JP5992991B2 - 嚥下可能な医薬カプセル - Google Patents

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Description

本発明は、嚥下可能な医薬カプセルに関し、具体的には予期せぬ液体医薬の投薬を回避するための医薬カプセルに関する。
電子機器を含む嚥下可能な医薬カプセルは、液体医薬を患者に投薬するために使用されている。好ましくは、嚥下可能なカプセルが、胃腸管、例えば小腸の特定の位置にあるときに、薬を投薬すべきである。しかしながら、薬は、蠕動運動によって生成される局所的な圧力差によって、誤って投薬されることがある。この誤った投薬の発生は、特に柔軟性の閉鎖用部材を備えており且つバルブを有しない医薬用容器で発生する。
従って、電子機器を含む医薬カプセルが、胃腸管の蠕動運動によって生じたカプセル上への作用のために、誤って液体医薬を投薬することが問題とされている。
特許文献1には、消化管を通過するために設けられた処理システムが開示されている。このシステムは、ガスを提供するガス加圧モジュールと、このガス加圧モジュールと流体連通する少なくとも一つのバルーンとを有するような経口摂取可能なカプセルを含む。このカプセルは、少なくとも一つのバルーンの各バルーンと流体連通する排気チャネルと、バルーンとカプセルの周辺環境との間にガスの流れを選択的に制御するための減圧閉鎖用部材とを、さらに有する。このシステムは、減圧閉鎖用部材を制御するための制御回路をさらに含む。
本発明の発明者は、改良された医薬カプセルは有効であると理解しており、結果的に本発明を創作した。
米国出願公開第2008/269664号明細書
医薬カプセルの改良を達成すること、具体的には、上述した問題又は従来技術の他の問題を多少なりとも解決する改良を達成することが有利となろう。
一つ以上のこのような懸案事項をより良く対処するために、本発明の第1の態様では、細長い形状を有する嚥下可能な医薬カプセルが、提示される。このカプセルは、
カプセルの外面を形成する壁と、
医薬を収容するための医薬用区画室と、
変位アクチュエータを収容するためのアクチュエータ用区画室と、
この変位アクチュエータによって駆動されるように配置された変位可能な面であって、医薬用区画室が、変位可能な面によって部分的に規定される、変位可能な面と、
液体医薬を周囲に投薬するために、医薬用区画室と外面に形成された出口孔との間に通路を提供する投薬チャネルと、
アクチュエータ用区画室と外面に形成された通気孔との間に通路を提供する通気チャネルと、を備えており、
細長い形状の長手方向軸線に沿った出口孔と通気孔との間の距離が、長手方向軸線に沿った医薬用区画室の長さ未満である。
出口孔と通気孔とが、比較的近接して位置しており、且つ医薬用区画室の長さよりも少なくともより近接しているので、それらの孔が両方とも、胃腸壁によって同時にブロックされている場合でさえも、それらの孔は、同じ環境圧力を受ける可能性が高くなる。従って、異なる圧力がアクチュエータと医薬用区画室内で生成されるリスクが、最小化される。
医薬用区画室は、カプセルの第1の内面の一部、おそらくカプセルの壁の内面によって少なくとも部分的に規定することができる。さらに、アクチュエータ用区画室は、カプセルの第2の内面の一部によって部分的に規定することができる。従って、第1の及び第2の内面は、カプセルの異なる内面又はカプセルの同一の内面であってもよい。
医薬は、流体、液体、気体、ゲル又は粉体等の固体の形態であってもよい。
一実施形態では、出口孔の位置における外面に対する面法線は、通気孔の位置における外面に対する面法線に対して実質的に平行である。これは、通気孔と出口孔とが、楕円面等の曲面上に位置する場合に、次に、これら通気孔と出口孔とは、これら孔の位置におけるカプセルの外面の面法線が実質的に平行になるように、近接して配置することができることを意味する。
一実施形態では、出口孔の位置における外面に対する面法線と、通気孔の位置における外面に対する面法線とが、長手方向軸線に対して実質的に垂直である。これは、通気孔と出口孔とが、楕円面等の曲面上に位置する場合に、次に、これら通気孔と出口孔とは、これら孔の位置におけるカプセルの外面の面法線が、細長いカプセルの軸線方向に対して実質的に垂直となるように、近接して配置することができることを意味する。カプセルが、円筒形の形状である場合には、次に通気孔と出口孔との面法線は、円筒形状の軸線方向に対して垂直である。
一実施形態では、カプセルの外面は、円筒外側面を有する円筒状のシェル部により形成されており、ここで、変位可能な面は、筒状部の内部に配置されており、それによって、変位可能な面は、内部を、医薬用区画室とアクチュエータ用区画室とを形成する隣接セクションに分割しており、出口孔と通気孔とが、円筒外面の同じ面上に位置する。
一実施形態では、投薬チャネル及び/又は通気チャネルの一部が、外壁面上の二つの異なる位置の間でカプセルの壁内に延びている。有利には、投薬チャネル又は通気チャネルへの入口は、関連する出口孔又は通気孔よりも細長い形状の異なる点に配置されており、例えば医薬の改善された放出のために、入口孔と通気孔及び出口孔との拘束されない位置を促進する。
一実施形態では、カプセルの壁内に延びる投薬チャネルは、様々なチャネル方向を有しており、それによって、投薬チャネルの少なくとも一部が、嚥下可能な医薬カプセルの向きに拘わらず、重力に逆らう方向に液体通路を提供する。
一実施形態では、投薬チャネル及び/又は通気チャネルが、カプセルの外側シェルの溝として形成されており、内側シェルと組み合わせられることにより溝の密閉を提供しており、内側シェルは、医薬用区画室と溝との間に液体通路を提供する孔を有する。
一実施形態では、変位可能な面は、医薬用区画室とアクチュエータ用区画室との間に液密分離を形成する。従って、変位可能な面は、医薬用区画室をアクチュエータ用区画室から分離する医薬用区画室の壁を形成するような膜とすることができる。
一実施形態では、カプセルは、接続可能である第1の部分と第2の部分とで構成されており、ここで、医薬用区画室は、第2の部分によって構成される自己閉じ込め型要素であり、アクチュエータ用区画室は、第1の部分によって構成された自己閉じ込め型要素である。
本発明の第2の態様は、細長い形状を有する嚥下可能な医薬カプセルを提供するための方法に関する。ここで、カプセルは、このカプセルの外面を形成する壁を有しており、当該方法は、
カプセルの第1の部分を提供するステップであって、ここで第1の部分は、
変位アクチュエータを収容するためのアクチュエータ用区画室と、
アクチュエータ用区画室と外面に形成された通気孔との間に通路を提供する通気チャネルと、を有する、第1の部分を提供するステップと、
カプセルの第2の部分を提供するステップであって、ここで第2の部分は、
医薬を収容するための医薬用区画室と、
変位アクチュエータによって駆動されるように配置された変位可能な面であって、医薬用区画室は、変位可能な面によって部分的に規定される、変位可能な面と、
液体医薬を周囲に投薬するために、医薬用区画室と外面に形成された出口孔との間に通路を提供する投薬チャネルと、を有する、第2の部分を提供するステップと、を含み、
第1の及び第2の部分は、細長い形状のカプセルを形成するために接続可能であり、第1の及び第2の部分が接続されるときに、細長い形状の長手方向に沿った出口孔と通気孔との間の距離は、長手方向に沿った医薬用区画室の長さ未満である。
有利には、医薬用区画室は、アクチュエータ用区画室を含む他の部分に接続可能な別個の部品により構成することができる。従って、アクチュエータ用区画室を含む部分は、医薬用区画室を含む部分が使い捨てであるのに対して、再使用することができる。
一般に、本発明の様々な態様は、本発明の範囲内で可能な方法で組み合わせてもよいし、結合してもよい。本発明のこれらの及び他の態様、特徴及び/又は利点は、以下に説明する実施形態を参照して説明され明らかとなる。
要約すると、本発明は、バルブを有しない出口孔207を通じて医薬用区画室211に格納されている液体医薬を投薬することのできる嚥下可能な医薬カプセル200に関する。通気孔206は、医薬キャビティ211とアクチュエータ用キャビティ212とを分離する面205を変位させるために使用されるアクチュエータを収容するアクチュエータ用キャビティ212の通気を可能にする。胃腸管の伸縮部分と外面221との接触によって、通気孔と出口孔との間の圧力通路を妨げることがないように通気孔と出口孔とを互いに近接させて配置することによって、医薬用区画室とアクチュエータ用区画室内の圧力の圧力差の形成が禁止される。
通気孔102と投薬出口孔101との間の自由な流体連通を妨げるような胃腸管150の収縮を受ける医薬カプセル100を示す図である。 通気孔202と投薬出口孔201とが、互いに近接して配置されるような本発明の実施形態に係る医薬カプセル200を示す図である。 通気チャネル又は投薬チャネルへの入口が、それぞれの通気孔又は出口孔から離れて位置することを示す図である。 通気チャネル又は投薬チャネルへの入口が、 それぞれの通気孔又は出口孔から離れて位置することを示す図である。 重力により影響を受ける投薬を回避するために、蛇行するように形成された投薬チャネルを示す図である。 医薬のカプセルの詳細な例を示す図である。
本発明の実施形態を、図面を参照しながら単に例として説明する。
図1には、患者によって嚥下されるように設計されるとともに、例えばカプセルが小腸を通過するときに、液体医薬を標的部位に投薬するように設計された、嚥下可能な医薬カプセル100の断面図が示されている。カプセル100は、外壁120と、医薬用区画室111と、アクチュエータ130を収容するアクチュエータ用区画室112と、可撓性部材104によって壁120の内面に接続された変位可能な要素103とを有する。アクチュエータ130は、医薬用区画室の容積を低減するために、変位可能な要素103を変位させることができる。変位可能な要素103の面と、壁120の内面104と一緒の可撓性部材とが、医薬用区画室111のキャビティを規定する。従って、変位可能な部材103は、医薬用区画室111だけでなくアクチュエータ用区画室112にも流体連通している。医薬用区画室111内に含まれる液体医薬を、変位アクチュエータ130の動作により、壁120に形成された投薬チャネル101を介してカプセルの周囲環境に放出することができる。
変位可能な要素103が、医薬用区画室111に向かって押されるときに、アクチュエータ用区画室に取り残される空間が存在することになる。従って、壁120の通気チャネル102は、周囲環境とアクチュエータ用区画室と間の圧力差を均等化するために設けられている。従って、変位可能な要素103は、以前の前進位置から加圧下での更なる抵抗に打ち勝つことを必要とせずに変位させることができる。
医薬用区画室の一部が、可撓性部材104と変位可能な要素103とで構成されているので、不釣合いな圧力が、可撓性部材104と変位可能な要素103とに加えられる場合は、薬が部分的に放出される。これは、カプセルが胃腸壁の収縮を受けるときに、発生することがある。アクチュエータ用区画室と医薬用区画室との間の通気チャネル102を通じた圧力の連通がブロックされない場合には、可撓性部材104と変位可能な要素103とは、不釣合いな圧力を受けることはない。
しかしながら、カプセル100が胃腸管150を通過するときに、胃腸管の壁151の蠕動運動によって、通気チャネル102と投薬チャネル101との間の圧力の連通をブロックすることがある壁151の収縮を引き起こす。これにより、アクチュエータ用区画室内の圧力がより高くなることにより、可撓性部材104に対して押圧する圧力を生じさせ、こうして、投薬チャネル101を介して薬の望ましくない放出を引き起こす可能性がある。
図2には、アクチュエータ用区画室と医薬用区画室との間の圧力の連通の閉塞を回避するための、本発明の実施形態に係る医薬カプセルの断面図が示されている。このカプセル200は、外面221と内面222とを有する外壁220を有しており、この内面が、カプセルの中空内部を規定する。
カプセルは、図1に示されるような楕円形状を有することができ、球形状、円柱形状又は他の形状が、嚥下可能なカプセルに適している。
カプセル200は、内面222によって部分的に境界付けられる医薬用区画室211と、内面222の別の部分によって部分的に境界付けられるアクチュエータ用区画室212と、をさらに有している。アクチュエータ用区画室212は、変位アクチュエータ130を収容することを目的としている。この変位アクチュエータ130は、リニアモータ駆動ピストンとすることができる。
カプセル200は、変位アクチュエータ130によって駆動されるように配置された変位可能な面205をさらに有する。この変位可能な面は、液密な嵌合を壁220の内面222に形成するような変位可能な要素203の面によって構成されてもよい。例として、液密な嵌合が、変位可能な要素203と壁220の内面222とに接続されるような、蛇腹(bellows)等の可撓性部材204によって具体化することができる。この例では、変位可能な部材203が、変位アクチュエータ130に変位可能に接続されており、それによって、変位可能な要素203を、医薬用区画室211内に押し込むことができる。おそらく可撓性部材204との組み合わせにより、変位可能な要素203が、医薬用区画室とアクチュエータ用区画室との間に液密の変位可能な面205を形成する。従って、変位可能な面205は、医薬用区画室222の壁を形成する。
こうして、変位可能な面205は、様々な方法で具体化することができる。更なる例は、壁220の内面222に接続された回転牽引(rolling stock)シールを用いる弾性箔と可撓性壁とを有する。変位可能な面205は、可撓性壁又は可撓性膜等の物理的な要素(entity)で構成してもよく、又は変位可能な面205は、単に可撓性部材204と組み合わせられた変位可能な要素203の変位可能な面205等のいくつかのコンポーネントの面であってもよいことが理解される。従って、変位可能な面205は、医薬用区画室211の液密な壁を形成する。
アクチュエータ130は、医薬用区画室の容積を減少させるために、例えば剛性又は弾性を有する変位可能な要素203を変位させることによって、変位可能な面205を変位させることが可能になる。壁120の内面と一緒の変位可能な面205は、医薬用区画室111のキャビティを規定する。従って、医薬用区画室211は、医薬用区画室に対向する変位可能な面205と内面222との対向側によって少なくとも部分的に規定される。
医薬用区画室211に収容される液体医薬は、変位アクチュエータ130の動作によって、医薬用区画室211と壁220の外面221に形成された出口孔207との間に通路を提供するような投薬チャネル201を介して周囲環境に放出させことができる。
通気チャネル202が、医薬用区画室とアクチュエータ用区画室との圧力を均等化させるために設けられている。通気チャネル202は、アクチュエータ用区画室とその周囲環境との間に空気の流れを可能にするために、アクチュエータ用区画室212と壁220の外面221に形成された通気孔206との間に通路を提供する。
通気チャネル202と、投薬チャネル201と、変位可能な要素203と、可撓性部材204とが、図1に関連して既に説明したような同一の機能を有する。
図2に示される実施形態では、通気孔206と出口孔207との間の距離291は、胃腸管150の壁151が外面221と接触するときに、次に両方の孔が、同じ環境の圧力を受けるか又は流体連通する可能性が高くなるように、減少する。これにより、胃腸管の蠕動運動によってアクチュエータ区画室と医薬用区画室内に様々な圧力を生じさせるリスクが、最小化される。
嚥下可能な医薬カプセルは、楕円形状等の細長い形状を有する。細長い形状のカプセルは、両端、すなわち互いに最も遠く離れて位置する外面221上の点を線で接続することによって規定されるような長手方向を規定する。長さ292は、前述した両端同士の間の距離によって規定される。従って、医薬カプセルは細長い形状の外形を有しており、すなわち、その外形の幅より大きな長さを通常有する形状である。長手方向は、細長い本体の回転対称軸線をさらに規定することができる。軸線は、長手方向に対して垂直に規定することができ、垂直方向の軸線が、上述した両端同士の間の長さ292よりも小さい外形との交点同士の間の長さを有する。この垂直軸線は、細長い本体の第2の回転対称軸線をさらに規定することができる。細長い形状の本体の例としては、楕円体と、楕円形状又は球形状の端部等の丸められた端部を有する円筒体と、長手方向のみに回転対称である卵形体と、他の任意の形状本体とを含む。
カプセル292の長さは、5〜35ミリメートル(mm)の範囲の長さとすることができる。一般的に、アクチュエータ用区画室と医薬用区画室内の異なる圧力を禁止するために通気孔と出口孔とを近接して配置することの利点は、通気孔206と出口孔207との間の軸線方向距離291(カプセル本体の長手方向に沿った距離)が、最小化される範囲である場合に得られ、それは、通気孔と出口孔との縁部同士の間の最短軸線方向距離として測定されるような例えば0.1〜10mm、好ましくは、0.1〜3mmの範囲である。カプセル200は、カプセルの種類に依存して長さを変更することがあるので、細長いカプセルの長手方向に沿った出口孔と通気孔との間の離間距離291が、カプセルの長手方向に沿った長さ292の4分の1未満であるときに、圧力差を回避する効果を得ることができる。あるいはまた、カプセルの細長い形状の長手方向に沿った出口孔と通気孔との間の離間距離291が、長手方向軸線に沿った変位可能な面の軸線上の点から外面の先端側の軸線上の点まで測定された医薬用区画室の軸線方向の長さ293未満であるときに、圧力差を回避する効果を得ることができる。
図2に示されるように、通気孔206と出口孔207とが、圧力差を禁止するように近接して配置されているときに、通気孔と出口孔との面法線(surface normal)280が、実質的に平行であり、すなわち、面法線同士間の角度が、10度未満にされる。それぞれの孔の面法線280は、出口孔206の位置(例えば中心位置)における又は通気孔207の位置におけるカプセルの外面221に対する面法線として規定される。
同様に、通気孔と出口孔とを、長手方向に実質的に平行となるようなカプセルの面上に配置することができるので、通気孔206と出口孔207との位置は、出口孔の位置におけるカプセルの外面に対する面法線280と、通気孔の位置におけるカプセルの外面に対する面法線280とが、長手方向に対して実質的に垂直となるような基準によって規定される。例えば、細長いカプセルの外形が円筒形であってもよいし、通気孔と出口孔とが、同一の円筒面上に配置されてもよい、すなわち、それらの孔の位置における面法線280が、円筒形状の外面の長手方向又は対称軸線に対して垂直であることによって特徴付けられる。
投薬チャネル201及び/又は通気チャネル202は、外面221に対して垂直な方向の壁220の貫通孔として形成されてもよい。しかしながら、投薬チャネル又は通気チャネルは、チャネルへの入口孔と出口孔又は通気孔とが互いに隣接して配置されるような直線状のチャネルである必要はない。
図3Aには、投薬チャネル201の一部が、外壁面の二つの異なる位置、例えば、第1の位置391と第2の位置392との間の壁の外面221に平行なカプセルの壁220内に延びるようなカプセル200の実施例が示されている。図3Bには、通気チャネル202の一部が、外壁面の二つの異なる位置、すなわち、第1の位置391と第2の位置392との間のカプセルの壁220内に延びるようなカプセル200の実施例が示されている。従って、投薬チャネル201又は通気チャネル202のいずれか一方又は両方が、壁220内に一定の距離を延びることができる。
壁220に沿って延びるチャネル201,202は、チャネルの入口孔が、通気孔206又は出口孔207の位置とは異なる位置で内面222に位置することを可能にする。これにより、通気孔と出口孔とが、外面221上の任意の位置に、例えばカプセルの頂部に配置可能であり、又は投薬チャネルの入口孔は、出口孔が、異なる外面部分の通気孔に近接して位置しているのに対して、液体医薬の最良の放出を促進するために内面222の頂部に位置することができる。
図4には、投薬チャネルが、頂部491から壁内の螺旋経路又は蛇行経路に沿って、細長いシェルの頂部同士の間のほぼ半分に位置する出口孔207に延びるようなカプセルの断面図が示されている。螺旋形状は、チャネル493の断面図として視認することができる。従って、本発明に係る実施形態では、投薬チャネルは、この投薬チャネルが、様々な方向を有するような形態で壁内に延びており、それによって、このチャネルの少なくとも一部は、嚥下可能な医薬カプセルの向きに拘わらず、重力に逆らう方向に(例えば、図4の紙面内に向く方向を指す)液体通路を提供する。通路の一部が常に重力の方向とは逆の方向を指すようなチャネルを成形することにより、次に、投薬チャネルの少なくとも一部で、液体医薬が、液体医薬を医薬用区画室に向かって返送させる方向の重力の影響を受け、それによって、予期せぬ投薬が達成されない。
図5には、医薬カプセル500の例が詳細に示されている。医薬カプセル500の壁220の長手方向の外面221は、円筒形状である。壁220は、シェル部分501及び502等の様々なシェル部分から構成されている。変位可能な面205は、カプセル500の円筒面221の内部容積を分割して、医薬用区画室211とアクチュエータ用区画室212とを形成するような弾性膜によって具体化されている。この弾性膜は、ピストンアクチュエータ130に接触して変位されるような変位可能な要素203によって、医薬用区画室内で変形され且つ押し込まれるように配置されている。
一般に、カプセル200,500は、一つ以上の通気孔206及び出口孔207並びに関連する通気チャネル及び投薬チャネルを有しており、例えば図5に示されるように、第1の及び第2の通気孔206a,206bと、第1の及び第2の出口孔207a,207bとを有する。
図5において、出口孔207aと通気孔206aとは、通気孔と出口孔とが、医薬用区画室とアクチュエータ用区画室内の異なる圧力のリスクを最小限に抑えるように十分に近接して位置するように、同じ円筒面221上に配置される。
図5において、投薬チャネル201は、重力の影響による薬の予期せぬ漏出のリスクを最小限にするために、チャネルの通路の一部が常に重力の方向とは逆の方向を指し示すように蛇行流路を形成する壁200内に広がる。
投薬チャネル201は、カプセルの外部シェル501の溝511として形成されており、内側シェル512と組み合わせられることにより、この溝511を閉じる(密閉する)。内側シェル512には、医薬用区画室211から投薬チャネル201へ通路を提供するために、貫通孔513が設けられている。従って、通気チャネル202と投薬チャネル201とは、内側シェル又は外側シェルの一致する部分を組み合わせて、外側シェル部又は内側シェル部の溝により形成することができる。
カプセルは、細長い形状のカプセルを形成するために接続可能であるような第1の及び第2の部分581,582によって組み立てられてもよい。
第1の部分581は、アクチュエータ用区画室212と、変位アクチュエータ130と、通気チャネル202と、関連する通気孔206とを有する。
第2の部分582は、医薬用区画室211と、投薬チャネル201と、関連する出口孔207と、変位可能な面が第2の部分の壁220の内面222と円周方向に液密接続を形成する箔又は膜の形態であるような変位可能な面205と、を有する。従って、この膜は、第1の及び第2の部分が組み立てられるとき、変位アクチュエータ130によって変位させることが可能である。
従って、第2の部分582によって構成される医薬用区画室は、アクチュエータ用区画室を有する第1の部分581と接続可能な自己閉じ込め型要素であってもよい。このように、医薬用区画室とアクチュエータ用区画室とは、使用前に一緒に取り付けられるような別体の第1の及び第2の部分581,582よって構成されてもよい。
本発明を、図面で詳細に例示し且つ説明してきたが、例示及び説明等の前述の説明は、例又は例示として考慮されるべきであり、制限的なものではない。本発明は、開示された実施形態に限定されるものではない。開示された実施形態に対する他の変形形態は、図面、明細書の開示、及び添付の特許請求の範囲を検討することによって、特許請求の範囲に記載される発明を実施する際に当業者によって理解され且つ達成される。請求項において、「備える、有する、含む(comprise)」という用語は、他の構成要素又はステップを除外するものではなく、不定冠詞「a」又は「an」は、複数を排除するものではない。特定の手段が相互に異なる従属請求項に記載されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用できないことを示すものではない。請求項におけるいかなる参照符号も、特許請求の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (10)

  1. 細長い形状を有する嚥下可能な医薬カプセル(200)であって、当該カプセルが、
    前記カプセルの外面(221)を形成する壁(220)と、
    医薬を収容するための医薬用区画室(211)と、
    変位アクチュエータ(130)を収容するためのアクチュエータ用区画室(212)と、
    前記変位アクチュエータによって駆動されるように配置された変位可能な面(205)であって、該変位可能な面は、前記壁(220)の内面と液密なシールを形成し、それによって前記医薬用区画室及び前記アクチュエータ用区画室が、前記変位可能な面及び前記壁(220)の内面によって規定される、前記変位可能な面と、
    液体医薬を周囲に投薬するために、前記医薬用区画室における前記変位可能な面(205)の第1側に配置された入口孔と前記外面に形成された出口孔(207)との間に通路を提供する投薬チャネル(201)と、
    前記アクチュエータ用区画室における前記変位可能な面(205)の第2側に配置された入口孔と前記外面に形成された通気孔(206)との間に通路を提供する通気チャネル(202)と、を備えており、
    細長い形状の長手方向軸線に沿った前記出口孔と前記通気孔との間の距離(291)が、前記長手方向軸線に沿った前記医薬用区画室の長さ未満である、
    カプセル。
  2. 前記出口孔(207)の位置における前記外面(221)に対する面法線(280)が、前記通気孔(206)の位置における前記外面(221)に対する面法線(280)に対して実質的に平行である、
    請求項1に記載のカプセル。
  3. 前記出口孔(207)の位置における前記外面(221)に対する面法線(280)と、前記通気孔(206)の位置における前記外面(221)に対する面法線(280)とが、前記長手方向軸線に対して実質的に垂直である、
    請求項1に記載のカプセル。
  4. 前記カプセルの前記外面(221)は、円筒外側面(221)を有する円筒状のシェル部(501,502)により形成されており、前記変位可能な面(205)は、前記筒状部の内部に配置されており、それによって、前記変位可能な面は、前記内部を、前記医薬用区画室と前記アクチュエータ用区画室とを形成する隣接セクションに分割しており、前記出口孔と前記通気孔とが、前記円筒外側面(221)の同じ面上に位置する、
    請求項1に記載のカプセル。
  5. 前記投薬チャネル及び/又は前記通気チャネルの一部が、外壁面上の二つの異なる位置(391,392)の間で前記カプセルの壁(220)内に延びている、
    請求項1に記載のカプセル。
  6. 前記カプセルの壁内に延びる投薬チャネルは、様々なチャネル方向を有しており、それによって、前記投薬チャネルの少なくとも一部は、前記嚥下可能な医薬カプセルの向きに拘わらず、重力に逆らう方向に液体通路を提供する、
    請求項5に記載のカプセル。
  7. 前記投薬チャネル及び/又は前記通気チャネルは、前記カプセルの外側シェル(501)に溝(511)として形成されており、内側シェル(512)と組み合わせられることにより前記溝の密閉を提供しており、前記内側シェルは、前記医薬用区画室と前記溝との間に液体通路を提供する孔(513)を有する、
    請求項5に記載のカプセル。
  8. 前記変位可能な面(205)は、前記医薬用区画室(211)と前記アクチュエータ用区画室(212)との間に液密分離を形成する、
    請求項1に記載のカプセル。
  9. 前記カプセル(200)は、接続可能である第1の部分(581)と第2の部分(582)とで構成されており、前記医薬用区画室(211)は、第2の部分(582)によって構成される自己閉じ込め型要素であり、前記アクチュエータ用区画室(212)は、第1の部分(581)によって構成される自己閉じ込め型要素である、
    請求項1に記載のカプセル。
  10. 細長い形状を有する嚥下可能な医薬カプセル(200)を提供するための方法であって、前記カプセルは、該カプセルの外面(221)を形成する壁(220)を有しており、当該方法は、
    前記カプセルの第1の部分(581)を提供するステップであって、第1の部分は、
    変位アクチュエータ(130)を収容するためのアクチュエータ用区画室(212)と、
    前記アクチュエータ用区画室と前記外面に形成された通気孔(206)との間に通路を提供する通気チャネル(202)と、を有する、第1の部分を提供するステップと、
    前記カプセルの第2の部分(582)を提供するステップであって、第2の部分は、
    医薬を収容するための医薬用区画室(211)と、
    前記変位アクチュエータと協働する変位可能な面(205)であって、該変位可能な面(205)は、前記壁(220)の内面にシールされ、前記医薬用区画室及び前記アクチュエータ用区画室が、前記変位可能な面によって規定される、変位可能な面と、
    液体医薬を周囲に投薬するために、前記医薬用区画室と前記外面に形成された出口孔(207)との間に通路を提供する投薬チャネル(201)と、を有する、第2の部分を提供するステップと、を含み、
    第1の及び第2の部分(581,582)は、細長い形状のカプセルを形成するために接続可能であり、第1の及び第2の部品が接続されるときに、細長い形状の長手方向に沿った前記出口孔と前記通気孔との間の距離は、前記長手方向に沿った前記医薬用区画室の長さ未満であ
    前記通気チャネル(202)を介して前記通気孔(206)と連通する前記アクチュエータ用区画室における第1の入口孔が、前記変位可能な面の第1側に配置され、前記投薬チャネル(201)を介して前記出口孔(207)と連通する前記医薬用区画室における第2の入口孔が、前記変位可能な面の第2側に配置される、
    方法。
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