JP5997810B1 - エンジンの吸気構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造かつ低コストで、始動性および燃費性能を向上させることができるエンジンの吸気構造を提供する。【解決手段】排気マフラー4の近傍に配置されたエアクリーナ3を備えたエンジン1の吸気構造において、エアクリーナ3が、吸気チャンバ11を画成するケース12と、吸気チャンバ11内に設置されたエアクリーナエレメント13と、ケースにおける排気マフラー4に近い位置に形成され、吸気チャンバ11をケース12の外部に連通する第1の吸気口21と、ケース12における排気マフラー4から遠い位置に形成され、吸気チャンバ11をケース12の外部に連通する第2の吸気口22と、ケース12に形成され、吸気チャンバ11を、燃焼室に空気を供給する吸気通路6に連通する連通口23と、第1の吸気口21および第2の吸気口22の少なくとも一方を選択的に開閉可能な開閉手段25とを有する構成とする。【選択図】図2

Description

本発明は、排気マフラーの近傍に配置されたエアクリーナを備えたエンジンの吸気構造に関する。
エンジンの冷間始動時は、エンジンに供給される吸入空気の温度が低いと、エンジンの始動性や始動後の燃焼安定性が低下する。そのため、冷間始動時は、エンジンを早く暖めるために、エンジンに暖かい空気を供給することが好ましい。特に、例えば除雪機等の低温下で使用される機械装置のエンジンは、冷間始動時にエンジンに暖かい空気を供給することが望まれる。そして、暖機後には、燃費性能を向上させるために、エンジンには冷たい空気を供給することが好ましい。
エミッションの改善や燃費の向上を主に目的とするものではあるが、冷間始動時にエンジンに暖かい空気を供給する技術として、燃焼後の排気ガスの一部を再度吸引する排気再循環(EGR:Exhaust Gas Recirculation)機構が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1のエンジンでは、シリンダヘッドの吸気ポートと排気ポートとの間に配設される壁にEGR通路としての連通孔が形成されており、前記連通孔を介して、排気ポートに排出される排気ガスの一部を吸気ポートに還流するように構成されている。また、このエンジンでは、感熱膨張体等により構成されるエンジン温度の検知機構(開口面積変更体)をEGR通路内に配置し、エンジン温度に応じて排気ガスの還流量を調節するように構成されている。
特開2008−163750号公報
しかしながら、特許文献1等のEGR機構を用いたエンジンでは、EGR通路を設ける必要があるうえ、冷間始動時に排気ガスを還流させると失火を起こす虞がある。また、エンジンの温度または運転状態に応じて排気ガスの還流量を調節する必要があるため、エンジンの温度または運転状態を検出する機構またはセンサ等が必要になる。そのため、エンジン全体の構造が複雑になるという問題や、エンジン全体のコストが上昇するという問題があった。
本発明は、このような背景に鑑み、簡単な構造かつ低コストで、始動性および燃費性能を向上させることができるエンジンの吸気構造を提供することを課題とする。
このような課題を解決するために、本発明は、排気マフラー(4)の近傍に配置されたエアクリーナ(3)を備えたエンジン(1)の吸気構造であって、前記エアクリーナが、吸気チャンバ(11)を画成するケース(12)と、前記ケース内をダストルーム(11a)およびクリーンルーム(11b)に区画するように配置されたエアクリーナエレメント(13)と、前記ケースにおける前記排気マフラーに近い位置に形成され、前記ダストルームを前記ケースの外部に連通する第1の吸気口(21)と、前記ケースにおける前記排気マフラーから遠い位置に形成され、前記ダストルームを前記ケースの外部に連通する第2の吸気口(22)と、前記ケースに形成され、前記クリーンルームを、燃焼室に空気を供給する吸気通路(6)に連通する連通口(23)と、前記第1および第2の吸気口の少なくとも一方を選択的に開閉可能な開閉手段(25、31、32)とを有する構成とする。
この構成によれば、第1の吸気口および第2の吸気口の少なくとも一方を選択的に開閉することができるので、始動時、特に冷間始動時は、排気マフラーに近い位置に形成された第1の吸気口から導入した暖かい空気をエンジンに供給し、暖機後の定格負荷運転時等の通常運転時は、排気マフラーから遠い位置に形成された第2の吸気口から導入した冷たい空気をエンジンに供給することが可能となる。これにより、エンジンに供給する空気の温度を容易に調節することが可能となる。したがって、簡単な構造かつ低コストで、エンジンの始動性および燃費性能を向上させることができる。
また、上記の発明において、前記開閉手段が、少なくとも、前記第1の吸気口を閉鎖しかつ前記第2の吸気口を開放する第1の位置と、前記第1の吸気口を開放しかつ前記第2の吸気口を閉鎖する第2の位置とをとり得るように変位可能に設けられた部材を含む構成とすることができる。
この構成によれば、変位可能に設けられた前記部材を、第1の位置または第2の位置に変位させることにより、第1および第2の吸気口の少なくとも一方の選択的な開閉を容易に行うことができる。
また、上記の発明において、前記部材が、さらに、前記第1および第2の吸気口の両方を閉鎖する第3の位置をとり得るように変位可能に設けられた構成とすることができる。
この構成によれば、変位可能に設けられた前記部材を、第3の位置に変位させることにより、第1および第2の吸気口の両方を閉鎖することができ、これにより、エンジンの停止時にエアクリーナの吸気チャンバ内にゴミが侵入するのを防止することが可能となる。
また、上記の発明において、前記第1および第2の吸気口が、前記ケースの壁の一部に設けられ、前記開閉手段が、前記第1および第2の吸気口を開閉するように、前記壁の面に沿って回転変位するシャッタ板(25)を含む構成とすることができる。
この構成によれば、構造の簡単なシャッタ板により前記開閉手段を実現することができる。したがって、簡単な構造かつ低コストで、本発明のエンジンの吸気構造を実現することが可能となる。
また、上記の発明において、前記第1および第2の吸気口が、前記ケースの壁の一部に設けられ、前記開閉手段が、前記第1の吸気口に設置された第1の弁(31)と、前記第2の吸気口に設置された第2の弁(32)とを含む構成とすることができる。
この構成によれば、構造の簡単な第1の弁および第2の弁により前記開閉手段を実現することができる。簡単な構造かつ低コストで、本発明のエンジンの吸気構造を実現することが可能となる。
また、上記の発明において、前記開閉手段が、チョーク弁の開度が小さい場合には前記第1の吸気口を開放しかつ前記第2の吸気口を閉鎖し、前記チョーク弁の開度が大きい場合には前記第1の吸気口を閉鎖しかつ前記第2の吸気口を開放するように前記エンジンのチョーク機構(7)に連結機構を介して連結された構成とすることができる。
この構成によれば、チョーク弁の開度に応じて、第1および第2の吸気口の少なくとも一方を選択的に開閉することが可能となる。したがって、始動時(特に冷間始動時)、すなわちチョーク弁の開度が小さい場合は、第1の吸気口から導入した暖かい空気をエンジンに供給し、通常運転時、すなわちチョーク弁の開度が大きい場合は、第2の吸気口から導入した冷たい空気をエンジンに供給することが可能となる。これにより、エンジンに供給する空気の温度を容易に調節することが可能となり、エンジンの始動性および燃費性能を向上させることができる。
また、上記の発明において、前記開閉手段が、スロットル弁の開度が小さい場合には前記第1の吸気口を閉鎖しかつ前記第2の吸気口を開放し、前記スロットル弁の開度が大きい場合には前記第1の吸気口を開放しかつ前記第2の吸気口を閉鎖するように前記エンジンのスロットル機構(8)に連結機構を介して連結された構成とすることができる。
この構成によれば、スロットル弁の開度に応じて、第1および第2の吸気口の少なくとも一方を選択的に開閉することが可能となる。したがって、始動時(特に冷間始動時)、すなわちスロットル弁の開度が小さい場合は、第1の吸気口から導入した暖かい空気をエンジンに供給し、通常運転時、すなわちスロットル弁の開度が大きい場合は、第2の吸気口から導入した冷たい空気をエンジンに供給することが可能となる。これにより、エンジンに供給する空気の温度を容易に調節することが可能となり、エンジンの始動性および燃費性能を向上させることができる。
また、上記の発明において、前記開閉手段を駆動する駆動装置(41)と、前記駆動装置を制御する制御装置(42)と、チョーク弁開度センサ(43)、スロットル弁開度センサ(44)、吸気温度センサ(45)、エンジン温度センサ(46)、油温センサ、および水温センサからなる群より選択される少なくとも1つのセンサをさらに備え、前記制御装置が、前記少なくとも1つのセンサの検出結果に基づいて前記駆動装置を制御して前記開閉手段を駆動するように構成することができる。
この構成によれば、チョーク弁の開度、スロットル弁の開度、吸入空気の温度、エンジンの温度、エンジンオイルの油温、冷却水の水温の少なくとも1つに基づいて、前記開閉手段を駆動することが可能となる。これにより、エンジンに供給する空気の温度を容易に調節することが可能となり、エンジンの始動性および燃費性能を向上させることができる。
このように本発明によれば、簡単な構造かつ低コストで、始動性および燃費性能を向上させることができるエンジンの吸気構造を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るエンジンの概略構成図 図1中のエアクリーナの側断面図 図1中のエアクリーナの下部ケースの上面図 シャッタ板の位置を示す図であり、(A)は第1の位置を示し、(B)は第2の位置を示す シャッタ板の位置を示す図であり、(A)は第3の位置を示し、(B)は第4の位置を示す 本発明の第2の実施形態に係るエアクリーナの側断面図 本発明の第2の実施形態に係るエアクリーナの下部ケースの上面図 本発明の第3の実施形態に係るエンジンの概略構成図 本発明の第4の実施形態に係るエンジンの概略構成図
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るエンジンの概略構成図である。本発明に係るエンジンは、一般的なガソリンエンジンであり、例えば除雪機のエンジンとして使用することができる。
図1に示すように、エンジン1は、エンジン本体部2と、エアクリーナ3と、排気マフラー4と、冷却ファン5とを備えている。エンジン本体部2は、シリンダ、クランクケース、シリンダヘッド、ピストン、コンロッド及びクランクシャフト2a等を備えて構成されており、クランクシャフト2aはエンジン本体部2から左右水平方向に突出している。エアクリーナ3は、エンジン本体部2の上方に配置されており、排気マフラー4は、エアクリーナ3の近傍に配置されている。また、排気マフラー4は、エンジン本体部2のクランクシャフト2aの一端側(図中左側)に配置されている。冷却ファン5は、エンジン本体部2のクランクシャフト2aの他端側(図中右側)に連結されている。すなわち、排気マフラー4と冷却ファン5は、エンジン本体部2を挟んで互いに反対側に配置されている。
エンジン本体部2とエアクリーナ3は吸気通路6によって接続されており、エアクリーナ3で浄化された空気は、吸気通路6を通ってエンジン本体部2の燃焼室に供給される。吸気通路6上には、チョーク機構7とスロットル機構8とが設けられている。チョーク機構7は、例えば、オートチョークであってよい。エンジン本体部2と排気マフラー4とは排気通路9によって互いに接続されており、エンジン本体部2の燃焼室で発生した既燃焼ガスは、排気通路9を通って排気マフラー4に送られた後に外部に排出される。
図2は、エアクリーナ3の側断面図であり、図3は、エアクリーナ3の下部ケース14の上面図である。なお、図3では、エアクリーナエレメント13と上部ケース15の図示は省略してある。図2に示すように、エアクリーナ3は、吸気チャンバ11を画成する略四角箱状のケース12と、ケース12の内部に設置されたエアクリーナエレメント13とを有している。吸気チャンバ11は、エアクリーナエレメント13によって、ダストルーム11aと、クリーンルーム11bとに区画されている。
ケース12は、下部ケース14と上部ケース15とから構成されている。下部ケース14は、略四角筒状の周壁14aと、周壁14aの下方開口を閉塞する底壁14bとを有している。上部ケース15は、略四角筒状の周壁15aと、周壁15a上方開口を閉塞する上壁15bとを有している。上部ケース15は下部ケース14に対して着脱可能に構成されている。これにより、エアクリーナエレメント13のメンテナンスが可能になっている。エアクリーナエレメント13は、下部ケース14の底壁14bに形成された取付孔14cにボルト16で固定されている。
図2および図3に示すように、エアクリーナ3の下部ケース14の底壁14bには、ダストルーム11aをケース12の外部に連通する第1の吸気口21と、ダストルーム11aをケース12の外部に連通する第2の吸気口22と、クリーンルーム11bを吸気通路6に連通する連通口23が貫通して形成されている。第1の吸気口21および第2の吸気口22は、略同一の大きさに形成されている。連通口23は、第1の吸気口21および第2の吸気口22よりも若干大きい大きさに形成されている。
第1の吸気口21は、下部ケース14の底壁14bの排気マフラー4に近い位置に形成されており、第2の吸気口22は、下部ケース14の底壁14bの排気マフラー4から遠い位置に形成されている。すなわち、第1の吸気口21および第2の吸気口22は、下部ケース14の底壁14bの幅方向中央部を挟んで、互いに相反する側に設けられている。第1の吸気口21および第2の吸気口22は、一方の開口端が大気に開放されており、他方の開口端が吸気チャンバ11のダストルーム11aに開放されている。なお、第1の吸気口21および第2の吸気口22は、吸気チャンバ11内にゴミ、水、雪等が侵入しないように、下向きに開口している。
連通口23は、第1の吸気口21と第2の吸気口22との間の領域における、第1の吸気口21に隣接する位置に形成されている。連通口23は、一方の開口端が吸気通路6に連通されており、他方の開口端が吸気チャンバ11のクリーンルーム11bに開放されている。なお、連通口23の位置は上記の位置に限定されるものではなく、他の任意の位置であってよい。また、下部ケース14の周壁14aの、第1の吸気口21の近傍の位置には、図示しないブリーザ室に連通された、ブローバイガスの戻し孔が形成されたパイプ24が設けられている。
また、エアクリーナ3は、第1の吸気口21および第2の吸気口22の下側に配置されたシャッタ板25を有している。シャッタ板25は、第1の吸気口21および第2の吸気口22を開閉するように、下部ケース14の底壁14bの外面(下面)に沿って回転変位可能に設けられている。シャッタ板25は、特許請求の範囲における開閉手段に相当する。シャッタ板25は、下部ケース14の底壁14bの下側に設けられたシャッタ支持部17を含む支持機構を介して回転可能に取り付けられている。前記支持機構は特に限定されるものではなく、例えば、ただ単に、シャッタ板25がシャッタ支持部17上に載置されるように構成されてもよい。
図3に示すように、シャッタ板25は、略リング状の本体部26と、本体部26から径方向外側に所定の長さ突出して形成された第1の延出部27、第2の延出部28、および第3の延出部29を有している。第1の延出部27、第2の延出部28、および第3の延出部29は、反時計回りで、第1の延出部27、第2の延出部28、および第3の延出部29の順に、互いに所定の間隔を隔てて形成されている。第1の延出部27および第3の延出部29は略同一の大きさに形成されており、第1の吸気口21または第2の吸気口22を塞ぐことができるように、第1の吸気口21または第2の吸気口22よりも若干大きい大きさを有している。第2の延出部28は、周方向において、第1の延出部27および第3の延出部29の約2倍の大きさを有している。したがって、第2の延出部28は、その周方向の右半分または左半分の部分で、第1の吸気口21または第2の吸気口22を塞ぐことができる。
シャッタ板25は、その位置に応じて、各延出部27〜29によって、第1の吸気口21および第2の吸気口22を選択的に開閉することができる。図4および図5は、シャッタ板25の位置を示す図であり、図4(A)は第1の位置、図4(B)は第2の位置、図5(A)は第3の位置、図5(B)は第4の位置を示している。図4(B)の第2の位置は、図4(A)の第1の位置から反時計回りに約60度回転変位した位置であり、図5(A)の第3の位置は、図4(B)の第2の位置から反時計回りに約60度回転変位した位置である。また、図5(B)の第4の位置は、図4(A)の第1の位置から反時計回りに約30度回転変位した位置である。
図4(A)の第1の位置では、シャッタ板25の第1の延出部27は第1の吸気口21と重なる位置に位置する。これにより、第1の吸気口21は、シャッタ板25の第1の延出部27により閉鎖される。このとき、第2の延出部28および第3の延出部29は、それぞれ、第1の吸気口21と第2の吸気口22との間の位置に位置する。したがって、第2の吸気口22は、解放された状態となる。このように、シャッタ板25は、第1の吸気口21は閉鎖され、第2の吸気口22は開放される第1の位置をとることができる。
図4(B)の第2の位置では、シャッタ板25の第2の延出部28の幅方向の左半分の部分(第3の延出部29側の部分)が、第2の吸気口22と重なる位置に位置する。これにより、第2の吸気口22は、シャッタ板25の第2の延出部28により閉鎖される。このとき、第1の延出部27および第3の延出部29は、それぞれ、第1の吸気口21と第2の吸気口22との間の位置に位置する。したがって、第1の吸気口21は、解放された状態となる。このように、シャッタ板25は、第1の吸気口21は開放され、第2の吸気口22は閉鎖される第2の位置をとることができる。
図5(A)の第3の位置では、第3の延出部29が第1の吸気口21と重なる位置に位置し、かつ第2の延出部28の幅方向の左半分の部分(第1の延出部27側の部分)が、第2の吸気口22と重なる位置に位置する。これにより、第1の吸気口21および第2の吸気口22の両方が、第3の延出部29および第2の延出部28により閉鎖される。このとき、第1の延出部27は、第1の吸気口21と第2の吸気口22との間の位置に位置する。このように、シャッタ板25は、第1の吸気口21および第2の吸気口22の両方が閉鎖される第3の位置をとることができる。
シャッタ板25は、図1に破線により模式的に示された機構を介してチョーク機構7に連結されており、チョーク弁の開度に応じて回転駆動するように構成されている。具体的には、チョーク弁の開度が全閉の場合には、シャッタ板25が第2の位置をとり(すなわち、第1の吸気口21を開放しかつ第2の吸気口22を閉鎖する)、チョーク弁の開度が全開の場合には、シャッタ板25が第1の位置をとる(すなわち、第1の吸気口21を閉鎖しかつ第2の吸気口22を開放する)ように構成されている。上記連機構は特に限定されるものではなく、例えば歯車やワイヤ、リンク等を使用した公知の連機構を用いることができる。
このように構成されたエアクリーナ3は、次のように作動する。まず、エンジン1の始動時、特に冷間始動時は、燃料リッチにするためにチョーク弁の開度が全閉となる。このとき、シャッタ板25が第2の位置(図4(B)参照)に回転変位し、第1の吸気口21が開放され、第2の吸気口22が閉鎖される。これにより、第1の吸気口21からエアクリーナ3の吸気チャンバ11内に、排気マフラー4の周囲の暖かい空気が導入される。そして、この暖かい空気は、エアクリーナエレメント13で浄化された後、吸気通路6を介して、エンジン本体部2に提供される。これにより、エンジン1に暖かい空気が提供されるので、エンジン1の始動性が良好になる。
一方、エンジン1の暖機後の定格負荷運転時等の通常運転時は、燃料リーンにするために、チョーク弁の開度が全開となる。このとき、シャッタ板25が第の位置(図4(A)参照)に回転変位し、第1の吸気口21が閉鎖され、第2の吸気口22が開放される。これにより、第2の吸気口22からエアクリーナ3の吸気チャンバ11内に、排気マフラー4から離れた位置の空気が導入される。したがって、通常運転時は、外部の冷たい空気が第2の吸気口22から吸気チャンバ11内に導入される。そして、この冷たい空気は、エアクリーナエレメント13で浄化された後、吸気通路6を介して、エンジン本体部2に提供される。これにより、エンジン1に冷たい空気が提供されるので、エンジン1の燃焼効率が良好となる。すなわち、エンジン1の燃費性能が向上する。
そして、エンジン停止時は、シャッタ板25は、第3の位置(図5(A)参照)に回転変位し、第1の吸気口21および第2の吸気口22の両方が閉鎖される。これにより、エアクリーナ3の吸気チャンバ11内にゴミ等が侵入するのを防止することができる。
なお、チョーク弁の開度の度合いに応じて、第1の吸気口21および第2の吸気口22の開口の度合いを調節するようにしてもよい。例えば、低温始動時と通常運転時との間の区間では、図5(B)の第4の位置に示すように、第1の吸気口21および第2の吸気口22がそれぞれ半開になるようにしてもよい。このように、第1の吸気口21および第2の吸気口22の開口の度合いを調節することにより、エンジン本体部2に提供する空気の温度を自由に調節することが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係るエンジンの第2の実施形態について、図6および図7を参照して説明する。この第2の実施形態は、開閉手段として、シャッタ板25の代わりに第1の弁31および第2の弁32を用いている点が、上述した第1の実施形態と異なる。第1の実施形態と同様の部分については、同じ符号を付して説明を省略する。
図6および図7に示すように、第1の吸気口21に、第1の弁31が設けられており、第2の吸気口22に、第2の弁32が設けられている。第1の弁31および第2の弁32は、例えば、バタフライ弁であり得る。なお、第1の弁31および第2の弁32の種類はこれに限定されるものではなく、例えばゲートバルブ等の他の様々なものを用いることができる。
第1の弁31および第2の弁32は、前記機構(図6および図7では図示省略)を介してチョーク機構7に連結されており、チョーク弁の開度に応じて開閉駆動するように構成されている。具体的には、チョーク弁の開度が全閉の場合には、第1の弁31は第1の吸気口21を開放し、第2の弁32は第2の吸気口22を閉鎖する。一方、チョーク弁の開度が全開の場合には、第1の弁31は第1の吸気口21を閉鎖し、第2の弁32は第2の吸気口22を開放する。また、エンジン停止の場合は、第1の弁31は第1の吸気口21を閉鎖し、第2の弁32は第2の吸気口22を閉鎖する。上記連機構は特に限定されるものではなく、例えば歯車やワイヤ、リンク等を使用した公知の連機構を用いることができる。
このように構成されたエアクリーナ3は、次のように作動する。まず、エンジン1の始動時は、特に冷間始動時は、燃料リッチにするためにチョーク弁の開度が全閉となる。このとき、第1の弁31は第1の吸気口21を開放し、第2の弁32は第2の吸気口22を閉鎖する。これにより、第1の吸気口21からエアクリーナ3の吸気チャンバ11内に、排気マフラー4の周囲の暖かい空気が導入される。そして、この暖かい空気は、エアクリーナエレメント13で浄化された後、吸気通路6を介して、エンジン本体部2に提供される。これにより、エンジン1に暖かい空気が提供されるので、エンジン1の始動性が良好になる。
一方、エンジン1の暖機後の定格負荷運転時等の通常運転時は、燃料リーンにするために、チョーク弁の開度が全開となる。このとき、第1の弁31は第1の吸気口21を閉鎖し、第2の弁32は第2の吸気口22を開放する。これにより第2の吸気口22からエアクリーナ3の吸気チャンバ11内に、排気マフラー4から離れた位置の空気が導入される。したがって、通常運転時は、外部の冷たい空気が第2の吸気口22から吸気チャンバ11内に導入される。そして、この冷たい空気は、エアクリーナエレメント13で浄化された後、吸気通路6を介して、エンジン本体部2に提供される。これにより、エンジン1に冷たい空気が提供されるので、エンジン1の燃焼効率が良好となる。すなわち、エンジン1の燃費性能が向上する。
そして、エンジン停止時は、第1の弁31は第1の吸気口21を閉鎖し、第2の弁32は第2の吸気口22を閉鎖する。これにより、エアクリーナ3の吸気チャンバ11内にゴミ等が侵入するのを防止することができる。また、上述した第1の実施形態と同様に、チョーク弁の開度の度合いに応じて、第1の吸気口21および第2の吸気口22の開口の度合いを調節するようにしてもよい。
(第3の実施形態)
次に、本発明に係るエンジンの第3の実施形態について、図8を参照して説明する。第1の実施形態と同様の部分については、同じ符号を付して説明を省略する。
上記の第1および第2の実施形態では、チョーク弁の開度に応じて開閉手段(シャッタ板25または第1および第2の弁31、32)を駆動するように構成したが、チョーク弁の開度の代わりに、スロットル弁の開度に応じて、開閉手段を駆動するように構成してもよい。この場合は、図8に示すように、開閉手段(この図ではシャッタ板25)は、破線により模式的に示された機構を介してスロットル機構8に連結されており、スロットル弁の開度に応じて開閉駆動するように構成されている。具体的には、開閉手段25は、スロットル弁の開度が小さい場合には第1の吸気口21を開放し、かつ第2の吸気口22を閉鎖し、スロットル弁の開度が大きい場合には、第1の吸気口21を閉鎖し、かつ第2の吸気口22を開放するようにスロットル機構8に連結されている。このようにすると、冷間始動時のスロットル弁の開度が小さいときに、暖かい空気をエンジン本体部2に供給することができ、暖機後の定格負荷運転時等の通常運転時のスロットル弁の開度が大きいときには、冷たい空気をエンジン本体部2に供給することが可能となるので、エンジン1の始動性および燃費性能が良好になる。
(第4の実施形態)
次に、本発明に係るエンジンの第4の実施形態について、図9を参照して説明する。第1の実施形態と同様の部分については、同じ符号を付して説明を省略する。
上記の第1ないし第3の実施形態では、開閉手段(シャッタ板25または第1および第2の弁31、32)を、チョーク弁またはスロットル弁に連結された図示しない連結機構によって駆動するように構成したが、連結機構の代わりに、駆動装置およびこれを制御する制御装置を用いてもよい。例えば、図9に示すように、開閉手段(この図ではシャッタ板25)を駆動する駆動装置41と、駆動装置41を制御する制御装置42と、各種センサとを用いて、制御装置42が、前記センサの検出結果に基づいて駆動装置41を制御して開閉手段25を駆動するように構成してもよい。
前記センサとしては、チョーク弁開度センサ43、スロットル弁開度センサ44、吸気通路6に設けられた吸気温度センサ45、エンジン本体部2に設けられたエンジン温度センサ46、油温センサ(図示せず)、および水温センサ(図示せず)が挙げられる。駆動装置41としては、アクチュエータやモータ等を用いることができる。制御装置42は、チョーク弁開度センサ43、スロットル弁開度センサ44、吸気温度センサ45、エンジン温度センサ46、油温センサ(図示せず)、および水温センサ(図示せず)の少なくとも1つから入力された情報に基づいて、駆動装置41を制御して開閉手段25を駆動する。
例えば、制御装置42は、吸気温度センサ45で測定された吸入空気の温度に基づいて、駆動装置41を制御して開閉手段25を駆動する。具体的には、吸入空気の温度が低ければ、第1の吸気口21を開放し、かつ第2の吸気口22を閉鎖するように開閉手段25を制御する。逆に、吸入空気の温度が高ければ、第1の吸気口21を閉鎖し、かつ第2の吸気口22を解放するように開閉手段25を制御する。
あるいは、例えば、制御装置42は、エンジン温度センサ46で測定されたエンジン1の温度に基づいて、駆動装置41を制御して開閉手段25を駆動する。具体的には、エンジン1の温度が低ければ、第1の吸気口21を開放し、かつ第2の吸気口22を閉鎖するように開閉手段25を制御し、エンジン1の温度が高ければ、第1の吸気口21を閉鎖し、かつ第2の吸気口22を解放するように開閉手段25を制御する。
このように、制御装置42が、上記センサの検出結果に基づいて駆動装置41を制御して開閉手段25を駆動することにより、エンジン1に供給する空気の温度を調節することができる。これにより、エンジン1の始動性および燃費性能が良好になる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。この他、各部材や部位の具体的構成や配置、数量、角度、素材等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。一方、上記実施形態に示した各構成要素は必ずしも全てが必須ではなく、適宜取捨選択してもよい。
1 エンジン
2 エンジン本体部
3 エアクリーナ
4 排気マフラー
5 冷却ファン
6 吸気通路
7 チョーク機構
8 スロットル機構
9 排気通路
11 吸気チャンバ
11a ダストルーム
11b クリーンルーム
12 ケース
13 エアクリーナエレメント
17 シャッタ支持部
21 第1の吸気口
22 第2の吸気口
23 連通口
25 シャッタ板(開閉手段)
31 第1の弁(開閉手段)
32 第2の弁(開閉手段)
41 駆動装置
42 制御装置
43 チョーク弁開度センサ
44 スロットル弁開度センサ
45 吸気温度センサ
46 エンジン温度センサ

Claims (6)

  1. 排気マフラーの近傍に配置されたエアクリーナを備えたエンジンの吸気構造であって、
    前記エアクリーナが、
    吸気チャンバを画成するケースと、
    前記吸気チャンバをダストルームおよびクリーンルームに区画するように前記ケース内に配置されたエアクリーナエレメントと、
    前記ケースの底壁の前記排気マフラーに近い位置に下向きに開口して形成され、前記ダストルームを前記ケースの外部に連通する第1の吸気口と、
    前記ケースの底壁の前記排気マフラーから遠い位置に下向きに開口して形成され、前記ダストルームを前記ケースの外部に連通する第2の吸気口と、
    前記ケースに形成され、前記クリーンルームを、燃焼室に空気を供給する吸気通路に連通する連通口と、
    前記第1の吸気口および第2の吸気口の少なくとも一方を選択的に開閉可能な形状を有し、前記ケースの底壁の下面に沿って回転変位可能に設けられた平板状のシャッタ板
    を有することを特徴とするエンジンの吸気構造。
  2. 前記シャッタ板は、略リング状の本体部と、前記本体部から径方向外側に所定の長さ突出し、前記第1の吸気口または前記第2の吸気口を塞ぐことができる大きさをそれぞれ有する複数の延出部を有しており、
    前記複数の延出部は、前記シャッタ板が第1の位置にあるときには前記第1の吸気口を閉鎖しかつ前記第2の吸気口を開放し、前記シャッタ板が第2の位置にあるときには前記第1の吸気口を開放しかつ前記第2の吸気口を閉鎖し、前記シャッタ板が第3の位置にあるときには前記第1の吸気口および第2の吸気口の両方を閉鎖する位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気構造。
  3. 前記複数の延出部は、前記シャッタ板が第4の位置にあるときには前記第1の吸気口および第2の吸気口をそれぞれ部分的に開放する位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のエンジンの吸気構造。
  4. 前記シャッタ板が、チョーク弁の開度が小さい場合には前記第1の吸気口を開放しかつ前記第2の吸気口を閉鎖し、前記チョーク弁の開度が大きい場合には前記第1の吸気口を閉鎖しかつ前記第2の吸気口を開放するように前記エンジンのチョーク機構に連結機構を介して連結されたことを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載のエンジンの吸気構造。
  5. 前記シャッタ板が、スロットル弁の開度が小さい場合には前記第1の吸気口を閉鎖しかつ前記第2の吸気口を開放し、前記スロットル弁の開度が大きい場合には前記第1の吸気口を開放しかつ前記第2の吸気口を閉鎖するように前記エンジンのスロットル機構に連結機構を介して連結されたことを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載のエンジンの吸気構造。
  6. 前記シャッタ板を駆動する駆動装置と、
    前記駆動装置を制御する制御装置と、
    チョーク弁開度センサ、スロットル弁開度センサ、吸気温度センサ、エンジン温度センサ、油温センサ、および水温センサからなる群より選択される少なくとも1つのセンサをさらに備え、
    前記制御装置が、前記少なくとも1つのセンサの検出結果に基づいて前記駆動装置を制御して前記シャッタ板を駆動するように構成したことを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載のエンジンの吸気構造。
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