JP5994513B2 - 鉛蓄電池 - Google Patents

鉛蓄電池 Download PDF

Info

Publication number
JP5994513B2
JP5994513B2 JP2012206552A JP2012206552A JP5994513B2 JP 5994513 B2 JP5994513 B2 JP 5994513B2 JP 2012206552 A JP2012206552 A JP 2012206552A JP 2012206552 A JP2012206552 A JP 2012206552A JP 5994513 B2 JP5994513 B2 JP 5994513B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
step portion
inclined side
inclination angle
partition
battery case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012206552A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014063579A (ja
Inventor
洋志 春山
洋志 春山
恭秀 中山
恭秀 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GS Yuasa International Ltd
Original Assignee
GS Yuasa International Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GS Yuasa International Ltd filed Critical GS Yuasa International Ltd
Priority to JP2012206552A priority Critical patent/JP5994513B2/ja
Publication of JP2014063579A publication Critical patent/JP2014063579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5994513B2 publication Critical patent/JP5994513B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Description

本発明は、鉛蓄電池に関するものである。
従来、鉛蓄電池の容量向上が求められており、鉛蓄電池の容量向上のための方策としては、例えば電槽内の電解液の液量を増やす、或いは、電解液の比重を高くする等が考えられる。ところが、上記の方策では、電解液と活物質量とのバランスが崩れてしまうため、低温高率放電特性又は寿命性能の低下という懸念がある。
このため、鉛蓄電池の容量を向上させるために、特許文献1に示すようなものが考えられている。この鉛蓄電池は、内部が隔壁によって複数のセル室に区画された電槽と、各セル室に収容された電極群と、電槽の側壁及び前記隔壁に熱溶着(ヒートシール)される蓋とを備えており、各隔壁において、当該隔壁に形成された貫通孔により接続される異極性のストラップに挟まれる部分に第1の凸部を形成し、隔壁を介して互いに接続されない異極性のストラップに挟まれる部分に第2の凸部を形成したものである。このような構成により、第1の凸部及び第2の凸部が蓋側に食い込んだ構成となり、極板ストラップの位置を高くすることができる。これにより、極板を大きくして容量を向上させることができる。また、第1の凸部及び第2の凸部を設けることで、ヒートシール時にストラップや蓋下面に設けられた排気室等を損傷することが無く、また電槽に取り付けられる前の蓋の強度を確保することができる。
ここで、蓋下面に設けられた排気室等の破損を防止し、或いは電槽に取り付けられる前の蓋の強度を確保するためには、第1の凸部及び第2の凸部の立ち上がり角度、つまり、凸部の傾斜辺の傾斜角度を出来るだけ大きくして、第1の凸部及び第2の凸部の幅を小さくすることが望ましい。
しかしながら、第1の凸部及び第2の凸部の立ち上がり角度を大きくすると、電槽に蓋をヒートシールさせる場合に、電槽に対して蓋が少しでもずれてしまうと、第1の凸部及び第2の凸部の傾斜辺でのヒートシールの強度が弱くなってしまうという問題がある。
特開平11−283587号公報
そこで本発明は、極板を大きくして電池容量を向上させるとともに、隔壁と蓋との熱溶着を確実にすることをその主たる所期課題とするものである。
すなわち本発明に係る鉛蓄電池は、内部が隔壁によって複数のセル室に区画された電槽と、前記各セル室に収容された電極群と、前記電槽の側壁及び前記隔壁に溶着される蓋とを備え、互いに隣接する一方のセル室に収容された電極群と他方のセル室に収容された電極群とにおいて、それらセル室間の隔壁を介して互いに接続される異極性のストラップ同士である接続ストラップ対と、互いに接続されない異極性のストラップ同士である非接続ストラップ対とを有し、前記隔壁における前記非接続ストラップ対により挟まれる部分が、前記電槽の側壁の上端よりも上方に形成された上り勾配の第1傾斜辺を有する第1段部とされており、前記隔壁における前記接続ストラップ対により挟まれる部分が、前記第1段部に連続して当該第1段部の上端よりも上方に形成された上り勾配の第2傾斜辺を有する第2段部とされており、前記第2段部に前記接続ストラップ対を接続するための隔壁貫通孔が形成されており、前記第1段部の第1傾斜辺の傾斜角度が、前記第2段部の第2傾斜辺の傾斜角度よりも小さいことを特徴とする。
このような鉛蓄電池であれば、非接続ストラップ対により挟まれる部分が第1傾斜辺を有する第1段部とされており、接続ストラップ対により挟まれる部分が第2傾斜辺を有する第2段部とされているので、非接続ストラップ対及び接続ストラップ対の両方を蓋側に配置する構成にでき、極板を大きくすることができる。したがって、鉛蓄電池の容量を向上させることができる。このとき、第1段部の第1頂辺が非接続ストラップ対の上方に位置し、第2段部の第2頂辺が接続トラップ対の上方に位置するため、それらストラップが蓋に形成された隔壁に接触することも無い。
また、この鉛蓄電池は、第1段部の第1傾斜辺の傾斜角度を、第2段部の第2傾斜辺の傾斜角度よりも小さくして、第1傾斜辺の傾斜角度と第2傾斜辺の傾斜角度を個別に設定するように構成されている。これにより、第2段部の第2傾斜辺の傾斜角度を大きくして、第2段部の幅を小さくし、蓋下面に設けられた排気室等の破損を防止し、又は電槽に取り付けられる前の蓋の強度を確保することができる。一方で、第1段部の第1傾斜辺の傾斜角度を第2傾斜辺の傾斜角度をよりも小さくしているので、電槽に蓋をヒートシールする場合に、電槽に対して蓋の位置が少々ずれたとしても、第1傾斜辺により熱溶着の強度を確保することができる。
前記第1段部の第1傾斜辺の傾斜角度が15度以下であることが望ましい。このように第1段部の第1傾斜辺を15度以下とすることにより、第1段部と蓋の隔壁との溶け代を多くすることができ、熱溶着の強度を強くすることができる。
前記電槽における前記隔壁に対向する短側壁の上端部に、上方に延びる凸部が形成されており、当該凸部を形成する傾斜辺の傾斜角度が15度以下であることが望ましい。これにより、電槽の両側のセル室に収容された電極群のストラップが、蓋の側壁、蓋の隔壁又は蓋の裏面に接触しないようにすることができる。また、この構成において、凸部の傾斜辺が15度以下であるので、電槽の短側壁と蓋との溶け代を多くすることができ、熱溶着の強度を向上させることができる。なお、熱溶着の強度の向上を示す詳細な耐圧試験結果については後述する。
このように構成した本発明によれば、電槽内に収容される電極群の極板を大きくすることができ、電池容量を向上させることができる。
本実施形態の鉛蓄電池の蓋を外した状態の斜視図。 同実施形態の電槽の斜視図。 同実施形態の接続ストラップ対及び非接続ストラップ対を示す模式図。 同実施形態の隔壁の上側部分を示す平面図。 同実施形態の短側壁の側面図。 変形実施形態の短側壁の側面図。
以下に本発明に係る鉛蓄電池の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態の鉛蓄電池100は、自動車等に用いられるモノブロック式鉛蓄電池であって、図1及び図2に示すように、内部が複数(図においては5つ)の隔壁21によって複数(図においては6つ)のセル室2Sに区画された電槽2と、各セル室2Sに収容された電極群3と、電槽2の側壁2a〜2d及び隔壁21に溶着される蓋(不図示)とを備えている。なお、電槽2及び蓋は、PP、ABS、PE等の熱可塑性樹脂からなる。また、蓋は、電槽2の側壁(短側壁2a、2b及び長側壁2c、2dからなる4つの側壁)に熱溶着(ヒートシール)されるとともに、前記複数の隔壁21の上縁に熱溶着される複数の隔壁が形成されている。また、蓋には、両端部のセル室2Sに収容された電極群3の極板ストラップ31に設けられた極柱311が接続される外部端子が設けられている。なお、各電極群3は、極板ストラップ31として、複数の正極板の耳部が連結された正極ストラップ31Pと、複数の負極板の耳部が連結された負極ストラップ31Nとを有する。
この鉛蓄電池100は、図3に示すように、互いに隣接する一方のセル室2S(2Sa)に収容された電極群3(3a)と他方のセル室2S(2Sb)に収容された電極群3(3b)とにおいて、それらセル室2S(2Sa、2Sb)間の隔壁21を介して互いに接続される異極性のストラップ31P、31N同士である接続ストラップ対31Xと、互いに接続されない異極性のストラップ31P、31N同士である非接続ストラップ対31Yとを有する。なお、非接続ストラップ対31Yを構成する極板ストラップ31P、31Nは、当該隔壁21に隣接する他の隔壁21を介して隣接する電極群3の極板ストラップ31P、31Nに接続されて、当該他の隔壁21を介して接続ストラップ対31Xを構成するか、或いは、極柱311が設けられて、蓋に形成された外部端子に接続される。
しかして本実施形態の鉛蓄電池100において、特に図4に示すように、各隔壁21は、非接続ストラップ対31Yにより挟まれる部分に、電槽2の側壁2cの上端よりも上方に形成された上り勾配の第1傾斜辺4aを有する第1段部4が形成されている。また各隔壁21は、接続ストラップ対31Xにより挟まれる部分に、第1段部4に連続して当該第1段部4の上端よりも上方に形成された上り勾配の第2傾斜辺5aを有する第2段部5が形成されている。
具体的に第1段部4は、一方の長側壁2dの上端に連続する平坦かつ水平な上辺21uから上方に形成された上り勾配の直線状をなす第1傾斜辺4aと、当該第1傾斜辺4aの上端に連続する平坦な第1頂辺4bとにより形成される。そして、第1段部4は、その第1頂辺4bが非接続ストラップ対31Yの上面よりも高い位置となるように形成されている。
また、第2段部5は、第1段部4の第1頂辺4bの端部に連続する上り勾配の直線状をなす第2傾斜辺5aと、当該第2傾斜辺5aの上端に連続する平坦かつ水平な第2頂辺5bと、当該第2頂辺5bの端部に連続し、他方の長側壁2cの上端に連続する平坦かつ水平な上辺21vまで延びる下がり勾配の直線状をなす第3傾斜辺5cとにより形成される。そして、第2段部5は、その第2頂辺5bが接続ストラップ対31Xに形成されたセル間接続片312の上端よりも高い位置となるように形成されている。また、第2段部5には、接続ストラップ対31Xに形成されたセル間接続片312同士を接続するための隔壁貫通孔21Hが形成されている。
そして、第1段部4の第1傾斜辺4aにおける水平方向に対する傾斜角度θが、第2段部5の第2傾斜辺5aにおける水平方向に対する傾斜角度θよりも小さくなるように構成している。また、本実施形態の第2傾斜辺5aの傾斜角度θと、第3傾斜辺5cの傾斜角度θ’とを同一角度としている。このように第1傾斜辺4aの傾斜角度θを第2傾斜辺5aの傾斜角度θよりも小さくすることにより、少なくとも第2段部5の第2傾斜辺5a、第3傾斜辺5cを除く部分、具体的には、上辺21u、21v、第1傾斜辺4a、第1頂辺4b及び第2頂辺5bにおける溶け代を確保して、熱溶着の強度を向上させる構成としている。
また、本実施形態では、特に図5に示すように、電槽2の短側壁2a、2bの上端部に上方に延びる凸部6を形成している。この凸部6は、短側壁2a、2bの平坦な上壁から上方に形成された上り勾配の前後2つの概略直線状をなす傾斜辺6a、6bと、当該傾斜辺6a、6bの上端に連続する平坦かつ水平な頂辺6cとからなる。前後2つの傾斜辺6a、6bは、側面視において、中央に対して対称位置に形成されており、同一の傾斜角度を有する。そして、一方(前側)の傾斜辺6aの立ち上がり位置は、側面視において、前側に第1段部4が形成された隔壁21における当該第1段部4の第1傾斜辺4aの立ち上がり位置と略同じである。また、他方(後側)の傾斜辺6bの立ち上がり位置は、側面視において、後側に第1段部4が形成された隔壁21における当該第1段部4の第1傾斜辺4aの立ち上がり位置と略同じである。また、前後2つの傾斜辺6a、6bの水平方向からの傾斜角度θは、前記第1傾斜辺4aの傾斜角度θと略同じである。また、凸部6の頂辺6cの高さ位置は、第1段部4の第1頂辺4bの高さ位置と略同じである。このように凸部6の形状を構成することで、熱板による隔壁21の第1段部4の溶融量と短側壁2a、2bの凸部6の溶融量とを同一にすることができる。なお、この第1段部4及び凸部6に対向する形状を有する蓋の隔壁及び側壁においても同様である。
そして、本実施形態の第1段部4の第1傾斜辺4aにおける水平方向に対する傾斜角度θ及び凸部6の左右2つの傾斜辺6a、6bにおける水平方向に対する傾斜角度θは、ともに15度以下としてある。これにより、電槽2の隔壁21と蓋の隔壁との熱溶着の強度を向上させるとともに、電槽2の側壁2a〜2dと蓋の側壁との熱溶着の強度を向上させる構成としている。なお、第2段部5の第2傾斜辺5a及び第3傾斜辺5cの傾斜角度θ、θ’は、45度〜70度としている。
以下に、傾斜角度θ、θを15度以下にする根拠となる実験結果を示す。
この実験においては、短側壁2a、2bの凸部6の傾斜辺6a、6bの傾斜角度θを以下に示す角度として、熱板(不図示)に対して電槽2を前後0.4mmずらして熱溶着を行い、電池内に294kPaの圧力をかけて、熱溶着部分が外れるか否かを確認した。
この実験結果を以下の表1に示す。この表1から分かるように、凸部6の傾斜辺6a、6bの傾斜角度θを15度以下にすることで、耐内圧試験合格率が50%以上となることが分かった。つまり、ヒートシール時に熱板に対して電槽2が前後0.4mmずれても(言い換えれば、ヒートシール時に電槽2に対して蓋が前後に0.4mmずれても)、耐内圧試験で信頼性が得られるのが15度以下であることが必要であることが分かった。また、このためには、凸部6の傾斜辺6a、6bの溶け代として0.4mm以上確保する必要があることが分かった。なお、この実験では、短側壁2a、2bの凸部6の傾斜辺6a、6bについての検討であるが、第1段部4の第1傾斜辺4aの傾斜角度θについても同様である。
このように構成した本実施形態に係る鉛蓄電池100によれば、非接続ストラップ対31Yにより挟まれる部分が第1傾斜辺4aを有する第1段部4とされており、接続ストラップ対31Xにより挟まれる部分が第2傾斜辺5aを有する第2段部5とされているので、非接続ストラップ対31Y及び接続ストラップ対31Xの両方を蓋側に配置する構成にでき、極板の高さ寸法を大きくすることができる。したがって、鉛蓄電池100の容量を向上させることができる。このとき、第1段部4の第1頂辺4bが非接続ストラップ対31Yの上方に位置し、第2段部5の第2頂辺5bが接続トラップ対31Xの上方に位置するため、それらストラップ31P、31Nが蓋に形成された隔壁に接触することも無い。
また、本実施形態の鉛蓄電池100は、第1傾斜辺4aの傾斜角度θと第2傾斜辺5aの傾斜角度θを個別に設定するように構成されており、第2段部5の第2傾斜辺5aの傾斜角度θを大きくして、第2段部5の幅を小さくし、蓋下面に設けられた排気室等の破損を防止し、又は電槽2に取り付けられる前の蓋の強度を確保することができる。一方で、第1段部4の第1傾斜辺4aの傾斜角度θを第2傾斜辺5aの傾斜角度θをよりも小さくしているので、電槽2に蓋をヒートシールする場合に、電槽2に対して蓋の位置が少々ずれたとしても、第1傾斜辺4aにより熱溶着の強度を確保することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態では、第1段部4の第1傾斜辺4aの傾斜角度θ及び凸部6の傾斜辺6a、6bの傾斜角度θを同一角度としているが、それぞれ15度以下の角度範囲において異なるようにしても良い。
また、前記実施形態では、第2段部5の一方側にのみ第1段部4が形成されたものであったが、図6に示すように、第2段部5の両側に第1段部4を形成したものであっても良い。この場合、第2段部5の両側に形成された第1段部4の第1傾斜辺4aは対称形状をなすように形成しても良いし、それぞれ異なる傾斜角度となるように形成しても良い。
さらに、第1段部4の第1頂辺4b及び第2段部5の第2頂辺5bを、平坦かつ水平な形状とすることなく、湾曲した形状としても良い。
加えて、第2段部5の第2傾斜辺5a及び第3傾斜辺5cの傾斜角度を互いに異ならせても良いし、凸部6の前後2つの傾斜辺6a、6bの傾斜角度を互いに異ならせても良い。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
1・・・鉛蓄電池
2・・・電槽
2S・・・セル室
21・・・隔壁
2a〜2d・・・側壁
3・・・電極群
31P・・・極板ストラップ(正極ストラップ)
31N・・・極板ストラップ(負極ストラップ)
31X・・・接続ストラップ対
31Y・・・非接続ストラップ対
4・・・第1段部
4a・・・第1傾斜辺
θ・・・第1傾斜辺の傾斜角度
5・・・第2段部
5a・・・第2傾斜辺
θ・・・第2傾斜辺の傾斜角度
6・・・凸部
6a、6b・・・傾斜辺
θ・・・傾斜辺の傾斜角度

Claims (3)

  1. 内部が隔壁によって複数のセル室に区画された電槽と、
    前記各セル室に収容された電極群と、
    前記電槽の側壁及び前記隔壁に溶着される蓋とを備え、
    互いに隣接する一方のセル室に収容された電極群と他方のセル室に収容された電極群とにおいて、それらセル室間の隔壁を介して互いに接続される異極性のストラップ同士である接続ストラップ対と、互いに接続されない異極性のストラップ同士である非接続ストラップ対とを有し、
    前記隔壁における前記非接続ストラップ対により挟まれる部分が、前記電槽の側壁の上端よりも上方に形成された上り勾配の第1傾斜辺を有する第1段部とされており、
    前記隔壁における前記接続ストラップ対により挟まれる部分が、前記第1段部に連続して当該第1段部の上端よりも上方に形成された上り勾配の第2傾斜辺を有する第2段部とされており、
    前記第2段部に前記接続ストラップ対を接続するための隔壁貫通孔が形成されており、
    前記第1段部の第1傾斜辺の傾斜角度が、前記第2段部の第2傾斜辺の傾斜角度よりも小さく、15度以下である鉛蓄電池。
  2. 前記電槽における前記隔壁に対向する短側壁の上端部に、上方に延びる凸部が形成されており、当該凸部を形成する傾斜辺の傾斜角度が15度以下である請求項記載の鉛蓄電池。
  3. 前記第1段部の第1傾斜辺及び前記凸部の傾斜辺が略同一の傾斜角度である請求項記載の鉛蓄電池。
JP2012206552A 2012-09-20 2012-09-20 鉛蓄電池 Active JP5994513B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012206552A JP5994513B2 (ja) 2012-09-20 2012-09-20 鉛蓄電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012206552A JP5994513B2 (ja) 2012-09-20 2012-09-20 鉛蓄電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014063579A JP2014063579A (ja) 2014-04-10
JP5994513B2 true JP5994513B2 (ja) 2016-09-21

Family

ID=50618658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012206552A Active JP5994513B2 (ja) 2012-09-20 2012-09-20 鉛蓄電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5994513B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020175706A1 (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 京セラ株式会社 二次電池

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3965661B2 (ja) * 1998-03-30 2007-08-29 株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション 鉛蓄電池
JP5402276B2 (ja) * 2009-06-12 2014-01-29 株式会社Gsユアサ 鉛蓄電池

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014063579A (ja) 2014-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6599483B2 (ja) バッテリーモジュール
KR102640327B1 (ko) 배터리의 대형 모듈
KR102059077B1 (ko) 배터리 모듈 및 이를 포함하는 배터리 팩, 자동차
JP6379566B2 (ja) 電源モジュール
JP2013534361A (ja) 改善したリード構造の二次電池
JP2016091959A (ja) 組電池
US10103409B2 (en) Lead-acid battery, manufacturing method of the same, and lid member for lead-acid battery
KR102640328B1 (ko) 배터리의 대형 모듈
TW201222916A (en) Secondary battery
KR20170020095A (ko) 배터리 모듈
JP2014517495A (ja) 電池
KR20150087515A (ko) 배터리 팩의 열교환부재
JP6089984B2 (ja) 密閉型電池
CN102422463A (zh) 电池、电池元件、电池壳体、电池的制造方法以及搭载有电池的车辆
JP5994513B2 (ja) 鉛蓄電池
JP6256186B2 (ja) 鉛蓄電池
JP3225123U (ja) 鉛蓄電池用電槽
KR20160066862A (ko) 배터리 셀 및 리드탭을 동시에 냉각하는 냉각플레이트
JP7163712B2 (ja) 鉛蓄電池
JP2016143515A (ja) 蓄電装置及び蓄電装置モジュール
KR102577098B1 (ko) 배터리 모듈
JP6349668B2 (ja) 密閉式鉛蓄電池
KR102576583B1 (ko) 배터리 셀
KR101843824B1 (ko) 높이 조절이 가능한 미실링부를 포함하는 전지케이스용 실링 장치
KR101800397B1 (ko) 냉각구조를 구비하는 전지 카트리지

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160808

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5994513

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150