JP5990420B2 - 電源システム及びコンピュータ - Google Patents

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Description

本発明は電源システム、コンピュータ、及び電源装置に関し、特に、複数のセルからなる負荷の充放電を行えるように構成された電源システム及びそのような電源システムを構成するコンピュータ及び電源装置に関する。
ハイブリッドカーのバッテリや電気二重層コンデンサなどの充放電試験に用いられる回生型の電源装置(回生型充放電装置。例えば非特許文献1を参照)には、試験対象である負荷が複数のセルから構成されるものである場合に、CCセルCVモードによる制御を行うものがある。CCセルCVモードとは、通常は定電流を出力する一方、セル電圧が所定の制限範囲を逸脱するセルが現れるような場合には、セル電圧がこの制限範囲を逸脱することのないよう出力を制限するモードである。
pCUBE(登録商標)のカタログ、[online]、Mywayプラス株式会社、[平成24年5月9日検索]、インターネット〈URL:http://www.myway.co.jp/products/pcube.html〉
CCセルCVモードについて、図面を参照しながら詳しく説明する。図4(a)は、回生型充放電装置である電源装置2と、充放電試験の補助を行うためのパソコン5とからなる電源システム1のシステム構成を示す図である。同図には、この電源システム1による試験の対象である負荷8についても図示している。同図に示すように、負荷8は複数のセルを有しており、セルごとに設けられた電圧計によって各セルの両端の電圧値(セル電圧)がモニタリングされる。検出されたセル数分のセル電圧は、パソコン5に供給される。
パソコン5は、機能的に、入力されたセル数分のセル電圧値のうち最大のものを取得する最大値取得部6と最小のものを取得する最小値取得部7とを有している。最大値取得部6で取得された最大値は、最大セル電圧検出値CVMAXとして電源装置2に供給される。最小値取得部7で取得された最小値は、最小セル電圧検出値CVMINとして電源装置2に供給される。
電源装置2は、機能的に、電源回路3及び制御器4を有している。電源回路3は、図示しない系統電源より供給される系統電力から直流電力を生成する回路である。図4(a)では、電源回路3の出力電流をIoutと表している。電源回路3はスイッチング電源であり、図示していないが、内部に複数のスイッチ素子を有している。これらスイッチ素子の開閉は、制御器4より入力される変調率mによって制御される。
制御器4は、電流制御などを行うことによって変調率mを生成する回路である。図4(b)は、制御器4の機能ブロック図である。同図に示すように、制御器4は、機能的に、制御器4aと、上限値算出部4bと、下限値算出部4cと、リミット処理部4dとを有している。このうち制御器4aは、制御器4の基本的な機能を担う機能部であり、外部から供給される電流指令値Iと、電源回路3の出力電流のモニタ電流値Ioutとが等しくなるよう変調率mを制御する機能を有している。これは、いわゆる電流制御(CC制御)である。
一方、その他の3つの機能部は、セル電圧が所定の制限範囲を逸脱することのないよう、電流指令値Iを制御する役割を果たしている。具体的に説明すると、まず上限値算出部4bには、セル電圧の上限値を示すセル電圧上限指令値CVUL と、上述した最大セル電圧検出値CVMAXとが供給される。そして、上限値算出部4bは、これらに基づいて電流上限指令値IUL を生成する。電流上限指令値IUL は、最大セル電圧検出値CVMAXがセル電圧上限指令値CVUL に等しくなるときの電源回路3の出力電流の電流値である。次に下限値算出部4cには、セル電圧の下限値を示すセル電圧下限指令値CVLL と、上述した最小セル電圧検出値CVMINとが供給される。そして、下限値算出部4cは、これらに基づいて電流下限指令値ILL を生成する。電流下限指令値ILL は、最小セル電圧検出値CVMINがセル電圧下限指令値CVLL に等しくなるときの電源回路3の出力電流の電流値である。リミット処理部4dは、電流上限指令値IUL と電流下限指令値ILL とで電流指令値Iをクリップする回路である。これにより、電流指令値Iは、電流上限指令値IUL と電流下限指令値ILL との間に抑えられ、その結果、セル電圧がセル電圧上限指令値CVUL とセル電圧下限指令値CVLL との間(=上述した所定の制限範囲)に抑えられる。これらの制御は、電圧値を制御の基礎として利用していることから、いわゆる電圧制御(CV制御)である。
このように、電源装置2は、全体として電流制御(CC制御)を行いつつ、セル電圧を基礎とする電圧制御(CV制御)を行う機能を有している。「CCセルCVモード」は、この機能によって変調率を制御する電源装置2のモードである。
しかしながら、上述したCCセルCVモードによる制御には、高速動作が可能な電圧計を多数(具体的には、セル数分)用意しなければならないという問題がある。以下、詳しく説明する。
電源システム1において、電流指令値Iが新たな値に切り替わってから出力電流Ioutが安定するまでには、電流指令値Iの切り替えを受けた電流制御によって出力電流Ioutが変化し、その変化によって生じたセル電圧の変化が電流上限指令値IUL 及び電流下限指令値ILL に反映され、さらにこれらによって制限された電流指令値Iに基づく電流制御によって出力電流Ioutがさらに変化する、というプロセスを経ることになる。この過程には、セル電圧の変化を検出するプロセスも含まれる。
ここで、近年の負荷充放電試験では、電流指令値Iの切り替え遅延が10ミリ秒程度しか認められなくなっている。したがって、10ミリ秒以内に、上述したプロセスをすべて完了させる必要があり、そのために、セル電圧を検出する電圧計としても、高速動作が可能な電圧計を導入することが必要になっている。しかしながら、高速動作が可能な電圧計は一般に高価であるため、多数の電圧計を必要とするセル電圧の検出に高速動作が可能な電圧計を使わなければならないことは好ましいことではなく、改善が必要とされている。
したがって、本発明の目的の一つは、セル電圧を検出する電圧計として高速動作が可能な電圧計を使わずに、電流指令値の高速な切り替えを実現できる電源システム及びそのような電源システムを実現するコンピュータ及び電源装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明による電源システムは、複数のセルを含む負荷の充放電を行えるように構成された電源システムであって、前記セルごとの両端間の電圧を示す複数のセル電圧を検出するセル電圧検出部と、前記負荷の両端間の電圧を示す総電圧を検出する総電圧検出部と、前記電源システムが前記負荷に向けて出力する出力電流を検出する電流検出部と、前記複数のセル電圧の合計値及び前記複数のセル電圧のうちの最端値を用いて、前記セル電圧の限度値を示すセル電圧指令値を前記総電圧の限度値を示す総電圧指令値に変換する指令値変換部と、前記総電圧指令値と前記総電圧とに基づいて電流指令値を制限し、制限された前記電流指令値と前記出力電流とに基づく電流制御によって、前記負荷に供給する直流電力を生成する直流電力生成部とを備えることを特徴とする。
上記のようにして得られる総電圧指令値は電流指令値の変化によらない一定値であるとみなせる(詳しくは後述する)ので、本発明によれば、電流指令値が新たな値に切り替わった後の出力電流の安定化に、総電圧指令値の生成プロセスでの遅延は実質的に影響しない。したがって、電圧の検出手段としては総電圧検出部さえ高速動作が可能なものを用いれば、高速動作が可能なセル電圧検出部を使わなくとも、電流指令値の高速な切り替えを実現できる。なお、直流電力生成部によって生成される直流電力がプラスである場合には負荷の充電となり、マイナスである場合には負荷の放電となる。
上記電源システムにおいて、前記指令値変換部は、前記セル電圧指令値を前記合計値に占める前記最端値の割合で除してなる値を、前記総電圧指令値として出力することとしてもよい。これによれば、セル電圧指令値から好適に総電圧指令値を生成することが可能になる。
また、上記電源システムにおいて、前記最端値は最大値であり、前記限度値は上限値であることとしてもよいし、前記最端値は最小値であり、前記限度値は下限値であることとしてもよい。
また、上記電源システムにおいて、前記総電圧検出部は、前記セル電圧検出部に比べて高速動作可能に構成されることとしてもよい。
上記電源システムにおいて、前記直流電力生成部は、前記電流制御によって変調率を生成する制御器と、前記変調率に基づいて前記直流電力を生成する電源回路とを有することとしてもよい。これによれば、スイッチング電源を用いて電源システムを構成することが可能になる。
上記電源システムにおいて、前記直流電力生成部と前記指令値変換部とは別体の装置であることとしてもよい。これによれば、直流電力生成部を電源装置とし、指令値変換部をコンピュータとすることができる。つまり、指令値変換部の機能を電源装置から切り離すことが可能になる。
また、本発明の他の一側面による電源システムは、複数のセルを含む負荷の充放電を行えるように構成された電源システムであって、前記セルごとの両端間の電圧を示す複数のセル電圧を検出するセル電圧検出部と、前記負荷の両端間の電圧を示す総電圧を検出する総電圧検出部と、前記電源システムが前記負荷に向けて出力する出力電流を検出する電流検出部と、前記複数のセル電圧の合計値及び前記複数のセル電圧のうちの最大値を用いて、前記セル電圧の上限値を示すセル電圧上限指令値を前記総電圧の上限値を示す総電圧上限指令値に変換するとともに、前記合計値及び前記複数のセル電圧のうちの最小値を用いて、前記セル電圧の下限値を示すセル電圧下限指令値を前記総電圧の下限値を示す総電圧下限指令値に変換する指令値変換部と、前記総電圧上限指令値、前記総電圧下限指令値、及び前記総電圧に基づいて電流指令値を制限し、制限された前記電流指令値と前記出力電流とに基づく電流制御によって、前記負荷に供給する直流電力を生成する直流電力生成部とを備えることを特徴とする。これによっても、高速動作が可能なセル電圧検出部を使わなくとも、高速な電流指令値の切り替えを実現できる。
なお、上記電源システムにおいて、前記指令値変換部は、前記セル電圧上限指令値を前記合計値に占める前記最大値の割合で除してなる値を前記総電圧上限指令値として出力するとともに、前記セル電圧下限指令値を前記合計値に占める前記最小値の割合で除してなる値を前記総電圧下限指令値として出力することとしてもよい。
また、本発明によるコンピュータは、複数のセルを含む負荷の充放電を行えるように構成された電源システムで用いられるコンピュータであって、前記セルごとの両端間の電圧を示す複数のセル電圧の合計値及び該複数のセル電圧のうちの最端値を用いて、前記セル電圧の限度値を示すセル電圧指令値を前記負荷の両端間の電圧の限度値を示す総電圧指令値に変換し、得られた前記総電圧指令値を、直流電力を生成する電源装置に供給することを特徴とする。これによれば、上述した電源システムを実現できる。
なお、上記コンピュータにおいて、前記総電圧指令値は、前記セル電圧指令値を前記合計値に占める前記最端値の割合で除してなる値に等しいこととしてもよい。
また、本発明による電源装置は、複数のセルを含む負荷に直流電力を供給する電源装置であって、前記負荷の両端間の電圧を示す総電圧の限度値を示す総電圧指令値と、該総電圧の検出値とに基づいて電流指令値を制限するリミット処理部と、制限された前記電流指令値と出力電流の検出値とに基づく電流制御によって、前記負荷に供給する直流電力を生成する制御器とを備えることを特徴とする。これによれば、上述した電源システムを実現できる。
なお、上記電源装置において、前記総電圧指令値は、前記総電圧の上限値を示す総電圧上限指令値と、前記総電圧の下限値を示す総電圧下限指令値とからなることとしてもよい。
本発明によれば、電圧の検出手段としては総電圧検出部さえ高速動作が可能なものを用いれば、高速動作が可能なセル電圧検出部を使わなくとも、電流指令値の高速な切り替えを実現できる。
(a)は、本発明の好ましい実施の形態による電源システムのシステム構成を示す図であり、(b)は、この電源システムに含まれる制御器の機能ブロックを示す略ブロック図である。 本発明の好ましい実施の形態による電源システムによる試験の対象である負荷を、各セルの内部抵抗を明示した形で表した図である。 図1に示した電源システムに含まれる電源回路内部の機能ブロックの一例を示す略ブロック図である。 (a)は、本発明の背景技術による電源システムのシステム構成を示す図であり、(b)は、この電源システムに含まれる制御器の機能ブロックを示す略ブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1(a)は、本実施の形態による電源システム10のシステム構成を示す図である。同図に示すように、電源システム10は、電源装置11(直流電力生成部)、パソコン14(指令値変換部、コンピュータ)、複数の電圧計18(セル電圧検出部)、電圧計19(総電圧検出部)、及び電流計20(電流検出部)を備え、これらにより上述したCCセルCVモードによる制御を行えるように構成される。なお、電源装置11とパソコン14とは、別体の装置として構成される。
図1(a)には、電源システム10による試験の対象である負荷30についても図示している。負荷30の具体的な例としては、ハイブリッドカー用又は電気自動車用のバッテリや電気二重層コンデンサなどが挙げられる。負荷30は、図示するように直列に接続された複数のセルを含んで構成される。電圧計18はこのセルごとに設けられ、セルごとの両端間の電圧を示す複数のセル電圧CV〜CV(nはセルの個数)を検出可能に構成される。各電圧計18が検出したセル電圧CV〜CVは、パソコン14に供給される。一方、電圧計19は、負荷30の両端間の電圧を示す総電圧Vを検出可能に構成される。検出された総電圧Vは、電源装置11に供給される。
電源システム10においては、電圧計19として高速動作できる高価な電圧計が用いられる一方、電圧計18としては高速動作不能だが安価な電圧計が用いられる。つまり、電圧計19は、電圧計18に比べて高速動作可能に構成される。高速動作可能とは、測定対象の2点間の電位に変化が起きてから、その変化が電圧計の出力に反映されるまでの遅延が短いことをいう。このように電圧計18として安価な電圧計を利用できることこそが、本発明の効果である。詳細には、別途後述する。
電流計20は、電源回路12が負荷30に向けて出力する出力電流Ioutを検出可能に構成される。検出された出力電流Ioutは、電源装置11に供給される。なお、電流計20は電源装置11に内蔵することとしてもよい。
パソコン14には、セル電圧指令値CV を総電圧指令値V に変換するプログラムがインストールされている。これにより、パソコン14は、セル電圧指令値CV を総電圧指令値V に変換する指令値変換部として機能する。なお、セル電圧指令値CV はセル電圧CV〜CVの限度値(上限値又は下限値)を示す固定値であり、外部の図示しない制御用PCなどからパソコン14に対して供給される。また、総電圧指令値V は総電圧Vの限度値(上限値又は下限値)であり、パソコン14から電源装置11に供給される。本実施の形態では、セル電圧指令値CV は、セル電圧の上限値を示すセル電圧上限指令値CVUL と、セル電圧の下限値を示すセル電圧下限指令値CVLL とから構成される。また、総電圧指令値V は、総電圧Vの上限値を示す総電圧上限指令値VUL と、総電圧Vの下限値を示す総電圧下限指令値VLL とから構成される。
上記プログラムは、機能的に、最大値取得部15、最小値取得部16、及び合計値取得部17を実現する。最大値取得部15及び最小値取得部16は、各電圧計18から供給される複数のセル電圧CV〜CVのうちの最端値を選択する機能部である。最端値は、最大値取得部15では最大値CVMAX、最小値取得部16は最小値CVMINとなる。合計値取得部17は、電圧計18から供給される複数のセル電圧の合計値CVTOTALを取得する機能部である。なお、この合計値CVTOTALは上述した総電圧Vに等しいので、合計値取得部17により合計値CVTOTALを取得する構成に代えて、電圧計19が検出した総電圧Vをパソコン14にも供給する構成を採用してもよい。
上記プログラムはさらに、上述した最端値及び合計値を用いて、セル電圧指令値CV を総電圧指令値V に変換する機能を実現する。より具体的には、最大値CVMAX及び合計値CVTOTALを用いてセル電圧上限指令値CVUL を総電圧上限指令値VUL に変換し、最小値CVMIN及び合計値CVTOTALを用いてセル電圧下限指令値CVLL を総電圧下限指令値VLL に変換する機能を実現する。
ここで、総電圧上限指令値VUL とは、最大値CVMAXがセル電圧上限指令値CVUL に等しい場合の合計値CVTOTAL(=総電圧V)である。したがって、これらの関係は、次の式(1)のように表すことができる。
Figure 0005990420
式(1)は、次の式(2)のように変形できる。この式に含まれるCVMAX/CVTOTALは合計値CVTOTALに占める最大値CVMAXの割合(最大値率)を示しており、式(2)から理解されるように、総電圧上限指令値VUL は、セル電圧上限指令値CVUL を最大値率CVMAX/CVTOTALで除した値となっている。パソコン14は、この式(2)を利用して総電圧上限指令値VUL を生成する。
Figure 0005990420
下限についても同様である。総電圧下限指令値VLL とは、最小値CVMINがセル電圧下限指令値CVLL に等しい場合の合計値CVTOTAL(=総電圧V)である。したがって、これらの関係は、次の式(3)のように表すことができる。
Figure 0005990420
式(3)は、次の式(4)のように変形できる。この式に含まれるCVMIN/CVTOTALは合計値CVTOTALに占める最小値CVMINの割合(最小値率)を示しており、式(4)から理解されるように、総電圧下限指令値VLL は、セル電圧下限指令値CVLL を最小値率CVMIN/CVTOTALで除した値となっている。パソコン14は、この式(4)を利用して総電圧下限指令値VLL を生成する。
Figure 0005990420
電流指令値Iが変化した場合、それに伴って出力電流Ioutが変化するので、総電圧Vにも変化が現れる。総電圧Vの変化量は、出力電流Ioutの変化に応じた個々のセル電圧CV〜CVの変化量の合計となるが、出力電流Ioutの変化に応じた各セル電圧CV〜CVの変化率は互いに等しいとみなせるので、総電圧Vの変化率は各セル電圧CV〜CVの変化率と実質的に同じ値となる。以下、詳しく説明する。
図2は、負荷30を各セルの内部抵抗を明示した形で表した図である。同図に示すように、各セル電圧CV(k=1〜n)は、各セルの起電力Vと、電圧Iout・Rとを合計した値となる。ただし、Rは各セルの内部抵抗値である。数式で表すと、次の式(5)のようになる。
Figure 0005990420
起電力Vと電圧Iout・Rとは、出力電流Ioutの変化に対して、互いに異なる変化率で変化する。したがって、出力電流Ioutの変化に応じた各セル電圧CV〜CVの変化率は、起電力V、出力電流Iout、及び内部抵抗値Rの具体的な値に応じた値となるので、必ずしも互いに等しくはならない。しかしながら、内部抵抗値Rは非常に小さいことから、総電圧Vを考えるうえでは無視して差し支えない。つまり、セル電圧CVは、次の式(6)のように表せる。出力電流Ioutの変化に応じた起電力Vの変化率はセル間で互いに等しいので、式(6)を前提とすると、出力電流Ioutの変化に応じた各セル電圧CV〜CVの変化率は互いに等しいことになる。
Figure 0005990420
このように、出力電流Ioutの変化に応じた各セル電圧CV〜CVの変化率は、互いに等しいとみなすことができる。したがって、総電圧Vの変化率が各セル電圧CV〜CVの変化率と同一であるとみなすことができ、そうであるとすると、上述した最大値率及び最小値率(以下、まとめて「最端値率」という)は、出力電流Iout(電流指令値I)の変化に影響されない一定値であるということになる。
最端値率が電流指令値Iの変化によらず一定であるとみなせ、かつセル電圧指令値CV (セル電圧上限指令値CVUL 及びセル電圧下限指令値CVLL )が上述したように固定値であることから、式(2)及び式(4)より明らかなように、総電圧指令値V (総電圧上限指令値VUL 及び総電圧下限指令値VLL )も、電流指令値Iの変化によらない一定値であるとみなせる。したがって、総電圧指令値V の生成プロセスで仮に遅延が発生したとしても、その遅延が、電流指令値Iが新たな値に切り替わった後の出力電流Ioutの安定化を長期化させることはない、と言える。これが、上述したように、高速動作不能だが安価な電圧計を電圧計18として利用することが可能になる理由である。
電源装置11は回生型の充放電装置であり、負荷30の充放電を行えるように構成される。具体的には、図1(a)に示すように、直流電力を生成する電源回路12と、電源回路12の出力を制御する制御器13とを有して構成される。電源回路12が生成した直流電力は負荷30に供給され、直流電力がプラスである場合には負荷30の充電、マイナスである場合には負荷30の放電となる。
図3は、電源回路12内部の機能ブロックの一例を示す略ブロック図である。なお、同図に示す構成は電源回路12の内部構成の一例であり、他の構成を採用することも可能である。また、同図には、電源装置11に系統電力を供給する系統電源40についても図示している。系統電力としては、例えば三相200Vの商用交流電源を使用することが好適である。
図3に示すように、電源回路12は、系統電源40より供給される系統電力から直流電力を生成するスイッチング電源であり、AC/DCコンバータ41、絶縁DC/DCコンバータ42、及び3相DC/DCコンバータ43を含んで構成される。AC/DCコンバータ41は、系統電力から直流電力を生成する回路である。直流電力がマイナスである場合には、系統電力に対する電力の回生となる。絶縁DC/DCコンバータ42は、図示していないが、2つのインバータと、これらの間に設けられたトランスとを含んで構成される双方向コンバータであり、AC/DCコンバータ41の出力を受けて動作するよう構成される。トランスが含まれることにより、絶縁DC/DCコンバータ42では、AC/DCコンバータ41の出力電圧を昇圧又は降圧することが可能になるとともに、2つのインバータを電気的に絶縁することも実現される。3相DC/DCコンバータ43は、絶縁DC/DCコンバータ42の出力を受けて動作するよう構成される。3相DC/DCコンバータ43の出力が、電源装置11の出力となる。
図示していないが、AC/DCコンバータ41、絶縁DC/DCコンバータ42、及び3相DC/DCコンバータ43は、それぞれ内部に複数のスイッチ素子を含んで構成される。これらのスイッチ素子の開閉は、制御器13より供給される変調率mによって制御される。これにより、変調率mの制御によって電源回路12の出力を制御することが可能とされている。
図1に戻る。制御器13には、電流計20が検出した出力電流Ioutと、電圧計19が検出した総電圧Vと、制御器13が行う制御の内容を規定する各種の指令値とが供給される。この各種の指令値には、出力電流Ioutの指令値である電流指令値Iと、総電圧の限度値を示す総電圧指令値V とが含まれる。上述したように、本実施の形態における総電圧指令値V は、総電圧Vの上限値を示す総電圧上限指令値VUL と、総電圧Vの下限値を示す総電圧下限指令値VLL とから構成され、ともにパソコン14において生成される。電流指令値Iは、外部の図示しない制御用PCなどから電源装置11に対して供給される。
図1(b)は、制御器13の機能ブロックを示す略ブロック図である。同図に示すように、制御器13は、機能的に、制御器13aと、上限値算出部13bと、下限値算出部13cと、リミット処理部13dとを有している。このうち制御器13aは、制御器13の基本的な機能を担う機能部であり、電流指令値Iと電流計20が検出した出力電流Ioutとの偏差に基づく電流制御(CC制御)により変調率mを生成する機能を有している。この電流制御として具体的には、P制御、PI制御、又はPID制御などを用いることが好適である。この点は、後述する各種の電流制御及び電圧制御においても同様である。制御器13aによる制御の結果、出力電流Ioutと電流指令値Iとが等しくなる。
上限値算出部13b、下限値算出部13c、及びリミット処理部13dは、総電圧指令値V と総電圧V(電圧計19によって検出された検出値)とに基づいて電流指令値Iを制限し、これによりセル電圧CV〜CVが所定の制限範囲(セル電圧下限指令値CVLL とセル電圧上限指令値CVUL の間)を逸脱することを防止する役割を果たす。以下、詳しく説明する。
上限値算出部13bは、総電圧Vと総電圧上限指令値VUL との偏差に基づく電圧制御(CV制御)により、電流指令値Iの上限値IUL を生成する機能部である。この上限値IUL は、総電圧Vが総電圧上限指令値VUL に等しい場合の出力電流Ioutの値となる。
同様に、下限値算出部13cは、総電圧Vと総電圧下限指令値VLL との偏差に基づく電圧制御(CV制御)により、電流指令値Iの下限値ILL を生成する機能部である。この下限値ILL は、総電圧Vが総電圧下限指令値VLL に等しい場合の出力電流Ioutの値となる。
リミット処理部13dは、電流指令値Iを、上限値算出部13bが生成した上限値IUL と下限値算出部13cが生成した下限値ILL との間に制限する機能を有している。つまり、リミット処理部13dは、電流指令値Iを上限値IUL 及び下限値ILL でクリップする。クリップされた電流指令値Iは、クリップ済電流指令値I として制御器13aに供給される。制御器13aは、このクリップ済電流指令値I と、出力電流Iout(電流計20によって検出された検出値)とが等しくなるよう、変調率mを制御する。
以上の制御により、総電圧Vは、総電圧上限指令値VUL と総電圧下限指令値VLL との間に抑えられることになる。ここで、上述したように、総電圧上限指令値VUL はセル電圧CV〜CVの最大値CVMAXがセル電圧上限指令値CVUL に等しい場合の総電圧Vであり、総電圧下限指令値VLL はセル電圧CV〜CVの最小値CVMINがセル電圧下限指令値CVLL に等しい場合の総電圧Vである。したがって、総電圧Vの変化が上記のように抑えられることで、セル電圧CV〜CVも、セル電圧上限指令値CVUL とセル電圧下限指令値CVLL との間に抑えられることになる。
以上説明したように、電源システム10によれば、総電圧指令値V の生成プロセスでの遅延が、電流指令値Iが新たな値に切り替わった後の出力電流Ioutの安定化に実質的に影響しない。したがって、電圧の検出手段としては電圧計19(総電圧検出部)さえ高速動作が可能なものを用いれば、高速動作が可能な電圧計18(セル電圧検出部)を使わなくとも、電流指令値Iの高速な切り替えを実現できることになる。ここで、電源システム10では、上述したように、電圧計19として高速動作できる高価なものを利用している。したがって、電圧計18として高速動作できない安価なものを用いているにもかかわらず、電流指令値Iの高速な切り替えを実現できる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、本発明が、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施され得ることは勿論である。
例えば、上記実施の形態では、電流指令値I及びセル電圧指令値CV が外部の図示しない制御用PCから供給されることとしたが、パソコン14をこの装置と兼用することとしてもよい。
また、上記実施の形態では、指令値変換部の機能を電源装置11とは別体の装置であるパソコン14に搭載したが、指令値変換部の機能を電源装置11に搭載することとしてもよい。
また、上記実施の形態では、セル電圧の上限値及び下限値の両方を制限したが、いずれか一方のみを制限することとしてもよい。この場合、電源システム10は、制限しない限度値にかかる各構成(例えば下限値を制限しない場合には、最小値取得部16、下限値算出部13cなど)を備えずに構成してもよい。
10 電源システム
11 電源装置
12 電源回路
13 制御器
13a 制御器
13b 上限値算出部
13c 下限値算出部
13d リミット処理部
14 パソコン
15 最大値取得部
16 最小値取得部
17 合計値取得部
18,19 電圧計
20 電流計
30 負荷
40 系統電源
41 AC/DCコンバータ
42 絶縁DC/DCコンバータ
43 3相DC/DCコンバータ

Claims (8)

  1. 複数のセルを含む負荷の充放電を行えるように構成された電源システムであって、
    前記セルごとの両端間の電圧を示す複数のセル電圧を検出するセル電圧検出部と、
    前記負荷の両端間の電圧を示す総電圧を検出する総電圧検出部と、
    前記電源システムが前記負荷に向けて出力する出力電流を検出する電流検出部と、
    前記複数のセル電圧の合計値及び前記複数のセル電圧のうちの最端値を用いて、前記セル電圧の限度値を示すセル電圧指令値を前記総電圧の限度値を示す総電圧指令値に変換する指令値変換部と、
    前記総電圧指令値と前記総電圧とに基づいて電流指令値を制限し、制限された前記電流指令値と前記出力電流とに基づく電流制御によって、前記負荷に供給する直流電力を生成する直流電力生成部と
    を備え
    前記指令値変換部は、前記セル電圧指令値を前記合計値に占める前記最端値の割合で除してなる値を、前記総電圧指令値として出力す
    ことを特徴とする電源システム。
  2. 前記最端値は最大値であり、前記限度値は上限値である
    ことを特徴とする請求項に記載の電源システム。
  3. 前記最端値は最小値であり、前記限度値は下限値である
    ことを特徴とする請求項に記載の電源システム。
  4. 前記総電圧検出部は、前記セル電圧検出部に比べて高速動作可能に構成される
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の電源システム。
  5. 前記直流電力生成部は、
    前記電流制御によって変調率を生成する制御器と、
    前記変調率に基づいて前記直流電力を生成する電源回路とを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の電源システム。
  6. 前記直流電力生成部と前記指令値変換部とは別体の装置である
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の電源システム。
  7. 複数のセルを含む負荷の充放電を行えるように構成された電源システムであって、
    前記セルごとの両端間の電圧を示す複数のセル電圧を検出するセル電圧検出部と、
    前記負荷の両端間の電圧を示す総電圧を検出する総電圧検出部と、
    前記電源システムが前記負荷に向けて出力する出力電流を検出する電流検出部と、
    前記複数のセル電圧の合計値及び前記複数のセル電圧のうちの最大値を用いて、前記セル電圧の上限値を示すセル電圧上限指令値を前記総電圧の上限値を示す総電圧上限指令値に変換するとともに、前記合計値及び前記複数のセル電圧のうちの最小値を用いて、前記セル電圧の下限値を示すセル電圧下限指令値を前記総電圧の下限値を示す総電圧下限指令値に変換する指令値変換部と、
    前記総電圧上限指令値、前記総電圧下限指令値、及び前記総電圧に基づいて電流指令値を制限し、制限された前記電流指令値と前記出力電流とに基づく電流制御によって、前記負荷に供給する直流電力を生成する直流電力生成部と
    を備え
    前記指令値変換部は、前記セル電圧上限指令値を前記合計値に占める前記最大値の割合で除してなる値を前記総電圧上限指令値として出力するとともに、前記セル電圧下限指令値を前記合計値に占める前記最小値の割合で除してなる値を前記総電圧下限指令値として出力す
    ことを特徴とする電源システム。
  8. 複数のセルを含む負荷の充放電を行えるように構成された電源システムで用いられるコンピュータであって、
    前記セルごとの両端間の電圧を示す複数のセル電圧の合計値及び該複数のセル電圧のうちの最端値を用いて、前記セル電圧の限度値を示すセル電圧指令値を前記負荷の両端間の電圧の限度値を示す総電圧指令値に変換し、得られた前記総電圧指令値を、直流電力を生成する電源装置に供給し、
    前記総電圧指令値は、前記セル電圧指令値を前記合計値に占める前記最端値の割合で除してなる値に等しい
    ことを特徴とするコンピュータ。
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