JP5988537B2 - 荷電粒子線露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents
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Description
また、従来の多数の電子ビームの円形スポットを偏向しながらオン/オフする電子ビーム露光装置を用いて、その非周期的な部分を含むパターンの全部の露光を行うものとすると、露光時間(描画時間)が長くなり、スループット(単位時間当たりのウエハの処理枚数)が低下する。
まず、本実施形態において半導体素子等を製造するためのリソグラフィー工程で使用される荷電粒子線露光装置としての電子ビーム露光装置の構成及び動作につき説明する。
図1は、本実施形態に係るマスクレスの電子ビーム露光装置10の全体構成を概略的に示す図である。図1において、電子ビーム露光装置10は、それぞれ個別に偏向可能な電子ビームよりなる多数の小ビーム36が配列される露光領域52でウエハW(ターゲット)を露光する電子ビーム光学系20と、多数の小ビーム36を個別にオン/オフする変調装置40と、ウエハWを静電吸着等によって保持して、露光領域52に対してウエハWを所定方向に走査(移動)するウエハステージWSTと、装置全体の動作を統括制御するコンピュータよりなる主制御系12と、その他の制御系等とを備えている。電子ビーム光学系20及びウエハステージWSTは、不図示の真空チャンバ内に収納されている。以下、電子ビーム光学系20の光軸に平行にZ軸を取り、Z軸に垂直な平面(本実施形態ではほぼ水平面である)内で図1の紙面に垂直にX軸を、図1の紙面に平行にY軸を取って説明する。本実施形態では、露光中のウエハWの表面はほぼXY平面に平行である。
図2(B)に拡大して示すように、各列Ai内の各開口31は、X方向の幅a1がY方向の幅b1よりも大きい長方形である。また、各列Aiの一連の開口31に対して、これに隣接する列A(i+1)の一連の開口31は、X方向に次第にδだけ位置がずれている。
図3(A)において、露光領域52内の多数のビームスポット38の配列は、図2(A9の多数の開口31の配列と同じである。即ち、露光領域52内には、それぞれX方向にピッチSXで配列された多数のビームスポット38よりなる多数の列Bi(i=1〜I:Iは整数)がY方向に間隔SYで配列されている。一例として、ピッチSX及び間隔SYは式(1)で表される。
本実施形態では、ビームスポット38を用いてウエハWが露光されるため、電子ビーム露光装置10のX方向の解像限界は幅a2であり、Y方向の解像限界は幅b2である。幅a2及び幅b2は、電子ビームの解像限界又はこれよりも大きい値であれば、幅a2が幅b2よりも広いという条件下で任意の値を取ることができる。
従って、ビームスポット38(開口31の像)の長手方向の長さa2が式(3)の条件を満たすときには、ビームスポット38の一度の照射によって、ピッチ2dのL&Sパターン73のn本のラインパターン72を部分的に除去するための露光を効率的に行うことができる。さらに、電子ビームの微小な円形のスポット光でウエハWを露光する場合に比べて、ビーム偏向器アレイ34及びウエハステージWST等の制御も容易である。
従って、ビームスポット38(開口31の像)のX方向(長手方向)の線幅a2の好ましい値は、次のように式(4)の中央値(線幅b2の2n倍)である。
a2=2n・b2 …(5)
また、ビームスポット38のY方向(短辺方向)の線幅b2を、例えば現在ダブルパターニング等で製造可能な最小の線幅である20nmとして、ビームスポット38が一度に照射されるラインパターン72の本数nを通常の工程の最小値である4とすると、式(5)のビームスポット38のX方向の幅a2は160nmになる。
120(nm)≦a2≦200(nm) …(6)
次に、図2(B)のビームブランキングアレイ部材30の開口31の配列と同じく、露光領域52内のビームスポット38の配列は、図3(B)に示すように、各列Biの一連のビームスポット38に対して、これに隣接する列B(i+1)の一連のビームスポット38は、X方向に次第にδだけ位置がずれている。本実施形態において、各列Biのビームスポット38のX方向への位置ずれ量δは、図1のビーム偏向器アレイ34による各ビームスポット38(小ビーム36)の電子的な走査方向SDXである±X方向への偏向量の最大値δに等しく設定されている。なお、ビーム偏向器アレイ34は、各ビームスポット38を±Y方向へも最大値がδとなるように偏向可能である。また、ビーム偏向器アレイ34による各ビームスポット38のX方向への最大偏向量は±δ/2でもよい。
本実施形態では、露光領域52内の全部のビームスポット38は、互いに独立にビーム偏向器アレイ34によってX方向及びY方向に±δの範囲内で偏向可能である。さらに、全部のビームスポット38は、図1の変調装置40によって、互いに独立にオン/オフすることが可能である。
この際に、図4の回路パターン70の離間部74に対応する被露光部86は、電子ビーム露光装置10のビームスポット38を少なくともX方向に僅かに偏向するのみで効率的に露光できるとともに、各小ビーム36(ビームスポット38)のオン/オフの制御が容易であり、ビーム偏向器アレイ34の制御も容易である。
本実施形態の効果等は以下の通りである。
(1)本実施形態の電子ビーム露光装置10は、電子ビームでウエハW(ターゲット)を露光する露光装置である。電子ビーム露光装置10は、電子ビームからなる多数(複数)の小ビーム36(ビーム)をほぼ平行に発生するマルチビーム発生系20aと、小ビーム36がそれぞれ照射される多数の長方形の開口31が互いに長手方向が平行になるように形成されたビームブランキングアレイ部材30(アレイ部材)と、多数の開口31から選択された開口31を通過する小ビーム36をウエハWに導く変調装置40と、を備えている。
なお、小ビーム36とは、一例として、それぞれビームブランキングアレイ部材30に形成された多数の開口31のうちの一つの開口31をほぼ覆うことが可能で、かつ隣接する2つの開口31を同時に照射することがない大きさの断面積を持つ電子ビームであればよい。
(2)また、ビームブランキングアレイ部材30に形成された多数の開口31は、X方向及びほぼY方向に沿って配列されるとともに、ほぼY方向に沿って配列される多数の開口31は、ウエハW上でのビーム偏向器アレイ34による小ビーム36の最大偏向量と同じ位置ずれ量δで次第にX方向にずれて配列されている。従って、多数の開口31の像であるビームスポット38が配列される露光領域52に対して、ウエハステージWSTによってウエハWをY方向に走査することによって、ウエハWの表面の任意の点をいずれかの開口31の像(ビームスポット38)で露光可能である。
(4)また、電極膜48,50は各開口31の長手方向に沿って設けられているため、電極膜48,50間の電位差が小さい場合でも小ビーム36のオン/オフの切り替えを高速に行うことができる。
(6)また、本実施形態の電子ビーム露光装置10を用いるデバイス製造方法は、ウエハW(ターゲット)の表面にL&Sパターン73(周期的パターン)を形成するステップ102〜112と、多数(複数)の長方形の開口31から選択された開口を通過した小ビーム36(電子ビーム)によって開口31の縮小された像(ビームスポット38)が形成される露光領域52を含む領域に、開口31の像の長手方向(X方向)にウエハWのL&Sパターン73の周期方向が平行になるように、ウエハステージWSTにウエハWを配置するステップ114と、を含んでいる。さらに、そのデバイス製造方法は、ウエハWのL&Sパターン73が形成された領域で、多数の開口31から選択された開口の小ビーム36によって形成される像を少なくとも開口31の像の長手方向に沿ったX方向(第1方向)に偏向してウエハWを露光するステップ120と、露光領域52をウエハWのL&Sパターン73が形成された領域が通過するように、露光領域52に対してウエハWをX方向に直交するY方向に相対移動するステップ116と、多数の開口31から選択された開口の像によってウエハWのL&Sパターン73が形成された領域に露光されたマスクパターン(被露光部86)を用いてL&Sパターン73を部分的に除去するステップ128とを含んでいる。
(7)また、L&Sパターン73を形成するステップ102〜112は、紫外光露光装置を用いてウエハWの表面にL&Sパターン73の周期方向(X方向)に周期性を持つL&Sパターン79(第1パターン)を形成するステップ102〜106と、L&Sパターン79に基づいて、X方向にL&Sパターン79のピッチ(4d)に対して1/2のピッチを持つL&Sパターン73(第2パターン)を形成するステップ108〜112とを有する。
なお、L&Sパターン79からピッチが1/2のL&Sパターンを形成する代わりに、L&Sパターンからこのピッチに対して1/(2k)(kは1以上の整数)のピッチを持つL&Sパターンを形成することも可能である。この場合には、最終的に形成されたL&Sパターンの一部を除去するために電子ビーム露光装置10を用いて露光を行えばよい。
(1)上記の実施形態では、図2(B)に示すように、ビームブランキングアレイ部材30の長方形の開口31の長手方向がビーム偏向器アレイ34によって少なくとも偏向される方向(電子的な走査方向SDX)であるX方向(第1方向)に平行である。
これに対して、図10(A)のビームブランキングアレイ部材30Aのパターン形成領域52A内にX方向、Y方向に配列された多数の長方形の開口31Aは、図10(B)に示すように、開口31Aの短手方向が図1のビーム偏向器アレイ34によって少なくとも偏向される方向(電子的な走査方向SDX)であるX方向(第1方向)に平行である。即ち、開口31AのX方向の幅b1はY方向の幅a1よりも小さい。また、隣接する列の開口31Aの位置は、次第にX方向にδだけずれている。また、開口31Aを通過する小ビーム36をオフにするための長方形の1対の電極膜48,50は、開口31AをX方向に挟むように、開口31Aの長手方向(Y方向)に沿って配置され、電極膜50の電圧は不図示のフォトダイードによって制御される。このビームブランキングアレイ部材30Aは、図1のビームブランキングアレイ部材30と交換して電子ビーム光学系20内に配置可能である。なお、このようにビームブランキングアレイ部材30Aを用いる場合には、開口アレイ部材26も、開口27を90°回転した形状の開口が形成された開口アレイ部材と交換してもよい。
(2)上記の実施形態では、L&Sパターン73を形成するためのダブルパターニング法として、スペーサ・ピッチ・ダブリング技術を用いている。しかしながら、ダブルパターニング法としては、他の任意の方法、例えば紫外光露光装置を用いて線幅dでピッチ4dのL&Sパターンを形成する工程を、位相を180°ずらして2回繰り返すダブルパターニング法等を使用できる。
(3)上記の実施形態では、変調装置40は、選択用照射系41A,41Bを用いてビームブランキングアレイ部材30の開口31の選択を行っている。その外に、例えば液晶表示素子と同様に、マトリックス状に配置された選択線を用いて開口31内の電界の切り替えを行うようにしてもよい。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得る。
Claims (16)
- 荷電粒子線でターゲットを露光する荷電粒子線露光装置であって、
前記荷電粒子線からなる複数のビームを発生するビーム発生系と、
前記ビームがそれぞれ照射される複数の長方形の開口が互いに長手方向が平行になるように形成されたアレイ部材と、
前記複数の開口から選択された開口を通過する前記ビームを前記ターゲットに導く変調装置と、
前記変調装置で選択された前記開口を通過した前記ビームによって前記開口を縮小した長方形の像を形成するとともに、前記開口を縮小した像を少なくとも該像の長手方向又は短手方向に沿った第1方向に偏向可能である偏向投影系と、
前記偏向投影系による前記ビームの露光領域に対して前記ターゲットを前記第1方向に直交する第2方向に相対的に走査移動する移動機構と、
を備え、
前記変調装置は、前記長方形の開口の短手方向に前記ビームを偏向する偏向部材と、前記偏向部材で前記短手方向に偏向された前記ビームを遮蔽するビーム遮蔽部材とを備え、
前記偏向投影系は、前記移動機構による前記走査移動時に前記開口を縮小した像を前記第1方向に偏向することを特徴とする荷電粒子線露光装置。 - 前記開口の長手方向と前記開口を縮小した像の長手方向とは平行であり、
前記アレイ部材に形成された前記複数の開口は、ほぼ前記第1方向及び前記第2方向に沿って配列されるとともに、
ほぼ前記第2方向に沿って配列される前記複数の開口は、前記ターゲット上での前記偏向投影系による前記ビームの最大偏向量に対応する間隔で次第に前記第1方向にずれて配列されることを特徴とする請求項1に記載の荷電粒子線露光装置。 - 前記開口の長手方向と前記開口を縮小した像の長手方向とは平行であり、
前記アレイ部材の前記複数の長方形の開口の長手方向は、前記第1方向に平行であることを特徴とする請求項1又は2に記載の荷電粒子線露光装置。 - 前記開口の長手方向と前記開口を縮小した像の長手方向とは平行であり、
前記アレイ部材の前記複数の長方形の開口の短手方向は、前記第1方向に平行であることを特徴とする請求項1又は2に記載の荷電粒子線露光装置。 - 前記アレイ部材の前記複数の長方形の開口の前記偏向投影系による像の大きさは、短手方向の幅が15〜25nmで、長手方向の幅が120〜200nmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の荷電粒子線露光装置。
- 前記変調装置は、
前記アレイ部材に前記複数の開口に対応して設けられるとともに、前記開口の近傍に設けられた前記電極部材に印加される電圧を制御する複数の光電変換素子と、
前記ターゲットに露光されるパターンに応じて、前記複数の光電変換素子に選択的に光を照射する照射系とを備え、
前記偏向部材は、前記アレイ部材の前記複数の開口の近傍にそれぞれ設けられた電極部材を備え、
前記ビーム遮蔽部材は、前記アレイ部材の前記複数の開口に対応する位置にそれぞれ開口が形成されるとともに、前記アレイ部材の前記開口を通過した前記ビームのうちで、前記電極部材によって発生する電界によって偏向された前記ビームを停止させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の荷電粒子線露光装置。 - 前記電極部材は、それぞれ前記アレイ部材の前記長方形の開口の長手方向に沿って設けられることを特徴とする請求項6に記載の荷電粒子線露光装置。
- ターゲットの表面に周期的パターンを形成する工程と、
前記ターゲットの表面の前記周期的パターンが形成された領域に、請求項1〜7のいずれか一項に記載の荷電粒子線露光装置を用いて、前記アレイ部材の前記複数の開口の像を選択的に露光することによって、前記周期的パターンを部分的に除去する工程と、を含み、
前記周期的パターンを部分的に除去する工程は、
前記ターゲットの前記周期的パターンが形成された領域に荷電粒子線に感光する感光材料を塗布する工程と、
前記感光材料を前記荷電粒子線露光装置で露光する工程と、
前記感光材料を現像する工程と、
現像後の前記感光材料をマスクとして前記周期的パターンをエッチングする工程と、
を含むことを特徴とするデバイス製造方法。 - 前記周期的パターンを形成する工程は、
前記ターゲットの表面に前記周期的パターンの周期方向に周期性を持つ第1パターンを形成する工程と、
前記第1パターンに基づいて、前記周期方向に前記第1パターンのピッチに対して1/(2k)(kは1以上の整数)のピッチを持つ前記周期的パターンとしての第2パターンを形成する工程と、を含むことを特徴とする請求項8に記載のデバイス製造方法。 - 前記周期的パターンを部分的に除去する工程において、
前記荷電粒子線露光装置の前記アレイ部材の前記複数の開口の像の長手方向に前記周期的パターンの周期方向が平行になるように、前記荷電粒子線露光装置に前記ターゲットがロードされることを特徴とする請求項8又は9に記載のデバイス製造方法。 - 前記周期的パターンを部分的に除去する工程において、
前記荷電粒子線露光装置の前記アレイ部材の前記複数の開口の像の長手方向の長さが、前記周期的パターンのピッチの(n−1/2)倍〜(n+1/2)倍(nは2以上の整数)であることを特徴とする請求項9に記載のデバイス製造方法。 - 前記周期的パターンを部分的に除去する工程において、
前記荷電粒子線露光装置の前記アレイ部材の前記複数の開口の像の長手方向の長さが、該開口の像の短手方向の長さの(2n−1)倍〜(2n+1)倍(nは2以上の整数)であることを特徴とする請求項9に記載のデバイス製造方法。 - ターゲットの表面に周期的パターンを形成することと、
複数の長方形の開口から選択された開口を通過した荷電粒子線よりなるビームによって前記開口の縮小された長方形の像が形成される露光領域を含む領域に、前記開口の像の長手方向に前記ターゲットの前記周期的パターンの周期方向が平行になるように、前記ターゲットを配置することと、
前記ターゲットの前記周期的パターンが形成された領域で、前記複数の長方形の開口から選択された開口の前記ビームによって形成される像を少なくとも前記開口の像の長手方向又は短手方向に沿った第1方向に偏向して前記ターゲットを露光することと、
前記露光領域を前記ターゲットの前記周期的パターンが形成された領域が通過するように、前記露光領域に対して前記ターゲットを前記第1方向に直交する第2方向に相対移動することと、
前記複数の開口から選択された開口の像によって前記ターゲットの前記周期的パターンが形成された領域に露光されたマスクパターンを用いて前記周期的パターンを部分的に除去することと、
を含み、
前記露光領域は前記周期的パターンのうち少なくとも2つのパターンを覆い、
前記露光することは、前記露光領域と前記ターゲットとの前記第2方向への相対移動中に、前記第1方向への偏向を行うことを特徴とするデバイス製造方法。 - 前記周期的パターンを形成するときに、
前記ターゲットの表面に前記周期的パターンの周期方向に周期性を持つ第1パターンを形成し、
前記第1パターンに基づいて、前記周期方向に前記第1パターンのピッチに対して1/(2k)(kは1以上の整数)のピッチを持つ前記周期的パターンとしての第2パターンを形成する、ことを特徴とする請求項13に記載のデバイス製造方法。 - 前記開口の像の長手方向の長さが、前記周期的パターンのピッチの(n−1/2)倍〜(n+1/2)倍(nは2以上の整数)であることを特徴とする請求項13又は14に記載のデバイス製造方法。
- 前記ターゲットの前記周期的パターンが形成された領域で、前記複数の長方形の開口から選択された開口の像を少なくとも前記第1方向に偏向するときに、
前記複数の開口の近傍に設けられた電極板に印加される電圧を制御するために、前記複数の開口に対応してそれぞれ設けられた光電変換素子に選択的に光を照射することを特徴とする請求項13〜15のいずれか一項に記載のデバイス製造方法。
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