JP5988660B2 - Lsi設計支援装置及びlsi設計方法 - Google Patents
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Description
先ず、本願において開示される代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面中の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
論理ゲートとFETを含む回路のネットリストが入力され(11)、前記回路に定常的な貫通電流が発生する可能性を判定するLSI設計支援装置であって、以下のように動作する。
項1において、前記ネットリストに含まれる複数の信号ネットのうち、複数のFETのソースまたはドレインにのみ接続されている信号ネットを対象ネットとし(12)、全ての対象ネットのそれぞれについて(13、24)、以下の処理を行う。
項2において、前記GND側ブール式と前記PWR側ブール式の入力である信号ネットを起点とし、前記ネットリストについて、論理ゲートの出力端子から入力端子へ向かう方向またはFETのドレインまたはソースからゲートへ向かう方向に経路探索を行ない(19)、経路上の論理ゲートまたはFETの機能と接続関係を表したブール式を抽出して前記貫通条件判定ブール式とする(21)。
項3において、所定段数の経路探索を行った結果、前記合流ネットが抽出されないときに、前記対象ネットを経由する貫通電流経路に定常的な貫通電流を発生させる前記ネットリストの論理状態があると判定する(20)。
項3において、前記貫通条件関数と前記貫通条件判定ブール式とを結合したブール式を、論理的等価性を保ったまま縮退し(22)、さらなる縮退が不能となったブール式が論理値0以外である場合に(23)、定常的な貫通電流を発生させる前記ネットリストの論理状態があると判定する(25)。
項5において、前記貫通条件関数と前記貫通条件判定ブール式とを結合した前記ブール式を、二分決定図で表す。
項3において、前記貫通条件関数と前記貫通条件判定ブール式とを結合したブール式に対し、全ての入力条件の組合せパターンを入力して論理シミュレーションを行い、前記ブール式から論理値1が出力される入力条件の組合せが存在する場合に、定常的な貫通電流を発生させる前記ネットリストの論理状態があると判定する。
項3において、前記貫通条件関数と前記貫通条件判定ブール式とを結合したブール式を、前記ネットリストに対するダイナミックシミュレーションに組み込む。
論理ゲートとFETを含む回路のネットリストが入力され(11)、前記ネットリストに含まれる接地されているFETに定常的な貫通電流を発生させる前記ネットリストの論理状態の有無を電子計算機によって判定する、LSI設計方法であって、以下のように構成される。
項9において、前記ネットリストに含まれる複数の信号ネットのうち、複数のFETのソースまたはドレインにのみ接続されている信号ネットを対象ネットとし(12)、全ての対象ネットのそれぞれについて(13、24)、前記第1ステップと前記第2ステップと前記第3ステップとを繰り返し実行する。
項10において、前記第2ステップは、前記GND側ブール式と前記PWR側ブール式の入力である信号ネットを起点とし、前記ネットリストについて、論理ゲートの出力端子から入力端子へ向かう方向またはFETのドレインまたはソースからゲートへ向かう方向に経路探索を行う(19)。前記第2ステップは、さらに、経路上の論理ゲートまたはFETの機能と接続関係を表したブール式を抽出して前記貫通条件判定ブール式とするステップ(21)を含む。前記経路探索は、前記GND側ブール式の入力である信号ネットを起点とした経路探索で探索された経路と、前記PWR側ブール式の入力である信号ネットを起点とした経路探索で探索された経路とが合流した合流ネットに到達した場合に、前記合流ネット以降の経路探索を中止する。
項11において、所定段数の経路探索を行った結果、前記合流ネットが抽出されないときに、前記対象ネットを経由する貫通電流経路に定常的な貫通電流を発生させる前記ネットリストの論理状態があると判定する第4ステップ(20)をさらに含む。
項11において、前記貫通条件関数と前記貫通条件判定ブール式とを結合したブール式を、論理的等価性を保ったまま縮退する第5ステップ(22)をさらに含み、前記第3ステップは前記第5ステップにおけるさらなる縮退が不能となったブール式が論理値0以外である場合に(23)、定常的な貫通電流を発生させる前記ネットリストの論理状態があると判定する(25)。
項13において、前記貫通条件関数と前記貫通条件判定ブール式とを結合した前記ブール式を、二分決定図で表す。
項11において、前記貫通条件関数と前記貫通条件判定ブール式とを結合したブール式に対し、全ての入力条件の組合せパターンを入力して論理シミュレーションを行う第6ステップをさらに含み、前記第3ステップは前記ブール式から論理値1が出力される入力条件の組合せが存在する場合に、定常的な貫通電流を発生させる前記ネットリストの論理状態があると判定する。
項11において、前記貫通条件関数と前記貫通条件判定ブール式とを結合したブール式を、前記ネットリストに対するダイナミックシミュレーションに組み込む。
実施の形態について更に詳述する。
図1は、実施形態1に係るLSI設計支援装置が実行する処理フローの概略を示すフローチャートである。
貫通条件=net9&net7
となり、
PWR側ブール式は、
net7=net10&net8(high)
となる。これらを結合して得られる貫通条件関数は、
貫通条件=net9&net7=net9&net10&net8(high)=net9&net10
となる。
貫通条件=net11&net14
となるが、PWR側ブール式は、net12が論理値1となるケースと論理値0となるケースがあるため、SIG属性のNMOS111は、GND属性とPWR属性の両方の場合を評価する必要がある。
PWR側ブール式は、
GND属性の場合の、net11=net15&net12(low)と、
PWR属性の場合の、net11=net15&net12(high)の両方を評価する。
NMOS111をGND属性とした場合に、結合して得られる貫通条件関数は、
貫通条件=net15&net12(low)&net14=net15&0&net14=0
であり、貫通電流は発生しない。
NMOS111をPWR属性とした場合に、結合して得られる貫通条件関数は、
貫通条件=net15&net12(high)&net14=net15&net14
であり、net14とnet15がともに1となる条件下では、貫通電流が発生する可能性がある。
貫通条件=net19&net21
が作成される。図6の(b)に示す作成例2では、対象ネットであるnet24から出力ネットであるGNDのnet22へ、GND属性のNMOS118と119が直列に接続され、さらにGND属性のNMOS120が並列に接続されている。図2に示した要領で論理モデル化を行い、
貫通条件=net27&(net28&net24)|net26&net24
が作成される。
対象ネットnet30=!net32&net31(high)=!net32
が作成される。(b)に示す作成例2では、対象ネットであるnet34から、PWR属性のNMOS123と124が直列に接続され、さらにPWR属性のNMOS126が並列に接続されている。図2に示した要領で論理モデル化を行うと、
対象ネットnet30=net38&net39|net37
が作成される。
貫通条件=net44&(net43&high)
である。
貫通条件
=net44&(net43&high)
=net44&(!net45&high)
=net44&(!(net46&net47)&high)
=net44&(!(net46&(net48&net49))&high)
さらに、GND側ブール式の入力であるnet44を駆動する貫通条件判定ブール式を展開すると、以下のようになる。
貫通条件
=net44&(!(net46&(net48&net49))&high)
=(net45&net49)&(!(net46&(net48&net49))&high)
=((net46&(net48&net49))&net49)&(!(net46&(net48&net49))&high)
論理探索するネットリストにトランジスタが含まれている場合には、図9に示すルールに従って、論理ゲートに置換して上記貫通条件判定ブール式を抽出する。図9は、論理探索におけるトランジスタの論理ゲートへの変換ルールを示す説明図である。トランジスタがPWR属性またはSIG属性の場合、NMOSは(a)のようにANDゲートに変換し、PMOSは(b)のようにゲートを反転するANDゲートに変換する。トランジスタがGND属性の場合、NMOSは(c)のようにNORゲートに変換し、PMOSは(d)のようにゲートを反転するNORゲートに変換する。図10は、論理探索におけるトランジスタの論理ゲートへの変換例である。貫通条件関数を構成するNMOS129と130があり、(a)に示すようにNMOS130のゲート端子(net51)にNMOS131とPMOS132が接続されている。このとき、貫通条件関数を構成するのがNMOSであるから、net51をhighにする可能性がある場合のみを考慮すればよいので、(b)に示すようにGND属性のNMOS131は変換せず、PWR属性のPMOSを反転付きANDゲート218に変換する。これにより、トランジスタを含むネットリストからも適切にブール式を抽出することができる。
貫通条件=((net46&(net48&net49))&net49)&(!(net46&(net48&net49))&high)
において、net46&(net48&net49)=Xとおくと、
貫通条件=(X&net49)&(!X&high)=X&!X&net49
となり、
X&!X=0なので、貫通条件=X&!X&net49=0
となる。貫通条件が常に論理値0となるので、net40を経由する貫通電流が発生する可能性はないものと判定することができる。
貫通条件関数と貫通条件判定ブール式を組み合わせたブール式に対して、全ての入力条件を網羅する入力パターンを作成してシミュレーションを実行する。ブール式の出力に論理値1が出力された場合は、その時に貫通電流が流れることが分かる。これにより、貫通電流を発生させる入力パターンを知ることができ、貫通電流の発生を防止するための設計変更を容易にすることができる。
貫通条件関数と貫通条件判定ブール式を組み合わせたブール式を、通常のダイナミックシミュレーションに組み込んで実行することにより、想定される入力信号の組合せの範囲内で、貫通電流が発生するか否かを判定することができる。これにより、通常のダイナミックシミュレーションにおいて、貫通電流の発生をモニタすることができ、論理設計段階で貫通電流の発生を論理バグと同等に扱いながら、設計を進めることができるので、論理設計のバグの収束と同時に貫通電流を発生させない回路設計を完了させることができる。
12 対象ネットの抽出
13、24 対象ネットごとのループ
14 トランジスタ電源確定(属性付与)
15 貫通条件関数作成
16 GND側ブール式作成
17 PWR側ブール式作成
18 貫通条件関数作成
19 トランジスタのゲート端子の論理探索
20 合流ネットの有無の判定
21 貫通条件判定ブール式の抽出
22 貫通条件判定ブール式の縮退
23 貫通条件判定
25 エラー出力
101〜132 トランジスタ(FET)
201〜218 論理ゲート
Claims (14)
- 論理ゲートとFETを含む回路のネットリストが入力され、
前記ネットリストに含まれる複数の信号ネットのうち、複数のFETのソースまたはドレインにのみ接続されている信号ネットを対象ネットとし、全ての対象ネットのそれぞれについて、
前記対象ネットを起点としFETのドレインからソースへの経路を経て接地ネットに達する経路を抽出し、前記経路内のFETに対して論理モデル化を行い、前記経路内のFETのゲートと前記対象ネットとを入力とし前記接地ネットを出力とするGND側ブール式を抽出し、
前記対象ネットを起点としFETのドレインからソースへの経路を経て電源ネットまたはFET以外が接続される信号ネットに達する経路を抽出し、前記経路内のFETに対して論理モデル化を行い、前記経路内のFETのゲートを入力とし前記対象ネットを出力とするPWR側ブール式を抽出し、
前記GND側ブール式と前記PWR側ブール式を前記対象ネットで結合したブール式を貫通条件関数とし、
前記ネットリストから、前記貫通条件関数に入力を供給する部分的なネットリストの機能を表すブール式を抽出して貫通条件判定ブール式とし、
前記ネットリストにおいて、電源端子を論理値1に置き換え、P型FETをゲートに論理値0が入力されたときにソースに入力された論理値をドレインに出力する論理ゲートに置き換え、N型FETをゲートに論理値1が入力されたときにドレインに入力された論理値をソースに出力する論理ゲートに置き換える論理モデル化を行うことによって、前記貫通条件関数と前記貫通条件判定ブール式とを求め、
前記貫通条件判定ブール式を、論理的等価性を保って縮退した結果に基づいて前記貫通条件関数から論理値1が出力される条件の有無を判定することにより、前記ネットリストに含まれる接地されている前記FETに定常的な貫通電流を発生させる前記ネットリストの論理状態の有無を判定し、前記PWR側ブール式と前記GND側ブール式とがともに論理値1となる条件が存在する場合に、定常的な貫通電流を発生させる前記ネットリストの論理状態があると判定する、LSI設計支援装置。 - 請求項1において、前記GND側ブール式と前記PWR側ブール式の入力である信号ネットを起点とし、前記ネットリストについて、論理ゲートの出力端子から入力端子へ向かう方向またはFETのドレインまたはソースからゲートへ向かう方向に経路探索を行い、経路上の論理ゲートまたはFETの機能と接続関係を表したブール式を抽出して前記貫通条件判定ブール式とし、
前記経路探索は、前記GND側ブール式の入力である信号ネットを起点とした経路探索で探索された経路と、前記PWR側ブール式の入力である信号ネットを起点とした経路探索で探索された経路とが合流した合流ネットに到達した場合に、前記合流ネット以降の経路探索を中止する、LSI設計支援装置。 - 請求項2において、所定段数の経路探索を行った結果、前記合流ネットが抽出されないときに、前記対象ネットを経由する貫通電流経路に定常的な貫通電流を発生させる前記ネットリストの論理状態があると判定する、LSI設計支援装置。
- 請求項2において、前記貫通条件関数と前記貫通条件判定ブール式とを結合したブール式を、論理的等価性を保ったまま縮退し、さらなる縮退が不能となったブール式が論理値0以外である場合に、定常的な貫通電流を発生させる前記ネットリストの論理状態があると判定する、LSI設計支援装置。
- 請求項4において、前記貫通条件関数と前記貫通条件判定ブール式とを結合した前記ブール式を、二分決定図で表す、LSI設計支援装置。
- 請求項2において、前記貫通条件関数と前記貫通条件判定ブール式とを結合したブール式に対し、全ての入力条件の組合せパターンを入力して論理シミュレーションを行い、前記ブール式から論理値1が出力される入力条件の組合せが存在する場合に、定常的な貫通電流を発生させる前記ネットリストの論理状態があると判定する、LSI設計支援装置。
- 請求項2において、前記貫通条件関数と前記貫通条件判定ブール式とを結合したブール式を、前記ネットリストに対するダイナミックシミュレーションに組み込む、LSI設計支援装置。
- 論理ゲートとFETを含む回路のネットリストが入力され、前記ネットリストに含まれる複数の信号ネットのうち、複数のFETのソースまたはドレインにのみ接続されている信号ネットを対象ネットとし、全ての対象ネットのそれぞれについて、第1ステップと第2ステップと第3ステップとを繰り返し実行し、前記ネットリストに含まれる接地されているFETに定常的な貫通電流を発生させる前記ネットリストの論理状態の有無を電子計算機によって判定する、LSI設計方法であって、
前記第1ステップは、前記対象ネットを起点としFETのドレインからソースへの経路を経て接地ネットに達する経路を抽出し、前記経路内のFETに対して論理モデル化を行い、前記経路内のFETのゲートと前記対象ネットとを入力とし前記接地ネットを出力とするGND側ブール式を抽出するステップと、前記対象ネットを起点としFETのドレインからソースへの経路を経て電源ネットまたはFET以外が接続される信号ネットに達する経路を抽出し、前記経路内のFETに対して論理モデル化を行い、前記経路内のFETのゲートを入力とし前記対象ネットを出力とするPWR側ブール式を抽出するステップと、前記GND側ブール式と前記PWR側ブール式を前記対象ネットで結合したブール式を貫通条件関数とするステップとを含み、
前記第2ステップは、前記ネットリストから、前記貫通条件関数に入力を供給する部分的なネットリストの機能を表すブール式を抽出して貫通条件判定ブール式とするステップとし、
前記第1ステップと前記第2ステップのそれぞれは、前記ネットリストにおいて、電源端子を論理値1に置き換え、P型FETをゲートに論理値0が入力されたときにソースに入力された論理値をドレインに出力する論理ゲートに置き換え、N型FETをゲートに論理値1が入力されたときにドレインに入力された論理値をソースに出力する論理ゲートに置き換える論理モデル化を行うステップを含み、
前記第3ステップは、前記貫通条件判定ブール式を、論理的等価性を保って縮退した結果に基づいて前記貫通条件関数から論理値1が出力される条件の有無を判定することにより、前記ネットリストに含まれる接地されている前記FETに定常的な貫通電流を発生させる前記ネットリストの論理状態の有無を判定し、前記PWR側ブール式と前記GND側ブール式とがともに論理値1となる条件が存在する場合に、定常的な貫通電流を発生させる前記ネットリストの論理状態があると判定する、LSI設計方法。 - 請求項8において、前記第2ステップは、前記GND側ブール式と前記PWR側ブール式の入力である信号ネットを起点とし、前記ネットリストについて、論理ゲートの出力端子から入力端子へ向かう方向またはFETのドレインまたはソースからゲートへ向かう方向に経路探索を行い、経路上の論理ゲートまたはFETの機能と接続関係を表したブール式を抽出して前記貫通条件判定ブール式とするステップと、
前記経路探索は、前記GND側ブール式の入力である信号ネットを起点とした経路探索で探索された経路と、前記PWR側ブール式の入力である信号ネットを起点とした経路探索で探索された経路とが合流した合流ネットに到達した場合に、前記合流ネット以降の経路探索を中止する、LSI設計方法。 - 請求項9において、所定段数の経路探索を行った結果、前記合流ネットが抽出されないときに、前記対象ネットを経由する貫通電流経路に定常的な貫通電流を発生させる前記ネットリストの論理状態があると判定する第4ステップをさらに含む、LSI設計方法。
- 請求項9において、前記貫通条件関数と前記貫通条件判定ブール式とを結合したブール式を、論理的等価性を保ったまま縮退する第5ステップをさらに含み、前記第3ステップは前記第5ステップにおけるさらなる縮退が不能となったブール式が論理値0以外である場合に、定常的な貫通電流を発生させる前記ネットリストの論理状態があると判定する、LSI設計方法。
- 請求項11において、前記貫通条件関数と前記貫通条件判定ブール式とを結合した前記ブール式を、二分決定図で表す、LSI設計方法。
- 請求項9において、前記貫通条件関数と前記貫通条件判定ブール式とを結合したブール式に対し、全ての入力条件の組合せパターンを入力して論理シミュレーションを行う第6ステップをさらに含み、前記第3ステップは前記ブール式から論理値1が出力される入力条件の組合せが存在する場合に、定常的な貫通電流を発生させる前記ネットリストの論理状態があると判定する、LSI設計方法。
- 請求項9において、前記貫通条件関数と前記貫通条件判定ブール式とを結合したブール式を、前記ネットリストに対するダイナミックシミュレーションに組み込む、LSI設計方法。
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