JP5985235B2 - 制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、制御装置に関する。
一般的に、車両のインストルメントパネルに設置される表示装置には、現在の燃料残量に関する情報が表示される。この表示に利用される燃料残量の値は、液面レベルセンサによって燃料タンクに貯留されている燃料の液面高さを計測することにより算出される(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に開示されている液面レベルセンサは、燃料タンク内の燃料の増減に伴って上下するフロートにより可変抵抗器を動かして当該可変抵抗器の抵抗値を変化させ、受け付けた抵抗値に基づいて燃料残量の値を計測するものである。
特開2003―343379号公報
車両の中には、燃料の貯留容量を変更可能とするために、予め搭載されている第1の燃料タンクであるメインタンクに加えて、第2の燃料タンクであるサブタンクを増設及び減設可能に構成されているものがある。このような車両に搭載される表示装置は、サブタンクが接続されている状態及び接続されていない状態の双方に対応して燃料残量に関する情報を表示可能に構成されている必要がある。
このため、従来の表示装置は、メインタンク及びサブタンクのそれぞれに液面レベルセンサが配置されている。そして、メインタンクに配置された液面レベルセンサから受け付けた抵抗値に基づいてメインタンクに貯留された燃料の残量を算出し、サブタンクに配置された液面レベルセンサから受け付けた抵抗値に基づいてサブタンクに貯留された燃料の残量を算出し、これら両タンクの燃料の残量を合算した値を現在の燃料残量の値として出力する処理を実行している。
しかしながら、このような従来の表示装置では、メインタンク用の回路とサブタンク用の回路の2つの系統の回路が必要である。また、メインタンク及びサブタンクのそれぞれに貯留された燃料の残量を算出する処理を実行する必要がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、回路数及び処理数の増加を抑制しつつ、サブタンクの増設及び減設に対応して燃料残量を算出可能な制御装置を提供することを目的としている。
前述した目的を達成するために、本発明に係る制御装置は、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) 制御部と、
燃料を貯留する第1のタンク及び第2のタンクと、
前記第1のタンクに貯留された燃料の残量に基づいて抵抗値が変わる第1の可変抵抗と、前記第1の可変抵抗に対して直列に接続可能に構成され、前記第2のタンクに貯留された燃料の残量に基づいて抵抗値が変わる第2の可変抵抗と、を有する検出部と、
を備え、
前記制御部は、前記第1の可変抵抗と前記第2の可変抵抗とが接続されていない場合には、前記第1の可変抵抗の抵抗値と前記第1のタンクに貯留された第1の燃料の残量とを対応付ける第1の関係式に基づいて、前記検出部から受け付けた信号から前記第1の燃料の残量を算出し、前記第1の可変抵抗と前記第2の可変抵抗とが接続されている場合には、前記第1の可変抵抗及び前記第2の可変抵抗の合成抵抗の値と前記第1のタンク及び前記第2のタンクに貯留された第2の燃料の残量とを対応付ける第2の関係式に基づいて、前記検出部から受け付けた信号から前記第2の燃料の残量を算出し、
前記第1の可変抵抗及び前記第2の可変抵抗は、前記第1の燃料の残量が最大燃料値、中間燃料値、及び最小燃料値である場合における前記第1の可変抵抗の抵抗値と、前記第2の燃料の残量が最大燃料値、中間燃料値、及び最小燃料値である場合における前記合成抵抗の値と、がそれぞれ等しくなるように構成された、
こと。
(2) 上記(1)の制御装置であって、
前記第1の可変抵抗と前記第2の可変抵抗との接続状態に対応した信号を出力する接続判定手段を更に備え、
前記制御部は、第1の信号を前記接続判定手段から受け付けた場合には、前記第1の関係式に基づいて、前記検出部から受け付けた信号から前記第1の燃料の残量を算出し、第2の信号を前記接続判定手段から受け付けた場合には、前記第2の関係式に基づいて、前記検出部から受け付けた信号から前記第2の燃料の残量を算出する、
こと。
(3) 制御部と、
燃料を貯留する第1のタンク及び第2のタンクと、
前記第1のタンクに貯留された燃料の残量に基づいて抵抗値が変わる第1の可変抵抗と、前記第1の可変抵抗に対して直列に接続可能に構成され、前記第2のタンクに貯留された燃料の残量に基づいて抵抗値が変わる第2の可変抵抗と、を有する検出部と、
燃料の残量を出力する表示部と、
前記第1の可変抵抗と前記第2の可変抵抗とが接続されていない場合には第1の信号を出力し、前記第1の可変抵抗と前記第2の可変抵抗とが接続されている場合には第2の信号を出力する接続判定手段と、
を備え、
前記制御部は、前記第1の信号を前記接続判定手段から受け付けた場合には、前記第1の可変抵抗の抵抗値と前記第1のタンクに貯留された第1の燃料の残量とを対応付ける第1の関係式に基づいて、前記検出部から受け付けた信号から前記第1の燃料の残量を算出して前記表示部に出力させ、前記第2の信号を前記接続判定手段から受け付けた場合には、前記第1の可変抵抗及び前記第2の可変抵抗の合成抵抗の値と前記第1のタンク及び前記第2のタンクに貯留された第2の燃料の残量とを対応付ける第2の関係式に基づいて、前記検出部から受け付けた信号から前記第2の燃料の残量を算出して前記表示部に出力させ、第3の信号を前記接続判定手段から受け付けた場合には、所定値を前記表示部に出力させる、
こと。
上記(1)の構成の制御装置では、第1の可変抵抗と第2の可変抵抗との接続状態に応じて、第1の関係式に基づいて検出部から受け付けた信号から第1の燃料の残量が算出される場合と、第2の関係式に基づいて検出部から受け付けた信号から第2の燃料の残量が算出される場合と、が切り替えられる。即ち、第1の可変抵抗と第2の可変抵抗との接続状態に応じて、第1のタンクに貯留された燃料のみの残量が算出される場合と、第1のタンク及び第2のタンクに貯留された燃料の残量の合計値が算出される場合と、が切り替えられる。
上記(2)の構成の制御装置では、接続判定手段から出力される信号に応じて、第1の関係式に基づいて検出部から受け付けた信号から第1の燃料の残量が算出される場合と、第2の関係式に基づいて検出部から受け付けた信号から第2の燃料の残量が算出される場合と、が切り替えられる。即ち、接続判定手段から出力される信号に応じて、第1のタンクに貯留された燃料のみの残量が算出される場合と、第1のタンク及び第2のタンクに貯留された燃料の残量の合計値が算出される場合と、が切り替えられる。
上記(3)の構成の制御装置では、接続判定手段から出力される信号に応じて、第1の関係式に基づいて検出部から受け付けた信号から第1の燃料の残量が算出されて表示部に出力される場合と、第2の関係式に基づいて検出部から受け付けた信号から第2の燃料の残量が算出されて表示部に出力される場合と、所定値が表示部に出力される場合と、が切り替えられる。即ち、接続判定手段から出力される信号に応じて、第1のタンクに貯留された燃料のみの残量が算出されて表示部に出力される場合と、第1のタンク及び第2のタンクに貯留された燃料の残量の合計値が算出されて表示部に出力される場合と、第1のタンクに貯留された燃料の残量及び第2のタンクに貯留された燃料の残量に依存しない値が表示部に出力される場合と、が切り替えられる。
本発明の制御装置によれば、回路数及び処理数の増加を抑制しつつ、サブタンクの増設及び減設に対応して燃料残量を算出可能な制御装置を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係る表示装置のハードウェアの構成例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態に係る表示装置が起動した後の処理ルーチンを表すフローチャートである。 図3は、図2のフローチャート中の接続状態判定処理における処理ルーチンを表すフローチャートである。 図4は、サブタンク有り状態とサブタンク無し状態のそれぞれにおける抵抗値と燃料残量の関係をグラフにより示した図である。
本発明に係る制御装置を含んで実現される表示装置に関する具体的な実施形態について各図を参照しながら以下に説明する。
本実施形態に係る表示装置100は、液体燃料を動力源とする車両に搭載されて用いられる。より具体的には、表示装置100は、第1の燃料タンクであるメインタンクに加えて、第2の燃料タンクであるサブタンクを増設及び減設可能に構成された車両に搭載されて用いられる。以下、本明細書中では、サブタンクが接続されておらず、メインタンクに貯留されている燃料のみが動力源として利用される状態をサブタンク無し状態と称し、サブタンクが接続され、メインタンク及びサブタンクに貯留されている燃料が動力源として利用される状態をサブタンク有り状態と称する場合がある。
表示装置100は、例えば車両のインストルメンタルパネルに設置され、現在の燃料残量、車両の速度、エンジンの回転数、及び冷却水の温度等に関する情報を使用者に呈示するために用いられる。
図1は、本実施形態に係る表示装置100のハードウェアの構成例を示したブロック図である。
図1に示すように、表示装置100は、マイクロコンピュータ(CPU:Central Processing Unit)101、速度計102、回転数計103、燃料計104、水温計105、モータドライバ106、液晶表示パネル107、照明用発光部108、ウォーニング用発光部109、EEPROM(Electorically Erasable Programmable Read Only Memory)110、電源回路111、インタフェース112、インタフェース113、操作スイッチ114、燃料残量検出部115、及びver端子118を備えている。燃料残量検出部115は、第1のセンダ(Sender)116及び第2のセンダ117を備えている。以下では、これら各構成について説明する。
制御部としてのマイクロコンピュータ101は、CAN(Controller Area Network)規格に対応した通信機能、A/D変換機能、読み出し専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、読み書き自在なメモリ(RAM:Random Access Memory)などを内蔵している。マイクロコンピュータ101は、内部のメモリ(ROM)上に予め保持されているプログラムを実行することにより、表示装置100の動作に必要とされる様々な機能を実現する。
速度計102は、図示しない電気モータにより駆動されて回転する指針と、速度スケールと、を備え、指針によって速度スケールの一部を指し示すことにより現在の車両速度の値を出力して使用者に呈示する計器である。
回転数計103は、図示しない電気モータにより駆動されて回転する指針と、回転数スケールと、を備え、指針によって回転数スケールの一部を指し示すことにより現在のエンジンの回転数の値を使用者に呈示する計器である。
表示部としての燃料計104は、図示しない電気モータにより駆動されて回転する指針と、燃料スケールと、を備え、指針によって燃料スケールの一部を指し示すことにより現在の燃料残量の値を使用者に呈示する計器である。
水温計105は、図示しない電気モータにより駆動されて回転する指針と、水温スケールと、を備え、指針によって水温スケールの一部を指し示すことにより現在の冷却水の温度の値を使用者に呈示する計器である。
モータドライバ106は、マイクロコンピュータ101、速度計102、回転数計103、燃料計104、及び水温計105と接続されている。マイクロコンピュータ101は、モータドライバ106を介して速度計102、回転数計103、燃料計104、及び水温計105に制御信号を出力し、これら各計器が備える指針が指し示す位置を制御する。
液晶表示パネル(LCD)107は、表示状態(点灯/消灯、色相、明度)を個別に制
御可能な二次元配置された多数の微小表示セル(ドット)を備えている。液晶表示パネル107は、多数のドットの表示の組み合わせによって、様々な表示要素をグラフィック表示することができる。
照明用発光部108は、速度計102、回転数計103、燃料計104、及び水温計105等の表示面の背面側に配置された複数の発光ダイオードにより構成されている。照明用発光部108の発光ダイオードは、マイクロコンピュータ101の出力および電源ライン(VH)と接続されている。
ウォーニング用発光部109は、それぞれ個別にマイクロコンピュータ101の出力と接続された複数の発光ダイオードにより構成されている。複数の発光ダイオードのそれぞれは、該当するウォーニング表示要素の背面側に配置されている。
読み出し専用メモリ(EEPROM)110は、事前に決定された各種の制御用パラメータを表す定数データを保持している。読み出し専用メモリ110は、例えば、後述する図2のステップS22でマイクロコンピュータ101が参照する第1の関係式及び第2の関係式を表すデータを保持している。
電源回路111は、車載バッテリーから供給される電力(+B)に基づき、マイクロコンピュータ101の動作に必要な電圧(Vcc:例えば5V)を生成する。また、マイクロコンピュータ101を初期化するためのリセット信号(RESE)を生成する。
車両のイグニッションオンオフを表すイグニッション信号IGNは、インタフェース112を介してマイクロコンピュータ101に入力される。また、車両上のCAN規格の通信ネットワークの信号ラインCAは、インタフェース113を介してマイクロコンピュータ101と接続されている。
マイクロコンピュータ101の入力ポートと接続された操作スイッチ114は、オドメータおよびトリップメータの表示切替やリセット操作のために利用される。
検出部としての燃料残量検出部115は、第1のセンダ116と第2のセンダ117とを備え、以下で説明するように、サブタンクの接続状態と、メインタンク及びサブタンクに貯留されている燃料の残量と、に対応する信号をマイクロコンピュータ101に出力する。
図1中に二点鎖線により示す第1の可変抵抗としての第1のセンダ116は、液面レベルセンサを構成する可変抵抗であり、メインタンク内に貯留されている燃料の増減に伴ってその抵抗値が変化する。より具体的には、当該液面レベルセンサは、メインタンクに貯留されている燃料に浮かぶフロートと、該フロートに接続され、フロートの上下動に応じて可変抵抗に対する接触位置が変化する可動接点と、を備え、可動接点の位置にしたがって可変抵抗の抵抗値が変化するものである。
図1中に二点鎖線により示す第2の可変抵抗としての第2のセンダ117は、第1のセンダ116と同様に、液面レベルセンサを構成する可変抵抗であり、サブタンク内に貯留されている燃料の増減に伴ってその抵抗値が変化する。より具体的には、当該液面レベルセンサは、サブタンクに貯留されている燃料に浮かぶフロートと、該フロートに接続され、フロートの上下動に応じて可変抵抗に対する接触位置が変化する可動接点と、を備え、可動接点の位置にしたがって可変抵抗の抵抗値が変化するものである。
第2のセンダ117は、第1のセンダ116に対して直列に接続可能に構成されている。より具体的には、サブタンク無し状態においては、図1に破線で示す配線S1を介して、第1のセンダ116における摺動片に接続された端子とマイクロコンピュータ101におけるA/D変換用の端子とが接続される。こうして、第1のセンダ116のみがマイクロコンピュータ101に対して接続される。一方、サブタンク有り状態においては、図1に一点鎖線で示す配線S2を介して、第1のセンダ116における摺動片に接続された端子と第2のセンダ117における可変抵抗の一端とが接続され、第2のセンダ117における摺動片に接続された端子とマイクロコンピュータ101におけるA/D変換用の端子とが接続される。さらに、第2のセンダ117における可変抵抗の他端が接地線に接続される。こうして、第2のセンダ117が第1のセンダ116に対して直列に接続される。これにより、燃料残量検出部115は、サブタンク無し状態においては、メインタンクに貯留された第1の燃料の残量L1に対応した第1のセンダ116の抵抗値に関する情報を含む信号をマイクロコンピュータ101に出力する。一方、燃料残量検出部115は、サブタンク有り状態においては、メインタンク及びサブタンクに貯留された燃料の合計量である第2の燃料の残量L2に対応した第1のセンダ116及び第2のセンダ117の合成抵抗の値に関する情報を含む信号をマイクロコンピュータ101に出力する。
上記サブタンク無し状態とサブタンク有り状態との切り替えは、表示装置100の電源がオフである状態において、第1のセンダ116及び第2のセンダ117が備えるコネクタ間の接続を作業者が変更することにより行われる。
接続判定手段としてのver(version)端子118は、図1に一点鎖線で示す配線S3によって接地接続可能に構成され、第1のセンダ116と第2のセンダ117との接続状態に対応した信号をマイクロコンピュータ101に出力する。ver端子118は、第1のセンダ116と第2のセンダ117が接続されていないサブタンク無し状態においては、配線S3により接地接続されず第1の信号であるHi信号を出力する。一方、ver端子118は、第1のセンダ116と第2のセンダ117が接続されているサブタンク有り状態においては、配線S3により接地接続されて第2の信号であるLo信号を出力する。マイクロコンピュータ101は、所定の時間間隔で出力されるver端子118からの出力信号が所定の回数だけ連続で同じ出力信号が出力された場合に、当該出力信号がHi信号であるか又はLo信号であるかを判定して出力信号を受け付ける。このとき、出力信号が変動して安定していない場合には、マイクロコンピュータ101は、第3の信号である不定信号がver端子118から出力されていると看做して出力信号を受け付ける。出力信号の非安定状態は、第1のセンダ116と第2のセンダ117の接続に異常が発生している場合、例えば端子の接触不良によって出力信号に大きなノイズが付加されている場合や、グランド線の浮きによって出力信号が不安定になっている場合等に発生する。
次に、表示装置100の具体的な動作について説明する。
図2は、本実施形態に係る表示装置100が起動した後の処理ルーチンを表すフローチャートである。図3は、図2のフローチャート中の接続状態判定処理における処理ルーチンを表すフローチャートである。
まず、運転手は、イグニッションスイッチをオンにする。直流電圧(Vcc)が供給されたマイクロコンピュータ101は、処理を開始する。
ステップS21では、マイクロコンピュータ101は、接続状態判定処理を実行し、サブタンクの接続状態、即ち車両の状態を判定する。より具体的には、マイクロコンピュータ101は、接続状態判定処理によって、現在のサブタンクの接続状態がサブタンク無し状態、サブタンク有り状態、及び後述する不定状態のうちのいずれの状態であるかを判定する。接続状態判定処理における処理の詳細については後述する。
ステップS22では、マイクロコンピュータ101は、燃料残量の算出及び算出した燃料残量の値の出力を実行する。より具体的には、マイクロコンピュータ101は、ステップS21にて現在の接続状態が不定状態であると判定した場合には、モータドライバ106を介して燃料計104に制御信号を出力し、燃料計104が備える指針を停止させる。その後、マイクロコンピュータ101は、ステップS23の処理を実行する。即ち、ステップS23にて現在の接続状態が不定状態であると判定された場合には、燃料計104には、その判定の際に出力されていた値が出力され続ける。
一方、ステップS21にて現在の接続状態が不定状態以外の状態であると判定した場合には、マイクロコンピュータ101は、燃料残量検出部115から出力される信号を受け付けてA/D変換し、抵抗値Rに変換する。その後、マイクロコンピュータ101は、ステップS21にて現在の接続状態がサブタンク無し状態であると判定した場合には、後述するサブタンク無し状態における関係式(以下、第1の関係式と称する場合がある。)を用いて、抵抗値Rに対応する燃料計104に表示する燃料残量Lの値を算出する。一方、マイクロコンピュータ101は、ステップS21にて現在の接続状態がサブタンク有り状態であると判定した場合には、後述するサブタンク有り状態における関係式(以下、第2の関係式と称する場合がある。)を用いて、抵抗値Rに対応する燃料残量Lの値を算出する。このようにサブタンクの接続状態に対応する燃料残量Lの値を算出した後、マイクロコンピュータ101は、モータドライバ106を介して燃料計104に制御信号を出力し、算出した燃料残量Lの値を燃料計104に出力させる。その後、マイクロコンピュータ101は、ステップS23の処理を実行する。
上述したステップS22における燃料残量Lの値の算出方法の一例を、図4を参照して説明する。図4は、サブタンク有り状態とサブタンク無し状態のそれぞれにおける抵抗値Rと燃料残量Lの値の関係をグラフにより示した図である。即ち、第1の関係式と第2の関係式とをグラフにより示した図である。図4に示すグラフは、横軸が抵抗値R[Ω]であり、縦軸が燃料残量L[L]であるグラフである。図4中に符号Nで示す直線は第1の関係式を示しており、符号Yで示す直線は第2の関係式を示している。
例えば、マイクロコンピュータ101は、ステップS21にて現在の接続状態がサブタンク無し状態であると判定した場合において、抵抗値Rが20Ωである場合には、図4に符号Nで示す第1の関係式に基づいて、燃料残量Lを60L(サブタンク無し状態における最大燃料値)と算出し、抵抗値Rが210Ωである場合には、燃料残量Lを30L(サブタンク無し状態における中間燃料値)と算出し、抵抗値Rが400Ωである場合には、燃料残量Lを0L(サブタンク無し状態における最小燃料値)と算出する。一方、スッテプS21にて現在の接続状態がサブタンク有り状態であると判定した場合においては、抵抗値Rが20Ωである場合には、図4に符号Yで示す第2の関係式に基づいて、燃料残量Lを120L(サブタンク有り状態における最大燃料値)と算出し、抵抗値Rが210Ωである場合には、燃料残量Lを60L(サブタンク有り状態における中間燃料値)と算出し、抵抗値Rが400Ωである場合には、燃料残量Lを0L(サブタンク有り状態における最小燃料値)と算出する。このように、マイクロコンピュータ101は、現在の接続状態に応じた関係式を用いて、現在の抵抗値Rに対応する燃料残量Lの値を算出する。
尚、以上説明したように、本実施形態では、第1のセンダ116及び第2のセンダ117は、燃料残量Lが最大燃料値、中間燃料値、及び最小燃料値である場合における抵抗値Rが、サブタンク無し状態とサブタンク有り状態とで等しくなるように構成されている。
ステップS23では、マイクロコンピュータ101は、イグニションスイッチがオフにされたか否かを判定する。判定の結果、イグニッションスイッチがオフされたと判定した場合には、マイクロコンピュータ101は、処理を終了する。一方、判定の結果、イグニッションスイッチがオフにされていないと判定した場合には、マイクロコンピュータ101は、再度ステップS22の処理を実行する。即ち、ステップS22で燃料残量Lの値の表示が開始された後、イグニッションスイッチがオフにされるまで、燃料計104には燃料残量Lの値が出力され続ける。
以上の処理により、現在の接続状態が不定状態、サブタンク無し状態、及びサブタンク有り状態のうちのいずれの状態であるかに応じて、所定の値が燃料計104に出力され続ける場合と、第1の関係式に基づいて燃料残量検出部115から受け付けた信号から第1の燃料の残量L1が算出されて燃料計104に出力される場合と、第2の関係式に基づいて燃料残量検出部115から受け付けた信号から第2の燃料の残量L2が算出されて燃料計104に出力される場合と、が切り替えらえる。即ち、現在の接続状態に応じて、メインタンクに貯留された燃料の残量及びサブタンクに貯留された燃料の残量に依存しない値が燃料計104に出力される場合と、メインタンクに貯留された燃料の残量のみが算出されて燃料計104に出力される場合と、メインタンク及びサブタンクに貯留された燃料の残量の合計量が算出されて燃料計104に出力される場合と、が切り替えられる。
次に、図3を参照して接続状態判定処理の詳細について説明する。
ステップS31では、マイクロコンピュータ101は、まず、ver端子118から出力される信号を受け付ける。次に、マイクロコンピュータ101は、ver端子118から受け付けた信号が不定信号であるか否かを判定する。マイクロコンピュータ101は、ver端子118からの信号が不定信号であると判定した場合には、ステップS32の処理を実行する。一方、ver端子118からの信号が不定信号ではないと判定した場合には、ステップS33の処理を実行する。
ステップS32では、マイクロコンピュータ101は、現在の接続状態が不定状態であると判定する。その後、マイクロコンピュータ101は、ステップS22の処理を実行する。
ステップS33では、マイクロコンピュータ101は、ver端子118から受け付けた信号がHi信号であるか否かを判定する。マイクロコンピュータ101は、ver端子118からの信号がHi信号であると判定した場合には、ステップS34の処理を実行する。一方、ver端子118からの信号がHi信号ではないと判定した場合には、ステップS35の処理を実行する。
ステップS34では、マイクロコンピュータ101は、現在の接続状態をサブタンク無し状態であると判定する。その後、マイクロコンピュータ101は、ステップS22の処理を実行する。
ステップS35では、マイクロコンピュータ101は、現在の接続状態がサブタンク無し状態であると判定する。その後、マイクロコンピュータ101は、ステップS22の処理を実行する。
以上のサブタンク有無判定処理における処理により、現在の接続状態が不定状態、サブタンク無し状態、及びサブタンク有り状態のうちのいずれの状態であるかが判定される。
以下では、本実施形態に係る表示装置100に含まれる制御装置の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係る表示装置100は、マイクロコンピュータ101と、燃料を貯留するメインタンク及びサブタンクと、メインタンクに貯留された燃料の残量に基づいて抵抗値が変わる第1のセンダ116と、第1のセンダ116に対して直列に接続可能に構成され、サブタンクに貯留された燃料の残量に基づいて抵抗値が変わる第2のセンダ117と、を有する燃料残量検出部115と、を備え、マイクロコンピュータ101は、第1のセンダ116と第2のセンダ117とが接続されていない場合には、第1のセンダ116の抵抗値とメインタンクに貯留された第1の燃料の残量L1とを対応付ける第1の関係式に基づいて、燃料残量検出部115から受け付けた信号から第1の燃料の残量L1を算出し、第1のセンダ116と第2のセンダ117とが接続されている場合には、第1のセンダ116及び第2のセンダ117の合成抵抗の値とメインタンク及びサブタンクに貯留された第2の燃料の残量L2とを対応付ける第2の関係式に基づいて、燃料残量検出部115から受け付けた信号から第2の燃料の残量L2を算出する。
これにより、本実施形態に係る表示装置100では、第1のセンダ116と第2のセンダ117との接続状態に応じて、第1の関係式に基づいて燃料残量検出部115から受け付けた信号から第1の燃料の残量L1が算出される場合と、第2の関係式に基づいて燃料残量検出部115から受け付けた信号から第2の燃料の残量L2が算出される場合と、が切り替えられる。即ち、第1のセンダ116と第2のセンダ117との接続状態に応じて、第1のタンクに貯留された燃料のみの残量が算出される場合と、第1のタンク及び第2のタンクに貯留された燃料の残量の合計値が算出される場合と、が切り替えられる。
この結果、本実施形態に係る表示装置100では、燃料残量検出部115内の回路が1つの系統の回路により構成されるため、従来の表示装置のようにメインタンク用の回路とサブタンク用の回路の2つの系統の回路を備える必要がない。また、本実施形態に係る表示装置100では、サブタンクの接続状態にかかわらず、1回の算出処理により燃料計104に出力する燃料残量Lの値を算出できるため、従来の表示装置のようにメインタンク及びサブタンクのそれぞれに貯留された燃料の残量を算出する処理を実行する必要がない。したがって、本実施形態に係る表示装置100によれば、回路数及び処理数の増加を抑制しつつ、サブタンクの増設及び減設に対応して燃料残量を算出可能な制御装置を提供できる。
また、本実施形態に係る表示装置100は、第1のセンダ116と第2のセンダ117との接続状態に対応した信号を出力するver端子118を更に備え、マイクロコンピュータ101は、Hi信号をver端子118から受け付けた場合には、第1の関係式に基づいて、燃料残量検出部115から受け付けた信号から第1の燃料の残量L1を算出し、Lo信号をver端子118から受け付けた場合には、第2の関係式に基づいて、燃料残量検出部115から受け付けた信号から第2の燃料の残量L2を算出する。
これにより、ver端子118から出力される信号に応じて、第1の関係式に基づいて燃料残量検出部115から受け付けた信号から第1の燃料の残量L1が算出される場合と、第2の関係式に基づいて燃料残量検出部115から受け付けた信号から第2の燃料の残量L2が算出される場合と、が切り替えられる。即ち、ver端子118から出力される信号に応じて、第1のタンクに貯留された燃料のみの残量が算出される場合と、第1のタンク及び第2のタンクに貯留された燃料の残量の合計値が算出される場合と、が切り替えられる。
この結果、本実施形態に係る表示装置100では、ver端子118からの信号に応じて燃料残量の算出方法が切り替えられるため、使用者は、サブタンクを増設及び減設した際に、マイクロコンピュータ101による処理方法を切り替えるための作業をする必要がない。これにより、処理方法の切り替え忘れによって燃料計が不適切に動作することを防止できる。したがって、本実施形態に係る表示装置100によれば、回路数及び処理数の増加を抑制しつつ、サブタンクの増設及び減設に確実に対応して燃料残量を算出可能な制御装置を提供できる。
また、本実施形態に係る表示装置100は、燃料の残量を出力する燃料計104を更に備え、マイクロコンピュータ101は、Hi信号をver端子118から受け付けた場合には、第1の関係式に基づいて、燃料残量検出部115から受け付けた信号から第1の燃料の残量L1を算出して燃料計104に出力させ、Lo信号をver端子118から受け付けた場合には、第2の関係式に基づいて、燃料残量検出部115から受け付けた信号から第2の燃料の残量L2を算出して燃料計104に出力させ、不定信号をver端子118から受け付けた場合には、所定値を燃料計104に出力させる。
これにより、ver端子118から出力される信号に応じて、第1の関係式に基づいて燃料残量検出部115から受け付けた信号から第1の燃料の残量L1が算出されて燃料計104に出力される場合と、第2の関係式に基づいて燃料残量検出部115から受け付けた信号から第2の燃料の残量L2が算出されて燃料計104に出力される場合と、所定値が燃料計104に出力される場合と、が切り替えられる。即ち、ver端子118から出力される信号に応じて、第1のタンクに貯留された燃料のみの残量が算出されて燃料計104に出力される場合と、第1のタンク及び第2のタンクに貯留された燃料の残量の合計値が算出されて燃料計104に出力される場合と、第1のタンクに貯留された燃料の残量及び第2のタンクに貯留された燃料の残量に依存しない値が燃料計104に出力される場合と、が切り替えられる。
この結果、本実施形態に係る表示装置100では、接続判定手段であるver端子118から出力される信号が不定である場合には、異常が発生していると見做され、燃料計104が一定値を出力する。これにより、使用者がメインタンクとサブタンクの接続に異常が発生していることに容易に気付くことができる。したがって、本実施形態に係る表示装置100によれば、回路数及び処理数の増加を抑制しつつ、サブタンクの増設及び減設に確実に対応して燃料残量を算出して表示可能な制御装置を提供できる。
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、本実施形態に係る表示装置100では、表示部として、指針と燃料スケールとを備える燃料計104を利用して燃料残量Lの値を使用者に呈示する構成としたが、燃料残量Lの値が使用者に呈示される構成であればよく、例えば、液晶表示パネル107へのグラフィック表示により燃料残量Lの値を使用者に呈示する構成としてもよい。
また、本実施形態に係る表示装置100では、マイクロコンピュータ101は、燃料残量検出部115から出力される第1のセンダ116又は第2のセンダ117の抵抗値に関する情報を含む信号を変換して得られる抵抗値Rに基づいて燃料残量を算出する構成としたが、燃料残量検出部115から出力される第1のセンダ116又は第2のセンダ117による電圧降下量に関する情報を含む信号を変換して得られる各センダの分圧値に基づいて燃料残量を算出する構成としてもよい。
また、本実施形態に係る表示装置100では、図2に示すように、マイクロコンピュータ101が、イグニッションがオンされて処理を開始する度にステップS21の接続状態判定処理を実行する構成としたが、接続状態判定処理の実行後に接続状態の判定結果をバックアップデータとしてメモリに保持しておき、次回イグニッションがオンされて処理を開始した際に、保持された当該バックアップデータに異常が有るか否かを検出して、異常が無い場合には前回の判定結果を利用して燃料残量Lの算出及び出力を実行し、異常が有る場合には前回の判定結果を消去して接続状態判定処理を実行する構成としてもよい。このバックアップデータの異常は、例えば電圧低下によりメモリ内部のデータが破損した場合や、第1のセンダ116と第2のセンダ117間のコネクタ接続が変更された場合に生じる。このような構成によれば、イグニッションがオンされて処理を開始する度に接続状態判定処理を実行する必要がないため、マイクロコンピュータ101による処理を削減できる。
100 表示装置
101 マイクロコンピュータ
102 速度計
103 回転数計
104 燃料計
105 水温計
106 モータドライバ
107 液晶表示パネル
108 照明用発光部
109 ウォーニング用発光部
110 EEPROM
111 電源回路
112 インタフェース
113 インタフェース
114 操作スイッチ
115 燃料残量検出部
116 第1のセンダ
117 第2のセンダ
118 ver端子
S1 配線
S2 配線
S3 配線
N 第1の関係式
Y 第2の関係式

Claims (3)

  1. 制御部と、
    燃料を貯留する第1のタンク及び第2のタンクと、
    前記第1のタンクに貯留された燃料の残量に基づいて抵抗値が変わる第1の可変抵抗と、前記第1の可変抵抗に対して直列に接続可能に構成され、前記第2のタンクに貯留された燃料の残量に基づいて抵抗値が変わる第2の可変抵抗と、を有する検出部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第1の可変抵抗と前記第2の可変抵抗とが接続されていない場合には、前記第1の可変抵抗の抵抗値と前記第1のタンクに貯留された第1の燃料の残量とを対応付ける第1の関係式に基づいて、前記検出部から受け付けた信号から前記第1の燃料の残量を算出し、前記第1の可変抵抗と前記第2の可変抵抗とが接続されている場合には、前記第1の可変抵抗及び前記第2の可変抵抗の合成抵抗の値と前記第1のタンク及び前記第2のタンクに貯留された第2の燃料の残量とを対応付ける第2の関係式に基づいて、前記検出部から受け付けた信号から前記第2の燃料の残量を算出し、
    前記第1の可変抵抗及び前記第2の可変抵抗は、前記第1の燃料の残量が最大燃料値、中間燃料値、及び最小燃料値である場合における前記第1の可変抵抗の抵抗値と、前記第2の燃料の残量が最大燃料値、中間燃料値、及び最小燃料値である場合における前記合成抵抗の値と、がそれぞれ等しくなるように構成された、
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 前記第1の可変抵抗と前記第2の可変抵抗との接続状態に対応した信号を出力する接続判定手段を更に備え、
    前記制御部は、第1の信号を前記接続判定手段から受け付けた場合には、前記第1の関係式に基づいて、前記検出部から受け付けた信号から前記第1の燃料の残量を算出し、第2の信号を前記接続判定手段から受け付けた場合には、前記第2の関係式に基づいて、前記検出部から受け付けた信号から前記第2の燃料の残量を算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 制御部と、
    燃料を貯留する第1のタンク及び第2のタンクと、
    前記第1のタンクに貯留された燃料の残量に基づいて抵抗値が変わる第1の可変抵抗と、前記第1の可変抵抗に対して直列に接続可能に構成され、前記第2のタンクに貯留された燃料の残量に基づいて抵抗値が変わる第2の可変抵抗と、を有する検出部と、
    燃料の残量を出力する表示部と、
    前記第1の可変抵抗と前記第2の可変抵抗とが接続されていない場合には第1の信号を出力し、前記第1の可変抵抗と前記第2の可変抵抗とが接続されている場合には第2の信号を出力する接続判定手段と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第1の信号を前記接続判定手段から受け付けた場合には、前記第1の可変抵抗の抵抗値と前記第1のタンクに貯留された第1の燃料の残量とを対応付ける第1の関係式に基づいて、前記検出部から受け付けた信号から前記第1の燃料の残量を算出して前記表示部に出力させ、前記第2の信号を前記接続判定手段から受け付けた場合には、前記第1の可変抵抗及び前記第2の可変抵抗の合成抵抗の値と前記第1のタンク及び前記第2のタンクに貯留された第2の燃料の残量とを対応付ける第2の関係式に基づいて、前記検出部から受け付けた信号から前記第2の燃料の残量を算出して前記表示部に出力させ、第3の信号を前記接続判定手段から受け付けた場合には、所定値を前記表示部に出力させる、
    ことを特徴とする制御装置。
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