JP5997743B2 - 車両下部構造 - Google Patents
車両下部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5997743B2 JP5997743B2 JP2014197140A JP2014197140A JP5997743B2 JP 5997743 B2 JP5997743 B2 JP 5997743B2 JP 2014197140 A JP2014197140 A JP 2014197140A JP 2014197140 A JP2014197140 A JP 2014197140A JP 5997743 B2 JP5997743 B2 JP 5997743B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- seat
- floor panel
- width direction
- lower structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
特許文献1に記載のシートブラケット(特許文献1の図1、符号17,18参照)は、フロアパネルに固定されるとともにフロアパネルから立ち上がらせた脚部と、脚部の上端に形成されシートを取り付ける平坦部とを備え、フロアパネルから突出した構造となっている。
そこで、本発明は、シートの取付位置を可及的に低くして車両の重心を低くすることのできるシート取付部材を提供する。
本発明は、フロアパネルの切欠部にシート取付部材を連設させているため、シート取付部材の厚さ分、シートの高さ位置を上げることを回避できるという作用及び機能を奏する。
また、上記構成によれば、シート取付部材の延出部が、前記サイドシルに接続しているため、車両の剛性(主として、車両の撓み難さ又はねじれ難さ。以下本願において同様。)を向上させることができるという作用及び機能を奏する。
この構成によれば、前記シート取付部材が、車両の幅方向端部に掛かり得る水平方向の荷重と鉛直方向の荷重との双方に対する強度(主として、破壊し難さ。以下本願において同様。)を向上させ得るという作用及び機能を奏する。
この構成により、車両下部構造の幅方向の剛性が向上する。
この構成により、フロアパネルに車幅方向の剛性をより一層持たせることができる。
この構成により、フロアパネルの剛性及び強度が補強される。
図1は、本実施形態に係る車両下部構造1を含む車両Xを車幅方向の略中央で車両Xの前後方向に沿って切断し、左側方から見た図である。図2は、車両下部構造1の左側半部の平面図である。なお、車両下部構造1は、車両Xの幅方向の中央線L1を中心として略左右対称に形成されている。
図2に示すように、フロアパネル2の車幅方向中央部には、乗員室6の下方でフロアパネル2の前後方向に延在するフロアトンネル15が設けられている。
フロアトンネル15は、図1に示す下部トンネル部材15bと、上部トンネル部材15aとを有している。上部トンネル部材15aと下部トンネル部材15bとが相互に接合されることにより、車両Xの前後方向に延びる中空部が形成されている。
サイドシル3は、インナー部3aとアウター部3bとを備えている。インナー部3aは、図3,図4に示すように、上下方向に立ち上がった内壁部16と、内壁部16の下端から水平方向外側に張り出した底壁部17とを備えている。アウター部3bはインナー部3aに貼り合わされる外側部材である。
複数のクロスメンバには、フロアクロスメンバ18が含まれている。フロアクロスメンバ18は、フロアパネル2上に接合され、フロアトンネル15とサイドシル3との間に亘ってフロアパネル2の車幅方向に延在している。
図3,図4に示すように、切欠部25は、フロアパネル2の側端2aから後方かつ車幅方向中央に向かって斜めに延びる斜辺部25aと、斜辺部25aの後端からフロアパネル2の側端2aに平行に延びる内辺部25bと、内辺部25bの後端からフロアパネル2の側端2aに向かって略垂直に延びる後辺部25cとにより略台形に形成されている。
斜辺部25a、内辺部25b及び後辺部25cは、シート取付部材5の端部をフロアパネル2の裏面側から嵌合させるための僅かな段差部26を以って設けられている。
シート取付部材5は、切欠部25を覆って閉口し、図1に示すシート4が対向配置され得るシート受け部30と、シート受け部30の後端から前記車両Xの後方に向かって延びた延出部31と、シート受け部30の側縁に設けられた第1フランジ部32と、延出部31の側縁に設けられた第2フランジ部33とを備えている。
シート締結部34は、上方に向けて段差形状に変位した平面視円形の台座部35と、台座部35の中心から突出した締結部材36とを備えている。
シート受け部30の側縁30aに形成された第1フランジ部32は、サイドシル3の内壁部16に強固に接合されている。
この段差部38は、バルクヘッドクロスメンバ21の断面形状に合わせて形成されている。そのため、段差部38に形成された折曲線(稜線)39の端部とバルクヘッドクロスメンバ21に形成された折曲線(稜線)40の端部とが繋がって連続している。
延出部31の前端側にはバルクヘッドパネル23の接合片41が接合されている。図4に示すように、延出部31の側縁31aに形成された第2フランジ部33は、サイドシル3の底壁部17が強固に接合されている。すなわち、第2フランジ部33を介して延出部31とサイドシル3とが強固に接合されている。
また、シート受け部30の後端側には段差部38が形成されていることが好ましいが、段差部38は必須ではなく、或いは、段差部38は後方に向かって複数形成されたものであってもよい。
また、図3に示すように、シート受け部30及び第1フランジ部32には突条37,45が形成されていることが好ましいが、突条37,45の数は適宜設定でき、或いは、突条37,45は必ずしも形成されていなくてもよい。
2 フロアパネル
3 サイドシル
4 シート
5 シート取付部材
6 乗員室
16 内壁部
17 底壁部
21 バルクヘッドクロスメンバ(閉断面)
23 バルクヘッドパネル(隔壁板)
25 切欠部
30 シート受け部
31 延出部
32 第1フランジ部
33 第2フランジ部
38 段差部
39 稜線
Claims (5)
- 車両の乗員室の下方に配されたフロアパネルと、
前記フロアパネル上に設置されたシートと、
前記フロアパネルの車幅方向の両端部に前記車両の前後方向に延在するように取り付けられたサイドシルと、を備え、
前記フロアパネルの前記車幅方向の端部側に切欠部が形成され、前記切欠部に前記シートを直接または間接的に取り付けるシート取付部材が連設し、
前記シート取付部材は、前記切欠部を覆うとともに上方に前記シートを設置可能なシート受け部と、前記シート受け部から前記車両の後方に向かって延びた延出部とを備えており、前記延出部が前記サイドシルに接続している車両下部構造。 - 前記サイドシルは、上下方向に延びた内壁部と、内壁部の下端から水平方向に張り出した底壁部とを有し、
前記シート受け部は、上下方向に立設して前記内壁部に接合する第1フランジ部を備え、
前記延出部は、水平方向に延び、前記底壁部の下面に接合する第2フランジ部を有している請求項1に記載の車両下部構造。 - 前記乗員室の後部には、前記車幅方向に亘って延在する閉断面部を備え、
前記シート受け部は、前記シートを設置するシート設置部の後端に対応する位置から立ち上がった後、前記車両の後方に向けて折曲し、前記閉断面部に連続する段差部が形成されている請求項1又は2に記載の車両下部構造。 - 前記フロアパネル上には、前記乗員室と車両後部とを隔てる隔壁板が設置され、
前記隔壁板の車幅方向の両端部が前記シート取付部材に接合されている請求項1から3のいずれか一項に記載の車両下部構造。 - 前記シート取付部材が、前記フロアパネルの厚さよりも厚く形成されている請求項1から4のいずれか一項に記載の車両下部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014197140A JP5997743B2 (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | 車両下部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014197140A JP5997743B2 (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | 車両下部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016068623A JP2016068623A (ja) | 2016-05-09 |
JP5997743B2 true JP5997743B2 (ja) | 2016-09-28 |
Family
ID=55865681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014197140A Expired - Fee Related JP5997743B2 (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | 車両下部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5997743B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05131953A (ja) * | 1991-11-11 | 1993-05-28 | Mazda Motor Corp | 自動車の車体構造 |
JPH05262264A (ja) * | 1992-03-19 | 1993-10-12 | Nissan Shatai Co Ltd | 車体の側部構造 |
JP3196442B2 (ja) * | 1993-08-24 | 2001-08-06 | トヨタ自動車株式会社 | シートブラケット取付部の車体フロアへの結合構造 |
-
2014
- 2014-09-26 JP JP2014197140A patent/JP5997743B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016068623A (ja) | 2016-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6277948B2 (ja) | 自動車の下部車体構造 | |
CN109204572B (zh) | 汽车的下部车体构造 | |
JP5963060B2 (ja) | 車体後部のフロア構造 | |
JP5907433B2 (ja) | 車体のフロア補強構造 | |
JP4096559B2 (ja) | 車体構造 | |
US20120119545A1 (en) | Floor structure of an automobile body | |
JP2009073297A (ja) | 後部車体構造 | |
JP6035730B2 (ja) | 車両のフロアパネル制振構造 | |
US20090134687A1 (en) | Seat holding portion structure | |
JP6137205B2 (ja) | 自動車の後部車体構造 | |
JP5346799B2 (ja) | 車体上部構造 | |
CN105658506B (zh) | 车辆的后部车身结构 | |
JP6187495B2 (ja) | 車両用アッパバックパネル構造 | |
JP2008087650A (ja) | 自動車のフロア構造 | |
US9919661B2 (en) | Harness protector | |
JP4799466B2 (ja) | 車体後部構造 | |
JP4647367B2 (ja) | 車両のフロアパネル | |
JP5997743B2 (ja) | 車両下部構造 | |
JP6823825B2 (ja) | 車体フロア構造 | |
JP5504014B2 (ja) | 車両の車体側部構造 | |
KR101923886B1 (ko) | 차량 후방 쿼터 구조 | |
JP5228941B2 (ja) | 車両の燃料タンク取付構造 | |
JP5168343B2 (ja) | 車両用燃料タンクの配設構造 | |
JP6477263B2 (ja) | 車両のドア構造 | |
JP5352608B2 (ja) | 車体後部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160804 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160816 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160826 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5997743 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |