JP5994317B2 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍サイクル装置に関わり、より詳細には、熱交換器における熱交換能力を十分に発揮させる冷凍サイクル装置に関する。
冷凍サイクル装置に備えられる熱交換器としては、冷媒が流れる銅管の外周に多数枚のアルミフィンを取り付けたフィン&チューブ型のものが知られている。このような熱交換器では、アルミフィンの単位面積当たりの冷媒通過量を大きくして熱交換器における熱交換能力を向上させるために、銅管を細径化するとともに配置する銅管の本数を増やしているが、この場合に、熱交換器に設けられた1か所の冷媒入口から銅管に冷媒を流入させ1か所の冷媒出口から冷媒を銅管より流出させる所謂1パス方式では、銅管内部での冷媒の圧力損失が大きくなる。
そこで、熱交換器に複数の冷媒入口と冷媒出口とを設けて冷媒流路を複数に分けることで圧力損失を低減させる多パス方式の熱交換器が多用されている。多パス方式の熱交換器では、各パスを構成する銅管の一端に各パスを流れる冷媒の状態(冷媒温度や冷媒の乾き度等)を検出する検出手段を設けるとともに、銅管の他端に各パスを流れる冷媒量を調整するための膨張弁等の流量調整手段が設けられており、検出手段で検出した冷媒状態に応じて流量調整手段を制御することで、各パスの冷媒流量を調整するものが提案されている。
例えば、特許文献1に記載されているのは2パス方式の熱交換器であって、各パスの冷媒入口側の銅管には流量調整弁が設けられているとともに、冷媒出口側の銅管には銅管を流れる冷媒の温度を検出するための温度センサが設けられている。そして、各パスに設けられた温度センサで検出した冷媒温度の差が小さくなるように、各パスに設けられた流量調整弁の開度調整を行って冷媒流量を調整している。これにより、2つのパスでの熱交換能力が均一になるようにして熱交換器の性能を十分に発揮させている。
特開平5−118682号公報(第2〜3頁、第1図)
上述した熱交換器では、各パスを流れる冷媒の温度を温度センサで検出することで冷媒状態を把握している。しかし、温度センサによる冷媒温度の検出は、温度センサ周囲の空気温度の影響や温度センサ自体のバラつき(個体差)等によって、その検出温度に誤差が生じる虞があり、誤差を有する冷媒温度に基づいて流量調整弁の開度調整を行えば、各パスでの熱交換能力を意図したものとできず熱交換器の性能を十分に発揮させられない虞があった。
本発明は以上述べた問題点を解決するものであって、熱交換器での熱交換能力を十分に発揮できる冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の冷凍サイクル装置は、冷媒を流すための系統の冷媒流路を有する熱交換器と、各々の冷媒流路に備えられ各冷媒流路を流通する冷媒量を制御する流量調整手段と、各々の冷媒流路を流れる冷媒間の圧力差を検出する差圧検出手段と、検出した冷媒間の圧力差に応じて流量調整手段を制御する制御手段とを備えたものである。そして、制御手段は、各々の冷媒流路での熱交換量の違いに応じて定められた第1の係数と、各々の冷媒流路での通風量の違いに応じて定められた第2の係数とを予め記憶しており、これら第1の係数と第2の係数とを用いて、各冷媒流路を流れる冷媒の圧力差の目標値となる目標圧力差を算出し、差圧検出手段で検出した各冷媒流路を流れる冷媒の圧力差が目標圧力差となるように流量調整手段を制御するものである。
上記のように構成した本発明の冷凍サイクル装置によれば、各々の冷媒流路を流れる冷媒の状態を差圧検出手段で検出した冷媒の圧力差で判断するので、冷媒温度を検出して冷媒状態を判断する場合に比べて誤差が生じにくく、各冷媒流路を流れる冷媒の圧力差を用いて流量調整手段を制御することで、意図通りの各流路での熱交換能力を実現できる。また、各々の冷媒流路での熱交換量の違いに応じて定められた第1の係数と、各々の冷媒流路での通風量の違いに応じて定められた第2の係数とを用いて目標圧力差を算出し、差圧検出手段で検出した各冷媒流路を流れる冷媒の圧力差が目標圧力差となるように流量調整手段を制御することによって、熱交換器での熱交換能力を十分に発揮できる。
本発明の実施例における、空気調和機の冷媒回路図である。 本発明の実施例における、空気調和機の室内機の説明図であり、(A)は外観斜視図、(B)は(A)におけるX−X断面図である。 本発明の実施例における、空気調和機の室内機に記憶される係数テーブルである。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。実施例としては、室外機と室内機とが冷媒配管で接続されている冷凍サイクル装置を備えた空気調和機を例に挙げて説明する。尚、本発明は以下の実施形態に限定されることはなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
図1に示すように、本実施例の空気調和機1は、住宅やマンション等の室外に設置される室外機2と、部屋に設置され室外機2に液管8およびガス管9で接続された室内機5とを備えている。詳細には、液管8は、一端が室内機5の閉鎖弁55に、他端が室外機2の閉鎖弁26に接続されており、ガス管9は、一端が室内機5の閉鎖弁56に、他端が室外機2の閉鎖弁27に接続されている。以上により空気調和機1の冷媒回路10、つまり、本発明の冷凍サイクル装置が構成されている。
室外機2は、冷媒回路10の一部を構成する室外冷媒経路10aを備えている。室外冷媒経路10aは、圧縮機21と、四方弁22と、室外熱交換器23と、アキュムレータ24と、液管8が接続される閉鎖弁26と、ガス管9が接続される閉鎖弁27とを有しており、これらが相互に冷媒配管41〜46で接続されている。また、室外機2は、室外ファン25を備えている。
圧縮機21は、図示しないインバータにより回転数が制御されるモータ(例えば、3相ブラシレスモータ)によって駆動される能力可変型圧縮機である。圧縮機21の吐出側は冷媒配管41で四方弁22に接続され、圧縮機21の吸入側は冷媒配管46でアキュムレータ24の流出側に接続されている。
四方弁22は、冷媒の流れる方向を切り替えるための弁である。四方弁22は、a〜dの4つのポートを備えており、ポートaと圧縮機21の吐出側とが冷媒配管41で接続されている。また、ポートbと室外熱交換器23の一端とが冷媒配管42で、ポートcとアキュムレータ24の流入側とが冷媒配管45で、ポートdと閉鎖弁27とが冷媒配管44で、それぞれ接続されている。
空気調和機1が暖房運転を行う際は、四方弁22のポートaとdとを連通するよう、また、ポートbとcとを連通するように切り替えて(図1の四方弁22における破線で示す状態)、室外熱交換器23を蒸発器として機能させる。この時、圧縮機21の吐出側は、冷媒配管41、四方弁22、冷媒配管44および閉鎖弁27を介してガス管9に接続されるとともに、圧縮機21の吸入側は、冷媒配管46、アキュムレータ24、冷媒配管45、四方弁22および冷媒配管42を介して室外熱交換器23の一端に接続される。
一方、空気調和機1が冷房運転を行う際は、四方弁22のポートaとbとを連通するよう、また、ポートcとdとを連通するように切り替えて(図1の四方弁22における実線で示す状態)、室外熱交換器23を凝縮器として機能させる。この時、圧縮機21の吐出側は、冷媒配管41、四方弁22および冷媒配管42を介して室外熱交換器23の一端に接続されるとともに、圧縮機21の吸入側は、冷媒配管46、アキュムレータ24、冷媒配管45、四方弁22、冷媒配管44および閉鎖弁27を介してガス管9に接続される。
室外熱交換器23は、一方の接続部が四方弁22のポートbと冷媒配管42で接続され、他方の接続部が冷媒配管43で閉鎖弁26に接続されている。室外熱交換器23は、上述したように暖房運転時には蒸発器として機能し、冷房運転時には凝縮器として機能する。
アキュムレータ24は、流入側と四方弁22のポートcとが冷媒配管45で接続され、流出側と圧縮機21の吸入側とが冷媒配管46で接続されている。アキュムレータ24は冷媒を収容することが可能な容器であり、液冷媒とガス冷媒とを分離してガス冷媒のみを圧縮機21に吸入させる。
室外ファン25は、図示しないファンモータによって駆動される。室外ファン25が回転することによって、室外機2の図示しない吸込口から室外機2内部に外気を取り込み、室外熱交換器23において冷媒と熱交換させた後、室外機2の図示しない吹出口から室外機2外に排出する。
室外機2には、上述した構成の他に、各種のセンサが設けられている。冷媒配管41には、圧縮機21の吐出圧力を検出する高圧センサ31と、圧縮機21から吐出される冷媒の温度を検出する吐出温度センサ33とが設けられている。冷媒配管45には、圧縮機21の吸入圧力を検出する低圧センサ32と、圧縮機21に吸入される冷媒の温度を検出する吸入温度センサ34とが設けられている。
室外熱交換器23には、室外熱交換器23の温度を検出する室外熱交温度センサ36が設けられている。また、冷媒配管43には、室外熱交換器23に流入あるいは流出する冷媒の温度を検出する冷媒温度センサ35が設けられている。さらには、室外機2の図示しない吸込口付近には、外気温度を検出するための外気温度センサ37が設けられている。
室内機5は、冷媒回路10の一部を構成する室内冷媒経路10bと、室内ファン54と、制御手段100とを、図2に示す室内機本体500の内部に備えている。図2に示すように、室内機本体500は横長の略直方体形状を有しており、室内機本体500の上部には吸込口510が設けられている。また、図示は省略するが、室内機本体500の本体前部500aにも吸込口が設けられている。
室内機本体500の前面には、樹脂材を用いて略四方形状に形成され、本体前部500aを覆うように配置される前面パネル501が設けられている。また、前面パネル501の前方には、樹脂材を用いて略四方形状に形成され前面パネル501の一部を覆うように配置されて室内機5の意匠面を形成する開閉パネル502が設けられている。
また、室内機本体500の前面下部には、吹出口511が設けられている。
図2(B)に示すように、室内機本体500の内部における吸込口510と吹出口511とを繋ぐ通風路中には、吸込口510から室内空気を吸い込み吹出口511から吹き出すための室内ファン54が設けられている。また、室内ファン54を囲むように配置され、前面側上部に配置された第1熱交換部51aと前面側下部に配置された第2熱交換部51bと背面側に配置された第3熱交換部51cとからなる室内熱交換器51が設けられている。室内熱交換器51や室内ファン54は、室内機本体500の一部を構成し室内機5を壁面に取り付けるためのベース503に固定されている。尚、ベース503の一部は、第3熱交換部51cで生成された凝縮水を受けるドレンパン512を兼ねている。
吹出口511は、ベース503の下部と室内機本体500の前面に取り付けられたケーシング504の下面とで形成されている。吹出口511には、吹出口511から吹き出される空気を上下方向に偏向する上下風向板505が設けられている。また、上下風向板505の奥(室内機本体500の内部側)には、吹出口511から吹き出される空気を左右方向に偏向する左右風向板506が設けられている。尚、ケーシング504の上面は、第1熱交換部51aおよび第2熱交換部51bで生成された凝縮水を受けるドレンパン513となっている。
図1に示すように、室内冷媒経路10bは、室内熱交換器51と、流量調整手段である第1膨張弁52および第2膨張弁53と、液管8の一端が接続される閉鎖弁55と、ガス管9の一端が接続される閉鎖弁56とを有しており、これらが相互に冷媒配管73〜76で接続されている。尚、第1膨張弁52および第2膨張弁53は、図示しないパルスモータにより駆動される電動膨張弁であり、パルスモータに与えるパルス数によって弁の開度が調整される。
室内熱交換器51は、第1パス71および第2パス72の2系統の冷媒流路を備えている。図2(B)に示すように、第1パス71は、室内熱交換器51の第1熱交換部51aに備えられた銅管の一部と第3熱交換部51cに備えられた銅管とを接続して形成されており、図1に示すように、第1冷媒出入口71aが冷媒配管73で閉鎖弁55に接続され、第2冷媒出入口71bが冷媒配管74で閉鎖弁56に接続されている。
また、図2(B)に示すように、第2パス72は、室内熱交換器51の第1熱交換部51aに備えられた銅管の残部と第2熱交換部51bに備えられた銅管とを接続して形成されている。図1に示すように、第1冷媒出入口72aには冷媒配管75の一端が接続されており、冷媒配管75の他端は接続点Eで冷媒配管73に接続されている。また、第2冷媒出入口72bには冷媒配管76の一端が接続されており、冷媒配管76の他端は接続点Fで冷媒配管74と接続されている。
以上説明した第1パス71と第2パス72とは長さが異なり、図1に示すように、第1パス71は第2パス72より長くなっている。
室内熱交換器51は、室外機2の四方弁22が切り替えられることによって、空気調和機1が暖房運転を行う際には凝縮器として室内空気を加熱し、冷房運転を行う際には蒸発器として室内空気を冷却する。
冷媒配管73には第1膨張弁52が、冷媒配管75には第2膨張弁53が、それぞれ組み込まれている。第1膨張弁52の開度を調整することによって、第1パス71に流れる冷媒量を調整でき、第2膨張弁53の開度を調整することによって、第2パス72に流れる冷媒量を調整できる。従って、室外機2から流入した冷媒は、第1膨張弁52と第2膨張弁53の開度に応じた量で第1パス71と第2パス72とに分流して室内熱交換器51に流入し、室内熱交換器51から流出した後は再び合流して室内機5から流出する。
室内ファン54は、図示しないファンモータによって駆動される。室内ファン54が回転することによって室内機5の吸込口510から室内機5内部に室内空気を取り込み、室内熱交換器51において冷媒と熱交換させた後、室内機5の吹出口511から室内に供給する。尚、室内機5が運転を行うときは、図2(A)に示すように、開閉パネル502のみが、図2(B)に示す移動手段507によって室内機5の前方へ移動する。これにより、室内機本体500の前部に備えられた吸込口からも多量の室内空気を吸い込める。尚、移動手段507については、本発明と直接関係がないため、詳細な説明は省略する。
室内機5には、上述した構成の他に、各種のセンサが設けられている。冷媒配管73における室内熱交換器51との接続部(第1冷媒出入口71a付近)には、室内熱交換器51の第1パス71に流入あるいは流出する冷媒の温度を検出する第1液側温度センサ63が設けられている。また、冷媒配管74における室内熱交換器51との接続部(第2冷媒出入口71b付近)には、室内熱交換器51の第1パス71に流入あるいは流出する冷媒の温度を検出する第1ガス側温度センサ64が設けられている。
冷媒配管75における室内熱交換器51との接続部(第1冷媒出入口72a付近)には、室内熱交換器51の第2パス72に流入あるいは流出する冷媒の温度を検出する第2液側温度センサ65が設けられている。また、冷媒配管76における室内熱交換器51との接続部(第2冷媒出入口72b付近)には、室内熱交換器51の第2パス72に流入あるいは流出する冷媒の温度を検出する第2ガス側温度センサ66が設けられている。
また、図2への図示は省略しているが、室内機5の吸込口510付近には、室内機本体500内部に取り込んだ室内空気の温度を検出する室内温度センサ67が設けられている。
また、室内機5には、差圧検出手段である差圧センサ60が設けられている。図1および図2(B)に示すように、差圧センサ60の一端は第1パス71の略中間部の銅管に接続され、他端は第2パス72の略中間部の銅管に接続されている。これにより、差圧センサ60は、第1パス71を流れる冷媒の圧力と、第2パス72を流れる冷媒の圧力との圧力差を検出することができる。
制御手段100は、室内機5の図示しない電装品箱に格納された制御基板に搭載されている。図1に示すように、制御手段100は、CPU110と、記憶部120と、通信部130と、開度調節部140と、センサ入力部150とを備えている。
開度調節部140は、第1膨張弁52および第2膨張弁53の各パルスモータに所定のパルス数である駆動パルスを与えて、各膨張弁が所定の開度となるように調整するものである。センサ入力部150は、室内機5に備えられた各種センサでの検出結果を取り込んでCPU110へ出力する。記憶部120は、ROMやRAMで構成されており、室内機5の制御プログラムや、各種センサからの検出信号に対応した検出値、使用者による空調運転に関する設定情報等を記憶する。通信部130は、室外機2との通信を行うインターフェイスである。
CPU110には、センサ入力部150を介して各種センサでの検出値が入力されるとともに、室外機2から送信される室外機2の制御内容を含んだ通信データが通信部130を介して入力される。また、図示は省略するが、CPU110は、使用者がリモコン等を操作して設定した運転条件(設定温度や風量等)を含んだ信号を入力する。CPU110は、これら入力された各種情報に基づいて、開度調節部140を介して第1膨張弁52および第2膨張弁53の開度制御を行う。また、CPU110は、室内ファン54の回転制御を行うとともに、入力した各種情報に基づいた運転指示内容を含んだ信号を通信部130を介して室外機2へ送信する。
次に、本実施例の空気調和機1の空調運転時の冷媒回路10における冷媒の流れや各部の動作について、図1を用いて説明する。尚、以下の説明では冷房運転を行う場合について説明し、暖房運転を行う場合については説明を省略している。また、図1では、冷房運転を行っているときの冷媒の流れ方向を矢印で示している。
冷房運転時は、四方弁22は、図1の実線で示される状態、すなわち、ポートaとポートbとを連通し、ポートcとポートdとを連通する状態となる。これにより、室外熱交換器23が凝縮器となり、室内熱交換器51が蒸発器となる。
圧縮機21から吐出された高圧の冷媒は、冷媒配管41を流れて四方弁22に流入し、四方弁22から冷媒配管42を介して室外熱交換器23に流入する。室外熱交換器23に流入した冷媒は、室外ファン25の回転により室外機2内部に取り込まれた外気と熱交換を行って凝縮する。室外熱交換器23から流出した冷媒は、冷媒配管43を流れ閉鎖弁26を介して液管8に流入する。
液管8を流れ閉鎖弁55を介して室内機5に流入した冷媒は、冷媒配管73を流れているときに接続点Eでその一部が冷媒配管75に分流する。ここで、冷媒配管73や冷媒配管75に分流する冷媒量は、第1膨張弁52や第2膨張弁53の開度によって決まる。
冷媒配管73を流れる冷媒は、第1膨張弁52を通過するときに減圧して低圧の冷媒となって室内熱交換器51の第1パス71に流入する。第1パス71に流入した冷媒は、室内ファン54の回転により室内機5の吸込口510から室内機5内部に取り込まれた室内空気と熱交換を行って蒸発する。また、冷媒配管75を流れる冷媒は、第2膨張弁53を通過するときに減圧して低圧の冷媒となって室内熱交換器51の第2パス72に流入する。第2パス72に流入した冷媒は、室内ファン54の回転により室内機5の吸込口510から室内機5内部に取り込まれた室内空気と熱交換を行って蒸発する。以上のように室内熱交換器51が蒸発器として機能し、室内熱交換器51で冷媒と熱交換を行った室内空気が吹出口511から部屋に吹き出されることによって、室内機5が設置された部屋の冷房が行われる。
第1パス71から冷媒配管74に流出した冷媒は、第2パス72から冷媒配管76に流出した冷媒と接続点Fで合流し、閉鎖弁56を介してガス管9に流入する。ガス管9を流れ閉鎖弁27を介して室外機2に流入した冷媒は、冷媒配管44から四方弁22、冷媒配管45、アキュムレータ24、冷媒配管46へと流れ、圧縮機21に吸入されて再び圧縮される。以上のように冷媒回路10を冷媒が循環することで、冷房運転が行われる。
尚、室内機5のCPU110は、室外機2の吐出温度センサ33で検出された圧縮機21の吐出温度を室外機2から通信部130を介して取り込み、この吐出温度が目標吐出温度となるように開度調節部140を介して第1膨張弁52および第2膨張弁53の開度を制御する。CPU110は、室外機2から通信部130を介して取り込んだ室外熱交換器23での凝縮温度と、室内熱交換器51での蒸発温度と、圧縮機21の回転数とを使用して圧縮機21の目標吐出温度を定期的に算出しており、圧縮機21の吐出温度が目標吐出温度となるように第1膨張弁52および第2膨張弁53の開度を制御することで、冷凍サイクルの効率を向上させている。
次に、図1乃至図3を用いて、本実施例における、第1パス71を流れる冷媒の圧力と第2パス72を流れる冷媒の圧力との圧力差を用いて第1膨張弁52および第2膨張弁53の開度を調整することによって、室内熱交換器51の性能を十分に発揮させる方法について、詳細に説明する。
複数のパスを有する室内熱交換器において、各パスを構成する銅管(冷媒流路)の長さや銅管に接合されているフィンの面積が等しくかつ室内ファンによる通風量が等しい場合は、各パスにおける熱交換量はほぼ等しくなる。このような室内熱交換器では、各パスを流れる冷媒の圧力差がゼロとなるように各パスに備えられた室内膨張弁の開度を制御することで各パスを流れる冷媒量を等しくすれば、室内熱交換器における熱交換能力を十分に発揮できる。
しかし、各パスの長さや各パスを構成する銅管に接合されたフィンの面積が異なる場合は通風量が同じであれば各パスでの熱交換量は異なり、例えば、本実施例の室内熱交換器51のように、第2パス72に比べて第1パス71の方が冷媒流路が長くてこれに接合されているフィンの面積も大きい場合では、通風量が同じであれば第1パス71における熱交換量が第2パス72での熱交換量に比べて多くなる。
また、室内機内部での熱交換器の配置によって、各パスでの通風量が異なれば各パスでの熱交換量は異なり、例えば、図2(B)に示すように、第2パス72が室内機本体500の本体前部500aに臨む様に配置されているのに対して、一部(第3熱交換部51cに備えられる銅管)が室内機本体500の背面側に配置されているため、第1パス71に比べて第2パス72の通風量は多くなり熱交換量も多くなる。
上記のように、パスの形状やその配置によって各々の熱交換量が異なる場合は、熱交換量の多いパスにより多くの冷媒を流すようにすれば、熱交換器における熱交換能力を十分に発揮させることができる。本発明では、各パスの熱交換量の違いに応じた各パスを流れる冷媒の圧力差を算出してこれを目標圧力差とし、差圧検出手段(本実施例では差圧センサ60)で検出した各パスの圧力差が目標圧力差となるように、各パスに備えられた流量調整手段(本実施例では第1膨張弁52および第2膨張弁53)で冷媒流量を調整することで、各パスにおける冷媒流量を当該パスの熱交換量に応じた冷媒流量として熱交換器の熱交換能力を十分に発揮させる。以下に、本実施例の空気調和機1における、目標圧力差の算出方法や、各パスの圧力差を目標圧力差とするための具体的な制御方法について説明する。
まず、目標圧力差の算出方法について説明する。目標圧力差は、後述する第1の係数である係数1と第2の係数である係数2、および、冷媒回路10の冷媒循環量を使用して、次の計算式、

目標圧力差=(係数1×冷媒循環量^2)+(係数2×冷媒循環量^2)・・計算式(1)
※上記計算式(1)において、“^”はべき乗を示す

で求められる。冷媒循環量は、圧縮機21の回転数や圧縮機21の排除容積(固定値)等を用いて算出するが、詳細な説明は省略する。また、本実施例では、第1パス71の冷媒圧力(以下、圧力P1と記載)が第2パス72の冷媒圧力(以下、圧力P2と記載)より大きくなる場合の目標圧力差の符号を正と定義する。
制御手段100のCPU100は、冷媒循環量を算出するとともに、記憶部120に記憶している図3に示す係数テーブル200を参照しこの係数テーブル200から係数1と係数2とを抽出して、目標圧力差を算出する。係数テーブル200は、目標差圧値を算出する際に使用する第1の係数である係数1と第2の係数である係数2とを定めたものである。
係数テーブル200には、係数1と係数2とが定められている。係数1は、室内熱交換器51における通風量が均一、つまり、第1パス71を流れる単位面積当たりの通風量と第2パス72を流れる単位面積当たりの通風量とが同じであると仮定したときに、各パスを構成する銅管(冷媒流路)の長さや銅管に接合されたフィンの面積の違いに起因する熱交換量の不均一さによって決まるものである。従って、図3に示すように、室内ファン54の回転数に関係なく一定値となり、本実施例では、上述したように第2パス72に比べて第1パス71のほうが熱交換量が多いので、この場合の係数1の符号を正とし、例えば、0.002としている。
係数2は、第1パス71を流れる単位面積当たりの通風量と第2パス72を流れる単位面積当たりの通風量との違いによって決まるものであり、図3に示すように、室内ファン54の回転数に応じて値が異なっている。本実施例では、前述したように、第1パス71に比べて第2パス72の通風量が多くなるので、この場合の係数2の符号を負としている。また、室内ファン54の回転数が高くなるほど第1パス71と第2パス72との通風量の差が大きくなり、これに応じて係数2も小さく(絶対値で大きく)設定している。
尚、上記係数1および係数2は、試験等によって求められて係数テーブル200として記憶部120に予め記憶されている。
次に、係数テーブル200を用いて目標圧力差を算出し、差圧センサ60で検出した圧力P1と圧力P2との圧力差:P1−P2が目標圧力差となるよう、第1膨張弁52および第2膨張弁53の開度制御を行うときの具体的な動作について説明する。尚、以下の説明では、空気調和機1が図1に示す冷房運転を行っている場合を例に挙げて説明する。
使用者の冷房運転開始の指示を受けた制御部100のCPU110は、室外機2に対し図1に示す室外冷媒経路10aとなるように四方弁22を切り換えて圧縮機21を起動するよう、通信部130を介して指示する。また、CPU110は、使用者が指示した設定温度や風量に応じて、室内ファン54を所定の回転数で起動するとともに、室外機2の吐出温度センサ33で検出された圧縮機21の吐出温度を取り込みこの吐出温度が目標吐出温度となるように開度調節部140を介して第1膨張弁52および第2膨張弁53の開度を制御する。
CPU110は、室外機2から通信部130を介して圧縮機21の回転数を定期的に取り込んでおり、取り込んだ圧縮機21の回転数を使用して冷媒回路10の冷媒循環量を算出する。そして、CPU110は、算出した冷媒循環量と、記憶部120に記憶している係数テーブル200から抽出した係数1および係数2を使用して、目標圧力差を算出する。
例えば、現在の室内ファン54の回転数が700rpmである場合、CPU110は、係数テーブル200を参照して係数2:−0.0007を抽出する。CPU110は、算出した冷媒循環量、係数1:0.002、および、係数2:−0.0007を、目標圧力差の計算式(1)に代入して現在の目標圧力差を求める。尚、上述したように、係数2は室内ファン54の回転数が高くなるほど小さくなるので、算出される目標圧力差は、室内ファン54の回転数が高くなるほど小さくなる。
一方、CPU110は、差圧センサ60が検出した圧力P1と圧力P2との圧力差:P1−P2を定期的に取り込んでいる。CPU110は、取り込んだ圧力差:P1−P2が、算出した目標圧力差となるように、開度調節部140を介して第1膨張弁52および第2膨張弁53の開度をそれぞれ制御する。
具体的には、取り込んだ圧力差:P1−P2が目標圧力差よりも大きい場合は、CPU110は、第1膨張弁52の開度を現在の開度より小さくするとともに、第2膨張弁53の開度を現在の開度より大きくする。これにより、第1パス71における冷媒圧力が低下するとともに、第2パス72における冷媒圧力が上昇して、第1パス71と第2パス72との圧力差:P1−P2が小さくなって目標圧力差に近づく。
また、取り込んだ圧力差:P1−P2が目標圧力差よりも小さい場合は、CPU110は、第1膨張弁52の開度を現在の開度より大きくするとともに、第2膨張弁53の開度を現在の開度より小さくする。これにより、第1パス71における冷媒圧力が上昇するとともに、第2パス72における冷媒圧力が低下して、第1パス71と第2パス72との圧力差:P1−P2が大きくなって目標圧力差に近づく。
尚、圧力差:P1−P2を目標圧力差に近づけるときに第1膨張弁52および第2膨張弁53の両方の開度を調整するのは、いずれか一方のみの開度を変更すれば、冷媒回路10における冷媒循環量が変化して圧縮機21の吐出温度が目標吐出温度となるよう制御することが困難となり、冷凍サイクルの効率を悪化させてしまう虞があるためである。
以上説明したように、本発明の空気調和機1では、CPU110が目標圧力差を算出し、圧力差:P1−P2が目標圧力差となるように第1膨張弁52および第2膨張弁53の開度を制御するので、各パスでの冷媒流量を各パスの熱交換量に応じた冷媒流量とすることができ、室内熱交換器51における熱交換能力を十分に発揮できる。
尚、以上説明した実施例では、室内熱交換器51が蒸発器として機能する場合を例に挙げて説明したが、室内熱交換器51が凝縮器として機能する場合でも、同様に目標圧力差を算出して圧力差:P1−P2が目標圧力差となるように第1膨張弁52および第2膨張弁53の開度を制御することで、室内熱交換器51における熱交換能力を十分に発揮できる。但し、室内熱交換器51が凝縮器として機能する場合は、室内熱交換器51が蒸発器として機能する場合の係数1や係数2とは異なる値となる。
また、室内熱交換器51が蒸発器として機能する場合と凝縮器として機能する場合とでは、第1パス71および第2パス72を冷媒が流れる方向が異なる。具体的には、第1パス71においては、室内熱交換器51が蒸発器として機能する場合は、冷媒は第1冷媒出入口71aから流入し第2冷媒出入口71bから流出するのに対し、室内熱交換器51が凝縮器として機能する場合は、冷媒は第2冷媒出入口71bから流入し第1冷媒出入口71aから流出する。また、第2パス72においては、室内熱交換器51が蒸発器として機能する場合は、冷媒は第1冷媒出入口72aから流入し第2冷媒出入口72bから流出するのに対し、室内熱交換器51が凝縮器として機能する場合は、冷媒は第2冷媒出入口72bから流入し第1冷媒出入口72aから流出する。
従って、第1膨張弁52および第2膨張弁53の開度制御も、室内熱交換器51が凝縮器として機能する場合は、室内熱交換器51が蒸発器として機能する場合と異なり、圧力差:P1−P2が目標圧力差より大きい場合は、第1膨張弁52の開度を現在の開度より大きくするとともに、第2膨張弁53の開度を現在の開度より小さくする。また、圧力差:P1−P2が目標圧力差よりも小さい場合は、第1膨張弁52の開度を現在の開度より小さくするとともに、第2膨張弁53の開度を現在の開度より大きくする。
1 空気調和機
2 室外機
5 室内機
10 冷媒回路
10a 室外冷媒経路
10b 室内冷媒経路
21 圧縮機
22 四方弁
23 室外熱交換器
25 室外ファン
33 吐出温度センサ
51 室内熱交換器
52 第1室内膨張弁
53 第2室内膨張弁
54 室内ファン
60 差圧センサ
71 第1パス
71a 第1冷媒出入口
71b 第2冷媒出入口
72 第2パス
72a 第1冷媒出入口
72b 第2冷媒出入口
100 制御手段
110 CPU
120 記憶部
150 開度調節部
200 係数テーブル
500 室内機本体

Claims (4)

  1. 冷媒を流すための系統の冷媒流路を有する熱交換器と、各々の前記冷媒流路に備えられ同冷媒流路を流通する冷媒量を制御する流量調整手段と、各々の前記冷媒流路を流れる冷媒間の圧力差を検出する差圧検出手段と、検出した前記冷媒間の圧力差に応じて前記流量調整手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする冷凍サイクル装置。
  2. 前記制御手段は、前記差圧検出手段で検出した前記冷媒間の圧力差が目標圧力差となるように前記流量調整手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  3. 前記熱交換器の近傍には、同熱交換器に空気を取り込むためのファンが備えられ、
    前記制御手段は、各々の前記冷媒流路での熱交換量の違いに応じて定められた第1の係数と、前記ファンの回転数毎に各々の前記冷媒流路での通風量の違いに応じて定められた第2の係数とを予め記憶しており、
    前記制御手段は、前記第1の係数と前記第2の係数とを用いて、前記目標圧力差を算出することを特徴とする請求項1または請求項2に冷凍サイクル装置。
  4. 請求項1乃至請求項3に記載の冷凍サイクル装置を備えた空気調和機。
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