JP5994691B2 - 電力ケーブルの布設方法 - Google Patents
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Description
電力ケーブルを地中経路に布設する電力ケーブルの布設方法であって、
回転の向きが互いに逆になるように回転させた第1回転体と第2回転体との間に前記電力ケーブルを通すことにより、前記地中経路上で前記電力ケーブルを移動させる電力ケーブル延線工程を有し、
前記電力ケーブル延線工程では、
前記第1回転体と前記第2回転体とを互いに独立して駆動させることで、前記第1回転体および前記第2回転体と前記電力ケーブルとの接点を起点として前記電力ケーブルの進行方向を変化させ、前記電力ケーブルを曲線状に移動させる
電力ケーブルの布設方法が提供される。
第1の態様に記載の電力ケーブルの布設方法であって、
前記電力ケーブル延線工程では、
前記第1回転体の回転速度を前記第2回転体の回転速度より小さくすることで、前記電力ケーブルを前記第1回転体または前記第2回転体に沿って変化させる
電力ケーブルの布設方法が提供される。
第1又は第2の態様に記載の電力ケーブルの布設方法であって、
前記電力ケーブル延線工程では、
前記第1回転体のトルクを前記第2回転体のトルクより大きくすることで、前記電力ケーブルを前記第1回転体または前記第2回転体に沿って曲線状に移動させる
電力ケーブルの布設方法が提供される。
第1〜第3の態様のいずれか1態様に記載の電力ケーブルの布設方法であって、
前記地中経路は湾曲部を有し、
前記湾曲部に少なくとも1組の前記第1回転体と前記第2回転体とを配置する
電力ケーブルの布設方法が提供される。
第1〜第4の態様のいずれか1態様に記載の電力ケーブルの布設方法であって、
前記地中経路は1箇所に湾曲部を有するL字状であり、
前記湾曲部に少なくとも1組の前記第1回転体と前記第2回転体とを配置し、前記電力ケーブルをL字型の曲線状に移動させる
電力ケーブルの布設方法が提供される。
第1〜第4の態様のいずれか1態様に記載の電力ケーブルの布設方法であって、
前記地中経路は2箇所に湾曲部を有するS字状であり、
それぞれの前記湾曲部に少なくとも各1組の前記第1回転体と前記第2回転体とを配置し、前記電力ケーブルをS字型の曲線状に移動させる
電力ケーブルの布設方法が提供される。
第4〜第6の態様のいずれか1態様に記載の電力ケーブルの布設方法であって、
前記湾曲部は、重力方向と略垂直な経路と重力方向と略平行な経路とが交わることにより形成される湾曲部、重力方向と略垂直で且つ互いに異なる方向を有する経路が交わることにより形成される湾曲部のうち少なくともいずれかを含む
電力ケーブルの布設方法が提供される。
第7の態様に記載の電力ケーブルの布設方法であって、
重力方向と略垂直な前記経路は、前記電力ケーブルの進行方向の変化が重力の影響を受けない程度に重力方向と垂直な経路であり、
重力方向と略平行な前記経路は、前記電力ケーブルの進行方向の変化が重力の影響を受ける程度に重力方向と平行な経路である
電力ケーブルの布設方法が提供される。
第1〜第8の態様のいずれか1態様に記載の電力ケーブルの布設方法であって、
前記電力ケーブル延線工程では、
前記電力ケーブルの外径Dに対し、前記電力ケーブルの立ち上げ距離が15D以上25D以下となる曲線状に立ち上げる
電力ケーブルの布設方法が提供される。
図9は、電力ケーブルの布設の様子を示す全体図である。
(1)電力ケーブルの布設方法
本発明の一実施形態に係る電力ケーブルの布設方法について、図1〜図3を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電力ケーブル10の布設方法を示す工程図である。図2は、本発明の一実施形態に係る電力ケーブル10の布設方法の実施に用いる球状回転体型牽引機20の模式図であって、(a)は球状回転体型牽引機20の正面図であり、(b)は球状回転体型牽引機20の上面図である。図3は、本発明の一実施形態に係る電力ケーブル10の進行方向が球状回転体型牽引機20の回転体を起点に変化する様子を示す上面図である。
図4は、本発明の一実施形態の変形例に係る電力ケーブル10の布設方法を説明する上面図である。図4においては、電力ケーブル10の通る経路は全て水平面上、つまり、重力方向と略垂直で且つ各々が異なる複数の方向を有する。球状回転体型牽引機の各タイヤは水平面上に配置され、電力ケーブル10を両脇から挟みこんでいる。また、図4においても、矢印の数の多さで回転速度がより大きいタイヤが、太線でトルクがより大きいタイヤが、それぞれ示されている。
本実施形態によれば、以下に示す1つ又は複数の効果を奏する。
以上、本発明の実施形態について具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
20,51〜54 球状回転体型牽引機(牽引機)
20a,51a,54a タイヤ(第1回転体)
20b,51b,54b タイヤ(第2回転体)
82,92 洞道
82c,92c 接続部
Claims (9)
- 電力ケーブルを地中経路に布設する電力ケーブルの布設方法であって、
回転の向きが互いに逆になるように回転させた第1回転体と第2回転体との間に前記電力ケーブルを通すことにより、前記地中経路上で前記電力ケーブルを移動させる電力ケーブル延線工程を有し、
前記電力ケーブル延線工程では、
前記第1回転体と前記第2回転体とを互いに独立して駆動させることで、前記第1回転体および前記第2回転体と前記電力ケーブルとの接点を起点として前記電力ケーブルの進行方向を変化させ、前記電力ケーブルを曲線状に移動させる
ことを特徴とする電力ケーブルの布設方法。 - 請求項1に記載の電力ケーブルの布設方法であって、
前記電力ケーブル延線工程では、
前記第1回転体の回転速度を前記第2回転体の回転速度より小さくすることで、前記電力ケーブルを前記第1回転体または前記第2回転体に沿って変化させる
ことを特徴とする電力ケーブルの布設方法。 - 請求項1又は2に記載の電力ケーブルの布設方法であって、
前記電力ケーブル延線工程では、
前記第1回転体のトルクを前記第2回転体のトルクより大きくすることで、前記電力ケーブルを前記第1回転体または前記第2回転体に沿って曲線状に移動させる
ことを特徴とする電力ケーブルの布設方法。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電力ケーブルの布設方法であって、
前記地中経路は湾曲部を有し、
前記湾曲部に少なくとも1組の前記第1回転体と前記第2回転体とを配置する
ことを特徴とする電力ケーブルの布設方法。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電力ケーブルの布設方法であって、
前記地中経路は1箇所に湾曲部を有するL字状であり、
前記湾曲部に少なくとも1組の前記第1回転体と前記第2回転体とを配置し、前記電力ケーブルをL字型の曲線状に移動させる
ことを特徴とする電力ケーブルの布設方法。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電力ケーブルの布設方法であって、
前記地中経路は2箇所に湾曲部を有するS字状であり、
それぞれの前記湾曲部に少なくとも各1組の前記第1回転体と前記第2回転体とを配置し、前記電力ケーブルをS字型の曲線状に移動させる
ことを特徴とする電力ケーブルの布設方法。 - 請求項4〜6のいずれか1項に記載の電力ケーブルの布設方法であって、
前記湾曲部は、重力方向と略垂直な経路と重力方向と略平行な経路とが交わることにより形成される湾曲部、重力方向と略垂直で且つ互いに異なる方向を有する経路が交わることにより形成される湾曲部のうち少なくともいずれかを含む
ことを特徴とする電力ケーブルの布設方法。 - 請求項7に記載の電力ケーブルの布設方法であって、
重力方向と略垂直な前記経路は、前記電力ケーブルの進行方向の変化が重力の影響を受けない程度に重力方向と垂直な経路であり、
重力方向と略平行な前記経路は、前記電力ケーブルの進行方向の変化が重力の影響を受ける程度に重力方向と平行な経路である
ことを特徴とする電力ケーブルの布設方法。 - 請求項1〜8のいずれか1項に記載の電力ケーブルの布設方法であって、
前記電力ケーブル延線工程では、
前記電力ケーブルの外径Dに対し、前記電力ケーブルの立ち上げ距離が15D以上25D以下となる曲線状に立ち上げる
ことを特徴とする電力ケーブルの布設方法。
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