JP5988082B2 - サポート機能推薦装置、サポート機能推薦方法、サポート機能推薦システム、並びにプログラム - Google Patents

サポート機能推薦装置、サポート機能推薦方法、サポート機能推薦システム、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、演奏技術の習得を補助するサポート機能を備えた電子楽器のユーザーに対し、サポート機能の利用に係る効率的な練習方法の目安となる情報を提供する技術に関するものである。
従来、電子楽器の1つである電子ピアノ(電子キーボードを含む)においては、ユーザーが、予め用意されている練習曲を演奏(練習)して演奏技術を習得する際の助けとなるサポート機能を備えたものが実用化されている。サポート機能としては、例えば下記の特許文献1に記載されているように、予め用意されている練習曲の進行に合わせて、操作すべき鍵を示すLED(Light Emitting Diode)を順次点灯させたり、楽譜を拡大表示したり、伴奏のテンポを下げたりするものである。係るサポート機能を利用することにより、ユーザーは比較的楽に演奏技術を習得することが可能となる。
また、例えば下記の特許文献2には、電子ピアノにおいて、練習曲をユーザーが演奏、つまり練習した際に、ユーザーが行った演奏の内容を示すデータを、手本とすべき練習曲の演奏内容を示すデータと比較することによって、演奏技術の上達度を取得し、その時間的な変化をユーザーに視覚的に提示する技術が記載されている。
特開平9−237088号公報 特開2004−184757号公報
前述したサポート機能を用いれば、ユーザーは比較的楽に演奏技術を習得することが可能となり、また、前述したように演奏技術の上達度の時間的な変化を知らせれば、ユーザーは、それまでの練習実績を確認することができる。しかし、ユーザーにおいては、過去の練習実績を確認できたとしても、現在練習中の練習曲の演奏技術を効率よく習得するためには、どのサポート機能を用いれば良いのかまでは知ることができないという問題があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、演奏技術の習得を補助するサポート機能を複数備えた電子楽器のユーザーに対し、サポート機能の利用に係る効率的な練習方法の目安となる情報を提供するサポート機能推薦装置、サポート機能推薦方法、サポート機能推薦システム、並びにプログラムの提供を目的とする。
前記課題を解決するため、本発明においては、各ユーザーが演奏技術の習得のための複数種類のサポート機能を用いて練習した際に、前記各ユーザーのサポート機能の種類毎の使用量及び練習終了時毎の演奏技術の上達度を、練習関連情報としてデータベースに記憶させる記憶制御部と、前記データベースに記憶されている練習関連情報から、基準以上の上達度を含む練習関連情報を選択し、当該選択された練習関連情報に含まれるサポート機能の種類毎の使用量のうち、前記基準以上の上達度に達するまでの使用量を、前記ユーザー毎に集計する集計部と、前記集計部により集計されたサポート機能の種類毎の使用量の集計結果のなかから、既定の選択基準に該当する特定のユーザーに関する集計結果を選択する選択部と、前記選択部により選択された集計結果を、前記基準以上の上達度に達していない提供対象ユーザーに提供する提供部とを備えたことを特徴とする。
本発明の各実施形態に共通するサポート機能推薦システムを示す構成図である。 電子楽器に予め記憶されている情報、及び随時記憶されるデータを示す概念図である。 機能推薦サーバーの上達度情報データベースに格納されている練習関連情報の一例を示す概念図である。 機能推薦サーバーの上達度情報データベースに格納されている上達度関連集計情報の一例を示す概念図である。 第1の実施形態における機能推薦サーバーの上達度関連集計情報の集計処理を示すフローチャートである。 本発明の各実施形態に共通する電子楽器の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態における機能推薦サーバーの動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態における機能推薦サーバーの動作を示すフローチャートである。 図8のデータ集計処理を示すフローチャートである。 図9のデータ合計処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明を適用したサポート機能推薦システムを示す構成図である。このサポート機能推薦システムは、インターネット100を介して相互に接続可能な機能推薦サーバー1と、多数の電子楽器2,2,2,・・・とから構成されている。
ここで、本実施形態において各々の電子楽器2は電子ピアノ、或いは電子キーボードであり、各々の電子楽器2は、予め用意されている練習曲をユーザーが練習する際に演奏技術の習得を助けるための複数種類のサポート機能を有している。
電子楽器2が有するサポート機能としては、背景技術において既説した電子楽器が有するものと同様に、例えば楽曲の演奏の進行に合わせて、操作すべき鍵を示すLEDを順次点灯させる機能、楽譜を拡大表示する機能、伴奏のテンポを下げてお手本の演奏をする機能等である。
一方、機能推薦サーバー1は、電子楽器2からの要求に応じ、電子楽器2のユーザーに対し、サポート機能の利用に係る効率的な練習方法の目安となる情報を提供するものである。
以下、サポート機能推薦システムの詳細を図に従い説明する。
(電子楽器)
電子楽器2は、図1に示したように、楽器全体を制御するCPU(Central Processing Unit)21と、ROM(read-only memory)22、RAM(random-access memory)23、サウンドシステム24、演奏操作の対象となる鍵盤25、表示部26、スイッチ部27、演奏履歴メモリ28、通信制御部29とを備えている。なお、図示しないがCPU21には、現在の日付と時刻とを得るためのカレンダー機能を有する内蔵時計が含まれる。
ROM22には、CPU21に楽器全体を制御させるための複数種のプログラムや、複数の練習曲に関する種々の曲関連情報が格納されている。
図2(a)は、その曲関連情報201を示した概念図である。曲関連情報201は、練習曲を識別する曲IDと、曲名と曲の拍子、その練習曲の音符と休止符の総数を示す前述した総ノート数、その練習曲の演奏用シーケンスデータを識別する番号を示すシーケンスIDから構成されている。
図2(b)は、上記シーケンスIDによって示される練習曲のシーケンス情報202を示した概念図である。シーケンス情報202は、練習曲のシーケンスデータを識別する番号を示すシーケンスIDと、練習曲の内容、つまり練習曲の楽譜を表すシーケンスデータとで構成されている。
RAM23はCPU21の作業用のメモリであり、RAM23には、必要に応じて種々のデータが記憶される。
サウンドシステム24は、鍵盤25の操作に応じた音の波形データを生成する音源部や、波形データをアナログ信号に変換するD/A変換器、アナログ信号を増幅する増幅器、アナログ信号を音として出力するスピーカー等から構成される。
表示部26は、図示しないLCD(Liquid Crystal Display)や、鍵盤25に鍵毎に配置された複数のLED等から構成される。
スイッチ部27は、電源スイッチ、及びユーザーが電子楽器2の動作に関する各種設定を行うための複数のスイッチから構成される。なお、電子楽器2の動作に関する各種設定には、練習対象となる曲、つまり練習曲の設定や、曲の練習時におけるサポート機能の使用の有無や、使用するサポート機能の種類の設定等が含まれる。
演奏履歴メモリ28は、フラッシュメモリ等の記憶データが随時書き換え可能な不揮発性メモリから構成される。演奏履歴メモリ28には、ユーザーが行った演奏の内容を表す演奏情報が随時記憶される。図2(c)は、その演奏情報203を示した概念図である。演奏情報203は、日時と、ユーザーによる実際の演奏内容を表す演奏データとで構成される。なお、日時は、演奏データの記憶が完了した時点の年月日時分秒であり、また、演奏データは、ROM22に記憶されているシーケンスデータと同様のデータ構成を有するものである。
さらに、演奏履歴メモリ28には、ユーザーにおける全ての練習曲の練習内容を示す練習関連情報が練習曲毎に記憶されている。図2(d)は、各練習曲の練習関連情報204を示した概念図である。
練習関連情報204は、ユーザーの識別に使用されるユーザーIDと、練習曲を識別する曲ID、電子楽器2に用意されているサポート機能の種類(図では機能1〜機能4)別にカウントされた、サポート機能別の使用時間と、演奏技術を数値化した値を示す上達度、データ登録時の年月日時分秒を示す日時、各回の練習を開始してから新たな上達度を登録するまでの時間である練習時間、各回の練習を開始した後、新たな上達度を登録するまでに鍵盤を叩いた数である練習ノート数の各データから構成される。
なお練習ノート数は、練習時間とは異なる実質的な練習量である。なお、サポート機能の使用時間(機能1〜機能4)は、サポート機能の使用量を示す情報であれば使用回数等であっても構わない。
通信制御部29は、CPU21の命令に従い機能推薦サーバー1との間のデータ通信を行う。
そして、電子楽器2においては、CPU21が、ROM22に格納されたプログラムに従い動作することにより以下の処理を行う。
まず、CPU21は、電子楽器2に上達度取得モードが設定されている状態で、ユーザーが練習曲を練習(演奏)した際には、練習曲に関するユーザーの演奏技術の上達度を取得する。
上達度の取得に際してCPU21は、ユーザーが行った演奏の内容を表す演奏データを演奏履歴メモリ28に随時記憶し、演奏終了後に、その演奏データを練習曲のシーケンスデータと比較することにより上達度を取得する。
具体的には、演奏データをノート(音符及び休止符)毎にシーケンスデータと比較し、音階の誤りがあった場合や、余分な1音が存在する場合、逆に1音抜けている場合には、練習曲の総ノート数から1を引く計算を行う。そして、CPU21は、最終的に得られたノート数の練習曲の総ノート数に対する割合(n%)を求め、それを上達度とする。
なお、上達度の具体的な取得方法は一例であり、本発明において上達度の具体的な内容、及びその取得方法は任意である。
また、CPU21は、上達度取得モードが設定されている状態での練習中には、その間におけるユーザーの演奏内容を表す前述した演奏データ、サポート機能別の使用時間、練習時間、実質的な練習量である練習ノート数をそれぞれ取得する。
しかる後、練習が終了した時点でCPU21は、新たに取得した演奏データを日時と共に新たな演奏情報203として演奏履歴メモリ28に記憶する。同時に、サポート機能別の使用時間、練習時間、練習ノート数を上達度及び日時と共に新たな練習関連情報204として演奏履歴メモリ28に蓄積する。さらに、練習が終了した時点でCPU21は、演奏履歴メモリ28に新たに蓄積した練習関連情報204を通信制御部29を介して機能推薦サーバー1へ送信する。
また、詳細については後述するが、CPU21はユーザーからの指示に応じて、サポート機能の利用に係る効率的な練習方法の目安となる情報である他人の成功例を示すデータを機能推薦サーバー1へ要求し、係る要求に応じて機能推薦サーバー1から送られる情報を表示部26のLCDへ表示させる。
(機能推薦サーバー)
一方、機能推薦サーバー1は、図1に示したように通信制御部11と、制御部12、プログラムデータ記憶部13、上達度情報データベース14とを備えている。
通信制御部11は、インターネット100を介して接続された各々の電子楽器2との間におけるデータの送受信を行う。
制御部12は、図示しないがCPU、及びCPUの周辺回路と、RAM等の作業用メモリ等とから構成され、プログラムデータ記憶部13に記憶されているプログラムに基づき通信制御部11の動作を制御する。
上達度情報データベース14は、例えば大容量のハードディスク装置によって構成される。上達度情報データベース14には、各々の電子楽器2から送信された複数ユーザーの複数の練習曲に関する前述した練習関連情報204と、これらのユーザーの各練習曲に関する練習関連情報204から生成された後述する上達度関連集計情報が格納されている。
図3は、上達度情報データベース14に格納されている練習関連情報204の一例を示した概念図である。上達度情報データベース14には、電子楽器2から送信された練習関連情報204を構成する各データが1レコードとして記憶されている。なお、図3に示した各フィールドの値は実際の値ではなく、識別可能にするために記号化して示したものである。
また、図3は、各レコードがユーザーID、曲ID、日時の順序で整理された状態を示したものである。つまり例えばユーザーIDが「uid1」、曲IDが「sid1」であるレコード群は、その日時の値「dt1101,dt1102,dt1103,・・・dt1108」が昇順となっている。
本来、同じユーザーが同じ練習曲の練習を繰り返す間には、上達度が上がったり、下がったりするが、ここでは、常に前回よりも上達度が上がっていたときのデータのみが上達度情報データベース14に新たなレコードして記憶されるものとする。つまりユーザーIDが「uid1」、曲IDが「sid1」であるレコード群においては、上達度の値「sk1101,sk1102,sk1103」も、日時の値と同様に昇順に並んでいるものとする。
ここで、ユーザーが電子楽器2の練習をする際に任意のサポート機能が使用されるが、サポート機能の使われ方、つまり実際に使用したサポート機能の種類や使用時間がユーザーによって異なる。つまり、同じユーザーの同じ練習曲に関する練習関連情報(レコード群)には、そのユーザーに固有の個々の練習曲について練習方法が反映されていることとなる。
例えば、ある練習曲が弾けるようになったと判定することができる上達度が、その練習曲の総ノート数の90%以上であるとすると、図3に示した練習関連情報において、ユーザーIDがuid2のユーザーにおいて、曲IDがsid1の練習曲における上達度のうちsk2106が90%以上であれば、そのユーザーは、日時がdt2106の段階で、その曲が弾けるようになるまで上達したことになる。
一方、図4は、上達度情報データベース14に格納されている上達度関連集計情報の一例を示した概念図である。図4に示したように上達度関連集計情報は、サポート機能の使用時間の合計(機能1合計〜機能4合計)と、練習時間合計、練習ノート数合計、上達度1、上達度2の各データから構成される。なお、図4も図3と同様、各フィールドの値を実際の値ではなく、識別可能にするために記号化して示したものである。
上達度関連集計情報は、図3に示した練習関連情報の全データのうちで、上達度が、ある練習曲が弾けるようになったと判定することができる所定の値に達したレコードを対象として、練習開始時点からの各データをユーザー毎に、かつ練習曲毎に集計した情報である。本実施形態において上記所定の値は90%であり、上達度関連集計情報は、上達度が90%に達した時点までのレコードのみを対象とした集計情報である。
また、上達度関連集計情報を構成する各データのうち、上達度1は、各ユーザーが各練習曲の練習を開始した時点の上達度であり、上達度2は、初めて90%に達した時点の上達度である。つまり上達度関連集計情報は、多数のユーザーのうちで、任意の練習曲が弾けるようになったユーザーの上達度に関する集計情報である。
そして、機能推薦サーバー1においては、例えば一定時間毎や、任意の電子楽器2から新たな練習関連情報が送信される毎に、制御部12が図5に示した集計処理を実行することにより上達度関連集計情報を随時更新する。
すなわち制御部12は、例えば一定時間毎に処理を開始すると、まず処理対象となるユーザーID(uid)、曲ID(sid)に初期値「1」を設定した後(ステップSA1)、練習関連情報(図3)の全データのうちで、係るユーザーIDと曲IDに該当するレコードが存在するか否かを確認する(ステップSA2)。
該当するレコードが存在する場合(ステップSA2:YES)、制御部12は、該当するレコードのうちで、上達度が90%以上であるレコードが存在するか否かを確認する(ステップSA3)。さらに、該当するレコードが存在する場合(ステップSA3:YES)、制御部12は、処理対象となっているユーザーID(uid)、曲ID(sid)のレコード群に関する集計情報が、上達度関連集計情報に未記録であるか否かを確認する(ステップSA4)。
そして、上記のレコード群に関する集計情報が未記録であった場合(ステップSA4:YES)、制御部12は、上記のレコード群について、機能1〜機能4の使用時間の合計、練習時間の合計、練習ノート数の合計をそれぞれ計算する(ステップSA5)。しかる後、制御部12は、各々の計算結果を上達度1、及び上達度2と共にユーザーID(uid)、曲ID(sid)に関する集計情報として、上達度情報データベース14に記録する(ステップSA6)。
その後、制御部12は、対象となる曲ID(sid)を次の曲ID(sid)に変更し(ステップSA7)、変更後の曲ID(sid)が総曲数(最後の曲ID)を超えるまでの間(ステップSA8:NO)、ステップSA2〜ステップSA7の処理を繰り返す。
その間、処理対象となるユーザーID(uid)、曲ID(sid)に該当するレコードが存在しない場合(ステップSA2:NO)、該当するレコード群に上達度が90%に達しているものが存在しない場合(ステップSA3:NO)、該当するレコード群に関する集計情報が上達度関連集計情報に記録済みである場合(ステップSA4:NO)、制御部12は、直ちに処理対処となる曲ID(sid)を次の曲ID(sid)に変更する(ステップSA7)。
さらに、制御部12は、処理対象のユーザーID(uid)が同一である間に、処理対象の曲ID(sid)が総曲数(最後の曲ID)を超えると(ステップSA8:NO)、対象となる処理対象のユーザーID(uid)を次のユーザーID(uid)に変更し、かつ曲ID(sid)に再び初期値「1」を設定する(ステップSA9)。
以後、制御部12は、変更後のユーザーID(uid)が総ユーザー数(最後のユーザーID)を超えるまでの間(ステップSA10:NO)、ステップSA2〜ステップSA9の処理を繰り返す。そして、処理対象のユーザーID(uid)が総ユーザー数(最後のユーザーID)を超えた時点で(ステップSA10:YES)、制御部12は、集計処理を終了する。
以上の集計処理により上達度関連集計情報は随時更新される。例えば図3に示した練習関連情報において、先に想定したようにユーザーIDがuid2であるユーザーが、曲IDがsid1の練習曲を弾けるようになったときの上達度がsk2106(90%以上)であり、それが記録された時の日時がdt2106であった場合には、ユーザーIDがuid2、曲IDがsid1に関する集計情報として以下のデータが上達度情報データベース14に記録される。
すなわち、初めての練習で上達度が登録された日時がdt2101であるため、日時がdt2101〜dt2106の間の全レコードが集計され、図4に示したように、機能1の合計がTf1v21、機能2の合計がTf2v21、機能3の合計がTf3v21、機能4の合計がTf4v21、練習時間の合計がTpt21、練習ノート数の合計がTpn21として記録される。同時に、上達度1がsk2101、上達度2がsk2106として記録される。
ここで、上記のように上達度関連集計情報に収集される個々のデータ(レコード)は、任意の練習曲を弾けるようになった任意のユーザーにおける練習内容の成功例を示すデータであり、任意の練習曲が弾けるようになるまで、どのサポート機能をどの程度使用したのかを示すデータである。
そして、本実施形態のサポート機能推薦システムにおいては、電子楽器2と機能推薦サーバー1とが後述するように動作することにより、電子楽器2のユーザーに対して、上達度関連集計情報として集計されている個々のデータのうちから、そのユーザーに適合する成功例を示すデータ(以下、成功例データという。)が提供される。
以下、成功例データの授受に関する電子楽器2と機能推薦サーバー1の具体的な動作を図6、及び図7に従い説明する。図6は電子楽器2側の動作を示すフローチャート、図7は機能推薦サーバー1側の動作を示すフローチャートである。
まず、電子楽器2においては、例えばユーザーがある練習曲を練習していて、その練習曲を未だ弾けるまでに到っていないとき、ユーザーが、その練習曲を指定して他人の成功例データを確認するための所定のスイッチ操作を行うと、CPU21が図6に示した処理を実行する。
すなわちCPU21は、所定のスイッチ操作が行われると、ユーザーIDと、指定された練習曲の曲IDと、演奏履歴メモリ28に練習関連情報204として記憶されている曲IDに対応した上達度の各データを機能推薦サーバー1へ送信し、他人の成功例データを要求する(ステップSB1)。以後、CPU21は、機能推薦サーバー1から後述する成功例データが受信できるまで待機する(ステップSB2:NO)。
一方、図7に示したように、機能推薦サーバー1においては、制御部12が、任意の電子楽器2からの成功例データの要求の有無を随時確認している(ステップSA101)。そして、制御部12は、成功例データの要求があると(ステップSA101:YES)、電子楽器2から送られたユーザーID、曲ID、上達度の各データを、それぞれ処理用のパラメータであるSuid、Ssid、Sskにそれぞれ設定した後(ステップSA102)、以下の処理を行う。
まず、制御部12は、「ユーザーID」がSuid以外、「曲ID」がSsid、「上達度1」がSsk以下であることを成功例データの抽出条件として設定する(ステップSA103)。
次に、制御部12は、上達度情報データベース14に上達度関連集計情報として格納されている複数のレコードにおいて設定した抽出条件を満足するレコードの中から、練習時間の合計が最小のレコードAと、練習ノート数の合計が最小のレコードBと、上達度2が最大のレコードCを抽出する(ステップSA104)。
つまり制御部12は、練習曲が弾けるまでに要した練習時間が最短であった他人の成功例を示すデータであるレコードAと、練習曲が弾けるまでに要した実際の練習量が最小であった他人の成功例を示すデータであるレコードBと、演奏技術の上達度が最大であった他人の成功例を示すデータであるレコードCを抽出する。
係るステップSA104の処理においては、例えば図4に例示した上達度関連集計情報において、練習時間の合計の最小値がTpt21であった場合、レコードAとしてユーザーIDがuid2のレコードが抽出される。また、練習ノート数の合計が最小値がTpn31であった場合、レコードBとしてユーザーIDがuid3のレコードが抽出され、上達度2の最大値がsk4106であった場合、レコードCとしてユーザーIDがuid4のレコードが抽出される。
しかる後、制御部12は、各々のレコードA,B,Cにおける機能1〜機能4のそれぞれの使用時間の合計と、練習時間の合計、練習ノート数の合計、上達度2を最終的な成功例データとしてクライアントである電子楽器2へ送信する(ステップSA105)。
なお、以下の説明では、レコードAに対応する成功例データを第1の成功例データ、レコードBに対応する成功例データを第2の成功例データ、レコードCに対応する成功例データを第3の成功例データと呼ぶことにより成功例データを区別する。
そして、電子楽器2においては、図6に示したように、他人の成功例を示すデータである第1〜第3の成功例データを受信すると(ステップSB2:YES)、CPU21が、演奏履歴メモリ28に蓄積されている全ての練習関連情報204を参照し、ユーザーが先に指定した練習曲の練習を初めて開始してからの機能1〜機能4のそれぞれの使用時間の合計と、練習時間の合計、練習ノート数の合計を計算する(ステップSB3)。すなわちステップSB3の処理においてCPU21は、先に指定した練習曲に関するユーザー自身のこれまでの練習内容を示すデータを取得する。
しかる後、CPU21は、機能推薦サーバー1から受信した第1〜第3の成功例データをステップSB3の計算結果と共に、比較可能な状態で表示部26のLCDへ表示させる(ステップSB4)。また、ステップSB4の処理に際してCPU21は、第1〜第3の成功例データを、各々がいかなる基準によって選択(抽出)された他人の成功例データであるのかを明示する形態で表示させる。
つまり、第1〜第3の成功例データにおける機能1〜機能4のそれぞれの使用時間の合計と、練習時間の合計、練習ノート数の合計と、ユーザー自身のこれまでの練習内容を示す機能1〜機能4のそれぞれの使用時間の合計と、練習時間の合計、練習ノート数の合計とを、それぞれ区別可能な形態で表示させる。
ここで、表示部26のLCDに表示される第1〜第3の成功例データは既説したように以下のデータである。すなわち、第1の成功例データは、練習曲が弾けるまでに要した練習時間が最短であった他人の成功例を示すデータであり、第2の成功例データは、練習曲が弾けるまでに要した実際の練習量が最小であった他人の成功例を示すデータであり、第3の成功例データは、演奏技術の上達度が最大であった他人の成功例を示すデータである。
つまり、第1の成功例データとして表示される機能1〜機能4の使用時間が最も長い(多用された)サポート機能を使用することが、練習曲がより早く弾けるようになる可能性が高い練習方法である。したがって、ユーザーにおいては、現在練習中の練習曲をより早く弾けるようになることを望む場合には、第1の成功例データを参考として、練習曲の練習に際して使用するサポート機能を決めればよい。
また、第2の成功例データとして表示される機能1〜機能4の使用時間が最も長いサポート機能を使用することが、練習曲がより少ない練習量で弾けるようになる可能性が高い練習方法である。したがって、ユーザーにおいては、現在練習中の練習曲をより少ない練習量で弾けるようになることを望む場合には、第2の成功例データを参考として、練習曲の練習に際して使用するサポート機能を決めればよい。
また、第3の成功例データとして表示される機能1〜機能4の使用時間が最も長いサポート機能を使用することが、より高い演奏技術が習得できる可能性が高い練習方法である。したがって、ユーザーにおいては、現在練習中の練習曲についてより高い演奏技術の習得を望む場合には、第3の成功例データを参考として、練習曲の練習に際して使用するサポート機能を決めればよい。
以上のように本実施形態のサポート機能推薦システムによれば、電子楽器2のユーザーに対し、そのユーザーが現在練習している練習曲が既に弾けるようになった他人の練習内容を示す成功例データ、つまりサポート機能の利用に係る効率的な練習方法の目安となる情報を提供することができる。その結果、電子楽器2のユーザーにおける演奏技術の習得に対する意欲を維持させることができる。
また、本実施形態においては、成功例データとして、練習時間が重要視された第1の成功例データと、実際の練習量が重要視された第2の成功例データと、練習曲が弾けるようになったときの上達度が重要視された第3の成功例データとをユーザーに提供するようにした。つまり練習曲が弾けるようになるまでの過程において重要視される内容が互いに異なる複数の成功例データを提供するようにした。したがってユーザーにおいては、本人が希望する練習方針に応じたより適切なサポート機能を選択することができる。
また、本実施形態においては、ユーザーに提供する成功例データを、練習曲が既に弾けるようになった他人の成功例のうちで、練習を開始した当初の上達度が、ユーザーが練習を開始した当初の上達度以下であった他人の成功例を示すデータとした。
そのため、ユーザーに提供する成功例データから、練習を開始した当初の上達度が、ユーザーが練習を開始した当初の上達度よりも高く、ユーザーの参考とならない可能性が高いような他人の成功例を除外することができる。したがって、サポート機能の利用に係る効率的な練習方法の目安となる情報として、ユーザーにとってより適切な情報を提供することができる。
また、本実施形態においては、第1〜第3の成功例データに対応するデータであって、ユーザー自身のこれまでの練習内容を示すデータを取得し、それを第1〜第3の成功例データと比較可能な状態で表示部26のLCDへ表示させる、つまりユーザーに提示するようにした。
よって、ユーザーにおいては、両者において練習時間や練習ノート数を比較することにより、効率的な練習を可能とするサポート機能に加え、練習曲が弾けるようになるまでに、どれ位、練習すれば良いかの目安も知らせることができる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、図1に示した構成を有するサポート機能推薦システムにおいて、ユーザーに提供する前述した第1〜第3の成功例データを、それが要求された時点のユーザー(提供対象ユーザー)の上達度に対応する成功例データとするものである。
まず概略を述べると、本実施形態においては、機能推薦サーバー1が任意の電子楽器2から成功例データの要求があった時点で、その時点のユーザーのその練習曲の上達度に応じた上達度関連集計情報を個別に生成し、第1〜第3の成功例データを取得するものである。以下、本実施形態における機能推薦サーバー1の動作を図8〜図10のフローチャートに従い具体的に説明する。
図8に示したように、第1の実施形態と同様、機能推薦サーバー1においては、制御部12が、任意の電子楽器2からの成功例データの要求の有無を随時確認している(ステップSA201)。そして、制御部12は、成功例データの要求があると(ステップSA201:YES)、電子楽器2から送られたユーザーID、曲ID、上達度の各データを、それぞれ処理用のパラメータであるSuid、Ssid、Sskにそれぞれ設定する(ステップSA202)。
その後、本実施形態においては、制御部12が、第1の実施形態で説明した上達度関連集計情報(図4参照)とは異なり、曲IDがSsidに該当するレコードのうち、提供対象ユーザーのその時点での上達度に応じたレコードを対象とした上達度関連集計情報を個別に生成するデータ集計処理を実行する(ステップSA203)。
図9は、制御部12が実行するデータ集計処理を示すフローチャートである。データ集計処理に際して制御部12は、まず処理対象となるユーザーID(uid)に初期値「1」を設定した後(ステップSA211)、練習関連情報(図3)の全データのうちで、係るユーザーID、曲ID(Ssid)に該当するレコードが存在するか否かを確認する(ステップSA212)。
該当するレコードが存在する場合(ステップSA212:YES)、制御部12は、該当するレコードのうちで、上達度が90%以上であるレコードが存在するか否かを確認する(ステップSA213)。さらに、該当するレコードが存在する場合(ステップSA213:YES)、制御部12は、処理対象となっているユーザーID(uid)のレコード群(但し、曲IDがSsid)に関する集計情報が、上達度関連集計情報に未記録であるか否かを確認する(ステップSA214)。
そして、処理対象のレコード群に関する集計情報が未記録であった場合(ステップSA214:YES)、制御部12は、データ合計処理を実行する(ステップSA215)。
図10は、制御部12が実行するデータ合計処理を示すフローチャートである。データ合計処理に際して制御部12は、まず、処理対象のレコード群(すなわち、処理対象となっているユーザーIDがuidであって、曲IDがSsidであるレコード群)の中に、上達度が、電子楽器2から送られた上達度(Ssk)であるレコードが存在するか否かを確認する(ステップSA221)。
上達度がSskのレコードが存在する場合(ステップSA221:YES)、制御部12は、処理対象のレコード群のうちで、かつ上達度がSskに達してからのレコード群、つまり上達度がSsk以上のレコード群のみを対象として、機能1〜機能4の使用時間の合計、練習時間の合計、練習ノート数の合計をそれぞれ計算する(ステップSA222)。しかる後、制御部12は、図9のデータ集計処理に戻る。
一方、処理対象のレコード群に上達度がSskのレコードが存在しない場合(ステップSA221:NO)、制御部12は、処理対象のレコード群において、上達度がSsk以下で、かつ最大値の上達度sk1と、上達度がSsk以上で、かつ最小の上達度sk2とをそれぞれ確認する(ステップSA223)。
次に、制御部12は、処理対象のレコード群のうちで、上達度がsk2に達してからのレコード群、つまり上達度がsk2以上のレコード群のみを対象として、機能1〜機能4の使用時間の合計、練習時間の合計、練習ノート数の合計をそれぞれ計算する(ステップSA224)。
引き続き、制御部12は、上記の上達度sk1,sk2と、ユーザーにおける上達度Sskとに基づき、処理対象のレコード群に上達度がSskであるレコードが存在すると仮定した場合に想定される、当該レコードの機能1〜機能4、練習時間、練習ノート数の各項目の値を想定値n(Ssk)として計算する(ステップSA225)。
係るステップSA225の処理において制御部12は、上達度がsk1となった時点から上達度がsk2となるまでの間、上記各項目の値が上達度の変化に比例して変化する(直線的に変化する)ものと仮定し、各項目の想定値n(Ssk)を下記式により簡易的に計算する。
n(Ssk) = n(sk2)/(sk2−sk1)×(sk2−Ssk)
なお、n(sk2)は、上達度がsk2であるレコードの各項目の値である。
そして、制御部12は、各項目の想定値n(Ssk)を、ステップSA224の処理で計算した機能1〜機能4の使用時間の合計、練習時間の合計、練習ノート数の合計にそれぞれ加算する(ステップSA226)。しかる後、制御部12は、図9のデータ集計処理に戻る。
図9のデータ集計処理に戻った後、制御部12は、ステップSA222の処理で計算した各項目の合計値、又はステップSA226の処理で計算した各項目の合計値、を上達度1、及び上達度2と共にユーザーID(uid)、曲ID(Ssid)に関する集計情報として作業用メモリ等に一時記憶する(ステップSA216)。
以上のように、制御部12は、第1の実施形態と異なり、機能1〜機能4、練習時間、練習ノート数の各々の合計値として、上達度がSsk以上のレコード群を対象として計算(又は予想)した値を、ユーザーID(uid)、曲ID(Ssid)に関する個々の集計情報として取得する。
その後、制御部12は、処理対象のユーザーID(uid)を次のユーザーID(uid)に変更し(ステップSA217)、変更後のユーザーID(uid)が総ユーザー数(最後のユーザーID)を超えるまでの間(ステップSA218:NO)、ステップSA212〜ステップSA217の処理を繰り返す。
その間、処理対象のユーザーID(uid)、曲ID(Ssid)に該当するレコードが存在しない場合(ステップSA212:NO)、該当するレコード群に上達度が90%に達しているものが存在しない場合(ステップSA213:NO)、該当するレコードのレコード群に関する集計情報が上達度関連集計情報に記録済みである場合(ステップSA2144:NO)、制御部12は、直ちに処理対象のユーザーID(uid)を次のユーザーID(uid)に変更する(ステップSA217)。なお、図では省略したが、次のユーザーID(uid)が、電子楽器2から送られたユーザーID(Suid)となった場合には、そのまま処理対象のユーザーID(uid)を、さらに次のユーザーID(uid)に変更する。
その後、制御部12は、処理対象のユーザーID(uid)が総ユーザー数(最後のユーザーID)を超えた時点で(ステップSA218:YES)、データ集計処理を終了し、図8の処理に戻る。
図8の処理に戻ると制御部12は、図9のデータ集計処理で生成した上達度関連集計情報から、第1の実施形態で図7に示した処理と同様の処理により、前述したレコードA,B,Cを抽出した後(ステップSA204)、各々のレコードA,B,Cにおける上達度1を除いた第1〜第3の成功例データを電子楽器2へ送信する(ステップSA205)。
以上のように本実施形態においては、第1〜第3の成功例データとなるレコードA,B,Cを抽出する上達度関連集計情報を、第1の実施形態における既説した条件を満足するだけでなく、上達度が、第1〜第3の成功例データが要求された時点のユーザー(提供対象ユーザー)の上達度以上であるデータのみを対象として生成する。
これにより、ユーザーに提供する第1〜第3の成功例データを、それが要求された時点のユーザー(提供対象ユーザー)における練習曲の上達度に対応する成功例データとすることができる。つまり、第1〜第3の成功例データとして、これから先の練習曲の練習に重点が置かれた成功例データとすることができる。したがって、サポート機能の利用に係る効率的な練習方法の目安となる情報として、ユーザーにとってより一層適切な情報を提供することができる。
(変形例)
ここで、以上説明した第1及び第2の実施形態においては、電子楽器2のユーザーが現在練習している練習曲が既に弾けるようになった他人の練習内容を示す成功例データとして、練習曲が弾けるようになるまでの過程において重要視される内容が互いに異なる第1〜第3の成功例データをユーザーに提供するものについて説明した。
しかし、本発明の実施に際しては、ユーザーに提供する成功例データは、第1〜第3の成功例データのうちのいずれか2つ、又はいずれか1つとしても構わない。また、電子楽器2のユーザーに、本人が必要とする内容(重要視される内容)に応じた1つ又は2つの成功例データを選択的に提供するようにしてもよい。
また、第1及び第2の実施形態においては、電子楽器2のユーザーに、第1〜第3の成功例データを提供する際、第1〜第3の成功例データにおける機能1〜機能4のそれぞれの使用時間の合計と、練習時間の合計、練習ノート数の合計の各項目値をそのまま表示する場合について説明した。しかし、第1〜第3の成功例データの各項目値の表示方法については適宜変更しても構わない。
また、第1及び第2の実施形態においては、第1〜第3の成功例データとして、各々の成功例データとなるレコードA,B,Cを上達度関連集計情報から抽出する際に選択基準として使用した練習時間の合計、練習ノート数の合計を含めたデータをユーザーに提供した。しかし、第1〜第3の成功例データは、機能1〜機能4のそれぞれの使用時間の合計のみとすることもできる。
また、第1及び第2の実施形態においては、第1〜第3の成功例データとして、練習曲が弾けるまでに要した練習時間が最短であった他人の成功例を示すデータであるレコードA、練習曲が弾けるまでに要した実際の練習量が最小であった他人の成功例を示すデータであるレコードB、演奏技術の上達度が最大であった他人の成功例を示すデータであるレコードC、を抽出して電子楽器2のユーザー(提供対象ユーザー)に提供するものを説明したが、種々な方法が可能であり、例えば、(イ)練習開始時点の上達度と当該練習曲が弾けるようになった時点での上達度との差が最も大きいレコードを選択する、(ロ)初めて上達度が90%を超えた時点での上達度が最も高いレコードを選択する、(ハ)何度も練習を繰り返す中で、上達度が最も高い値を記録したレコードを選択する、(ニ)練習開始時の上達度が、提供対象ユーザーの練習開始時点の上達度、若しくは提供対象ユーザーの現在の上達度に近い(差が所定値以内等)という条件で抽出されたレコードを選択する、(ホ)練習開始の日時からある練習曲が弾けるようになった日時までの時間が最も短いレコードを選択する、(ヘ)練習開始時点での上達度が最も低かったレコード、即ち、最初は最も弾けなかったにも関わらず弾けるようになったユーザーのレコードを選択する、(ト)さらにこれらのいくつかの条件を適宜組み合わせて条件を設定する、等、種々の条件を用いて成功例を抽出して電子楽器2のユーザー(提供対象ユーザー)に提供することとしてもよい。
また、以上の説明においては、前述した電子楽器2が電子ピアノ、或いは電子キーボードである場合について説明したが、本発明は、演奏技術の習得を助けるサポート機能が複数用意されているものであれば、電子ピアノや電子キーボード等の鍵盤楽器以外の電子楽器にも適用することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態、及びその変形例について説明したが、これらは本発明の作用効果が得られる範囲内であれば適宜変更が可能であり、変更後の実施形態も特許請求の範囲に記載された発明、及びその発明と均等の発明の範囲に含まれる。
以下に、本出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[請求項1]
演奏技術の習得のための複数種類のサポート機能を用いて練習した際におけるサポート機能の種類毎の使用量及び練習終了時毎の演奏技術の上達度を、ユーザー毎に対応付けて練習関連情報として記憶する記憶手段と、基準以上の上達度を含む練習関連情報に対応する前記ユーザー毎に、前記記憶されている各練習関連情報におけるサポート機能の種類毎の使用量のうち、前記基準以上の上達度に達するまでの使用量を対象として集計する集計手段と、前記集計手段により集計されたサポート機能の種類毎の使用量の集計結果のなかから、既定の選択基準に該当する特定の前記ユーザーに関する集計結果を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された集計結果を、前記基準以上の上達度に達していない提供対象ユーザーに提供する提供手段とを備えたことを特徴とするサポート機能推薦装置。
[請求項2]
前記記憶手段は、前記練習関連情報として、前記サポート機能の種類毎の使用量、練習終了時毎の演奏技術の上達及び各練習時間を、前記各ユーザー毎に対応付けて記憶し、前記集計手段は、前記基準以上の上達度を含む練習関連情報が記憶されている前記ユーザー毎に、前記記憶されている各練習関連情報におけるサポート機能の種類毎の使用量、及び練習時間のうち、前記基準以上の上達度に達するまでの間の使用量及び練習時間を対象として個別に集計し、前記選択手段は、前記集計手段により集計されたサポート機能の種類毎の使用量の集計結果のなかから、前記集計手段により集計された練習時間の集計結果が最小であることを選択基準とし、当該選択基準に該当する特定の前記ユーザーに関する集計結果を選択することを特徴とする請求項1記載のサポート機能推薦装置。
[請求項3]
前記記憶手段は、前記練習関連情報として、前記サポート機能の種類毎の使用量、練習終了時毎の演奏技術の上達度及び練習量を、前記各ユーザー毎に対応付けて記憶し、前記集計手段は、前記基準以上の上達度を含む練習関連情報が記憶されている前記ユーザー毎に、前記記憶されている各練習関連情報におけるサポート機能の種類毎の使用量、及び練習量のうち、前記基準以上の上達度に達するまでの間の使用量及び練習量を対象として個別に集計し、前記選択手段は、前記集計手段により集計されたサポート機能の種類毎の使用量の集計結果のなかから、前記集計手段により集計された練習量の集計結果が最小であることを選択基準とし、当該選択基準に該当する特定の前記ユーザーに関する集計結果を選択することを特徴とする請求項1又は2記載のサポート機能推薦装置。
[請求項4]
前記選択手段は、前記集計手段により前記各ユーザー毎に集計されたサポート機能の種類毎の使用量の集計結果のなかから、最初に前記基準値を超えた際の上達度が最大であるユーザーに関する集計結果を選択することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のサポート機能推薦装置。
[請求項5]
前記集計手段は、前記記憶手段に前記基準以上の上達度を含む練習関連情報が記憶されている前記ユーザーであって、かつ前記記憶手段に最初に記憶された練習関連情報における上達度が、前記提供対象ユーザーの最新の上達度以下である前記ユーザー毎に、前記記憶されている各練習関連情報におけるサポート機能の種類毎の使用量のうち、前記基準以上の上達度に達するまでの使用量を対象として個別に集計することを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載のサポート機能推薦装置。
[請求項6]
前記集計手段は、前記記憶手段に前記基準以上の上達度を含む練習関連情報が記憶されている前記ユーザー毎に、前記記憶されている各練習関連情報におけるサポート機能の種類毎の使用量のうち、前記提供対象ユーザーの最新の上達度に相当する上達度から前記基準以上の上達度に達するまでの使用量を対象として個別に集計することを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載のサポート機能推薦装置
[請求項7]
演奏技術の習得のための複数種類のサポート機能を用いて練習した際におけるサポート機能の種類毎の使用量及び練習終了時毎の演奏技術の上達度を、ユーザー毎に対応付けて練習関連情報として記憶手段に記憶する工程と、基準以上の上達度を含む練習関連情報に対応する前記ユーザー毎に、前記記憶されている各練習関連情報におけるサポート機能の種類毎の使用量のうち、前記基準以上の上達度に達するまでの使用量を対象として個別に集計する工程と、前記ユーザー毎に集計されたサポート機能の種類毎の使用量の集計結果のなかから、既定の選択基準に該当する特定の前記ユーザーに関する集計結果を選択する工程と、前記選択された集計結果を、前記基準以上の上達度に達していない提供対象ユーザーに提供する工程とを含むサポート機能推薦方法。
[請求項8]
コンピュータに、演奏技術の習得のための複数種類のサポート機能を用いて練習した際におけるサポート機能の種類毎の使用量及び練習終了時毎の演奏技術の上達度を、ユーザー毎に対応付けて練習関連情報として記憶手段に記憶する処理と、基準以上の上達度を含む練習関連情報に対応する前記ユーザー毎に、前記記憶されている各練習関連情報におけるサポート機能の種類毎の使用量のうち、前記基準以上の上達度に達するまでの使用量を対象として個別に集計する処理と、前記ユーザー毎に集計されたサポート機能の種類毎の使用量の集計結果のなかから、既定の選択基準に該当する特定の前記ユーザーに関する集計結果を選択する処理と、選択した前記集計結果を、前記基準以上の上達度に達していない提供対象ユーザーに提供する処理とを実行させることを特徴とするプログラム。
[請求項9]
請求項1記載のサポート機能推薦装置と、演奏技術の習得のための複数種類のサポート機能を備えた複数の電子楽器とから構成され、前記複数の電子楽器は、ユーザーが前記複数種類のサポート機能を用いた練習曲の練習を行う毎に、練習で使用された前記サポート機能の種類毎の使用量、及び練習終了時毎の演奏技術の上達度を、練習内容を示す練習関連情報として取得する情報取得手段と、前記情報取得手段により取得された練習関連情報を前記サポート機能推薦装置に供給する供給手段とを備えたことを特徴とするサポート機能推薦システム。
1 機能推薦サーバー
2 電子楽器
11 通信制御部
12 制御部
13 プログラムデータ記憶部
14 上達度情報データベース
21 CPU
26 表示部
27 スイッチ部
28 演奏履歴メモリ
29 通信制御部
100 インターネット
201 曲関連情報
202 シーケンス情報
203 演奏情報
204 練習関連情報
204 練習関連情報

Claims (9)

  1. 各ユーザーが演奏技術の習得のための複数種類のサポート機能を用いて練習した際に、前記各ユーザーのサポート機能の種類毎の使用量及び練習終了時毎の演奏技術の上達度を、練習関連情報としてデータベースに記憶させる記憶制御部と、
    前記データベースに記憶されている練習関連情報から、基準以上の上達度を含む練習関連情報を選択し、当該選択された練習関連情報に含まれるサポート機能の種類毎の使用量のうち、前記基準以上の上達度に達するまでの使用量を、前記ユーザー毎に集計する集計部と、
    前記集計部により集計されたサポート機能の種類毎の使用量の集計結果のなかから、既定の選択基準に該当する特定のユーザーに関する集計結果を選択する選択部と、
    前記選択部により選択された集計結果を、前記基準以上の上達度に達していない提供対象ユーザーに提供する提供部と
    を備えたことを特徴とするサポート機能推薦装置。
  2. 前記データベースは、前記練習関連情報として、前記サポート機能の種類毎の使用量、練習終了時毎の演奏技術の上達度及び各練習時間を、前記各ユーザー毎に対応付けて記憶し、
    前記集計部は、前記基準以上の上達度を含む練習関連情報におけるサポート機能の種類毎の使用量、及び練習時間のうち、前記基準以上の上達度に達するまでの間の使用量及び練習時間をユーザー毎に個別に集計し、
    前記選択部は、前記集計部により集計されたサポート機能の種類毎の使用量及び練習時間の集計結果のなかから、前記集計された練習時間の集計結果が最小であることを選択基準とし、当該選択基準に該当する特定のユーザーに関する集計結果を選択することを特徴とする請求項1記載のサポート機能推薦装置。
  3. 前記データベースは、前記練習関連情報として、前記サポート機能の種類毎の使用量、練習終了時毎の演奏技術の上達度及び練習量を、前記各ユーザー毎に対応付けて記憶し、
    前記集計部は、前記基準以上の上達度を含む練習関連情報におけるサポート機能の種類毎の使用量、及び練習量のうち、前記基準以上の上達度に達するまでの間の使用量及び練習量を前記ユーザー毎に集計し、
    前記選択部は、前記集計されたサポート機能の種類毎の使用量及び練習量の集計結果のなかから、前記集計部により集計された練習量の集計結果が最小であることを選択基準とし、当該選択基準に該当する特定のユーザーに関する集計結果を選択することを特徴とする請求項1又は2記載のサポート機能推薦装置。
  4. 前記選択部は、前記集計部により前記各ユーザー毎に集計されたサポート機能の種類毎の使用量の集計結果のなかから、最初に前記基準を超えた際の上達度が最大であるユーザーに関する集計結果を選択することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のサポート機能推薦装置。
  5. 前記集計部は、前記基準以上の上達度を含む練習関連情報に対応するユーザーであって、かつ前記データベースに最初に記憶された練習関連情報における上達度が、前記基準以上の上達度に達していない提供対象ユーザーの前記データベースに最初に記憶された練習関連情報における上達度以下であるユーザー毎に、前記記憶されている各練習関連情報におけるサポート機能の種類毎の使用量のうち、前記基準以上の上達度に達するまでの使用量を対象として個別に集計することを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載のサポート機能推薦装置。
  6. 前記集計部は、前記基準以上の上達度を含む練習関連情報におけるサポート機能の種類毎の使用量のうち、前記基準以上の上達度に達していない提供対象ユーザーの最新の上達度に相当する上達度から前記基準以上の上達度に達するまでの使用量を対象として個別に集計することを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載のサポート機能推薦装置。
  7. サポート機能推薦装置に用いられるサポート機能推薦方法であって、前記サポート機能推薦装置が、
    各ユーザーが演奏技術の習得のための複数種類のサポート機能を用いて練習した際に、前記各ユーザーのサポート機能の種類毎の使用量及び練習終了時毎の演奏技術の上達度を練習関連情報としてデータベースに記憶する工程と、
    基準以上の上達度を含む練習関連情報におけるサポート機能の種類毎の使用量のうち、前記基準以上の上達度に達するまでの使用量を対象として前記ユーザー毎に集計する工程と、
    前記ユーザー毎に集計されたサポート機能の種類毎の使用量の集計結果のなかから、既定の選択基準に該当する特定のユーザーに関する集計結果を選択する工程と、
    前記選択された集計結果を、前記基準以上の上達度に達していない提供対象ユーザーに提供する工程と
    を含むサポート機能推薦方法。
  8. コンピュータに、
    各ユーザーが演奏技術の習得のための複数種類のサポート機能を用いて練習した際に、前記各ユーザーのサポート機能の種類毎の使用量及び練習終了時毎の演奏技術の上達度を練習関連情報としてデータベースに記憶する処理と、
    基準以上の上達度を含む練習関連情報におけるサポート機能の種類毎の使用量のうち、前記基準以上の上達度に達するまでの使用量を対象としてユーザー毎に集計する処理と、
    前記ユーザー毎に集計されたサポート機能の種類毎の使用量の集計結果のなかから、既定の選択基準に該当する特定のユーザーに関する集計結果を選択する処理と、
    選択した前記集計結果を、前記基準以上の上達度に達していない提供対象ユーザーに提供する処理と
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  9. 請求項1記載のサポート機能推薦装置と、演奏技術の習得のための複数種類のサポート機能を備えた複数の電子楽器とから構成され、
    前記複数の電子楽器は、
    練習を行う毎に、当該練習で使用された前記サポート機能の種類毎の使用量、及び練習終了時毎の演奏技術の上達度を、練習内容を示す練習関連情報として取得する情報取得部と、
    前記情報取得部により取得された練習関連情報を前記サポート機能推薦装置に供給する供給部と
    を備えたことを特徴とするサポート機能推薦システム。
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