JP5988920B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両等の移動体において地図データを表示して道案内を行うナビゲーション装置に関するものである。
従来より、カーナビゲーション装置等において地図を表示するために、インターネットを介して地図データをダウンロードしたり、HDDやSDカード等の記憶媒体に記憶されている地図データを読み込む必要がある。
しかし、表示されている地図をスクロールした際に、上記媒体等からその都度地図データを読み込むと、読み込みとデータ描画が間に合わず、白地図が表示されてしまい、ユーザが現在スクロールしている位置を見失ってしまうという問題があった。
このような問題に対処するために、例えば特許文献1には、車が走行するとそれに応じて表示部上の地図データもスクロール表示されていくときに、表示部に表示可能な分の地図データだけでなく、その周辺部も含む所定エリアの地図データをCD−ROMから先読みして、スクロール表示がスムーズに行われるようにしていることが記載されている。
特開2001−41753号公報
しかしながら、例えば特許文献1に示すような従来の技術では、通常の運転に伴うスクロール表示であればスムーズに行うことができるが、大幅なスクロール移動や急激なスクロール方向の切り替えには先読み処理が追いつかなくなり、従来同様に白地図が表示されてしまい、ユーザが現在スクロールしている位置を見失ってしまうという、という課題があった。
また、白地図が表示されることのないよう、先読みしておく地図データの所定エリアをかなり広範囲に設定する、という対処法も考えられるが、先読みに使用するRAM容量にも制限があるため、常に広範囲な地図データを先読みしておくことが難しい、という課題もあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、大幅なスクロール移動や急激なスクロール方向の切り替え時にも、ユーザが現在スクロールしている位置を見失うことのないナビゲーション装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明は、移動体の位置と地図データとに基づいて経路案内を行うナビゲーション装置において、前記地図データを読み込む地図データストレージ管理部と、前記地図データストレージ管理部を介して前記地図データを取得するとともに、表示部に対して前記地図データの表示指示を行う地図表示制御部とを備え、前記地図表示制御部は、前記表示部に表示されている地図データがスクロール操作されていない場合には、当該表示されている地図データの表示中心点における所定の範囲の周辺地図の地図データから、前記表示部に表示可能な表示範囲の地図データを表示させ、前記表示部に表示されている地図データがスクロール操作されている場合には、前記表示されている地図データに含まれる道路のうち、前記表示中心点に最も近い位置にある道路について、前記スクロール操作の方向にある道路データのみを読み込んで一時的に格納し、当該一時的に格納された道路データを前記表示部に表示させることを特徴とする。
この発明によれば、大幅なスクロール移動(高速スクロール時)や急激なスクロール方向の切り替え時にも、先読みに使用するRAM容量に影響されることなく、かつ、白地図が表示されることがないため、ユーザが現在スクロールしている位置を見失わないようにすることができる。
実施の形態1におけるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 地図表示制御部の処理を示すフローチャートである。 メモリ(RAM)にキャッシュされている所定の範囲の地図データと、地図表示制御部が先読みしてキャッシュしておく道路データとの関係を示す説明図である。 地図データ上のある道路について、道路データを構成する座標点列データのすべての座標点により道路データを構成する場合、座標点を1つ飛ばしでキャッシュして道路データを構成する場合、座標点を2つ飛ばしでキャッシュして道路データを構成する場合を示す説明図である。 図3に示す地図データにおける道路について、それぞれの道路データを構成する座標点列データの座標点を2つ飛ばしでキャッシュした場合の座標点を○印で示した図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に示す実施の形態では、この発明のナビゲーション装置を車載のカーナビゲーション装置に適用した場合を例に説明するが、例えばスマートフォン等の携帯情報端末を車両内に持ち込んで使用するようなものや、車両以外の移動体におけるナビゲーション装置にも適用することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。このナビゲーション装置は、地図データ記憶部1、地図データストレージ管理部2、入力操作部3、制御部11、表示部9、位置検出センサ10を備えている。また、制御部11は、入出力制御部4、地図表示制御部5、経路探索制御部6、経路案内制御部7、自車位置検出制御部8を備えている。なお、図1において、制御部11の内部の構成における情報のやりとりについては、矢印を省略している。
地図データ記憶部1には、地図、道路、建物等の情報を含む地図データが記憶されている。なお、この実施の形態では、HDDやSDカード等の記憶媒体として地図データ記憶部1を備えるものとして説明するが、この地図データ記憶部1に代えて、インターネットを介してサーバ等から地図データを取得するように構成してもよい。
地図データストレージ管理部2は、地図表示制御部5からの指示を受けて、地図データ記憶部1から必要な地図データを読み込む。
入力操作部3は、リモコンやタッチキー等のユーザが入力操作できるものであり、例えば、目的地の設定や、スクロール表示の指示操作が行われる。なお、この実施の形態では入力操作部3はタッチキーであるものとして説明する。
入出力制御部4は、入力操作部3からの操作指示を受け付けるとともに、地図表示制御部5に対して出力の指示を行う。
地図表示制御部5は、入出力制御部4からの指示を受けて、地図データストレージ管理部2を介して地図データを取得するとともに、表示部9に対して地図データの表示指示を行う。なお、この地図表示制御部5の詳細な動作については、図2および図3を用いて後述する。
経路探索制御部6、経路案内制御部7、自車位置検出制御部8、表示部9,位置検出センサ10については、一般的なナビゲーション装置における構成と同様である。すなわち、例えばGPSやジャイロ等の位置検出センサ10により、自車位置検出制御部8が自車位置を検出し、その自車位置と地図データとに基づいて、経路探索制御部6が目的地までの経路探索を行い、経路案内制御部7が経路案内を行って、その結果を表示部9に表示する。
具体的には、経路探索制御部6は、地図表示制御部5からの指示を受けて、地図データストレージ管理部2を介して地図データを取得するとともに、地図表示制御部5に対して目的地までの経路情報を通知する。
経路案内制御部7は、地図表示制御部5からの指示を受けて、地図データストレージ管理部2を介して地図データを取得するとともに、地図表示制御部5に対して交差点拡大図や目的地方向等を表示するための情報を通知する。
自車位置検出制御部8は、地図表示制御部5からの指示を受けて、例えばGPSやジャイロ等の位置検出センサ10から自車位置を取得するとともに、地図表示制御部5に対して自車位置の情報を通知する。
表示部9は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイなど、地図表示制御部5からの指示を受けて、ユーザに情報を提示するものであり、地図、道路、建物等のデータや自車位置、経路探索、経路案内結果を表示する。また、表示一体型のタッチパネルであって、例えばLCDとタッチセンサから構成されていてもよい。
位置検出センサ10は、GPS、ジャイロ等の自車位置を検出するためのものである。例えば、GPSにより経度緯度情報を取得し、ジャイロにより自車の傾きを検出することにより、地図上の自車位置だけでなく立体駐車場での階数を検出する。
ここで、地図表示制御部5の動作について、図2および図3を用いて説明する。図2は、地図表示制御部5の処理を示すフローチャートである。また、図3は、メモリ(RAM)にキャッシュ(一時的に格納)されている所定の範囲の地図データと、地図表示制御部5が先読みしてキャッシュ(一時的に格納)しておく道路データとの関係を示す説明図である。
まず初めに、ユーザにより入力操作部3を介してタッチ座標の入力があると、入出力制御部4にそのタッチ座標の信号が通知され、地図表示制御部5は、その入出力制御部4からタッチ座標の情報を受け取って、スクロール操作されているか否か(スクロール中であるか否か)を判定する(ステップST1)。
そして、スクロール中でない場合、すなわち、スクロール操作されておらずスクロールが停止していると判定された場合(ステップST1のNOの場合)には、自車位置またはユーザにより操作された位置を中心にした所定の範囲の周辺地図の地図データ(周辺地図データ)から、表示部9に表示可能な表示範囲91の地図データを描画するよう指示を行う(ステップST2)。
ここで、自車位置またはユーザにより操作された位置を中心にした所定の範囲の周辺地図の地図データ(周辺地図データ)とは、表示中心点における所定の範囲の周辺地図データのことであり、例えば図3に示す所定の範囲21における地図データのことである。この表示中心点における所定の範囲21の周辺地図の地図データ(周辺地図データ)は、スクロール操作されていない場合には常にメモリ(RAM)にキャッシュされている。
なお、地図データは、地図データストレージ管理部2によって、例えば図3に示すように予めマス目状に分割して管理されており、メモリ(RAM)には、自車位置またはユーザにより指定された位置をほぼ中心にした所定の範囲21内に含まれるすべての地図データがキャッシュされている。
ここでは、メモリ(RAM)にすべての地図データをキャッシュしておいてもメモリ容量に影響を与えない範囲として、図3に示すマス目の4×4の範囲を、予めメモリ(RAM)にキャッシュしておく地図データの所定の範囲とする。すなわち、これが通常メモリ(RAM)に読み込んである周辺地図の地図データの所定の範囲である。
そして、自車位置またはユーザにより指定された位置が、例えば図3における点31だったとすると、この中心点31をほぼ中心にした所定の範囲の周辺地図の地図データとして、全体でマス目4×4に相当する所定の範囲21におけるすべての地図データが、予めメモリ(RAM)にキャッシュされている。
その後、表示部9に表示された地図データ(表示範囲91における地図データ)に含まれる道路のうち、表示中心点31付近の道路、すなわち、表示中心点31に最も近い位置にある道路(図3の場合には、道路101)を検索して(ステップST3)、その道路101の道路データをメモリ(RAM)にキャッシュしておく(ステップST4)。
一方、スクロール中である場合、すなわち、スクロール操作されていると判定された場合(ステップST1のYESの場合)には、入出力制御部4から受け取ったタッチ座標からスクロール後の表示中心点を算出し、スクロール開始前とスクロール後の表示中心点に基づいて、スクロール方向(スクロール操作の進行方向)を決定し(ステップST5)、スクロール表示して地図データを描画するよう表示部9に指示を行う(ステップST6)。
具体的には、図3における最初の表示中心点31から次の表示中心点32へとスクロール操作が行われた場合、スクロール前の表示中心点31とスクロール後の表示中心点32とに基づいて、スクロール方向(スクロール操作の進行方向)は、図3に示す矢印Aの方向であると決定され、表示中心点32を中心とする表示範囲92における地図データが描画される。
そして、スクロール後の表示中心点32付近の道路、すなわち、表示中心点32に最も近い位置にある道路(図3の場合には、道路101)を検索し(ステップST7)、その道路101の道路データが現在メモリ(RAM)にキャッシュされている道路データと同じかどうかを判定する(ステップST8)。
ここで、既にメモリにキャッシュされている道路データと同じである場合(ステップST8のYESの場合)には、ステップST5において決定したスクロール方向(スクロール操作の進行方向)側の道路101の道路データ(国道、県道、高速道路等)のみを読み込み、キャッシュする(ステップST9)。
この際、地図データに格納されている道路データを構成する座標点列データのすべての座標点(ノード)をキャッシュすると、道路データの先読みに使用するRAM容量が大きくなってしまうため、地図データに格納されている道路データを構成する座標点列データの座標点を1つ以上飛ばしでキャッシュする。
ここで、地図データに格納されている道路データを構成する座標点列データの座標点を1つ以上飛ばしでキャッシュすることについて、図4および図5を用いて説明する。
まず、道路データは、道路データを構成する座標点列データの座標点(ノード)ごとを結んだリンク(ノード間を結ぶ線分)の集まりである。
図4は、地図データ上のある道路について、道路データを構成する座標点列データのすべての座標点(ノード)により道路データを構成する場合、座標点を1つ飛ばしでキャッシュして道路データを構成する場合、座標点を2つ飛ばしでキャッシュして道路データを構成する場合を示す説明図である。
図4(a)に示すように、地図データ上のある道路について、道路データを構成する座標点列データのすべての座標点(ノード)を表すと、○、△、×、○、△、×、○、△、×、○、△、×・・・のようにデータ(ノード)が並んでいるとする。この場合、このすべての座標点(ノード)をリンクする(結ぶ)ことにより構成される道路データは、図4(a)に示すような道路となる。
一方、図4(b)に示すように、座標点を1つ飛ばしで表すと、○、×、△、○、×、△、・・・のようになり、これらの座標点(ノード)をキャッシュしてそのノードをリンクすることにより道路データを構成すると、図4(b)に示すような道路となる。この場合、図4(a)のようにすべての座標点をキャッシュする場合に比べると、使用するRAM容量は半分で済む。
さらに、図4(c)に示すように、座標点を2つ飛ばしで表すと、○、○、○、○、・・・のようになり、これらの座標点(ノード)をキャッシュしてそのノードをリンクすることにより道路データを構成すると、図4(c)に示すような道路となる。この場合には、図4(a)のようにすべての座標点をキャッシュする場合に比べると、使用するRAM容量は3分の1で済む。
このように、図4(b)や図4(c)に示すように、キャッシュするノード(座標点)を1つ以上飛ばし(1つ飛ばしや2つ飛ばしなど)とすると、すべてのノード(座標点)をキャッシュする場合に比べてキャッシュするデータ量は減少するので、使用するRAM容量も少なくて済む。ただし、あまりたくさんデータ(ノード)を飛ばすと、キャッシュされたデータ(ノード)を基に得られる道路リンクにより構成された道路の形状は荒くなるため、先読みに使用可能なRAM容量の制限に問題がなければ、できるだけ多くのデータ(ノード)をキャッシュできる方がよいことは言うまでもない。
この実施の形態1では、先読みする道路データのノード(座標点)については1つ以上飛ばしとするが、以下、具体的に座標点(ノード)を2つ飛ばしでキャッシュする場合を例に説明する。
図5は、図3に示す地図データにおける道路101,102,103について、それぞれの道路データを構成する座標点列データの座標点を2つ飛ばしでキャッシュした場合の座標点を○印で示した図である。
ここで、図2のフローチャートのステップST9における処理の説明に戻ると、図3における表示中心点32へスクロールされた時点では、読み込んだ道路データが以前に読み込んだ道路101の道路データと同じであるため、道路101を構成する座標点列データの座標点をたどっていくことにより、通常の地図データの所定の範囲21よりも一段階広い範囲22およびさらに先にある領域23における道路101についての座標点を2つ飛ばしでメモリ(RAM)にキャッシュする。
一方、既にメモリにキャッシュされている道路データと異なる場合(ステップST8のNOの場合)には、それまでの道路データの読み込みを停止し、ステップST5において決定したスクロール方向(スクロール操作の進行方向)側の道路データ(国道、県道、高速道路等)のみを読み込み、その道路データを構成する座標点列データの座標点を2つ飛ばしでキャッシュする(ステップST10)。
具体的には、例えば図3に示すように、表示中心点31から表示中心点32にスクロールした後、さらに急激に表示中心点33へスクロールされた場合を例に説明する。この場合、スクロール前の表示中心点32とスクロール後の表示中心点33とに基づいて、スクロール方向(スクロール操作の進行方向)は、図3に示す矢印Bの方向であると決定され、表示中心点33を中心とする表示範囲93における地図データが描画される。
この際、表示中心点33付近の道路、すなわち、表示中心点33に最も近い位置にある道路102が検索され、その道路102の道路データは以前にキャッシュされていた道路データ(道路101の道路データ)と異なるため、道路101の道路データの読み込みを停止し、道路102の道路データを読み込んで、その道路データを構成する座標点列データの座標点を2つ飛ばしでキャッシュする。
ここで、図3に示すように、道路102は、通常の地図データの所定の範囲21よりも一段階広い範囲22において、道路103にも分岐しているため、道路102および道路103の道路データが読み込まれる。
そして、道路102および道路103の道路データを構成する座標点列データの座標点をたどっていくことにより、通常の地図データの所定の範囲21よりも一段階広い範囲22およびさらに先にある領域24における道路102についての座標点を2つ飛ばしにした道路データと、同じく通常の地図データの所定の範囲21よりも一段階広い範囲22およびさらに先にある領域25における道路103についての座標点を2つ飛ばしにした道路データを、メモリ(RAM)にキャッシュする。
その後、キャッシュしたスクロール方向(スクロール操作の進行方向)にある道路データ(国道、県道、高速道路等)のみを描画するよう表示部9に指示を行う(ステップST11)とともに、スクロール後の表示中心点における所定の範囲の周辺地図データを読み込む(ステップST12)。
すなわち、例えば図3に示す例のように、矢印Aの方向へのスクロールから急激に矢印Bの方向へのスクロールが行われた場合であっても、そのスクロール方向(スクロール操作の進行方向)の地図データすべてを読み込んでキャッシュするわけではなく、スクロール方向にある道路データのみを読み込んで、その道路データを構成する座標点列データの座標点を1つ以上飛ばしでキャッシュする。
そして、キャッシュされた座標点の座標点列データで構成された道路データを表示部9に表示する。この際、表示部9に表示されている地図データがスクロール操作されている最中は、1つ以上飛ばしでキャッシュされた座標点の座標点列データで構成された道路データのみを優先して表示しておいてから、周辺地図データを読み込んで、スクロール停止後に、表示部9に表示可能な表示範囲の地図データを表示させる。これにより、データの先読みのために大きなRAM容量も必要とせず、また、白地図が表示されることがないので、ユーザがスクロールしている位置を見失うことがない。
以上のように、この実施の形態1によれば、スクロール停止中は、通常どおり周辺地図データを表示し、スクロール中は、スクロール方向(スクロールの進行方向)にある道路データのみを読み込んで表示しておいてから、周辺地図データを読み込んで表示するため、大幅なスクロール移動や急激なスクロール方向の切り替え時にも、先読みに使用するRAM容量に影響されることなく、かつ、白地図が表示されることがないため、ユーザが現在スクロールしている位置を見失わないようにすることができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 地図データ記憶部、2 地図データストレージ管理部、3 入力操作部、4 入出力制御部、5 地図表示制御部、6 経路探索制御部、7 経路案内制御部、8 自車位置検出制御部、9 表示部、10 位置検出センサ、11 制御部、21 表示中心点における周辺地図の地図データの所定の範囲、22 所定の範囲21よりも一段階広い範囲、23,24,25 一段階広い範囲22よりもさらに先にある領域、31,32,33 表示中心点、91,92,93 表示部9における表示範囲(表示画面領域)、101,102,103 道路。

Claims (3)

  1. 移動体の位置と地図データとに基づいて経路案内を行うナビゲーション装置において、
    前記地図データを読み込む地図データストレージ管理部と、
    前記地図データストレージ管理部を介して前記地図データを取得するとともに、表示部に対して前記地図データの表示指示を行う地図表示制御部とを備え、
    前記地図表示制御部は、
    前記表示部に表示されている地図データがスクロール操作されていない場合には、当該表示されている地図データの表示中心点における所定の範囲の周辺地図の地図データから、前記表示部に表示可能な表示範囲の地図データを表示させ、
    前記表示部に表示されている地図データがスクロール操作されている場合には、前記表示されている地図データに含まれる道路のうち、前記表示中心点に最も近い位置にある道路について、前記スクロール操作の方向にある道路データのみを読み込んで一時的に格納し、当該一時的に格納された道路データを前記表示部に表示させる
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記地図表示制御部は、前記表示部に表示されている地図データがスクロール操作されている場合には、前記スクロール操作の方向にある道路データを構成する座標点列データの座標点を1つ以上飛ばしで一時的に格納し、当該一時的に格納された座標点の座標点列データで構成された道路データを前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 前記地図表示制御部は、前記表示部に表示されている地図データがスクロール操作されている最中は、前記一時的に格納された道路データを優先して前記表示部に表示させ、スクロール停止後に、前記表示可能な表示範囲の地図データすべてを前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のナビゲーション装置。
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