JP5986418B2 - プログラマブル表示器、その制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プログラマブル表示器に係わり、特にその入力インタフェースに関する。
プログラマブル表示器の入力インタフェースに関しては、例えば、タッチパネルを用いるものが知られている。これについて、図9を参照して説明する。
図9は、プログラマブル表示器の概略構成図であって、特に入力インタフェースに係わる構成を簡単に示すものである。図9(a)は断面図、図9(b)は平面図である。尚、図9(b)は表示例を示すものと言える。
図示のプログラマブル表示器100は、タッチパネル101、液晶パネル102を有する。通常、液晶パネル102の上に重ねるようにしてタッチパネル101が設けられる。特に図示しないが、タッチパネルコントローラやグラフィックコントローラ等もある。ユーザが、例えば自己の指等でタッチパネル101の任意の位置を押下(タッチ)すると、タッチパネルコントローラ等がこの押下座標を検知する。
また、グラフィックコントローラは、不図示のメモリ等に記憶されている各種画面部品(スイッチ、ランプ、メータ等)を、その表示位置座標に基づいて液晶パネル102上の所定位置に表示する。つまり、プログラマブル表示器100のディスプレイ(液晶パネル102等)には、複数の画面部品が配置されて成る操作表示画面が表示される。この画面部品は、例えばスイッチ、ランプ、数値表示、グラフ、メータ等の種類がある。
図9(b)には、この様な操作表示画面の一例を示す。
この例の操作表示画面では、上記画面部品の一例であるスイッチが、2つ表示された例を示している。ユーザが、2つのスイッチのうちの所望のスイッチを選んで、このスイッチの表示位置を押下(タッチ)することで、上記のようにタッチパネルコントローラ等がこの押下座標を検知することで、上記スイッチ操作が認識されて、このスイッチに割り当てられた機能処理が実行されることになる。
また、例えば、特許文献1の従来技術が知られている。
特許文献1の発明は、タッチスイッチの誤操作を確実に防止できるマトリクス方式タッチパネル装置を提供するものである。
特許文献1では、例えば、タッチパネルのマトリクス領域A〜LをX,Y方向に沿って4分割することにより、ミニマトリクス領域が定義される。タッチスイッチTS1,TS2の操作を判定するための操作判定用タッチスイッチ領域DA1,DA2が、ミニマトリクス領域に整合するように定められる。操作判定用タッチスイッチ領域DA1,DA2内において、1つの頂点を共有して隣接する4つのミニマトリクス領域がそれぞれ属するマトリクス領域の全ての操作が検出されると、当該領域DA1,DA2に対応したタッチスイッチTS1,TS2が有効に操作されたと判定される。
特開2002−297315号公報
ここで、図9(b)には2つのスイッチだけを示したが、実際には、上記スイッチ、ランプ、数値表示、グラフ、メータ等の様々な種類の画面部品が配置されるものであり、また例えばスイッチだけでも多数のスイッチが配置される場合がある。この為、図示しないが、特に画面部品が多数の場合、画面部品が密集して配置・表示される場合も有り得る。この為、例えば図9(b)に示す2つのスイッチのように、画面部品同士の距離が近くなることになる。更に画面部品が増えれば、配置するスペースが無くなるので、今度は各画面部品のサイズを小さくすることで対応することになる。小さいサイズのスイッチが押しづらく、意図せずとなりのスイッチが押されてしまうことがあった。
この様に、プログラマブル表示器の操作表示画面の場合、単に表示を行うだけでなく、画面上でユーザの指などによって操作入力も行うものであり、この為、上述したようにディスプレイの大きさに比して画面部品が多い場合等には、ユーザによる判断ミスや押し間違えが無い場合でも、誤操作が生じる場合がある。
上記特許文献1等の従来技術では、この様な課題を解決できない。
本発明の課題は、プログラマブル表示器の操作表示画面上での入力インタフェースとして、レーザーポインタと光位置センサシートを用いることで、画面部品操作の誤操作を防止できるプログラマブル表示器、その制御装置等を提供することである。
本発明のプログラマブル表示器は、例えば、制御装置を有し、複数の画面部品が配置される操作表示画面が表示される表示用パネルに対応してタッチパネルが設けられるプログラマブル表示器において、以下の構成を有する。
まず、前記表示用パネルに対応して更に、光の照射位置を検出する光位置センサシートを設ける。
そして、前記制御装置は、任意のスポット光が前記光位置センサシート上の任意の位置に照射されたことが検出されると、該照射位置に対応する前記操作表示画面上の座標を求める指定座標判別手段と、該指定座標判別手段が求めた座標に対応する画面部品を指定部品と判定する指定部品判別手段と、前記タッチパネルに対する所定操作の有無を判定するタッチ操作判定手段と、該タッチ操作判定手段によって前記所定操作が有りと判定されたときに前記指定部品判別手段が前記指定部品と判定している画面部品の操作実行を決定する画面部品決定手段とを有する。
前記所定操作は、例えば、前記タッチパネル上の任意の位置のタッチ操作である。
従来技術は、タッチパネルによって、所望の画面部品の表示位置をタッチ操作することで、この画面部品の指定と決定(この画面部品の操作実行するものと決定する)が行われるものと見做すことができる。これに対して、本発明では、レーザー光と光位置センサシートによって、所望の画面部品の指定が行われる。レーザー光の照射エリアは、指などに比べて非常に小さいので、画面部品表示が小さくても問題ない。
そして、この状態でタッチパネルに対する所定操作があった場合、上記指定部品と判定されている画面部品の操作確定(この画面部品の操作実行するものと決定する)となる。この所定操作は、例えばタッチパネル上の任意の位置のタッチ操作である。つまり、この例の場合、タッチパネルは、特にタッチ位置座標検出を行わないものであり、例えば単にタッチ操作の有無を検出するものであっても構わない。
本発明のプログラマブル表示器、その制御装置等によれば、プログラマブル表示器の操作表示画面上での入力インタフェースとして、レーザーポインタと光位置センサシートを用いることで、画面部品操作の誤操作を防止できる。
本例のプログラマブル操作表示器の構成例である。 (a)、(b)は実施例1におけるプログラマブル表示器の概略構成図である。 実施例1におけるプログラマブル表示器の処理フローチャート図である。 (a)、(b)は実施例2におけるプログラマブル表示器の概略構成図である。 実施例2におけるプログラマブル表示器の処理フローチャート図である。 (a)、(b)は実施例3におけるプログラマブル表示器の概略構成図である。 (a)、(b)はPSDセンサのX方向断面図、Y方向断面図である。 PSDセンサの上面図である。 (a),(b)は、従来のプログラマブル表示器の概略構成図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本例のプログラマブル操作表示器の構成例である。
図示のプログラマブル表示器1は、表示操作制御装置10と、タッチパネル2、ディスプレイ3、通信インタフェース4等を有する。
表示操作制御装置10は、CPU11、フラッシュROM12、RAM13、通信コントローラ14、グラフィックコントローラ15、タッチパネルコントローラ16等より成り、これらがバス17に接続されている。また、本例のプログラマブル表示器1は、更に、座標検出装置20を有する。
CPU11は、表示操作制御装置10全体を制御する中央処理装置(演算プロセッサ)である。CPU11は、フラッシュROM12に予め格納されているプログラムを実行することで、所定の演算動作を行う。各種の演算結果はRAM13に適宜格納される。グラフィックコントローラ16は、表示対象データを例えば不図示のビデオRAM上に展開することで、ディスプレイ3上に表示する。
表示対象データは、例えば上述したスイッチ、ランプ等の画面部品であり、予めフラッシュROM12に格納されている。尚、画像だけでなく表示位置座標や大きさに関するデータも格納されている。
ディスプレイ3は、例えば上述した液晶パネル等より成り、この液晶パネル上に重ねるようにしてタッチパネル2が設けられる。尚、本例では液晶パネル(液晶ディスプレイ)を例にするが、この例に限らず、例えば有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等であっても構わない。これら液晶パネルや有機ELパネルをまとめて「表示用パネル」と呼ぶものとする。例えば、後述する実施例1では「表示用パネル」に対応して(例えば重ねるようにして)タッチパネル2が設けられる、という従来構成をベースにして、フォトセンサ抵抗膜21が追加される構成となっている。
ディスプレイ3には、従来と同様、複数の画面部品が所定位置に配置されて成る操作表示画面が表示される。上述したように、ディスプレイの大きさに比して画面部品が多い場合、誤操作が生じる可能性が高くなる。
また、通信コントローラ14は、通信インタフェース4を介して、不図示のPLC本体等の外部機器とのデータ送受信を制御する。
ユーザによるタッチパネル2に対する押圧操作(タッチ)の検知結果は、タッチパネルコントローラ15を介してCPU11等に取り込まれて解析される。従来では、これによって押下(タッチ)位置座標を検出し、以ってユーザが操作した画面部品を判別するものであったが、本手法では必ずしも位置座標を検出するものではなく、タッチ操作の有無のみを検出するものであってもよい。詳しくは後述する。
本例の後述する各種処理(特にフローチャート図の処理)をCPU11によって実現させる為のアプリケーションプログラムが、例えば予め上記フラッシュROM12等に記憶されている。これらプログラムはCPU11によって読み出されて実行される。
ここで、上記の通り、タッチパネル2とタッチパネルコントローラ16は、必ずしも押下(タッチ)位置座標を検出するものではなく、よってこれらは無くてもよい場合もある(これらが無い実施例も後に示す)。
尚、タッチパネル2及びタッチパネルコントローラ16は、まとめて、タッチ入力部と呼ぶ場合もあるものとする。従来のタッチ入力部は、ユーザによってタッチパネル2の任意の位置がタッチされたこと及びこのタッチ位置座標を検出するものであるが、この例に限らない。
また、CPU11は、例えばタッチ入力部で検出されたタッチパネル2上の位置座標を、操作表示画面上の位置座標へと変換するが、この例に限らないし、この座標変換については逐一述べないものとする。これは、位置検出装置20によって検出されるフォトセンサ抵抗膜21上の位置座標を、操作表示画面上の位置座標へと変換することに関しても略同様である。
本例のプログラマブル表示器1では、ユーザが指示操作した位置座標の検出は、(従来ではタッチ入力部が行っていたが)上記座標検出装置20が行う。座標検出装置20は、上記ユーザのタッチ操作に基づく位置検出とは異なり、ユーザによるレーザーポインタ操作によるレーザー光に基づく位置検出を行う。
本手法では、レーザーポインタを用いて、ユーザが意図した画面部品(スイッチ等)が確実に操作実行されるようにでき、画面部品の誤操作を防止できる。更に、後述するガイド枠などによって、現在指定されている画面部品がユーザにとって分かり易くなるので、利便性を向上することができ、誤操作防止効果も向上する。
本手法では、既存のレーザーポインタを利用することで、画面部品が密集していたり小さい為に指では操作し難い場合であっても、的確にユーザーが意図する画面部品を指定することができる。更に、レーザーポインタ自身が送出する可視光レーザーによるガイドや、位置検出装置20により位置検出した結果に基づいて表示される押下ガイド表示(後述するガイド枠表示等)等により、ユーザーが意図した画面部品(スイッチ等)が確実に押されることを可能とする。
また、後述する実施例2のように、表示器専用のレーザーポインタを用いることで、表示器1の構成を簡略化することも可能となる。
位置検出装置20は、例えば、レーザーポインタからのレーザー光に対するフォトダイオードによる抵抗値変化により、ポインティング座標を検出する(既存のフォトセンサ等による座標検出)。詳しくは後述する。
そして、レーザーポインタと位置検出装置20とによって、ユーザが意図する画面部品を確実に判別でき、ON/OFF操作によって当該画面部品への操作が確定する。尚、ON/OFF操作は、例えばタッチ入力部で検出するが、この例に限らない。
従来では、小さいサイズの画面部品(スイッチ等)が押しづらく、意図せず隣の画面部品(スイッチ等)が押されてしまうことがあったが、本例のプログラマブル表示器1では特に上記座標検出装置20を設けてレーザーポインタを用いることにより、ユーザが意図したスイッチが確実に押されるようになり、利便性が向上する。
以下、まず実施例1について図2、図3を参照して説明する。
図2は、実施例1におけるプログラマブル表示器の概略構成図であって、特に入力インタフェースに係わる構成を簡単に示すものである。図2(a)は断面図、図2(b)は平面図である。尚、図2(b)は表示例を示すものと言える。
また、図3は、実施例1におけるプログラマブル表示器1の処理フローチャート図である。この処理は、主にCPU11が実現する。
まず、図2(a)に示すように、実施例1におけるプログラマブル表示器1では、上記ディスプレイ3の液晶パネル3’に対応して(例えば重ねるようにして)フォトセンサ抵抗膜21が設けられている。更に、フォトセンサ抵抗膜21上に重ねるようにして、タッチパネル2が設けられている。尚、これらによって表示操作部が構成されるものと定義してもよい。この場合、従来の表示操作部は液晶パネル3’とタッチパネル2だけであったが、本例では更にフォトセンサ抵抗膜21が加わるものと言うことができる。尚、上記表示操作部には更に後述するレーザーポインタ30も含まれるものと考えても良い。
ここで、上記座標検出装置20は、少なくとも上記フォトセンサ抵抗膜21等を有するものである(更に例えばポイント位置座標を判別する為の不図示のコントローラを有するものであってもよいが無くてもよい。ポイント位置座標の判別は、例えばCPU11等が行うものであってもよい)。
また、ユーザは、図示のレーザーポインタ30を用いる。レーザーポインタ30は、何らかの可視光レーザー(例えば赤色光)を照射する。ユーザは、所望の画面部品の表示位置に可視光レーザーを照射した状態で、所定操作を行うことで、所望の画面部品の操作が確定して所望の画面部品に係る処理が実行される(例えばモータのON/OFF操作用のスイッチがON操作された場合には、モータの起動処理など)。
上記所定操作とは、例えば、タッチパネル2上の任意の位置(どこでも構わない。タッチの有無だけを検出する)に対するタッチ操作であるが、この例に限らず、例えば、特定ボタンのタッチ操作や、上記可視光レーザーの照射によって指定された画面部品に対するタッチ操作等であってもよい。
ここで、液晶パネル3’には例えば図2(b)に示す操作表示画面が表示される。但し、デフォルトでは図示のガイド枠は表示されず、図示の各スイッチ(ここではスイッチ1、スイッチ2の2つ)が表示される。上記の通り、これらスイッチは画面部品の一例であり、図では省略しているが他にも各種画面部品が表示される。そして、特に多数の画面部品が表示され、以って画面部品が小さく表示されたり密集して隙間が少ない状態で表示される場合に、本手法は特に顕著な効果を奏することになる。
画面部品数が多いと小さく密集して表示されることになり、上記の通り従来では誤操作する場合があった。本手法では、この様な問題を解消できる。
尚、よく知られているように、例えばフラッシュROM12には予め各画面部品の画像データ及び座標や大きさのデータが格納されており、例えばCPU11は、これらのデータを用いて、グラフィックコントローラ15により上記各種画面部品の表示を行わせることで、ディスプレイ3上にプログラマブル表示器用の操作表示画面が表示されることになる。
以下、図3も参照して、実施例1のプログラマブル表示器1の動作について説明する。
ユーザは、例えば所望の画面部品に向けて図2(a)に示すようにレーザーポインタ30による可視光レーザー(例えば赤色光)を照射する。この可視光レーザーは、タッチパネル2を透過してフォトセンサ抵抗膜21に到達する(ステップS11,YES)。これより、フォトセンサ抵抗膜21等によって、可視光レーザーが照射された位置(ユーザによって指定された位置)の座標が検出される(ステップS12;検出方法は後述する)。この指定座標の検出は、例えばフォトセンサ抵抗膜21の後述する電流値や電圧値に基づいて算出する。この算出処理は、CPU11が実行してもよいし、座標検出装置20が有する不図示の演算プロセッサが実行してもよい。不図示の演算プロセッサが実行する場合、処理結果(検出座標;ユーザ指定座標)をCPU11に通知する。
CPU11は、このフォトセンサによる検出座標(x、y)に基づいて、例えば図2(b)に示すようなガイド枠を、液晶パネル3’に表示させる(ステップS13)。このガイド枠は、例えば上記ユーザ指定座標にある画面部品に対応して表示されるものである。これは、例えば上記フラッシュROM12の格納データ(特に座標や大きさ)によって各画面部品の表示領域が分かるので、検出座標が含まれる表示領域を判別し、以ってユーザが指定している画面部品を判別できる。これより、判別した画面部品の位置に例えば図2(b)に示すようなガイド枠(例えば青色の矩形の枠)を表示する。
これによって、ユーザは、現在自己が指定しているはずの画面部品を、可視光レーザーそのもので認識できるとともに、上記ガイド枠の表示によっても認識できる。特にガイド枠は、上記のように表示器1側で指定部品であると認識している画面部品に対して表示されるので、確実に指定できていることが分かることになる。例えば図2(b)の例ではスイッチ2が指定されていることになる。
尚、この例に限らず、例えば、検出座標を中心とした所定の大きさの枠を上記ガイド枠として表示するようにしてもよい。この例の場合、レーザー照射位置を移動すると、ガイド枠もそれに追従して移動することになる。この例の場合、表示器1側では、例えば現在ガイド枠に存在する画面部品が、そのときに指定されている画面部品であると認識することになる。
上述したようにしてレーザーポインタ30による可視光レーザー照射によって任意の画面部品が指定されるが、それだけでこの画面部品の操作が決定(確定)されるものではない。この決定は、実施例1ではタッチパネル操作によって行う。すなわち、上記の状態で、ユーザがタッチパネル2を押下すると、タッチパネルコントローラ16がこれを検出してCPU11に通知することで、ON操作ありと判定して(ステップS14,YES)、上記レーザー照射によって指定されている画面部品に対してON操作が行われたものとして、該当する処理(例えばスイッチ2のスイッチオン操作等)を実行する(ステップS15)。
この様に、レーザー光によって任意の画面部品が指定された状態で、所定操作(タッチ操作等)が行われることで、この画面部品の操作実行するものと決定して、この画面部品の処理(例えばスイッチ2のオン操作に応じた処理など;例えばモータ始動など)を実行することになる。
上記ユーザがタッチパネル2を押下し続けている間はステップS14の判定はYESとなるが、ユーザがタッチパネル2から指を離したら(リリースしたら)、これを検出して(ステップS14,NO)、ON中のリリースであることからステップS16の判定はYESとなる。つまり、OFF操作ありと判定して(ステップS16,YES)、上記ユーザがON操作中の画面部品に対してOFF操作が行われたものとして、該当する処理(例えばスイッチ2のスイッチオフ操作等)を実行する(ステップS17)。
尚、未だユーザが何も操作していない状態では、ステップS14はNOとなりステップS16もNOとなる。尚、図ではステップS16がNOの場合、処理終了としているが、この例に限らず、例えばステップS14に戻るようにしてもよい。
ここで、上記タッチパネル操作は、例えば液晶パネル3’上の何処であってもよい。つまり、この例では、座標判別は座標検出装置20が行うものとし、タッチパネル2等は単にON/OFF操作を検知するだけのものとする。これより、タッチパネルコントローラ16は、タッチ位置座標を検出することなく、単なるタッチ/リリース検知結果をCPU11に通知する。この例では、ユーザは、所望の画面部品に対してガイド枠が表示されたことを確認したら、何処でもよいのでタッチするだけで、所望の画面部品をON操作(例えばスイッチON等)することができる。
但し、この例に限らず、例えば画面上に特定のボタン(例えば不図示のON/OFF操作用ボタン)を追加してもよい。この特定ボタンは、画面部品とは異なり、通常のタッチパネル操作によってON/OFF指定できる。この例の場合、タッチパネルコントローラ16は、タッチ位置座標を検出してCPU11に通知する。CPU11は、このタッチ位置座標が上記ON/OFF操作用ボタンの表示位置に該当するか否かを判定し、該当する場合には上記ステップS14がYESの判定を行う。勿論、リリース操作に伴う「ステップS16,YES」の判定についても同様である。
但し、これらの例に限らず、例えば上記ガイド枠内の画面部品を、ユーザが操作する形態であってもよい。この例の場合も、タッチパネルコントローラ16は、タッチ位置座標を検出してCPU11に通知するようにしてもよい。この例の場合、CPU11は、上記のようにガイド枠内の画面部品を認識しており、上記タッチ位置座標がこの画面部品の表示位置に該当する場合のみ、この画面部品に対する操作が確定したものとし、例えば上記ステップS14がYESの判定を行う。換言すれば、上記従来の課題のようにユーザが誤操作した場合には、例えば上記ステップS14の判定はYESとはならない。
尚、ガイド枠は、上記例では矩形の青枠としているが、形/大きさ/色等は特に規定せず、ユーザーが任意に設定できるものとしてよい。
従来のタッチパネルのみによる入力インタフェースでは、任意の画面部品の表示位置の押下(タッチ)/リリース操作が、そのまま当該画面部品の「指定及び操作決定(確定)」(ON操作/OFF操作等)を意味していた。これに対して、上述した実施例1では、上記画面部品の指定はレーザーポインタ30と座標検出装置20とによって行い、この画面部品の操作確定はタッチパネル操作で行うようにしている。
たとえば画面部品が小さく且つ密集している場合、従来のユーザの指によるタッチ位置検出では、所望の画面部品の隣の画面部品をユーザが「指定・決定」したものと誤判定してしまう場合があった。この様な場合でも、上記実施例1では、上記の通り指定と決定とを分離して、画面部品の指定自体は可視光レーザーによって行うと共に、現在指定されている画面部品を視覚的に分かり易くする表示を行うこと(例えば上記ガイド枠の表示であるが、この例に限らない)、及び操作決定(確定)はタッチパネル操作で行うことで、確実に所望の画面部品に対する操作を実現できる。
次に、実施例2について説明する。
上記の通り、実施例1では、画面部品の指定はレーザーポインタ30と座標検出装置20によって行い、上記画面部品の決定(ON操作/OFF操作等)はタッチパネルで行う。これに対して、実施例2では、画面部品の指定はレーザーポインタ40と座標検出装置20によって行い、画面部品の決定はレーザーポインタ40と赤外線受光部50等で行う。
図4は、実施例2におけるプログラマブル表示器の概略構成図であって、特に入力インタフェースに係わる構成を簡単に示すものである。図4(a)は断面図、図4(b)は平面図である。尚、図4(b)は表示例を示すものと言える。
また、図5は、実施例2におけるプログラマブル表示器1の処理フローチャート図である。この処理は、主にCPU11が実現する。
まず、図4(a)に示すように、実施例2におけるプログラマブル表示器1では、上記ディスプレイ3の液晶パネル3’上に重ねるようにして、フォトセンサ抵抗膜21が設けられている。この点では図2の実施例1の構成と略同様であるが、異なる点は、タッチパネル2が設けられていない点である。尚、これより、本例の場合、タッチパネルコントローラ16も必要ないことになる。
尚、上記表示制御部は、上記の通り従来では液晶パネル3’とタッチパネル2で構成されるものであったが、本例では液晶パネル3’とフォトセンサ抵抗膜21で構成されるものと言うことができる。
図4(a)に示すように、実施例2のプログラマブル表示器1は、座標検出装置20だけでなく赤外線受光部50も有する。尚、座標検出装置20(そのフォトセンサ抵抗膜21等)は実施例1と同じであり、従ってここでは特に説明しない。
ここで、実施例2のレーザーポインタ40は、可視光レーザー発光部41と赤外線発光部42から成る構成となっている。可視光レーザー発光部41は、上記実施例1のレーザーポインタ30と同じと見做してよく、ここでは特に説明しない。
赤外線発光部42は、例えば、TV等で一般に使用される赤外線リモコン等と同様、何らかのボタン操作に応じたコマンド信号等を、赤外線により送信するものである。尚、赤外線発光部42は、単にスイッチON時は赤外線を発光し、スイッチOFF時は赤外線を発光しないものであっても構わない。すなわち、赤外線発光部42は、何らかの物理的な(表示されるものではない)スイッチを備えている。このスイッチを仮に“座標決定スイッチ”と呼ぶものとする。
ユーザがこの“座標決定スイッチ”をON操作すると赤外線発光部42は赤外線を発光する(あるいは赤外線によりONコマンドを送信する)。そして、ユーザが、このスイッチON後にスイッチOFF操作を行うと、赤外線発光部42は赤外線発光を停止する(あるいは赤外線によりOFFコマンドを送信する)。
尚、上記単に赤外線を発光/停止する形態、赤外線によりON/OFFコマンドを送信する形態等は、何れも、物理的スイッチ操作に応じて赤外線発光部42から赤外線信号を送信する等して、この赤外線信号を赤外線受光部50で受信することなどによって、上記画面部品の決定(確定)等を行う点では、略同様であるものとする。
尚、特に図示しないが、赤外線受光部50は、バス17に接続しており、赤外線発光部42による上記赤外線の発光/停止(あるいはON/OFFコマンド)の検知結果を、バス17を介して例えばCPU11に通知する。
実施例2では、ユーザは、上記可視光レーザー発光部41による可視光レーザー(例えば赤色光)を、ディスプレイ3上の所望の位置に照射することで、所望の画面部品を指定する状態にしたうえで、上記“座標決定スイッチ”をON操作する。これによって赤外線発光部42から発光された赤外線を、赤外線受光部50が受光すると、CPU11は上記ON操作があったものと(上記指定部品の操作決定(確定)と)判定する。これより、CPU11は、上記指定された画面部品に対するON操作に応じた処理を実行する。尚、上記“座標決定スイッチ”をON中は赤外線が継続して送信される。
この状態でユーザが上記“座標決定スイッチ”をOFF操作すると、例えば上記赤外線発光が停止したことを以ってCPU11は上記処理中の画面部品に対するOFF操作があったものと判定し、このOFF操作に応じた処理を実行する。
図5は、実施例2のプログラマブル表示器1の処理フローチャート図である。
図5において、ステップS21,S22,S23の処理、すなわち可視光レーザー検知に応じた指定座標検出、ガイド枠表示は、実施例1の上記ステップS11,S12,S13と同じであってよく、ここでは特に説明しない。
そして、上記ステップS23処理後の状態で、上記赤外線によるON操作を検知した場合には(例えば赤外線を受光した場合には)(ステップS24,YES)、上記指定画面部品に対するON操作があったものと判定して(指定画面部品の操作確定として)、当該画面部品ON操作に応じた処理を実行する(ステップS25)。
上記赤外線によるON操作が続行している間(例えば上記ユーザが上記“座標決定スイッチ”を押し続けている間)は、ステップS24の判定はYESとなるが、例えばユーザが“座標決定スイッチ”から指を離すことで赤外線を受光しない状態になったら(ステップS24がNO且つステップS26がYES)、OFF操作ありと見做して、上記処理中の画面部品に対するOFF操作に応じた処理を実行する(例えばスイッチ2のスイッチオフ操作等)(ステップS27)。
尚、未だユーザが何も操作していない状態では、ステップS24はNOとなりステップS26もNOとなる。尚、図ではステップS26がNOの場合、処理終了としているが、この例に限らず、例えばステップS24に戻るようにしてもよい。
尚、画面部品には様々なタイプがあり、スイッチにも様々なタイプがあり、上記図3や図5の処理は、任意のタイプのスイッチに応じた処理を示しているものであり、この例に限るものではない。特にOFF操作に関しては、ON操作に応じた所定の処理を実行したら自動的にOFF状態になるタイプ(よってOFF操作を検知するようなものではない)、ON中に(処理実行中に)再度ON操作することでOFF操作と見做すタイプ等、様々なタイプがあり、各タイプに応じた処理を行えばよい。
上述したように、実施例2のプログラマブル表示器1では、可視光レーザーによって座標指定(画面部品指定)を行うと共に、赤外線によって座標決定(画面部品決定)を行うことで、所望の画面部品のON/OFF操作を行う構成となっている。但し、これは一例であり、この例に限らない。基本的には、レーザー発光を行うと共に、スイッチON/OFF操作に応じた何らかの信号を光や電波等を送信する操作用モジュール(その一例が上記レーザーポインタ40)を用いて実現するものであれば、何でも良い。例えば、画面部品の指定には可視光レーザーの代わりに不可視光レーザー(赤外線や紫外線)を用いると共に、決定(確定)には例えば非接触型ICカードの近接通信技術を利用するようにしてもよい。
何れにしても、実施例2の構成によれば、従来のタッチパネル方式に比べて、画面部品の押しミス発生を軽減でき、確実にユーザが意図する画面部品の操作実行が行われるようにできる。更に、従来ではタッチパネル上に指紋が付着して表示画面が汚く見える等のデメリットがあったが、実施例2ではタッチパネルに触らない(そもそもタッチパネルは存在しなくてよい)ので、この様なデメリットが生じないという効果も得られる。
また、作業台(机等)の上面にプログラマブル表示器(特にそのディスプレイ部分)を埋め込んで操作することを想定した場合、画面上に手や物を置いた状態でも画面部品を操作できる等のメリットも考えられる。従来のタッチパネル方式では、手等を置いた座標をタッチ検出してその画面部品操作を決定してしまうため、このような使い方は出来なかったが、実施例2の手法では、画面上に何かを置いても画面部品操作には影響しないため、実現可能となる。
次に、実施例3について説明する。
上記実施例1,2で述べたように、本手法では一例としては、可視光レーザー自体によるガイドと、ガイド枠表示によるガイドとにより、ユーザは現在の指定位置(指定画面部品)を認識できるが、これら両方とも必要とは限らない。例えば、ガイド枠表示のみであっても構わない。これより、必ずしも可視光レーザーを表示画面上に照射する必要がないことになり、代わりに不可視光レーザーを用いるものであっても構わないし、あるいはフォトセンサ抵抗膜21は、必ずしも液晶パネル3’上に重ねるようにして設ける必要はなくなる。また、上記タッチ入力部が単にタッチ/リリース操作(ON/OFF操作)を検出するだけである形態の場合には、タッチパネル2も、必ずしも液晶パネル3’上に重ねるようにして設ける必要はなくなる。
以上のことから実施例3を提案する。
図6に、実施例3におけるプログラマブル表示器の概略構成例であって、特に入力インタフェースに係わる構成を簡単に示すものである。図2(a)は本体断面図及び座標入力デバイスを示し、図2(b)は本体平面図を示す。尚、図2(b)は表示例を示すものと言える。
図6(a)に示すように、実施例3におけるプログラマブル表示器1は、表示器本体と座標入力デバイス60とから成る。表示器本体側には液晶パネル3’が設けられ、タッチパネルとフォトセンサ抵抗膜は座標入力デバイス60側に設けられる。尚、これらタッチパネルとフォトセンサ抵抗膜は、基本的には上記タッチパネル2やフォトセンサ抵抗膜21と同じものであってよいが、液晶パネル3’に重ねて設けるものではない等の相違点があることから、区別して、それぞれ符号を3’、21’と記すものとする。
これらタッチパネル2’とフォトセンサ抵抗膜21’は、表示器本体側の液晶パネル3’に重ねるように配置されるものではない点を除いては、図2のタッチパネル2とフォトセンサ抵抗膜21と略同様であってよい。但し、大きさが図2のものとは異なるものであってもよい。つまり、図2等の構成の場合、通常は、タッチパネル2とフォトセンサ抵抗膜21の大きさは、液晶パネル3’の大きさと略同等にするものである。
これに対して、実施例3の例えば図6(a)に示す構成では、タッチパネル2の座標系とディスプレイ3(液晶パネル3’)上の操作表示画面の座標系との対応関係、同様に、フォトセンサ抵抗膜21の座標系と液晶パネル3’上の操作表示画面の座標系との対応関係を、予め定義して記憶しておけば、タッチパネル2’やフォトセンサ抵抗膜21’の大きさは、任意の大きさであってよい。
例えば、液晶パネル3’上の操作表示画面の座標系(x、y)=640×480(つまり、“640画素×480画素”の大きさ)であるとした場合、例えば図2の構成の場合、タッチパネル2’やフォトセンサ抵抗膜21’も“640画素×480画素”に相当する大きさと座標系を有することになる。
これに対して、実施例3の場合、タッチパネル2’やフォトセンサ抵抗膜21’の大きさは、例えばx方向、y方向それぞれ、操作表示画面の半分の大きさとするもできる。この場合、検出された座標を単純に2倍すれば、操作表示画面の座標に変換することができる。例えば、フォトセンサ抵抗膜21’に関してレ−ザーポインタ照射座標(10、25)が検知されたならば、これを2倍した座標(20、50)を操作表示画面上での指定座標とする。そして、この座標(20、50)に該当する画面部品があれば、その部品に対応して上記ガイド枠を表示する。あるいは、この座標(20、50)を中心とする所定の大きさの上記ガイド枠を表示する。
尚、実施例3の構成は、図1に示す座標検出装置20が、座標入力デバイス60に設けられたものと見做してもよい。上記の様に、フォトセンサ抵抗膜21’によって検出される後述する電流値または電圧値に基づいて、座標検出装置20内の不図示の演算プロセッサまたはCPU11が、フォトセンサ抵抗膜21’上のレ−ザーポインタ照射座標を算出する。また、この照射位置座標を上記操作表示画面上の座標に変換する処理も、上記不図示の演算プロセッサとCPU11のどちらが行っても良い。何れにしても、最終的には、CPU11は、ユーザによる指定位置の操作表示画面上での座標を取得することになる。
また、図1に示すタッチパネルコントローラ16は、表示器本体と座標入力デバイス60のどちらに設けられていても良い。何れにしても、CPU11は、ユーザによるタッチ操作(ON操作/OFF操作)を認識できるものである。
また、尚、表示器本体と座標入力デバイス60とは図示の信号線61(例えばシリアル線など)で接続されており、フォトセンサ抵抗膜21’によって検出される後述する電流値または電圧値、あるいはこれに応じて上記不図示の演算プロセッサで算出された座標等は、信号線61を介して例えばCPU11に伝送される。また、タッチパネル2’によるON/OFF操作検出結果なども、信号線61を介して例えばCPU11に伝送される。
何れにしても、CPU11は、座標入力デバイス60から得られるデータ/信号に基づいて、例えば図3のステップS13〜S17の処理と同等の処理を実行する。
すなわち、上記のようにレ−ザーポインタ照射位置座標が検知されて、例えばこの照射位置座標に応じた画面部品を判別して上記ガイド枠を表示した状態で、ユーザがタッチパネル2’上の任意の位置を指で押下することでステップS14はYESとなりステップS15が実行される。その後、例えばユーザが指をリリースするとステップS14がNOでステップS16がYESとなり、ステップS17が実行されることになる(尚、既に述べた通り、これはスイッチOFF操作判定の一例に過ぎない)。
上記構成では、レーザーは座標入力デバイス60上に照射されるので、ユーザはレーザー照射位置を視認しても、現在、指定している画面部品が何であるのか分からない。しかし、レーザーを照射しつつ表示器本体側のディスプレイ3の表示(操作表示画面)を見れば、上記ガイド枠が表示されることで、現在、指定している画面部品を認識できる。そして、所望の画面部品に対してガイド枠が表示されている状態で、例えばタッチパネル2’上でのタッチ操作を行うことで、所望の画面部品の操作(スイッチON/OFF操作等)を確実に行うことができる。
尚、この様にタッチパネル2’を単なるタッチ/リリース検出(ON/OFF操作判別)に利用するだけである場合には、タッチパネル2’の代わりに物理的なスイッチ(単にON/OFFを行うだけのもの)を座標入力デバイス60に設けるようにしてもよい。勿論、この場合には、タッチパネル2’だけでなくタッチパネルコントローラ16も、設ける必要がなくなる。
また、図6は、図2の構成に対して一部を分離して座標入力デバイス60とした構成と見做せるが、実施例3では、特に図示しないが、図4の構成に対して一部を分離して座標入力デバイス(60’と記すものとする)とする構成であっても構わない。
図示しないが、この座標入力デバイス60’は、図6に示す座標入力デバイス60からタッチパネル2’を削除すると共に、当該座標入力デバイス60に上記赤外線受光部50に相当する構成(50’と記す)を追加した構成(但し、上記物理的なスイッチは設けない)と見做せる。また、この場合、ユーザ操作用アイテムとしては、レーザーポインタ30の代わりに、レーザーポインタ40を用いることになる。
以上の構成により、実施例2と略同様の動作を行うことになる。
実施例3では、上記の通りフォトセンサ抵抗膜21’等を小さくすることができ、座標入力デバイス60や不図示の座標入力デバイス60’の小型化を図ることができる。小型化しても、本手法では指ではなく可視光レーザーで画面部品指定を行うのであるから、特に問題なく、ユーザ所望の画面部品を確実に指定・決定して、その機能を実行させることができる。
以下、座標検出装置20によるレ−ザーポインタ照射座標の検知動作について説明する。
まず、上記フォトセンサ抵抗膜21、21’については、既存のPSD(Posistion Sensitive Detector)センサが知られている。これは、スポット状の光の位置を検出できる光センサ(光位置センサとも呼ばれる)であり、その原理はフォトダイオードによる抵抗値変化により座標の検出を行うものである。
尚、上記フォトセンサ抵抗膜21、21’は、光センサ(光位置センサ)の一例であり、この例に限らないが、何らかの手法で光(可視光とは限らない)の照射位置を検出できるセンサを用いて略シート形状等にしたものを総称して光位置センサシート等と呼ぶものとする。
また、このPSDセンサは、座標検出の応答性が高いこと、検出座標の分解能が高く非常に高精度であること、光の波長が広範囲にわたり使用可能であること、また、スポット光の大きさや周囲温度の影響を受けにくいこと、等を特徴としている。これら特性により、従来のタッチパネルによる位置検出の代替用として必要な要件をほぼ満たしている。
上記既存のPSDセンサの概略構成と動作を、図7、図8を参照して説明する。
ここでは、2次元PSDセンサの構成例を示す。
図7(a)、(b)は上記既存のPSDセンサのX方向断面図、Y方向断面図である。
図8は、図7に示すPSDセンサの上面図である。
図7、図8は、フォトセンサ抵抗膜21、21’等の断面図、上面図と見做してよい。
図7、図8に示すPSDセンサにおいて、その受光面は均一な抵抗層で形成され同時にPN接合を形成しており、抵抗層にスポット光(レーザー)が入射されると、光起電力効果により光電流が生成される。また、図示の4つの電極(電極X1,電極X2,電極Y1,電極Y2)が設けられている。上記生成された光電流が、これら4つの電極から取り出される(図示の出力IX1’、出力IX2’、出力IY1’、出力IY2’)。これら各出力は、レーザー入射位置から各電極までの距離に逆比例して分割された電流が出力されるものである。
そして、電極X1,電極X2から出力IX1’、出力IX2’がX座標検出に用いられ、電極Y1,電極Y2から出力IY1’、出力IY2’がY座標検出に用いられる。すなわち、下記のようにしてレーザー入射位置のX,Y座標が算出される。この算出処理は、既に述べたように、座標検出装置20内の不図示の演算プロセッサが行っても良いし、CPU11が行っても良い。
ここで、レーザー入射位置のX,Y座標は、図7に示す共通電極を中心点(座標=(0,0)とする座標系で表される。つまり、つまりレーザー入射位置のX座標は、図7(a)、図8に示す中心点からのX方向の距離xに相当する。これを中心点からの入射X位置(x)と呼ぶものとする。同様に、レーザー入射位置のY座標は、図7(b)、図8に示す中心点からのY方向の距離yに相当する。これを中心点からの入射Y位置(y)と呼ぶものとする。
中心点からの入射X位置(x)については、以下関係式(1)により算出できる。
・IX1’ =(Lx/2 − x)/ Lx × Ix
・IX2’ =(Lx/2 + x)/ Lx × Ix
・(IX2’ − IX1’)/(IX2’ + IX1’)= 2x / Lx ・・(1)式
Ix:X方向の全光電流(IX1’+IX2’)
Lx:X方向の抵抗長(受光面の長さ)
IX1’:電極X1の出力電流
IX2’:電極X2の出力電流
x:中心点からの入射X位置(x)
中心点からの入射Y位置(y)についても同様に、以下関係式(2)により算出できる。
・IY1’ =(Ly/2 − y)/ Ly × Iy
・IY2’ =(Ly/2 + y)/ Ly × Iy
・(IY2’ − IY1’)/(IY2’ + IY1’)= 2y / Ly ・・(2)式
Iy:Y方向の全光電流(IY1’+IY2’)
Ly:Y方向の抵抗長(受光面の長さ)
IY1’:電極X1の出力電流
IY2’:電極X2の出力電流
y:中心点からの入射Y位置(y)
尚、抵抗長Lx、Lyについては図8に示す通りである。すなわち、フォトセンサ抵抗膜21等における受光面(矩形とする)のx方向長さ、y方向長さである。
例えば、上記関係式(1)、(2)によって、レーザー入射位置(X,Y)座標=(中心点からの入射X位置(x)、中心点からの入射Y位置(y))を求めることができる。
また、上記電流値の代わりに電圧値を用いるものであってもよい。
この場合、座標検出装置20は、フォトセンサ抵抗膜21と、座標検出で得られた出力電流(IX1’、IX2’)を出力電圧(VX1’、VX2’)に変換する回路、及び、出力電流(IY1’、IY2’)を出力電圧(VY1’、VY2’)に変換する回路(回路は何れも不図示)を備える。これら出力電圧(VX1’、VX2’、VY1’、VY2’)を、CPU11の不図示の電圧測定ポート(A/D変換ポート)に入力する。これによって、CPU11が下記の関係式を用いた処理により、上記レーザー入射位置(X,Y)座標を求めるように構成してもよい。すなわち、
以下の式(1)’と、上記CPU11の電圧測定ポートに入力された出力電圧(VX1’、VX2’)とにより、入射X位置xを算出する。
(VX2’ − VX1’)/(VX2’ + VX1’)= 2x ・・(1)’式 (式(1)の変形)
VX1’:電極X1の出力電圧
VX2’:電極X2の出力電圧
以下の式(2)’と、上記CPU11の電圧測定ポートに入力された出力電圧(VX1’、VX2’)により、入射Y位置yを算出する。
(VY2’ − VY1’)/(VY2’ + VY1’)= 2y ・・(2)’式 (式(2)の変形)
VY1’:電極X1の出力電圧
VY2’:電極X2の出力電圧
以上説明したように、本手法によれば、上記各実施例の何れにおいても、まず、光の照射位置を検出できる光位置センサシートと、少なくともレーザー光を照射するレーザーポインタとを用いて、任意の画面部品の指定を行える。そして、指定された画面部品がある状態で所定操作があった場合、該指定された画面部品の操作実行するものと決定する。
上記所定操作とは、例えば、タッチパネル2上の任意の位置(どこでも構わない。タッチの有無だけを検出する)に対するタッチ操作であるが、この例に限らず、例えば、特定ボタンのタッチ操作や、上記可視光レーザーの照射によって指定された画面部品に対するタッチ操作等であってもよい。
この様に構成することで、たとえ、多数の画面部品が表示され、以って画面部品が小さく表示されたり密集して隙間が少ない状態で表示される場合であっても、レーザー光による照射エリアの大きさは、人間の指に比べて非常に小さいので(更に、この照射による指定のみでは、画面部品操作は確定しないので)、誤操作される可能性は非常に小さくなる。
更に上記ガイド枠を表示することにより、より確実にユーザ所望の画面部品が操作されることになる。
更に、上記ガイド枠を表示することにより、例えば上記座標入力デバイス60等のように、入力操作部を表示部(本体)から分離して設けたり、表示部の大きさに依らない大きさとすること等も可能となる。
以上の説明をまとめると、CPU11には指定座標判別手段、指定部品判別手段、タッチ操作判定手段、画面部品決定手段が含まれている。
指定座標判別手段は任意のスポット光が光位置センサシート上の任意の位置に照射されたことが検出されると、照射位置に対応する操作表示画面上の座標を求める。
指定部品判別手段は指定座標判別手段が求めた座標に対応する画面部品を指定部品と判定する。
タッチ操作判定手段はタッチパネルに対する所定操作の有無を判定する。
画面部品決定手段は、タッチ操作判定手段によって所定操作が有りと判定されたときに指定部品判別手段が指定部品と判定している画面部品の操作実行を決定する。
なお、本発明は赤外線受光器による所定の赤外線信号の受信に基づいて、指定部品判別手段が指定部品と判定している画面部品の操作実行を決定するように画面部品決定手段を構成してもよい。
更に、CPU11にはガイド枠表示手段が含まれている。ガイド枠表示手段は指定部品判別手段が指定部品と判定している画面部品の表示位置に対して、該画面部品が指定部品となっていることを示すガイド枠を表示する。
1 プログラマブル表示器
2 タッチパネル
3 ディスプレイ
4 通信インタフェース
10 表示操作制御装置
11 CPU
12 フラッシュROM
13 RAM
14 通信コントローラ
15 グラフィックコントローラ
16 タッチパネルコントローラ
17 バス
20 座標検出装置
21 フォトセンサ抵抗膜
30 レーザーポインタ
40 レーザーポインタ
41 可視光レーザー発光部
42 赤外線発光部
50 赤外線受光部

Claims (8)

  1. 制御装置を有し、複数の画面部品が配置される操作表示画面が表示される表示用パネルに対応してタッチパネルが設けられるプログラマブル表示器において、
    前記表示用パネルに対応して更に、光の照射位置を検出する光位置センサシートを設け、
    前記制御装置は、
    任意のスポット光が前記光位置センサシート上の任意の位置に照射されたことが検出されると、該照射位置に対応する前記操作表示画面上の座標を求める指定座標判別手段と、
    該指定座標判別手段が求めた座標に対応する画面部品を指定部品と判定する指定部品判別手段と、
    前記タッチパネルに対するタッチ操作の有無を判定するタッチ操作判定手段と、
    記指定部品判別手段が前記指定部品判定している状態で、前記タッチ操作判定手段がタッチ操作有りを判定すると前記指定部品の操作実行を決定する画面部品決定手段と、
    を有することを特徴とするプログラマブル表示器。
  2. 前記指定部品判別手段が前記指定部品と判定している画面部品の表示位置に対して、該画面部品が前記指定部品となっていることを示すガイド枠を表示するガイド枠表示手段を更に有する請求項1に記載のプログラマブル表示器。
  3. 制御装置を有すると共に複数の画面部品が配置される操作表示画面が表示される表示用パネルが設けられる表示器本体を有するプログラマブル表示器において、
    前記表示器本体に接続してデータ/信号送受信可能とする座標検出装置を更に備え、
    該座標検出装置は、タッチパネルと、光の照射位置を検出できる光位置センサシートとを有し、
    前記制御装置は、
    任意のスポット光が前記光位置センサシート上の任意の位置に照射されたことが検出されると、該検出した照射位置座標を対応する前記操作表示画面上の座標に変換する指定座標判別手段と、
    該指定座標判別手段が求めた座標に対応する画面部品を指定部品と判定する指定部品判別手段と、
    前記指定部品判別手段が前記指定部品と判定している画面部品の表示位置に対して、該画面部品が前記指定部品となっていることを示すガイド枠を表示するガイド枠表示手段と、
    前記タッチパネルに対する所定操作の有無を判定するタッチ操作判定手段と、
    該タッチ操作判定手段によって前記所定操作が有りと判定されたときに前記指定部品判別手段が前記指定部品と判定している画面部品の操作実行を決定する画面部品決定手段と、
    を有することを特徴とするプログラマブル表示器。
  4. 制御装置を有すると共に複数の画面部品が配置される操作表示画面が表示される表示用パネルが設けられる表示器本体を有するプログラマブル表示器において、
    前記表示器本体に接続してデータ送受信可能とする座標検出装置を更に備え、
    該座標検出装置は、光の照射位置を検出する光位置センサシートと、赤外線受光器とを有し、
    前記制御装置は、
    任意のスポット光が前記光位置センサシート上の任意の位置に照射されたことが検出されると、該検出した照射位置座標を対応する前記操作表示画面上の座標に変換する指定座標判別手段と、
    該指定座標判別手段が求めた座標に対応する画面部品を指定部品と判定する指定部品判別手段と、
    前記指定部品判別手段が前記指定部品と判定している画面部品の表示位置に対して、該画面部品が前記指定部品となっていることを示すガイド枠を表示するガイド枠表示手段と、
    前記赤外線受光器による所定の赤外線信号の受信に基づいて、前記指定部品判別手段が前記指定部品と判定している画面部品の操作実行を決定する画面部品決定手段と、
    を有することを特徴とするプログラマブル表示器。
  5. 前記スポット光は任意のレーザーポインタから照射されるものであり、該レーザーポインタに設けられたスイッチのオン操作に応じて該レーザーポインタの赤外線発光部から前記赤外線信号が送信されることを特徴とする請求項記載のプログラマブル表示器。
  6. 制御装置を有し、複数の画面部品が配置される操作表示画面が表示される表示用パネルが設けられるプログラマブル表示器における該制御装置であって
    意のスポット光が、光位置センサシート上の任意の位置に照射されたことが検出されると、該照射位置に対応する前記操作表示画面上の座標を求める指定座標判別手段と、
    該指定座標判別手段が求めた座標に対応する画面部品を指定部品と判定する指定部品判別手段と、
    タッチパネルに対するタッチ操作有無を判定するタッチ操作判定手段と、
    記指定部品判別手段が前記指定部品判定している状態で、前記タッチ操作判定手段がタッチ操作有りを判定すると前記指定部品の操作実行を決定する画面部品決定手段と、
    を有することを特徴とするプログラマブル表示器の制御装置。
  7. 前記光位置センサシートまたは/及び前記タッチパネルは、前記表示用パネルに対応して設けられ、あるいは前記表示用パネルとは別に設けられることを特徴とする請求項記載のプログラマブル表示器の制御装置。
  8. 制御装置を有し、複数の画面部品が配置される操作表示画面が表示される表示用パネルが設けられるプログラマブル表示器における該制御装置であって
    意のスポット光が、光位置センサシート上の任意の位置に照射されたことが検出されると、該検出した照射位置座標を対応する前記操作表示画面上の座標に変換する指定座標判別手段と、
    該指定座標判別手段が求めた座標に対応する画面部品を指定部品と判定する指定部品判別手段と、
    外線受光器による所定の赤外線信号の受信に基づいて、前記指定部品判別手段が前記指定部品と判定している画面部品の操作実行を決定する画面部品決定手段とを有し、
    前記光位置センサシートは、前記表示用パネルとは別に設けられることを特徴とするプログラマブル表示器の制御装置。
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