JP5998702B2 - 情報処理システム、サーバ、携帯端末装置および制御プログラム - Google Patents

情報処理システム、サーバ、携帯端末装置および制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5998702B2
JP5998702B2 JP2012163446A JP2012163446A JP5998702B2 JP 5998702 B2 JP5998702 B2 JP 5998702B2 JP 2012163446 A JP2012163446 A JP 2012163446A JP 2012163446 A JP2012163446 A JP 2012163446A JP 5998702 B2 JP5998702 B2 JP 5998702B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
terminal device
context
mobile terminal
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012163446A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014023135A (ja
Inventor
和明 二村
和明 二村
伊藤 栄信
栄信 伊藤
洋介 中村
洋介 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2012163446A priority Critical patent/JP5998702B2/ja
Priority to US13/875,742 priority patent/US9032024B2/en
Priority to EP13167006.9A priority patent/EP2704455B1/en
Publication of JP2014023135A publication Critical patent/JP2014023135A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5998702B2 publication Critical patent/JP5998702B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/20Services signaling; Auxiliary data signalling, i.e. transmitting data via a non-traffic channel
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/2866Architectures; Arrangements
    • H04L67/30Profiles
    • H04L67/303Terminal profiles
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/029Location-based management or tracking services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/50Service provisioning or reconfiguring

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

本技術は、携帯端末装置、制御方法及び制御プログラムに関する。
近年、携帯端末装置の測位機能を利用して、携帯端末装置の位置情報により特定される例えば「会社」や「自宅」などのコンテキスト毎にデスクトップを切り替える、所謂コンテキストデスクトップ型の携帯端末装置が提案されている。
コンテキストデスクトップ型の携帯端末装置は、携帯端末装置のコンテキストが「会社」であれば、「会社」を属性とする仕事用アプリのアイコンだけをデスクトップに表示させ、携帯端末装置のコンテキストが「自宅」であれば、「自宅」を属性とする自宅用アプリのアイコンだけをデスクトップに表示させる。
このため、コンテキストデスクトップ型の携帯端末装置は、社外に持ち出されても、コンテキストの変化に連動して、自動的にデスクトップを切り替えるので、携帯端末装置から業務情報が流出するリスクを低下させることができる。
一方、例えば部下から業務の依頼が生じた場合、承認アプリなどの、業務の処理に必要なアプリをサーバから承認者の携帯端末装置に配信して、携帯端末装置に該アプリを自動実行させる、所謂アプリプッシュという仕組みも提案されている。アプリプッシュは、携帯端末装置のコンテキストに関係なく、業務の依頼を契機に必要なアプリを携帯端末装置に自動実行させるため、承認者は、例えば部下からの業務の依頼に即座に対応することができる。
プレスリリース(技術)"時間や場所に応じて必要なアプリケーションが自動配信・自動実行される情報端末技術を開発"、平成23年7月19日、株式会社富士通、[平成24年7月8日検索]、インターネット<http://pr.fujitsu.com/jp/news/2011/07/19-1.html>
ところで、コンテキストデスクトップ型の携帯端末装置が社外に持ち出されているときに、例えば承認などの「会社」を属性とする業務の依頼が生じると、携帯端末装置のデスクトップが強制的に会社用のデスクトップに切り替わり、例えば承認アプリなどの業務の依頼にかかるアプリが自動実行される。
このため、鉄道やバスなどの公共交通手段に乗車中のユーザに、例えば承認などの「会社」を属性とする業務の依頼が生じ場合、例えば承認の内容などの社外秘情報が携帯端末装置に突如表示され、携帯端末装置の周囲の第三者に覗き込まれる懸念がある。
開示の技術によれば、サーバからのアプリ配信に基づき、コンテキストに関係なく、突然アプリが実行・表示されることを防止できる携帯端末装置、制御方法及び制御プログラムを提供する。
開示の技術の一観点によれば、サーバにネットワーク接続される携帯端末装置に於いて、前記サーバからアプリの実行指示を受け付けた場合、前記アプリの属性が前記携帯端末装置の位置情報により指定されるコンテキストに整合するかどうか判断する判断部と、前記アプリの属性が前記携帯端末装置の位置情報により指定されるコンテキストに整合しない場合、前記アプリの実行指示を受け付けた旨を通知する通知部と、前記アプリの実行指示を受け付けた旨の通知への応答を契機に、前記アプリを実行するアプリ管理部と、を備える携帯端末装置が提供される。
本開示の技術の一観点によれば、サーバからのアプリ配信に基づき、コンテキストに関係なく、突然アプリが実行・表示されることを防止することができる。
第1の実施形態にかかる情報処理システムの概略図である。 第1の実施形態にかかる携帯端末装置のハードウェア構成の概略図である。 第1の実施形態にかかる携帯端末装置の機能ブロックの概略図である。 第1の実施形態にかかるシステムサーバのハードウェア構成の概略図である。 第1の実施形態にかかるシステムサーバの機能ブロックの概略図である。 第1の実施形態にかかるアプリサーバの機能ブロックの概略図である。 第1の実施形態にかかるアプリサーバの機能ブロックの概略図である。 第1の実施形態にかかる携帯端末装置の処理フローである。 第1の実施形態にかかるシステムサーバの処理フローである。 第1の実施形態にかかる携帯端末装置の処理フローである。 第1の実施形態にかかる携帯端末装置のデスクトップの遷移を説明する概略図である。 第2の実施形態にかかる携帯端末装置の機能ブロックの概略図である。 第2の実施形態にかかる携帯端末装置のデスクトップの概略図である。 第3の実施形態にかかる携帯端末装置の機能ブロックの概略図である。 第3の実施形態にかかる動作規定テーブルの概略図である。 第4の実施形態にかかる携帯端末装置の機能ブロックの概略図である。 第4の実施形態にかかる携帯端末装置のデスクトップの遷移を説明する概略図である。 第5の実施形態にかかる携帯端末装置の機能ブロックの概略図である。 第6の実施形態にかかる携帯端末装置の機能ブロックの概略図である。 第7の実施形態にかかる携帯端末装置の機能ブロックの概略図である。 第7の実施形態にかかる携帯端末装置のデスクトップの概略図である。 第8の実施形態にかかる携帯端末装置の機能ブロックの概略図である。 第8の実施形態にかかる携帯端末装置のデスクトップの遷移を説明する概略図である。 第9の実施形態にかかる携帯端末装置の機能ブロックの概略図である。 第9の実施形態にかかる携帯端末装置のデスクトップの概略図である。
[第1の実施形態]
以下、図1〜図11を参照して、第1の実施形態にかかる情報処理システムを説明する。
[情報処理システム]
図1は、第1の実施形態にかかる情報処理システムの概略図である。
図1に示すように、本実施形態にかかる情報処理システムは、携帯端末装置100、システムサーバ200、アプリサーバ300、PC(Personal Computer)400を含む。携帯端末装置100、システムサーバ200、アプリサーバ300、依頼主PC400は、ネットワーク500により相互接続されている。なお、本実施形態では、システムサーバ200及びアプリサーバ300を別体とするが、アプリサーバ300を、例えばシステムサーバ200の補助記憶装置206に構築して、システムサーバ200に集約しても良い。
[携帯端末装置100]
第1の実施形態にかかる携帯端末装置100を説明する。ここでは、携帯端末装置100に搭載されるOS(Operating System)として、Android(登録商標)を採用することを想定する。但し、本発明の態様は、これに限定されるものではなく、Android以外のOSを採用しても良い。
[携帯端末装置100のハードウェア]
図2は、第1の実施形態にかかる携帯端末装置100のハードウェア構成の概略図である。
本実施形態では、携帯端末装置100として、例えばスマートフォンやタブレットPC等の携帯型情報処理装置を想定する。
図2に示すように、本実施形態にかかる携帯端末装置100は、CPU(Central Processing Unit)101、メインメモリ102、補助メモリ103、クロック供給回路104、電圧供給回路105、RF(Radio Frequency)回路106、アンテナ107、バッテリ108、電源回路109、カメラモジュール110、ブルートゥースI/F(Interface)111、センサ112、ディスプレイ113、外部給電部114、タッチスクリーン115、をハードウェアモジュールとして備える。これらのハードウェアモジュールは、バス116により相互接続されている。
CPU101は、クロック供給回路104から供給されるクロック信号及び電圧供給回路105から供給される電圧により動作して、携帯端末装置100の各種ハードウェアモジュールを制御する。さらに、CPU101は、補助メモリ103に格納された各種プログラムをメインメモリ102に読み出すとともに、該メインメモリ102に読み出した各種プログラムを実行することで、各種機能を実現する。各種機能の詳細は、後述することとする。
メインメモリ102は、CPU101により実行される各種プログラムを格納する。さらに、メインメモリ102は、CPU101のワークエリアとして使用され、CPU101による処理に必要な各種データを記憶する。メインメモリ102としては、例えばRAM(Random Access Memory)などを用いても良い。
補助メモリ103は、携帯端末装置100を動作させる各種プログラムを格納している。各種プログラムとしては、例えば、携帯端末装置100により実行されるアプリケーションプログラム1000や、アプリケーションプログラム1000の実行環境であるOS1100などがある。アプリケーションプログラム1000には、アプリサーバ300からダウンロードされたアプリも含まれる。本実施形態にかかる制御プログラム1200も補助メモリ103に格納されている。補助メモリ103としては、例えば、ハードディスクやフラッシュメモリ等の不揮発メモリを用いても良い。
クロック供給回路104は、CPU101に供給するためのクロック信号を生成する。クロック供給回路104は、例えばクロック信号を発振する水晶振動子と、RTC(Real Time Clock)と、により実現しても良い。
電圧供給回路105は、電源回路109から供給される電力に基づき、CPU101に供給するための可変電圧を生成する。電圧供給回路105は、ボルテージディテクタと、ボルテージレギュレータと、により実現しても良い。
RF回路106は、CPU101により制御され、アンテナ107から他の無線通信装置に高周波信号を送信する。さらに、RF回路106は、アンテナ107により受信された高周波信号をベースバンド信号に変換して、該ベースバンド信号をCPU101に出力する。
バッテリ108は、電源回路109に電力を供給する。バッテリ108は、例えばリチウムイオン電池等の電池と、電池保護IC(Integrated Circuit)と、により実現しても良い。
電源回路109は、バッテリ108から供給される電力を、電源線(図示しない)を介して、携帯端末装置100の各種ハードウェアモジュールに供給する。なお、外部給電部114に外部電源(図示しない)が接続されている場合、電源回路109は、外部給電部114から供給される電力を、携帯端末装置100の各種ハードウェアモジュールに供給しても良い。電源回路109は、例えばスイッチングレギュレータと、ボルテージレギュレータと、により実現しても良い。
カメラモジュール110は、CPU101により制御され、被写体の撮像データを取得する。ブルートゥースI/F111は、他の無線通信装置との間でBluetooth(登録商標)による無線通信を実行するための通信インターフェースである。携帯端末装置100は、さらに、無線LAN(Local Area Network)などの無線通信インターフェースを備えてもよい。
ディスプレイ113は、CPU101により制御され、利用者に画像情報を提示する。タッチスクリーン115は、ディスプレイ113に貼り付けられ、ユーザの指先やペン先などで接触された位置情報を入力する。本実施形態では、タッチスクリーン115を、ユーザ操作の為の位置入力デバイスとして使用する。
センサ112は、CPU101により制御され、携帯端末装置100の状態情報を取得する。センサ112としては、例えば、加速度センサ、ジャイロセンサ、照度センサ、地磁気センサ、傾きセンサ、加圧センサ、接近センサ、温度センサ、3Gモジュール、無線LAN、GPS(Global Positioning System)モジュール、などを用いても良い。
[携帯端末装置100の機能ブロック]
図3は、第1の実施形態にかかる携帯端末装置100の機能ブロックの概略図である。
図3に示すように、本実施形態にかかる携帯端末装置100は、測位部121、位置情報送信部122、コンテキスト受信部123、コンテキスト監視部124、プッシュ受信部125、アプリ取得部126、割り込み処理部127、通知部128、監視部129、認証部130、アプリ管理部131、鍵管理部132、アイコン管理部133、アプリ格納部134を備える。
測位部121、位置情報送信部122、コンテキスト受信部123、コンテキスト監視部124、プッシュ受信部125、アプリ取得部126、割り込み処理部127、通知部128、監視部129、認証部130、アプリ管理部131、鍵管理部132、アイコン管理部133、アプリ格納部134は、何れもCPU101が、制御プログラム1200をメインメモリ102に読み込むとともに、該メインメモリ102に読み出した制御プログラム1200を実行することで実現される。
測位部121は、事前に決められた時間ごとに、例えばOS1100に組み込まれた測位ドライバに測位指示を通知して、センサ112に測位を実行させ、携帯端末装置100の位置情報を取得する。但し、測位部121は、例えばアプリからの指示に基づき、携帯端末装置100の位置情報を取得しても良い。位置情報は、例えば経度/緯度などの生データである。
位置情報送信部122は、測位部121により取得された位置情報をシステムサーバ200に送信する。システムサーバ200は、測位部121から送信された位置情報に基づき、携帯端末装置100のコンテキスト、即ち「work(会社)」、「home(自宅)」、「public(公共空間)」などの場所を特定することとなる。
コンテキスト受信部123は、システムサーバ200から送信されたコンテキストを受信する。コンテキストとしては、例えば「work」、「home」、「public」などの場所を想定しているが、さらに時刻やユーザなどの情報を組み合わせも良い。
コンテキスト監視部124は、コンテキスト受信部123により受信されたコンテキストに基づき、該コンテキストに変化が生じたかどうかどうか監視する。
プッシュ受信部125は、システムサーバ200から送信されたプッシュメッセージを受信する。プッシュメッセージは、該プッシュメッセージに紐付けられたアプリの名前及び属性を含み、該アプリの実行トリガ(アプリの実行指示)とされる。ここで、アプリの属性は、それぞれのアプリに紐付けられたコンテキスト(場所)である。例えば仕事で使用する承認アプリなどの仕事用アプリには、アプリの属性として「work」が付加される。
アプリ取得部126は、プッシュ受信部125により受信されたプッシュメッセージに基づき、該プッシュメッセージに紐付けられたアプリをアプリサーバ300からダウンロードする。
割り込み処理部127は、携帯端末装置100のコンテキストと、アプリ取得部126によりダウンロードされたアプリの属性と、に基づき、該アプリの属性が、携帯端末装置100のコンテキストに整合しているかどうかを判断する。該アプリの属性が、携帯端末装置100のコンテキストに整合している場合、割り込み処理部127は、アプリ管理部131にアプリの実行指示を通知する。該アプリの属性が、携帯端末装置100のコンテキストに整合していない場合、割り込み処理部127は、通知部128にメッセージの表示指示を通知する。
通知部128は、割り込み処理部127からのメッセージの表示指示に基づき、アプリ取得部126によりダウンロードされたアプリを実行するかどうかを決定する為のスイッチボタン、即ちコンテキストスイッチを、携帯端末装置100のデスクトップに表示させる。
さらに、通知部128は、アプリ取得部126によりアプリがダウンロードされたことを意味する受信メッセージを、携帯端末装置100のデスクトップに表示させても良い。例えば、アプリの属性が「work」であれば、「workのアプリを受信しました」などの受信メッセージをデスクトップに表示させても良い。
監視部129は、携帯端末装置100のデスクトップに表示されたコンテキストスイッチへの応答の有無、例えばコンテキストスイッチへの接触(タップ)の有無を監視する。コンテキストスイッチへの応答が検出された場合、監視部129は、認証部130に応答検出信号を通知する。
認証部130は、監視部129からの応答検出信号に基づき、携帯端末装置100のデスクトップに、ユーザ認証の為の画面(認証画面)を表示させる。認証画面は、例えばユーザIDやパスワードの入力フォームを含む。
さらに、認証部130は、認証画面への入力結果に基づき、操作者(入力者)が正当なユーザであるかどうか判断する。操作者が正当ユーザであると判断された場合、認証部130は、アプリ管理部131にアプリの実行指示(割り込み実行指示)を通知する。
なお、ここでは、携帯端末装置100の構成要件として、認証部130を説明しているが、認証部130は、必須構成ではない。例えば、携帯端末装置100のコンテキストが、覗き込みの危険性が低いと思われる「home」であれば、認証画面の提示を省略しても良い。さらに、認証部130は、コンテキスト受信部123から取得したコンテキストに基づき、ユーザに要求する認証レベルを変化させても良い。認証部130を省略する場合、監視部129からアプリ管理部131に、アプリの実行指示(割り込み実行指示)が通知される。
アプリ管理部131は、コンテキスト受信部123から取得したコンテキストに基づき、該コンテキストに整合する属性のアプリのアイコン表示を、アイコン管理部133に指示する。例えば、コンテキスト受信部123から取得したコンテキストが「work」であれば、属性として「work」が付加されているアプリのアイコン表示を、アイコン管理部133に指示する。
さらに、アプリ管理部131は、認証部130からの実行指示(割り込み実行指示)に基づき、デスクトップにアイコン表示させるアプリを、携帯端末装置100のコンテキストに整合する属性のアプリから、実行指示(割り込み実行指示)にかかる属性のアプリに切り替える。例えば、携帯端末装置100のコンテキストが「public」であるときに、「work」を属性とするアプリの実行指示(割り込み実行指示)が通知されたら、アプリ管理部131は、それまで表示させていた「public」を属性とするアプリに代えて、「work」を属性とするアプリを、デスクトップに表示させる。
また、アプリ管理部131は、割り込み処理部127からの実行指示に基づき、実行指示にかかるアプリのアイコンを、デスクトップに表示させる。例えば、携帯端末装置100のコンテキストが「work」であるときに、「work」を属性とする実行指示が通知されたら、アプリ管理部131は、それまで表示させていた「work」を属性とするアプリに加えて、さらに実行指示にかかるアプリのアイコンを、デスクトップに表示させる。
アプリ管理部131は、割り込み処理部127もしくは認証部130からの実行指示にかかるアプリのアイコンをデスクトップに表示させたら、該アプリを自動実行して、該アプリへのユーザ操作(ユーザ処理)の終了まで待機する。さらに、アプリ管理部131は、該アプリへのユーザ操作の終了を確認したら、該アプリを自動消去させる。例えば、実行指示にかかるアプリが承認アプリであれば、アプリ管理部131は、承認アプリを自動実行して、デスクトップに承認画面を表示させる。そして、アプリ管理部131は、承認アプリへの承認作業の終了を確認したら、携帯端末装置100から承認アプリを自動消去させることとなる。なお、本実施形態にかかるアプリ管理部131は、ユーザ操作の終了確認後、アプリを自動消去させているが、本発明は、これに限定されるものではない。
さらに、アプリ管理部131は、認証部130からの実行指示(割り込み実行指示)にかかるアプリへのユーザ操作の終了を確認したら、デスクトップに表示させるアプリを、携帯端末装置100のコンテキストに整合する属性のアプリに切り替える。
鍵管理部132は、アプリ管理部131により実行されるアプリの復号化鍵を管理する。さらに、鍵管理部132は、アプリ管理部131からの要求に基づき、指定されたアプリの復号化鍵をアプリ管理部131に送信する。
アイコン管理部133は、アプリ管理部133からのアイコン表示の指示に基づき、携帯端末装置100のデスクトップに、指定されたアプリのアイコンを表示させる。
アプリ格納部134は、携帯端末装置100の補助メモリ103に事前インストールされているアプリのほか、アプリ取得部126によりダウンロードされたアプリなどを格納する。
[システムサーバ200のハードウェア]
図4は、第1の実施形態にかかるシステムサーバ200のハードウェア構成の概略図である。
図4に示すように、本実施形態にかかるシステムサーバ200は、CPU201、主記憶装置202、システムコントローラ203、ネットワークコントローラ204、ディスクコントローラ205、補助記憶装置206を、ハードウェアモジュールとして備える。これらのハードウェアモジュールは、例えばバス207により相互接続されている。
CPU201は、システムサーバ200の各種ハードウェアを制御する。さらに、CPU201は、補助記憶装置206に格納された各種プログラムを、主記憶装置202に読み込むとともに、該主記憶装置202に読み込んだ各種プログラムを実行することで、各種機能を実現する。各種機能の詳細は、後述することとする。
主記憶装置202は、CPU201により実行される各種プログラムを格納する。さらに、主記憶装置202は、CPU201のワークエリアとして使用され、CPU201による処理に必要な各種データを格納する。主記憶装置202としては、例えば、RAMを用いても良い。
システムコントローラ203は、CPU201及び主記憶装置202の双方に接続され、CPU201及び主記憶装置202間のデータ送信や、CPU201及びバス207間のデータ送信を制御する。さらに、システムコントローラ203は、バス207を介して、ネットワークコントローラ204及びディスクコントローラ205に接続されている。
ネットワークコントローラ204は、ネットワーク500を介して、携帯端末装置100、アプリサーバ300、PC400に接続され、携帯端末装置100との間で各種データの送受信を実行する。
補助記憶装置206は、ディスクコントローラ205に接続されている。補助記憶装置206は、各種プログラムを格納している。各種プログラムとしては、例えば、CPU201により実行されるアプリケーションプログラム2000、アプリケーションプログラム2000の実行環境であるOS2100、などが格納される。補助記憶装置206としては、例えばハードディスクなどを用いても良い。
[システムサーバ200の機能ブロック]
図5は、第1の実施形態にかかるシステムサーバ200の機能ブロックの概略図である。
図5に示すように、本実施形態にかかるシステムサーバ200は、アプリ受付部221、パッケージャ222、コンテキスト特定部223、コンテキスト監視部224、プッシュ制御部225、プッシュ送信部226、業務受信部227、プッシュメッセージ生成部228、業務依頼キュー229を備える。
アプリ受付部221、パッケージャ222、コンテキスト特定部223、コンテキスト監視部224、プッシュ制御部225、プッシュ送信部226、業務受信部227、プッシュメッセージ生成部228、業務依頼キュー229は、何れもCPU201が、補助記憶装置206に格納されたアプリケーションプログラム2000やOS2100を実行することで実現される。
アプリ受付部221は、例えばアプリ開発者により開発された新規アプリの登録を受け付ける。
パッケージャ222は、アプリ受付部221により受け付けられたアプリ毎に、該アプリを指定する為のURL(Uniform Resource Locator)を生成する。さらに、パッケージャ222は、アプリ受付部221により受け付けられたアプリを暗号化するとともに、該アプリをURLに紐付けてアプリサーバ300の補助記憶装置306に配置する。
コンテキスト特定部223は、携帯端末装置100から送信された位置情報に基づき、携帯端末装置100のコンテキスト、即ち携帯端末装置100が存在する場所を特定する。例えば、携帯端末装置100が会社の敷地内にある場合、コンテキスト特定部223は、コンテキストとして「work」を特定することとなる。
さらに、コンテキスト特定部223は、携帯端末装置100のコンテキストを携帯端末装置100に通知する。携帯端末装置100は、コンテキスト特定部223から送信されるコンテキストに基づき、自身のコンテキストを認識することとなる。
コンテキスト監視部224は、コンテキスト特定部223により特定されたコンテキストを監視して、携帯端末装置100のコンテキストに変化が生じたかどうかを判断する。携帯端末装置100のコンテキストに変化が生じた場合、コンテキスト監視部224は、コンテキストに変化が生じたことを意味するコンテキスト変化通知をプッシュ制御部225に送信する。
プッシュ制御部225は、コンテキスト監視部224からコンテキスト変化通知を受信した場合、コンテキスト特定部223により特定されたコンテキストに基づき、該コンテキストに整合する属性の業務依頼が業務依頼キュー229に存在するかどうか判断する。携帯端末装置100のコンテキストに整合する属性の業務依頼が業務依頼キュー229に存在すると判断した場合、プッシュ制御部225は、該コンテキストに整合する属性の業務依頼にかかるプッシュメッセージの送信依頼をプッシュ送信部226に通知する。
さらに、プッシュ制御部225は、業務受信部227により受信された業務依頼にプライオリティ情報が付加されているかどうかを判断する。業務依頼にプライオリティ情報が付加されている場合、プッシュ制御部225は、業務依頼にかかる業務を「割り込み業務」とみなして、プライオリティ情報が付加されている業務依頼にかかるプッシュメッセージの送信依頼をプッシュ送信部226に通知する。業務依頼にプライオリティ情報が付加されていない場合、プッシュ制御部225は、プライオリティ情報が付加されていない業務依頼を業務依頼キュー229に格納する。
プッシュ送信部226は、プッシュ制御部225からのプッシュメッセージの送信依頼に基づき、ネットワーク500を介して、プッシュメッセージ生成部228により生成されたプッシュメッセージを、携帯端末装置100に送信する。
業務受信部227は、例えばPC400から送信された業務依頼を受信する。ここでは、業務依頼として、例えば上司への承認依頼などを想定する。業務依頼には、依頼主(PC400)によりプライオリティ情報が付加されていることがある。
プッシュメッセージ生成部228は、業務受信部227により受信された業務依頼に基づき、携帯端末装置100に送信すべきプッシュメッセージを生成する。プッシュメッセージは、業務依頼にかかる業務を実現する為のアプリに紐付けられたURLであって、該URLには、該アプリの名前及び属性が付加されている。アプリの属性は、業務依頼の属性と共通である。例えば、依頼主のPC400からプライオリティ情報が付加された業務依頼として承認依頼が送信された場合、プッシュメッセージ生成部228は、承認(業務依頼にかかる業務)を実現する為の承認アプリの名前及び属性として、「承認アプリ」及び「work」が付加されたプッシュメッセージを生成する。
業務依頼キュー229は、プッシュ制御部225によりプライオリティ情報が付加されていないと判断された業務依頼を、それぞれの業務依頼の属性に紐付けて格納する。業務依頼キュー229に格納された業務依頼は、携帯端末装置100のコンテキストが、それぞれの業務依頼の属性に整合したときに、携帯端末装置100に送信される。
[アプリサーバ300のハードウェア]
図6は、第1の実施形態にかかるアプリサーバ300のハードウェア構成の概略図である。
図6に示すように、本実施形態にかかるアプリサーバ300は、CPU301、主記憶装置302、システムコントローラ303、ネットワークコントローラ304、ディスクコントローラ305、補助記憶装置306を、ハードウェアモジュールとして備える。これらのハードウェアモジュールは、例えばバス307により相互接続されている。
CPU301は、アプリサーバ300の各種ハードウェアを制御する。さらに、CPU301は、補助記憶装置306に格納された各種プログラムを、主記憶装置302に読み込むとともに、該主記憶装置302に読み込んだ各種プログラムを実行することで、各種機能を実現する。
主記憶装置302は、CPU301により実行される各種プログラムを格納する。さらに、主記憶装置302は、CPU301のワークエリアとして使用され、CPU301による処理に必要な各種データを格納する。主記憶装置302としては、例えば、RAMを用いても良い。
システムコントローラ303は、CPU301及び主記憶装置302の双方に接続され、CPU301及び主記憶装置302間のデータ送信や、CPU301及びバス307間のデータ送信を制御する。さらに、システムコントローラ303は、バス307を介して、ネットワークコントローラ304及びディスクコントローラ305に接続されている。
ネットワークコントローラ304は、ネットワーク500を介して、携帯端末装置100に接続され、携帯端末装置100との間で各種データの送受信を実行する。
補助記憶装置306は、ディスクコントローラ305に接続されている。補助記憶装置306は、各種プログラムを格納している。各種プログラムとしては、例えば、CPU301により実行されるアプリケーションプログラム3000、アプリケーションプログラム3000の実行環境であるOS3100、さらにアプリ開発者により開発された配信用アプリケーションプログラム3200などが格納される。補助記憶装置306としては、例えば、ハードディスクなどを用いても良い。
[アプリサーバ300の機能ブロック]
図7は、第1の実施形態にかかるアプリサーバ300の機能ブロックの概略図である。
図7に示すように、本実施形態にかかるアプリサーバ300は、要求受信部321、アプリ配信部322、アプリ配置部323、アプリ格納部324を備える。
要求受信部321、アプリ配信部322、アプリ配置部323、アプリ格納部324は、何れもCPU301が、補助記憶装置306に格納されたアプリケーションプログラム3000やOS3100を主記憶装置302に読み込むとともに、該主記憶装置302に読み込まれた各種プログラムを実行することで実現される。
要求受信部321は、携帯端末装置100からのダウンロードの要求通知を受信して、携帯端末装置100に配信すべきアプリに紐付けられたURLをアプリ配信部322に通知する。
アプリ配信部322は、要求受信部321から通知されたURLに基づき、アプリ格納部324に格納されたアプリを携帯端末装置100に配信する。
アプリ配置部323は、システムサーバ200から送信されたアプリ、即ちアプリ開発者により開発された新規アプリを、該アプリのURLに紐付けてアプリ格納部324に配置する。
[コンテキストの変化によるデスクトップの切り替え処理(携帯端末装置100)]
図8は、第1の実施形態にかかる携帯端末装置100の処理フローである。
図8に示すように、コンテキスト監視部124は、コンテキスト受信部123から受信した携帯端末装置100のコンテキストに基づき、コンテキストに変化が生じたかどうかを判断する(ステップS101)。
ここで、コンテキストに変化が生じたと判断されなければ(ステップS101のNo)、コンテキスト監視部124は、コンテキストの変化の監視を継続する(ステップS101)。
一方、コンテキストに変化が生じたと判断されたら(ステップS101のYes)、アプリ管理部131は、アプリ格納部134に格納されている複数のアプリから、コンテキスト受信部123により受信されたコンテキストに整合する属性のアプリを指定する(ステップS102)。例えば、コンテキストが「public」から「work」に変化した場合、「work」を属性とするアプリ全てが指定される。
次に、アプリ管理部131は、指定されたアプリの復号化鍵を鍵管理部132から取得して、それぞれの復号化鍵を使用して、指定された全アプリを復号化する(ステップS103)。
次に、アプリ管理部131は、アイコン管理部133にアイコン表示を指示して、指定されたアプリのアイコンをデスクトップに表示させる(ステップS104)。こうして、携帯端末装置100のデスクトップに、コンテキストに整合する属性のアプリのアイコンが表示される。即ち、携帯端末装置100のデスクトップは、コンテキストに対応するデスクトップに切り替わることとなる。
[コンテキストの変化によるアプリプッシュ処理(システムサーバ200)]
図9は、第1の実施形態にかかるシステムサーバ200の処理フローである。
図9に示すように、コンテキスト特定部223は、携帯端末装置100から送信される位置情報に基づき、携帯端末装置100のコンテキストを特定する(ステップS201)。
次に、コンテキスト監視部224は、コンテキスト特定部223により特定されたコンテキストに変化が生じたかどうかを監視する(ステップS202)。
ここで、携帯端末装置100のコンテキストに変化が生じたと判断されたら(ステップS202のYes)、プッシュ制御部225は、携帯端末装置100のコンテキストに整合する属性の業務依頼が業務依頼キュー229に存在するかどうかを判断する(ステップS203)。
ここで、携帯端末装置100のコンテキストに整合する属性の業務依頼が存在すると判断されたら(ステップS203のYes)、プッシュ制御部225は、プッシュ送信部226にプッシュメッセージの送信依頼を通知する(ステップS204)。
次に、プッシュ送信部226は、プッシュ制御部225からのプッシュメッセージの送信依頼に基づき、携帯端末装置100にプッシュメッセージを送信する(ステップS205)。なお、プッシュメッセージは、プッシュメッセージ生成部228により生成されたものである。
一方、携帯端末装置100のコンテキストに整合する属性の業務依頼が存在すると判断されなければ(ステップS203のNo)、プッシュ制御部225は、アプリプッシュ処理を終了させる。
さらに、本実施形態に於いて、携帯端末装置100のコンテキストに変化が生じたと判断されなければ(ステップS202のNo)、プッシュ制御部225は、「割り込み業務」が発生しているかどうか、即ちプライオリティ情報が付加された業務依頼が受信されているかどうかを判断する(ステップS206)。
ここで、プライオリティ情報が付加された業務依頼が受信されたと判断されたら(ステップS206のYes)、プッシュ制御部225は、プッシュ送信部226にプッシュメッセージの送信依頼を通知する(ステップS204)。こうして、システムサーバ200は、プライオリティ情報が付加された業務依頼を受信した場合、携帯端末装置100のコンテキストに関係なく、プッシュメッセージを送信することとなる。
一方、プライオリティ情報が付加された業務依頼が受信されたと判断されなければ(ステップS206)のNo、コンテキスト監視部224は、携帯端末装置100のコンテキストの変化の監視を継続する(ステップS202)。
[コンテキストの変化によるアプリプッシュ処理(携帯端末装置100)]
図10は、第1の実施形態にかかる携帯端末装置100の処理フローである。図11は、第1の実施形態にかかる携帯端末装置100のデスクトップの遷移を説明する概略図である。
図10に示すように、プッシュ受信部125は、システムサーバ200からプッシュメッセージを受信したかどうかを判断する(ステップS301)。
ここで、プッシュメッセージを受信したと判断されなければ(ステップS301のNo)、プッシュ受信部125は、プッシュメッセージの受信の判断を継続する(ステップS301)。
一方、プッシュメッセージを受信したと判断されたら(ステップS301のYes)、アプリ取得部126は、プッシュ受信部125により受信されたプッシュメッセージのURLに基づき、該URLにより指定されたアプリをアプリサーバ300からダウンロードする(ステップS302)。
次に、割り込み処理部127は、アプリサーバ300からダウンロードしたアプリの属性が、携帯端末装置100のコンテキストに整合しているかどうかを判断する(ステップS303)。
ここで、アプリの属性が携帯端末装置100のコンテキストに整合していると判断されたら(ステップS303のYes)、割り込み処理部127は、アプリ管理部131にアプリの実行指示を通知する(ステップS304)。
次に、アプリ管理部131は、割り込み処理部127からのアプリの実行指示を契機に、鍵管理部132から取得した復号化鍵により該アプリを復号化して、復号化されたアプリを実行する(ステップS305)。
一方、アプリの属性が携帯端末装置100のコンテキストに整合していると判断されなければ(ステップS303のNo)、割り込み処理部127は、通知部128にメッセージの表示指示を通知して、携帯端末装置100のデスクトップにコンテキストスイッチを表示させる(ステップS306)。このとき、通知部128は、コンテキストスイッチだけでなく、携帯端末装置100のデスクトップに受信メッセージを表示させても良い。
次に、監視部129は、携帯端末装置100のデスクトップに表示されたコンテキストスイッチへの応答の有無、例えばコンテキストスイッチへの接触(タップ)の有無を監視する(ステップS307)。
ここで、コンテキストスイッチへの応答が検出されなければ(ステップS307のNo)、監視部129は、コンテキストスイッチへの応答の有無の監視を継続する(ステップS307)。
一方、図11(a)に示すように、例えばユーザによるコンテキストスイッチへの接触に起因して、コンテキストスイッチへの応答が検出されたら(ステップS307のYes)、認証部130は、携帯端末装置100のデスクトップに認証画面を表示させる(ステップS308)。
次に、認証部130は、認証画面の入力フォームに入力されるユーザIDやパスワードなどに基づき、操作者(入力者)が正当なユーザであるかどうかを判断する(ステップS309)。
ここで、操作者が正当なユーザであると判断されたら(ステップS309のYes)、認証部130は、アプリ管理部131にアプリの実行指示(割り込み実行指示)を通知する(ステップS304)。そして、アプリ管理部131は、認証部130からのアプリの実行指示(割り込み実行指示)を契機に、鍵管理部132から取得した復号化鍵により該アプリを復号化して、復号化されたアプリを実行する(ステップS305)。
こうして、図11(b)に示すように、携帯端末装置100は、アプリサーバ300からダウンロードされたアプリの操作画面(入力画面)をデスクトップに表示される。
一方、操作者が正当なユーザであると判断されなければ(ステップS309のNo)、認証部130は、アプリプッシュ処理を終了させる。
本実施形態によれば、アプリサーバ300から携帯端末装置100にダウンロードしたアプリの属性が携帯端末装置100のコンテキストに整合しているかどうかを判断する。ここで、アプリの属性が携帯端末装置100のコンテキストに整合していない場合、先ず、携帯端末装置100のデスクトップにコンテキストスイッチを表示させ、該コンテキストスイッチへの応答がある場合だけ、アプリサーバ300から携帯端末装置100にダウンロードしたアプリを実行させる。
このため、例えば携帯端末装置100の属性が「public」であるときに、「work」を属性とするアプリが携帯端末装置100に自動ダウンロードされても、該ダウンロードを契機にアプリが実行され、携帯端末装置100のデスクトップに業務依頼の内容が突如表示されることがない。従って、例えば電車などの公共交通手段で移動しているユーザへの承認依頼が生じても、携帯端末装置100の周囲の第三者による承認依頼の中身の覗き込みを防止することができる。
[第2の実施形態]
以下、図12、図13を参照して、第2の実施形態にかかる携帯端末装置100Aを説明する。但し、第1の実施形態と同等の構成や作用の説明を省略することとする。
図12は、第2の実施形態にかかる携帯端末装置100Aの機能ブロックの概略図である。図13は、第2の実施形態にかかる携帯端末装置100Aのデスクトップの概略図である。
図12に示すように、本実施形態にかかる携帯端末装置100Aは、さらに、タブ付加部135を備える。タブ付加部135は、CPU101が、制御プログラム1200Aをメインメモリ102に読み込むとともに、該メインメモリ102に読み出した制御プログラム1200Aを実行することで実現される。
タブ付加部135は、携帯端末装置100Aのデスクトップに表示させるアプリの属性が表記されたタブを、携帯端末装置100Aのデスクトップに付加する。例えば、デスクトップに「public」を属性とするアプリを表示させる場合、タブ付加部135は、図13(a)に示すように、「public」と表記されたタブをデスクトップに付加する。デスクトップに「work」を属性とするアプリを表示させる場合、タブ付加部135は、図13(b)に示すように、「work」と表記されたタブをデスクトップに付加する。
なお、割り込み業務が発生していない場合、携帯端末装置100Aのコンテキストに整合する属性のアプリがデスクトップに表示されるので、タブ付加部135は、携帯端末装置100Aのコンテキストが表記されたタブをデスクトップに付加する。ところが、割り込み業務が発生している場合、携帯端末装置100Aのコンテキストに整合しない属性のアプリがデスクトップに表示されるので、タブ付加部135は、携帯端末装置100Aのコンテキストとは異なる、即ち割り込み業務にかかるアプリの属性が表記されたタブをデスクトップに付加する。
本実施形態によれば、携帯端末装置100Aのデスクトップに表示させるアプリの属性が表記されたタブをデスクトップに付加している。このため、デスクトップに表示されるアプリの属性を容易に認識することができる。
[第3の実施形態]
以下、図14、図15を参照して、第3の実施形態にかかる携帯端末装置100Bを説明する。但し、第1の実施形態と同等の構成や作用の説明を省略することとする。
図14は、第3の実施形態にかかる携帯端末装置100Bの機能ブロックの概略図である。
図14に示すように、本実施形態にかかる携帯端末装置100Bは、動作規定テーブル136を備える。さらに、本実施形態にかかる携帯端末装置100Bは、第1の実施形態とは異なる通知部128B及び認証部130Bを備える。動作規定テーブル136、通知部128B、認証部130Bは、何れもCPU101が、制御プログラム1200Bをメインメモリ102に読み込むとともに、該メインメモリ102に読み出した制御プログラム1200Bを実行することで実現される。
図15は、第3の実施形態にかかる動作規定テーブル136の概略図である。
図15に示すように、本実施形態にかかる動作規定テーブル136は、携帯端末装置100Bのコンテキストに、「割り込み」及び「認証省略」を対応づけている。「割り込み」は、携帯端末装置100Bのデスクトップにコンテキストスイッチを表示させるかどうかを決定するための情報である。「認証省略」は、携帯端末装置100Bのデスクトップに認証画面を表示するかどうかを決定するための情報である。
通知部128Bは、携帯端末装置100Bのコンテキストと、動作規定テーブル136の「割り込み」の可否(OKもしくはNG)と、に基づき、携帯端末装置100Bのデスクトップにコンテキストスイッチを表示させるかどうかを決定する。即ち、携帯端末装置100Bのコンテキストに対応づけられている「割り込み」が「OK」である場合、通知部128Bは、コンテキストスイッチをデスクトップに表示させる。なお、本実施形態にかかる動作規定テーブル136では、「public」に紐付けられた「割り込み」が「NG」とされている。
認証部130Bは、携帯端末装置100Bのコンテキストと、動作規定テーブル136の「認証省略」の可否(OKもしくはNG)と、に基づき、携帯端末装置100Bのデスクトップに認証画面を表示させるかどうかを決定する。即ち、携帯端末装置100Bのコンテキストに対応づけられている「認証省略」が「OK」である場合、認証部130Bは、認証画面の表示を省略する。なお、本実施形態にかかる動作規定テーブル136では、「home」に紐付けられた「認証省略」が「OK」とされている。
本実施形態によれば、携帯端末装置100Bのコンテキストが「public」である場合に、動作規定テーブル136の「割り込み」を「NG」と規定することで、コンテキストが「public」である携帯端末装置100Bのデスクトップへのコンテキストスイッチの表示を禁止している。このため、例えば電車で移動しているときに、仕事用アプリが自動ダウンロードされても、コンテキストスイッチを誤タップする恐れが無いので、仕事用アプリが突如デスクトップに表示され、覗き込みの危険に晒されることを確実に防止できる。
さらに、本実施形態によれば、携帯端末装置100Bのコンテキストが「home」である場合に、動作規定テーブル136の「認証省略」を「OK」と規定することで、コンテキストが「home」である携帯端末装置100Bのデスクトップへの認証画面の表示を省略している。このため、覗き込みの危険性が低いと予想される自宅では、ユーザIDやパスワードの入力が不要となるので、ユーザ認証の煩雑さを低減することができる。
[第4の実施形態]
以下、図16、図17を参照して、第4の実施形態にかかる携帯端末装置100Cを説明する。但し、第3の実施形態と同等の構成や作用の説明を省略することとする。
図16は、第4の実施形態にかかる携帯端末装置100Cの機能ブロックの概略図である。図17は、第4の実施形態にかかる携帯端末装置100Cのデスクトップの遷移を説明する概略図である。
図16に示すように、本実施形態にかかる携帯端末装置100Cは、第3の実施形態とは異なる通知部128Cを備える。通知部128Cは、CPU101が、制御プログラム1200Cをメインメモリ102に読み込むとともに、該メインメモリ102に読み出した制御プログラム1200Cを実行することで実現される。
通知部128Cは、携帯端末装置100Cのコンテキストが、動作規定テーブル136の「割り込み」が「OK」であるコンテキストに整合してから携帯端末装置100Cのデスクトップにコンテキストスイッチを表示させる。即ち、携帯端末装置100Cのコンテキストが、動作規定テーブル136の「割り込み」が「OK」であるコンテキストに整合するまでは、携帯端末装置100Cのデスクトップにコンテキストスイッチを表示させない。但し、通知部128Cは、携帯端末装置100Cのコンテキストに関係なく、携帯端末装置100Cのデスクトップに受信メッセージを表示させても良い。
例えば、電車で移動しているときに、「work」を属性とするアプリが自動ダウンロードされた場合、通知部128Cは、図17(a)に示すように、「workにアプリが届きました」という受信メッセージを表示させる。ところが、携帯端末装置100Cのコンテキストが、「割り込み」が「NG」である「public」である限り、通知部128Cは、コンテキストスイッチを表示させない。携帯端末装置100Cのコンテキストが、「割り込み」が「OK」である「home」に変化したときに、通知部128Cは、図17(b)に示すように、コンテキストスイッチを表示させる。
本実施形態によれば、携帯端末装置100Cのコンテキストに起因してコンテキストスイッチが表示されない場合でも、携帯端末装置100Cの移動などに付随して、携帯端末装置100Cのコンテキストが、適切なコンテキストに切り替われば、自動的にコンテキストスイッチがデスクトップに表示される。このため、携帯端末装置100Cのユーザは、セキュリティが確保された最先のタイミングで、PC400からの業務依頼を認識することができる。
[第5の実施形態]
以下、図18を参照して、第5の実施形態にかかる携帯端末装置100Dを説明する。但し、第3の実施形態と同等の構成や作用の説明を省略することとする。
図18は、第5の実施形態にかかる携帯端末装置100Dの機能ブロックの概略図である。
図18に示すように、本実施形態にかかる携帯端末装置100Dは、第3の実施形態とは異なるアプリ管理部131Dを備える。アプリ管理部131Dは、CPU101が、制御プログラム1200Dをメインメモリ102に読み込むとともに、該メインメモリ102に読み出した制御プログラム1200Dを実行することで実現される。
アプリ管理部131Dは、アプリ実行中に、携帯端末装置100Dのコンテキストが、動作規定テーブル136の「割り込み」が「NG」であるコンテキストに変化した場合、それまで実行していたアプリを強制的に終了させる。
本実施形態によれば、「割り込み」が禁止されているコンテキスト下でアプリが実行されている場合、業務依頼の種別に関係なく、アプリを強制的に終了させる。このため、覗き込みの恐れがあるコンテキスト下、即ち「public」下で、例えば承認アプリなどの仕事用アプリの実行が継続されることがないので、さらに情報漏洩のリスクを低減することができる。
[第6の実施形態]
以下、図19を参照して、第6の実施形態にかかる携帯端末装置100Eを説明する。但し、第5の実施形態と同等の構成や作用の説明を省略することとする。
図19は、第6の実施形態にかかる携帯端末装置100Eの機能ブロックの概略図である。
図19に示すように、本実施形態にかかる携帯端末装置100Eは、第5の実施形態とは異なるアプリ管理部131Eを備える。アプリ管理部131Eは、CPU101が、制御プログラム1200Eをメインメモリ102に読み込むとともに、該メインメモリ102に読み出した制御プログラム1200Eを実行することで実現される。
アプリ管理部131Eは、アプリ実行中に、携帯端末装置100Eのコンテキストが、動作規定テーブル136の「割り込み」が「NG」であるコンテキストに変化した場合、コンテキストの変化時刻からの経過時間が、事前に決められたしきい値を超えたかどうかを判断する。コンテキストの変化時刻からの経過時間が、事前に決められたしきい値を超えたと判断された場合、アプリ管理部131Eは、それまで実行していたアプリを強制的に終了させる。
本実施形態によれば、アプリの実行中に、携帯端末装置100Eの移動などに付随して、携帯端末装置100Eのコンテキストが、それまで実行していたアプリの属性に整合しないコンテキストに変化しても、事前に決められた時間だけは、アプリ実行の継続を許容する。
このため、携帯端末装置100Eのコンテキストの変化に即座に連動して、アプリの実行が終了してしまうことがないので、PC400からの業務依頼などの作業効率の低下を防止することができる。
しかも、コンテキストの変化時刻からの経過時間が、事前に決められたしきい値を超えたら、それまで実行していたアプリが強制的に終了させる。このため、覗き込みのリスクがあるコンテキスト下では、例えば承認アプリなどの仕事用アプリの実行が継続されないので、情報漏洩のリスクが高まることもない。
[第7の実施形態]
以下、図20、図21を参照して、第7の実施形態にかかる携帯端末装置100Fを説明する。但し、第1の実施形態と同等の構成や作用の説明を省略することとする。
図20は、第7の実施形態にかかる携帯端末装置100Fの機能ブロックの概略図である。図21は、第7の実施形態にかかる携帯端末装置100Fのデスクトップの概略図である。
図20に示すように、本実施形態にかかる携帯端末装置100Fは、第1の実施形態とは異なるアイコン管理部133Fを備える。アイコン管理部133Fは、CPU101が、制御プログラム1200Fをメインメモリ102に読み込むとともに、該メインメモリ102に読み出した制御プログラム1200Fを実行することで実現される。
アイコン管理部133Fは、PC400からの割り込み業務に起因して、携帯端末装置100Fのデスクトップに表示させるアプリを、認証部130からの実行指示(割り込み実行指示)にかかるアプリに切り替える場合、実行指示(割り込み実行指示)にかかるアプリを除き、アプリのアイコンをグレーアウト表示させる。
例えば、認証部130からの実行指示(割り込み実行指示)にかかるアプリが承認アプリである場合、アイコン管理部133Fは、図21(a)に示すように、承認アプリだけを通常表示させ、契約アプリや勤務アプリをグレーアウト表示させる。
但し、アプリのアイコンをグレーアウト表示させる代わりに、例えば他アイコンとは異なる色で表示させても良いし、他のアイコンとは異なる形態で表示させても良い。アプリのアイコンを、他のアイコンとは異なる形態で表示させる場合、例えばアイコン上に「×」印などを表示させても良い。
さらに、本実施形態は、これらに限定されるものではなく、アイコン管理部133Fは、認証部130からの実行指示(割り込み実行指示)にかかるアプリを除き、アプリのアイコンの表示を省略しても良い。
例えば、認証部130からの実行指示(割り込み実行指示)にかかるアプリが承認アプリである場合、アイコン管理部133Fは、図21(b)に示すように、承認アプリだけを表示させ、契約アプリや勤務アプリなどの表示を省略する。
本実施形態によれば、PC400からの割り込み業務に起因して、携帯端末装置100Fのデスクトップに、携帯端末装置100Fのコンテキストに整合しない属性のアプリを表示させる場合、認証部130からの実行指示(割り込み実行指示)にかかるアプリだけを通常表示させるので、割り込み業務にかかるアプリを容易に特定することができる。
[第8の実施形態]
以下、図22、図23を参照して、第8の実施形態にかかる携帯端末装置100Gを説明する。但し、第1の実施形態と同等の構成や作用の説明を省略することとする。
図22は、第8の実施形態にかかる携帯端末装置100Gの機能ブロックの概略図である。図23は、第8の実施形態にかかる携帯端末装置100Gのデスクトップの遷移を説明する概略図である。
図22に示すように、本実施形態にかかる携帯端末装置100Gは、第1の実施形態とは異なる通知部128G及びアプリ管理部131Gを備える。通知部128G及びアプリ管理部131Gは、何れもCPU101が、制御プログラム1200Gをメインメモリ102に読み込むとともに、該メインメモリ102に読み出した制御プログラム1200Gを実行することで実現される。
通知部128Gは、アプリサーバ300からダウンロードされたアプリのライフタイムに基づき、携帯端末装置100Gのデスクトップに表示されたコンテキストスイッチ及び受信メッセージを消去する。アプリのライフタイムは、システムサーバ200がアプリそのものに付加している。
具体的には、通知部128Gは、アプリのダウンロードの完了時刻、プッシュメッセージの受信時刻、もしくは、これらを基準とする時刻からの経過時間と、アプリのライフタイムと、を比較する。経過時間がアプリのライフタイムを超えた場合、通知部128Gは、コンテキストスイッチ及び受信メッセージをデスクトップから消去する。
例えば、図23(a)に示すように、携帯端末装置100Gのコンテキストが「public」であるときに、「work」を属性とするアプリがダウンロードされると、最初は、図23(b)に示すように、携帯端末装置100Gのデスクトップにコンテキストスイッチ及び受信メッセージが表示されるが、該アプリのライフタイムを経過すると、図23(c)に示すように、コンテキストスイッチ及び受信メッセージが消去される。
アプリ管理部131Gは、コンテキストスイッチ及び受信メッセージが消去されるときに、携帯端末装置100Gからアプリそのものを削除する。
本実施形態によれば、アプリサーバ300からダウンロードされたアプリに、賞味期限としてのライフタイムが付加されている場合、該ライフタイムを経過したことを契機に携帯端末装置100Gのデスクトップからコンテキストスイッチ及び受信メッセージを削除する。このため、携帯端末装置100Gのデスクトップが、ユーザにとって不要な情報で汚染されることがない。
さらに、本実施形態によれば、コンテキストスイッチ及び受信メッセージの消去とともに、アプリそのものを携帯端末装置100Gから削除する。このため、ユーザにとって不要なアプリが、いつまでも携帯端末装置100Gに残留することもない。
なお、本実施形態では、システムサーバ200がアプリそのものにライフタイムを付加しているが、本実施形態は、これに限定されるものではなく、例えばシステムサーバ200がプッシュメッセージにライフタイムを付加しても良い。
[第9の実施形態]
以下、図24、図25を参照して、第9の実施形態にかかる携帯端末装置100Hを説明する。但し、第1の実施形態と同等の構成や作用の説明を省略することとする。
図24は、第9の実施形態にかかる携帯端末装置100Hの機能ブロックの概略図である。図25は、第9の実施形態にかかる携帯端末装置100Hのデスクトップの概略図である。
図24に示すように、第9の実施形態にかかる携帯端末装置100Hは、第1の実施形態とは異なる通知部128Hを備える。通知部128Hは、CPU101が、制御プログラム1200Hをメインメモリ102に読み込むとともに、該メインメモリ102に読み出した制御プログラム1200Hを実行することで実現される。
通知部128Hは、プッシュ受信部125により受信されたプッシュメッセージに基づき、例えばアプリの名前や属性が表記された受信メッセージをデスクトップに表示させる。
例えば、プッシュメッセージに承認アプリが紐付けられている場合、図25に示すように、「Workに『承認アプリ』が届きました」という受信メッセージをデスクトップに表示させても良い。
本実施形態によれば、デスクトップに表示されるメッセージに、例えばアプリの名前や属性が表記されているので、PC400からの業務依頼の種別、さらには重要性や緊急性などを事前に判断することができる。
100、100A〜100H:携帯端末装置
127:割り込み処理部
128、128B−128C、128G−128H:通知部
130:認証部
131、131D、131G:アプリ管理部
200:システムサーバ(サーバ)
500:ネットワーク

Claims (6)

  1. サーバ携帯端末装置とを含む情報処理システムに於いて、
    前記サーバは、
    前記携帯端末装置の位置情報により指定されるコンテキストを特定し、前記特定したコンテキストを前記携帯端末装置に通知するコンテキスト特定部と、
    業務依頼を受信する業務受信部と、
    前記業務受信部によって受信された前記業務依頼にプライオリティ情報が付加されているかどうかを判断し、付加されている場合に前記業務依頼にかかる業務を実現するためのアプリの実行指示の前記携帯端末装置への送信を依頼し、付加されていない場合に前記業務依頼を業務依頼キューに格納し、前記業務依頼キューに格納された前記業務依頼のうち前記コンテキストに整合する業務依頼にかかる業務を実現するためのアプリの実行指示の送信を依頼するプッシュ制御部と、を備え、
    前記携帯端末装置は、
    前記携帯端末装置の位置情報により指定されるコンテキストを前記サーバから受信するコンテキスト受信部と、
    前記サーバからアプリの実行指示を受け付けた場合、前記アプリの属性が前記コンテキストに整合するかどうか判断する判断部と、
    前記アプリの属性が前記コンテキストに整合しない場合、前記アプリの実行指示を受け付けた旨を通知する通知部と、
    前記アプリの実行指示を受け付けた旨の通知への応答を契機に、前記アプリを実行するアプリ管理部と、を備える
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 携帯端末装置の位置情報により指定されるコンテキストを特定し、前記特定したコンテキストを前記携帯端末装置に通知するコンテキスト特定部と、
    業務依頼を受信する業務受信部と、
    前記業務受信部によって受信された前記業務依頼にプライオリティ情報が付加されているかどうかを判断し、付加されている場合に前記業務依頼にかかる業務を実現するためのアプリの実行指示の送信を依頼し、付加されていない場合に前記業務依頼を業務依頼キューに格納し、前記業務依頼キューに格納された前記業務依頼のうち前記コンテキストに整合する業務依頼にかかる業務を実現するためのアプリの実行指示の前記携帯端末装置への送信を依頼するプッシュ制御部と、
    を備えるサーバ。
  3. 自装置の位置情報により指定されるコンテキストをサーバから受信するコンテキスト受信部と、
    前記サーバからアプリの実行指示を受け付けた場合、前記アプリの属性が前記コンテキストに整合するかどうか判断する判断部と、
    前記アプリの属性が前記コンテキストに整合しない場合、前記アプリの実行指示を受け付けた旨を通知する通知部と、
    前記アプリの実行指示を受け付けた旨の通知への応答を契機に、前記アプリを実行するアプリ管理部と、
    を備える携帯端末装置。
  4. サーバに、
    携帯端末装置の位置情報により指定されるコンテキストを特定し、
    前記特定したコンテキストを前記携帯端末装置に通知し、
    業務依頼を受信し、
    前記受信した業務依頼にプライオリティ情報が付加されているかどうかを判断し、付加されている場合に前記業務依頼にかかる業務を実現するためのアプリの実行指示を前記携帯端末装置に送信し、付加されていない場合に前記業務依頼を業務依頼キューに格納し、
    前記業務依頼キューに格納された前記業務依頼のうち前記コンテキストに整合する業務依頼にかかる業務を実現するためのアプリの実行指示を前記携帯端末装置に送信する、処理を実行させる制御プログラム。
  5. 帯端末装置に、
    自装置の位置情報により指定されるコンテキストをサーバから受信し、
    前記サーバからアプリの実行指示を受け付けた場合、前記アプリの属性が前記コンテキストに整合するかどうか判断し、
    前記アプリの属性が前記コンテキストに整合しない場合、前記アプリの実行指示を受け付けた旨を通知し、
    前記アプリの実行指示を受け付けた旨の通知への応答を契機に、前記アプリを実行する、処理を実行させる制御プログラム。
  6. 前記携帯端末装置は、さらに
    前記携帯端末装置の位置情報を前記サーバに送信する位置情報送信部を備え、
    前記コンテキスト特定部は、
    前記携帯端末装置から送信された前記位置情報に基づいて前記携帯端末装置の位置情報により指定されるコンテキストを特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
JP2012163446A 2012-07-24 2012-07-24 情報処理システム、サーバ、携帯端末装置および制御プログラム Expired - Fee Related JP5998702B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012163446A JP5998702B2 (ja) 2012-07-24 2012-07-24 情報処理システム、サーバ、携帯端末装置および制御プログラム
US13/875,742 US9032024B2 (en) 2012-07-24 2013-05-02 Mobile terminal device and method for controlling mobile terminal device
EP13167006.9A EP2704455B1 (en) 2012-07-24 2013-05-08 Mobile terminal device and method for controlling mobile terminal device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012163446A JP5998702B2 (ja) 2012-07-24 2012-07-24 情報処理システム、サーバ、携帯端末装置および制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014023135A JP2014023135A (ja) 2014-02-03
JP5998702B2 true JP5998702B2 (ja) 2016-09-28

Family

ID=48366187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012163446A Expired - Fee Related JP5998702B2 (ja) 2012-07-24 2012-07-24 情報処理システム、サーバ、携帯端末装置および制御プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9032024B2 (ja)
EP (1) EP2704455B1 (ja)
JP (1) JP5998702B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2851833B1 (en) * 2013-09-20 2017-07-12 Open Text S.A. Application Gateway Architecture with Multi-Level Security Policy and Rule Promulgations
US10824756B2 (en) 2013-09-20 2020-11-03 Open Text Sa Ulc Hosted application gateway architecture with multi-level security policy and rule promulgations
US10116697B2 (en) 2013-09-20 2018-10-30 Open Text Sa Ulc System and method for geofencing
CN105094963A (zh) * 2014-05-16 2015-11-25 中兴通讯股份有限公司 一种自定义桌面的方法及终端
US20160014057A1 (en) * 2014-07-08 2016-01-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for providing dynamically customized web push messages in a wireless network
EP3270283A4 (en) * 2015-03-09 2018-02-28 Fujitsu Limited Program acquisition method, information-processing terminal, and program
US10437439B1 (en) * 2015-03-12 2019-10-08 Symantec Corporation Dynamic workspace modification
US9602950B1 (en) * 2015-10-08 2017-03-21 International Business Machines Corporation Context-based data storage management between devices and cloud platforms
US11593075B2 (en) 2015-11-03 2023-02-28 Open Text Sa Ulc Streamlined fast and efficient application building and customization systems and methods
US11388037B2 (en) 2016-02-25 2022-07-12 Open Text Sa Ulc Systems and methods for providing managed services

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6342894B1 (en) 1991-03-22 2002-01-29 Canon Kabushiki Kaisha Icon display method
JPH0511969A (ja) 1991-07-08 1993-01-22 Canon Inc アイコン表示方式
JP3416587B2 (ja) 1999-09-01 2003-06-16 キヤノン株式会社 情報処理装置およびプリンタ状態表示方法および記憶媒体
KR100938518B1 (ko) * 2000-03-16 2010-01-25 마이크로소프트 코포레이션 통지 플랫폼 아키텍처
US7493565B2 (en) 2000-12-22 2009-02-17 Microsoft Corporation Environment-interactive context-aware devices and methods
FR2824929B1 (fr) * 2001-05-18 2003-08-08 Gemplus Card Int Deploiement d'application depuis une carte a puce
JP2002344529A (ja) * 2001-05-21 2002-11-29 Sharp Corp プッシュ型サービスシステム
EP1387271A1 (en) * 2002-07-29 2004-02-04 Sun Microsystems, Inc. Method and apparatus for generating an operational processing load
JP3960188B2 (ja) 2002-10-09 2007-08-15 日本電信電話株式会社 アクセス管理システムとアクセス制御方法およびプログラムと記録媒体
JP4249105B2 (ja) 2004-08-27 2009-04-02 日本電信電話株式会社 情報提供方法およびシステム、プログラムおよび記録媒体
US8583139B2 (en) 2004-12-31 2013-11-12 Nokia Corporation Context diary application for a mobile terminal
GB2426667A (en) * 2005-05-26 2006-11-29 Symbian Software Ltd Location based push presence and profile on a wireless communications device
JP2008131594A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> アプリケーション制御システムおよび制御方法
JP5070835B2 (ja) * 2006-12-26 2012-11-14 日本電気株式会社 携帯端末の機能制限方法及び携帯端末
JP5167679B2 (ja) 2007-04-17 2013-03-21 富士ゼロックス株式会社 遠隔操作システム、サーバ、クライアント及び遠隔操作プログラム
JP2009253807A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Denso Corp 車載ハンズフリー装置および車両用ナビゲーション装置
US8961619B2 (en) * 2009-01-06 2015-02-24 Qualcomm Incorporated Location-based system permissions and adjustments at an electronic device
US20120159388A1 (en) 2010-12-20 2012-06-21 Fanhattan, L.L.C. System and method for in-context applications
US8752200B2 (en) * 2011-07-12 2014-06-10 At&T Intellectual Property I, L.P. Devices, systems and methods for security using magnetic field based identification

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014023135A (ja) 2014-02-03
EP2704455A1 (en) 2014-03-05
US20140032647A1 (en) 2014-01-30
EP2704455B1 (en) 2019-01-02
US9032024B2 (en) 2015-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5998702B2 (ja) 情報処理システム、サーバ、携帯端末装置および制御プログラム
KR102107708B1 (ko) 자동 애플리케이션 업데이트
EP3086587B1 (en) Method and apparatus for transmitting and receiving encrypted message between terminals
KR102089191B1 (ko) 주문 정보를 처리하기 위한 방법, 장치 및 시스템
EP2187330A1 (en) Method and apparatus for encrypting user data
US10572267B2 (en) Bios user interface control using mobile device
CN106598584B (zh) 一种处理资源文件的方法、装置和系统
EP3910962A1 (en) Method of controlling the sharing of videos and electronic device adapted thereto
US8660587B2 (en) Method for providing position information using time period
JP2014135054A (ja) タッチイベント処理方法及びこれを実行する携帯端末
CN104954126B (zh) 敏感操作验证方法、装置及系统
US20140258734A1 (en) Data security method and electronic device implementing the same
KR20140049000A (ko) 원격 데이터 엔트리 인터페이스를 트리거링하기 위한 방법 및 장치
KR20150031898A (ko) 익명 메시지 전송 방법 및 이를 적용한 메시지 전송 시스템
JP2008139996A (ja) 情報漏洩抑止システム及びデータ保存方法
KR20140096580A (ko) Nfc 통신 모듈이 없는 전자 기기의 nfc 서비스 제공 방법 및 시스템
EP2669838A2 (en) Information processing apparatus and information processing method
US11516654B2 (en) Method for automatically encrypting short message, storage device and mobile terminal
US20170293987A1 (en) License verification method executed via mobile device and associated computer program product
CN108737341B (zh) 业务处理方法、终端及服务器
KR101557661B1 (ko) 원격 단말 제어를 위한 시스템 및 방법
KR101284451B1 (ko) 휴대용 단말의 보안 관리 방법 및 시스템
US10248841B2 (en) Method of protecting an image based on face recognition, and smart terminal
JP2016130974A (ja) サーバ、コンテンツ作成方法、プログラム、コンテンツ提供システム、および表示装置
CN110855452A (zh) 一种智能穿戴设备、移动终端、远程开机系统及方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150406

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160203

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20160401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160815

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5998702

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees