JP5990782B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、一般家庭やレストラン及びオフィスなどで使用され、加熱状態に応じた内容を表示する表示手段を備えた加熱調理器に関するものである。
従来、プリント配線板等に、極性が予め決まっている電子部品を実装する際は、部品の極性の誤装着を防ぐために、プリント配線板上の実装部周辺に電子部品の極性が分かるようなシンボルマークまたは極性表示マークを印刷する、という方法が開示されている(例えば特許文献1参照)。
実公昭58−43240号公報
しかしながら、前記従来の方法を表示素子に適用しようとすると、一般に表示素子の表示面はプリント配線板に対して高い位置に設けることが多く、部品実装時に表示素子または周囲の部品に隠れてプリント配線板に印刷したマークが見えにくくなったり、高さの差によって表示素子の極性であることが認識しにくくなることがあった。また、加熱調理器は加熱状態に応じて複数の表示素子を用いて図形または文字として内容を表示する必要があるため、複数の表示素子の個々の傾きや位置ずれなどがあると連続した表示として見た目が悪くなりやすい。そこで、表示素子の安定装着または表示内容の視認性の向上のために表示素子の周囲にホルダーを設けた構成をとることがあるが、前記従来の構成のようにプリント配線板に印刷されたマークにより極性を視認する方法においてホルダーを設ける構成では、ホルダーがあるために表示素子の近傍のプリント配線板上にマークを印刷するスペースがなかったり、あえて表示素子の近傍にマークを印刷したとしてもホルダーを実装後に装着方向が予め決まっている表示素子を実装する際に、ホルダーによってシンボル
マークが見えづらくなる、またはホルダーがシンボルマークを覆ってしまい見えなくなることによって、表示素子の装着方向が分からなくなる、またはホルダーを避けてホルダーの外側にマークを印刷すると表示素子と離れてしまい極性を認識することが困難になるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、装着方向が予め決まっている表示素子を実装する際に、表示素子の表示面の近傍で高さも近い位置で実装方向を簡単に視認でき、誤装着防止可能である加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、被加熱体を載置する少なくとも一部を光透過性とした光透過部を有する絶縁板と、前記絶縁板の下方に設けられ、前記被加熱体を加熱する加熱部と、前記加熱部の状態表示を外形が略長方形で構成された表示素子の点灯により前記絶縁板の前記光透過部を介して図形または文字として表示する表示部と、前記表示素子の周囲に設けられ前記表示素子の表示面と平行の面を有し、前記表示素子を収納するホルダーと、を備え、前記表示素子の表示形状は表示中でなくても視認可能であり、前記ホルダーは、前記表示面の鉛直上方から見て前記表示素子で表示される前記表示形状のうち少なくとも一部の特定の表示形状と同一、または相似、または前記特定の表示形状を示すことを認識できる程度に変形した形の凹形状または凸形状に形成した実装方向指示部を、前記特定の表示形状の近傍の前記面に設けており、前記表示素子は、7セグメントで構成する数字表示と略円形のドット表示を少なくともそれぞれ1つ有する1桁または複数桁の数字表示素子とし、前記特定の表示形状は前記ドット表示とした構成としたものである。
これによって、ホルダーを実装後に装着方向が予め決まっている表示素子を実装する際に、表示形状における特定の表示形状の位置と、ホルダーにある特定の表示形状と同一、または相似、または特定の表示形状を示すことを認識できる程度に変形した形である凹形状または凸形状の実装方向指示部の位置を近づけるように揃えて表示素子を実装することが簡単にでき、表示素子の表示面の近傍で高さも近い位置で実装方向を簡単に視認でき、表示素子の装着方向を間違えて実装してしまうことを回避することが可能となり、また、実装後にも容易に誤装着を判別することが可能となる。また、数字を表示するために一般的に用いられている7セグメントのLED表示素子をホルダーとともに実装する際、長方形の外形と数字部の形状が点対称であるために実装方向が分かりにくかったが、ドット表示の位置の近傍のホルダーの面に設けたドット表示と類似した形状の突起または凹み形状を設けて互いに近づけるように揃えて実装することが容易にでき、7セグメントの表示素子の装着方向を間違えずに正しく実装することが容易にでき、また、実装後にも容易に誤装着を判別することができる。
発明の加熱調理器は、装着方向が予め決まっている表示素子を視認性を確保するためのホルダーとともに実装する際に、前記表示素子の装着方向を容易に視認でき、方向を間違えて装着してしまうことを回避することが可能であり、また、実装後にも容易に誤装着を判別することが可能となる。
本発明の実施の形態における加熱調理器の構成を示す概略図 本発明の実施の形態1における表示部を示す図 本発明の実施の形態2における表示部を示す図 本発明の実施の形態3における表示部を示す図
第1の発明は、被加熱体を載置する少なくとも一部を光透過性とした光透過部を有する絶縁板と、前記絶縁板の下方に設けられ、前記被加熱体を加熱する加熱部と、前記加熱部の状態表示を外形が略長方形で構成された表示素子の点灯により前記絶縁板の前記光透過部を介して図形または文字として表示する表示部と、前記表示素子の周囲に設けられ前記表示素子の表示面と平行の面を有し、前記表示素子を収納するホルダーと、を備え、前記表示素子の表示形状は表示中でなくても視認可能であり、前記ホルダーは、前記表示面の鉛直上方から見て前記表示素子で表示される前記表示形状のうち少なくとも一部の特定の表示形状と同一、または相似、または前記特定の表示形状を示すことを認識できる程度に変形した形の凹形状または凸形状に形成した実装方向指示部を、前記特定の表示形状の近傍の前記面に設けており、前記表示素子は、7セグメントで構成する数字表示と略円形のドット表示を少なくともそれぞれ1つ有する1桁または複数桁の数字表示素子とし、前記特定の表示形状は前記ドット表示とした構成としている。これによって、前記ホルダーを実装後に装着方向が予め決まっている前記表示素子を実装する際に、前記表示形状における前記特定の表示形状の位置と、前記ホルダーにある前記特定の表示形状と同一、または相似、または前記特定の表示形状を示すことを認識できる程度に変形した形である凹形状または凸形状の位置を近づけるように揃えて前記表示素子を実装することが簡単にでき、表示素子の表示面の近傍で高さも近い位置で実装方向を簡単に視認でき、前記表示素子の装着方向を間違えてしまうことを回避することが可能となり、また、実装後にも容易に誤装着を判別することが可能となる。
また、の発明は、前記表示素子は、7セグメントで構成する数字表示と略円形のドット表示を少なくともそれぞれ1つ有する1桁または複数桁の数字表示素子とし、前記特定の表示形状は前記ドット表示とした構成としている。これによって、数字を表示するために一般的に用いられている7セグメントのLED表示素子をホルダーとともに実装する際、長方形の外形と数字部の形状が点対称であるために実装方向が分かりにくかったが、ドット表示の位置の近傍のホルダーの面に設けたドット表示と類似した形状の突起または凹み形状を設けて互いに近づけるように揃えて実装することが容易にでき、7セグメントの表示素子の装着方向を間違えずに正しく実装することが容易にでき、また、実装後にも容易に誤装着を判別することができる
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記表示部は、前記ホルダーの上方に設けられて前記光透過部の形状が図形または文字の形状をしたメンブレンを介して、発光素子の点灯により前記加熱部の状態表示をし、前記ホルダーは、前記発光素子の前記メンブレンへの照射範囲を任意の範囲に限定するような形状とし、前記表示素子の表示面は、前記メンブレンと略同一高さの面で表示するようにしている。これによって、ホルダーに設けられた実装方向指示部または方向を示す目印が表示素子の表示面と略同一の高さに形成されるために実装方向の視認性がさらに良くなるとともに、使用者が前記絶縁板を介して前記表示部を見る際に、前記加熱部の状態表示面の高さを表示部分によらず均一にでき、斜めから見たときに見え方が変わったり、表示面と絶縁板との距離の違いにより使用者に見た目の違和感を与えることを防ぐことができ、視認性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態における加熱調理器の構成を示す概略図であり、図2は本発明の第1の実施の形態における表示部を示す図である。
図1および図2において、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器は、鍋などの
被加熱体1を載置し、少なくとも一部に光透過部2を有した絶縁板3と、絶縁板3の下方に設けられ、被加熱体1を加熱する加熱部4と、加熱部4の状態表示を外形が略長方形で構成されたLCDまたはLED等からなる表示素子5の点灯により絶縁板3の光透過部2を介して図形または文字として表示する表示部6と、表示素子5の周囲に設けられ表示素子5の表示面7と平行の面8を有し、表示素子5を収納するホルダー9と、で構成されている。ここで、表示素子5の表示形状は、通電による表示中でなくても視認可能であり、ホルダー9は、前記表示面の鉛直上方から見て表示素子5で表示される表示形状のうちの一部の特定の表示形状とするドット表示10と相似形状の凹形状に形成した実装方向指示部11を、ドット表示10の近傍の面8に設けた構成となっている。なお、ホルダー9は、表示素子5が実装し易いようにガイドの役割をしたり、表示素子5が実装後に傾かないように支えたり、表示素子5と表示素子5を実装する基板等の間でスペーサの役割をして表示素子5の高さを調節したりすることが可能であるが、表示素子5の周囲に設けられていればよく、機能は限定しない。また、ホルダー9は、凹形または凸形の形状を容易に形成することができる樹脂等の成形が容易な材質からなる。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
使用者が加熱スイッチ等で加熱動作を開始することにより、加熱部4は使用者により設定された加熱動作を行う。そして上記動作と同時に表示部6には加熱部4の火力などの設定された状態を表示する。この時、表示部6は、表示素子5により図形または文字を形成して点灯しているので、絶縁板3の光透過部2を介して絶縁板3の表面から、使用者は加熱部4がどのような設定状態で動作しているのかを容易に視認することができる。
ここで、上記加熱調理器の表示部6の部品実装時を考えると、装着方向が予め決まっている表示素子5を実装する際、ホルダー9を実装後に、表示素子5で表示される表示形状における特定の表示形状としたドット表示10の位置と、ホルダー9にあるドット表示10と表示面7の鉛直上方から見て相似形状となるように設けられた凹形状の実装方向指示部11の位置を、例えば両者の距離が最短となるように方向を合わせて、表示素子5を実装することで、表示素子5の表示面7の近傍で高さも近い位置で実装方向を簡単に視認でき、表示素子5の装着方向を間違えて実装してしまうことを回避することが可能となり、また、実装後に容易に誤装着を判別することが可能となる。ここで、ドット表示10と実装方向指示部11が相似であるとしたが、当然同一形状でもよく、またはドット表示に限らず表示素子5の表示形状のうちの特定の表示形状を示すことを認識できる程度に変形した形でもよい。例えば、一方が丸形状である場合に他方は同じサイズの丸形状、またはサイズ違いの丸形状、または四角形などの多角形ではあるがサイズを近づけることで巨視的に見れば丸形状に見える形状としたり、さらには特定の表示形状が例えば文字を含む楕円形状である場合、実装方向指示部11は丸形状とするなど、特定の表示形状を認識できる程度に簡略化してホルダー9の面8に形成可能にした凹形または凸形の形状としても同様の効果が得られる。
なお、ホルダー9は、凹形または凸形の形状を容易に形成することができる樹脂等の成形が容易な材質からなるので、ホルダー9の全体形状の成形時に凹形または凸形の形状を同時に成形することが可能であり、全体形状の成形後にホルダー9の面8または表示素子5を実装している基板上面などに、誤装着防止のための印刷を施したり、ペンやスタンプなどでマーキングしたりするより低コストで誤装着防止が実現可能である。
また、表示素子5の表示形状は通電による表示中でなくても視認可能であるので、非通電状態である部品実装時に表示形状が確認可能であり、表示形状による装着方向の判別を行うことができる。
また、本実施の形態において、表示素子5は、LED等からなる7セグメントで構成する数字表示12と略円形のドット表示10を少なくともそれぞれ1つ有する1桁または複数桁の数字表示素子としたが、表示素子5の表示内容はこれに限るものではなく、表示形状のうちの一部の特定の表示形状を選択して類似の形状の凹形または凸形の形状をホルダー9の面8に設ければ同様の効果が得られる。本実施の形態において、7セグメントの数字表示とドットの表示を有する表示素子5を用いた場合、1桁の数字表示12の点灯・消灯を組み合わせた1〜9の数字と、ドット表示10の点灯・消灯により、例えば小さい順から「1」、「1.」、「2」、「2.」、〜、「7.」、「8」、「8.」、「9」、「9.」と最大で18段階の大きさを表現することが可能となる。これによって、火力段数の表示に用いた場合、設定火力の数だけLEDを並べて表示する必要がなく、汎用で安価なドット表示付きの7セグメント数値表示素子のみで多数の設定段階を持つ火力設定表示を行えるので、安価な構成かつ表示領域を小さくすることができると共に、きめ細かな火力設定ができるような多段の加熱火力段数を設定でき、加熱火力段数が多くなっても火力設定の強さが簡単かつ短時間にひと目で認識できるようにして使い勝手を向上させている。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における加熱調理器の表示部を示す図である。第1の実施の形態と同様の部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。図3において、表示部6は、ホルダー9の上方に設けられて光透過形状13が図形または文字の形状をしたメンブレン14を介して、発光素子15の点灯により加熱部4の状態表示をし、ホルダー9は、発光素子15のメンブレン14への照射範囲を任意の範囲に限定するような形状の導光部16を有し、メンブレン14は導光部16の上側開口を覆うように設けられ、表示素子5の表示面7は、メンブレン14と略同一高さで表示するような構成である。これにより、ホルダー9に設けられた実装方向指示部11が表示素子5の表示面7と略同一の高さに形成されるために実装方向の視認性がさらに良くなるとともに、絶縁板3から表示素子5の表示面7までの距離と、絶縁板3から発光素子15の点灯により表示されるメンブレン14までの距離を合わせることができ、使用者が絶縁板3を介して表示部6を見る際に、加熱部4の状態表示面の高さを表示部分によらず均一にでき、斜めから見たときに見え方が変わったり、表示面と絶縁板との距離の違いにより使用者に見た目の違和感を与えることを防ぐことができ、視認性を向上することができる。
以上のように、本実施の形態においては、装着方向が予め決まっている表示素子5を実装する際、ホルダー9を実装後に、表示素子5で表示される表示形状における特定の表示形状の位置と、ホルダー9に設けられた実装方向指示部11の位置を揃えて表示素子5を実装することで、表示素子5の装着方向を間違えて実装してしまうことを回避することが可能となり、また、実装後に容易に誤装着を判別することが可能となる。
なお、本実施の形態において、メンブレン14は発光素子15の点灯により加熱部4の状態表示をし、ホルダー9は、発光素子15のメンブレン14への照射範囲を任意の範囲に限定するような形状としたが、メンブレン14は表示素子5の表示領域を含めて覆い、表示素子5の表示領域の上にも光透過形状13を設けて表示素子5の表示が透過して見えるようにしてもよい。その場合は、特定の表示形状を示すことを認識できるようにホルダー9に設けた実装方向指示部11の形状を凸形とするとメンブレン14と干渉するので、形状を凹形とするか、または凸形とするのであればメンブレン側で実装方向指示部11を避けるようにすればよい。
また、メンブレン14の光透過形状13は発光素子15の光をそのまま透過させるように透明に構成しても、発光素子15の光を拡散するように印刷または表面処理を施したものでもよく、光透過形状13はメンブレン14の光透過形状13以外の部分に比べて発光
素子15の光の透過率を高くして表示部6を使用者が見たときに光透過形状13の形状が視認できるように構成すれば同様の効果を得ることができる。
また、発光素子15は表示素子5を実装している基板の上に設けた表面実装型または挿入実装型のLEDまたは他の発光する素子を想定しており、表示素子5の表示面7よりも低い位置で発光するものであればこれに限るものではない。
(実施の形態3)
図4は本発明の第3の実施の形態における加熱調理器の構成を示す概略図である。
第1の実施の形態と同様の部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。
図4では、図1における加熱調理器の構成に対して、ホルダー9は、表示面7の鉛直上方から見て表示素子5で表示される表示形状のうちの一部の特定の表示形状と相似形状の凹形状に形成した実装方向指示部11を、特定の表示形状の近傍の面8に設けた構成に代えて、ホルダー17は、上方向を示す矢印を凸形状で構成した方向を示す目印18を表示素子5の近傍の表示素子5の表示面7と平行なホルダー17における面19に有し、表示部6は、表示素子5の表示形状におけるドット表示10の位置によって上下の識別が容易に可能である構成となっている。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
いま、上記の加熱調理器の表示部6の部品実装時を考えると、装着方向が予め決まっている表示素子5を実装する際、ホルダー17を実装後に、表示形状のドット表示10を下にしたときの上方向と、ホルダー17における上方向を示す凸形状の矢印で構成された方向を示す目印18の方向を揃えて表示素子5を実装することが簡単にでき、表示素子の表示形状に特徴的な形状を有さない場合や特徴的な形状の近傍にホルダーの平行な面が無い場合であっても表示形状が見た目の方向が明確であれば方向を示す目印を表示素子の表示面近傍の任意の方向に設けることにより実装方向が認識でき、表示素子の表示面の近傍で高さも近い位置で実装方向を簡単に視認でき、表示素子5の装着方向を間違えてしまうことを回避することが可能となり、また、実装後に容易に誤装着を判別することが可能となる。
ここで、方向を示す目印18とは、例えば、矢印や、方向を表す文字、頂角で方向を示すことが可能な二等辺三角形、左右または上下が非対称でどの方向が上下または左右となるかを明確に指定できる図形などが挙げられる。上下または左右の識別が可能である表示素子5の表示形状とは、例えば、上下関係がはっきりしている文字や、通常使用時に上下関係がはっきりしている鍋などの物を表す絵柄、小数点を表すドット表示を有する数字表示などのように左右または上下が非対称でどの方向が上下または左右となるかを明確に指定できる図形が挙げられる。
以上のように、本実施の形態においては、装着方向が予め決まっている表示素子5を実装する際、ホルダー17を実装後に、表示素子5の表示形状の上下または左右の方向と、ホルダー17における方向を示す目印18が示す方向を揃えて表示素子5を実装することで、表示素子5の装着方向を間違えてしまうことを回避することが可能となり、また、実装後に容易に誤装着を判別することが可能となる。
なお、本実施の形態において、方向を示す目印18を凸形状としたが、凹形状であっても効果に差はない。また、矢印により上方向を示したが、例えば横棒を表示素子5の表示
下側に設けて下方向を示すなど、方向が一般的に明確であれば他の方向および形状でも同様の効果を得ることができる。
以上のように、本発明は、装着方向が予め決まっている表示素子を実装する際に、誤装着を防止することができるため、誘導加熱調理器や炊飯器、ホットプレート、トースター等の調理器の他に、表示素子をホルダーに収納するように実装する電子回路一般に適用できる。
1 被加熱体
2 光透過部
3 絶縁板
4 加熱部
5 表示素子
6 表示部
7 表示面
8 面
9 ホルダー
10 ドット表示
11 実装方向指示部
12 数字表示
13 光透過形状
14 メンブレン
15 発光素子
16 導光部
17 ホルダー
18 方向を示す目印
19 面

Claims (2)

  1. 被加熱体を載置する少なくとも一部を光透過性とした光透過部を有する絶縁板と、前記絶縁板の下方に設けられ、前記被加熱体を加熱する加熱部と、前記加熱部の状態表示を外形が略長方形で構成された表示素子の点灯により前記絶縁板の前記光透過部を介して図形または文字として表示する表示部と、前記表示素子の周囲に設けられ前記表示素子の表示面と平行の面を有し、前記表示素子を収納するホルダーと、を備え、前記表示素子の表示形状は表示中でなくても視認可能であり、前記ホルダーは、前記表示面の鉛直上方から見て前記表示素子で表示される前記表示形状のうち少なくとも一部の特定の表示形状と同一、または相似、または前記特定の表示形状を示すことを認識できる程度に変形した形の凹形状または凸形状に形成した実装方向指示部を、前記特定の表示形状の近傍の前記面に設けており、前記表示素子は、7セグメントで構成する数字表示と略円形のドット表示を少なくともそれぞれ1つ有する1桁または複数桁の数字表示素子とし、前記特定の表示形状は前記ドット表示とした構成の加熱調理器。
  2. 前記表示部は、前記ホルダーの上方に設けられて光を透過させる光透過形状が図形または
    文字の形状をしたメンブレンを介して、発光素子の点灯により前記加熱部の状態表示をし、前記ホルダーは、前記発光素子の前記メンブレンへの照射範囲を任意の範囲に限定するような形状とし、前記表示素子の表示面は、前記メンブレンと略同一高さの面で表示するようにした請求項1に記載の加熱調理器。
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