JP5985774B2 - 拡張サービスセットを通じた直接リンク設定 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、全体の中にその内容が明示的に参照により本明細書に組み込まれている、2011年7月25日出願の米国仮出願第61/511,413号の利益および優先権を主張する。
本開示は、一般に、ワイヤレス通信に関し、詳細には、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)システム内の拡張サービスセット(ESS)を通じて直接リンク設定を可能にするためのシステム、方法、およびデバイスに関する。
多くの電気通信システムでは、いくつかの相互作用する空間的に分離されたデバイス間でメッセージを交換するために、通信ネットワークが使用される。ネットワークは、たとえばメトロポリタンエリア、ローカルエリア、またはパーソナルエリアであり得る地理的範囲に従って分類することができる。そのようなネットワークは、それぞれワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、またはパーソナルエリアネットワーク(PAN)と呼ばれるはずである。ネットワークはまた、様々なネットワークノードおよびデバイスを相互接続するために使用される切替え技法および/またはルーティング技法(たとえば、回路の切替えとパケットの切替え)、送信に用いられる物理的媒体のタイプ(たとえば、有線とワイヤレス)、ならびに使用される1組の通信プロトコル(たとえば、インターネットプロトコルスイート、同期型光ネットワーキング(SONET)、イーサネット(登録商標)など)に応じて異なる。
ネットワーク要素がモバイルであり、したがって動的接続性の必要を有する場合、または固定ではなくアドホックのトポロジでネットワークアーキテクチャが形成される場合、ワイヤレスネットワークが好ましいことが多い。ワイヤレスネットワークは、無線周波数帯域、マイクロ波周波数帯域、赤外線周波数帯域、光周波数帯域などの電磁波を使用して、案内のない伝搬モードで無形の物理的媒体を用いる。ワイヤレスネットワークは、固定の有線ネットワークと比較すると、移動性と高速フィールド配置とを容易にすることが有利である。しかしながら、ワイヤレス通信は、有線通信と比較すると、ネットワークユーザデバイス間の相当な有効資源管理と、互換性のあるスペクトルの利用のためのより高レベルの相互の協調および協働とを必要とする。
単一の基本サービスセット(BSS)内では、第1の局(STA)と第2のSTAの両方が同じアクセスポイント(AP)に関連付けられることができ、第1のSTAと第2のSTAは、APを介して通信することができる。単一のBSS内では、第1のSTAは、第2のSTAとの直接通信(たとえば、APを介さない)のための直接リンクを確立することができる。この直接リンクを確立する前に、第1のSTAと第2のSTAとの間のすべてメッセージは、単一のBSSのAPを介してルーティングされる。第1のSTAと第2のSTAは同じBSS内にある(すなわち、単一のAPに関連付けられる)ので、第1のSTAと第2のSTAは両方とも、(1つまたは複数の)同じ通信チャネルを使用して単一のAPと通信する。
拡張サービスセット(ESS)内では、第1のBSSに関連付けられた第1のAPは、第2のBSSに関連付けられた第2のAPに接続され得る。この接続は、ブリッジ接続(すなわち、レイヤ2接続)であり得る。第1のBSS内の第1のSTAは、第1のAPおよび第2のAPを介して第2のBSSの第2のSTAと通信することができる。ESS内では、第1のBSSの第1のSTAは通常、第2のBSS内の第2のSTAによって使用される通信チャネルを認識していない。したがって、少なくとも、第1のSTAと第2のSTAが(1つまたは複数の)同じ通信チャネルを使用して単一のAPに関連付けられて通信していないので、同じBSS内の2つのSTAに適用される直接リンク手順は、異なるBSS内の2つのSTA間の直接リンクを確立するには十分でないことがある。
本明細書では、拡張サービスセット(ESS)内のデバイス間で直接リンクを形成するためのシステム、方法、およびデバイスについて説明する。これらのデバイスは、デバイスが通信することが可能な通信チャネルおよび/または実際に通信している通信チャネルに関する情報を交換することができる。さらに、これらのデバイスは、交換した情報に基づいて、通信のためのチャネルを選択することができる。
少なくとも第1のBSSと第2のBSSとを含むワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)のESS内で、2つのSTAが直接リンクを確立することを可能にすることができる。第1のBSS内の第1のSTAは、第1の通信チャネルを使用して第1のAPと通信することができ、第2のBSS内の第2のSTAは、第2の通信チャネルを使用して第2のAPと通信することができる。第2の通信チャネルは、第1の通信チャネルとは異なり得る。システムは、第1のSTAが第1のAPおよび第2のAPを介して第2のSTAと通信することを可能にするように構成することができる。加えて、第1のSTAは、第1のSTAと第2のSTAとの間のチャネル情報の交換を含む直接リンク設定手順(たとえば、トンネル式(tunneled)直接リンク設定(TDLS)手順)を使用して、第2のSTAとの直接リンクを確立することができる。たとえば、交換されるチャネル情報は、第1のSTAおよび第2のSTAの各々が(たとえば、対応する関連付けられたAPを介して)通信している1つまたは複数の通信チャネル、ならびに第1のSTAおよび第2のSTAが通信することが可能な1つまたは複数の通信チャネルの識別を含むことができる。
情報の交換後、通信を試験するため、および/または選択チャネルに関連付けられたデータレートを試験するために、選択チャネル(たとえば、共通の通信チャネル)を介してプローブメッセージが送信され得る。選択チャネルの推定データレートに応じて、STAは、その選択チャネルを直接リンクに使用し、選択チャネルを介して通信することができる。(たとえば、閾値レートまたは直接リンクではない代替の通信経路を介するデータレートと比較して)選択チャネルの推定データレートが不十分であると判定された場合、これらのSTAは、異なるチャネルを試すことができる。特定の実施形態では、選択チャネルが不十分であるとき、STAは、その直接リンクを断念し(forego)、1つまたは複数のAPを介して通信することができる。
本明細書で説明するシステム、方法、およびデバイス(たとえば、装置)は各々、いくつかの態様を有する。次の特許請求の範囲の範囲を限定することなく、いくつかの特徴について以下に簡単に説明する。この説明について考慮した後、特に「詳細な説明」という名称のセクションを読んだ後、同じESS内の異なるAPに関連付けられたデバイス間の直接リンク設定をシステム、方法、およびデバイスの特徴がどのように許容するかが理解されるであろう。
特定の実施形態では、第1のワイヤレス装置を動作させる方法は、第1のチャネル情報を記憶することを含む。第1のチャネル情報は、第1のワイヤレス装置が通信することが可能な1つまたは複数の第1の通信チャネル、および第1のワイヤレス装置が第1のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第2の通信チャネルに関係する。この方法はまた、第1のワイヤレス装置と第2のワイヤレス装置との間に直接リンクを形成するために、第2のワイヤレス装置から直接リンク設定メッセージを受信することを含む。直接リンク設定メッセージは、第2のチャネル情報を含む。第2のチャネル情報は、第2のワイヤレス装置が通信することが可能な1つまたは複数の第3の通信チャネル、および第2のワイヤレス装置が第2のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第4の通信チャネルに関係する。1つまたは複数の第2の通信チャネルは、1つまたは複数の第4の通信チャネルとは異なり得る。この方法は、第1のチャネル情報および第2のチャネル情報に基づいて、少なくとも1つの通信チャネルを通信のために選択することをさらに含む。
特定の実施形態では、この方法は、第1のチャネル情報および第2のチャネル情報に基づいて、第1のワイヤレス装置と第2のワイヤレス装置との間で直接通信のために少なくとも1つの通信チャネルを選択することをさらに含む。別の特定の実施形態では、この方法は、第1の通信チャネルが1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つを含まないとき、1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを少なくとも1つの通信チャネルとして選択することをさらに含む。別の特定の実施形態では、この方法は、1つまたは複数の第3の通信チャネルが1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを含まないとき、1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つを少なくとも1つの通信チャネルとして選択することをさらに含む。
別の特定の実施形態では、この方法は、第1のワイヤレス装置が直接リンク設定(たとえば、TDLS直接リンク設定)を開始したとき、1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを少なくとも1つの通信チャネルとして選択することをさらに含む。別の特定の実施形態では、この方法は、第2のワイヤレス装置が直接リンク設定(たとえば、TDLS直接リンク設定)を開始したとき、1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを少なくとも1つの通信チャネルとして選択することを含む。別の特定の実施形態では、この方法は、第2のワイヤレス装置が直接リンク設定(たとえば、TDLS直接リンク設定)を開始したとき、1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つを少なくとも1つの通信チャネルとして選択することをさらに含む。別の特定の実施形態では、この方法は、第1のワイヤレス装置が直接リンク設定(たとえば、TDLS直接リンク設定)を開始したとき、1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つを少なくとも1つの通信チャネルとして選択することをさらに含む。
別の特定の実施形態では、ワイヤレス装置が、第1のトランシーバと第2のトランシーバとの間に直接リンクを形成することの一部として、第2のトランシーバから直接リンク設定メッセージを受信するように構成された第1のトランシーバを含む。ワイヤレス装置は、第1のトランシーバが通信することが可能な1つまたは複数の第1の通信チャネル、および第1のトランシーバが第1のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第2の通信チャネルに関する第1のチャネル情報を記憶するように構成されたメモリをさらに含む。直接リンク設定メッセージは、第2のトランシーバが通信することが可能な1つまたは複数の第3の通信チャネル、および第2のトランシーバが第2のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第4の通信チャネルに関する第2のチャネル情報を含む。ワイヤレス装置は、第1のチャネル情報および第2のチャネル情報に基づいて、少なくとも1つの通信チャネルを通信のために選択するように構成されたプロセッサをさらに含む。
別の特定の実施形態では、ワイヤレス装置が、通信するための第2の手段と情報を通信するための第1の手段を含む。通信するための第1の手段は、通信するための第1の手段と通信するための第2の手段との間に直接リンクを形成することの一部として、通信するための第2の手段から直接リンク設定メッセージを受信するように構成される。ワイヤレス装置は、通信するための第1の手段が通信することが可能な1つまたは複数の第1の通信チャネル、および通信するための第1の手段が第1のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第2の通信チャネルに関する第1のチャネル情報を記憶するための手段をさらに含む。直接リンク設定メッセージは、通信するための第2の手段が通信することが可能な1つまたは複数の第3の通信チャネル、および通信するための第2の手段が第2のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第4の通信チャネルに関する第2のチャネル情報を含む。ワイヤレス装置は、第1のチャネル情報および第2のチャネル情報に基づいて、少なくとも1つの通信チャネルを通信のために選択するための手段をさらに含む。
別の特定の実施形態では、コンピュータ可読媒体が、プロセッサによって実行されるときに、第1のワイヤレス装置が通信することが可能な1つまたは複数の第1の通信チャネル、および第1のワイヤレス装置が第1のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第2の通信チャネルに関する第1のチャネル情報を第1のワイヤレス装置で記憶することをプロセッサに実行させる命令を含む。これらの命令はさらに、第1のワイヤレス装置と第2のワイヤレス装置との間に直接リンクを形成する処理の一部として、第2のワイヤレス装置から直接リンク設定メッセージを受信することをプロセッサに実行させる。直接リンク設定メッセージは、第2のワイヤレス装置が通信することが可能な1つまたは複数の第3の通信チャネル、および第2のワイヤレス装置が第2のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第4の通信チャネルに関する第2のチャネル情報を含む。これらの命令はまた、第1のチャネル情報および第2のチャネル情報に基づいて、少なくとも1つの通信チャネルを通信のために選択することをプロセッサに実行させる。
別の特定の実施形態では、方法は、第1のアクセスポイントを含む第1の基本サービスセットの第1の局で、第2のアクセスポイントを含む第2の基本サービスセットの第2の局に関連付けられたチャネル情報を受信することを含む。第1の基本サービスセットは、第2の基本サービスセットとは異なる。この方法はまた、第2の局に関連付けられたチャネル情報に基づいて、第1の局と第2の局との間に直接リンクを確立するためのチャネルを選択することを含む。この方法は、選択チャネルを介して少なくとも1つのプローブメッセージを第2の局へ送ることと、少なくとも1つのプローブメッセージを送った後、直接リンクが確立されたかどうかを判定することとをさらに含む。
開示する実施形態によって提供される1つの特定の利点は、最初にSTAが異なる通信チャネルを使用するときでも、1つのESSの異なるBSS内のSTA間でチャネル情報を交換する能力である。たとえば、直接リンクが望ましいとき、これらのSTAの一方または両方は、共通の通信チャネルに変更することができる。別の利点は、共通の通信チャネルに関連付けられたデータレートを試験する能力である。
本開示の他の態様、利点、および特徴は、「図面の簡単な説明」、「詳細な説明」、および「特許請求の範囲」という次のセクションを含む本出願全体を検討すれば明らかになるであろう。
ワイヤレスシステム内の拡張サービスセット(ESS)を通じた直接リンク設定を示す図。 複数のアクセスポイントを含むESS内で直接リンクを確立するための処理の例示的な実施形態のラダー図。 同じESS内の第1の局(STA)と第2のSTAとの間に直接リンクを設定するための方法の第1の例示的な実施形態の流れ図。 同じESS内の第1のSTAと第2のSTAとの間で直接リンクを設定するための方法の第2の例示的な実施形態の流れ図。 同じESS内の第1のSTAと第2のSTAとの間で直接リンクを設定するための方法の第3の例示的な実施形態の流れ図。 同じESS内の第1のSTAと第2のSTAとの間で直接リンクを設定するための方法の第4の例示的な実施形態の流れ図。 図1のワイヤレスシステム内で使用され得るワイヤレスデバイスの特定の実施形態のブロック図。 図1のワイヤレスシステム内で用いられ得る別の例示的なワイヤレスデバイスの機能ブロック図。
詳細な説明
本明細書に説明する技法は、符号分割多元接続(CDMA)、直交周波数分割多重化(OFDM)、時分割多元接続(TDMA)などの様々なワイヤレス技術と組み合わせて使用され得る。複数のユーザ端末(たとえば、局)は、CDMAの場合は異なる直交符号チャネル、TDMAの場合はタイムスロット、またはOFDMの場合はサブバンドを介して、データを同時に送信および受信することができる。CDMAシステムは、IS−2000、IS−95、IS−856、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))、またはいくつかの他の標準を実施することができる。OFDMシステムは、1つもしくは複数の米国電気電子学会(IEEE)802.11標準またはいくつかの他の標準を実施することができる。TDMAシステムは、global system for mobile
communications(GSM(登録商標))標準またはいくつかの他の標準を実施することができる。
ワイヤレスネットワーク技術は、様々なタイプのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を含むことができる。WLANは、様々なネットワーキングプロトコルを用いて、隣接するデバイスをともに相互接続するために使用され得る。本明細書に説明する様々な実施形態は、wireless fidelity(Wi−Fi)などの任意の通信標準、またはより一般的には、ワイヤレスプロトコルのIEEE802.11ファミリーの任意の標準に適用することができる。
いくつかの例示的な実装形態では、WLANは、WLANにアクセスする構成要素である様々なデバイスを含むことができる。たとえば、ワイヤレスネットワークにアクセスできる2つのタイプのデバイスは、アクセスポイント(AP)およびクライアント(たとえば、局(STA))を含む。通常、APは、WLANに対するハブまたは基地局として働くことができ、STAは、WLANのユーザとして働くことができる。STAは、インターネットまたは他のワイドエリアネットワークへの接続性を得るために、Wi−Fi(たとえば、IEEE802.11プロトコル)に適合しているワイヤレスリンクを介してAPに接続することができる。たとえば、STAは、通信デバイス、固定ロケーションデータユニット、移動ロケーションデータユニット、モバイル電話、セルラー電話、コンピュータ、タブレット、携帯型コンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ)、デスクトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)などを含むことができる。いくつかの実装形態では、STAはまた、APとして使用および/または動作され得る。
ワイヤレスネットワークは、インフラストラクチャモードまたはアドホックモードなどのいくつかのモードで動作することができる。インフラストラクチャモードでの動作中は、STAは、1つまたは複数のワイヤレスクライアント(たとえば、1つまたは複数のSTA)をたとえばインターネットアクセスなどのネットワークインフラストラクチャに接続するためのハブとして働くAPに接続することができる。インフラストラクチャモードでは、1つまたは複数のワイヤレスクライアントへの接続性を提供するために、ワイヤレスネットワークは、クライアント−サーバアーキテクチャを使用することができる。アドホックモード中は、1つまたは複数のワイヤレスクライアントは、ピアツーピアアーキテクチャ内で互いに対する直接接続を確立することができる。一態様では、APは、ワイヤレスネットワーク特性(たとえば、最大データレート、暗号化状態、AP媒体アクセス制御(MAC)アドレス、サービスセット識別子(SSID)など)を隣接するクライアント(たとえば、STA)へブロードキャストする周期的なビーコン信号を生成することができる。たとえば、SSIDは、特定のワイヤレスネットワークを識別することができる。
インフラストラクチャネットワークに関連付けられたワイヤレスデバイス(たとえば、クライアントまたは局(STA))を、関連STAと呼ぶことができる。直接リンクが確立されると、関連STAは別の関連STAと直接通信することができる。たとえば、直接リンクは、同じBSS内の2つのSTA間で、または同じESSの異なるBSS内の2つのSTA間で確立され得る。直接リンクは、直接リンクを確立するための設定手順を定義するワイヤレスプロトコル(たとえば、IEEE802.11プロトコル)を使用して確立され得る。1つのそのようなプロトコルは、2つの異なるSTAの各々が直接リンクを設定および確立することを可能にすることができるトンネル式直接リンク設定(TDLS)プロトコルである。
図1は、チャネル情報を使用して拡張サービスセット(ESS)を通じた直接リンク設定を可能にするためのシステム100の特定の実施形態を示す図である。システム100は、アクセスポイント(AP)110、140と局(STA)120、150とを含む多元接続WLANシステムなどのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)システムを含むことができる。話を簡単にするために、図1には2つのアクセスポイント、AP110およびAP140が示される。各AP110、140は、STA120、150と通信するデバイス(たとえば、局または基地局)と見なされ得る。各STA120、150は、移動局(MS)、局(STA)、クライアント、またはワイヤレスデバイスと呼ぶことができる。特定の実施形態では、STA120、150の1つまたは複数は、移動STAまたは固定(たとえば、静止)STAであり得る。
AP110は、ダウンリンクまたはアップリンクを介して任意の所与の瞬間に1つまたは複数のSTA120(たとえば、STA120a〜b)と通信することができる。ダウンリンク(たとえば、順方向リンク)は、AP110から特定のSTA120への通信リンクであり得、アップリンク(たとえば、逆方向リンク)は、特定のSTA120からAP110への通信リンクであり得る。特定のSTA120は、ベースチャネルを介してAP110に関連付けられ得、特定のSTA120およびAP110は、このベースチャネルを通じて通信する。各STA120はまた、直接リンクの使用を通じてなど、別のSTA120とピアツーピアで通信することもできる。特定の実施形態では、直接リンクは、トンネル式直接リンク設定(TDLS)を通じて形成される。たとえば、TDLSは、特定のSTAがフレーム(たとえば、1つまたは複数のデータフレーム)を別の宛先STAへ直接転送することを可能にする(たとえば、許容する)ことができる。本明細書にさらに説明するように、特定のSTAおよび他の宛先STAは、同じ基本サービスセット(BSS)内に含まれても、異なるBSS内に含まれてもよい。
AP110およびSTA120と同様に、AP140は、STA150(たとえば、STA150a〜i)と通信することができ、STA150の各々は、別のSTA150とピアツーピアで通信することができる。AP140は、形式および機能に関してAP110に類似のものであり得る。さらに、STA150は、形式および機能に関してSTA120に類似のものであり得る。したがって、AP110およびSTA120についてのあらゆる説明は、それぞれAP140およびSTA150にも同様に適用され得る。
AP110に関連付けられた1組のSTA120は、AP110の基本サービスセット(BSS)と呼ばれることができる。したがって、特定のBSSは、所与のAP(たとえば、AP110)に関連付けられたすべてのSTA(たとえば、STA120)を指す。したがって、この1組のSTA120は、ゼロのSTA(たとえば、NULLセット)、単一のSTA、または複数のSTAを含むことができる。さらに、AP140に関連付けられた1組のSTA150は、AP140の基本サービスセット(BSS)と呼ばれることができる。
システム100はまた、システムコントローラ130を含むことができる。システムコントローラ130は、AP110、140に結合され得、AP110、140に対する協調および制御を提供することができる。代替実施形態では、AP110およびAP140は、直接(たとえば、直接接続を介して)通信することができる。システムコントローラ130はまた、他のネットワークまたはインターネットなどの他のシステムへのアクセスを提供および/または可能にすることができる。
拡張サービスセット(ESS)を形成するために、複数のAPは一緒に接続され得る。たとえば、AP110とAP140が互いに通信し、したがってESSを形成することができる。AP110およびAP140のESSは、AP110および/またはAP140と通信するSTA120、150のすべてを含むことができる。したがって、ESSは、STA120とSTA150とを含むことができる。言い換えれば、ESSは、第1の通信チャネルを使用して第1のAPと通信できる第1のBSS内の第1のSTAと、第2の通信チャネルを使用して第2のAPと通信できる第2のBSS内の第2のSTAとを含むことができる。
システム100の動作中、AP110(たとえば、第1のAP110)のBSS内の2つのSTA(たとえば、第1のSTA120aおよび第2のSTA120b)間に、直接リンク(たとえば、TDLSリンク)が確立され得る。たとえば、第1のSTA120a(たとえば、イニシエータSTA)は、第1のSTA120aと同じBSS内の他のSTAを発見することができる。特定の実施形態では、第1のSTA120aは、TDLS発見処理を使用して他のSTAを発見する。
他のSTAを発見した後、第1のSTA120aは、直接通信するために直接リンク(たとえば、TDLSリンク)を設定するように、第2のSTA120bなど、発見した特定のSTA(たとえば、発見したピア)を選択することができる。第1のSTA120a(たとえば、イニシエータSTA)は、AP110へ設定要求フレームを送信する(たとえば、送る)ことができ、AP110は、設定要求フレームを第2のSTA120b(たとえば、ピアSTA)へ送信(たとえば、転送)する。第2のSTA120bは、AP110へ応答メッセージを送信することによってこの設定要求フレームに応答することができ、AP110は、この応答メッセージを第1のSTA120aへ転送する。特定の実施形態では、応答メッセージは、「SUCCESS」コードを含むことができる。第1のSTA120aは、AP110へ設定確認メッセージを送ることができ、AP110は、この設定確認メッセージを第2のSTA120bへ転送する。特定の実施形態では、第1のSTA120aと第2のSTA120との間のメッセージはすべて、AP110を介してAPリンク(たとえば、アップリンクおよびダウンリンク)を使用して送られる。したがって、同じBSS内にある第1のSTA120aと第2のSTA120bとの間に直接リンクが形成される。
同じBSS内の2つのSTA間に直接リンクを確立するための上述の処理は、異なるBSSのSTAが相互間に直接リンク(たとえば、TDLSリンク)を形成することを許容するには十分でない。たとえば、上記の処理は、AP110のBSSのSTA120aがAP140のBSSのSTA150aとの直接リンクを形成することを可能にする(たとえば、許可または許容する)ことができない。
STA120aとSTA150aとの間に直接接続(たとえば、直接リンク)を形成するために、STA120aとSTA150aの一方または両方は、他方の局(すなわち、STA120aまたはSTA150a)によって使用される異なる通信チャネルに切り替える必要がある。たとえば、AP110およびAP140は、STA120aとSTA150aとを含むESSを形成することができる。このESS内で、AP110は、AP140がSTA150と通信するために使用できる1つまたは複数の通信チャネルとは異なる1つまたは複数の通信チャネルを使用して、STA120と通信することができる。STA120aおよびSTA150aは、各STA120a、150aが現在動作している1つまたは複数の通信チャネルに関するチャネル情報160、170を交換することができる。たとえば、チャネル情報160、170は、1つまたは複数のチャネル識別(ID)を含むことができる。各チャネルIDは、データが通信される特定の周波数帯域(たとえば、1つまたは複数の標準によって定義される)に対応することができる。
場合によっては、STA120aおよび/またはSTA150aは、他のSTA120aおよび/またはSTA150aが動作(通信)することが可能でない通信チャネル上で動作することを可能とすることができる。たとえば、STA120aは、第1のチャネル(たとえば、チャネルA)上の通信をサポートすることができ、STA150aは、第1のチャネル(たとえば、チャネルA)上で通信することが可能でない。しかしながら、STA120aとSTA150aは両方、第2のチャネル(たとえば、チャネルB)上で通信することを可能とすることができる。したがって、STA120aおよびSTA150aは、各STA120a、150aが動作することが可能な(たとえば、各STAがサポートする)1つもしくは複数の通信チャネル、および/または動作することが可能でない(たとえば、各STAがサポートしない)1つもしくは複数の通信チャネルに関する情報を交換することができる。
STA120aとSTA150aとの間の通信および/または直接リンクの確立を容易にするために、STA120aとSTA150aの一方または両方によって、チャネル情報(たとえば、第1のチャネル情報160および第2のチャネル情報170)の交換が使用され得る。たとえば、STA120aは、AP110およびAP140を介して第1のチャネル情報160をSTA150aへ送信することができる。第1のチャネル情報160は、STA120aが現在動作している(たとえば、AP110を介して通信している)1つもしくは複数の第1の通信チャネル(たとえば、1つもしくは複数の第1の動作チャネル)、および/またはSTA120aが動作することが可能な1つもしくは複数の第2の通信チャネル(たとえば、1つもしくは複数の第2の動作チャネル)を含む情報を含むことができる。第1のSTA120aはまた、第1のチャネル情報を記憶することができる。別の例として、STA150aは、AP110およびAP140を介して第2のチャネル情報170をSTA120aへ送信することができる。第2のチャネル情報170は、STA150aが現在動作している(たとえば、AP140を介して通信している)1つもしくは複数の第3の通信チャネル(たとえば、1つもしくは複数の第3の動作チャネル)、および/またはSTA150aが動作することが可能な1つもしくは複数の第4の通信チャネル(たとえば、1つもしくは複数の第4の動作チャネル)を含む情報を含むことができる。
特定の実施形態では、第1のチャネル情報160は、第1のAP110によって生成され得、AP140を介してSTA150aへ提供され得る。別の特定の実施形態では、第2のチャネル情報170は、AP140によって生成され得、AP110を介してSTA120aへ提供され得る。チャネル情報160、170は、STA120aとSTA150aの一方または両方が直接リンクを確立するときに使用するのに適当なチャネルを選択することを可能にする(たとえば、許容する)ために使用され得る。
システム100の動作中、ESSの異なるBSS内に各々含まれる2つのSTA(たとえば、STA120aおよびSTA150a)間に、直接リンク(たとえば、TDLSリンク)が確立され得る。
例示的な実施形態では、STA120aは、STA120aが関連付けられたAP110と同じESS内で、他のSTAを(たとえば、本明細書に説明する1つまたは複数の発見プロトコルを使用して)発見することができる。他のSTAを発見した後、STA120a(たとえば、イニシエータSTA)は、直接リンクを設定するために、第2のSTA150aなど、発見した特定のSTA(たとえば、ピアSTA)を選択することができる。直接リンクを確立するために、STA120aおよびSTA150aは、AP110とAP140の一方または両方を介して、直接リンク設定手順を行う(たとえば、1つまたは複数のメッセージを送信および受信する)ことができる。STA120aとSTA150aの一方または両方はまた、それぞれ他方のSTAとチャネル情報を交換することができる。たとえば、STA120aは、チャネル情報160をSTA150aへ送信することができる。別の例として、STA150aは、チャネル情報170をSTA120aへ送信することができる。
STA120aおよびSTA150aは、直接リンクを確立することを試みるために用いる特定の通信チャネルを選択するために、チャネル情報160、170を使用することができる。特定の通信チャネルが選択された後、プローブメッセージ(たとえば、ビーコンメッセージ)、肯定応答メッセージ、またはこれらの組合せを使用して、STA120aとSTA150aとの間の直接リンクの確立が確認され得る。たとえば、特定の通信チャネルが選択された後、STA150aは、特定の通信チャネルを介してSTA120aへプローブメッセージを送信することができる。このプローブメッセージを受信したことに応答して、STA120aは、特定の通信チャネルを介してSTA150aへ肯定応答メッセージを送信することができる。特定の実施形態では、STA150aは、プローブメッセージを送信することができ、STA120は、肯定応答メッセージを送信することができる。直接リンクが(たとえば、特定の通信チャネルを介して)確立されたことを確認した後、STA120aおよびSTA150aは、この直接リンクを介して通信することができる。
したがって、AP110のBSSのSTA120aとAP140のBSSのSTA150aとの間に、直接リンクが形成される。第1のチャネル情報160および/または第2のチャネル情報170を交換することによって、STA120aとSTA150aの各々は、他方のSTAに使用される1つもしくは複数の通信チャネルおよび/または他方のSTAがアクセス可能な1つもしくは複数の通信チャネルを認識することができる。したがって、異なるBSSのSTA120aおよびSTA150aは、第1のチャネル情報160および第2のチャネル情報170の少なくとも1つの交換に基づいて、直接リンクを確立するために用いる特定のチャネルを選択することが可能になる。
図2は、ESS内の2つのSTA間に直接リンクを確立するための例示的な処理(たとえば、方法)のラダー図200を示す。このESSは、第1のAP110に関連付けられた第1のBSSと、第2のAP140に関連付けられた第2のBSSとを含むことができる。特定の実施形態では、ESSは3つ以上のAPを含む。第1のBSSは第1のSTA120を含むことができ、第2のBSSは第2のSTA150を含むことができる。第1のSTA120は、1つまたは複数の第1のベースチャネルを通じて第1のAP110に関連付けられることができ、第2のSTA150は、1つまたは複数の第2のベースチャネルを通じて第2のAP140に関連付けられることができる。特定の実施形態では、少なくとも1つの第1のベースチャネルは、1つまたは複数の第2のベースチャネルとは異なるチャネルである。たとえば、第1のSTA120および第2のSTA150は、それぞれ図1のSTA120a〜bの1つおよびSTA150a〜iの1つを含むことができる。
第1のSTA120は、発見処理を通じて、第1のSTA120と同じESS内で他のSTAを発見することができる。第1のSTA120によって使用される発見処理は、TDLS発見処理とは異なるものであり得る。たとえば、発見処理は、レイヤ2プロトコル(たとえば、データリンク層プロトコル)、レイヤ3プロトコル(たとえば、ネットワーク層プロトコル)、またはこれらの組合せを含む発見機構を利用することができる。本明細書では、「レイヤN」という用語は、開放型システム間相互接続(OSI)モデルの第Nの層を指すことができ、レイヤ1〜7は代わりに、それぞれ物理層、データリンク層、ネットワーク層、トランスポート層、セッション層、プレゼンテーション層、およびアプリケーション層と呼ばれることができる。特定の実施形態では、発見機構は、Bonjour、ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)、またはゼロコンフィギュレーション(zero−conf)ベースのプロトコルを含む発見プロトコルを含むことができる。別の特定の実施形態では、発見機構は、汎用広告サービス(GAS)サーバプロトコルであり得る。
第1のSTA120は、直接通信するために直接リンク(たとえば、TDLSリンク)を設定するために用いる他のSTAの1つまたは複数を選択することができる。たとえば、第1のSTA120は、直接リンクを設定するために用いるSTA150(たとえば、特定のピアSTA)を選択することができる。第2のSTA150との直接リンクを確立するための第1のSTA120による決定は、第2のSTA150上で実行されているより上位層のアプリケーション(たとえば、ファイル共用アプリケーションまたは視聴覚アプリケーション)などのアプリケーションに基づいて行われることができる。第1のSTA120は、発見処理に関連付けられた発見機構の一部として、またはこの発見機構とともに、第2のSTA150のアプリケーションに関連付けられた受信情報を有することができる。
202で、第1のSTA120は、第1のSTA120に関連付けられた第1のチャネル情報を判定することができる。第1のチャネル情報は、第1のSTA120が現在動作している(1つまたは複数の)通信チャネルおよび/または第1のSTA120が動作することが可能な(1つまたは複数の)通信チャネルに関する情報を含むことができる。第1のSTA120は、第1のSTA120が第1のAPを介してどのチャネル上で通信しているか、および第1のSTA120がどのチャネル上で動作することが可能であるかを識別するように構成され得る。たとえば、第1のチャネル情報は、図1のチャネル情報160を含むことができる。
第1のSTA120は、設定要求105(たとえば、TDLS設定要求フレーム)を第2のSTA150へ送信することができる。設定要求105は、第1のAP110および第2のAP140を介して第2のSTA150へ送信されることができる。特定の実施形態では、設定要求105はまた、図1のシステムコントローラ130などのシステムコントローラを介して第2のSTA150へ送信されることができる。設定要求105は、第1のSTA120に関連付けられた第1のチャネル情報を含むことができ、第2のSTAは、後の使用のために第1のチャネル情報を記憶することができる。
212で、第2のSTA150は、設定要求105を受信することができ、第2のSTA150に関連付けられた第2のチャネル情報を判定することができる。第2のチャネル情報は、第2のSTA150が現在動作している(1つまたは複数の)通信チャネルおよび/または第2のSTA150が動作することが可能な(1つまたは複数の)通信チャネルに関する情報を含むことができる。たとえば、第1のチャネル情報は、図1のチャネル情報170を含むことができる。
第2のSTA150は、設定応答215(たとえば、TDLS応答メッセージ)を第1のSTA120へ送信することができる。特定の実施形態では、応答メッセージ215は、「SUCCESS」コードを含むことができる。設定応答は、第1のAP110および第2のAP140を介して第2のSTA150へ送信されることができる。設定応答215は、第2のSTA150に関連付けられた第2のチャネル情報を含むことができ、第1のSTA120は、後の使用のために第2のチャネル情報を記憶することができる。
第1のSTA120は、設定応答215を受信することができ、設定確認225(たとえば、TDLS設定確認メッセージ)を第2のSTA150へ送ることによって応答することができる。設定確認225は、第1のAP110および第2のAP140を介して第2のSTA150へ送信されることができる。したがって、上述の交換後、第1のSTA120と第2のSTA150は各々、第1のSTA120と第2のSTA150の両方に対するチャネル情報を有する(たとえば、記憶する)ことができる。STA120およびSTA150は、直接リンクを確立するために用いる適当なチャネルを選択するために、記憶されたチャネル情報を利用することができる。
第1のSTA120および第2のSTA150は、第1のチャネル情報および第2のチャネル情報に基づいて、それぞれチャネル選択230、232を実行することができる。チャネル選択230、232は、直接リンクを確立するために用いる適当なチャネル(たとえば、1つまたは複数の通信チャネル)を選択することができる。第1のSTA120によって実行されるチャネル選択230および第2のSTA150によって実行されるチャネル選択232は、第1のSTA120と第2のSTA150の各々が、直接リンクを確立するために用いる(1つまたは複数の)同じ通信チャネルを独立して選択できるように、コンプリメンタリ(complimentary)であり得または協調されることができる。適当なチャネルを選択するために、第1のSTA120または第2のSTA150のいずれかによって、1つまたは複数の処理またはアルゴリズム(たとえば、方法)が用いられ得る。チャネル選択230、232は、第1のSTA120と第2のSTA150の一方をイニシエータSTA(たとえば、TDLSイニシエータ)および/またはピアSTA(たとえば、TDLSレスポンダ)として識別することに基づいて実行されることができる。イニシエータSTAおよび/またはピアSTAの識別は、第1のSTA120および/または第2のSTA150のいずれかによって実行されることができる。イニシエータSTAおよび/またはピアSTAの識別は、どの(1つまたは複数の)チャネルを直接リンク通信で使用するために選択するかを判定するときの基準セットとして、どのチャネルセット(たとえば、第1のSTA1120の1つもしくは複数の第1の通信チャネルおよび/または1つもしくは複数の第2の通信チャネル、あるいは第2のSTA150の1つもしくは複数の第3の通信チャネルおよび/または1つもしくは複数の第4の通信チャネル)が使用されるかを決定するための方法として、チャネル選択230、232によって使用されることができる。たとえば、第1のSTA120がイニシエータSTAとして識別されたとき、1つもしくは複数の第1の通信チャネルおよび/または1つもしくは複数の第2の通信チャネルは、基準セットとして選択されることができる。特定の実施形態では、第1のSTA120(たとえば、イニシエータSTA)の1つまたは複数の第1の通信チャネルが基準セットとして選択されたとき、その基準セット(たとえば、1つまたは複数の第1の通信チャネル)が第2のSTA150の1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つの通信チャネルを含むかどうかの判定が行われ得る。
特定の実施形態では、チャネル選択230、232は、第1のチャネル情報および第2のチャネル情報に基づいて、第1のSTA120(たとえば、第1のワイヤレス装置)と第2のSTA150(たとえば、第2のワイヤレス装置)との間の直接通信のための少なくとも1つの通信チャネルを選択することができる。図2の例示的な処理の第1の例示的な実施形態では、第1のSTA120が第2のSTA150の現在の動作チャネルをサポートしないが、第2のSTA150が第1のSTA120の現在の動作チャネルをサポートする場合、第2のSTA150が第1のSTA120の動作チャネルに切り換わる。第2の例示的な実施形態では、第2のSTA150が第1のSTA120の現在の動作チャネルをサポートしないが、第1のSTA120が第2のSTA150の現在の動作チャネルをサポートする場合、第1のSTA120が第2のSTA150の動作チャネルに切り換わる。
図2の例示的な処理の第3の例示的な実施形態では、第1のSTA120と第2のSTA150の両方が他方のSTAの現在の動作チャネルをサポートする場合、第1のSTA120がイニシエータSTA(たとえば、TDLSイニシエータ)であるので、第1のSTA120が第2のSTA150の現在の動作チャネルに切り換わる。第4の例示的な実施形態では、第1のSTA120と第2のSTA150の両方が他方のSTAの現在の動作チャネルをサポートする場合、第2のSTA150がピアSTA(たとえば、TDLSレスポンダ)であるので、第2のSTA150が第1のSTA120の現在の動作チャネルに切り換わる。
図2の例示的な処理の第5の例示的な実施形態では、第1のSTA120または第2のSTA150のいずれも他方のSTAの現在の動作チャネルをサポートしない場合、第1のSTA120および第2のSTA150は、各々が動作することが可能なチャネルを選択する。第5の例示的な実施形態における選択は、第1のSTA120および第2のSTA150内に記憶されている優先順位によって(たとえば、業界標準に従って)、いくつかの共用アルゴリズムによって、上述のメッセージもしくは異なるメッセージの1つなどのメッセージ内で共用される優先順位によって、または何らかの他の技法によって行われることができる。
図2の例示的な処理の第6の例示的な実施形態では、第1の通信チャネルが1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つを含まないとき、1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つが、少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。第7の例示的な実施形態では、1つまたは複数の第3の通信チャネルが1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを含まないとき、1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つが、少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。
図2の例示的な処理の第8の例示的な実施形態では、第1のSTA120が直接リンク設定(たとえば、TDLS直接リンク設定)を開始したとき、1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つが、少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。第9の例示的な実施形態では、第2のSTA150が直接リンク設定(たとえば、TDLS直接リンク設定)を開始したとき、1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つが、少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。第10の例示的な実施形態では、第2のSTA150が直接リンク設定(たとえば、TDLS直接リンク設定)を開始したとき、1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つが、少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。第11の例示的な実施形態では、第1のSTA120が直接リンク設定(たとえば、TDLS直接リンク設定)を開始したとき、1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つが、少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。少なくとも1つの通信チャネルを選択するために、他の選択方法が使用されることもできることが理解されよう。したがって、本明細書に含まれる少なくとも1つの通信チャネルを選択するための例は例示的なものであり、排他的と見なされるべきではない。
特定の実施形態では、関連APを有するチャネルから直接リンクに関連付けられた別のチャネルへ切り換わる前に、第1のSTA120または第2のSTA150は、それぞれ第1のAP110および第2のAP140に対して省電力(たとえば、省電力モード)に入ることができる。たとえば、第1のAP110に対して省電力モードに入る第1のSTA120は、第1のSTA120が省電力モードに入りつつあることを第1のAP110に通知することができ、または省電力モードに入る許可を第1のAP110に要求することができる。通知または要求を受信した後、第1のAP110は、第1のSTA120が省電力モード(たとえば、スリープモード)にあるかのように、第1のSTA120を見なす(たとえば、扱う)ことができる。特定の実施形態では、第1のAP110が通知または要求を受信した後、第1のAP110は、第1のSTA120がスリープモードにあると見なす前に第1のSTA120に指定された第1のAP110にある任意のデータ(たとえば、バッファ内のデータ)を送信することができる。第1のAP110は、第1のSTA120が省電力モードにあると見なす一方で、第1のSTAは、実際には省電力モードではなくアクティブモードにあり、直接リンクに関連付けられた他のチャネルを通じて直接リンクを介して第2のSTA150との通信を行うことができる。第1のAP110が、第1のSTA120がスリープモードにあると見なし、第1のSTA120へデータを送信しようとするとき、第1のAP110は、第1のSTA120に通知する(たとえば、起動を試みる)。
適当なチャネルが選択された後、第2のSTA150は、直接リンクがうまく形成されたか否かを判定するために、選択チャネルを使用して、プローブメッセージ235(たとえば、NULLフレーム)を第1のSTA120へ直接送信することができる。プローブメッセージ235は、第1のAP110または第2のAP140のいずれを介しても送信されない。第1のSTA120は、プローブメッセージ235の受信に基づいて、直接リンクがうまく形成されたと判定することができる。プローブメッセージ235を受信したことに応答して、第1のSTA120は、選択チャネル上の直接リンクを通じて肯定応答メッセージ(ACK)245を第2のSTA150へ送信することができる。第2のSTA150は、ACK245の受信に基づいて直接リンクがうまく形成されたと判定することができ、この直接リンクを通じて通信することができる。
特定の実施形態では、第1のSTA120が、プローブメッセージが受信されないと判定した場合、または第2のSTA150が、ACKメッセージ245が受信されないと判定した場合、第1のSTA120または第2のSTA150は、異なるチャネルを使用して直接リンクの設定を再び試みることができる。特定の実施形態では、第1のSTA120が、プローブメッセージが受信されないと判定した場合、または第2のSTA150が、ACKメッセージ245が受信されないと判定した場合、STA120および第2のSTA150は、第1のAP110および第2のAP140の少なくとも1つを介して通信する。
別の特定の実施形態では、第1のSTA120と第2のSTA150との間の直接接続を試験するために、選択チャネルを通じて、異なるレートで1つまたは複数のプローブメッセージが送られ得る。たとえば、第2のSTA150は、複数のプローブメッセージを第1のSTA120へ送信することができ、各プローブメッセージは、異なるレートで送信される。第1のSTA120が特定のプローブメッセージを受信したとき、第1のSTA120は次いで、特定のプローブメッセージが送信されたレートに対応するレート(たとえば、データレート)で、ACKメッセージ245を第2のSTA150へ送信することができる。
別の特定の実施形態では、チャネル選択230、232は、第1のチャネル情報および第2のチャネル情報に基づいて、複数の通信チャネルを通信のために選択することができる。特定のSTAは、肯定応答メッセージが受信されるまで、複数の通信チャネルの各々を通じてプローブメッセージを送信することができる。たとえば、第1のチャネルおよび第2のチャネルは通信のために選択されることができ、第2のSTA150は、第1のチャネルを通じて第1のプローブメッセージを第1のSTA120へ送信することができる。別の例として、1つまたは複数の第1のプローブメッセージの各々は、第2のSTA150から第1のSTA120へ異なるレートで送られることができる。第2のSTA150が第1のプローブメッセージに応答する肯定応答メッセージを受信しない場合、第2のSTA150は、第2のチャネルを通じて第2のプローブメッセージを送ることができる。特定の実施形態では、第2のSTA150が第2のプローブメッセージに応答する肯定応答メッセージを受信しない場合、第2のSTA150は、プローブメッセージを送ることを停止し、代わりに第1のAP110および第2のAP140を介して第1のSTA120と通信する。別の特定の実施形態では、第2のSTA150が第1のプローブメッセージまたは第2のプローブメッセージのいずれかに応答する肯定応答メッセージを受信しない場合、第2のSTA150は、第1のチャネルおよび第2のチャネルを介してプローブメッセージを送ることを再び試みることができる。
直接リンクに対する選択チャネルは、第1のSTA120と第2のSTA150の一方または両方によって周期的に切り替えられることができる。たとえば、直接リンクは、第1のSTA120の第1のベースチャネルと第2のSTA150の第2のベースチャネルとの間で周期的に切り替えられることができる。特定の実施形態では、直接リンクの動作チャネルを切り替えるために、第1のSTA120は、チャネル切替え要求(たとえば、TDLSチャネル切替え要求)を第2のSTA150へ送信し、第2のSTA150は、チャネル切替え応答(たとえば、TDLSチャネル切替え応答)で応答する。第1のSTA120は、直接リンクの選択チャネルを介して、チャネル切替え要求を第2のSTA150へ送信することができる。代替的に、第1のSTA120は、第1のAP110および第2のAP140の少なくとも1つを介して、チャネル切替え要求を送ることができる。別の特定の実施形態では、第2のSTA150は、チャネル切替え要求を第1のSTA110へ送信することができ、第1のSTA110は、チャネル切替え応答を送信することができる。
特定の実施形態では、直接リンクを確立するために使用される選択チャネルが第1のSTA120のベースチャネルを含むとき、第1のSTA120は、第1のSTA120の別のベースチャネル(たとえば、後続のベースチャネル)へのチャネル切替えを開始することができる。別の特定の実施形態では、直接リンクを確立するために使用される選択チャネルが第1のSTA120のベースチャネルを含むとき、第2のSTA150が、別のチャネルへのチャネル切替えを開始することができる。たとえば、第2のSTA150は、第1のSTA120の別のベースチャネルまたは第1のSTA120が通信することが可能な第2のSTA150のベースチャネルへのチャネル切替えを開始することができる。
2つのSTA間で直接リンクを確立するために使用される選択チャネルが2つのSTAのうちの特定のSTAのベースチャネルを含むとき、この特定のSTAは、関連APに対する省電力モードを出ることができ、特定のAPとトラフィックを交換することができ、1つもしくは複数のビーコンを受信することができ、またはこれらの組合せを行うことができる。特定のSTAはまた、チャネル切替え要求(たとえば、TDLSチャネル切替え要求フレーム)またはチャネル切替え応答(たとえば、TDLSチャネル切替え応答フレーム)を送信する前に、特定のAPに対して省電力(たとえば、省電力モード)に入ることができる。代替的に、他方のSTAが、別のチャネルへの切替え前に別のAPに対して省電力(たとえば、省電力モード)に入ることができる。たとえば、別のチャネルへの切替え前に、第1のSTA120または第2のSTA150は、それぞれAP110およびAP140に対して省電力に入ることができる。
したがって、第1のBSSと第2のBSSとを含むESS内で、第1のSTA120と第2のSTA150との間に直接リンクが確立されることができる。たとえば、第1のSTA120および第2のSTA150は、確立されるべき直接リンクとして使用される通信チャネルを選択するために、チャネル情報を交換することができる。第1のSTA120または第2のSTA150の一方または両方は、直接リンクに対する選択チャネルを使用する前に、選択チャネルを試験するために、プローブメッセージおよび/または肯定応答メッセージを送信することができる。選択された通信が十分に試験された後、第1のSTA120および第2のSTA150が直接通信することを可能にするために、この選択チャネルが直接リンクとして使用されることができる。
図3を参照すると、チャネル情報を使用して拡張サービスセット(ESS)を通じた直接リンク設定を可能にするための方法300の第1の例示的な実施形態の流れ図が示されている。たとえば、同じESS内の2つのSTA間に直接リンクが確立されることができる。特定の実施形態では、2つのSTAは、異なるBSS内に含まれている。
305で、設定要求フレームが送信/受信されることができる。第1のAPの第1のBSSの第1のSTA(たとえば、イニシエータSTA)が、第2のAPの第2のBSSの第2のSTA(たとえば、ピアSTA)へ、この設定要求フレームを送信することができる。設定要求フレーム(たとえば、設定要求メッセージ)は、第1のチャネル情報を含むことができる。たとえば、設定要求フレームは、図2の設定要求205を含むことができる。第1のチャネル情報は、第1のSTAが現在動作している(1つまたは複数の)通信チャネルに関する情報および/または第1のSTAが動作することが可能な(1つまたは複数の)通信チャネルに関する情報を含むことができる。第2のSTAは、第1のAPおよび第2のAPを介して第1のSTAから設定要求フレームを受信することができる。第2のSTAはまた、第1のSTAに関連付けられた第1のチャネル情報を受信および記憶することができる。たとえば、第1のSTAは、図1〜2のSTA120のいずれかを含むことができ、第2のSTAは、図1〜2のSTA150のいずれかを含むことができる。
310で、設定応答フレームが送信/受信されることができる。第2のSTAは、第1のAPおよび第2のAPを介して第1のSTAへ、この設定応答フレーム(たとえば、設定応答メッセージ)を送信することができる。たとえば、設定応答フレームは、図2の設定応答215を含むことができる。設定応答フレームは、第2のチャネル情報を含むことができる。第2のチャネル情報は、第2のSTAが現在動作している(1つまたは複数の)通信チャネルに関する情報および/または第2のSTAが動作することが可能な(1つまたは複数の)通信チャネルに関する情報を含むことができる。第1のSTAは、第1のAPおよび第2のAPを介して第2のSTAから設定応答フレームを受信することができる。第1のSTAはまた、第2のSTAに関連付けられた第2のチャネル情報を受信および記憶することができる。たとえば、第1のSTA、第1のAP、第2のSTA、および第2のAPは、それぞれ図1〜2のSTA120、AP110、STA150、およびAP140を含むことができる。
315で、設定確認フレームが送信/受信されることができる。第1のSTAは、第2のSTAへこの設定確認フレーム(たとえば、設定確認メッセージ)を送信することができる。たとえば、設定確認フレームは、図2の設定確認225を含むことができる。第2のSTAは、第1のAPおよび第2のAPを介して設定確認フレームを受信することができる。
320で、通信のためのチャネルが選択されることができる。STAと第2のSTAの各々で受信したメッセージに基づいて、第1のSTAと第2のSTAの一方または両方は、直接リンクを確立するために用いるチャネルを選択することができる。このチャネルは、第1のチャネル情報、第2のチャネル情報、またはこれらの組合せに少なくとも部分的に基づいて選択されることができる。たとえば、第1のチャネル情報および第2のチャネル情報は、図1の第1のチャネル情報160および第2のチャネル情報170を含むことができる。
325で、デバイス間の直接接続を試験するために、選択チャネルを通じてプローブメッセージが送られることができる。選択チャネルを介する通信(たとえば、接続性)を試験するために、かつ/または選択チャネル(たとえば、選択された通信チャネル)に関連付けられたデータレートを試験するために、選択チャネルを通じてプローブメッセージが送られることができる。第1のSTAと第2のSTAの一方は、選択チャネルを介して他方のSTAへプローブメッセージを送信する(たとえば、送る)ことができる。他方のSTAは、選択チャネルを通じて送信されたこのプローブメッセージを受信することができ、肯定応答メッセージで応答することができる。したがって、第1のSTAおよび/または第2のSTAは、プローブメッセージが送信された後、直接リンクが確立されたかどうか判定することができる。特定の実施形態では、第1のSTAは、プローブメッセージを第2のSTAへ送信し、第2のSTAは、このプローブメッセージを受信したことに応答して、第1のSTAへ肯定応答メッセージを送信する。
特定の実施形態では、選択チャネルのデータレートに応じて、第1のSTAおよび第2のSTAは、その選択チャネルを直接リンクに使用することができ、選択チャネルを介して通信することができる。(たとえば、閾値データレートまたは直接リンクではない代替の通信経路を介するデータレートと比較して)選択チャネルのデータレートが不十分であると判定された場合、第1のSTAおよび第2のSTAは、異なるチャネルを試すことができる。特定の実施形態では、選択チャネルが不十分であるとき、第1のSTAおよび第2のSTAは、その直接リンクを断念し、第1のAPおよび第2のAPの1つまたは複数を介して通信することができる。プローブメッセージ(たとえば、1つまたは複数のプローブメッセージ)の使用については、図5を参照してさらに説明する。
したがって、ESS内では、第1のBSSの第1のSTAと第2のBSSの第2のSTAとの間でチャネル情報が交換されることができる。第1のSTAと第2のSTAの一方または両方は、直接リンクが望ましいとき、選択(たとえば、共通)チャネル(たとえば、通信チャネル)に変更することができる。さらに、共通の通信チャネルに関連付けられたデータレートを試験するために、共通の通信チャネルを介してプローブメッセージが送信されることができる。したがって、第1のSTAと第2のSTAとの間で直接リンクが確立および確証されることができる。
図4を参照すると、チャネル情報を使用して拡張サービスセット(ESS)を通じた直接リンク設定を可能にするための方法400の第2の例示的な実施形態の流れ図が示されている。402で、第1のワイヤレス装置で第1のチャネル情報が記憶されることができる。第1のワイヤレス装置(たとえば、第1のSTA)は、第1のAPに関連付けられることができ、第1のAPの第1のBSS内に含まれることができる。第1のワイヤレス装置は、第1のワイヤレス装置で第1のチャネル情報を判定することができ、または第1のAPから第1のチャネル情報を受信することができる。第1のワイヤレス装置は、第1のワイヤレス装置に関連付けられたメモリで第1のチャネル情報を記憶することができる。第1のチャネル情報は、第1のワイヤレス装置が通信することが可能な1つまたは複数の第1の通信チャネル、および第1のワイヤレス装置が第1のAPを介して通信している1つまたは複数の第2の通信チャネルに関係することができる。たとえば、第1のワイヤレス装置が通信することが可能な1つまたは複数の第1の通信チャネルは、チャネル1〜10を含むことができ、第1のワイヤレス装置が第1のAPを介して通信している1つまたは複数の第2の通信チャネルは、チャネル3および6を含むことができる。たとえば、第1のチャネル情報は、図1のチャネル情報160を含むことができ、第1のワイヤレス装置は、図1〜2のSTA120のいずれかを含むことができる。
404で、第1のワイヤレス装置と第2のワイヤレス装置との間に直接リンクを形成するための直接リンク設定メッセージが、第2のワイヤレス装置から受信されることができる。第2のワイヤレス装置(たとえば、第2のSTA)は、第2のAPに関連付けられることができ、第2のAPの第2のBSS内に含まれることができる。第1のAPおよび第2のAPは、拡張サービスセット(ESS)内に含まれることができ、第1のBSSは、第2のBSSとは異なるものであり得る。第1のワイヤレス装置は、第1のAPおよび第2のAPの少なくとも1つを介して、第2のワイヤレス装置によって送信された直接リンク設定メッセージを受信することができる。たとえば、第2のワイヤレス装置は、図1〜2のSTA150のいずれかを含むことができる。
406で、第2のワイヤレス装置に関連付けられた第2のチャネル情報が受信されることができる。第1のワイヤレス装置は、第1のAPまたは第2のAPの少なくとも1つを介して第2のチャネル情報を受信することができる。第1のワイヤレス装置は、第1のワイヤレス装置に関連付けられたメモリで、受信した第2のチャネルを記憶することができる。第2のチャネル情報は、第2のワイヤレス装置が通信することが可能な1つまたは複数の第3の通信チャネル、および第2のワイヤレス装置が第2のAPを介して通信している1つまたは複数の第4の通信チャネルに関係することができる。たとえば、第2のワイヤレス装置が通信することが可能な1つまたは複数の第3の通信チャネルは、チャネル2、4、6、8、および10を含むことができ、第2のワイヤレス装置が第2のAPを介して通信している1つまたは複数の第4の通信チャネルは、チャネル6および10を含むことができる。第1のワイヤレス装置の1つまたは複数の第2の通信チャネルは、第2のワイヤレス装置の1つまたは複数の第4の通信チャネルとは異なる。たとえば、第1のワイヤレスデバイスが第1のAPを介して通信している1組の通信チャネル(たとえば、チャネル3および6)は、第2のワイヤレス装置が第2のAPを介して通信している1組の通信チャネル(たとえば、チャネル6および10)とは異なる1組のチャネルであり得る。特定の実施形態では、1つまたは複数の第2の通信チャネルは、1つまたは複数の第4の通信チャネルのいずれとも異なる少なくとも1つの特定の通信チャネルを含む。言い換えれば、1つまたは複数の第2の通信チャネルを構成する1組のチャネルは、1つまたは複数の第4の通信チャネルを構成する1組のチャネルとは異なる1組のチャネルであり得る。たとえば、第1のワイヤレス装置が第1のAPを介してチャネル3および6を通じて通信し、第2のワイヤレス装置が第2のAPを介してチャネル6および10を通じて通信しているとき、第1のワイヤレス装置は、第2のワイヤレス装置が第2のAPを介して通信しているチャネル6および10とは異なるチャネルであるチャネル3を通じて通信している。別の特定の実施形態では、1つまたは複数の第2の通信チャネルの各々は、1つまたは複数の第4の通信チャネルのいずれとも異なる。
特定の実施形態では、第2のワイヤレス装置に関連付けられたチャネル情報は直接リンク設定メッセージ内に含まれることができる。たとえば、第1のチャネル情報は、図1のチャネル情報170を含むことができる。第2のチャネル情報は、第2のワイヤレス装置、第2のAP、またはこれらの組合せによって判定されることができる。
408で、第1のワイヤレス装置および/または第2のワイヤレス装置の能力は判定されることができ、410で、第1のチャネル情報および第2のチャネル情報に基づいて、少なくとも1つの通信チャネルを通信のために選択されることができる。第1のワイヤレス装置の能力は、第1のワイヤレス装置のトランシーバの能力を含むことができ、第2のワイヤレス装置の能力は、第2のワイヤレス装置のトランシーバの能力を含むことができる。たとえば、第1のワイヤレス装置の能力を判定することは、第2のトランシーバが通信することが可能な1つもしくは複数の通信チャネルのうちの1つ、および/または第2のトランシーバが第2のアクセスポイントを介して通信している1つもしくは複数の通信チャネルのうちの少なくとも1つで、第1のトランシーバが通信することが可能であるかどうかを判定することを含むことができる。第2のワイヤレス装置の能力を判定することは、第1のトランシーバが通信することが可能な1つもしくは複数の通信チャネルのうちの1つ、および/または第1のトランシーバが第2のアクセスポイントを介して通信している1つもしくは複数の通信チャネルのうちの少なくとも1つで、第2のトランシーバが通信することが可能であるかどうかを判定することを含むことができる。
少なくとも1つの通信チャネルを選択することは、第1のワイヤレス装置が1つもしくは複数の第3の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であるかどうかを判定すること、および/または第2のワイヤレス装置が1つもしくは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であるかどうかを判定することを含むことができる。
特定の実施形態では、少なくとも1つの通信チャネルを選択することは、第2のワイヤレス装置が1つもしくは複数の第1の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であるかどうかを判定すること、および/または第2のワイヤレス装置が1つもしくは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であるかどうかを判定することを含むことができる。別の特定の実施形態では、少なくとも1つの通信チャネルを選択することは、1つまたは複数の第1の通信チャネルと1つまたは複数の第3の通信チャネルとの両方に特定のチャネルが含まれるかどうかを判定することと、その特定のチャネルを少なくとも1つの通信チャネルとして選択することとを含むことができる。
方法400の第1の例示的な実施形態では、第2のワイヤレス装置が1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であると判定したことに基づいて、1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つが少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。たとえば、第2のワイヤレス装置がチャネル2、4、6、8、および10を通じて通信することが可能であり、第1のワイヤレス装置が第1のAPを介してチャネル3および6を通じて通信しているとき、チャネル3および6の少なくとも1つが少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。
方法400の第2の例示的な実施形態では、第2のワイヤレス装置が1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能でないと判定したことに基づいて、1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つが少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。たとえば、第2のワイヤレス装置が、第1のワイヤレス装置が第1のAPを介して通信しているチャネル3および6の少なくとも1つを通じて通信することが可能でないとき、チャネル6および10の少なくとも1つが少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。
方法400の第3の例示的な実施形態では、第2のワイヤレス装置が1つまたは複数の第1の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であると判定したことに基づいて、1つまたは複数の第1の通信チャネルのうちの少なくとも1つが少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。たとえば、第2のワイヤレス装置がチャネル2、4、6、8、および10を通じて通信することが可能であり、第1のワイヤレス装置がチャネル1〜10を通じて通信することが可能であるとき、チャネル1〜10の少なくとも1つが少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。特定の実施形態では、チャネル2、4、6、8、および10の1つが少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。
方法400の第4の例示的な実施形態では、第2のワイヤレス装置が1つまたは複数の第1の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能でないと判定したことに基づいて、1つまたは複数の第3の通信チャネルのうちの少なくとも1つが少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。たとえば、第2のワイヤレス装置が、第1のワイヤレス装置が通信することが可能なチャネル1〜10の少なくとも1つを通じて通信することが可能でないとき、チャネル2、4、6、8、および10の少なくとも1つが少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。
方法400の第5の例示的な実施形態では、第2のワイヤレス装置が1つもしくは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であり、かつ/または第1のワイヤレス装置が1つもしくは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であると判定したことに基づいて、1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つが少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。たとえば、第2のワイヤレス装置がチャネル2、4、6、8、および10を通じて通信することが可能であり、第1のワイヤレス装置が第1のAPを介してチャネル3および6を通じて通信しているとき、チャネル3および6の少なくとも1つが少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。別の例として、第1のワイヤレス装置がチャネル1〜10を通じて通信することが可能であり、第2のワイヤレス装置が第2のAPを介してチャネル6および10を通じて通信しているとき、チャネル3および6の少なくとも1つが少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。
方法400の第6の例示的な実施形態では、第1のワイヤレス装置が1つもしくは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であり、かつ/または第2のワイヤレス装置が1つもしくは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であると判定したことに基づいて、1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つが少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。たとえば、第1のワイヤレス装置がチャネル1〜10を通じて通信することが可能であり、第2のワイヤレス装置が第2のAPを介してチャネル6および10を通じて通信しているとき、チャネル6および10の少なくとも1つが少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。別の例として、第2のワイヤレス装置がチャネル2、4、6、8、10を通じて通信することが可能であり、第1のワイヤレス装置が第1のAPを介してチャネル3および6を通じて通信しているとき、チャネル6および10の少なくとも1つが少なくとも1つの通信チャネルとして選択されることができる。
412で、第1のワイヤレス装置と第2のワイヤレス装置との間に直接リンクが確立されたかどうかが判定されることができる。第1のワイヤレス装置と第2のワイヤレス装置の一方または両方は、直接接続を試験して直接リンクの確立を確証するために、選択チャネルを通じてプローブメッセージが送信されることができる。プローブメッセージを送ったワイヤレス装置へは、応答(たとえば、肯定応答メッセージ)を送信することができる。プローブメッセージおよび応答(たとえば、肯定応答メッセージ)の交換に基づいて、第1のワイヤレス装置と第2のワイヤレス装置の両方は、直接リンクが確立されたかどうかを判定することができる。
したがって、第1のBSSの第1のワイヤレス装置および第2のBSSの第2のワイヤレス装置は、直接リンクの確立を可能にするためのチャネル情報を交換することができる。交換されたチャネル情報に基づいて、直接リンクに使用するための特定のチャネルが選択されることができる。したがって、第1のワイヤレス装置と第2のワイヤレス装置との間に、直接リンクが確立されることができる。
図5を参照すると、チャネル情報を使用して拡張サービスセット(ESS)を通じた直接リンク設定を可能にするための方法500の第3の例示的な実施形態の流れ図が示されている。方法500は、505で、第1のBSSの第1のSTAと第2のBSSの第2のSTAとの間でチャネル情報を交換することを含むことができる。たとえば、第1のSTAおよび第2のSTAは、それぞれ図1〜2のSTA120およびSTA150を含むことができる。
510で、直接リンク通信で使用するためのチャネルが選択されることができる。このチャネルは、第1のSTAおよび第2のSTAが現在動作している(1つまたは複数の)通信チャネルならびに/または第1のSTAおよび第2のSTAが動作することが可能な(1つまたは複数の)通信チャネルに関する情報などのチャネル情報に基づいて選択されることができる。たとえば、第1のSTAが第2のSTAの現在の動作チャネルをサポートしないが、第2のSTAが第1のSTAの現在の動作チャネルをサポートするとき、選択チャネルは、第1のSTAが現在動作しているチャネルであり得る。別の例では、第2のSTAが第1のSTAの現在の動作チャネルをサポートしないが、第1のSTAが第2のSTAの現在の動作チャネルをサポートするとき、選択チャネルは、第2のSTAが現在動作しているチャネルであり得る。さらなる例では、第1のSTAと第2のSTAの両方が他方の局の現在の動作チャネルをサポートするとき、現在の動作チャネルは、第1のSTAまたは第2のSTAのいずれかの現在の動作チャネルとして選択されることができる。さらに別の例では、第1のSTAまたは第2のSTAのいずれも他方の局の現在の動作チャネルをサポートしない場合、第1のSTAと第2のSTAの両方がサポートするチャネルが選択される。特定の実施形態では、選択は、第1のSTAと第2のSTAの各々に記憶されている所定の優先順位、共用のアルゴリズム、発見処理中に共用される優先順位、図2の送信メッセージのうちの1つで共用される優先順位、別の技法、またはこれらの組合せに基づいて実行される。
515で、第1のSTAと第2のSTAとの間の直接接続を試験するために、異なるレートで選択チャネルを通じて1つまたは複数のプローブメッセージが送られることができる。たとえば、第2のSTAは、複数のプローブメッセージを第1のSTAへ送信することができ、各プローブメッセージは、異なるレートで送信される。複数のプローブメッセージのレートは、第2のSTAが送信することが可能な最も高いレートから、第2のSTAが送信することが可能な最も低いレートまでの範囲であり得る。複数のプローブメッセージのレートはまた、第2のSTAが送信することが可能な最も高いレートから、第2のSTAが第1のSTAおよび第2のSTAのBSSに対応する複数のAPを介して第1のSTAと通信することが可能な推定される最も高いレートまでの範囲であり得る。第2のSTAが第1のSTAと通信することが可能な推定される最も高いレートは、第1のSTA、第2のSTA、第1のAP、もしくは第2のAPのハードウェアもしくはソフトウェア、業界標準の制約(たとえば、規制の標準)、干渉、またはチャネル条件のいずれかなどの1つまたは複数の要因に基づいて判定される理論上のデータレートまたは測定されたデータレートに基づくものであり得る。第2のSTAは、第1のBSSのAPおよび第2のBSSのAP(集合的に、「APs」)を介して、第1のSTAがプローブメッセージの少なくとも1つを受信しなかったという指示を受信することができる。第2のSTAがこの指示を受信した場合、直接リンク通信に対して異なるチャネルが選択されることができ、または第1のSTAおよび第2のSTAはAPsを介して通信することができる。
方法500はまた、520で、ACKメッセージが受信されたかどうかを判定することを含むことができる。第1のSTAは、プローブメッセージを受信したことに応答して、第2のSTAへACKメッセージを送ることができる。ACKメッセージは、プローブメッセージが送信されたレートに対応するレート(たとえば、データレート)で送信および受信されることができる。ACKメッセージが受信されないと第2のSTAによって判定された場合、525で、異なるチャネルが通信のために選択されることができ、または第1のSTAおよび第2のSTAは、APs(たとえば、第1のBSSのAPおよび第2のBSSのAP)を介して通信することができる。選択チャネル(たとえば、直接リンク)を介してACKメッセージが受信されたと判定された場合、方法500は、530で、第1のSTAおよび第2のSTAが選択チャネルを介して通信できるレートを判定することを含むことができる。たとえば、第1のSTAおよび第2のSTAが選択チャネルを介して通信できるレートは、ACKメッセージ(またはプローブメッセージ)が送信されたレートに基づくレートであり得る。
特定の実施形態では、第2のSTAは、直接リンクを試験するために、第2のSTAが第1のSTAから肯定応答(ACK)メッセージを受信するまで、第1のSTAへプローブメッセージを複数回送信することができる。たとえば、第2のSTAは、1組の異なるレートで第1のSTAへプローブメッセージを送信することができる。第1の例示的な実施形態では、この1組のレートは、第2のSTAが送信することが可能な最も高いレートから、第2のSTAが送信することが可能な最も低いレートまでの範囲であり得る。第2の例示的な実施形態では、この1組のレートは、第2のSTAが送信することが可能な最も高いレートから、第2のSTAが形成された直接リンクの代わりに第1のAPおよび第2のAPを介して第1のSTAと通信することが可能な推定される最も高いレートまでの範囲であり得る。したがって、第2のSTAは、最初に、第2のSTAが送信することが可能な最も高いレートで、選択チャネル(直接リンク)を通じてプローブメッセージの送信を試みることができる。送信に成功し、第1のSTAが直接リンクを通じて第2のSTAへACKを送信した場合、第1のSTAおよび第2のSTAは、直接リンクの形成に成功したことと、選択チャネルを通じて実現され得る通信レートが第2のSTAが送信することが可能な最も高いレートであることとを確証することができる。
第2のSTAが送信することが可能な最も高いレートで、プローブメッセージの送信が失敗した場合(たとえば、第1のSTAがプローブメッセージを受信せず(たとえば、タイムアウト期間が切れる)、ACKを第2のSTAへ送らない)、第2のSTAは、1組のレートのうちの最も低いレートが試験されるまで、より低いレートで選択チャネルを通じてプローブメッセージを送ることを試す。任意のレートでプローブメッセージの送信が成功した場合(たとえば、第1のSTAがプローブメッセージを受信し、ACKを第2のSTAへ送信する)、直接リンクが形成され、そのチャネルのデータレートは、プローブメッセージがうまく受信されたレートに設定される。任意のレートでプローブメッセージの送信が成功しなかった場合、第1のSTAおよび第2のSTAは、第1のAPおよび第2のAPを介して通信することができる。
方法500はまた、535で、第1のSTAおよび第2のSTAが選択チャネルを介して通信できるレートが、第1のSTAおよび第2のSTAがAPsを介して通信できるレートよりも大きいかどうかを判定することを含む。直接リンクを介する第1のSTAと第2のSTAとの間の通信に関連付けられたレートが、APsを介する第1のSTAと第2のSTAとの間の通信に関連付けられたレートよりも小さいと判定された場合、540で、第1のSTAおよび第2のSTAは、APsを介して通信する(すなわち、直接リンクは使用されない)。直接リンクを介する第1のSTAと第2のSTAとの間の通信に関連付けられたレートが、APsを介する第1のSTAと第2のSTAとの間の通信に関連付けられたレートよりも大きいと判定された場合、545で、第1のSTAおよび第2のSTAは、選択チャネルを介して直接通信する。
プローブメッセージを送信するための1組のレートが、第2のSTAが送信することが可能な最も高いレートから、第2のSTAが第1のAPおよび第2のAPを介して第1のSTAと通信することが可能な推定される最も高いレートまでの範囲である場合、第1のSTAおよび第2のSTAは、プローブメッセージおよびACKの受信に基づいて直接リンクが形成されたというあらゆる判定が、第1のSTAおよび第2のSTAが第1のAPおよび第2のAPを介するよりも高いレートで直接リンクを通じて通信できることを意味すると判定することができる。したがって、第1のSTAおよび第2のSTAは、第1のAPおよび第2のAPを介して通信する代わりに、直接リンクを通信に使用することができる。
プローブメッセージを送信するための1組のレートが、第2のSTAが送信することが可能な最も高いレートから、第2のSTAが送信することが可能な最も低いレートまでの範囲である場合、第2のSTAおよび第1のSTAは、直接リンクを使用するか(プローブメッセージがうまく受信された場合)、それとも第1のAPおよび第2のAPを介して通信するかを判定することができる。たとえば、第1のSTAおよび/または第2のSTAは、どのレートでプローブメッセージがうまく受信されたかを判定し、そのレートと、第1のSTAおよび/または第2のSTAが第1のAPおよび第2のAPを介して通信できる推定されるレートとを比較することができる。プローブメッセージがうまく受信されたレートが推定されるレートよりも大きい場合、第1のSTAおよび第2のSTAは、直接リンクを利用することができる。特定の実施形態では、プローブメッセージがうまく受信されたレートが推定されるレートよりも小さい場合、第1のSTAおよび第2のSTAは、直接リンクを解体し(tear down)、第1のAPおよび第2のAPを介して通信することができる。別の特定の実施形態では、プローブメッセージがうまく受信されたレートが推定されるレートよりも小さい場合、第1のSTAおよび第2のSTAは、直接リンクを解体し、直接リンクの確立を試みるために用いる異なるチャネルを選択することができる。
したがって、第1のSTAおよび第2のSTAは、チャネル情報を交換し、交換したチャネル情報に基づいて、直接リンク通信で使用するためのチャネルを選択することができる。通信を確証するために、かつ/または選択チャネルのデータレートを試験するために、第1のSTAと第2のSTAとの間では、1つまたは複数のプローブメッセージが送信されることができる。選択チャネルのデート(date)レートに基づいて、第1のSTAおよび第2のSTAは、選択チャネルを直接リンクに使用し、直接リンク通信に使用するために異なるチャネルを選択し、または第1のAPおよび第2のAPの少なくとも1つを介して通信することができる。したがって、第1のSTAと第2のSTAとの間で、直接リンクが選択的に確立されることができる。
図6を参照すると、チャネル情報を使用して拡張サービスセット(ESS)を通じた直接リンク設定を可能にするための方法600の第4の例示的な実施形態の流れ図が示されている。方法600は、602で、第1のBSSが第2のBSSとは異なる場合、第1のAPを含む第1のBSSの第1のSTAで、第2のAPを含む第2のBSSの第2のSTAに関連付けられたチャネル情報を受信することを含むことができる。また、第1のSTAで、第1のSTAに関連付けられたチャネル情報が判定されることができる。たとえば、第1のSTA、第1のAP、第2のSTA、および第2のAPは、それぞれ図1〜2のSTA120、AP110、STA150、およびAP140を含むことができる。
604で、第2のSTAに関連付けられたチャネル情報に基づいて、第1のSTAと第2のSTAとの間に直接リンクを確立するためのチャネルが選択されることができ、606で、選択チャネルを介して少なくとも1つのプローブメッセージが第2のSTAへ送られることができる。少なくとも1つのプローブメッセージを送ることは、選択チャネルを介して第2のSTAへ複数のプローブメッセージを送ることを含むことができる。特定の実施形態では、複数のプローブメッセージのうちの各プローブメッセージは、異なるデータ送信レートで送られる。複数のプローブメッセージは、データ送信レートの範囲で送られることができる。たとえば、データ送信レートの範囲は、チャネルを介して達成可能なデータ送信レートから、第1のAPおよび第2のAPを介して達成可能なデータ送信レートまでの範囲であり得る。
608で、少なくとも1つのプローブメッセージを送った後、直接リンクが確立されたかどうかの判定が行われることができる。この判定は、第2のSTAによって少なくとも1つのプローブメッセージが受信されたか否かに基づいて行われることができる。チャネルを介して直接リンクが確立されないと判定したことに基づいて、異なるチャネルが選択されることができ、異なるチャネルを介して第2のSTAへプローブメッセージが送られることができる。
610で、直接リンクを使用するかどうかの判定が行われることができる。直接リンクを使用するかどうかを判定することは、チャネルを介する第1のSTAと第2のSTAとの間の通信に関連付けられた第1のデータ送信レートを判定することと、第1のAPおよび第2のAPを介して第1のSTAと第2のSTAとの間で通信するための第2のデータ送信レートを判定することとを含むことができる。直接リンクを使用するかどうかを判定するために、第1のデータ送信レートは、第2のデータ送信レートと比較されることができる。たとえば、第1のデータ送信レートが第2のデータ送信レート以上であるとき、第1のSTAおよび第2のSTAは、直接リンクを介して通信することができる。別の例として、第2のデータ送信レートが第1の送信レート以上であるとき、第1のSTAおよび第2のSTAは、第1のAPおよび第2のAPを介して通信することができる。代替実施形態では、直接リンクを使用するかどうかの判定は、第1の送信レートと閾値送信レートの比較に基づき得る。たとえば、第1の送信レートが閾値送信レートを満たす(たとえば、閾値送信レート以上である)とき、第1のSTAおよび第2のSTAは、直接リンクを介して通信することができる。
本明細書に説明する図3の方法300、図4の方法400、図5の方法500、および図6の方法600などの方法は単なる例示であることを、当業者には理解されたい。本明細書の開示に対する一貫性を維持したままで、方法(たとえば、処理)のステップの1つもしくは複数が除去されることができ、追加のステップが追加されることができ、ステップの順序が変更されることができ、またはこれらの組合せを行うことができる。
図3の方法300、図4の方法400、図5の方法500、図6の方法600、またはこれらの任意の組合せは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)デバイス、特定用途向け集積回路(ASIC)、中央処理装置(CPU)などの処理ユニット、デジタル信号プロセッサ(DSP)、コントローラ、別のハードウェアデバイス、ファームウェアデバイス、またはこれらの任意の組合せによって実施されることができ、または他の方法で実行されることができる。一例として、図3の方法300、図4の方法400、図5の方法500、図6の方法600、またはこれらの任意の組合せは、図7に関して説明するように、メモリ706内に記憶されている命令を実行するプロセッサ(たとえば、プロセッサ704またはプロセッサ720)によって開始されることができる。
図7は、図1のシステム100内で用いられ得るワイヤレスデバイス702を含むシステム700を示す図である。ワイヤレスデバイス702は、本明細書に説明する図3〜6の方法などの様々な方法を実施するように構成され得るデバイスの一例である。ワイヤレスデバイス702は、図1〜2のAP110、140またはSTA120、150を含むことができる。
ワイヤレスデバイス702は、プロセッサ704、メモリ706、信号検出器718、トランシーバ714、およびデジタル信号プロセッサ(DSP)720などの様々な構成要素を含むことができる。ワイヤレスデバイス702はまた、送信器710と受信器712とを含む筐体(housing)708を含むことができる。ワイヤレスデバイス702の様々な構成要素は、バスシステム722を介してともに結合されることができる。バスシステム722は、電力バス、制御信号バス、状態信号バス、データバス、またはこれらの組合せを含むことができる。
プロセッサ704は、ワイヤレスデバイス702の動作を制御することができる。プロセッサ704はまた、中央処理装置(CPU)と呼ぶこともできる。メモリ706は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、またはこれらの組合せを含むことができ、プロセッサ704へ命令および/またはデータを提供することができる。メモリ706の一部分はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含むことができる。プロセッサ704は、メモリ706またはワイヤレスデバイス702の外部にある別のメモリ(図示せず)内に記憶されているプログラム命令に基づいて、論理および算術動作を実行することができる。メモリ706内の命令は、図3〜6の方法など、本明細書に説明する方法を実施するように実行可能であり得る。さらに、メモリ706は、プロセッサ704および/またはプロセッサ720のいずれかによって実行可能なソフトウェアを含む(たとえば、記憶する)ことができる。特定の実施形態では、プロセッサ704およびDSP720は、プロセッサ704とDSP720の各々の1つまたは複数の機能を実行するように構成された単一のプロセッサ内に含まれることができる。
送信器710および受信器712は、ワイヤレスデバイス702と遠隔ロケーションとの間のデータの送信および受信を許容することができる。送信器710と受信器712は組み合わせて、1つのトランシーバ714にされることができる。筐体708には、複数の送信アンテナ716が取り付けられ得る。複数の送信アンテナ716の各々は、トランシーバ714に電気的に結合されることができる。ワイヤレスデバイス702はまた、複数の送信器、複数の受信器、および複数のトランシーバを含むことができる(図示せず)。特定の実施形態では、トランシーバ714は、プロセッサ704および/またはDSP720に結合されたワイヤレスインターフェース(図示せず)内に含まれることができる。特定の実施形態では、プロセッサ704またはDSP720は、トランシーバ714を介してデバイス700と別のデバイスとの間の直接リンクの確立を開始するように構成されることができる。トランシーバ714は、通信チャネルのデータレートを試験するために、選択された通信チャネル(たとえば、直接リンクとして使用される)を通じてプローブメッセージを送信するように構成されることができる。
トランシーバ714を介して受信した信号のレベルを検出および定量化するために、信号検出器718が使用されることができる。たとえば、信号検出器718は、総エネルギーと、シンボルごとのサブキャリアごとのエネルギーと、電力スペクトル密度と、他の信号とを検出することができる。ワイヤレスデバイス702はまた、信号(たとえば、通信信号)を処理する際に使用するためのデジタル信号プロセッサ(DSP)720を含むことができる。
例示的な実施形態では、プロセッサ704またはDSP720は、メモリ706などの非一時的コンピュータ可読媒体で記憶されているプロセッサ実行可能命令(たとえば、コンピュータ実行可能命令)を実行するように構成されることができ、プロセッサ実行可能命令は、第1のワイヤレス装置が通信することが可能な1つまたは複数の第1の通信チャネル、および第1のワイヤレス装置が第1のアクセスポイントを介して現在通信している1つまたは複数の第2の通信チャネルに関する第1のチャネル情報を第1のワイヤレス装置で記憶することをプロセッサ704またはDSP720などのコンピュータに実行させるように実行可能である。プロセッサ実行可能命令は、第1のワイヤレス装置と第2のワイヤレス装置との間に直接リンクを形成する処理の一部として、第2のワイヤレス装置から直接リンク設定メッセージを受信することをプロセッサ704またはDSP720などのコンピュータに実行させるようにさらに実行可能である。直接リンク設定メッセージは、第2のワイヤレス装置が通信することが可能な1つまたは複数の第3の通信チャネル、および第2のワイヤレス装置が第2のアクセスポイントを介して現在通信している1つまたは複数の第4の通信チャネルに関する第2のチャネル情報を含む。1つまたは複数の第2の通信チャネルは、1つまたは複数の第4の通信チャネルとは異なる。プロセッサ実行可能命令は、第1のチャネル情報および第2のチャネル情報に基づいて、少なくとも1つの通信チャネルを通信のために選択することをプロセッサ704またはDSP720などのコンピュータに実行させるようにさらに実行可能である。
別の例示的な実施形態では、プロセッサ704またはDSP720は、メモリ706などの非一時的コンピュータ可読媒体で記憶されているプロセッサ実行可能命令(たとえば、コンピュータ実行可能命令)を実行するように構成されることができ、プロセッサ実行可能命令は、第1のアクセスポイントを含む第1の基本サービスセットの第1の局で、第2のアクセスポイントを含む第2の基本サービスセットの第2の局に関連付けられたチャネル情報を受信することをプロセッサ704またはDSP720などのコンピュータに実行させるように実行可能である。第1の基本サービスセットは、第2の基本サービスセットとは異なる。プロセッサ実行可能命令は、第2の局に関連付けられたチャネル情報に基づいて、第1の局と第2の局との間に直接リンクを確立するためのチャネルを選択することをプロセッサ704またはDSP720などのコンピュータに実行させるようにさらに実行可能である。プロセッサ実行可能命令は、選択チャネルを介して少なくとも1つのプローブメッセージを第2の局へ送ることと、少なくとも1つのプローブメッセージを送った後、直接リンクが確立されたと判定することとをプロセッサ704またはDSP720などのコンピュータに実行させるようにさらに実行可能である。
ワイヤレスデバイス702は、1つまたは複数の任意選択の構成要素(図示せず)を含むことができる。たとえば、ワイヤレスデバイスは、表示コントローラを含むことができる。表示コントローラは、プロセッサ704、DSP720、バスシステム722、またはこれらの組合せに結合されることができる。表示コントローラは、表示デバイスに結合されることができ、表示デバイスは、ワイヤレスデバイス702内に含まれ、またはワイヤレスデバイス702の外部にあり得る。ワイヤレスデバイス702はまた、符号器/復号器(CODEC)を含むことができ、CODECはまた、プロセッサ704、DSP720、バスシステム722、またはこれらの組合せに結合されることができる。CODECには、スピーカおよびマイクロフォンが結合されることができる。
特定の実施形態では、プロセッサ704、DSP720、メモリ706、ワイヤレストランシーバ714、および信号検出器718は、ワイヤレスデバイス702内に含まれるシステムインパッケージまたはシステムオンチップデバイス内に含まれる。特定の実施形態では、システムオンチップデバイスに入力デバイスおよび電源が結合される。その上、特定の実施形態では、表示デバイス、入力デバイス、スピーカ、マイクロフォン、アンテナ716、および電源は、システムオンチップデバイスの外部にある。しかしながら、表示デバイス、入力デバイス、スピーカ、マイクロフォン、アンテナ716、および電源の各々は、インターフェースまたはコントローラなどのワイヤレスデバイス702のシステムオンチップデバイスの構成要素に結合されることができる。
図8は、図1のワイヤレス通信システム100内で用いられ得る例示的なワイヤレスデバイス800の構成要素の機能ブロック図である。ワイヤレスデバイス800の構成要素は、図1〜2のAP110、140またはSTA120、150および図6のワイヤレスデバイス602内に含まれることができる。ワイヤレスデバイス800は、トランシーバモジュール802と選択モジュール804とを含むことができる。
トランシーバモジュール802は、他のデバイスとの間でデータのフレームを送信/受信するように構成されることができる。トランシーバモジュール802は、図1〜7を参照して説明した1つまたは複数の機能を実行するように構成されることができる。トランシーバモジュール802は、たとえば図7の送信器710、受信器712、トランシーバ714、信号検出器718、プロセッサ704、および/またはDSP720に対応することができる。
選択モジュール804は、別のデバイス(たとえば、別のSTA)との通信のための通信チャネルを選択するように構成されることができる。選択モジュール804は、図1〜7を参照して説明した機能を実行するように構成されることができる。選択モジュール804は、たとえば図7のプロセッサ704、DSP720、および/または信号検出器718に対応することができる。
説明した実施形態の1つまたは複数とともに、通信するための第2の手段と情報を通信するための第1の手段を含むことができる装置が開示され、通信するための第1の手段は、通信するための第1の手段と通信するための第2の手段との間に直接リンクを形成することの一部として、通信するための第2の手段から直接リンク設定メッセージを受信するように構成された。通信するための第2の手段と情報を通信するための第1の手段は、図7の送信器710、受信器712、トランシーバ714、信号検出器718、プロセッサ704、DSP720、図8のトランシーバモジュール802、通信するための第2の手段と情報を通信するように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。
装置はまた、通信するための第1の手段が通信することが可能な1つまたは複数の第1の通信チャネル、および通信するための第1の手段が通信している1つまたは複数の第2の通信チャネルに関する第1のチャネル情報を記憶するための手段を含むことができる。第1のチャネル情報を記憶するための手段は、図7のメモリ706、第1のチャネル情報を記憶するように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。
装置はまた、第1のチャネル情報および第2のチャネル情報に基づいて、少なくとも1つの通信チャネルを通信のために選択するための手段を含むことができる。少なくとも1つの通信チャネルを選択するための手段は、図7のプロセッサ704、DSP720、信号検出器718、図8の選択モジュール804、少なくとも1つの通信チャネルを選択するように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。
装置はまた、少なくとも1つの通信チャネルを通じてデータレートを試験するために選択された少なくとも1つの通信チャネルを通じてプローブメッセージを送信するための手段を含むことができる。この送信するための手段は、図7の送信器710、受信器712、トランシーバ714、信号検出器718、プロセッサ704、DSP720、図8のトランシーバモジュール802、プローブメッセージを送信するように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。
装置はまた、通信するための第2の手段が通信することが可能な1つまたは複数の第3の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信するための第1の手段が通信することが可能であるかどうかを判定するための手段を含むことができる。この判定するための手段は、図7のプロセッサ704、DSP720、信号検出器718、図8の選択モジュール804、通信するための第2の手段が通信することが可能な1つもしくは複数の第3の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信するための第1の手段が通信することが可能であるかどうかを判定するように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。
装置はまた、通信するための第2の手段が第2のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信するための第1の手段が通信することが可能であるかどうかを判定するための手段を含むことができる。この判定するための手段は、図7のプロセッサ704、DSP720、信号検出器718、図8の選択モジュール804、通信するための第2の手段が第2のアクセスポイントを介して通信している1つもしくは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信するための第1の手段が通信することが可能であるかどうかを判定するように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。
装置はまた、通信するための第1の手段が通信することが可能な1つまたは複数の第1の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信するための第2の手段が通信することが可能であるかどうかを判定するための手段を含むことができる。この判定するための手段は、図7のプロセッサ704、DSP720、信号検出器718、図8の選択モジュール804、通信するための第1の手段が通信することが可能な1つもしくは複数の第1の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信するための第2の手段が通信することが可能であるかどうかを判定するように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。
装置はまた、通信するための第1の手段が第1のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信するための第2の手段が通信することが可能であるかどうかを判定するための手段を含むことができる。この判定するための手段は、図7のプロセッサ704、DSP720、信号検出器718、図8の選択モジュール804、通信するための第1の手段が第1のアクセスポイントを介して通信している1つもしくは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信するための第2の手段が通信することが可能であるかどうかを判定するように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。
説明した実施形態の1つまたは複数とともに、第1のアクセスポイントを含む第1の基本サービスセットの第1の局で、第2のアクセスポイントを含む第2の基本サービスセットの第2の局に関連付けられたチャネル情報を受信するための手段を含むことができる別の装置が開示される。この受信するための手段は、図7の受信器712、トランシーバ714、信号検出器718、プロセッサ704、DSP720、図8のトランシーバモジュール802、チャネル情報を受信するように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。
装置はまた、第2の局に関連付けられたチャネル情報に基づいて、第1の局と第2の局との間に直接リンクを確立するためのチャネルを選択する手段を含むことができる。この選択するための手段は、図7のプロセッサ704、DSP720、信号検出器718、図8の選択モジュール804、チャネルを選択するように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。
装置はまた、選択チャネルを介して第2の局へ少なくとも1つのプローブメッセージを送るための手段を含むことができる。この送るための手段は、図7の送信器710、トランシーバ714、信号検出器718、プロセッサ704、DSP720、図8のトランシーバモジュール802、選択チャネルを介して第2の局へ少なくとも1つのプローブメッセージを送るように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。
装置はまた、少なくとも1つのプローブメッセージを送った後、直接リンクが確立されたと判定するための手段を含むことができる。この判定するための手段は、図7のプロセッサ704、DSP720、信号検出器718、図8の選択モジュール804、少なくとも1つのプローブメッセージを送った後、直接リンクが確立されたと判定するように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。
装置はまた、第1の局に関連付けられたチャネル情報を第1の局で判定するための手段を含むことができる。この判定するための手段は、図7のプロセッサ704、DSP720、信号検出器718、図8の選択モジュール804、第1の局に関連付けられたチャネル情報を判定するように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。
装置はまた、第1の局に関連付けられたチャネル情報を第1の局で記憶するための手段を含むことができる。この記憶するための手段は、図7のメモリ706、第1の局に関連付けられたチャネル情報を記憶するように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。
装置はまた、チャネルを介して第1の局と第2の局との間で通信するための第1のデータ送信レートを判定するための手段を含むことができる。この判定するための手段は、図7のプロセッサ704、DSP720、および信号検出器718、図8の選択モジュール804、チャネルを介して第1の局と第2の局との間で通信するための第1のデータ送信レートを判定するように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。
装置はまた、第1のアクセスポイントおよび第2のアクセスポイントを介して第1の局と第2の局との間で通信するための第2のデータ送信レートを判定するための手段を含むことができる。この判定するための手段は、図7のプロセッサ704、DSP720、信号検出器718、図8の選択モジュール804、第1のアクセスポイントおよび第2のアクセスポイントを介して第1の局と第2の局との間で通信するための第2のデータ送信レートを判定するように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。
装置はまた、第1のデータ送信レートと第2のデータ送信レートとを比較するための手段を含むことができる。この比較するための手段は、図7のプロセッサ704、DSP720、信号検出器718、図8の選択モジュール804、第1のデータ送信レートと第2のデータ送信レートとを比較するように構成された1つもしくは複数の他のデバイスもしくは回路(たとえば、比較器)、またはこれらの任意の組合せを含むことができる。
開示する実施形態の1つまたは複数は、デバイス700またはデバイス800などのシステムまたは装置内で実施されることができ、このシステムまたは装置は、通信デバイス、固定ロケーションデータユニット、移動ロケーションデータユニット、モバイル電話、セルラー電話、コンピュータ、タブレット、携帯型コンピュータ、またはデスクトップコンピュータを含むことができる。加えて、システムまたは装置は、セットトップボックス、エンターテイメントユニット、ナビゲーションデバイス、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、モニタ、コンピュータモニタ、テレビジョン、チューナ、ラジオ、衛星ラジオ、音楽プレーヤ、デジタル音楽プレーヤ、携帯型音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、デジタルビデオプレーヤ、デジタルビデオディスク(DVD)プレーヤ、携帯型デジタルビデオプレーヤ、データもしくはコンピュータ命令を記憶もしくは検索する任意の他のデバイス、またはこれらの組合せを含むことができる。別の例示的で非限定的な例として、システムまたは装置は、モバイル電話などの遠隔ユニット、手持ち式(hand-held)パーソナル通信システム(PCS)ユニット、パーソナルデータアシスタントなどの携帯型データユニット、全地球測位システム(GPS)対応デバイス、ナビゲーションデバイス、検針機器などの固定ロケーションデータユニット、またはデータもしくはコンピュータ命令を記憶もしくは検索する任意の他のデバイス、あるいはこれらの任意の組合せを含むことができる。図1〜8の1つまたは複数は、本開示の教示によるシステム、装置、および/または方法を示すことができるが、本開示は、これらの図示のシステム、装置、および/または方法に限定されるものではない。本開示の実施形態は、メモリと、プロセッサと、オンチップ回路とを含む集積回路を含む任意のデバイス内で、適切に用いられ得る。
「第1の」、「第2の」などの名称を使用して本明細書の要素に言及することは、それらの要素の数量または順序を全体として限定するのではないことを理解されたい。むしろ、これらの名称は、2つ以上の要素または要素の例を区別する好都合な方法として、本明細書で使用されることができる。したがって、第1および第2の要素に対する言及は、2つの要素だけが用いられ得ること、または何らかの方法で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。また、別段の指定がない限り、1組の要素は、1つまたは複数の要素を備えることができる。さらに、本説明または特許請求の範囲で使用する「A、B、またはCの少なくとも1つ」という形式の術語は、「AまたはBまたはCまたはこれらの要素の任意の組合せ」を意味する。
本明細書では、「判定」という用語は、多種多様な動作を包含する。たとえば、「判定」することは、計算すること、演算すること、処理すること、導出すること、調査すること、探索すること(たとえば、表、データベース、または別のデータ構造内を探索すること)、確定することなどを含むことができる。また、「判定」することは、受信すること(たとえば、情報を受信すること)、アクセスすること(たとえば、メモリ内のデータにアクセスすること)などを含むことができる。また、「判定」することは、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立することなどを含むことができる。さらに、本明細書では、「チャネル幅」は、特定の態様で、帯域幅を包含することができ、または帯域幅と呼ばれることもできる。
本明細書では、項目の一覧の「少なくとも1つ」に言及する語句は、単一の部材を含むそれらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cを含むものとする。
様々な例示的な構成要素、ブロック、構成、モジュール、回路、およびステップについて、全体として機能性の点から上記に説明した。そのような機能性がハードウェアとして実施されるか、それともプロセッサ実行可能命令として実施されるかは、全体的なシステムに課される特定の用途および設計上の制約に依存する。加えて、上記の方法の様々な動作は、様々なハードウェアおよび/または(1つもしくは複数の)ソフトウェア構成要素、回路、および/または(1つもしくは複数の)モジュールなど、これらの動作を実行することが可能な任意の適した手段によって実行されることができる。通常、図1〜8に関して示した任意の動作は、これらの動作を実行することが可能な対応する機能手段によって実行されることができる。当業者であれば、各特定の用途に対して様々な方法で上記の機能性を実施することができるが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を招くと解釈されるべきではない。
本明細書に開示する実施形態に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、構成、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、本明細書に説明する機能を実行するように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、離散ゲートもしくはトランジスタ論理、離散ハードウェア構成要素(たとえば、電子ハードウェア)、プロセッサによって実行されるコンピュータソフトウェア、またはこれらの任意の組合せを用いて実施または実行できることが、当業者であればさらに理解されよう。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができるが、代替形態では、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサはまた、演算デバイスの組合せ、たとえばDSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、1つまたは複数のマイクロプロセッサとDSPコア、または任意の他のそのような構成として実施することができる。
1つまたは複数の態様では、上記の機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組合せで実施することができる。ソフトウェアで実施される場合、これらの機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶することができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの伝達を容易にする任意の媒体を含むコンピュータ可読記憶媒体および通信媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体とすることができる。
限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読記憶媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM(登録商標))、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、コンパクトディスク読取り専用メモリ(CD−ROM)、他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、もしくは他の磁気記憶デバイス、または命令もしくはデータ構造の形で所望のプログラムコードを記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を備えることができる。代替形態では、コンピュータ可読媒体(たとえば、記憶媒体)は、プロセッサに一体化することができる。プロセッサおよび記憶媒体は、特定用途向け集積回路(ASIC)内に常駐することができる。ASICは、演算デバイスまたはユーザ端末内に常駐することができる。代替形態では、プロセッサおよび記憶媒体は、演算デバイスまたはユーザ端末内に個別の構成要素として常駐することができる。
また、あらゆる接続は、正しくはコンピュータ可読媒体と呼ばれる。たとえば、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、これらの同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書では、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)が通常はデータを磁気的に再生するのに対して、ディスク(disc)はレーザを用いて光学的にデータを再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形の媒体)を備えることができる。さらに、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は、一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、信号)を備えることができる。上記の組合せもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
本明細書に開示する方法は、上記の方法を実現するための1つまたは複数のステップまたは動作を備える。方法ステップおよび/または動作は、特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく、互いに入れ替えることができる。言い換えれば、ステップまたは動作の特有の順序が指定されない限り、特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく、特有のステップおよび/または動作の順序および/または用途を修正することができる。
したがって、特定の態様は、本明細書に示す動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を備えることができる。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、記憶(および/または符号化)された命令を有するコンピュータ可読記憶媒体を備えることができ、これらの命令は、本明細書に説明する動作を実行するように1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。特定の態様の場合、コンピュータプログラム製品は包装材料を含むことができる。
ソフトウェアまたは命令はまた、送信媒体を通じて送信することができる。たとえば、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、これらの同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、送信媒体の定義に含まれる。
さらに、本明細書に説明する方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適当な手段は、ユーザ端末および/または基地局によって適宜ダウンロードでき、かつ/または他の方法で入手できることを理解されたい。代替的に、本明細書に説明する様々な方法は、記憶手段(たとえば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピー(登録商標)ディスクなどの物理的記憶媒体)を介して提供することができる。その上、本明細書に説明する方法および技法をデバイスに提供するための任意の他の適した技法を利用することができる。
特許請求の範囲は、上記の正確な構成および構成要素に限定されるものではないことを理解されたい。開示する実施形態についての前述の説明は、開示する実施形態を当業者が作製または使用することを可能にするために提供される。上記は本開示の態様を対象とするが、本開示の基本的な範囲から逸脱することなく、本開示の他のさらなる態様を考案することができ、この範囲は、次の特許請求の範囲によって決定される。本開示または特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく、本明細書に説明する実施形態の構成、動作、および詳細において、様々な修正、変更、および変形を加えることができる。したがって、本開示は、本明細書の実施形態に限定されるものではなく、次の特許請求の範囲に定義する原理および新規な特徴ならびにそれらの均等物に一貫した可能な限り広い範囲が与えられるべきである。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
第1のワイヤレス装置を動作させる方法であって、
第1のチャネル情報を記憶することであって、前記第1のチャネル情報は、前記第1のワイヤレス装置が通信することが可能な1つまたは複数の第1の通信チャネル、および前記第1のワイヤレス装置が第1のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第2の通信チャネル、に関係する、記憶することと、
前記第1のワイヤレス装置と第2のワイヤレス装置との間に直接リンクを形成するために、直接リンク設定メッセージを前記第2のワイヤレス装置から受信することであって、前記直接リンク設定メッセージは第2のチャネル情報を備え、前記第2のチャネル情報は、前記第2のワイヤレス装置が通信することが可能な1つまたは複数の第3の通信チャネル、および前記第2のワイヤレス装置が第2のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第4の通信チャネル、に関係する、受信することと、
前記第1のチャネル情報および前記第2のチャネル情報に基づいて、少なくとも1つの通信チャネルを通信のために選択することと
を備える方法。
[C2]
前記少なくとも1つの通信チャネルのデータレートを試験するために、前記選択された少なくとも1つの通信チャネルを通じてプローブメッセージを送信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記プローブメッセージを送信した後、前記直接リンクが確立されたかどうかを判定することをさらに備える、C2に記載の方法。
[C4]
前記少なくとも1つの通信チャネルのデータレートを試験するために、前記選択された少なくとも1つの通信チャネルを通じてプローブメッセージを受信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記第1のワイヤレス装置が、前記第1のアクセスポイントに関連付けられた第1の基本サービスセット内に含まれ、前記第2のワイヤレス装置が、前記第2のアクセスポイントに関連付けられた第2の基本サービスセット内に含まれ、前記第1の基本サービスセットが前記第2の基本サービスセットとは異なる、C1に記載の方法。
[C6]
前記第1のアクセスポイントおよび前記第2のアクセスポイントを介して前記第2のワイヤレス装置から前記直接リンク設定メッセージを受信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C7]
拡張サービスセットが、少なくとも前記第1のアクセスポイントと前記第2のアクセスポイントとを含む、C1に記載の方法。
[C8]
前記少なくとも1つの通信チャネルを選択することが、
前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であるかどうかを判定することと、
前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であると判定したことに基づいて、前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択することと
を備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記少なくとも1つの通信チャネルを選択することが、
前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であるかどうかを判定することと、
前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能でないと判定したことに基づいて、前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択することと
を備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記少なくとも1つの通信チャネルを選択することが、
前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第1の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であるかどうかを判定することと、
前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第1の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であると判定したことに基づいて、前記1つまたは複数の第1の通信チャネルのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択することと
を備える、C1に記載の方法。
[C11]
前記少なくとも1つの通信チャネルを選択することが、
前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第1の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であるかどうかを判定することと、
前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第1の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能でないと判定したことに基づいて、前記1つまたは複数の第3の通信チャネルのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択することと
を備える、C1に記載の方法。
[C12]
前記少なくとも1つの通信チャネルを選択することが、
前記第1のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であるかどうかを判定することと、
前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であるかどうかを判定することと、
前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であり、かつ前記第1のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であると判定したことに基づいて、前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択することと
を備える、C1に記載の方法。
[C13]
前記少なくとも1つの通信チャネルを選択することが、
前記1つまたは複数の第1の通信チャネルと前記1つまたは複数の第3の通信チャネルとの両方に特定のチャネルが含まれるかどうかを判定することと、
前記特定のチャネルを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択することと
を備える、C12に記載の方法。
[C14]
第1のトランシーバと第2のトランシーバとの間に直接リンクを形成することの一部として、前記第2のトランシーバから直接リンク設定メッセージを受信するように構成された第1のトランシーバと、
前記第1のトランシーバが通信することが可能な1つまたは複数の第1の通信チャネル、および前記第1のトランシーバが第1のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第2の通信チャネルに関する第1のチャネル情報を記憶するように構成されたメモリであって、前記直接リンク設定メッセージが、前記第2のトランシーバが通信することが可能な1つまたは複数の第3の通信チャネル、および前記第2のトランシーバが第2のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第4の通信チャネルに関する第2のチャネル情報を備える、メモリと、
前記第1のチャネル情報および前記第2のチャネル情報に基づいて、少なくとも1つの通信チャネルを通信のために選択するように構成されたプロセッサと
を備える装置。
[C15]
前記1つまたは複数の第2の通信チャネルが、前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのいずれとも異なる少なくとも1つの特定の通信チャネルを含む、C14に記載の装置。
[C16]
前記プロセッサが、
前記第2のトランシーバが前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定すること、および
前記第2のトランシーバが前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であると判定したことに基づいて、前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択すること
によって、前記少なくとも1つの通信チャネルを選択するように構成される、C14に記載の装置。
[C17]
前記プロセッサが、
前記第2のトランシーバが前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定すること、および
前記第2のトランシーバが前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能でないと判定したことに基づいて、前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択すること
によって、前記少なくとも1つの通信チャネルを選択するように構成される、C14に記載の装置。
[C18]
前記プロセッサが、
前記第1のトランシーバが前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定すること、および
前記第1のトランシーバが前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であると判定したことに基づいて、前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択すること
によって、前記少なくとも1つの通信チャネルを選択するように構成される、C14に記載の装置。
[C19]
前記第2のトランシーバが前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であると判定したことに基づいて、前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つが前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択される、C18に記載の装置。
[C20]
前記プロセッサが、
前記第1のトランシーバが前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定すること、
前記第2のトランシーバが前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定すること、および
前記第2のトランシーバが前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であり、かつ前記第1のトランシーバが前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であると判定したことに基づいて、前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択すること
によって、前記少なくとも1つの通信チャネルを選択するように構成される、C14に記載の装置。
[C21]
通信するための第2の手段と情報を通信するための第1の手段であって、前記通信するための第1の手段は、前記通信するための第1の手段と前記通信するための第2の手段との間に直接リンクを形成することの一部として、前記通信するための第2の手段から直接リンク設定メッセージを受信するように構成される、第1の手段と、
前記通信するための第1の手段が通信することが可能な1つまたは複数の第1の通信チャネル、および前記通信するための第1の手段が第1のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第2の通信チャネルに関する第1のチャネル情報を記憶するための手段であって、前記直接リンク設定メッセージが、前記通信するための第2の手段が通信することが可能な1つまたは複数の第3の通信チャネル、および前記通信するための第2の手段が第2のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第4の通信チャネルに関する第2のチャネル情報を備える、記憶するための手段と、
前記第1のチャネル情報および前記第2のチャネル情報に基づいて、少なくとも1つの通信チャネルを通信のために選択するための手段と
を備える装置。
[C22]
前記通信するための第1の手段が、前記第1のアクセスポイントに関連付けられた第1の基本サービスセット内に含まれ、前記通信するための第2の手段が、前記第2のアクセスポイントに関連付けられた第2の基本サービスセット内に含まれ、前記第1の基本サービスセットが前記第2の基本サービスセットとは異なる、C21に記載の装置。
[C23]
前記通信するための第1の手段が前記1つまたは複数の第3の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定するための手段と、
前記通信するための第1の手段が前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定するための手段と
をさらに備える、C21に記載の装置。
[C24]
前記通信するための第2の手段が前記1つまたは複数の第1の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定するための手段と、
前記通信するための第2の手段が前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定するための手段と
をさらに備える、C21に記載の装置。
[C25]
プロセッサによって実行されるときに、
第1のワイヤレス装置が通信することが可能な1つまたは複数の第1の通信チャネル、および前記第1のワイヤレス装置が第1のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第2の通信チャネルに関する第1のチャネル情報を、前記第1のワイヤレス装置で記憶することと、
前記第1のワイヤレス装置と第2のワイヤレス装置との間に直接リンクを形成する処理の一部として、直接リンク設定メッセージを、前記第2のワイヤレス装置から受信することであって、前記直接リンク設定メッセージは、前記第2のワイヤレス装置が通信することが可能な1つまたは複数の第3の通信チャネル、および前記第2のワイヤレス装置が第2のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第4の通信チャネルに関する第2のチャネル情報を備える、受信することと、
前記第1のチャネル情報および前記第2のチャネル情報に基づいて、少なくとも1つの通信チャネルを通信のために選択することと
を、前記プロセッサに実行させる命令を備えるプロセッサ可読媒体。
[C26]
前記プロセッサによって実行されるときに、
前記第1のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定することと、
前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定することと
を、前記プロセッサに実行させる命令をさらに備える、C25に記載のプロセッサ可読媒体。
[C27]
前記プロセッサによって実行されるときに、前記プロセッサに実行させる命令をさらに備える、C25に記載のプロセッサ可読媒体。
[C28]
前記プロセッサによって実行されるときに、前記1つまたは複数の第1の通信チャネルと前記1つまたは複数の第3の通信チャネルとの各々が前記少なくとも1つの通信チャネルを備えることに基づいて、前記少なくとも1つの通信チャネルを選択することを、前記プロセッサに実行させる命令をさらに備える、C25に記載のプロセッサ可読媒体。
[C29]
前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つの通信チャネルが、前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのいずれとも異なる、C25に記載のプロセッサ可読媒体。
[C30]
第1のアクセスポイントを含む第1の基本サービスセットの第1の局で、第2のアクセスポイントを含む第2の基本サービスセットの第2の局に関連付けられたチャネル情報を受信することであって、前記第1の基本サービスセットが前記第2の基本サービスセットとは異なる、受信することと、
前記第2の局に関連付けられた前記チャネル情報に基づいて、前記第1の局と前記第2の局との間に直接リンクを確立するためのチャネルを選択することと、
前記選択されたチャネルを介して少なくとも1つのプローブメッセージを前記第2の局へ送ることと、
前記少なくとも1つのプローブメッセージを送った後、前記直接リンクが確立されたかどうかを判定することと
を備える方法。
[C31]
前記少なくとも1つのプローブメッセージを送ることが、前記選択されたチャネルを介して前記第2の局へ複数のプローブメッセージを送ることを含み、前記複数のプローブメッセージのうちの各プローブメッセージが、異なるデータ送信レートで送られる、C30に記載の方法。
[C32]
前記複数のプローブメッセージが、データ送信レートの範囲で送られる、C31に記載の方法。
[C33]
前記データ送信レートの範囲が、前記チャネルを介して達成可能なデータ送信レートから、前記第1のアクセスポイントおよび前記第2のアクセスポイントを介して達成可能なデータ送信レートまでの範囲である、C32に記載の方法。
[C34]
前記第1の局で、前記第1の局に関連付けられたチャネル情報を判定することと、
前記第1の局で、前記第1の局に関連付けられた前記チャネル情報を記憶することと
をさらに備える、C30に記載の方法。
[C35]
前記チャネルを介して前記直接リンクが確立されないと判定したことに応答して、異なるチャネルを選択し、前記異なるチャネルを介して前記第2の局へプローブメッセージを送ることをさらに備える、C30に記載の方法。
[C36]
前記チャネルを介して前記第1の局と前記第2の局との間で通信するための第1のデータ送信レートを判定することと、
前記第1のアクセスポイントおよび前記第2のアクセスポイントを介して前記第1の局と前記第2の局との間で通信するための第2のデータ送信レートを判定することと、
前記第1のデータ送信レートと前記第2のデータ送信レートとを比較することと
をさらに備える、C30に記載の方法。
[C37]
前記第2の局に関連付けられた前記チャネル情報が、前記第2の局が通信することが可能な1つもしくは複数の第1の通信チャネル、前記第2の局が前記第2のアクセスポイントを介して通信している1つもしくは複数の第2の通信チャネル、またはこれらの組合せを識別する、C36に記載の方法。
[C38]
前記第1の局および前記第2の局の1つを前記直接リンクの設定のイニシエータ局として識別することをさらに備える、C30に記載の方法。
[C39]
前記識別したイニシエータ局に基づいて、前記直接リンクを確立するための前記チャネルを選択することをさらに備える、C38に記載の方法。
[C40]
前記第1のアクセスポイントおよび前記第2のアクセスポイントを介して前記第1の局から前記第2の局へ直接リンク設定メッセージを送ることをさらに備える、C30に記載の方法。

Claims (37)

  1. 拡張サービスセットに含まれる、第1の基本サービスセットの第1のアクセスポイントに関連付けられた第1のワイヤレス装置を動作させる方法であって、
    第1のチャネル情報を記憶することであって、前記第1のチャネル情報は、前記第1のワイヤレス装置が通信することが可能な1つまたは複数の第1の通信チャネル、および前記第1のワイヤレス装置が前記第1のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第2の通信チャネル、を備える、記憶することと、
    前記第1のワイヤレス装置と、前記拡張サービスセットに含まれる、第2の基本サービスセットの第2のアクセスポイントに関連付けられた第2のワイヤレス装置との間に直接リンクを形成するために、直接リンク設定メッセージを前記第2のワイヤレス装置から受信することであって、前記直接リンク設定メッセージは第2のチャネル情報を備え、前記第2のチャネル情報は、前記第2のワイヤレス装置が通信することが可能な1つまたは複数の第3の通信チャネル、および前記第2のワイヤレス装置が前記第2のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第4の通信チャネル、を備える、受信することと、
    前記第1のチャネル情報および前記第2のチャネル情報に少なくとも基づいて、少なくとも1つの通信チャネルを、前記第1のワイヤレス装置と前記第2のワイヤレス装置との間の直接リンク通信のために選択することと、
    前記選択された通信チャネルを通じて2つ以上のプローブメッセージを送信することであって、各プローブメッセージが異なるデータレートを有する、送信することと、
    前記プローブメッセージのうちの少なくとも1つに応答して肯定応答が受信されない場合、直接リンク通信のために異なる通信チャネルを選択することと、
    前記直接リンク通信のためのデータレートを判定することと、
    前記直接リンク通信のための前記データレートが、前記第2のアクセスポイントを介した通信に関連付けられたデータレートよりも小さい場合、前記第2のアクセスポイントを介して前記第2のワイヤレス装置と通信することと
    を備える方法。
  2. 前記1つまたは複数のプローブメッセージを送信した後、前記直接リンクが確立されたかどうかを判定することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つの通信チャネルを通じてデータレートを試験するために、前記選択された少なくとも1つの通信チャネルを通じてプローブメッセージを受信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のアクセスポイントおよび前記第2のアクセスポイントを介して前記第2のワイヤレス装置から前記直接リンク設定メッセージを受信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つの通信チャネルを選択することが、
    前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であるかどうかを判定することと、
    前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であると判定したことに少なくとも基づいて、前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記少なくとも1つの通信チャネルを選択することが、
    前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であるかどうかを判定することと、
    前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能でないと判定したことに少なくとも基づいて、前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つの通信チャネルを選択することが、
    前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第1の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であるかどうかを判定することと、
    前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第1の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であると判定したことに少なくとも基づいて、前記1つまたは複数の第1の通信チャネルのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記少なくとも1つの通信チャネルを選択することが、
    前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第1の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であるかどうかを判定することと、
    前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第1の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能でないと判定したことに少なくとも基づいて、前記1つまたは複数の第3の通信チャネルのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記少なくとも1つの通信チャネルを選択することが、
    前記第1のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であるかどうかを判定することと、
    前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であるかどうかを判定することと、
    前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であり、かつ前記第1のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つを通じて通信することが可能であると判定したことに少なくとも基づいて、前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記少なくとも1つの通信チャネルを選択することが、
    前記1つまたは複数の第1の通信チャネルと前記1つまたは複数の第3の通信チャネルとの両方に特定のチャネルが含まれるかどうかを判定することと、
    前記特定のチャネルを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択することと
    を備える、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1のワイヤレス装置が、前記第1のワイヤレス装置が省電力モードに入りつつあることを前記第1のアクセスポイントに通知することと、
    前記第1のワイヤレス装置が、前記第1のワイヤレス装置が前記省電力モードに入りつつあることを前記第1のアクセスポイントに通知した後、前記第1のワイヤレス装置と前記第2のワイヤレス装置との間の直接リンク通信のために前記少なくとも1つの選択された通信チャネルに切替えることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記第1のワイヤレス装置が前記省電力モードに入りつつあることを前記第1のアクセスポイントに通知した後、前記第1のワイヤレス装置が、前記通知に従って前記省電力モードに入ることなく、アクティブモードで前記少なくとも1つの選択された通信チャネルを通じて前記第2のワイヤレス装置との通信を行うことをさらに備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1のアクセスポイントに対して省電力モードに入ることと、
    前記第1のワイヤレス装置と前記第2のワイヤレス装置との間の直接リンク通信のために、前記少なくとも1つの選択された通信チャネルから異なるチャネルに切替えることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  14. 前記プローブメッセージがNULLフレームである、請求項1に記載の方法。
  15. ニシエータとして前記第1のワイヤレス装置を識別することであって、前記選択することが、前記イニシエータとして前記第1のワイヤレス装置を識別するとき、基準セットとして前記1つまたは複数の第1の通信チャネルおよび前記1つまたは複数の第2の通信チャネルを使用することを備える、識別することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  16. 拡張サービスセットに含まれる、第1の基本サービスセットの第1のアクセスポイントに関連付けられている間に、第1のトランシーバと、前記拡張サービスセットに含まれる、第2の基本サービスセットの第2のアクセスポイントに関連付けられた第2のトランシーバとの間に直接リンクを形成することの一部として、前記第2のトランシーバから直接リンク設定メッセージを受信するように構成された第1のトランシーバと、
    前記第1のトランシーバが通信することが可能な1つまたは複数の第1の通信チャネル、および前記第1のトランシーバが前記第1のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第2の通信チャネルに関する第1のチャネル情報を記憶するように構成されたメモリであって、前記直接リンク設定メッセージが、前記第2のトランシーバが通信することが可能な1つまたは複数の第3の通信チャネル、および前記第2のトランシーバが前記第2のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第4の通信チャネルに関する第2のチャネル情報を備える、メモリと、
    前記第1のチャネル情報および前記第2のチャネル情報に少なくとも基づいて、少なくとも1つの通信チャネルを前記第1のトランシーバと前記第2のトランシーバとの間の直接リンク通信のために選択することと、前記選択された通信チャネルを通じて2つ以上のプローブメッセージを送信することであって、各プローブメッセージが異なるデータレートを有する、送信することと、前記プローブメッセージのうちの少なくとも1つに応答して肯定応答が受信されない場合、直接リンク通信のために異なる通信チャネルを選択することと、前記直接リンク通信のためのデータレートを判定することと、前記直接リンク通信のための前記データレートが、前記第2のアクセスポイントを介した通信に関連付けられたデータレートよりも小さい場合、前記第2のアクセスポイントを介して前記第2のトランシーバと通信することと、を行うように構成されたプロセッサと
    を備える装置。
  17. 前記1つまたは複数の第2の通信チャネルが、前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのいずれとも異なる少なくとも1つの特定の通信チャネルを含む、請求項16に記載の装置。
  18. 前記プロセッサが、
    前記第2のトランシーバが前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定すること、および
    前記第2のトランシーバが前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であると判定したことに少なくとも基づいて、前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択すること
    によって、前記少なくとも1つの通信チャネルを選択するように構成される、請求項16に記載の装置。
  19. 前記プロセッサが、
    前記第2のトランシーバが前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定すること、および
    前記第2のトランシーバが前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能でないと判定したことに少なくとも基づいて、前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択すること
    によって、前記少なくとも1つの通信チャネルを選択するように構成される、請求項16に記載の装置。
  20. 前記プロセッサが、
    前記第1のトランシーバが前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定すること、および
    前記第1のトランシーバが前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であると判定したことに少なくとも基づいて、前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択すること
    によって、前記少なくとも1つの通信チャネルを選択するように構成される、請求項16に記載の装置。
  21. 前記第2のトランシーバが前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であると判定したことに少なくとも基づいて、前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの前記少なくとも1つは前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択される
    請求項20に記載の装置。
  22. 前記プロセッサが、
    前記第1のトランシーバが前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定すること、
    前記第2のトランシーバが前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定すること、および
    前記第2のトランシーバが前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であり、かつ前記第1のトランシーバが前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であると判定したことに少なくとも基づいて、前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つを前記少なくとも1つの通信チャネルとして選択すること
    によって、前記少なくとも1つの通信チャネルを選択するように構成される、請求項16に記載の装置。
  23. 通信するための第2の手段と情報を通信するための第1の手段であって、前記通信するための第1の手段は、前記通信するための第1の手段と前記通信するための第2の手段との間に直接リンクを形成することの一部として、前記通信するための第2の手段から直接リンク設定メッセージを受信するように構成される、第1の手段と、
    前記通信するための第1の手段が通信することが可能な1つまたは複数の第1の通信チャネル、および前記通信するための第1の手段が第1のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第2の通信チャネルに関する第1のチャネル情報を記憶するための手段であって、前記直接リンク設定メッセージが、前記通信するための第2の手段が通信することが可能な1つまたは複数の第3の通信チャネル、および前記通信するための第2の手段が第2のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第4の通信チャネルに関する第2のチャネル情報を備える、記憶するための手段と、
    前記第1のチャネル情報および前記第2のチャネル情報に少なくとも基づいて、少なくとも1つの通信チャネルを直接リンク通信のために選択するための手段と、
    前記選択された通信チャネルを通じて2つ以上のプローブメッセージを送信するための手段であって、各プローブメッセージが異なるデータレートを有する、送信するための手段と、
    前記プローブメッセージのうちの少なくとも1つに応答して肯定応答が受信されない場合、直接リンク通信のために異なる通信チャネルを選択するための手段と、
    前記直接リンク通信のためのデータレートを判定するための手段と、
    前記直接リンク通信のための前記データレートが、前記第2のアクセスポイントを介した通信に関連付けられたデータレートよりも小さい場合、前記第2のアクセスポイントを介して前記通信するための第2の手段と通信するための手段と
    を備える装置。
  24. 前記通信するための第1の手段が前記1つまたは複数の第3の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定するための手段と、
    前記通信するための第1の手段が前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定するための手段と
    をさらに備える、請求項23に記載の装置。
  25. 前記通信するための第2の手段が前記1つまたは複数の第1の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定するための手段と、
    前記通信するための第2の手段が前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定するための手段と
    をさらに備える、請求項23に記載の装置。
  26. プロセッサによって実行されるときに、
    第1のワイヤレス装置が通信することが可能な1つまたは複数の第1の通信チャネル、および前記第1のワイヤレス装置が第1のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第2の通信チャネルに関する第1のチャネル情報を、前記第1のワイヤレス装置で記憶することと、
    前記第1のワイヤレス装置と第2のワイヤレス装置との間に直接リンクを形成する処理の一部として、直接リンク設定メッセージを、前記第2のワイヤレス装置から受信することであって、前記直接リンク設定メッセージは、前記第2のワイヤレス装置が通信することが可能な1つまたは複数の第3の通信チャネル、および前記第2のワイヤレス装置が第2のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第4の通信チャネルに関する第2のチャネル情報を備える、受信することと、
    前記第1のチャネル情報および前記第2のチャネル情報に基づいて、少なくとも1つの通信チャネルを前記第1のワイヤレス装置と前記第2のワイヤレス装置との間の直接リンク通信のために選択することと、
    前記選択された通信チャネルを通じて2つ以上のプローブメッセージを送信することであって、各プローブメッセージが異なるデータレートを有する、送信することと、
    前記プローブメッセージのうちの少なくとも1つに応答して肯定応答が受信されない場合、直接リンク通信のために異なる通信チャネルを選択することと、
    前記直接リンク通信のためのデータレートを判定することと、
    前記直接リンク通信のための前記データレートが、前記第2のアクセスポイントを介した通信に関連付けられたデータレートよりも小さい場合、前記第2のアクセスポイントを介して前記第2のワイヤレス装置と通信することと
    を、前記プロセッサに実行させる命令を記憶するプロセッサ可読記憶媒体。
  27. 前記プロセッサによって実行されるときに、
    前記第1のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定することと、
    前記第2のワイヤレス装置が前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つで通信することが可能であるかどうかを判定することと
    を、前記プロセッサに実行させる命令をさらに記憶する、請求項26に記載のロセッサ可読記憶媒体。
  28. 前記プロセッサによって実行されるときに、前記1つまたは複数の第1の通信チャネルと前記1つまたは複数の第3の通信チャネルとの各々が前記少なくとも1つの通信チャネルを備えることに少なくとも基づいて、前記少なくとも1つの通信チャネルを選択することを、前記プロセッサに実行させる命令をさらに記憶する、請求項26に記載のロセッサ可読記憶媒体。
  29. 前記1つまたは複数の第2の通信チャネルのうちの少なくとも1つの通信チャネルが、前記1つまたは複数の第4の通信チャネルのいずれとも異なる、請求項26に記載のロセッサ可読記憶媒体。
  30. 第1のアクセスポイントを含む第1の基本サービスセットの第1の局で、第2のアクセスポイントを含む第2の基本サービスセットの第2の局に関連付けられたチャネル情報を受信することであって、前記第1の基本サービスセットが前記第2の基本サービスセットとは異なり、前記チャネル情報が、前記第2の局が通信することが可能な1つまたは複数の第1の通信チャネル、および前記第2の局が前記第2のアクセスポイントを介して通信している1つまたは複数の第2の通信チャネルを備える、受信することと、
    前記第2の局に関連付けられた前記チャネル情報に少なくとも基づいて、前記第1の局と前記第2の局との間に直接リンクを確立するためのチャネルを選択することと、
    前記選択されたチャネルを通じて2つ以上のプローブメッセージを送信することであって、各プローブメッセージが異なるデータレートを有する、送信することと、
    前記プローブメッセージのうちの少なくとも1つに応答して肯定応答が受信されない場合、直接リンク通信のために異なるチャネルを選択することと、
    前記直接リンクのためのデータレートを判定することと、
    前記直接リンクのための前記データレートが、前記第2のアクセスポイントを介した通信に関連付けられたデータレートよりも小さい場合、前記第2のアクセスポイントを介して前記第2の局と通信することと
    を備える方法。
  31. 前記異なるデータレートは、前記選択されたチャネルを介した最も高いデータ送信レートから、前記第1のアクセスポイントおよび前記第2のアクセスポイントを介した最も高いデータ送信レートまでの範囲である、請求項30に記載の方法。
  32. 前記第1の局で、前記第1の局に関連付けられたチャネル情報を判定することと、
    前記第1の局で、前記第1の局に関連付けられた前記チャネル情報を記憶することと
    をさらに備える、請求項30に記載の方法。
  33. 前記選択されたチャネルを介して前記直接リンクが確立されないと判定することと、
    異なるチャネルを選択することと、
    前記異なるチャネルを介して前記第2の局へプローブメッセージを送ることと、
    をさらに備える、請求項30に記載の方法。
  34. 前記選択されたチャネルを介して前記第1の局と前記第2の局との間で通信するための第1のデータレートを判定することと、
    前記第1のアクセスポイントおよび前記第2のアクセスポイントを介して前記第1の局と前記第2の局との間で通信するための第2のデータレートを判定することと、
    前記第1のデータレートと前記第2のデータレートとを比較することと
    をさらに備える、請求項30に記載の方法。
  35. 前記第1のアクセスポイントおよび前記第2のアクセスポイントを介して前記第1の局から前記第2の局へ直接リンク設定メッセージを送ることをさらに備える、請求項30に記載の方法。
  36. 1つまたは複数のプローブメッセージを送信することが、
    前記選択されたチャネルで直接リンク通信を介して前記第2の局に複数のプローブメッセージを送信することと、
    前記第1の局が送信することが可能な第1の最も高いデータ送信レートで直接リンク通信を介して前記第2の局に前記複数のプローブメッセージのうちの1つを送信することと、
    前記第1の局が前記選択されたチャネルで前記第2の局から肯定応答メッセージを受信することと
    前記第1の最も高いデータ送信レートから、前記第1の局が前記第1のアクセスポイントおよび前記第2のアクセスポイントを介して前記第2の局と通信することが可能な第2の最も高いデータ送信レートまでの範囲である、データ送信レートの範囲のうちの最も低いデータ送信レートで送られた1つまたは複数の追加のプローブメッセージのうちの1つのプローブメッセージに関連付けられたタイムアウト期間の期限切れ
    のうちの1つが起こるまで、前記選択されたチャネルで直接リンク通信を介して前記第2の局に連続的により低いデータ送信レートで前記1つまたは複数の追加のプローブメッセージを送信することと
    を含む、請求項30に記載の方法。
  37. 前記第2の局が前記第1のアクセスポイントおよび前記第2のアクセスポイントを介して前記第1の局と通信することが可能な第1の最も高いデータ送信レートから、前記第2の局が通信することが可能な第2の最も高いデータ送信レートまでの範囲であるデータレートの範囲を通じて、前記1つまたは複数のプローブメッセージが送信される、請求項30に記載の方法。
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