JP5985132B1 - 駆動力伝達機構 - Google Patents

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Abstract

本発明の一実施形態は、駆動源に接続され、駆動源からの駆動力によって所定の軸を中心に周方向に移動される第1の部材と、所定の軸を中心に周方向に移動可能で、かつ、第1の部材の周方向の移動軌跡上に位置するように配置される第2の部材と、第1の部材と第2の部材との間に配置され、少なくとも第2の部材に接触する、可撓性を備えた被覆部材と、被覆部材に設けられ、被覆部材における第2の部材との接触面の状態変化を示す指標とを具備する駆動力伝達機構である。

Description

本発明は、駆動源からの駆動力によって移動される第1の部材と、第1の部材の移動時に第1の部材と接触して移動される第2の部材と、第1の部材と第2の部材との間に配置された被覆部材とを有する駆動力伝達機構に関する。
挿入部を備えた内視鏡と、挿入部の外周面に装着して、その挿入を補助する挿入補助具とを有する内視鏡装置が知られている。例えば、特許文献1(国際公開第2013/038720号)には、長手軸方向に延びた挿入部を備えた内視鏡と、挿入部に取り付けられる駆動環と、駆動環の外周面に取り付けられる管状のドライブチューブとを有する内視鏡装置が開示されている。駆動環及びドライブチューブは、内視鏡の挿入部と同軸であるようにして取り付けられている。
この内視鏡装置では、内視鏡の挿入部に可撓性のドライブシャフトが配置されている。駆動環は、ステータと、ステータの周りで回転可能であり、ドライブチューブに着脱可能に連結されているロータと、ドライブチューブを回転させるためにドライブシャフトからロータに回転運動を伝達するように構成されている回転ギアと、ステータの外周面を覆っている筒状の被覆部材とを有している。
回転ギアの外周面には複数の搬送ローラ(内側ローラ)が設けられ、また、ロータの内面には複数のハウジングローラ(外側ローラ)が設けられている。被覆部材は、ステータの表面に固定され、搬送ローラとハウジングローラとの間に配置されている。また、ドライブチューブの外周面には、螺旋状に形成されたフィンが設けられている。
このような内視鏡装置を用いて大腸や小腸などの曲がりくねった管状の器官の観察等をするとき、ドライブチューブは、ドライブシャフト、回転ギアから伝達される駆動力によって搬送ローラ及びハウジングローラが回転することにより、その長手軸周りに回転する。挿入部は、回転するドライブチューブの螺旋状のフィンでこれに当接する腸壁などの襞を押圧しながら前進する。かくして、器官の深部への挿入部の挿入が補助される。
国際公開第2013/038720号
特許文献1に記載の内視鏡装置のような挿入装置において、挿入部には、その内部の構成部材の水密性を保つための防水シール等の被覆部材が設けられている。被覆部材が水密性を保てなくなると、装置の性能に影響を及ぼしうるため、被覆部材の水密性を保つことが重要である。
例えば、挿入部の外周面に設けられる部材(外側ローラ)が被覆部材と当接すると、被覆部材とその部材との間に摩擦が生じ、被覆部材が摩耗する。被覆部材が摩耗すると被覆部材に破れ等が生じて水密性が失われる虞があるため、そうなる前にユーザが摩耗等による被覆部材の状態変化に気付いて被覆部材の交換や修理をする必要がある。
そこで、本発明は、被覆部材の状態変化を示すことができる駆動力伝達機構を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態は、所定の軸に沿って延びている挿入装置の挿入部内に配置されており、駆動源に接続されて該駆動源からの駆動力によって前記所定の軸を中心に周方向に移動される第1の部材と、前記挿入部の外周に装着される挿入補助具に、前記所定の軸を中心に周方向に移動可能で、かつ、前記第1の部材の周方向の移動軌跡上に位置するよう配置されている第2の部材と、前記挿入部の外皮を構成すると共に、前記第1の部材と前記第2の部材との間に配置されており、少なくとも前記第2の部材に接触する、可撓性を備えた被覆部材と、前記被覆部材に設けられており、前記被覆部材における前記第2の部材との接触面の状態変化を示す指標と、を具備する駆動力伝達機構である。
本発明によれば、被覆部材の状態変化を示すことができる駆動力伝達機構を提供することができる。
図1は、内視鏡装置の一例を概略的に示す図である。 図2は、図1に示される内視鏡の操作部の反対側の側面を示す図である。 図3は、駆動力伝達機構を含む長手軸方向の断面を示す図である。 図4は、図3のA−A線における断面図である。 図5は、静止状態における内側ローラ、被覆部材及び外側ローラの位置関係を概略的に示す長手軸方向の断面図である。 図6は、駆動状態における内側ローラ、被覆部材及び外側ローラの位置関係を概略的に示す長手軸方向の断面図である。 図7は、第1の実施形態における被覆部材の一例を示す断面図である。 図8は、第1の実施形態における被覆部材の他の例を示す断面図である。 図9は、第2の実施形態における被覆部材の一例を示す断面図である。 図10は、第2の実施形態における被覆部材に設けられた凹凸部の他の例を示す断面図である。 図11は、第2の実施形態における被覆部材に設けられた凹凸部のさらなる他の例を示す断面図である。 図12は、第3の実施形態における被覆部材の一例を示す側面図である。 図13は、第3の実施形態における被覆部材の一例を示す径方向の断面図である。 図14は、第4の実施形態における被覆部材の一例を示す側面図である。
図1は、挿入装置の一例である内視鏡装置1を概略的に示す図である。内視鏡装置1は、内視鏡11を有する内視鏡システム10と、内視鏡11に取り付けられる回転ユニット100とにより構成されている。内視鏡11は、被挿入体(例えば大腸、小腸等の曲がりくねった腸管)に挿入される挿入機器の一例である。また、回転ユニット100は、被挿入体への内視鏡11の挿入を補助する挿入補助具である。
まず、内視鏡システム10について説明する。内視鏡システム10は、内視鏡11と、制御ユニット12と、光源ユニット13と、入力ユニット14と、表示ユニット15とを有している。
内視鏡11は、管腔内に挿入される挿入部16と、挿入部16の基端側に設けられた操作部17とを有している。挿入部16は、内視鏡先端側の細長い管状体であり、長手軸方向に延びている。挿入部16は、先端硬質部18と、先端硬質部18の基端側に設けられた湾曲部19と、湾曲部19の基端側に設けられた可撓管部20とを有している。先端硬質部18には、不図示の照明光学系、観察光学系、撮像素子等が内蔵されている。湾曲部19は、ユーザが操作部17を操作することによって所望の方向に湾曲する。可撓管部20は湾曲自在であり、例えば、挿入部16が挿入された管腔内の湾曲形状に倣って湾曲する。また、挿入部16の内部には、後述するドライブシャフト51を挿通するためのチャンネル21が延びている。
操作部17は、折レ止メ22によって可撓管部20と連結されている。挿入部16から操作部17の内部にわたって、先端が先端硬質部18の照明光学系に接続された光ファイバ、先端が先端硬質部18の撮像素子に接続された電気ケーブルなどが延びている。これら光ファイバや電気ケーブルは、操作部17の基端側から延びたユニバーサルケーブル23に収容されている。ユニバーサルケーブル23の基端には、スコープコネクタ24が設けられている。ユニバーサルケーブル23は、スコープコネクタ24を介して制御ユニット12及び光源ユニット13に接続されている。また、操作部17には、挿入部16の内部のチャンネル21につながっている駆動源装着口25が設けられている。
制御ユニット12は、内視鏡11、光源ユニット13、入力ユニット14及び表示ユニット15に電気的に接続されている。制御ユニット12は、内視鏡11及びこれに接続される周辺機器(例えば、光源ユニット13、後述する駆動源40など)の動作を制御する。また、制御ユニット12には、不図示の画像処理ユニットも含まれている。光源ユニット13は、先端硬質部18に配置された照明光学系に光ファイバを介して照明光を供給する。入力ユニット14は、ユーザが内視鏡11等に各種指令を入力するために用いられる。表示ユニット15は、先端硬質部18の撮像素子で得られ制御ユニット12で画像処理された画像や内視鏡等の動作情報などを表示する。
図2は、図1に示される内視鏡11の操作部17の反対側の側面を示す図である。操作部17は、挿入部16の内部に延びた不図示の処置具チャンネルにつながっている処置具挿入口26を有している。処置具挿入口26は、図1に示される駆動源装着口25に並設されている。処置具挿入口26には、例えば超音波プローブや生検鉗子などの処置具が挿入される。
操作部17の側面には、図2に示されるように、湾曲部19を所望の方向に湾曲させるための操作が入力される湾曲操作ノブ27が設けられている。操作部17の内部では、湾曲部19を湾曲させるための不図示の湾曲ワイヤの基端が湾曲操作ノブ27に連結されるシャフトに接続されている。湾曲ワイヤの先端は、湾曲部19の先端部に接続されている。ユーザが湾曲操作ノブ27を回転させると、これに連結された湾曲ワイヤが牽引されて湾曲部19が湾曲される。
操作部17には、送気/送水スイッチ、吸引スイッチ、撮影スイッチ、その他の所定の機能を切り替えるための切替スイッチ等の各種スイッチ28、29、30、31が設けられている。さらに、操作部17には、回転ユニット100を挿入部16の中心軸A1の軸回りに回転させるための信号を制御ユニット12に出力するための回転操作入力スイッチ32が設けられている。回転操作入力スイッチ32は、ユーザが例えば符号32aで示される位置を押すと回転ユニット100を第1の方向(例えば時計回り)に回転させる信号を出力し、符号32bで示される位置を押すと回転ユニット100を第1の方向とは逆の第2の方向(例えば反時計回り)に回転させる信号を制御ユニット12に出力する。
再び、図1を参照すると、駆動源装着口25には、回転ユニット100を中心軸A1の軸回りに回転駆動させるための駆動源40が装着されている。駆動源40は、回転軸を備えたモータ本体41と、モータ本体41から延びたモータケーブル42とを有している。モータ本体41の外周は、不図示の保持リングにより駆動源装着口25に保持されている。モータ本体41の回転軸は、後述するドライブシャフト51に接続されている。また、モータケーブル42の基端は、制御ユニット12に電気的に接続されている。
次に、回転ユニット100について説明する。回転ユニット100は、円筒状のチューブ本体110を有している。チューブ本体110は、挿入部16の外周面に着脱可能に取り付けられるディスポーザルチューブである。チューブ本体110は、長手軸A2に沿って延びており、長手軸A2は、チューブ本体110を挿入部16に取り付けたとき、上述の回転中心軸A1と同軸である。チューブ本体110には、その全長にわたって、挿入部16を挿通可能なルーメン111が設けられている。
チューブ本体110は、ポリウレタン等の樹脂材で形成された可撓管である。チューブ本体110の外周面の少なくとも一部には、基端方向から見て時計回りの螺旋状に設けられた螺旋フィン112が形成されている。螺旋フィン112は、チューブ本体110に接着又は溶着等により固定されるか、チューブ本体110に一体的に成形されており、チューブ本体110の外周面から径方向に突出している。螺旋フィン112は、例えば、ポリウレタン、TPE、シリコーン等で形成されている。
次に、回転ユニット100のチューブ本体110の挿入部16(可撓管部20)への取り付け、及び駆動力伝達機構70について説明する。図3は、回転ユニット100のチューブ本体110を回転駆動させるための駆動力伝達機構70を含む長手軸方向の断面を示す図である。図4は、図3のB−B線に沿った断面図である。可撓管部20は、図3に示されるように、第1の可撓管部20aと、第1の可撓管部20aよりも基端側の第2の可撓管部20bとを有している。第1の可撓管部20aと第2の可撓管部20bとは、その間に配置された硬質なベース部33で連結されている。ベース部33は、挿入部16においてその内部に空洞34を形成している。
ベース部33の外周面には、ストッパ部材35が設けられている。ストッパ部材35には、チューブ本体110の基端部が当接する受け面36が形成されており、これによりチューブ本体110を挿入部16に取り付けたときにチューブ本体110が基端側に移動するのが防止される。また、ベース部33の外周面には、環状の係合部材37が設けられており、係合部材37には環状の溝38が形成されている。チューブ本体110には、溝38と係合する爪113が設けられている。チューブ本体110を挿入部16に取り付けたとき、溝38と爪113とが係合することにより、チューブ本体110の長手方向への移動が規制される。
内視鏡11の挿入部16には、可撓性のドライブシャフト51と、回転ギア52と、インターナルギア53と、円周面を有する内側ローラ(第1の部材)54とが設けられている。なお、図4には6つの内側ローラ54が示されるが、内側ローラの数はこれに限定されない。
ドライブシャフト51の基端は、図1に示されるように、モータ本体41の回転軸に接続されている。ドライブシャフト51は、挿入部16の内部に延設されたチャンネル21に配置されている。ドライブシャフト51は、例えば、金属素線を円筒網状に編んだものが重ね合わせられて多層とされたものや、右巻き線材と左巻き線材とが重ね合わせられた多層ワイヤで形成されており、モータ本体41に対する回転追従性を有している。
ドライブシャフト51の先端には、回転ギア52が設けられている。回転ギア52はベース部33の空洞34に配置されており、回転ギア52の基端側はドライブシャフト51に、先端側は支持部材55を介してベース部33にそれぞれ取り付けられている。ドライブシャフト51は、その基端に長手軸回りの回転力が加えられると回転ギア52を回転させる。回転ギア52の外周面にはインターナルギア53が配置されており、インターナルギア53は、ベース部33を覆ってその外周面に取り付けられている。回転ギア52の外歯はインターナルギア53の内歯と噛合しており、インターナルギア53は、公転軸である長手軸を中心としてベース部33に対して回転可能である。また、インターナルギア53には、内側ローラ54のシャフト56が取り付けられている。
駆動源40のモータ本体41からの駆動力がドライブシャフト51に伝達されると、回転ギア52が回転し、回転ギア52と噛合しているインターナルギア53が周方向に回転する(公転する)。そして、インターナルギア53が周方向に回転すると、内側ローラ54は周方向に回転(公転)する。
インターナルギア53及び内側ローラ54は、挿入部16の外周面において、可撓性を備えた被覆部材であるカバー60で覆われている。つまり、カバー60が軸回りに円筒状に形成されている。カバー60は、長手軸方向の両端でカバー固定部材61によってベース部33に固定(例えば糸巻き接着)されている。カバー60は、インターナルギア53、内側ローラ54、その他の挿入部16の内部に配置された部材を外部環境から保護する(体腔内の液体、水その他の液体の浸入を防止する)ためのバリア又はシールを提供する防水性の被覆部材であり、挿入部16の外皮を構成している。カバー60により内視鏡11の挿入部16の内部は水密に保たれる。
カバー60の径方向外側には、駆動力伝達機構70を構成する第2の部材である外側ローラ114が配置されている。外側ローラ114は、挿入部16の外周に装着されるチューブ本体110の内周面に設けられている。図4では6つの内側ローラ54及び6つの外側ローラ114が円周上に略等間隔に配置されており、カバー60を介在して1つの内側ローラ54に1つの外側ローラ114が接触した状態で示されている。すなわち、内側ローラ54にカバー60の内周面が接触しており、外側ローラ114にカバー60の外周面が接触している。
駆動源40が駆動されたとき、ドライブシャフト51、回転ギア52及びインターナルギア53を介して駆動源40からの駆動力が伝達されることにより内側ローラ54は回転軸A1(公転軸)の軸回りに回転(公転)する。内側ローラ54及び外側ローラ114は、カバー60により引き起こされる摩擦を低減させるためにカバー60の上を転がる(自転する)。内側ローラ54及び外側ローラ114のそれぞれの自転軸は、内側ローラ54及び外側ローラ114の公転軸に対して平行である。カバー60はカバー固定部材61によりベース部33に固定されているため、挿入部16に対して回転しないが、カバー60を介して内側ローラ54に当接している外側ローラ114には、内側ローラ54からインターナルギア53の回転運動が伝達される。したがって、駆動源40からの駆動力が駆動力伝達機構70(ドライブシャフト51、回転ギア52、インターナルギア53、内側ローラ54、カバー60及び外側ローラ114)から回転ユニット100に伝達されて、回転ユニット100が回転軸A1の軸回りに回転駆動される。例えば、小腸や大腸などの屈曲した器官の観察等を行うとき、回転ユニット100は、回転するチューブ本体110の螺旋フィン112に当接する腸壁の襞を基端側に押圧しながら前進し、挿入部16の深部への挿入を補助する。
このように、内視鏡装置1には、挿入部16の外周面に装着される回転ユニット100を挿入部16の軸回りに回転させるための駆動力伝達機構70が設けられている。駆動力伝達機構70は、駆動源40に接続され、駆動源40からの駆動力によって所定の軸(ここでは挿入部16の長手軸)を中心に周方向に移動される第1の部材(内側ローラ54、又は内側ローラ54のシャフト56の軸受け部)を有している。また、駆動力伝達機構70は、前記所定の軸を中心に周方向に移動可能で、かつ、第1の部材の周方向の移動軌跡上に位置するように配置され、第1の部材が移動する際に第1の部材と接触して前記所定の軸周りに移動される第2の部材(外側ローラ114)を有している。第1の部材と第2の部材との間には、被覆部材(カバー60)が配置されている。
図5並びに図6は、それぞれ、内側ローラ54、カバー60及び外側ローラ114の静止状態並びに駆動状態における位置関係を概略的に示す長手軸方向の断面図である。外側ローラ114は、シャフト115に支持され、シャフト115の両端には軸受け部116が設けられている。カバー60は、静止状態において、図5に示される囲まれた領域C1で常に外側ローラ114に当接している。また、駆動力伝達機構70により回転ユニット100を回転させると、図6に示されるように、カバー60にはその両端のカバー固定部材61の方向に向かってカバー60を引っ張る力が加わるため、外側ローラ114のみならず軸受け部116とも当接するようになる(図6の囲まれた領域C2)。従って、カバー60は、外側ローラ114との摩擦により領域C1又は領域C2の外表面側から摩耗していく。なお、カバー60は、当然ながら内側ローラ54との摩擦によっても摩耗するが、以下では、外側ローラ114による摩耗のみを考慮している。
上述したように、カバー60は内視鏡11の挿入部16の内部の駆動力伝達機構70等の構成部材の水密をとる役割を果たしているため、摩耗による破れが生じるのを防ぐ必要がある。また、摩耗に限らず、経年劣化等によるひび割れなどに起因する破れ等が生じるのも防ぐ必要がある。
以下、本発明の駆動力伝達機構70の各実施形態におけるこのような破れ等による状態変化を示すためのカバー60について詳しく説明する。
[第1の実施形態]
図7は、第1の実施形態における駆動力伝達機構70に設けられるカバー60の一例を示す断面図である。本実施形態では、カバー60は、複数の層を有している。図7では、カバー60は、その全長にわたって形成された外側の第1の層60aと、第1の層60aの内面に接してその全長にわたって形成された内側の第2の層60bとにより構成された二重層のカバーである。第1の層60aの内面と第2の層60bの外面とは、例えばその全面にわたって接着剤等により接着されている。これら層の材質は、例えばゴムであり、第1の層60aの色と第2の層60bの色とは異なっている。例えば、第1の層60aは黒色であり、第2の層60bは赤色である。
カバー60の外表面に接触している部材(外側ローラ114、軸受け部116等)との摩擦によりカバー60が摩耗するとき、カバー60は第1の層60aから摩耗していく。そして、第1の層60aが摩耗により完全に削れると、第1の層60aの下にある第2の層60bが露出する。露出した第2の層60bの色は第1の層60aの色とは異なるため、ユーザは、表面に第1の層60aとは異なる色が露出したことを目で見て確認することにより、カバー60が完全に擦り切れて水密性が失われる前に(第2の層60bが擦り切れずにまだ残っているうちに)カバー60の摩耗を検知する。このように、ユーザは、使用前後にカバー60の外表面を目視してカバー60の摩耗を検知し、必要に応じてその交換等の対応を取る。
使用時の摩耗による状態変化以外にも、例えば、内視鏡装置1を長期間使用しなかった場合に経年劣化によりカバー60にひび割れ等が発生することがある。このような場合、第1の層60aがひび割れた個所からその下の第2の層60bが露出する。ユーザは、内視鏡装置1の久々の使用前にカバー60を点検することにより、表面に第1の層60aとは異なる色が露出していることに気付き、カバー60の状態変化を検知する。同様に、摩耗状態以外の疲労状態もまた、二重層のカバー60の状態変化から検知可能である。
図8は、第1の実施形態におけるカバー60の他の例を示す図である。図8では、カバー60は、その全長にわたって形成された内側の第2の層60b上の一部に第1の層60aが設けられることにより構成されている。第1の層60aは、他の部材(外側ローラ114、軸受け部116等)と当接して摩耗しやすい位置(接触面)に設けられている。図8に示されるように、複数の層になっているのはカバー60の全長に限らず、摩耗しやすい位置であればその一部でもよい。
このように、カバー60には、その摩耗や経年劣化を検知するための指標が設けられている。本実施形態における指標は、カバー60において色彩が異なる複数の素材を層状に形成したもの、すなわち第1の層60a及び第2の層60bである。指標は、カバー60の表面の色彩がその状態変化(摩耗劣化、経年劣化、疲労劣化等)に応じて切り替わることにより表示される。
本実施形態によれば、色の異なる複数の層を備えた被覆部材が状態変化を示す指標として機能する。これにより、被覆部材の水密性が失われる前にユーザが被覆部材の摩耗等の状態変化を目で見て検知することができ、ユーザに被覆部材の交換等を促すことができる。交換等により、被覆部材で覆われた部材の性能、延いては内視鏡装置1の性能が保たれる。
なお、カバー60を構成する層の数は2つに限定されず、カバー60が色の異なる3つ以上の層を有していてもよい。この場合、カバー60の摩耗等の状態変化に応じて露出する色を変えることができ、カバー60の状態変化がユーザに段階的に検知されることができる。また、第1の層60aが摩耗した後に露出する第2の層60bには、ユーザにカバー60の交換等を促す警告の文字や図柄等が描かれていてもよい。これにより、ユーザはより視覚的にカバーの交換等を促されることができる。
[第2の実施形態]
図9は、第2の実施形態における駆動力伝達機構70に設けられるカバー60の一例を示す断面図である。本実施形態では、カバー60は単一の層からなるが、カバー60の外表面60cの少なくとも一部に凸部60dが形成されている。凸部60dは、外表面60cの外周面に環状に設けられた突出部であり、カバー60に一体的に形成されている。図9には、互いに間隔を空けて配置された3つの凸部60dが示されている。これら凸部60dは、カバー60のうち摩耗しやすい個所(外側ローラ114、軸受け部116と当接する個所(図5の領域C1、図6の領域C2))に形成されている。もちろん、凸部60dがカバー60の全長にわたって形成されてもよい。凸部60dは、タイヤのスリップサインのような役割を果たす、すなわち使用限度の目安となる指標である。
本実施形態では、カバー60の外表面に接触している部材(外側ローラ114、軸受け部116等)との摩擦によりカバー60が摩耗していくと、凸部60dが摩耗により削れていく。ユーザは、凸部60dが削れて外表面60cと略同じ表面高さになると、凸部60dが摩耗により消失したことを視覚又は触覚により検知する。かくして、カバー60の摩耗が検知される。
なお、凸部の形状や配置は図9に示されるものに限らず、例えば、その形状は、図10に示されるような先端の尖った三角形状の凸部60e、60fであってもよく、また、その配置は、図10に示されるように隣り合う凸部60e間が接していてもよいし、図11に示されるように隣り合う凸部60f間が離れていてもよい。凸部の数もまた、図9〜図11に示される数(3つ)に限らない。
また、凸部に代わって、あるいは凸部と共に、外表面60cの一部を窪ませることにより凹部を設けてもよい。この場合には、凹部は、カバー60のうち摩耗しにくい個所(外側ローラ114、軸受け部116と当接する個所(領域C1、C2)以外)に形成する。カバー60のうち凹部が設けられた個所以外の表面が摩耗していくと、摩耗により、凹部以外の個所も凹部と略同じ表面高さとなり、凹部がなくなる。したがって、ユーザは、凹部がなくなったことを視覚又は触覚により検知して、カバー60の摩耗を検知する。
本実施形態によれば、被覆部材の外表面に環状に設けられた凸部や凹部(凹凸形状)が状態変化を示す指標として機能する。つまり、本実施形態における指標は、摩耗により表面の形状が変化するように構成されている。これにより、被覆部材の水密性が失われる前にユーザが被覆部材の摩耗等の状態変化を視覚的又は触覚的に検知することができ、ユーザに被覆部材の交換等を促すことができる。交換等により、被覆部材で覆われた部材の性能が保たれる。また、本実施形態では、被覆部材を単一の層で形成しているため、第1の実施形態でのように被覆部材のために色の異なる2つの層を用意しなくて済む。
[第3の実施形態]
図12は、第3の実施形態における駆動力伝達機構70に設けられるカバー60の一例を示す側面図である。図13は、第3の実施形態におけるカバー60の一例を示す径方向の断面図である。本実施形態では、カバー60の外表面60gの少なくとも一部に突起部60hが形成されている。突起部60hは、外表面60gの外周面にカバー60の長手軸方向に沿って設けられている。突起部60hは、カバー60のうち摩耗しやすい個所(外側ローラ114、軸受け部116と当接する個所(領域C1、C2))に設けられている。もちろん、カバー60の全長にわたって設けられてもよい。突起部60hもまた、タイヤのスリップサインのような役割を果たす指標である。なお、突起部60hの形状、数や配置もまた、図12並びに図13に示されるものに限定されない。
本実施形態においても、カバー60の外周面に接触している部材(外側ローラ114、軸受け部116等)との摩擦によりカバー60が摩耗していくと、突起部60hが摩耗により削れていく。ユーザは、突起部60hが削れて外表面60gと略同じ高さになると、突起部60hが摩耗により消失したことを視覚又は触覚により検知する。かくして、カバー60の摩耗が検知される。
本実施形態においても、被覆部材の外表面に被覆部材の長手軸方向に沿って設けられた突起部(凹凸形状)が状態変化を示す指標として機能する。これにより、ユーザが被覆部材の摩耗等の状態変化を検知することができ、ユーザに被覆部材の交換等を促すことができる。
[第4の実施形態]
図14は、第4の実施形態における駆動力伝達機構70に設けられるカバー60の一例を示す側面図である。本実施形態では、カバー60の外表面60iに格子状部60jが形成されている。格子状部60jは、外表面60iに周方向及び長手軸方向に沿って設けられている。格子状部60jもまた、カバー60の全長でなくても摩耗しやすい個所にあればよい。格子状部60jもまた、スリップサインのような役割を果たす指標である。
本実施形態においても、カバー60に接触している部材との摩擦によりカバー60が摩耗していくと、格子状部60jが摩耗により削れていく。ユーザは、格子状部60jが削れて外表面60gと略同じ高さになると、格子状部60jが摩耗により消失したことを視覚又は触覚により検知する。かくして、カバー60の摩耗が検知される。
本実施形態においても、被覆部材の外表面に被覆部材の周方向及び長手方向に沿って設けられた格子状部60jが状態変化を示す指標として機能する。これにより、ユーザが被覆部材の摩耗等の状態変化を検知することができ、ユーザに被覆部材の交換等を促すことができる。
以上、本発明の駆動力伝達機構70の各実施形態について内視鏡装置1を参照して説明してきたが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内でさまざまな改良及び変更が可能である。
1…内視鏡装置、10…内視鏡システム、11…内視鏡、12…制御ユニット、13…光源ユニット、14…入力ユニット、15…表示ユニット、16…挿入部、17…操作部、18…先端硬質部、19…湾曲部、20…可撓管部、21…チャンネル、22…折レ止メ、23…ユニバーサルケーブル、24…スコープコネクタ、25…駆動源装着口、26…処置具挿入口、27…湾曲操作ノブ、28,29,30,31…スイッチ、32…回転操作入力スイッチ、33…ベース部、34…空洞、35…ストッパ部材、36…受け面、37…係合部材、38…溝、40…駆動源、41…モータ本体、42…モータケーブル、51…ドライブシャフト、52…回転ギア、53…インターナルギア、54…内側ローラ(第1の部材)、55…支持部材、56…シャフト、60…カバー(被覆部材)、61…カバー固定部材、70…駆動力伝達機構、100…回転ユニット、110…チューブ本体、111…ルーメン、112…螺旋フィン、113…爪、114…外側ローラ(第2の部材)、115…シャフト、116…軸受け部。

Claims (15)

  1. 所定の軸に沿って延びている挿入装置の挿入部内に配置されており、駆動源に接続されて該駆動源からの駆動力によって前記所定の軸を中心に周方向に移動される第1の部材と、
    前記挿入部の外周に装着される挿入補助具に、前記所定の軸を中心に周方向に移動可能で、かつ、前記第1の部材の周方向の移動軌跡上に位置するよう配置されている第2の部材と、
    前記挿入部の外皮を構成すると共に、前記第1の部材と前記第2の部材との間に配置されており、少なくとも前記第2の部材に接触する、可撓性を備えた被覆部材と、
    前記被覆部材に設けられており、前記被覆部材における前記第2の部材との接触面の状態変化を示す指標と、
    を具備することを特徴とする駆動力伝達機構。
  2. 前記第1の部材及び前記第2の部材は、それぞれ前記所定の軸周りに公転可能に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の駆動力伝達機構。
  3. 前記第1の部材及び前記第2の部材は、それぞれの自転軸周りに自転可能に配置されていることを特徴とする、請求項2に記載の駆動力伝達機構。
  4. 前記第1の部材及び前記第2の部材の前記自転軸の各々は、前記所定の軸に対して平行であることを特徴とする、請求項3に記載の駆動力伝達機構。
  5. 前記第1の部材及び前記第2の部材は、それぞれの前記自転軸周りに円周面を有するローラ形状であることを特徴とする、請求項4に記載の駆動力伝達機構。
  6. 前記被覆部材は、前記所定の軸周りに、内面と外面とを有する筒状に形成されており、前記内面に前記第1の部材が、前記外面に前記第2の部材がそれぞれ接触していることを特徴とする、請求項1に記載の駆動力伝達機構。
  7. 前記指標は、前記第2の部材との接触面に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の駆動力伝達機構。
  8. 前記指標は、前記被覆部材における前記第2の部材との接触面における摩耗状態を示すことを特徴とする、請求項1に記載の駆動力伝達機構。
  9. 前記指標は、前記被覆部材における前記第2の部材との接触面における疲労状態を示すことを特徴とする、請求項1に記載の駆動力伝達機構。
  10. 前記指標は、前記被覆部材における劣化状態を示すことを特徴とする、請求項1に記載の駆動力伝達機構。
  11. 前記指標は、前記被覆部材における経年状態を示すことを特徴とする、請求項1に記載の駆動力伝達機構。
  12. 前記指標は、表面の色彩が切り替わることにより前記被覆部材の状態変化を示すことを特徴とする、請求項1に記載の駆動力伝達機構。
  13. 前記指標は、前記被覆部材を色彩が異なる複数の素材を層状に形成することにより構成されていることを特徴とする、請求項12に記載の駆動力伝達機構。
  14. 前記被覆部材における前記第2の部材との接触面は、摩耗により表面形状が変化するよう構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の駆動力伝達機構。
  15. 前記被覆部材における前記第2の部材との接触面には、凹凸形状が形成されていることを特徴とする、請求項14に記載の駆動力伝達機構。
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