JP5996364B2 - 直接メタノール燃料電池 - Google Patents

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この発明は、メタノールの分解反応によって水素イオン(プロトン)と電子(エレクトロン)とを生じさせ、その電子を外部負荷に電力として供給するように構成された直接メタノール燃料電池に関するものである。
直接メタノール燃料電池(DMFC:Direct Methanol Fuel Cell)は、電極および触媒層ならびに拡散層や集電体を電解質膜の表裏両面側に設けて構成された膜・電極構成体(MEA:Menbrane Electrode Assembly)を備え、アノード側にメタノールを供給してその触媒層でプロトンおよび電子を生じさせ、そのプロトンが電解質膜を透過してカソード側で酸素と反応するとともに、電子が外部負荷に供給されることにより、発電機もしくは電池として機能するものである。その反応は、以下のとおりである。
アノード側における触媒反応
CHOH + HO → CO+ 6H 十 6e …(1)
カソード側における触媒反応
3/2O + 6H + 6e → 3HO …(2)
全体としての反応
CHOH + 3/2O → CO+ 2HO …(3)
直接メタノール燃料電池には、アクティブ型とパッシブ型とがある。前者のアクティブ型の直接メタノール燃料電池は、燃料であるメタノールと酸化剤である空気とを、外部に設けられたポンプやブロアーなどによって強制的に供給するように構成されている。したがって、メタノールや空気の供給量を適正化することが可能であり、また容易である。しかしながら、ポンプやブロアーを駆動するために電力を消費するので、これらポンプやブロアーを含む発電システム前提としての発電効率あるいは発電量が低下する可能性があり、また携帯性に劣るなどの問題がある。これに対してパッシブ型は、毛管圧力などを利用してメタノールを供給し、また自然対流によって空気を供給するように構成され、電力を消費するポンプなどの駆動装置を使用しないので、発電システム全体としての発電効率を向上させることができ、また全体としての構成を簡素化・小型化して携帯性に優れたものとすることができる。しかしながら、発電を継続するにはメタノールや空気を継続して供給するだけでなく、反応によって生じるCOや水を制御する必要があるが、パッシブ型のDMFCは動力を使用しないので、COや水を制御するための構成部材を備える必要がある。
従来、カソード側で生じる水の制御を行う手段を設けたDMFCが種々開発されており、その例が特許文献1ないし4に記載されている。例えば特許文献1に記載された燃料電池は、カソード側で生じた水蒸気を凝縮させ、その水をカソード側に供給するプレートがカソード側に設けられ、そのプレートは非吸水性を備えた構成とされている。この特許文献1に記載された構成によれば、水損失を抑制して出力電力密度を高くすることができる、とされている。また、特許文献2には、空気極の外側に保湿板を設け、空気極側で生じた水分をその保湿板で保持することにより水の再利用を図るように構成した燃料電池が記載されている。この特許文献2に記載された燃料電池では、その保湿板の側面の一部をカバーから露出させることにより、空気極側への空気の供給量を増大させるようになっている。
さらに、特許文献3には、カソード側で発生した水を回収するための結露手段をカソード側に設けた燃料電池が記載されている。その結露手段は、水蒸気の凝縮を促す構造を持ったものであり、基端部から突出させた突出部で水蒸気を受けて結露させるように構成されている。そして、特許文献4には、水に比較して気体の透過性が高い多孔質膜をカソード側に設け、その多孔質膜によって水分を保持するとともに、その多孔質膜に空気の通る貫通孔を形成したカソード側への空気の供給を良好にするように構成した燃料電池が記載されている。
特開2008−16453号公報 特開2010−176970号公報 特開2008−198385号公報 特開2011−119189号公報
上述した各特許文献に記載されているような水分を調整するための手段を設ければ、発電に必要な量の水を確保することができる。しかしながら、カソード側には空気が供給されるように外部に対して解放されているから、カソード側で生じた水の少なくとも一部が蒸発する。前述した各特許文献に記載されているような水分の保持のための手段を設けていれば、水分の不足やそれに伴う発電効率の低下などを抑制することができるかもしれないが、水が蒸発すると蒸発潜熱を奪うからDMFCあるいはMEAの温度が低下する。一般的な電解質膜を使用しているDMFCの発電特性は温度に依存しており、温度が低くなると発電効率が低下してしまう。従来では、カソード側での水分の保持のための技術が上記の各特許文献に記載されているように種々開発されているが、DMFCにおける温度を維持するための技術は必ずしも十分には開発されておらず、高効率化、小型化の点で改良の余地があった。
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであって、温度維持機能もしくは温度制御機能を備えていて長時間に亘って高出力を維持することのできる直接メタノール燃料電池を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、電解質膜を挟んでアノードとカソードとが一体化された膜・電極構成体におけるアノード側にメタノールを供給し、かつ膜・電極構成体を透過したプロトンと酸素との反応をカソード側で生じさせて電力を生じる直接メタノール燃料電池において、前記カソードの外表面側に、水蒸気を浸透させるとともに熱を蓄える断熱層が形成され、前記断熱層は親水性のセラミック紙を素材として形成されていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記断熱層は、多孔構造に構成されていることを特徴とする直接メタノール燃料電池である。
請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記断熱層での発熱は、水蒸気が直接凝縮することに伴って潜熱が顕熱となることにより生じるように構成されていることを特徴とする直接メタノール燃料電池である。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれか一項の発明において、前記断熱層は、浸透させた水が蒸発することによる冷却作用によって所定の温度を維持するように構成されていることを特徴とする直接メタノール燃料電池である。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれか一項の発明において、前記断熱層は、水が浸透して湿潤した状態では気体の透過を遮断するように構成されていることを特徴とする直接メタノール燃料電池である。
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれか一項の発明において、前記断熱層を貫通して前記カソードに空気を供給する吸気孔を更に備えていることを特徴とする直接メタノール燃料電池である。
この発明によれば、カソード側での酸化反応によって生じた水蒸気が、親水性のセラミック紙を素材として形成されている断熱層に浸透して凝縮し、その際の潜熱によって燃料電池が加熱され、もしくは保温される。そのため、発電の開始時には、発電に好適な動作温度範囲まで迅速に温度上昇し、いわゆる立ち上がりを良好なものにすることができる。また、最高温度に達した後は、水蒸気の凝縮による加熱あるいは保温と、水分が蒸発することによる冷却とによって燃料電池の温度が、望ましい動作温度範囲に維持され、それに伴って発電電力がある程度高い状態に維持され、その結果、高出力で小型の燃料電池を得ることができる。
この発明に係る燃料電池の一例を模式的に示す図である。 実施例と比較例との温度の測定結果を示す図である。 実施例と比較例との電力の測定結果を示す図である。
この発明の直接メタノール燃料電池は、カソード側に断熱層を備えている点に特徴があり、その断熱層を除いた部分の構成は、従来知られている一般的な直接メタノール燃料電池と同様の構成とすることができる。図1はこの発明に係る直接メタノール燃料電池(以下、単にDMFCと記すことがある。)の一例を模式的に示す断面図であり、ここに示す例はいわゆるパッシブ型のものであって、MEA1が中央部に配置されており、そのMEA1は、固体高分子電解質膜の一方の面にアノード触媒層2が形成され、かつ他方の面にカソード触媒層3が形成された、いわゆる膜・電極構成体である。その固体高分子電解質膜はナフィオン(Nafion:登録商標)やフレミオン(登録商標)などの従来知られている素材によって形成され、また各触媒層は白金やルテニウムあるいはこれらの混合剤もしくは合金などの触媒粒子をメッシュ構造あるいはカーボン粒子に担持させた公知の構成を備えている。
アノード触媒層2はその表面に形成された拡散層を含んでおり、その拡散層は、メタノールと水との混合物をアノードの表面の全体に拡散させ、また反応によって生じたCOを排気するために気体を透過させることができるように構成されている。また、カソード触媒層3はその表面に形成された拡散層を含んでおり、その拡散層は、空気もしくは酸素ガスをカソードの表面の全体に拡散させ、また酸化反応によって生じた水を分散させるように構成されている。これらアノード側の拡散層およびカソード側の拡散層は導電性を備えていて、集電体として機能するように構成されている。このような拡散層を備えた各触媒層2,3で生じる反応は、前述した(1)式および(2)式のとおりである。
アノード触媒層2の表面にメタノール透過層4が設けられている。このメタノール透過層4はメタノール蒸気の選択透過膜であって、非多孔質ポリマーもしくはグラスファイバーと疎水性材料との複合材など、従来知られているものを採用することができる。その メタノール透過層4を挟んでアノード触媒層2とは反対側に燃料板5が設けられている。この燃料板5は、燃料としての液体メタノールを所定量(例えば4ml程度)保持するためのものであって、メタノール透過層4に対向する面側に溝や凹部からなる貯留部5aが形成されている。その貯留部5aの開口側とメタノール透過層4との間に発泡体5bが設けられている。この発泡体5bは、ポリエチレンやポリプロピレンを素材とした多孔構造体であって、毛管作用によって液体メタノールを浸透させて保持するように構成されている。上記のメタノール透過層4は、液体メタノールや水に対して実質的に不透過性を示すから、燃料板5における発泡体5bに保持されている液体メタノールから生じたメタノール蒸気がメタノール透過層4に浸透してアノード触媒層2に供給されるようになっている。
他方、カソード触媒層3の外表面側に断熱層6が設けられている。この断熱層6は、燃料電池あるいはMEA1の温度を所定の温度範囲に維持するためのものであって、カソード触媒層3における酸化反応で生じた水蒸気を直接、凝縮させることにより水蒸気が有していた潜熱を放出させてその熱によって顕熱を上昇させ、また浸透している水が温度の上昇によって蒸発することにより潜熱を奪って冷却作用を生じるように構成されている。具体的には、この断熱層6は、親水性の不織布、親水性のカーボン繊維、その他の親水性の布、親水性のセラミック紙などを素材とした薄膜であり、一例として厚さが100μmで空孔径が0.1μm〜10μmの多孔構造の薄膜状に形成されている。例えば、サンゴバン・ティーエム株式会社製のFIBREXCEL(商標)やFIBERMAX(商標)を使用することができる。なお、水が浸透して湿潤した状態では、空孔が閉塞するので、気体に対しては不透過性を示し、したがってアノード側からカソード側に漏れ出た燃料ガス(メタノール蒸気)やCOの流通を遮断して外部に漏洩させないように構成されている。また、断熱層6の全体が水によって湿潤した場合であってもカソード触媒層3に空気を十分に供給するために、断熱層6を貫通して吸気孔(図示せず)が形成されている。図1における符号7は電気的な外部負荷を示す。
図1に示すこの発明に係るDMFCの作用について説明すると、燃料板5によって保持されている液体メタノールは発泡体5bに浸透しており、そのメタノール蒸気がメタノール透過層4を通ってアノード触媒層2に供給される。このアノード触媒層2では、前述した(1)式で示される反応が生じ、電子が外部負荷7に取り出され、またプロトン(水素イオン)はMEA1を通ってカソード触媒層3側に到る。なお、COはアノード側の空隙や発泡体5bを通って外部に排出される。
一方、カソード触媒層3側には断熱層6を介して空気が供給されており、MEA1を透過したプロトンと酸素とによる酸化反応が生じ、その際に外部負荷7から電子が受容される。こうして電力が外部負荷7に取り出される。カソード触媒層3では前述した(2)式による反応で水が生じ、その水蒸気が断熱層6に浸透する。その状態を図1に拡大して併記してある。断熱層6に浸透した水蒸気は、断熱層6の内部で直接凝縮し、潜熱を放出する。これは、見方を変えれば、酸化反応で発生した熱が、水蒸気によって断熱層6に運ばれ、その熱が断熱層6に蓄えられることになる。
カソード側で生じた水蒸気がこのようにして断熱層6に捕捉されるので、酸化反応によって生じた熱が外部に持ち去られずに燃料電池の内部に蓄えられ、また水蒸気が凝縮した水が断熱層6に浸透して空気などの気体の流通が抑制されて熱が気体によって持ち去られることが抑制されるので、MEA1や燃料電池自体の温度が高くなる。DMFCの発電効率は数十℃で最大になるので、前記断熱層6を設けて温度の上昇が迅速化されることにより、燃料電池の出力が目標とする出力に達する時間が短縮化され、燃料電池のいわゆる立ち上がりが良好になる。
発電を継続すると、反応熱によって温度が次第に上昇し、また水蒸気が継続して発生することにより断熱層6の温度も上昇する。断熱層6の温度がある程度高くなると(例えば45℃程度になると)、断熱層6に捕捉されている水分が蒸発し、水蒸気が外部に排出される。水分が蒸発する場合、潜熱を周囲から奪うから、水蒸気が外部に排出されることにより断熱層6の熱が持ち去られ、断熱層6がその分、冷却される。したがって、断熱層6の温度あるいはMEA1もしくは燃料電池自体の温度は、反応によって生じる熱量と水蒸気が持ち去るなどのことによる熱量とがバランスする温度に維持される。そのため、燃料電池の発電効率が温度に応じた高い効率に維持され、高い出力を確保することができる。
つぎにこの発明の実施例と比較例とについて説明する。
上述した図1に示す構造で、反応面積が20cmのDMFCを作製した。断熱層6は株式会社ITM製のセラミック紙をカソード触媒層3の外表面に取り付けて構成した。その組成は、シリカ52重量%、アルミナ48重量%であり、厚さは1.1mmとした。
比較例
カソード触媒層の外表面に、多孔構造のポリテトラフルオロエチレンなどの撥水性材料からなる厚さ1.1mmの熱管理層を設け、他の構造は上記の実施例と同様にした。
実施例および比較例の燃料電池を、温度25℃、相対湿度50%の実験室に置き、4mlの純メタノールを燃料として供給し、燃料電池の温度、電流、電圧を測定した。温度の測定結果を図2に示してあり、この発明の実施例での温度は、比較例よりも速く上昇した。また実施例での最高温度は48℃であって、比較例での最高温度53℃より低くなった。それぞれ最高温度に達した後に温度が次第に低下し、この発明の実施例においてはゆっくり温度が低下したのに対して、比較例では急速に温度が低下した。そして、この発明においては、測定開始後420分(7時間)経過しても、望ましい動作温度範囲である40℃〜50℃の範囲に維持されたのに対して、比較例では測定開始後300分(5時間)に達する以前に望ましい動作温度範囲の下限温度である40℃を下回ってしまった。
出力の測定結果を図3に示してある。この発明の実施例での出力は、比較例よりも速く増大した。この発明の実施例による最大出力は0.95W程度になったのに対して、比較例では0.82W程度で、この発明による燃料電池より低出力であった。それぞれ最大出力に達した後、出力が次第に低下したが、この発明の実施例においてはゆっくり低下したのに対して、比較例では急速に低下した。そして、この発明の実施例による総電力量は、4.2W・hに達したのに対して、比較例による総電力量は、3.4W・hにとどまり、この発明に係る燃料電池の方が比較例よりも優れていることが明らかになった。
1…MEA、 2…アノード触媒層、 3…カソード触媒層、 4…メタノール透過層、 5…燃料板、 5a…貯留部、 5b…発泡体、 6…断熱層、 7…外部負荷。

Claims (6)

  1. 電解質膜を挟んでアノードとカソードとが一体化された膜・電極構成体におけるアノード側にメタノールを供給し、かつ膜・電極構成体を透過したプロトンと酸素との反応をカソード側で生じさせて電力を生じる直接メタノール燃料電池において、
    前記カソードの外表面側に、水蒸気を浸透させるとともに熱を蓄える断熱層が形成され、前記断熱層は親水性のセラミック紙を素材として形成されていることを特徴とする直接メタノール燃料電池。
  2. 前記断熱層は、多孔構造に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の直接メタノール燃料電池。
  3. 前記断熱層での発熱は、水蒸気が直接凝縮することに伴って潜熱が顕熱となることにより生じるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の直接メタノール燃料電池。
  4. 前記断熱層は、浸透させた水が蒸発することによる冷却作用によって所定の温度を維持するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の直接メタノール燃料電池。
  5. 前記断熱層は、水が浸透して湿潤した状態では気体の透過を遮断するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の直接メタノール燃料電池。
  6. 前記断熱層を貫通して前記カソードに空気を供給する吸気孔を更に備えていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の直接メタノール燃料電池。
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