JP5800664B2 - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、打ち上げ花火のような移動する輝点を手持ち撮影しても、複数の画像を正確に位置合わせして合成することで、振れのない合成画像を得ることができる撮像装置およびその制御方法を提供することである。
図2(f)は画像合成したときに、精度良く位置合わせが出来た画像の一例である。
花火が打ち上げられると火花は放射状に広がっていくため、所定時間より長い露光時間で撮影すれば、火花の軌跡が長細い形となって撮影される(図3のα)。
一方、建物の窓の明かりβの場合は、露光時間に関係なく輝点の形は変化しない。
画像中から抽出した輝点に対し、輝点を構成する画素数や輝点の周囲長さを検出して大きさの指標とする。
また、輝点の大きさに加え、輝点の長さについても判定条件に加えることで、より精度良く静止した被写体の輝点を抽出してもよい。
c=√(a2+b2)
C>D、 c>D :C、cは特徴点ではない
C>D、 c>D :C、cは特徴点ではない
連続画像間において検出した特徴点の動きベクトルを算出し、この動きベクトルに合わせて、各画像の位置を合わせて合成する。
図4は実施例1の花火撮影シーケンスを示す図である。撮像装置100の撮影モードを花火撮影モードに設定し、シャッタスイッチ60(SW1)を押下する(S100)。シャッタスイッチ60を押下すると、被写体の輝度を測定して撮影準備を行う。ここで、測光結果に基づいて露光時間が決まり、画像合成するための連続撮影枚数nが決定される(S101)。撮影が開始されると(S102)、撮影カウンタがnになるまで撮影を続ける(S103でNo)。ステップS102を実行する画像処理回路20などが複数画像取得手段に相当する。撮影枚数がnになったら(S103でYes)、画像合成のための特徴点検出処理を実施する(S104)。特徴点検出処理については後述する。
ステップS200で連続撮影画像から抽出した輝点に対し、花火のように動く輝点と夜景の照明などのように静止した輝点に分析する(S201)。
図6のステップS300では連続撮影画像n枚の画像に対して平均輝度を算出する。このうち平均輝度が最小となる画像(S301)と、平均輝度が最高となる画像(S302)を抽出し、それぞれの画像内を複数の分割エリアに分割する(S303)。次に、画像の周辺部の分割エリアから検出した特徴点は、画像の歪曲や解像度の低下などによる影響で、画像の位置合わせを行った場合に精度が低下してしまう問題がある。このため、特徴点検出には使用しないで無効領域としてもよい(S304)。ステップS301とステップS302で抽出した最小平均輝度の画像と最大平均輝度の画像を分割エリア毎に輝度の比較を行い(S305)、2つの画像間で輝度変化が少ない分割エリアを抽出する(S306)。抽出した輝度変化が少ない分割エリアの画像が所定の輝度以上であれば(S307でYes)、この分割エリアを特徴点検出領域として設定し(S308)、抽出した輝度変化が少ない分割エリアの画像が所定の輝度未満であった場合には(S307でNo)この分割エリアを特徴点検出領域としないようにする。
また、主撮像光学系300は図1の撮像光学系と同じ構成である。
ズーム制御回路344は、ズームレンズ310のズーミングを制御する。
図10は実施例2の複眼撮像光学系を用いた花火撮影シーケンスを示す図である。
花火撮影モードにてシャッタスイッチ60を押下し(S400)、測光を行う。測光結果によって複数の撮像光学系で撮影するそれぞれの撮影枚数とシャッタ速度を決定する(S401)。処理の例として、主撮像光学系300ではn枚、副撮像光学系301ではm枚の撮影を行うものとする。このとき、それぞれの撮像光学系の撮影枚数はm=nまたはm=n+1となる。
50 システム制御部
20 画像処理部
200 特徴点検出処理部
201 動きベクトル演算部
202 画像合成処理部
203 特徴点検出領域設定処理部
300 主撮像光学系
301 副撮像光学系
400 撮像装置
Claims (9)
- 順次撮影することにより複数の画像を取得する複数画像取得手段と、
前記複数の画像に写る輝点を抽出する輝点抽出手段と、
前記輝点抽出手段により抽出された輝点の大きさから、前記輝点が移動輝点か静止輝点かを判定する輝点判定手段と、
前記輝点判定手段により判定された静止輝点を基準として前記複数の画像間における動きベクトルを算出する動きベクトル算出手段と、
前記動きベクトル算出手段によって算出された動きベクトルに基づいて、一枚の合成画像を合成する画像合成手段とを有することを特徴とする撮像装置。 - 前記輝点判定手段は、前記輝点抽出手段により抽出された輝点の大きさが、所定の大きさよりも小さい場合に、静止輝点と判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記輝点判定手段は、前記輝点抽出手段により抽出された輝点の長さが、所定の長さよりも短い場合に、静止輝点と判定することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
- 前記動きベクトル算出手段は、前記複数の画像から、最も輝度レベルが低い画像と最も輝度レベルが高い画像を抽出し、前記抽出した画像を複数の分割エリアに分割し、対応する前記分割エリアの輝度レベルを比較して、前記動きベクトルを算出するための特徴点検出領域を設定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記動きベクトル算出手段は、前記最も輝度レベルが低い画像と最も輝度レベルが高い画像との間で対応する前記分割エリアのうち、それぞれの輝度レベルが第1の閾値より大きく、なおかつ輝度レベルの差が第2の閾値より小さい前記分割エリアを前記特徴点検出領域に設定することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
- 前記動きベクトル算出手段は、前記複数の画像の周辺領域を前記特徴点検出領域とはしないことを特徴とする請求項4または5のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記動きベクトル算出手段は、前記分割エリアの大きさを撮像光学系の焦点距離に応じて変更することを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 複数の撮像光学系を有し、
前記複数画像取得手段は、前記複数の撮像光学系によって露光が途切れず、かつ露光が重ならないように撮影された複数の画像を取得することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 順次撮影することにより複数の画像を取得する複数画像取得ステップと、
前記複数の画像に写る輝点を抽出する輝点抽出ステップと、
前記輝点抽出ステップにて抽出された輝点の大きさから、前記輝点が移動輝点か静止輝点かを判定する輝点判定ステップと、
前記輝点判定ステップにて判定された静止輝点を基準として前記複数の画像間における動きベクトルを算出する動きベクトル算出ステップと、
前記動きベクトル算出ステップにて算出された動きベクトルに基づいて、一枚の合成画像を合成する画像合成ステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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