JP5847220B2 - エレベータ群管理装置およびエレベータ群管理方法 - Google Patents

エレベータ群管理装置およびエレベータ群管理方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、エレベータ群管理装置およびエレベータ群管理方法に関する。
従来、複数のエレベータが設置された建物では、これらのエレベータを統括して管理する群管理制御を採用している。
群管理制御では、現状のエレベータの稼働状況や呼び登録の発生状況等をフィードバックすることにより、利用者のエレベータ待ち時間をなるべく短くし、効率的な運転を行うことができる。
特開平8−225257号公報
上述したエレベータの群管理制御においては、利用者が増加したときに、これに対応して効率的な運転を行うための制御が行われているが、利用者が少ないときの省エネ対応については考慮されていなかった。
また、各エレベータについて省エネ制御を行う場合も、エレベータの稼働状況や呼び登録の発生状況等が変化したことに伴って行うフィードバック制御のみでは省エネ効果が十分ではないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、複数のエレベータが設置された建物において、利用者の利便性を保ちつつ、高い省エネ効果を得るための群管理を行うエレベータ群管理装置およびエレベータ群管理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための実施形態によればエレベータ群管理装置は、輸送能力予測値演算部と省電力制御号機数決定部と群管理制御部とを備える。輸送能力予測値演算部は、建物内のエレベータの不停止階の設定が変更されると、変更後の不停止階の設定情報と、予め記憶された建物内の階床ごとのエレベータ利用人数と、予め記憶された建物内のエレベータの仕様情報とから、複数のエレベータ全体の輸送能力予測値を演算する。省電力制御号機数決定部は、演算された輸送能力予測値が、予め設定された輸送能力基準範囲の上限値を超えたときには、複数のエレベータのうち、省電力制御の対象とするエレベータ数を増加させる決定をする。群管理制御部は、省電力制御の対象とするエレベータ数の変更が決定されると、以降は当該決定に基づく数のエレベータを省電力制御の対象として運転する
第1実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの構成を示すブロック図。 第1実施形態によるエレベータ群管理装置で取得した不停止階の情報を示す説明図。 第1実施形態によるエレベータ群管理装置で取得した他の不停止階の情報を示す説明図。 第1実施形態によるエレベータ群管理装置の動作を示すフローチャート。 第2実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの構成を示すブロック図。 第2実施形態によるエレベータ群管理装置に接続された制御盤の動作を示すフローチャート。 第3実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの構成を示すブロック図。 第3実施形態によるエレベータ群管理装置の動作を示すフローチャート。 第4実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの構成を示すブロック図。 第4実施形態によるエレベータ群管理装置に接続された制御盤の動作を示すフローチャート。 第5実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの構成を示すブロック図。 第5実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの構成を示すブロック図。
《第1実施形態》
〈第1実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本発明の第1実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの構成について、図1を参照して説明する。
本実施形態によるエレベータシステム1Aは、9階建ての建物に設置された第1号機10、第2号機20、第3号機30の3台のエレベータと、1階〜9階の各階床のエレベータ乗場にそれぞれ設置された第1乗場呼びボタン40−1〜40−9および第2乗場呼びボタン50−1〜50−9と、不停止指令出力装置60と、群管理装置70Aとを備える。尚、これらの階床数、エレベータ台数、乗場呼びボタンの設置数は、適宜変更可能である。
第1号機10には、各階床のエレベータ乗場にそれぞれ設置された第1乗場扉11−1〜11−9と、乗りかご12と、第1制御盤13Aとが設置されている。第2号機20には、各階床のエレベータ乗場にそれぞれ設置された第2乗場扉21−1〜21−9と、乗りかご22と、第2制御盤23Aとが設置されている。第3号機30には、各階床のエレベータ乗場にそれぞれ設置された第3乗場扉31−1〜31−9と、乗りかご32と、第3制御盤33Aとが設置されている。
乗りかご12、22、32にはそれぞれ、かご内の利用者が目的階を指定する操作を行うためのかご呼びボタン121、221、321が設置されている。
第1制御盤13A、第2制御盤23A、第3制御盤33Aはそれぞれ、かご呼び登録部131、231、331と、乗場呼び登録部132、232、332と、運転情報出力部133、233、333と、運転状態制御部134、234、334と、不停止階制御部135、235、335とを有する。
かご呼び登録部131、231、331はそれぞれ、かご呼びボタン121、221、321の操作状況に基づいて生成されたかご呼び情報を登録する。
乗場呼び登録部132、232、332はそれぞれ、第1乗場呼びボタン40−1〜40−9および第2乗場呼びボタン50−1〜50−9の操作状況に基づいて生成された乗場呼び情報を登録する。
運転情報出力部133、233、333はそれぞれ、自号機10、20、30内の運転情報(乗りかご12、22、32の位置情報、走行状態、目的階、かご呼び登録部131、231、331へのかご呼び登録状況、乗場呼び登録部132、232、332、への乗場呼び登録状況等)を、所定時間間隔で群管理装置70Aに出力する。
運転状態制御部134、234、334はそれぞれ、かご呼び登録部131、231、331に登録されたかご呼び情報、乗場呼び登録部132、232、332に登録された乗場呼び情報、および群管理装置70Aから出力される各種指令に基づいて、自号機10、20、30内の動作を制御する。
不停止階制御部135、235、335は、不停止指令出力装置60から、不停止階を指示する不停止指令を取得すると、自号機10、20、30内で、当該指令により示される階を不停止とするよう制御する。
第1乗場呼びボタン40−1〜40−9および第2乗場呼びボタン50−1〜50−9は、エレベータ乗場の利用者による、エレベータを呼び寄せる操作を受け付ける。
不停止指令出力装置60は、当該建物内の階床ごとに設けられた不停止切替スイッチ(図示せず)が操作されると、第1号機10、第2号機20、および第3号機30の不停止階の設定を変更するための不停止指令または不停止解除指令を出力する。当該不停止切替スイッチは例えば、テナントの営業時間が終了した階床を不停止階に設定する場合にON操作され、営業が再開し不停止階の設定を解除する場合にOFF操作される。
不停止指令出力装置60により、設定された不停止階の例を図2および図3に示す。図2および図3において斜線で示す部分が不停止階として設定された階床であり、図2は7階〜9階が不停止階に設定された例であり、図3は3階、5階、8階が不停止階に設定された例である。
群管理装置70Aは、各階床利用人数記憶部701と、エレベータ仕様情報記憶部702と、輸送能力予測値演算部703と、省電力制御優先順位決定部704と、省電力制御対象号機数決定部705と、間引き指令出力部706と、群管理制御部707と、輸送能力実測値演算部708とを有する。
各階床利用人数記憶部701は、管理者の操作により入力された、当該建物の階床ごとのエレベータの利用人数情報を記憶する。各階床の利用者人数は、例えば、オフィスビルであれば在席者数であり、共同住宅であれば居住者数である。
エレベータ仕様情報記憶部702は、管理者の操作により入力された当該建物内のエレベータの仕様情報、例えば、第1号機10、第2号機20、および第3号機30の配置、用途や定格速度、各階床の階高等の情報を記憶する。
輸送能力予測値演算部703は、不停止指令出力装置60から出力された、いずれかの階床に関する不停止指令または不停止解除指令を取得し、当該指令と、各階床利用人数記憶部701に記憶された各階床の利用人数情報と、エレベータ仕様情報記憶部702に記憶されたエレベータの仕様情報とに基づいて、当該建物内のエレベータ全体の輸送能力予測値を演算する。エレベータの輸送能力は、第1号機10、第2号機20、および第3号機30内の平均運転時間間隔や、平均待ち時間等により示される。
省電力制御優先順位決定部704は、エレベータ仕様情報記憶部702に記憶されたエレベータ仕様情報に基づいて、省電力制御の対象とするエレベータの優先順位を決定する。例えば、車椅子対応エレベータや、建物の入り口に近いエレベータは優先順位を低くするようにするなど、利用者の利便性を考慮して決定する。
また省電力制御優先順位決定部704において、建物に入居するテナントにより予め指定された、各号機の省電力制御対象優先順位を記憶しておき、これに基づいて決定するようにしてもよい。
省電力制御対象号機数決定部705は、エレベータの輸送能力が適正であるか否か判定するために予め設定された輸送能力基準範囲を有し、輸送能力予測値演算部703で演算された輸送能力予測値とこの輸送能力基準範囲とを比較する。比較した結果、輸送能力予測値が輸送能力基準範囲の上限値を超えたときには輸送能力が過剰であると判断して、省電力制御対象とする号機数を増加させる決定する。例えば、省電力対象とする号機数が現在「0」であれば「1」とする。
また省電力制御対象号機数決定部705は、後述する輸送能力実測値演算部708から出力された輸送能力実測値を取得して、設定された輸送能力基準範囲と比較する。比較した結果、輸送能力実測値が輸送能力基準範囲の下限値を下回ったときには輸送能力が不足していると判断して、省電力制御対象とする号機を減らす(群管理の対象に戻す)決定をする。例えば、省電力対象とする号機数が「1」となっていれば、「0」にする。
間引き指令出力部706は、省電力制御対象号機数決定部705において省電力制御対象とする号機を増加させる決定がされると、省電力制御優先順位決定部704で決定された優先順位が高いエレベータから順番に、省電力制御対象号機数決定部705で決定された数のエレベータを間引き対象として選択し、選択したエレベータを群管理の対象から間引くための間引き指令を群管理制御部707に出力する。
また間引き指令出力部706は、省電力制御対象号機数決定部705において間引き対象とする号機を減らす決定がされると、間引き対象号機を減らす指令を出力する。
群管理制御部707は、第1制御盤13A、第2制御盤23A、第3制御盤33Aから出力された運転情報に基づいて、乗場呼び情報が登録されたことを検知すると、当該乗場呼びの操作が行われた階床への、群管理対象の各エレベータの乗りかごの予測到着時間を算出し、その予測到着時間から最も運転効率がよい(例えば、予測到着時間が最も短い)エレベータを、当該乗場呼びに応答させるエレベータとして選定する。そして、選定したエレベータの制御盤に、当該乗場呼びに応答させるための乗場呼び応答指令を出力することで、複数エレベータの群管理を行う。
また群管理制御部707は、間引き指令出力部706から間引き指令が出力されると、当該間引き指令により指定されたエレベータを、以降の群管理対象から除外した間引き運転を行うことで省電力制御を行う。このとき、群管理対象から除外するエレベータの制御盤に対してパーキング指令を出力し、該当するエレベータをパーキング状態にさせてもよい。
また群管理制御部707は、間引き指令出力部706から間引き対象号機を減らす指令が出力されると、間引き対象としていたエレベータを群管理対象として復帰させて運転を行う。
輸送能力実測値演算部708は、群管理制御部707において間引き運転が開始された後に、運転中のエレベータの制御盤から出力された運転情報に基づいて、当該建物内のエレベータ全体の輸送能力実測値を演算し、省電力制御対象号機数決定部705に出力する。
〈第1実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの動作〉
次に、エレベータシステム1Aの群管理装置70Aにより、第1号機10、第2号機20、および第3号機30の群管理が行われている状態で、不停止指令出力装置60においていずれかの階床の不停止切替スイッチがON操作された場合の群管理装置70Aの動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。本実施形態において、1階〜9階の全階床が同一階高、同一利用人数で、第1号機10、第2号機20、第3号機30の全号機の定格速度が同一であるものとする。
不停止指令出力装置60においていずれかの階床の不停止切替スイッチがON操作されると、当該階を不停止階として設定するための不停止指令が出力され、群管理装置70Aで取得される。
群管理装置70Aでは、不停止指令出力装置60から出力された不停止指令が取得されると(S1の「YES」)、輸送能力予測値演算部703において、当該指令と、各階床利用人数記憶部701に記憶された各階床の利用人数情報と、エレベータ仕様情報記憶部702に記憶されたエレベータの仕様情報とに基づいて、当該建物内のエレベータ全体の輸送能力予測値が演算される(S2)。
このとき、図2に示すように7階〜9階を不停止階として設定する不停止指令が取得されたときには、単純計算で群管理制御内の乗りかごの一周時間が、1階〜9階を群管理制御対象とする通常状態の2/3程度となる。従って、算出される輸送能力予測値は、通常状態のときよりも大きく算出される。
一方、図3に示すように3階、5階、および8階を不停止階として設定する不停止指令が取得されたときには制御対象の最下階が1階であり最上階が9階であるため図2の場合のように乗りかごの一周時間が通常状態の2/3にはならず、輸送能力予測値が大きく算出されない場合もある。
次に省電力制御対象号機数決定部705において、輸送能力予測値演算部703で演算された輸送能力予測値と、予め保持された輸送能力基準範囲とが比較される。
比較の結果、輸送能力予測値が輸送能力基準範囲の上限値を超えたとき(S3の「YES」)には輸送能力が過剰であると判断され、省電力制御対象とする号機数を増加させて稼動台数を減らすよう決定される(S4)。ここでは、省電力制御対象とする号機数を「0」から「1」に増加して決定されたものとする。
次に間引き指令出力部706により、省電力制御優先順位決定部704で決定された優先順位が高いエレベータから順番に、省電力制御対象号機数決定部705で決定された数(1台)のエレベータが間引き対象として選択され、選択されたエレベータを群管理の対象から間引くための間引き指令が群管理制御部707に出力される(S5)。ここでは、第1号機10を群管理から間引くための間引き指令が出力されたものとする。
群管理制御部707では、間引き指令出力部706から第1号機10の間引き指令が出力されると、第1号機10を以降の群管理対象から除外した間引き運転が開始される(S6)。このとき、第1制御盤13Aにパーキング指令を出力して、第1号機10をパーキング状態にさせてもよい。
間引き運転開始後、輸送能力実測値演算部708において、運転中のエレベータの制御盤から出力された運転情報に基づいて、当該建物内のエレベータ全体の輸送能力実測値が演算される(S7)。
次に省電力制御対象号機数決定部705において、輸送能力実測値演算部708で演算された輸送能力実測値と、予め保持された輸送能力基準範囲とが比較される。
比較の結果、輸送能力実測値が輸送能力基準範囲の下限値を下回ったとき(S8の「YES」)には輸送能力が不足していると判断され、省電力制御対象とする号機数を減らして稼動台数を増やすよう決定される(S9)。ここでは、省電力制御対象とする号機数を「1」から「0」に減らして決定されたものとする。
次に間引き指令出力部706により、間引き対象とする号機数を「0」とする指令が出力される(S10)。
群管理制御部707では、間引き指令出力部706から間引き対象とする号機数を「0」とする指令が出力されると、第1号機10を群管理対象に復帰させて運転が継続される(S11)。また、第1号機10がパーキング状態となっている場合には、パーキング解除指令が出力される。
以上の第1実施形態によれば、不停止階の設定が変更される都度、輸送能力予測値を演算し、輸送能力が過剰であれば予測段階で稼動号機数を減らすため、高い精度で省エネ効果の高いエレベータの運転を行うことができる。
また、稼動号機数を減らした後は輸送能力実測値に基づいて輸送能力が不足しているか否かを監視し、不足していると判断されるときには稼動号機を増やす(戻す)ように制御するため、利用者の利便性を保つことができる。
《第2実施形態》
〈第2実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本発明の第2実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの構成について、図5を参照して説明する。
本実施形態によるエレベータシステム1Bの構成は、第1制御盤13B、第2制御盤23B、第3制御盤33Bにそれぞれ、稼動/非稼動状態判断部136、236、336を有し、各階床のエレベータ乗場の第1乗場扉11−1〜11−9付近には情報出力装置14−1〜14−9が設置され、第2乗場扉21−1〜21−9付近には情報出力装置24−1〜24−9が設置され、第3乗場扉31−1〜31−9付近には情報出力装置34−1〜34−9が設置されている他は、第1実施形態によるエレベータシステム1Aの構成と同様であるため、同一部分の詳細な説明は省略する。
稼動/非稼動状態判断部136、236、336はそれぞれ、運転状態制御部134、234、334による制御状態に基づいて、対応するエレベータの稼動/非稼動状態を判断し、非稼動状態であると判断すると非稼動状態通知を出力し、稼動状態であると判断する稼動状態通知を出力する。このとき、間引き運転以外の保守点検などによっても、非稼動状態通知が出力される。
情報出力装置14−1〜14−9はモニタやスピーカで構成され、稼動/非稼動状態判断部136から出力された非稼動状態通知または稼動状態通知を、表示情報または音声情報により出力する。同様に情報出力装置24−1〜24−9は、稼動/非稼動状態判断部236から出力された非稼動状態通知または稼動状態通知を、表示情報または音声情報により出力し、情報出力装置34−1〜34−9は、稼動/非稼動状態判断部336から出力された非稼動状態通知または稼動状態通知を、表示情報または音声情報により出力する。
本実施形態において、情報出力装置を各階に1台ずつ設置し、第1号機10〜第3号機30の非稼動状態通知または稼動状態通知を出力するようにしてもよい。
〈第2実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの動作〉
本実施形態において、間引き運転の開始、解除に関する処理は第1実施形態によるエレベータシステム1Aの動作と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態において、群管理装置70Bの群管理制御部707では、いずれかの号機の間引き運転が開始されると、該当する号機の制御盤に対して間引き運転の対象である旨の間引き対象通知が出力される。ここでは、第1制御盤13Bに対して間引き対象通知が出力されたものとする。
このとき、第1制御盤13B、第2制御盤23B、および第3制御盤33Bで実行される処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。
第1制御盤13Bでは、間引き対象通知が運転状態制御部134で取得されると(S21の「YES」)、稼動/非稼動状態判断部136において、第1号機10が非稼動号機として認識される(S22)。
また、間引き対象通知が取得されていないとき(S21の「NO」)でも、間引き以外の要因で第1号機10が非稼動状態であるか否かが運転状態制御部134の制御状態により判断され、非稼動状態であると判断されたとき(S23の「YES」)には、自号機10が非稼動号機として認識される(S22)。
自号機10が非稼動号機として認識されると、稼動/非稼動状態判断部136から情報出力装置14−1〜14−9に対し、非稼動状態通知が送信される(S24)。
また第2制御盤23Bおよび第3制御盤33Bでは、間引き対象通知が取得されず、非稼動状態であるとも判断されていないため(S23の「NO」)、自号機20、30が稼動号機として認識される(S25)。
自号機20、30が稼動号機として認識されると、稼動/非稼動状態判断部236、336から情報出力装置24−1〜24−9、34−1、34−9に対し、稼動状態通知が送信される(S24)。
情報出力装置14−1〜14−9では、第1号機10の動作状態に対応して、取得された非稼動状態通知による案内が表示または音声で出力され、利用者に提供される。また、情報出力装置24−1〜24−9、34−1〜34−9に対して、取得された稼動状態通知による案内が表示または音声で出力され、利用者に提供される。
以上の第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、どの号機が稼働中で、どの号機が非稼動中であるかを、表示または音声により利用者へ案内し認知させることができる。そのため利用者は、非稼動中の号機を避けて乗りかごを待つことができ、利用者の移動距離が短くなるとともに乗りかごへの乗り降りがスムーズになり、エレベータの輸送効率も向上させることができる。
《第3実施形態》
〈第3実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本発明の第3実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの構成について、図7を参照して説明する。
本実施形態によるエレベータシステム1Cの構成は、乗りかご12、22、32にそれぞれ、荷重センサ122、222、322を有し、群管理装置70Cに各階床利用人数記憶部701に替えて各階床利用人数算出部709を有する他は、第1実施形態によるエレベータシステム1Aの構成と同様であるため、同一部分の詳細な説明は省略する。
荷重センサ122、222、322はそれぞれ、乗りかご12、22、32にかかる荷重量を検出する。
群管理装置70Cの各階床利用人数算出部709は、荷重センサ122、222、322で検出された乗りかご12、22、32の荷重量に基づいて、各階床の最新の利用人数を算出し、記憶する。
〈第3実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの動作〉
本実施形態において、郡管理装置70Cの各階利用人数算出部709で実行される各階利用人数算出処理について、図8のフローチャートを参照して説明する。
荷重センサ122、222、322において所定時間間隔で検出された荷重量は、各制御盤の運転情報出力部133、233、333から群管理装置70Cに出力され、各階床利用人数算出部709で取得される。
各階床利用人数算出部709では、乗りかご12、22、32がいずれかの階床で停止中に、荷重量が減少したか否かが監視される(S31)。
停止中に荷重量が減少したと判定されたとき(S31の「YES」)には、荷重量の減少分を、予め設定された人間1人あたりの体重(例えば50kg)で割ることにより、当該階床で降車した人数が算出される(S32)。
そして、算出された降車人数が、当該階床の利用者人数として予め記憶されている値に加算され、最新の利用人数として記憶される(S33)。
またステップS31において荷重量が減少していないと判定されたとき(S31の「NO」)には、当該階床で停止中に、荷重量が増加したか否かが監視される(S34)。
停止中に荷重量が増加したと判定されたとき(S34の「YES」)には、荷重量の増加分を、予め設定された人間1人あたりの体重(例えば50kg)で割ることにより、当該階床で乗車した人数が算出される(S35)。
そして、算出された乗車人数が、当該階床の利用者人数として予め記憶されている値から減算され、最新の利用者人数として記憶される(S36)。
算出された最新の各階利用者人数は、第1実施形態の輸送能力予測値の算出処理に用いられる。
以上の第3実施形態によれば、各階利用人数算出処理により、各階床に在席する最新の利用者人数をリアルタイムで算出し、算出された各階利用人数を輸送能力予測値の算出処理に用いることにより、高い精度で輸送能力を予測して省電力制御運転の精度を向上させることができる。
《第4実施形態》
〈第4実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本発明の第4実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの構成について、図9を参照して説明する。
本実施形態によるエレベータシステム1Dの構成は、第1制御盤13D、第2制御盤23D、第3制御盤33Dにそれぞれ接続された、電源切替装置15、25、35を有する他は、第1実施形態によるエレベータシステム1Aの構成と同様であるため、同一部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態において群管理装置70Dの群管理制御部707は、間引き指令出力部706から間引き指令が出力されると、当該間引き指令により指定されたエレベータの制御盤に接続された電源切替装置に対し、電源遮断信号を出力する。また電源遮断信号を出力した後、間引き指令により指定されたエレベータを群管理対象に復帰させると、電源接続信号を出力する。
電源切替装置15、25、35はそれぞれ、群管理装置70Dから電源遮断信号を取得すると、自号機の主電源を遮断するよう切り替える。また、主電源を遮断した後、電源接続信号を取得すると、自号機の主電源を接続するよう切り替える。
〈第4実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの動作〉
本実施形態において、間引き運転の開始、解除に関する処理は第1実施形態によるエレベータシステム1Aの動作と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態において、群管理装置70Dの群管理制御部707では、間引き指令出力部706から間引き指令が出力されると、当該間引き指令により指定されたエレベータの制御盤に接続された電源切替装置に対し、電源遮断信号が出力される。ここでは、第1制御盤13Dに接続された電源切替装置15に対して電源遮断信号が出力されたものとする。
電源遮断信号が取得された電源切替装置15で実行される処理について、図10のフローチャートを参照して説明する。
電源切替装置15では、電源遮断信号が取得されると(S41の「YES」)、対応する第1号機10の主電源を遮断するよう切り替えられる(S42)。
その後、間引き運転が解除されたことにより電源接続信号が出力されると(S43の「YES」)、第1号機10の主電源を接続するよう切り替えられる(S44)
以上の第4実施形態によれば、間引き運転を行う際に、間引き対象とするエレベータをパーキング状態にしたり群管理対象から除外するのみではなく、当該号機の主電源を遮断するため、さらに省エネ効果の高い制御を行うことが可能になる。
《第5実施形態》
〈第5実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの構成〉
本発明の第5実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの構成について、図11を参照して説明する。
群管理装置70Eに間引き指令出力部706に替えて低速運転指令出力部710を有する他は、第1実施形態によるエレベータシステム1Aの構成と同様であるため、同一部分の詳細な説明は省略する。
低速運転指令出力部710は、省電力制御対象号機数決定部705において省電力制御対象とする号機を増加させる決定がされると、省電力制御優先順位決定部704で決定された優先順位が高いエレベータから順番に、省電力制御対象号機数決定部705で決定された数のエレベータを対象として低速運転指令を生成し、群管理制御部707に出力する。
また低速運転指令出力部710は、省電力制御対象号機数決定部705において省電力制御対象とする号機を減らす決定がされると、低速運転をする号機を減らす指令を出力する。
群管理制御部707は、低速運転指令出力部710から出力された低速運転指令を、指定されたエレベータの制御盤に出力する。
また群管理制御部707は、低速運転指令出力部710から低速運転をする号機を減らす指令が出力されると、低速運転対象としていたエレベータを通常の定格速度運転に戻すための低速運転解除指令を、該当する制御盤に出力する。
〈第5実施形態によるエレベータ群管理装置を利用したエレベータシステムの動作〉
本実施形態において、省電力制御対象のエレベータの選択に関する処理は第1実施形態によるエレベータシステム1Aの動作と同様であるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態おいて、群管理装置70Eの群管理制御部707では、低速運転指令出力部710から出力された低速運転指令が、当該低速運転指令により指定されたエレベータの制御盤に出力される。ここでは、第1制御盤13Eに対して低速運転指令が出力されたものとする。
低速運転指令が取得された第1制御盤13Eで実行される処理について、図12のフローチャートを参照して説明する。
第1制御盤13Eでは、低速運転指令が取得されると(S51の「YES」)、運転状態制御部134により乗りかご12を低速運転するよう切り替えられる(S52)。
その後、低速運転解除指令が出力されると(S53の「YES」)、乗りかご12の運転を定格速度に戻すように切り替えられる(S54)。
以上の第5実施形態によれば、交通需要が少ない場合にいずれかのエレベータを休止とするのではなく低速運転とすることで、群管理制御対象の稼動号機数は減らさずに省電力化を図ることができ、輸送能力が著しく悪化する事態を防止することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1A、1B、1C、1D…エレベータシステム
10…第1号機
11−1〜11−9…第1乗場扉
13A、13B、13C、13D、13E…第1制御盤
14−1〜14−9、24−1〜24−9、34−1〜34−9…情報出力装置
15…電源切替装置
20…第2号機
21−1〜21−9…第2乗場扉
23A、23B、23C、23D、23E…第2制御盤
30…第3号機
31−1〜31−9…第3乗場扉
33A、33B、33C、33D、33E…第3制御盤
40−1〜40−9…第1乗場呼びボタン
50−1〜50−9…第2乗場呼びボタン
60…不停止指令出力装置
70A、70B,70C、70D、70E…群管理装置
121、221、321…かご呼びボタン
122、222、322…荷重センサ
131、231、331…かご呼び登録部
132、232、332…乗場呼び登録部
133、233、333…運転情報出力部
134、234、334…運転状態制御部
135、235、335…不停止階制御部
136、236、336…稼動/非稼動状態判断部
701…各階床利用人数記憶部
702…エレベータ仕様情報記憶部
703…輸送能力予測値演算部
704…省電力制御優先順位決定部
705…省電力制御対象号機数決定部
706…間引き指令出力部
707…群管理制御部
708…輸送能力実測値演算部
709…各階床利用人数算出部
710…低速運転指令出力部

Claims (8)

  1. 建物内に設置された複数のエレベータを群管理するエレベータ群管理装置において、
    予め入力された、前記建物内の階床ごとのエレベータ利用人数を記憶する各階床利用人数記憶部と、
    予め入力された、前記建物内のエレベータの仕様情報を記憶するエレベータ仕様情報記憶部と、
    前記建物内のエレベータの不停止階の設定が変更されると、変更後の不停止階の設定情報と、前記各階床利用人数記憶部に記憶された階床ごとのエレベータ利用人数と、前記エレベータ仕様情報記憶部に記憶されたエレベータ仕様情報とから、前記複数のエレベータ全体の輸送能力予測値を演算する輸送能力予測値演算部と、
    前記輸送能力予測値演算部で演算された輸送能力予測値が、予め設定された輸送能力基準範囲の上限値を超えたときには、前記建物内のエレベータ全体の輸送能力が過剰であると判断して、前記複数のエレベータのうち、省電力制御の対象とするエレベータ数を増加させる決定をする省電力制御号機数決定部と、
    前記省電力制御号機数決定部により省電力制御の対象とするエレベータ数の変更が決定されると、以降は当該決定に基づく数のエレベータを省電力制御の対象として運転する群管理制御部とを備えることを特徴とするエレベータ群管理装置。
  2. 前記エレベータ仕様情報記憶部に記憶されたエレベータ仕様情報に基づいて、前記省電力制御の対象とする優先順位を、エレベータごとに決定する省電力制御優先順位決定部と、
    前記省電力制御号機決定部により省電力制御の対象とするエレベータ数を増加させることが決定されると、当該決定に対し、前記省電力制御優先順位決定部で決定された優先順位が高いエレベータから順に、省電力制御の対象とするエレベータを選択し、選択したエレベータを省電力制御の対象とするための指令を前記群管理制御部に出力する指令出力部とをさらに有することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ群管理装置。
  3. 前記群管理制御部により、所定数のエレベータを省電力制御の対象とする運転が開始された後に、前記複数のエレベータの運転情報に基づいて、前記複数のエレベータ全体の輸送能力実測値を演算する輸送能力実測値演算部をさらに備え、
    前記省電力制御対象号機数決定部は、前記輸送能力実測値演算部で演算された輸送能力実測値が、前記輸送能力基準範囲の下限値を下回ったときには、前記建物内のエレベータ全体の輸送能力が不足していると判断して、前記省電力制御の対象とするエレベータ数を減らす決定をする
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ群管理装置。
  4. 前記群管理制御部は、前記所定数のエレベータを、間引き運転するか、低速運転することで、省電力制御を行う
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載のエレベータ群管理装置。
  5. 前記建物内のエレベータ乗場に設置された、前記複数のエレベータそれぞれの稼動/非稼動状態を示す情報を出力する情報出力装置に接続された
    ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のエレベータ群管理装置。
  6. 前記各階利用人数記憶部では、前記建物内の複数のエレベータの乗りかごの荷重量の増減分から算出される各階床での乗降車人数に基づいて、記憶した階床ごとのエレベータ利用人数の情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載のエレベータ群管理装置。
  7. 前記群管理制御部は、前記間引き運転の対象とするエレベータに対し、電源遮断信号を出力する
    ことを特徴とする請求項4に記載のエレベータ群管理装置。
  8. 建物内に設置された複数のエレベータを群管理するエレベータ群管理制御装置が、
    予め入力された、前記建物内の階床ごとのエレベータ利用人数を記憶する各階床利用人数記憶ステップと、
    予め入力された、前記建物内のエレベータの仕様情報を記憶するエレベータ仕様情報記憶ステップと、
    前記建物内のエレベータの不停止階の設定が変更されると、変更後の不停止階の設定情と、前記各階床利用人数記憶ステップで記憶された階床ごとのエレベータ利用人数と、前記エレベータ仕様情報記憶ステップで記憶されたエレベータ仕様情報とから、前記複数のエレベータ全体の輸送能力予測値を演算する輸送能力予測値演算ステップと、
    前記輸送能力予測値演算ステップで演算された輸送能力予測値が、予め設定された輸送能力基準範囲の上限値を超えたときには、前記建物内のエレベータの輸送能力が過剰であると判断して、前記複数のエレベータのうち、省電力制御の対象とするエレベータ数を増加させる決定をする省電力制御号機数決定ステップと、
    前記省電力制御号機数決定ステップにより省電力制御の対象とするエレベータ数の変更が決定されると、以降は当該決定に基づく数のエレベータを省電力制御の対象として運転する群管理制御ステップとを有することを特徴とするエレベータ群管理方法。
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