止運転要求を出力する。
休止運転決定手段16からの休止運転要求を受けた運行制御手段12は、まず、かご1を避難階へと走行させる。かご1が避難階に到着すると、サービス階管理手段11は、全ての階床をサービス不可とする。そして、全ての階床がサービス不可となってことを受けて、運行制御手段12は、かご1に休止運転要求を出力してかご1を休止させる。
なお、他の構成については実施の形態1と同様であって、その詳細説明は省略する。
以上で説明した構成を備えたこの実施の形態のエレベーターの制御装置における運転休止動作の流れについて、図8を参照しながらさらに詳しく説明する。
まず、ステップS41において、救出可能時間判定手段14は、現在時刻が救出可能時間記憶手段15に記憶されている救出可能時刻以前であるか否かを判定する。現在時刻が救出可能時刻以前であれば、一連の動作フローは終了する。
一方、現在時刻が救出可能時刻を過ぎている場合には、ステップS42へと進む。このステップS42においては、休止運転決定手段16は、運行制御手段12へと休止運転要求を出力する。そして、ステップS43へと進み、休止運転要求を受けた運行制御手段12は、かご1を避難階へと走行させる。避難階が複数存在する場合には、複数の避難階のうちから1つの階床をかご1の行先階として選択する。この際、どの避難階を選択するかという条件は予め設定しておく。
かご1が避難階に到着すると、ステップS44において、サービス階管理手段11は全ての階床をサービス不可とする。そして、続くステップS45において、休止運転決定手段16は、かご1に休止運転要求を出力してかご1を休止させ、一連の動作フローは終了する。
以上のように構成されたエレベーターの制御装置は、実施の形態1の構成において、救出可能時間の経過時にエレベーターの休止運転要求を出力する休止運転決定手段をさらに備えたものである。そして、運行制御手段は、休止運転要求を受けると、かごを避難階へと移動させた上で運転休止させる。
このため、実施の形態1と同様の効果を奏することができるのに加えて、さらに確実に、津波の影響が及ばない階にまでエレベーターのかごを退避させ、かごが津波の被害を被ることを防止することができる。
1 かご、 1a かご内行先ボタン、 2 乗場ボタン、 3 制御装置本体、 4 津波情報配信サーバ、 5 津波情報受信手段、 6 ビル住所記憶手段、 7 津波地域判定手段、 8 津波高さ記憶手段、 9 津波被害予測記憶手段、 10 階床判定手段、 11 サービス階管理手段、 12 運行制御手段、 13 津波到達時間記憶手段、 14 救出可能時間判定手段、 15 救出可能時間記憶手段、 16 休止運転決定手段。

Claims (4)

  1. 津波情報を受信する津波情報受信手段と、
    前記津波情報受信手段で受信した津波情報に基づいて、エレベーターが設置された建物が当該津波情報の対象地域に含まれるか否かを判定する津波地域判定手段と、
    前記建物が当該津波情報の対象地域に含まれる場合に、前記津波情報から抽出された津波到達時間を記憶する津波到達時間記憶手段と、
    前記建物が当該津波情報の対象地域に含まれる場合に、前記津波情報から抽出された津波の高さを記憶する津波高さ記憶手段と、
    前記津波高さ記憶手段に記憶された津波の高さより高い前記建物の階床を判定して避難階を決定する階床判定手段と、
    前記津波到達時間記憶手段に記憶された津波到達時間に基づいて救出可能時間を求め、この救出可能時間が経過したか否かを判定する救出可能時間判定手段と、
    前記救出可能時間の経過前は、前記避難階より下の階床における上方向の乗場呼びを有効とするサービス階管理手段と、を備えたことを特徴とするエレベーターの制御装置。
  2. 前記救出可能時間の経過前は、かごを前記避難階より下の階床において戸開待機させる運行制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベーターの制御装置。
  3. 前記救出可能時間の経過時にエレベーターの休止運転要求を出力する休止運転決定手段と、
    前記休止運転要求を受けると、かごを前記避難階へと移動させた上で運転休止させる運行制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベーターの制御装置。
  4. 前記救出可能時間判定手段は、前記津波到達時間記憶手段に記憶された津波到達時間と、かごを最下階から前記避難階まで移動させるために必要な時間とに基づいて救出可能時間を求めることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエレベーターの制御装置。
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