JP5988812B2 - 撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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本発明は、撮像装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
近年、高フレームレート撮影機能を搭載したデジタルカメラが一般化している。高フレームレート撮影機能に関しては、静止画に対して高フレームレートを利用して、連写など複数の画像を撮影する技術や、長秒露光が必要な撮影の際に複数フレームに分割露光した画像を合成するなど様々な技術が提案されている(例えば、特許文献1等)。また、画像を合成する際に他者のストロボ光などにより生じたノイズとなる画像を除去する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−124625号公報 特開2010−35008号公報
しかしながら、上記従来技術においても、時間的な連続性の観点からすると、なるべく一括の露光で撮影したいにも関わらず、必ず分割露光の撮影になってしまう。また、単純に輝度値を比較するのみだけで、ストロボ発光されたことによる輝度の変化なのかどうかが判らず、精度の向上が必要となってくる。特に、星空撮影やオーロラ撮影などで、撮影者が長いシャッタスピードで撮影しようとしているのにもかかわらず、他者からのストロボ光が入光してしまうなどの問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、長いシャッタスピードが必要な撮影時に、他者からのストロボ光を気にすることなく撮影することが可能となる撮像装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、被写体を撮影する撮影手段と、前記被写体を照明するためのストロボ発光手段と、前記ストロボ発光手段の非発光時及び発光時のそれぞれで取得されたフレームの映像信号の輝度値を比較して前記ストロボ発光手段の発光に対する被写体から反射光の有無を判定する被写体判定手段と、前記被写体判定手段により反射光があると判定された場合には分割露光を実施して撮影を行う一方、前記被写体判定手段により反射光がないと判定された場合には長秒露光を実施して撮影を行うように前記撮影手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、長いシャッタスピードが必要な撮影時に、他者からのストロボ光を気にすることなく撮影することが可能となる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の一例としてデジタルカメラの概略構成を示す図である。 デジタルカメラにおけるオーロラ撮影モード時の動作処理を示すフローチャートである。 図2のステップS212の加算判定処理の詳細を示すフローチャートである。 図2に示す処理において、撮影された画像の経過を時系列に示すタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態では、本発明をデジタルカメラに適用した場合について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置の一例としてデジタルカメラの概略構成を示す図である。
デジタルカメラ100では、撮影レンズ10、絞り機能を備える機械式シャッタ12によって撮像素子14に被写体からの光束が導かれ、撮像素子14で電気信号に変換される。A/D変換器16では、撮像素子14からのアナログ信号出力がデジタル信号に変換される。撮像素子14には、温度センサ(不図示)が設けられており、温度センサによる測温結果が定期的にシステム制御回路50に送信される。
タイミング発生回路18は、撮像素子14、A/D変換器16にクロック信号や制御信号を供給する。また、タイミング発生回路18は、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。また、機械式シャッタ12以外にも、タイミング発生回路18の撮像素子14のリセットタイミングの制御によって、電子シャッタとして、蓄積時間を制御することが可能であり、動画撮影などに使用可能である。
画像処理回路20は、A/D変換器16からの出力信号或いはA/D変換器16からの出力信号を蓄積したメモリ制御回路22からのデータに対して、TTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を施す。その後、ガンマ処理、補間処理、マトリックス変換からなる現像処理等を施して画像信号を生成する。
また、画像処理回路20では、得られた画像信号に基づいて、システム制御回路50が露光制御部40、測距制御部42に対して行う制御の制御量の算出を行い、TTL方式のAF処理、AE処理、EF処理を実現している。
メモリ制御回路22は、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に書き込まれる。
画像表示部28は、TFT液晶等から成り、メモリ30に書き込まれた表示用の画像データが、メモリ制御回路22を介して表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合にはデジタルカメラ100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
メモリ30は、撮影した静止画像や動画像を格納するための記憶装置であり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30は、システム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
不揮発性メモリ31は、FlashROM等で構成され、システム制御回路50が実行するプログラムは、この不揮発性メモリ31に書き込まれ、逐次読み出されながら実行される。また、不揮発性メモリ31内には、システム情報を記憶する領域やユーザ設定情報を記憶する領域を設け、さまざまな情報や設定を次回起動時に読み出して、復元することを実現している。
圧縮・伸長回路32は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
露光制御部40は絞り機能を備える機械式シャッタ12を制御する。また、ストロボ48と連動することによりストロボ調光機能も有するものである。測距制御部42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御し、ズーム制御部44は撮影レンズ10のズーミングを制御する。
ストロボ48は、被写体を照明するための発光機器であり、内蔵タイプであっても、外付けタイプであってもよい。露光制御部40、測距制御部42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御部40、測距制御部42に対して制御を行う。
システム制御回路50は、デジタルカメラ100全体を制御する制御部である。60,62,64,66,70及び72は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作部であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
モードダイアルスイッチ60は、電源オフ、自動撮影モード、通常撮影モード、HDR撮影モード、パノラマ撮影モード、動画撮影モード、再生モード、オーロラ撮影モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来るスイッチである。
シャッタースイッチSW1_62は、シャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理等の動作開始を指示する。
シャッタースイッチSW2_64は、シャッターボタンの操作完了でONとなる。シャッタースイッチSW2_64は、ストロボ撮影の場合、EF(ストロボプリ発光)処理を行った後に、AE処理で決定された露光時間分、撮像素子14を露光させる処理の開始指示となる。また、シャッタースイッチSW2_64は、ストロボ撮影の場合、露光期間中に発光させて、露光期間終了と同時に露光制御部40により遮光することで、撮像素子14への露光を終了させる処理の開始指示となる。撮像素子14から読み出された信号は、A/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データとして書き込まれる。シャッタースイッチSW2は、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出して圧縮・伸長回路32で圧縮を行い記録媒体200に書き込む記録処理を含む一連の処理の開始指示となる。
表示切替スイッチ66は、画像表示部28の表示切替をすることが出来る。この機能により、光学ファインダ104を用いて撮影を行う際に、TFT LCD等から成る画像表示部28への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
操作部70は、各種ボタン、タッチパネルや回転式ダイアル等からなり、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、ストロボ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン等がある。また、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像移動−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等もある。
ズームスイッチ72は、ユーザが撮像画像の倍率変更指示を行うスイッチである。ズームスイッチ72は、撮像画角を望遠側に変更させるテレスイッチと、広角側に変更させるワイドスイッチからなる。このズームスイッチ72を用いることにより、ズーム制御部44に撮影レンズ10の撮像画角の変更を指示し光学ズーム操作を行うトリガとなる。また、画像処理回路20による画像の切り出しや、画素補間処理などによる撮像画角の電子的なズーミング変更のトリガともなる。
電源部86はアルカリ電池の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Liイオン電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
I/F90はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェースであり、コネクタ92はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行う。
光学ファインダ104は、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用すること無しに、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能である。
通信部110は、USB、IEEE1394、LAN、無線通信等の各種通信機能を有する。コネクタ112は、通信部110によりデジタルカメラ100を他の機器と接続する。無線通信の場合、コネクタ112はアンテナである。
記録媒体200はメモリカードやハードディスク等であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、デジタルカメラ100とのインタフェース(I/F)204、デジタルカメラ100と接続を行うコネクタ206を備えている。
次に、星空やオーロラ等を撮影するためのオーロラ撮影モード時のデジタルカメラ100での動作処理について図2を参照して説明する。
図2は、デジタルカメラ100におけるオーロラ撮影モード時の動作処理を示すフローチャートである。なお、本処理は、デジタルカメラ100の動作を中心にして説明するが、主たる制御を行う部分はシステム制御回路50である。
星空やオーロラ等を撮影する場合、一般的に長いシャッタスピードで撮影する。まず、ユーザは、モードダイアルスイッチ60をオーロラ撮影モードに切り替えてカメラを起動する。
シャッタースイッチSW1_62がONになると、デジタルカメラ100は、ストロボ非発光状態でTTL測光を行い、フレームの映像信号の輝度値を取得し(ステップS202)、シャッタスピードT(露光時間=T秒)を決定する(ステップS203)。ここでは、ストロボ非発光状態でのTTL測光時に他者のストロボ発光が生じる可能性があるために、複数回の測光を実施し、画面全体の輝度値が最も低いものを選択する構成であってもよい。また、TTL測光を実施し、カメラが自動的にシャッタスピードを決定する形態について説明するが、ユーザが操作部70及び画像表示部28でシャッタスピードを指定するマニュアルモードであってもよい。
次に、デジタルカメラ100は、ストロボフル発光を実施し(ステップS204)、測光を実施して、ストロボ光が照射されたフレームの映像信号の輝度値を取得する(ステップS205)。
次に、デジタルカメラ100は、ストロボ非発光時の輝度値(ステップS202)とストロボ発光時の輝度値(ステップS205)とを比較してストロボの反射光の有無を判定する(ステップS206)。ステップS206は被写体判定手段の一例である。ストロボの反射光があると判定された場合、デジタルカメラ100は、撮影を分割露光で実施するように決定する(ステップS208)。
一方、ステップS206において、ストロボの反射光がないと判定された場合、デジタルカメラ100は、温度センサ(温度測定手段)による撮像素子14の測温結果を取得し、測定した温度が閾値以上か否かを判定する(ステップS207)。閾値以上だった場合には分割露光(ステップS208)へ進む一方、閾値以上でなかった場合には、露光時間T秒(長秒露光)で撮影をする(ステップS217)。このときにストロボ発光はしない。
ステップS208で分割露光撮影が決定されると、デジタルカメラ100は、分割露光数Nを決定する(ステップ209)。この分割露光数Nは、シャッタ秒時やISO感度、撮像素子14の測温結果等に応じて決定される。
次に、デジタルカメラ100は、カウンタnを初期化(n=1)し(ステップS210)、露光時間T/N秒で撮影をする(ステップS211)。つづいて、デジタルカメラ100は、加算判定処理を実行する(ステップS212)。本処理の詳細については後述する。
次に、デジタルカメラ100は、撮影された画像を加算対象にするかどうかを判定し(ステップS213)、加算しないと判定した場合には、再びステップS211に戻り、撮影を行う。このときにストロボ発光はしない。
一方、ステップS213で加算すると判定した場合、デジタルカメラ100は、元の画像に対して、撮影された信号を加算する(ステップS214)。
次に、デジタルカメラ100は、カウンタnが、ステップ209にて決定した分割露光数Nに達したかを判断する(ステップS215)。カウンタnが分割露光数Nに達していないと判断した場合にはカウンタnを1つ増加させて(ステップS216)、再びステップS211に戻り、撮影を行う。一方、カウンタnが分割露光数Nに達していると判断した場合、ステップS218へ移行する。
ステップS218では、デジタルカメラ100は、ステップS217でT秒で露光して撮影をしたものも含めて現像を行い、撮影を終了する。
図3は、図2のステップS212の加算判定処理の詳細を示すフローチャートである。なお、本処理も、デジタルカメラ100の動作を中心にして説明するが、主たる制御を行う部分はシステム制御回路50である。
まず、デジタルカメラ100は、撮影された画像に対して、画面をMブロックに分割し(ステップS302)、カウンタmを初期化(m=1)する(ステップS303)。
次に、デジタルカメラ100は、Mブロックに分割した画像のうちのブロックmについて、図2のステップS202で取得したストロボ非発光時の輝度平均値Ynを算出する(ステップS304)。つづいて、デジタルカメラ100は、Mブロックに分割した画像のうちのブロックmについて、図2のステップS205で取得したストロボ発光時の輝度平均値Yfを算出する(ステップS305)。
次に、デジタルカメラ100は、ストロボが発光しているかどうかを判定するための閾値Tfを決定する(ステップS306)。つづいて、デジタルカメラ100は、ストロボ発光時の輝度平均値Yfとストロボ非発光時の輝度平均値Ynの差分が閾値Tfより大きいかどうかを判定する(ステップS307)。閾値Tfよりも大きいと判定した場合、ステップS308へ進む一方、そうでない場合はステップS310へ進む。
ステップS308では、デジタルカメラ100は、ブロックmがストロボ光があたる(反射する)被写体があるブロックであると判断する。つづいて、ステップS309において、デジタルカメラ100は、実際の撮影時の輝度値の判定に使用する閾値TをTf’とする。
ステップS310では、デジタルカメラ100は、ブロックmがストロボ光があたる被写体がないブロックであると判断する(ステップS310)。つづいて、ステップS311において、デジタルカメラ100は、実際の撮影時の輝度値の判定に使用する閾値TをTnとする。なお、本実施形態では、ストロボ光が当たらない部分の輝度変化を参照しているが、ストロボ光があたると判定されたブロックのみの輝度変化を注視する場合も考えられる。
ステップS312では、デジタルカメラ100は、分割露光で得られた撮影画像のブロックmの輝度平均値Ycを算出する。
次に、ステップS313において、デジタルカメラ100は、ステップS312で算出した撮影画像のブロックmの輝度平均値Ycとストロボ非発光時の輝度平均値Ynとの差分と、閾値Tとを比較する。差分の方が大きい場合(ステップS313でNO)、ステップS316に進み、デジタルカメラ100は、対象となる撮影画像を加算しないと判断する。すなわち、分割露光で得られた撮影画像の複数ブロックのうち一つでも閾値Tよりも大きいものが存在すると、その画像は加算しないことになる。
一方、ステップS313の判別の結果、差分の方が小さいと判定した場合、ステップS314に進み、デジタルカメラ100は、カウンタmがMに達したかどうか、すなわち撮影画像の全ブロックに対する処理が完了したかどうかを判定する。全ブロックに対する処理が完了していない場合、カウンタmに1を加えて(ステップS317)、ステップS304に戻る。一方、ステップS314の判別の結果、全ブロックに対する処理が完了した場合、ステップS315へ進む。
ステップS315では、デジタルカメラ100は、ステップS312で算出した撮影画像のブロックmの輝度平均値Ycとストロボ非発光時の輝度平均値Ynとの差分が閾値Tより小さい場合、対象となる撮影画像を加算すると判断する。
図4は、図2に示す処理において、撮影された画像の経過を時系列に示すタイミングチャートである。
VDはイメージセンサの垂直同期信号で、1周期で1画像が取得できるものとする。
Aのような被写体を撮影する場合において、(1)でストロボ非発光時の輝度値Ynを取得し、(2)でストロボ発光時の輝度値Yfを取得し、それをブロック毎に比較することにより、ストロボが照射される可能性のあるブロックの判定を行う。判定結果がBの網掛けのブロックとなる。(3)以降が分割露光している期間で、この場合には、4枚を分割露光すれば丁度よい明るさの画像が得られると判断されたものとする。
分割露光においては、まず(3)の輝度を取得し、全ブロックが(1)のストロボ非発光時の輝度値との差分が閾値Tよりも小さくなっているために、合成画像の対象(加算対象)と判定される。(4)についても同様である。
(5)については、網掛けされているブロックの少なくとも1つについて、(1)のストロボ非発光時の輝度値との差分が閾値Tよりも大きくなっているために、他者のストロボが光ったと判定し、(5)の画像を合成画像の対象から除外する。このようにして、(3)〜(8)までを撮影し、(3)(4)(6)(8)の画像が合成画像の対象となり、(8)において4枚目の加算画像を得ることができ、ここで撮影を終了している。
本実施形態によれば、長いシャッタスピードが必要な撮影時においても、他者からのストロボ光を気にすることなく撮影することが可能となる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100 デジタルカメラ
14 撮像素子
40 露光制御部
42 測距制御部
44 ズーム制御部
48 ストロボ
50 システム制御回路
60 モードダイアルスイッチ

Claims (8)

  1. 被写体を撮影する撮影手段と、
    前記被写体を照明するためのストロボ発光手段と、
    前記ストロボ発光手段の非発光時及び発光時のそれぞれで取得されたフレームの映像信号の輝度値を比較して前記ストロボ発光手段の発光に対する被写体から反射光の有無を判定する被写体判定手段と、
    前記被写体判定手段により反射光があると判定された場合には分割露光を実施して撮影を行う一方、前記被写体判定手段により反射光がないと判定された場合には長秒露光を実施して撮影を行うように前記撮影手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記ストロボ発光手段の発光時にはフル発光することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記ストロボ非発光時に取得される輝度値は、複数回の測光を行って最も低い輝度値が選択されることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮影手段の温度を測定する温度測定手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記温度測定手段により測定された前記撮影手段の温度が閾値以上である場合、前記被写体判定手段により反射光がないと判定された場合であっても分割露光を実施して撮影を行うように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、分割露光撮影において、複数ブロックに分割された画像のうちの前記ストロボ発光手段の発光に対する反射光があったブロックの輝度値と、当該ブロックの前記ストロボ発光手段の非発光時の輝度値との差分が、所定の値以上である場合には、合成画像の対象から除外して合成画像を生成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、分割露光撮影において、複数ブロックに分割された画像のうちの前記ストロボ発光手段の発光に対する反射光がなかったブロックの輝度値と、当該ブロックの前記ストロボ発光手段の非発光時の輝度値との差分が、所定の値以上である場合には、合成画像の対象から除外して合成画像を生成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 被写体を撮影する撮影手段と、前記被写体を照明するためのストロボ発光手段とを備える撮像装置の制御方法において、
    前記ストロボ発光手段の非発光時及び発光時のそれぞれで取得されたフレームの映像信号の輝度値を比較して前記ストロボ発光手段の発光に対する被写体から反射光の有無を判定する被写体判定工程と、
    前記被写体判定工程にて反射光があると判定された場合には分割露光を実施して撮影を行う一方、前記被写体判定工程にて反射光がないと判定された場合には長秒露光を実施して撮影を行うように前記撮影手段を制御する制御工程とを備えることを特徴とする制御方法。
  8. 請求項7に記載の制御方法を撮像装置に実行させるためのコンピュータに読み取り可能なプログラム。
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