JP2017188012A - 情報提供装置、情報提供方法、コンピュータプログラム - Google Patents

情報提供装置、情報提供方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Noriaki Sakurai
徳明 櫻井
祐徳 辻
Hironori Tsuji
祐徳 辻
酒井 剛
Takeshi Sakai
剛 酒井
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Abstract

【課題】個々人の能力及び希望に応じた最適なアドバイスを適宜行うことができる情報提供装置を提供する。【解決手段】情報提供装置10は、適性判定部104により、被験者の遺伝子情報に基づいて、競技毎の適性を定量的に表す適性値を導出する。情報提供装置10は、適性値に基づいて、適性が高い方から複数の競技を被験者に提示して、該被験者に競技を選択させる。情報提供装置10は、競技毎に、身体的特徴及び運動能力値に応じて、能力を向上させるための強化情報を記憶するアドバイス情報DB111を備える。アドバイス情報生成部105は、アドバイス情報DB111を参照し、被験者の現在の身体的特徴及び運動能力値に基づいて、当該被験者が選択した競技についてのアドバイス情報を生成する。情報提供装置10は、生成されたアドバイス情報を被験者へ提供する。【選択図】図3

Description

この発明は、個々人が潜在的な運動能力を十分に発揮できるように、最適なトレーニングメニュー等のアドバイス情報を、特に若年層の被験者に適宜提供するための情報提供装置に関する。
近年、遺伝学の発達により、個人の運動能力や競技の適性を遺伝子情報に基づいて判定することが可能となっている。ここで「遺伝子情報」とは、例えば遺伝子解析結果から得られる遺伝子毎の型を表す情報である。例えば、遺伝子解析結果から得られるACTN3遺伝子の「R/R型」という遺伝子情報は、瞬発力に優れており、短距離で発揮される走力に秀でた傾向のある遺伝子と判定される。遺伝子情報に基づいて個々人に最適な生活パターン等の情報を与える評価指標値算出システムとして、例えば特許文献1がある。このシステムは、遺伝子情報から得られる遺伝子情報値と被験者の検査結果値とから算出される評価指標値に基づいて、被験者に提供するアドバイス情報を生成する。
特開2014−225059号公報
遺伝子情報に基づいて適性があると判定された競技を早期から行うことで、被験者を当該競技の優秀な選手を育て上げることが可能ではないかと考えられている。そのためには、被験者が遺伝子情報から得られる潜在的な運動能力を十分に発揮できるように、被験者の運動能力の向上過程や、身長、体重等の身体的特徴の成長過程を考慮して、最適なトレーニングメニュー、食事、健康管理等のアドバイスを適宜行うことが重要である。
しかし、遺伝子情報で被験者に最適であると判定された競技が、被験者が希望する競技に合致するとは限らない。また、遺伝子情報に基づく判定では最適であっても、被験者のやる気やけが等によりトレーニングの成果が反映されないこともある。この場合、被験者が希望する競技の能力向上を目的としてアドバイス情報を提供するほうが、結果的に被験者の大成につながることもある。
本発明は、上記の問題に鑑み、個々人の能力及び希望に応じた最適なアドバイスを適宜行うことができる情報提供装置を提供することを主たる課題とする。
上記課題を解決するための本発明の情報提供装置は、被験者の遺伝子情報に基づいて、競技毎の適性を定量的に表す適性値を導出する適性判定手段と、前記適性値に基づいて、適性が高い方から複数の競技を前記被験者に提示して、該被験者に競技を選択させる選択手段と、競技毎に、身体的特徴及び運動能力値に応じて、能力を向上させるための強化情報を記憶するアドバイス情報記憶手段と、前記アドバイス情報記憶手段を参照し、前記被験者の現在の身体的特徴及び運動能力値に基づいて、当該被験者が選択した競技についてのアドバイス情報を生成するアドバイス情報生成手段と、生成した前記アドバイス情報を前記被験者へ提供する提供手段と、を備える。
本発明によれば、被験者は、遺伝子情報に基づいて判定された競技から自分の希望する競技を選択し、選択した競技用のアドバイス情報を情報提供装置から取得することができる。そのために、被験者は、遺伝子的に判定された能力及び自分の希望に応じた最適なアドバイスを受けることができる。
情報提供システムの全体構成図。 情報提供装置のハードウェア構成図。 情報提供装置の機能ブロック図。 (a)は被験者情報の例示図、(b)は遺伝子DBの例示図、(c)は競技適性DBの例示図、(d)はアドバイス情報DBの例示図。 情報端末のハードウェア構成図。 情報端末の機能ブロック図。 被験者の登録処理を表すフローチャート。 (a)、(b)は適性競技の判定結果を表す画像の例示図。 アドバイス情報の画像の例示図。 (a)、(b)はアドバイス情報を表す画像の例示図。 (a)、(b)はアドバイス情報を表す画像の例示図。 (a)、(b)は被験者情報の確認画面の例示図。 運動適性の判定結果を表す画像の別の例示図。 スカウト閲覧用の画像の例示図。 トレーニング実績の確認画面の例示図。 被験者情報の更新処理を表すフローチャート。 購入ページの画像の例示図。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
<構成>
(システムの全体構成)
図1は、本実施形態の情報提供システム1の全体構成図である。情報提供システム1は、情報提供装置10及び情報端末20がネットワークNを介して通信可能に接続されて構成される。ネットワークNは、インターネット、携帯電話通信網等の公衆通信回線網である。情報提供装置10は、被験者の潜在的な運動能力を向上させるための最適なトレーニングメニュー、食事、健康管理等のアドバイス情報を作成し、ネットワークNを介して情報端末20に送信する。情報端末20は、ネットワークNを介して情報提供装置10からアドバイス情報を受信し、被験者に提示する。
情報提供装置10は、サーバ等の情報処理装置であり、被験者から提供される遺伝子情報に基づいて、被験者の適性のある競技を判定する。この際、情報提供装置10は、適性の高い競技から順に複数の競技を判定し、情報端末20にその判定結果を送信する。被験者は、情報端末20により適性のある競技を確認し、実際に自分が行いたい競技を選択して、選択結果を情報端末20から情報提供装置10へ送信する。情報提供装置10は、選択結果を受信し、被験者に選択された競技に関するアドバイス情報の提供を適宜行う。
遺伝子情報は、被験者から採取された人体組織により得られる。被験者は、例えば検査キットで採取した人体組織を情報提供装置10の管理会社へ郵送する。管理会社は、採取された人体組織を用いて遺伝子解析を行い、遺伝子情報を取得する。このようにして得られた遺伝子情報は、情報提供装置10に入力される。また、遺伝子情報を含む遺伝子情報は、紙等に印刷して被験者へ郵送される。「被験者」は、情報提供装置10に遺伝子情報が記憶されてアドバイス情報が提供されるユーザである。
情報端末20は、スマートフォンやタブレット端末、携帯型のパーソナルコンピュータ、スマートウォッチのようなウェアラブルデバイス等の携帯型情報処理装置である。情報端末20は、情報提供装置10から提供されるアドバイス情報を、被験者に画像、動画、音により提示する。また、情報端末20は、被験者が行ったトレーニング実績を蓄積する。トレーニング実績は定量化されたトレーニング値として蓄積される。情報端末20は、蓄積したトレーニング値を、周期的に或いは適宜、情報提供装置10へ送信する。
(情報提供装置の構成)
図2は、情報提供装置10のハードウェア構成図である。情報提供装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ストレージ14、通信インタフェース(I/F)15、及び入出力インタフェース(I/F)16を備える。
CPU11は、ROM12に格納されるコンピュータプログラムを、RAM13を作業領域に用いて実行することで情報提供装置10全体の動作を制御する。ストレージ14は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の大容量記憶装置である。ストレージ14は、被験者に関する情報や、被験者へのアドバイス情報を生成するためのデータベースを記憶する領域を提供する。通信I/F15は、ネットワークNを介した情報端末20との間の通信制御を行う。入出力I/F16は、入力装置及び出力装置との入出力制御を行う。入力装置は、キーボード、マウス、タッチパネル等である。出力装置は、ディスプレイ、スピーカ、プリンタ等である。
情報提供装置10は、CPU11がコンピュータプログラムを実行することで、被験者へのアドバイス情報提供に関する機能ブロックを実現する。図3は、情報提供装置10の機能ブロック図である。情報提供装置10は、制御部101、通信部102、被験者管理部103、適性判定部104、アドバイス情報生成部105、表示画像編集部106、記憶部107、入力部112、及び出力部113として機能する。記憶部107は、ストレージ14に形成されており、被験者情報記憶部108、遺伝子データベース(遺伝子DB)109、競技適性データベース(競技適性DB)110、アドバイス情報データベース(アドバイス情報DB)111を含む。遺伝子DB109は、本発明の遺伝子記憶手段、競技適性DB110は、本発明の競技適性記憶手段、アドバイス情報DB111は、本発明のアドバイス情報記憶手段に相当する。
制御部101は、情報提供装置10の各構成要素、各機能の動作を制御して、被験者への情報提供を行う。通信部102は、通信I/F15により情報端末20との間に通信路を確立して通信を行う。通信部102は、通信I/F15により情報端末20から受信する各種情報、指示等を、制御部101へ送る。また、通信部102は、制御部101に制御され、通信I/F15により情報端末20へ各種情報、各種通知、指示等を送信する。特に本実施形態では、通信部102は、情報端末20へアドバイス情報を提供する。
被験者管理部103は、制御部101に制御され、被験者に関する被験者情報を被験者情報記憶部108を用いて管理する。被験者管理部103は、情報提供装置10が被験者の遺伝子情報を取得することで、被験者情報を生成する。図4(a)は、被験者情報の例示図である。被験者情報は、被験者毎に記憶される。
被験者情報は、被験者を管理するための情報、被験者の遺伝子により判定される潜在能力に関する情報、被験者の現在の能力に関する情報等を含む。例えば「被験者を管理するための情報」は、被験者の氏名、被験者を識別するための被験者ID、被験者が所持する情報端末20への連絡先、及び競技情報を含む。「潜在能力に関する情報」は、被験者の遺伝子情報、運動能力毎の合計値、及び適性競技を含む。「現在の能力に関する情報」は、身体的特徴、運動能力値、運動能力到達度、アドバイス情報、トレーニング履歴、及び競技動画等を含む。潜在能力に関する情報は、遺伝子情報に基づく情報であるために更新されることはない。現在の能力に関する情報は、被験者の身体的な成長、運動能力の向上、トレーニング結果等に応じて随時更新される。
被験者の「氏名」は、登録時に入力装置により入力される。「被験者ID」は、被験者の登録時に被験者管理部103が被験者に割り当てる識別情報である。「連絡先」は、登録時に入力装置により入力される。連絡先は、被験者が所持する情報端末20の電子メールアドレス、電話番号等である。「競技情報」は、被験者が実際に行っている競技或いは被験者が行いたいと希望する競技を表す。団体競技のように競技者にポジションが割り当てられる競技では、そのポジションも記憶される。「遺伝子情報」は、入力装置により入力される。「運動能力毎の合計値」は、遺伝子情報に基づいて判定される、被験者が実現しうる最大の運動能力を定量化した値である。運動能力毎の合計値は、後述する運動能力毎の能力値に基づいて算出される。「適性競技」は、遺伝子情報に基づいて判定される、被験者の適性の高い競技を表す。運動能力毎の合計値及び適性競技は、適性判定部104により判定される。
「身体的特徴」は、被験者の現時点における利き手、利き足、年齢、身長、体重、リーチ長等である。被験者管理部103は、身体的特徴に変化がある場合にこれらの情報を更新する。身体的特徴は、入力装置或いは情報端末20を用いて入力される。「運動能力値」は、被験者の現時点における50m走のタイム、1500m走のタイム、握力、視力、背筋力、反復横跳び回数、立位体前屈、垂直跳び、最大酸素摂取量等の運動能力の実測値である。被験者管理部103は、運動能力値に変化がある場合にこれらの情報を更新する。運動能力値は、入力装置或いは情報端末20を用いて入力される。
「運動能力到達度」は、運動能力毎の合計値に対して身体的特徴及び運動能力値がどの程度のレベルに到達しているかを表す値である。つまり運動能力到達度は、運動能力毎の合計値と現時点の身体的特徴及び運動能力値との差分を表す。被験者管理部103は、運動能力毎の合計値、身体的特徴、及び運動能力値から運動能力到達度を算出する。「アドバイス情報」は、現時点で被験者に対して提供するトレーニングメニュー等の情報である。アドバイス情報はアドバイス情報生成部105により生成される。「トレーニング履歴」は、被験者がアドバイス情報に応じて実際に行ったトレーニングの実績を表すトレーニング値を蓄積する。トレーニング値は、情報端末20から入力される。「競技動画」は、被験者が実際に競技を行っているときの動画である。競技動画は、入力装置或いは情報端末20を用いて入力される。
適性判定部104は、制御部101に制御され、遺伝子DB109及び競技適性DB110を参照して、遺伝子情報に基づく被験者の運動能力毎の合計値及び適性競技を判定する。遺伝子DB109は、遺伝子情報毎に、運動能力毎の能力を定量的に表す能力値を表す。図4(b)は、遺伝子DB109を形成する遺伝子情報毎のレコードの例示図である。各レコードは、遺伝子情報毎に、運動能力毎の適性を定量的に表す能力値及び強化効率を記憶する。図4(b)の例では、「遺伝子A」という遺伝子情報に対して、瞬発力、持久力、筋力、メンタルの各運動能力に対する能力値及び強化効率が設定されている。例えば「ACTN3」遺伝子の「R/R型」の遺伝子情報は、速筋線維の割合が高く、瞬発力を要するスプリント・パワー系の運動に適している。そのために、「ACTN3」遺伝子の「R/R型」の遺伝子情報は、瞬発力及び筋力の能力値が高く設定され、持久力の能力値が低く設定される。強化効率は、運動能力毎の向上しやすさを表す値である。遺伝子解析で得られる運動能力に関する遺伝子情報に対して、このレコードは用意される。
適性判定部104は、被験者情報記憶部108から遺伝子情報を読み出し、遺伝子DB109を参照して、遺伝子情報毎に、各運動能力の能力値を特定する。適性判定部104は、特定した能力値を運動能力毎に加算して、運動能力毎の合計値を算出する。適性判定部104は、算出した運動能力毎の合計値を該被験者の被験者情報に書き込む。
競技適性DB110は、競技毎に、該競技に適性があると判断するための、運動能力毎の必要な能力を定量的に表す必要能力値を表す。図4(c)は、競技適性DB110を形成する競技毎のレコードの例示図である。各レコードは、競技毎に、運動能力毎の必要な能力を定量的に表す必要能力値を記憶する。図4(c)の例では、「競技A」に対して、瞬発力、持久力、筋力、メンタルの各運動能力に対する必要能力が設定されている。例えば、陸上競技の短距離走では、瞬発力及び筋力の必要能力値が高く設定され、持久力の必要能力値が低く設定される。また、競技適性DB110は、その競技の有名選手の運動能力毎の合計値を記憶する。
適性判定部104は、競技適性DB110を参照して、被験者の運動能力毎の合計値と必要能力値との比較により、該被験者の競技への適性を判定する。適性判定部104は、例えば合計値が必要能力値を満たしている運動能力の数や、必要能力値に対する合計値の超過度により、競技への適性を定量的に表す適正値を導出する。適性判定部104は、この適性値に応じて、各競技に対する被験者の適性を判定する。適性判定部104は、適性値に基づいて、適性が高い方から複数の競技を適性競技として該被験者の被験者情報に書き込む。このとき、適性判定部104は、該競技の有名選手の合計値と被験者の合計値との比較から、適合率の高い有名選手を選択して、適性競技とともに被験者情報に書き込んでもよい。
適性判定部104による判定結果は、被験者に提示される。被験者は、適性競技から自分が実際に行いたい希望の競技を選択する。情報提供装置10は、希望者による選択結果に応じて、該被験者情報の競技情報に、選択された競技を記憶する。
アドバイス情報生成部105は、制御部101に制御され、被験者情報に基づいて、アドバイス情報DB111を参照してアドバイス情報を生成する。図4(c)は、アドバイス情報DB111に記録される競技毎、運動能力毎のレコードの例示図である。アドバイス情報DB111は、一つの競技の一つの運動能力に対して、到達度、強化効率、及び身体的特徴の違いに応じて、複数の強化情報を記憶する。そのために各レコードは、競技、運動能力、到達度、強化効率、及び身体的特徴を選択のためのパラメータとして、トレーニング方法、トレーニング動画、有効な栄養素、有効な食事、及び健康管理方法等の、当該競技能力及び運動能力を向上するための強化情報を記憶する。強化情報には、基礎的な運動能力の強化情報と、具体的な競技技術の強化情報とがある。到達度は、被験者情報の運動能力到達度である。
アドバイス情報生成部105は、このようなアドバイス情報DB111を参照し、実際に行う競技、運動能力、到達度、強化効率に応じて、被験者に提供するトレーニング方法、トレーニング動画、有効な栄養素、有効な食事、及び健康管理方法の少なくとも一つを含むアドバイス情報を生成する。アドバイス情報生成部105は、生成したアドバイス情報を該被験者の被験者情報に記憶する。
表示画像編集部106は、制御部101に制御され、被験者情報から、出力装置や当該被験者が所持する情報端末20、他の情報処理装置に表示させる画像を生成する。例えば、表示画像編集部106は、被験者情報からアドバイス情報を取得して、該被験者の情報端末20に表示させるアドバイス画像を生成する。
入力部112は、入力装置からの入力を受け付けて制御部101へ送る。例えば、被験者情報の生成時に、情報提供装置10の管理者は、入力装置から被験者の氏名、連絡先、遺伝子情報、被験者の現在の能力に関する情報、競技動画等を入力する。入力部112は、入力されたこれらの情報を制御部101へ送る。制御部101は、送られてきた情報に基づいて、被験者管理部103に被験者情報を生成させる。この他に、遺伝子DB109、競技適性DB110、アドバイス情報DB111の生成、更新の際にも入力部112は、入力装置から各項目の情報を受け付けて制御部101へ送る。制御部101は、入力情報に応じて遺伝子DB109、アドバイス情報DB111を生成、更新する。
出力部113は、制御部101の制御により出力装置から画像や音声を出力する。
(情報端末の構成)
図5は、情報端末20のハードウェア構成図である。情報端末20は、CPU21、ROM22、RAM23、ストレージ24、位置センサ25、タイマ26、通信I/F27、及び入出力I/F28を備える。
CPU21は、ROM22に格納されるコンピュータプログラムを、RAM23を作業領域に用いて実行することで情報端末20全体の動作を制御する。ストレージ24は、HDDやSSD等の大容量記憶装置である。ストレージ24は、情報提供装置10からダウンロードした、アドバイス情報の提供を受けるためのアプリケーションを格納する。位置センサ25は、情報端末20の現在位置を検出する。タイマ26は、現在時刻を計時する。位置センサ25及びタイマ26は、GPS(Global Positioning System)により実現してもよい。通信I/F27は、ネットワークNを介した情報提供装置10との間の通信制御を行う。入出力I/F28は、入力装置及び出力装置との入出力制御を行う。入力装置は、キーボード、マウス、タッチパネル等である。出力装置は、ディスプレイ、スピーカ等である。
情報端末20は、CPU21がストレージ24に格納されたアプリケーションを起動することで、被験者への情報提供に関する機能ブロックを実現する。図6は、情報端末20の機能ブロック図である。情報端末20は、トレーニング実績算出部201、トレーニング実績記憶部202、制御部203、通信部204、入力部205、及び出力部206として機能する。トレーニング実績記憶部202は、ストレージ24に形成される。
トレーニング実績算出部201は、制御部203の制御により、被験者のトレーニング実績を表すトレーニング値を算出する。トレーニング値は、例えば被験者の走行距離、消費カロリー、摂取カロリー、トレーニング指数等である。走行距離は、位置センサ25による検出結果により算出される。消費カロリーは、走行距離から算出される。摂取カロリーは、入力装置から入力される。トレーニング指数は、走行距離、及び消費カロリーにより導出される値である。トレーニング実績算出部201は、算出したトレーニング値をトレーニング実績記憶部202に記憶する。なお、走行距離は入力装置から入力されてもよい。また、走行距離の他に、様々なトレーニングの回数、時間、距離をトレーニング実績として含むことができる。さらに、情報端末20にウェアラブルデバイスを用いる場合には、心拍数、睡眠状態等をトレーニング実績に含んでもよい。
制御部203は、情報端末20の各構成要素、各機能の動作を制御する。制御部203は、トレーニング実績記憶部202からトレーニング値を取得し、これに被験者IDを付加してトレーニング実績情報を生成する。通信部204は、通信I/F27により情報提供装置10との間に通信路を確立して、通信を行う。通信部204は、通信I/F27により情報提供装置10から受信するアドバイス情報、各種通知、指示等を制御部203へ送る。通信部204は、通信I/F27により、制御部203の制御でトレーニング実績情報、各種通知、指示等を情報提供装置10へ送信する。
入力部205は、入力装置からの指示等を受け付けて制御部203へ送る。出力部206は、制御部203の制御により出力装置から画像や音声を出力する。出力部206は、例えばアドバイス情報等の情報をディスプレイに表示する。
<運用形態>
(被験者登録処理)
以上のような構成の情報提供システム1では、情報提供装置10が被験者の登録及び管理を行う。図7は、被験者の情報提供装置10への登録処理を表すフローチャートである。情報提供装置10は、登録処理により被験者情報を記憶し、該被験者へアドバイス情報を提供する。登録処理は、情報提供装置10が被験者の遺伝子情報を取得することで実行される。ここでは、情報提供装置10の入力装置により遺伝子情報等の被験者情報の生成に必要な情報の入力が行われる例を説明するが、これらの情報の入力は、被験者が情報端末20から行うようにしてもよい。この場合、情報端末20は、アドバイス情報の提供を受けるためのアプリケーションを起動し、その入力画面から入力することになる。
情報提供装置10の制御部101は、入力装置から遺伝子情報を取得する(S101)。情報提供装置10は、適性判定部104により、取得した遺伝子情報、遺伝子DB109、及び競技適性DB110を用いて当該被験者の運動適性判定を行う(S102)。適性判定部104は、運動適性判定により被験者の運動能力毎の合計値を導出し、適性競技の判定を行う。
制御部101は、適性競技の判定結果を情報端末20へ送信する(S103)。情報端末20のディスプレイには、適性競技の判定結果として、被験者の適性の高い複数の競技が表示される。被験者は、情報端末20の入力装置により、自分の希望する競技を選択する。選択結果は、情報提供装置10へ送信される。
情報提供装置10の制御部101は、競技の選択結果を受信すると(S104:Y)、入力装置から被験者の個人情報を取得する(S105)。ここで入力される個人情報は、被験者の氏名、連絡先、身体的特徴、運動能力値、競技動画等である。情報提供装置10は、被験者管理部103により、被験者の身体的特徴及び運動能力値と、適性判定部104で判定した運動能力毎の合計値との比較により、運動能力到達度を算出する(S106)。被験者管理部103は、既に取得している被験者の遺伝子情報、個人情報、適性判定部104による判定結果、及び運動能力到達度に被験者IDを設定して被験者情報を生成する。被験者管理部103は、生成した被験者情報を被験者情報記憶部108に格納する(S107)。
アドバイス情報生成部105は、被験者情報記憶部108に格納された被験者情報に基づいてアドバイス情報を生成する(S108)。アドバイス情報生成部105は、被験者の運動能力を向上させるためのトレーニングメニュー等を含むアドバイス情報を生成する。アドバイス情報生成部105は、生成したアドバイス情報を、被験者情報記憶部108の該当する被験者情報にアドバイス情報として格納する。
表示画像編集部106は、被験者情報記憶部108に格納された被験者情報から、運動適性の判定結果及びアドバイス情報を表すそれぞれの画像を生成する。制御部101は生成した画像を、被験者情報に含まれる連絡先に応じて、通信部102により被験者の情報端末20へ送信する(S109)。情報端末20は、ディスプレイに、S103において適性競技の判定結果の画像を表示し、S109においてアドバイス情報の画像を表示する。図8は、適性競技の判定結果の画像の例示図である。図9〜図11は、アドバイス情報の画像の例示図である。
図8(a)は、遺伝子情報から得られる被験者(A君)の運動能力に関する所見、及び適性競技を表す画像である。運動能力に関する所見は、運動能力毎の合計値により判定される運動能力の遺伝的長所及び短所を、定型文を組み合わせることにより生成される。適性競技は、ここでは適性が高いと判断された5競技が表示される。被験者は、所見を参考にして、この5競技から希望の競技を選択することになる。つまり図8(a)は、競技の選択画面となる。なお、被験者が希望する競技がこの中に無い場合、被験者は、希望する競技を情報端末20の入力装置により、直接、情報提供装置10に入力するようにしてもよい。
図8(b)は、適性競技が団体競技であり、ポジションが割り当てられる場合の、被験者の適性ポジションを表す画像である。被験者の適性ポジションは、例えば運動能力毎の合計値を各ポジションの運動能力毎の必要能力値と比較することで、判定される。図8(b)の画像は、図8(a)からポジションの割り当てがある競技が選択された場合に表示され、被験者による競技選択をサポートする。
図9は、運動能力別の、遺伝子情報に基づいて判定されるトレーニングポイントを表す画像の例示図である。この画像は、運動能力毎に、遺伝子により決定される強化効率に応じたトレーニング方法を示している。
図10は、具体的なトレーニングメニューの例示図を表す。図10(a)は、基礎的な運動能力の強化を目標としたトレーニングメニューを表す。この画像は被験者(A君)に具体的な基礎トレーニングの回数、時間、トレーニングの動画を提供する。動画が提供されるために、被験者は、基礎トレーニングを正しく行うことができる。図10(b)は、競技技術の強化を目標としたトレーニングメニューを表す。この画像は被験者(A君)に実際にどのようなトレーニングを行うかを具体的に示す。また、動画が提供されるために、被験者は、実際の動きを見ながらトレーニングを行うことができる。図11(a)は、理想的な食事メニューを表す画像であり、図11(b)は、栄養補助のために推奨するサプリメントを表す画像である。図11(a)、(b)は、食事及びサプリメントにより、被験者(A君)が潜在能力を開花させるために必要な栄養素を十分に摂取できるように案内する。
図12は被験者情報の確認画面の例示図である。図12(a)は、被験者(A君)の現在の身体的特徴、競技情報、及び運動能力到達度を表す画像である。運動能力の到達度は、運動能力毎の合計値に対する現在の到達度を直感的にとらえ易くするように、レーダーチャートで表される。図12(b)では、被験者の運動能力値及び運動能力毎の合計値が、運動能力の最高値を「10」としたときの比率により表される。図9〜図12の画像は、相互に関連しており、一つの画像から他の画像への切り替えが可能となっている。
図13は、運動適性の判定結果を表す画像の別の例示図である。この画像は、被験者が行う競技で被験者と似た遺伝子情報をもつ有名選手を提示する。この画像は、被験者情報の適性競技とともに書き込まれる有名選手の画像を、適合率の高い順に表示する。有名選手の画像にカーソルを合わせることで、該有名選手のプロフィールを表示するようにしてもよい。図13の画像は、図8の画像に関連付けて、相互に切り替えができるようにしてもよい。被験者は競技を選択する際に、提示された有名選手を参考とすることができる。
なお、図8〜図13の画像は、被験者情報に基づいて生成可能であるため、登録処理の終了後に、被験者が情報端末20により自由に表示することができる。この場合、図8〜図13の画像は相互に関連しており、一つの画像から他の画像への切り替えが可能となっている。
このような被験者情報は、プロチームのスカウトにとっても魅力的な情報である。しかし、スカウトに対して被験者情報をそのまま開示することは、被験者のプライバシー保護の観点から推奨できない。そのために、表示画像編集部106は、被験者情報からスカウト閲覧用の画像を編集するようにしてもよい。図14は、スカウト閲覧用の画像の例示図である。スカウトは、このような画像により被験者の競技適性、潜在的な運動能力、身体的特徴、実際の運動能力等を参考にして、被験者のリクルートを行うことができる。
(トレーニング実績蓄積処理)
被験者は、アドバイス情報に基づいたトレーニングを行う。トレーニングの結果は、トレーニング値として情報端末20のトレーニング実績記憶部202に記憶される。被験者は、トレーニング値を情報端末20により確認することが可能である。図15は、トレーニング値の確認画面の例示図である。
確認画面では、過去のトレーニング値を確認可能となっている。図15の確認画面では、3月1日〜3月7日のトレーニング値が確認可能である。トレーニング値を情報提供装置10へ送信する場合、被験者は、確認画面から「入力」ボタンを操作する。この操作により、制御部203は、トレーニング実績記憶部202から該当するトレーニング値を取得し、これに被験者IDを付すことでトレーニング実績情報を生成する。制御部203は、生成したトレーニング実績情報を通信部204により情報提供装置10へ送信する。
被験者は、トレーニングを行うことで運動能力値が向上する。また、被験者は、成長により身長や体重等の身体的特徴が変化する。この場合、被験者は、これらの変化を情報提供装置10に入力する必要がある。被験者は、情報端末20の入力装置によりこれらの情報を入力する。情報端末20の制御部203は、入力されたこれらの情報に被験者IDを付して更新情報を生成し、生成した更新情報を通信部204により情報提供装置10へ送信する。
本実施形態では、情報端末20にトレーニング実績情報を蓄積する構成としているが、情報端末20がリアルタイムでトレーニング実績情報を情報提供装置10に送信する構成であってもよい。例えばウェアラブルな情報端末20では、トレーニング中に、随時、トレーニング値に被験者IDを付したトレーニング実績情報が情報提供装置10へ送信される。情報提供装置10は、トレーニング実績情報を被験者毎に蓄積しておき、情報端末20からの指示に応じて図15に示すような画像を生成して情報端末20に表示させる。
(被験者情報更新処理)
図16は、被験者情報の更新処理を表すフローチャートである。この処理は、情報提供装置10が、情報端末20からトレーニング実績情報、身体的特徴の更新情報、及び運動能力値の更新情報の少なくとも一つを取得することで実行される。
情報端末20からトレーニング実績情報、身体的特徴の更新情報、及び運動能力値の更新情報の少なくとも一つを取得した情報提供装置10は(S201:Y)、被験者情報記憶部108から被験者情報を抽出する(S202)。情報提供装置10は、取得した情報に含まれる被験者IDに基づいて、被験者管理部103により、被験者情報記憶部108から被験者情報を抽出する。
被験者管理部103は、抽出した被験者情報を取得した情報に基づいて更新する(S203)。取得した情報がトレーニング実績情報であれば、被験者管理部103は、被験者情報のトレーニング履歴に、取得したトレーニング実績情報に含まれるトレーニング値を追加する。取得した情報が身体的特徴の更新情報であれば、被験者管理部103は、被験者情報の身体的特徴を、取得した身体的特徴の更新情報に応じて更新する。取得した情報が運動能力値の更新情報であれば、被験者管理部103は、被験者情報の運動能力値を、取得した運動能力値の更新情報に応じて更新する。
被験者情報の更新が終了すると、被験者管理部103は、更新された被験者情報に基づいて運動能力到達度を算出し、当該被験者情報の運動能力到達度を更新する(S204)。アドバイス情報生成部105は、更新された被験者情報に基づいて、新たなアドバイス情報を生成する。アドバイス情報生成部105は、生成した新たなアドバイス情報を被験者情報に追記する(S205)。トレーニング値や身体的特徴、運動能力値が変化することで、トレーニングメニューや摂取する栄養素も変化する。そのために情報提供装置10は、被験者の身体的及び能力的成長に合わせてアドバイス情報を更新する。
表示画像編集部106は、更新された被験者情報から、運動適性の判定結果及びアドバイス情報を表すそれぞれの画像を生成する。制御部101は生成した画像を、被験者情報に含まれる連絡先に応じて、通信部102により被験者の情報端末20へ送信する(S206)。情報端末20は、これらの画像を受信して、ディスプレイに表示する。
以上のような情報提供システム1では、被験者に対して、遺伝子情報から得られる競技毎の適性と被験者本人の希望とを考慮し、被験者の身体的及び能力的成長に応じた最適なアドバイス情報を提供することが可能となる。そのために、若年層の被験者に対して、本人の希望する競技に対する潜在的な運動能力を十分に発揮できるように、成長に合わせたアドバイスが可能となる。
情報提供装置10は、被験者のトレーニングに有用なトレーニング器具の購入ページの画像を情報端末20に提供する構成であってもよい。図17は、購入ページの画像の例示図である。購入ページへは、例えば、図9の画像から移動できるようにする。これにより、被験者は、運動能力の強化に最適なトレーニング器具を簡単に選択することができるようになる。
1…情報提供システム、10…情報提供装置、20…情報端末、N…ネットワーク

Claims (10)

  1. 被験者の遺伝子情報に基づいて、競技毎の適性を定量的に表す適性値を導出する適性判定手段と、
    前記適性値に基づいて、適性が高い方から複数の競技を前記被験者に提示して、該被験者に競技を選択させる選択手段と、
    競技毎に、身体的特徴及び運動能力値に応じて、能力を向上させるための強化情報を記憶するアドバイス情報記憶手段と、
    前記アドバイス情報記憶手段を参照し、前記被験者の現在の身体的特徴及び運動能力値に基づいて、当該被験者が選択した競技についてのアドバイス情報を生成するアドバイス情報生成手段と、
    生成した前記アドバイス情報を前記被験者へ提供する提供手段と、を備える、
    情報提供装置。
  2. 遺伝子情報毎に、運動能力毎の適性を定量的に表す能力値を記憶する遺伝子記憶手段と、
    競技毎に、運動能力毎の必要な能力を定量的に表す必要能力値を記憶する競技適性記憶手段と、を備え、
    前記適性判定手段は、前記遺伝子記憶手段を参照して、前記被験者の前記遺伝子情報に基づいて該被験者の運動能力毎の能力値の合計値を算出し、競技適性記憶手段を参照して、算出した前記合計値と前記必要能力値との比較により前記適性値を導出する、
    請求項1記載の情報提供装置。
  3. 前記競技適性記憶手段は、競技毎に、当該競技の有名選手の運動能力毎の前記合計値を記憶しており、
    前記適性判定手段は、前記被験者の前記合計値と前記有名選手の前記合計値との比較から、適合率の高い有名選手を選択し、
    前記選択手段は、前記被験者に競技を提示する際に、当該競技の適合率の高い有名選手の画像を提示する、
    請求項2記載の情報提供装置。
  4. 前記適性判定手段は、前記競技にポジションの割り当てがある場合に、前記被験者の運動能力毎の合計値と、各ポジションの運動能力毎の必要能力値と比較することで、前記被験者の適性ポジションを判定し、
    前記選択手段は、当該競技を被験者に提示する場合に、前記適性ポジションを提示する、
    請求項1〜3のいずれか1項記載の情報提供装置。
  5. 前記被験者の現在の身体的特徴及び運動能力値を含む被験者情報を記憶する被験者情報記憶手段と、
    身体的特徴の更新情報及び運動能力値の更新情報の少なくとも一つを取得して、前記被験者情報を更新する被験者管理手段と、を備え、
    前記アドバイス情報生成手段は、前記被験者情報に含まれる更新された前記被験者の身体的特徴及び運動能力値に基づいて、前記アドバイス情報を更新する、
    請求項1〜4のいずれか1記載の情報提供装置。
  6. 前記被験者情報記憶手段は、前記運動能力毎の合計値に対する前記運動能力値の到達度を含む前記被験者情報を記憶しており、
    前記アドバイス情報記憶手段は、競技、到達度、及び身体的特徴をパラメータとする複数の前記強化情報を記憶しており、
    アドバイス情報生成手段は、当該被験者が選択した競技、前記被験者情報に含まれる到達度及び身体的特徴をパラメータとして強化情報を取得して、前記アドバイス情報を生成する、
    請求項5記載の情報提供装置。
  7. 前記被験者のトレーニング実績を表すトレーニング値を取得する取得手段を備え、
    前記被験者管理手段は、取得した前記トレーニング値に応じて、前記被験者情報に含まれる前記運動能力値及び前記到達度を更新し、
    前記アドバイス情報生成手段は、更新された到達度に応じて新たなアドバイス情報を生成する、
    請求項6記載の情報提供装置。
  8. 前記アドバイス情報記憶手段は、前記強化情報を選択するパラメータとして遺伝子情報により決まる強化効率を含み、
    前記適性判定手段は、前記被験者の前記遺伝子情報に基づいて前記強化効率を判定し、
    前記アドバイス情報生成手段は、前記被験者が選択した競技、前記被験者情報に含まれる到達度及び身体的特徴、及び前記被験者の前記遺伝子情報に基づく前記強化効率をパラメータとして強化情報を取得して、前記アドバイス情報を生成する、
    請求項6又は7記載の情報提供装置。
  9. 競技毎に、身体的特徴及び運動能力値に応じて、能力を向上させるための強化情報を記憶するアドバイス情報記憶手段を備える情報提供装置により実行される方法であって、
    被験者の遺伝子情報に基づいて、競技毎の適性を定量的に表す適性値を導出する段階と、
    前記適性値に基づいて、適性が高い方から複数の競技を前記被験者に提示して、該被験者に競技を選択させる段階と、
    前記アドバイス情報記憶手段を参照し、前記被験者の現在の身体的特徴及び運動能力値に基づいて、当該被験者が選択した競技についてのアドバイス情報を生成する段階と、
    生成した前記アドバイス情報を前記被験者へ提供する段階と、を含む、
    情報提供方法。
  10. 競技毎に、身体的特徴及び運動能力値に応じて、能力を向上させるための強化情報を記憶するアドバイス情報記憶手段を備えるコンピュータを、
    被験者の遺伝子情報に基づいて、競技毎の適性を定量的に表す適性値を導出する適性判定手段、
    前記適性値に基づいて、適性が高い方から複数の競技を前記被験者に提示して、該被験者に競技を選択させる選択手段、
    前記アドバイス情報記憶手段を参照し、前記被験者の現在の身体的特徴及び運動能力値に基づいて、当該被験者が選択した競技についてのアドバイス情報を生成するアドバイス情報生成手段、
    生成した前記アドバイス情報を前記被験者へ提供する提供手段、
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
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