JP5988918B2 - 溶接装置、複数の溶接装置を備える溶接システム、および溶接装置に用いられるプログラム - Google Patents

溶接装置、複数の溶接装置を備える溶接システム、および溶接装置に用いられるプログラム Download PDF

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Description

本発明は、溶接装置、複数の溶接装置を備える溶接システム、および溶接装置に用いられるプログラムに関する。
船舶等で用いられる鋼板同士を溶接する装置として、例えば、特許文献1に記載されているように、互いの端面を対峙することで形成した開先部に沿って、開先部の裏面から裏当フラックスを押し当て、開先部の表面から溶接を施す片面溶接装置が提案されている。特許文献1に記載されている片面溶接装置は、被溶接鋼板同士の互いの端面を突き合わせた開先部の裏面にフラックスを押し当てる第1裏当部材および第2裏当部材を有する裏当装置と、被溶接鋼板を裏当装置の上方に搬送し、固定する搬送および固定手段と、開先部の表面から溶接を施す溶接機とを備えている。また、片面溶接装置は、第1裏当部材、第2裏当部材にフラックスを供給するフラックス供給手段と、第1裏当部材、第2裏当部材からフラックスを回収するフラックス回収手段とを備えている。
また、特許文献2には、ロボットと複数の工作機械とを組み合わせて使用する加工システムにおいて、ロボット制御装置の操作を行うための持ち運び可能な教示操作盤を備え、通信手段を介して異なる工作機械をそれぞれ制御する複数の工作機械制御装置と接続されたロボット制御装置が記載されている。ロボット制御装置は、教示操作盤の表示器の工作機械用画面を通じて、工作機械制御装置を操作することができる。
さらに、特許文献3には、1台のロボット制御装置にそのまま2台以上のロボットを接続し、作業内容に応じて個々に接続されているプログラミングペンダントを使用し、必要に応じて、個々のロボットの作業教示や、1台のプログラミングペンダントによる複数台のロボットの作業教示ができるようにした溶接ロボット制御装置が記載されている。
特開2011−110584号公報 特許第4676544号明細書 特開平9−179612号公報
溶接装置では、溶接作業と並行して、被溶接鋼板の状態や被溶接鋼板同士の開先の形状に合わせて溶接電流や溶接電圧等の溶接条件を変更する場合がある。また、溶接作業中には、例えばスラグの除去やフラックスの補給等、操作者が溶接装置に対して直接行う作業が存在する。そのため、一般の溶接作業では、溶接装置ごとに操作者が配置され、その操作者は、溶接作業中、溶接装置の付近で溶接状態を個々に監視して、必要に応じて溶接条件の設定変更やスラグの除去等の作業を行うことが必要であった。
ここで、上記特許文献2に記載されている技術では、ロボット制御装置から複数の工作機械制御装置の操作を行っており、また特許文献3の溶接ロボット制御装置では、一方のプログラミングペンダントにより複数台のロボットの作業教示までは行われている。しかしながら、これらの従来技術では、溶接条件を設定する装置の状況を確認した溶接条件の設定ができず、他方の溶接装置の状況を監視しながらの操作を行うことができない。
本発明の目的は、操作者が一方の溶接装置にて溶接作業中であっても、他方の溶接装置の溶接条件を簡易に設定することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される溶接装置は、通信回線を介して他の溶接装置と接続された溶接装置であって、操作者による自装置において設定される溶接時の条件である溶接条件に関する第1情報の入力操作、および、他の溶接装置において設定される溶接条件に関する第2情報の入力操作を受け付ける受け付け手段と、受け付け手段により受け付けられた第1情報の入力操作に基づいて自装置における溶接条件の設定値を表示し、また、受け付け手段により受け付けられた第2情報の入力操作に基づいて他の溶接装置における溶接条件の設定値を表示し、さらに、他の溶接装置で測定された溶接条件の測定値を表示する表示手段とを備える。
また、この溶接装置は、受け付け手段により受け付けられた第2情報の入力操作に基づき、通信回線を介して第2情報を他の溶接装置に出力する出力手段をさらに備え、表示手段は、出力手段により出力された第2情報に基づいて設定される他の溶接装置の溶接条件に関して、他の溶接装置で測定された溶接条件の測定値を表示することを特徴とする。このような構成とすることにより、操作者は、自装置で入力操作を行った他の溶接装置の溶接条件に関する測定値を確認することができる。
さらに、この溶接装置は、表示手段が表示する他の溶接装置で測定された溶接条件の測定値は、他の溶接装置による溶接作業中の電流値および電圧値の少なくともいずれか一方であることを特徴とする。このような構成とすることにより、操作者は、他の溶接装置における溶接作業中の電流値および電圧値を確認しながら他の溶接装置に対して入力操作を行うことができ、より簡易に溶接条件の設定を行うことができる。
また、本発明が適用される溶接装置は、通信回線を介して他の溶接装置と接続された溶接装置であって、操作者による自装置において設定される溶接時の条件である溶接条件に関する第1情報の入力操作、および、他の溶接装置において設定される溶接条件に関する第2情報の入力操作を受け付ける受け付け手段と、受け付け手段により受け付けられる第1情報の入力操作のための第1画面を表示し、また、受け付け手段により受け付けられる第2情報の入力操作のための第2画面を表示し、第2画面の表示において他の溶接装置の現在の状況を示す情報を表示する表示手段とを備える。
また、他の観点から捉えると、本発明は、通信回線を介して第1の溶接装置と第2の溶接装置とが接続された溶接システムであって、溶接装置に、第1の溶接装置が、操作者による自装置において設定される溶接時の条件である溶接条件に関する第1情報の入力操作、および、第2の溶接装置において設定される溶接条件に関する第2情報の入力操作を受け付ける受け付け手段と、受け付け手段により受け付けられた第2情報の入力操作に基づき、通信回線を介して第2情報を第2の溶接装置に出力する出力手段と、受け付け手段により受け付けられた第1情報の入力操作に基づいて自装置における溶接条件の設定値を表示し、また、受け付け手段により受け付けられた第2情報の入力操作に基づいて第2の溶接装置における溶接条件の設定値を表示し、さらに、第2の溶接装置で測定された溶接条件の測定値を表示する表示手段とを備え、第2の溶接装置が、第1の溶接装置の出力手段により出力された第2情報を取得する取得手段と、取得手段により取得された第2情報に基づいて設定される自装置の溶接条件に関して、自装置の溶接条件を測定して溶接条件の測定値を算出する算出手段と、算出手段により算出された測定値を、第1の溶接装置に送信する送信手段とを備えた溶接システムである。
さらにまた、本発明は、通信回線を介して他の溶接装置と接続された溶接装置に用いられるプログラムであって、溶接装置に、操作者による自装置において設定される溶接時の条件である溶接条件に関する第1情報の入力操作、および、他の溶接装置において設定される溶接条件に関する第2情報の入力操作を受け付ける機能と、受け付けられた第1情報の入力操作に基づいて自装置における溶接条件の設定値を表示し、また、受け付けられた第2情報の入力操作に基づいて他の溶接装置における溶接条件の設定値を表示し、さらに、他の溶接装置で測定された溶接条件の測定値を表示する機能と、を溶接装置に実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、操作者が一方の溶接装置にて溶接作業中であっても、他方の溶接装置の溶接条件を簡易に設定することができる。
本実施の形態に係る溶接システムの構成例を示した図である。 本実施の形態に係る第1溶接装置または第2溶接装置の斜視図である。 本実施の形態に係る第1溶接装置または第2溶接装置における図2のY−Y部の断面図である。 本実施の形態に係る第1溶接装置および第2溶接装置の機能構成例を説明するブロック図である。 (a)、(b)は、本実施の形態に係る入力部が備える表示画面の一例を示した図である。 本実施の形態に係る第1溶接装置の入力部による第1溶接装置の溶接条件の設定手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る第1溶接装置の入力部による第2溶接装置の溶接条件の設定手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る第1溶接装置で他の溶接装置への入力操作を行う際の表示画面の一例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。まず、本実施の形態の概要について説明する。
一般に、例えば、サブマージアーク溶接装置や片面溶接装置等の溶接装置では、2台以上の溶接装置を同時に自動的に運転させる場合がある。この場合、溶接装置は、例えば、被溶接鋼板の終端部を自動で検出し、終端部を検出すると溶接作業の終了として動作を停止できるようになっている。そのため、操作者が溶接作業を開始すれば、複数の溶接装置が自動的に溶接作業を実行して終了することができる。
しかし、溶接作業に伴い、被溶接鋼板同士の開先の形状が変化する場合があり、その場合には、開先の形状に合わせて溶接における溶接電流や溶接電圧等の溶接条件を変更しなければ、溶接品質に悪影響を与えてしまうことがある。また、溶接作業中には、例えば、溶接部に生じる非金属物質であるスラグの除去や、溶接で生じる酸化物等を除去するために用いられる材料であるフラックスの補給など、操作者が溶接装置に対して直接行う作業が存在する。そのため、一般の溶接作業では、溶接装置ごとに操作者が配置され、その操作者は、溶接作業中、溶接装置の付近で溶接状態を個々に監視して、必要に応じて溶接条件の設定変更やスラグの除去等の作業を行うことが必要であった。また、従来の溶接装置では、複数の溶接装置を同時に運転させる場合、操作者は、一方の溶接装置から他方の溶接装置の状況を確認しながら他方の溶接装置の溶接条件を設定することができない構成となっていた。
そのため以下にて、操作者が一方の溶接装置にて溶接作業中であっても、他方の溶接装置の溶接条件を簡易に設定する手順について説明する。
[溶接システムの全体説明]
図1は、本実施の形態に係る溶接システムの構成例を示した図である。
この溶接システムは、通信回線の一例としてのネットワーク3によって相互に接続された、第1溶接装置1および第2溶接装置2を有している。第1溶接装置1および第2溶接装置2は、詳しくは後述するが、同一の構成要素を備える溶接装置であり、操作者により入力された情報をもとに自動運転により溶接作業を実行する。第1溶接装置1および第2溶接装置2には種々の構成の溶接装置が含まれるが、以下の説明では、サブマージアーク溶接の片面溶接装置を例にとって説明する。また、ネットワーク3を介して、第1溶接装置1と第2溶接装置2とは相互に通信を行うものとする。ネットワーク3は、第1溶接装置1と第2溶接装置との間の情報通信に用いられる通信手段であり、例えば、LAN(Local Area Network)である。
[溶接装置の説明]
次に、第1溶接装置1および第2溶接装置2の構成について説明する。図2は、本実施の形態に係る第1溶接装置1または第2溶接装置2(図1参照)の斜視図である。また、図3は、本実施の形態に係る第1溶接装置1または第2溶接装置2における図2のY−Y部の断面図である。第1溶接装置と第2溶接装置2とは同一の構成を備えるため、以下では第1溶接装置1の構成について説明することとする。
本実施の形態に係る第1溶接装置1は、互いの端面が対峙している被溶接鋼板SP同士の開先部Gの裏面に裏当フラックスを配置する裏当装置100を有し、表面から表フラックスにより、裏面から裏当フラックスにより溶接部を覆い、溶接ワイヤ42にて溶接を行う装置である。この第1溶接装置1は、後述する溶接トーチ41を被溶接鋼板SPの開先部Gの方向に移動させて溶接を行い、溶接実行前後は被溶接鋼板SPを溶接トーチ41の移動方向に直行する方向に移動させる方式の装置である。そして、第1溶接装置1は、開先部Gの裏面への裏当フラックスの配置および被溶接鋼板SPの固定が終了した後、溶接トーチ41を使用して、開先部Gの上方から片面サブマージアーク溶接を施して被溶接鋼板SP同士を溶接する。以下では、溶接トーチ41の移動方向(溶接方向)を長手方向、溶接トーチの移動方向に直行する方向を幅方向と称する場合がある。
また、第1溶接装置1は、裏当装置100を昇降可能に支持する架台20と、被溶接鋼板SPを搬送および固定する搬送・固定装置30と、開先部Gの表面から溶接を施す溶接機40とを備えている。さらに、第1溶接装置1は、裏当装置100、搬送・固定装置30および溶接機40などの作動を制御する制御装置10と、制御装置10からの指示に基づいて溶接トーチ41に溶接電力を供給する溶接電源50(図4参照)とを備えている。
まずは、裏当装置100について説明する。
裏当装置100は、被溶接鋼板SPの端面同士を突き合わせた開先部Gの裏面に、不図示の裏当銅板上に載せられた裏当フラックスを押し当てる第1裏当部110と、開先部Gの裏面にフラックスを押し当てる第2裏当部120と、第1裏当部110および第2裏当部120を昇降する昇降装置130とを備えている。昇降装置130は、図3に示すように、第1裏当部110および第2裏当部120の下方に配置されて垂直方向に伸縮することで第1裏当部110および第2裏当部120を昇降させる昇降部131と、昇降部131を支持する昇降フレーム132とを備えている。
また、裏当装置100は、第1裏当部110および第2裏当部120にフラックスを供給するフラックス供給部140を備えている。フラックス供給部140は、図2に示すように、第1裏当部110の裏当銅板上に裏当フラックスを供給する第1フラックス供給部141と、第2裏当部120にフラックスを供給する第2フラックス供給部142とを備えている。
そして、溶接する際には、被溶接鋼板SPの開先部Gの裏面にフラックスを押し当てる部位として、第1裏当部110または第2裏当部120のいずれかが選択され、選択された方の上方に開先部Gが位置するように被溶接鋼板SPが搬送され、その位置で固定される。例えば、被溶接鋼板SPの板厚が10〜40mmである場合には、第1裏当部110が使用され、被溶接鋼板SPの板厚が8〜35mmと比較的薄い場合には、第2裏当部120が使用される。
次に、制御装置10について説明する。
制御装置10は、図3に示すように、溶接の制御を行う際の演算処理等を行うCPU10aと、CPU10aにて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM10bと、CPU10aの作業用メモリ等として用いられるRAM10cと、操作者による入力操作の受け付けや情報の表示を行うタッチパネル10dとを備えている。そして、制御装置10は、裏当装置100、搬送・固定装置30、溶接機40などの作動を制御する。制御装置10は、溶接機40に搭載されており、後述する溶接機台車44が溶接機用梁Bに沿って移動するのとともに、長手方向に移動する。
次に、架台20について説明する。
架台20は、図2に示すように、複数の鋼製の角材が連結されて構成されており、長手方向に沿って並設された2本の主梁21と、2本の主梁21を連結するように幅方向に配置されるとともに長手方向には所定の間隔ごとに多数配置された連結梁22とを有している。また、架台20は、図2に示すように、2本の主梁21それぞれの上方に主梁21と平行に配置された2本の平行梁23と、主梁21と平行梁23とを連結するように主梁21、平行梁23および連結梁22に垂直に配置された複数の垂直梁24とを有している。これら主梁21、連結梁22、平行梁23および垂直梁24は、内側に裏当装置100を配置することが可能なように、長手方向から見た場合に(図3で見た場合に)凹状に組まれている。
また、架台20は、図2に示すように、平行梁23における下方に垂直梁24が配置された部位から、幅方向に外側(裏当装置100が配置された側とは反対側)に向かって張り出した複数の張出し梁25を有している。また、架台20は、図2に示すように、連結梁22の下部に配置された台車26を有している。台車26は、床に設置されたレールRの上を移動することが可能になっており、裏当装置100は、架台20を介して幅方向に移動する。
次に、搬送・固定装置30について説明する。
搬送・固定装置30は、図2、図3に示すように、裏当装置100の上方で被溶接鋼板SPを幅方向に移動させるとともに、溶接する際には固定させる装置である。この搬送・固定装置30は、架台20の2本の平行梁23上に設けられた搬送ローラ31と、磁気により被溶接鋼板SPを固定するマグネット装置32と、張出し梁25それぞれの上に配置されて、搬送ローラ31による被溶接鋼板SPの搬送を補助する補助ローラ33とを備えている。
次に、溶接機40について説明する。
溶接機40は、図3に示すように、裏当装置100の上方に配置された被溶接鋼板SPの開先部Gの表側から溶接するものであり、溶接トーチ41と、この溶接トーチ41に供給される溶接ワイヤ42と、溶接トーチ41を支持するとともにレール43aが設けられて幅方向に移動可能なトーチ支持部材43とを備えている。また、溶接機40は、裏当装置100の上方に設けられた溶接機用梁B(図2も参照)に沿って走行するとともに、トーチ支持部材43が幅方向に移動可能に取り付けられた溶接機台車44を備えている。
そして、溶接機台車44にベアリング44aが固定され、固定されたベアリング44aを介してトーチ支持部材43に設けられたレール43aが移動することによって、トーチ支持部材43が幅方向に移動し、トーチ支持部材43に取り付けられた溶接トーチ41が幅方向に移動する。溶接機台車44は、台車用モータ44bと、台車用モータ44bの回転軸の先端部に取り付けられて、溶接機用梁Bの上部に設けられた平板状のレールBrに歯切りされたラックBgとともにラック・ピニオン機構を構成するピニオン44cとを備えている。また、溶接機台車44は、溶接機用梁Bの上部に設けられたレールBr上を走行する2つの車輪44dを備えている。溶接機台車44は、制御装置10から入力された、溶接速度を制御する信号である溶接速度信号に基づいて台車用モータ44bが駆動され、車輪44dが溶接機用梁Bの上部に設けられたレールBr上を走行することで溶接機用梁Bに沿って移動する。これにより、溶接機台車44に支持された溶接トーチ41が長手方向に移動する。
また、溶接機40は、溶接ワイヤ42を溶接トーチ41に供給するワイヤ送給装置45(図4参照)を備えている。ワイヤ送給装置45は、溶接ワイヤ42が巻かれた不図示のワイヤリールと、溶接ワイヤ42を搬送する不図示の搬送ローラと、搬送ローラを駆動するワイヤ送給用モータ45a(図4参照)とを備えている。
溶接電源50(図4参照)は、制御装置10から入力された、溶接電源50およびワイヤ送給装置45を制御する信号である溶接電源制御信号に基づいて、溶接ワイヤ42に溶接電力を供給する装置であり、電力供給ケーブルの一方が溶接トーチ41に接続され、電力供給ケーブルの他方が被溶接鋼板SPを固定するマグネット装置32に接続されている。溶接電源制御信号とは、具体的には、溶接電流指令値、および、溶接電圧指令値を示す信号である。即ち、溶接電源50は、被溶接鋼板SPと溶接ワイヤ42との間における溶接電流および溶接電圧が、溶接電源制御信号の溶接電流指令値および溶接電圧指令値となるように制御する。
以上説明したように、第1溶接装置1および第2溶接装置2は各構成要素を備え溶接作業を実行する。溶接作業としては、従来のように、被溶接鋼板SPの開先部Gの裏面に裏当装置100の第1裏当部110を押圧して溶接作業を行う方法や、開先部Gの裏面に第2裏当部120を押圧して溶接作業を行う方法がある。
また、溶接作業中、操作者は、被溶接鋼板SPの状態や被溶接鋼板SP同士の開先の形状に合わせて、溶接作業と並行して上記の溶接電流、溶接電圧および溶接速度(以下、溶接電流、溶接電圧および溶接速度を溶接条件と称する場合がある)を設定する場合がある。第1溶接装置1および第2溶接装置2は、操作者が一方の装置から他方の装置の被溶接鋼板SPの状態や被溶接鋼板SP同士の開先の形状を確認できるように配置されており、操作者は一方の装置から他方の装置における溶接条件を変更する契機を判断できるものとする。
[溶接システムの機能構成の説明]
次に、溶接システムの機能構成について説明する。図4は、本実施の形態に係る第1溶接装置1および第2溶接装置2の機能構成例を説明するブロック図である。第1溶接装置1と第2溶接装置2とは同一の構成要素を備える溶接装置であるため、第1溶接装置1と第2溶接装置2とで同一の構成要素には同じ符号を使用する。そして、以下では、第1溶接装置1の各構成要素について説明することとする。
まず、制御装置10は、操作者による入力操作の受け付けや情報の表示を行う入力部11と、第1溶接装置1における溶接条件を演算するとともに、第2溶接装置2に関する情報を第2溶接装置2に出力する演算部12とを備えている。また、制御装置10は、溶接条件などの各種データや制御装置10の機能を実現するプログラムなどを記憶する記憶部13を備えている。また、制御装置10は、ワイヤ送給装置45および溶接電源50を制御する電流・電圧制御部14と、溶接機台車44の駆動を指示する駆動指示部15とを備えている。
そして、入力部11、演算部12、電流・電圧制御部14、駆動指示部15は、例えば、図3に示したCPU10aにより実現される。より具体的には、本実施の形態による制御装置10の機能を実現するプログラムがROM10bに格納され、このプログラムをRAM10cに展開し、CPU10aが実行することにより、上記の入力部11、演算部12、電流・電圧制御部14、駆動指示部15の各機能が実現される。また、記憶部13は、例えば、ROM10bにより実現される。また、入力部11は、例えば、タッチパネル10dにより実現される。
受け付け手段および表示手段の一例としての入力部11は、操作者による溶接作業における情報の入力操作を受け付ける。ここで、入力部11は、操作者が入力操作のために用いる表示画面を備え、例えば、低圧の電圧を形成したパネルの表面電荷の変化を検知することで指が触れた位置を電気的に検出する静電容量方式や、互いに離間する電極の指が触れた位置が非通電状態から通電状態に変化することによりその位置を電気的に検出する抵抗膜方式等の周知のタッチパネルであることを例示することができる。そして、入力部11は、操作者による第1情報の一例としての第1溶接装置1に関する情報の入力操作、即ち、第1溶接装置1における溶接条件の設定値を定める溶接条件番号や調整された溶接条件の設定値、第1溶接装置1において溶接を開始する旨の指示等の情報の入力操作を受け付け、受け付けた入力操作に基づいて第1溶接装置1に関する情報を演算部12へ出力する。また、入力部11は、操作者により入力された第1溶接装置1における溶接条件の設定値を表示画面に表示する。
また、入力部11は、操作者による第2情報の一例としての第2溶接装置2に関する情報の入力操作、即ち、第2溶接装置2における溶接条件番号や調整された溶接条件の設定値、第2溶接装置2において溶接を開始する旨の指示等の情報の入力操作を受け付け、受け付けた入力操作に基づいて第2溶接装置2に関する情報を演算部12へ出力する。また、入力部11は、操作者により入力された第2溶接装置2における溶接条件の設定値を表示画面に表示する。さらに、入力部11は、演算部12から、第2溶接装置2で測定された溶接作業中の溶接電流および溶接電圧の測定値を取得し、取得した溶接電流および溶接電圧の測定値を表示画面へ表示する。
また、入力部11は、第1溶接装置1や第2溶接装置2の溶接条件について、第2溶接装置2で操作者による入力操作が行われた場合、演算部12から、第2溶接装置2で入力された第1溶接装置1における溶接条件の設定値や、第2溶接装置2で入力された第2溶接装置2における溶接条件の設定値、第2溶接装置2で測定された溶接電流および溶接電圧の測定値を取得する。そして、入力部11は、取得した、第1溶接装置1における溶接条件の設定値、第2溶接装置2における溶接条件の設定値、第2溶接装置2で測定された溶接電流および溶接電圧の測定値を表示画面へ表示する。
ここで、入力部11は、第2溶接装置2の現在の状況を示す情報として、第2溶接装置2で測定された溶接電流および溶接電圧の測定値を表示することとしたが、これに限られるものではない。例えば、入力部11は、第2溶接装置2に備えられた電流計や電圧計を撮影した画像や、第2溶接装置2における被溶接鋼板同士の開先の形状を撮影した画像等を表示することとしても良い。
出力手段、取得手段および送信手段の一例としての演算部12は、入力部11から入力された第1溶接装置1に関する情報に基づいて、第1溶接装置1における溶接条件を演算する。ここで、演算部12は、入力部11から第1溶接装置1における溶接条件番号が入力されると、入力された溶接条件番号に対応した溶接条件の設定値を記憶部13から取得する。そして、演算部12は、記憶部13から取得した溶接条件の設定値や、入力部11から取得した調整後の溶接条件の設定値に基づいて、溶接機台車44、ワイヤ送給装置45および溶接電源50の制御に必要となる各種信号を生成する。
溶接機台車44の制御に必要となる信号とは、溶接機台車44(溶接トーチ41)の移動速度を制御する信号、即ち、溶接速度指令値を示す溶接速度信号である。ワイヤ送給装置45および溶接電源50の制御に必要となる信号とは、溶接電流指令値および溶接電圧指令値を示す溶接電源制御信号である。演算部12は、生成した溶接速度信号を駆動指示部15に出力し、生成した溶接電源制御信号を電流・電圧制御部14に出力する。また、演算部12は、第2溶接装置2の入力部11に表示させるために、第1溶接装置1における溶接条件の設定値と、電流・電圧制御部14により制御された溶接電流および溶接電圧の測定値とを、第2溶接装置2の演算部12(以下、第2溶接装置2の演算部12を演算部12−2と称する場合がある)へ出力する。
また、演算部12は、入力部11から入力された第2溶接装置2に関する情報を、ネットワーク3を介して演算部12−2に出力する。そして、出力後、演算部12は、第2溶接装置2で測定された溶接電流および溶接電圧の測定値を取得し、取得した測定値を入力部11へ出力する。
さらに、演算部12は、ネットワーク3を介して演算部12−2により出力された第1溶接装置1に関する情報を取得して、取得した情報に基づいて第1溶接装置1における溶接条件を演算する。ここで、演算部12は、演算部12−2から第1溶接装置1における溶接条件番号が入力されると、入力された溶接条件番号に対応した溶接条件の設定値を記憶部13から取得する。そして、演算部12は、記憶部13から取得した溶接条件の設定値や、演算部12−2から取得した調整後の溶接条件の設定値に基づいて、溶接機台車44、ワイヤ送給装置45および溶接電源50の制御に必要となる各種信号の生成および出力を行う。そして、演算部12は、溶接条件の設定値を入力部11へ出力し、また、電流・電圧制御部14により制御された溶接電流および溶接電圧の測定値を、演算部12−2へ出力する。
なお、演算部12は、第2溶接装置2の入力部11で第2溶接装置2の設定が行われた場合、演算部12−2から、ネットワーク3を介して、第2溶接装置2における溶接条件の設定値と第2溶接装置2で測定された溶接電流および溶接電圧の測定値とを取得する。そして、演算部12は、取得した第2溶接装置2における設定値や測定値を入力部11へ出力する。
記憶部13は、溶接条件番号と溶接条件の設定値との対応を示すマップ等のデータや、制御装置10の機能を実現するプログラムなどを記憶する。
算出手段の一例としての電流・電圧制御部14は、演算部12から入力された溶接電源制御信号に基づいて、ワイヤ送給装置45および溶接電源50を制御する。具体的には、電流・電圧制御部14は、被溶接鋼板SPと溶接ワイヤ42との間における溶接電流および溶接電圧が、溶接電源制御信号の溶接電流指令値および溶接電圧指令値となるようにワイヤ送給装置45および溶接電源50を制御する。その際、電流・電圧制御部14は、例えば、溶接電源50から出力される溶接電流および溶接電圧に基づいて、フィードバック制御を行うとよい。また、電流・電圧制御部14は、溶接電流および溶接電圧を測定して測定値を算出し、算出した溶接電流および溶接電圧の測定値を演算部12に出力する。
駆動指示部15は、演算部12から入力された溶接速度信号に基づいて溶接機台車44を制御する。具体的には、駆動指示部15は、溶接トーチ41(溶接機台車44)の移動速度が、演算部12が演算した溶接速度となるように台車用モータ44bを制御する。その際、駆動指示部15は、例えば、台車用モータ44bに付属のロータリエンコーダにより検出された台車用モータ44bの回転速度に基づいてフィードバック制御を行うとよい。
[表示画面の説明]
次に、入力部11が備える表示画面について説明する。図5(a)、(b)は、本実施の形態に係る入力部11が備える表示画面の一例を示した図である。入力部11の表示は、第1画面の一例としての第1溶接装置1に関する情報の入力操作を行う場合の表示画面と、第2画面の一例としての第2溶接装置2に関する情報の入力操作を行う場合の表示画面とで異なり、それぞれの表示画面を図5(a)、図5(b)に示す。また、第1溶接装置1は、3つの溶接トーチ41、即ち3つの電極を用いて溶接を行うものとする。同様に、第2溶接装置2も3つの電極を用いて溶接を行うものとする。
図5(a)は、第1溶接装置1の自動運転前や自動運転中に、第1溶接装置1の入力部11で第1溶接装置1に関する情報の入力操作を行う場合の表示画面の一例を示した図である。
ワイヤ残量表示部1101は、第1溶接装置1における第1〜3電極の各電極での溶接ワイヤ42の残量を表示する。ワイヤ送給用モータ45aで溶接ワイヤ42の送給量がカウントされ、溶接ワイヤ42の残量が閾値を下回るとワイヤ残量表示部1101は警告を表示する。溶接電流表示部1102は、第1溶接装置1における各電極での溶接電流の設定値を表示する。溶接電圧表示部1103は、第1溶接装置1における各電極での溶接電圧の設定値を表示する。溶接速度表示部1104は、第1溶接装置1における溶接機台車44の溶接速度の設定値を表示する。
条件番号表示部1105は、第1溶接装置1において設定された溶接条件番号を表示する。操作者は、条件番号表示部1105をタッチして呼び出したい溶接条件番号を入力して、番号を変更することができる。番号が変更されると、変更後の溶接条件番号に対応した溶接条件に変更されて第1溶接装置1が制御される。倣い選択表示部1106は、倣い方法選択ボタン1106aを備え、倣い方法選択ボタン1106aにより選択された第1溶接装置1における溶接線の倣い方法が表示される。ここで、溶接線とは、溶接が行われる箇所であり、例えば、2つの部品を結合するために2つの部品が交わる部位が該当する。また、溶接線が溶接装置により予め定められた位置からずれている場合に、ずれを修正して溶接線を予め定められた位置に戻す方法が、溶接線の倣い方法である。図5(a)に示す倣い選択表示部1106では、倣い方法として、ビータムと呼ばれる装置にて行われるビータム倣いが選択されている。
条件調整表示部1107は、増ボタン1107aと減ボタン1107bとを備え、各ボタンの押下により第1溶接装置1における溶接条件の調整が行われる。例えば、溶接電流を調整する場合、操作者は、まず溶接電流表示部1102をタッチし、続けて増ボタン1107aを押下することで、第1溶接装置1における溶接電流の設定値を増加させることができる。同様に、操作者は、第1溶接装置1における溶接電圧や溶接速度の設定値を増加させたり減少させたりして、調整することができる。
マルチオペレーションボタン1108は、第1溶接装置1の入力部11で第2溶接装置2に関する情報の入力操作を行う場合に押下される。第1溶接装置1の入力部11の表示が図5(a)に示す表示画面である場合に、マルチオペレーションボタン1108が押下されると、入力部11の表示が切り替わり、図5(a)に示す表示画面から図5(b)に示す表示画面に遷移する。
図5(b)は、第2溶接装置2の自動運転前や自動運転中に、第1溶接装置1の入力部11で第2溶接装置2に関する情報の入力操作を行う場合の表示画面の一例を示した図である。
号機表示部1109は、操作対象の溶接装置の号機を表示する。図5(b)に示す例は、第1溶接装置1の入力部11で第2溶接装置2への入力操作を行う場合の例であり、号機表示部1109には第2溶接装置2を表す「2号機」と表示される。
溶接電流表示部1110は、第2溶接装置2における第1〜3電極の各電極での溶接電流設定値、および電流計による溶接電流の測定値を表示する。ここで、操作者は、溶接電流を設定する場合、現在の溶接電流の測定値を確認した上で設定することや、測定値を確認しながら設定値を調整することが考えられる。ただし、第1溶接装置1の溶接電流の測定値については、第1溶接装置1が備える電流計(不図示)により操作者は確認することができるため、溶接電流表示部1102には第1溶接装置1における溶接電流の測定値は表示されない。一方、操作者は、第1溶接装置1から第2溶接装置2が備える電流計を確認することはできないため、溶接電流表示部1110には第2溶接装置2における溶接電流の測定値が表示される。また、図5(b)のように、溶接電流表示部1110は、実際の電流計の表示に合わせて電流計の目盛りおよび指針により測定値を表示するものとする。
溶接電圧表示部1111は、第2溶接装置2における各電極での溶接電圧設定値、および電圧計による溶接電圧の測定値を表示する。ここで、溶接電圧表示部1103には、溶接電流表示部1102と同様に、第1溶接装置1における溶接電圧の測定値は表示されないが、溶接電圧表示部1111には、溶接電流表示部1110と同様に、第2溶接装置2における溶接電圧の測定値が表示される。また、図5(b)のように、溶接電圧表示部1111は、実際の電圧計の表示に合わせて、電圧計の目盛りおよび指針により溶接電圧の測定値を表示するものとする。溶接速度表示部1112は、第2溶接装置2における溶接機台車44の溶接速度の設定値を表示する。
条件番号表示部1113は、第2溶接装置2において設定された溶接条件番号を表示する。条件番号表示部1105と同様に、操作者は条件番号表示部1113をタッチして番号を変更することができ、番号が変更されると、変更後の溶接条件番号に対応する溶接条件に変更されて第2溶接装置2が制御される。溶接開始表示部1114は、第2溶接装置2で溶接を開始するための事前作業が完了し、溶接を開始できるか否かを表示する。溶接を開始できる場合、溶接開始表示部1114は「溶接開始可」と表示し、溶接を開始できない場合、溶接開始表示部1114は「溶接開始不可」と表示する。
溶接開始ボタン1115は、第2溶接装置2の溶接を開始する場合に押下される。溶接停止ボタン1116は、第2溶接装置2の溶接を停止する場合に押下される。条件調整表示部1117は、増ボタン1117aと減ボタン1117bとを備え、第1溶接装置1の条件調整表示部1107と同様に、各ボタンの押下により第2溶接装置2における溶接条件の調整が行われる。戻るボタン1118は、第1溶接装置1への入力操作を行うための表示画面へ戻る場合に押下される。即ち、第1溶接装置1の入力部11の表示が図5(b)に示す表示画面である場合に、戻るボタン1118が押下されると、入力部11の表示は図5(b)に示す表示画面から図5(a)に示す表示画面に遷移する。
また、図5(a)に示す表示画面には倣い選択表示部1106が表示されているが、図5(b)に示す表示画面には表示されていない。倣い選択表示部1106では、倣い方法選択ボタン1106aにより溶接線の倣い方法が選択され、選択された倣い方法が表示されるが、倣い方法の選択は、操作者が溶接作業を開始するための事前作業として溶接装置に対して直接行う操作である。即ち、操作者は、第1溶接装置1の入力部11から第2溶接装置2の倣い方法の選択を行うことはないため、図5(b)に示す表示画面には倣い選択の表示部は表示されていない。このように、図5(b)に示す表示画面には、操作者が溶接装置の前で直接行う操作に関するものは表示されず、一方の溶接装置にいる場合に他方の溶接装置に対して行う可能性のある操作に関するものが表示される。
以上のように、操作者は、第1溶接装置1の入力部11の表示を、第1溶接装置1への入力操作を行うための表示画面から第2溶接装置2への入力操作を行うための表示画面に遷移させることにより、第1溶接装置1で第2溶接装置2における溶接条件の設定変更等の操作を行うことができる。また、図5に示す例では、第1溶接装置1における入力部11の表示画面について説明したが、第2溶接装置2の入力部11でも同様の画面が表示される。即ち、第2溶接装置2の入力部11では、第2溶接装置2への入力操作を行うための画面として、図5(a)に示す画面が表示される。そして、第2溶接装置2の入力部11に表示されたマルチオペレーションボタン1108が押下されると、第2溶接装置2の入力部11の表示が図5(a)に示す表示画面から図5(b)に示す表示画面に遷移し、操作者は第2溶接装置2で第1溶接装置1における溶接条件の設定変更等の操作を行うことができる。
また、本実施の形態に係る表示画面では、図5(a)に示す表示画面と図5(b)に示す表示画面とが切り替わり、第1溶接装置1への入力操作と第2溶接装置2への入力操作とが異なる表示画面で行われることとしたが、これに限られるものではない。例えば、第1溶接装置1への入力操作と第2溶接装置2への入力操作とが同一の表示画面で行われるものとしても良い。しかし、第1溶接装置1への入力操作と第2溶接装置2への入力操作とが同一の表示画面で行われるとすると、例えば、第1溶接装置1への入力項目を第2溶接装置2に対して入力してしまう等、操作者が誤って操作を行うことが考えられる。そのため、第1溶接装置1への入力操作と第2溶接装置2への入力操作とが異なる表示画面で行われることとすれば、操作者の誤りを抑制することができる。また、第2溶接装置2への入力操作のための表示画面の構成が、第1溶接装置1への入力操作のための表示画面の構成と大きく異なれば、操作者が操作しづらくなると考えられる。そのため、図5に示すように、第2溶接装置2への入力操作のための表示画面における表示部等の配置を、第1溶接装置1への入力操作のための表示画面の配置に基づいて構成することで、操作者はより簡単に入力操作を行うことができる。
[溶接条件の設定手順の説明]
次に、入力部11による第1溶接装置1および第2溶接装置2に対する操作について説明する。図6および図7は、第1溶接装置1の入力部11による第1溶接装置1および第2溶接装置2の溶接条件の設定手順を示すフローチャートである。初めに、入力部11の表示として図5(a)に示す画面が表示されているものとする。
まず、第1溶接装置1の溶接条件の設定手順について説明する。図6は、第1溶接装置1の入力部11による第1溶接装置1の溶接条件の設定手順を示すフローチャートである。操作者は、図5(a)に示す表示画面から溶接条件の設定を行う(ステップ101)。例えば、操作者は、条件番号表示部1105をタッチして、呼び出したい溶接条件番号を入力する。また、例えば、操作者は、溶接電圧表示部1103と増ボタン1107aまたは減ボタン1107bとをタッチして溶接電圧の調整を行う。そして、入力部11に入力された情報は演算部12へ出力される。
演算部12は、入力された情報に基づいて、溶接機台車44、ワイヤ送給装置45および溶接電源50の制御に必要となる各種信号を生成する(ステップ102)。ここで、溶接条件番号が入力された場合には、演算部12は記憶部13から第1溶接装置1の溶接条件の設定値を取得し、取得した溶接条件の設定値に基づいて、溶接機台車44、ワイヤ送給装置45および溶接電源50の制御に必要となる各種信号を生成する。また、演算部12に入力された情報が調整された溶接電流や溶接電圧の設定値である場合には、演算部12はその設定値に基づいて各種信号を生成する。
次に、演算部12は、生成した溶接速度信号を駆動指示部15に出力し、生成した溶接電源制御信号を電流・電圧制御部14に出力する。そして、溶接速度信号、溶接電源制御信号に基づいて、それぞれ、溶接機台車44、溶接電源50、ワイヤ送給装置45が制御される(ステップ103)。また、演算部12は、溶接条件の設定値、電流・電圧制御部14により測定された溶接電流および溶接電圧の測定値を第2溶接装置2へ出力する(ステップ104)。これにより、第2溶接装置2で図5(b)に示す画面が表示された場合に、第1溶接装置1における溶接条件の設定値とともに、溶接電流および溶接電圧の測定値が表示される。
次に、第2溶接装置2の溶接条件の設定手順について説明する。図7は、第1溶接装置1の入力部11による第2溶接装置2の溶接条件の設定手順を示すフローチャートである。まず、操作者は、マルチオペレーションボタン1108を押下し、図5(a)に示す表示画面から図5(b)に示す表示画面に遷移させる(ステップ201)。そして、操作者は、図5(a)に示す表示画面から溶接条件の設定を行う(ステップ202)。この設定手順はステップ101と同様であるため説明を省略する。そして、入力部11に入力された情報は演算部12へ出力され、さらに、演算部12に入力された情報は、第2溶接装置2の演算部12−2へ出力される(ステップ203)。第2溶接装置2では、入力された情報に基づいて、溶接条件の設定が行われる。ここで、ステップ204および205の処理は、ステップ102および103の処理と同様であるため、説明を省略する。
次に、第2溶接装置2の演算部12−2は、第2溶接装置2の電流・電圧制御部14により測定された溶接電流および溶接電圧の測定値を第1溶接装置1へ出力する(ステップ206)。これにより、第1溶接装置1における溶接電流表示部1110に、第2溶接装置2の溶接電流の測定値を表示させることができる。また、溶接電圧表示部1111に、第2溶接装置2の溶接電圧の測定値を表示させることができる。
以上のように、本実施の形態に係る溶接システムでは、操作者は、第1溶接装置1の入力部11を用いて、第1溶接装置1への入力操作に加えて第2溶接装置2への入力操作が可能である。同様に、操作者は、第2溶接装置2から第1溶接装置1への入力操作が可能である。そのため、操作者は、第1溶接装置1を操作するとともに、第2溶接装置2の状態や被溶接鋼板SPの開先の形状を監視して、第2溶接装置2の溶接条件の設定等の操作を行うことができる。
また、第1溶接装置1の入力部11では、第1溶接装置1における溶接条件の設定値に加えて、第2溶接装置2における溶接条件の設定値および測定値を表示させることができる。同様に、第2溶接装置2においても、第2溶接装置2における溶接条件の設定値に加えて、第1溶接装置1における溶接条件の設定値および測定値を表示させることができる。そのため、操作者は、例えば第1溶接装置1の入力部11から第2溶接装置2の溶接条件を設定する場合、表示画面により第2溶接装置2における溶接条件の設定値や測定値を確認しながら設定を行うことができ、簡易に第2溶接装置2における溶接条件の設定を行うことができる。
即ち、従来の溶接装置では、複数の溶接装置を同時に運転させる場合、各溶接装置に対して1人ずつ操作者が付いて溶接作業を行う場合があったが、本実施の形態の溶接システムでは、1人の操作者が一方の溶接装置から他方の溶接装置に対して操作を行うことができる。そのため、溶接作業における操作者の人数を減らすことができる。
また、本実施の形態に係る溶接システムは、第1溶接装置1と第2溶接装置2とをネットワーク3で接続するという簡易な構成で実現することができる。さらに、操作者は、第1溶接装置1と第2溶接装置2とで相互に操作ができるため、両方の溶接装置への入力操作を行う必要がある場合でも、操作者は第1溶接装置1または第2溶接装置2のどちらかにいれば良い。
[本実施の形態の他の構成例]
本実施の形態において、溶接システムは第1溶接装置1および第2溶接装置2の2台の溶接装置を備える構成としたが、このような構成に限られるものではない。即ち、3台以上の溶接装置をネットワーク3に接続して、操作者が、各溶接装置において他の溶接装置における溶接条件の設定変更等の操作をできるような構成にしても良い。このような構成として、例えば、第1溶接装置1(以下、1号機と称する)、第2溶接装置2(以下、2号機と称する)に加えて2台の溶接装置(以下、3号機、4号機と称する)がネットワーク3に接続された場合、操作者は、1号機から2〜4号機への入力操作を行うことができる。同様に、操作者はそれぞれ、2号機から1、3、4号機への入力操作、3号機から1、2、4号機への入力操作、4号機から1〜3号機への入力操作を行うことができる。
図8は、本実施の形態に係る第1溶接装置1で他の溶接装置への入力操作を行う際の表示画面の一例を示した図である。ここでは、上記のように、1〜4号機の4台の溶接装置がネットワーク3に接続されているものとする。1号機の入力部11において、図5(a)に示す表示画面のマルチオペレーションボタン1108が押下されると、入力部11の表示は図5(a)に示す表示画面から図8に示す表示画面に遷移する。1号機で2号機の溶接条件を設定する場合、操作者は2号機ボタン1119bを押下すれば良い。2号機ボタン1119bが押下されると、入力部11の表示は図8に示す表示画面から図5(b)に示す表示画面に遷移する。そして、号機表示部1109には「2号機」と表示される。
同様に、1号機で3号機への入力操作を行う場合、操作者は3号機ボタン1119cを押下すると、図5(b)に示す表示画面に遷移し、号機表示部1109には「3号機」と表示される。また、1号機で4号機への入力操作を行う場合、操作者は4号機ボタン1119dを押下すると、図5(b)に示す表示画面に遷移し、号機表示部1109は「4号機」と表示される。また、操作者が1号機ボタン1119aを押下すると、入力部11の表示は図8に示す表示画面から図5(a)に示す表示画面に遷移する。
以上のように、操作者は、操作したい他の溶接装置を選択することで、各溶接装置において他の溶接装置への入力操作を行うことができる。即ち、操作者は、各溶接装置から他の溶接装置における溶接条件の設定をすることができ、また、各溶接装置では、他の溶接装置における溶接条件の設定値および測定値等を表示させることができる。そのため、操作者は1台の溶接装置から複数の溶接装置への入力操作を行うことができ、各溶接装置に対して1人ずつ作業者が付いて溶接作業を行う場合よりも、操作者の人数を減らすことができる。
また、本実施の形態において、入力部11はタッチパネルであることとしたが、このような構成に限られるものではない。例えば、入力部11は、表示画面とは別に、操作者が入力操作を行うための入力ボタンを備えるような構成でも良い。
1…第1溶接装置、2…第2溶接装置、10…制御装置、11…入力部、12…演算部、13…記憶部、14…電流・電圧制御部、15…駆動指示部、40…溶接機、41…溶接トーチ、42…溶接ワイヤ、44…溶接機台車、45…ワイヤ送給装置、50…溶接電源

Claims (6)

  1. 通信回線を介して他の溶接装置と接続された溶接装置であって、
    操作者による自装置において設定される溶接時の条件である溶接条件に関する第1情報の入力操作、および、前記他の溶接装置において設定される溶接条件に関する第2情報の入力操作を受け付ける受け付け手段と、
    前記受け付け手段により受け付けられた前記第1情報の入力操作に基づいて自装置における溶接条件の設定値を表示し、また、当該受け付け手段により受け付けられた前記第2情報の入力操作に基づいて前記他の溶接装置における溶接条件の設定値を表示し、さらに、当該他の溶接装置で測定された溶接条件の測定値を表示する表示手段と
    を備えた溶接装置。
  2. 前記受け付け手段により受け付けられた前記第2情報の入力操作に基づき、前記通信回線を介して当該第2情報を前記他の溶接装置に出力する出力手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記出力手段により出力された前記第2情報に基づいて設定される前記他の溶接装置の溶接条件に関して、当該他の溶接装置で測定された溶接条件の測定値を表示することを特徴とする請求項1に記載の溶接装置。
  3. 前記表示手段が表示する前記他の溶接装置で測定された溶接条件の測定値は、当該他の溶接装置による溶接作業中の電流値および電圧値の少なくともいずれか一方であることを特徴とする請求項1または2に記載の溶接装置。
  4. 通信回線を介して他の溶接装置と接続された溶接装置であって、
    操作者による自装置において設定される溶接時の条件である溶接条件に関する第1情報の入力操作、および、前記他の溶接装置において設定される溶接条件に関する第2情報の入力操作を受け付ける受け付け手段と、
    前記受け付け手段により受け付けられる前記第1情報の入力操作のための第1画面を表示し、また、当該受け付け手段により受け付けられる前記第2情報の入力操作のための第2画面を表示し、当該第2画面の表示において前記他の溶接装置の現在の状況を示す情報を表示する表示手段と
    を備えた溶接装置。
  5. 通信回線を介して第1の溶接装置と第2の溶接装置とが接続された溶接システムであって、
    前記第1の溶接装置が、
    操作者による自装置において設定される溶接時の条件である溶接条件に関する第1情報の入力操作、および、前記第2の溶接装置において設定される溶接条件に関する第2情報の入力操作を受け付ける受け付け手段と、
    前記受け付け手段により受け付けられた前記第2情報の入力操作に基づき、前記通信回線を介して当該第2情報を前記第2の溶接装置に出力する出力手段と、
    前記受け付け手段により受け付けられた前記第1情報の入力操作に基づいて自装置における溶接条件の設定値を表示し、また、当該受け付け手段により受け付けられた前記第2情報の入力操作に基づいて前記第2の溶接装置における溶接条件の設定値を表示し、さらに、当該第2の溶接装置で測定された溶接条件の測定値を表示する表示手段とを備え、
    前記第2の溶接装置が、
    前記第1の溶接装置の前記出力手段により出力された前記第2情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記第2情報に基づいて設定される自装置の溶接条件に関して、自装置の溶接条件を測定して溶接条件の測定値を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された前記測定値を、前記第1の溶接装置に送信する送信手段と
    を備えた溶接システム。
  6. 通信回線を介して他の溶接装置と接続された溶接装置に用いられるプログラムであって、
    前記溶接装置に、
    操作者による自装置において設定される溶接時の条件である溶接条件に関する第1情報の入力操作、および、前記他の溶接装置において設定される溶接条件に関する第2情報の入力操作を受け付ける機能と、
    受け付けられた前記第1情報の入力操作に基づいて自装置における溶接条件の設定値を表示し、また、受け付けられた前記第2情報の入力操作に基づいて前記他の溶接装置における溶接条件の設定値を表示し、さらに、当該他の溶接装置で測定された溶接条件の測定値を表示する機能と
    を実現させるためのプログラム。
JP2013117383A 2013-06-03 2013-06-03 溶接装置、複数の溶接装置を備える溶接システム、および溶接装置に用いられるプログラム Active JP5988918B2 (ja)

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