JP5985113B2 - 円偏波発生器 - Google Patents

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Description

この発明は、マイクロ波帯やミリ波帯において、広帯域にわたり好ましい偏波間通過位相差の周波数特性が得られる円偏波発生器に関するものである。
衛星通信機器や携帯電話の基地局等の通信には主にマイクロ波信号が使用されており、マイクロ波信号の処理に使われる機器の一つに円偏波発生器がある。円偏波発生器は、直線偏波を円偏波に変換するものであり、よく知られている構成としてコルゲート形のものがある(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に開示されたコルゲート形の円偏波発生器は、矩形状の導波管であって、対向する壁面上に、管軸方向と直交するひだ状の複数の隆起物(コルゲート)を、管軸方向に所定の間隔で連ねた形をしたものである。また、隆起物の先端部が描く包絡線は、管軸方向中央を頂点として滑らかな2次又は3次のCos曲線を描くように、各隆起物の高さが変えられている。このような隆起物の配置により、円偏波発生器に入力された直交する2つの直線偏波(V偏波、H偏波)間には通過位相差が生じ、所定の周波数帯域で円偏波(右旋、左旋)に変換される。
特開2004−266501号公報
従来の円偏波発生器は以上のように構成されており、隆起物の高さを管軸方向に緩やかに変化させることで、広帯域にわたり好ましい偏波間通過位相差の周波数特性を実現している。しかしながら、隆起物の高さを緩やかに変化させると、隆起物1個あたりでの偏波間絶対通過位相差は小さくなる。このため、所望の偏波間通過位相差の周波数特性に応じて隆起物の段数が増え、軸長は長くなる。一方、軸長を短くすると隆起物の高さが管軸方向に急峻に変化することになるため、好ましい偏波間通過位相差の周波数特性が実現しにくい。したがって、隆起物の高さを変えるだけでは、導波管の短軸化と、広帯域にわたる好ましい偏波間通過位相差の周波数特性の両立が困難であるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、導波管の軸長を長くすることなく、広帯域にわたり好ましい偏波間通過位相差の周波数特性が得られる円偏波発生器を提供することを目的としている。
この発明に係る円偏波発生器は、矩形状の中空の導波管と、導波管内の一方の対向する壁面に設けられ、長手方向が当該導波管の管軸方向に直交し、当該管軸方向に沿って間隔を置いて配列された複数の第1の隆起物と、壁面上の第1の隆起物間に設けられ、長手方向が管軸方向に沿って配列された複数の第2の隆起物とを備えたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、導波管の軸長を長くすることなく、広帯域にわたり好ましい偏波間通過位相差の周波数特性が得られる。
この発明の実施の形態1に係る円偏波発生器の構成を示す一部を取り除いた斜視図である。 図1のA−A’線断面図である。 この発明の実施の形態1に係る円偏波発生器の構成を示す上面を取り除いた上面図である。 この発明の実施の形態1に係る円偏波発生器の構成を示す図であり、(a)図2のB−B’線断面図であり、(b)図2のC−C’線断面図である。 この発明の実施の形態1における第1の隆起物及び第2の隆起物の構成を示す拡大図である。 この発明の実施の形態1に係る円偏波発生器の効果を示す図である。 この発明の実施の形態1における第1の隆起物及び第2の隆起物の別の構成を示す拡大図である。 この発明の実施の形態2に係る円偏波発生器の構成を示す正面図である。 この発明の実施の形態3に係る円偏波発生器の構成を示す上面を取り除いた上面図である。 この発明の実施の形態4に係る円偏波発生器の構成を示す上面を取り除いた上面図である。 この発明の実施の形態5に係る円偏波発生器の構成を示す上面を取り除いた上面図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る円偏波発生器の構成を示す一部を取り除いた斜視図であり、図2は図1のA−A’線断面図であり、図3は上面を取り除いた上面図であり、図4(a)は図2のB−B’線断面図であり、図4(b)は図2のC−C’線断面図であり、図5は第1の隆起物2及び第2の隆起物3の構成を示す拡大図である。
円偏波発生器は、直線偏波を円偏波に変換するものである。この円偏波発生器は、図1に示すように、導波管1、第1の隆起物2及び第2の隆起物3から構成されている。
導波管1は、矩形状の中空の導波路である。なお図1において符号11,12は導波管1の開口端である。また、実施の形態1では、図4に示すように、導波管1の開口端11,12は正方形(a:b=1:1)に構成されている。
第1の隆起物2は、導波管1内の一方の対向する壁面(図では上下面)に設けられ、長手方向が当該導波管1の管軸方向に直交し、当該管軸方向に沿って間隔を置いて複数配列された突起である。
第2の隆起物3は、導波管1内の上記壁面上の第1の隆起物2間に設けられ、長手方向が導波管1の管軸方向に沿って複数配列された突起である。
なお図1において、符号4は、第1の隆起物2と第2の隆起物3とが交差する点(交点)を示している。また図では、第1の隆起物2と第2の隆起物3との交点4が、導波管1の中心軸上に位置している場合を示している。このように、交点4を導波管1の中心軸上に位置させることで、V偏波の基本モードが対称な分布となり、V偏波の基本モードのカットオフ周波数を効果的に下げることができる。
そして、図2に示すように、各第1,2の隆起物2,3の先端部が描く包絡線はそれぞれ、導波管1の管軸方向中央を頂点として滑らかな2次又は3次のCos曲線を成すように、各第1,2の隆起物2,3の高さが構成されている。
次に、上記のように構成された円偏波発生器の動作について、図1〜5を参照しながら説明する。以下では、図4に示すように、導波管1の開口端11,12は正方形であるとする。また図4において、実線矢印で示す偏波はV偏波であり、破線矢印で示す偏波はH偏波である。このV偏波とH偏波は互いに直交関係にある。また、図2,5に示すように、第2の隆起物3の高さは、第1の隆起物2の高さに対して高いとする。
まず、円偏波発生器の開口端11からV偏波が入力された場合について考える。
開口端11から入力したV偏波は、図4(a)に示す第1の隆起物2を有する断面形状の導波路と、図4(b)に示す第2の隆起物3を有する断面形状の導波路とを交互に通過する。
このとき、図4(a)に示す断面形状の導波路については、一般的に管軸方向の長さが短いため、第1の隆起物2は容量性のサセプタンスとして働き、V偏波の通過位相を遅らせる。さらに、図4(b)に示す断面形状の導波路については、いわゆるリッジ導波管として機能し、第2の隆起物3はV偏波が通過する導波路の電気長を長くする。このため、図4(b)の導波路におけるV偏波の通過位相は、H偏波に対して相対的に遅れることになる。
次に、円偏波発生器の開口端11からH偏波が入力された場合について考える。
開口端11から入力したH偏波についても、図4(a)に示す第1の隆起物2を有する断面形状の導波路と、図4(b)に示す第2の隆起物3を有する断面形状の導波路とを交互に通過する。
このとき、図4(a)に示す断面形状の導波路については、一般的に管軸方向の長さが短いため、第1の隆起物2は誘導性のサセプタンスとして働き、H偏波の通過位相を速める。さらに、図4(b)に示す断面形状の導波路については、第2の隆起物3は電界に垂直な方向に配置されているため、第2の隆起物3によりH偏波の通過位相に与える影響は少ない。
以上のように、容量性及び誘導性のサセプタンスとして働く第1の隆起物2だけではなく、第2の隆起物3によっても、VH偏波間に通過位相差が生じ、開口端12から円偏波が出力される。そのため、第1の隆起物2のみを用いた従来構成に比べ、偏波間通過位相差を大きくすることができる。したがって、第1,2の隆起物2,3の寸法を適切に選定することにより、導波管1の軸長を長くすることなく、広帯域にわたり好ましい偏波間通過位相差特性を得ることができる。
ここで、本発明の有効性について、図5に示す第1,2の隆起物2,3を用いた構成1個当たりの偏波間通過位相差を例に説明する。図6は、第1の隆起物2の1個当たりのVH偏波間通過位相差の周波数特性(破線)と、第1,2の隆起物2,3を用いた構成1個当たりのVH偏波間通過位相差の周波数特性(実線)とを比較した特性図である。なお、これらの特性は等価回路計算により求めたものである。
この図6に示すように、第1の隆起物2のみを用いた場合に対し、第1,2の隆起物2,3を用いた構成の場合では、偏波間通過位相差の周波数偏差が小さく、且つ多くの絶対通過位相差量を実現できることがわかる。すなわち、第1,2の隆起物2,3を管軸方向に複数配列し、それらの寸法を適切に選定することにより、導波管1の軸長を長くすることなく、広帯域にわたり好ましい通過位相差特性が得られることとなる。
なお、図6は一例であり、上記有効性については実施の形態1及び後述の実施の形態においても同様である。
また、図2,5では、交点4において、隣接する第2の隆起物3の高さが第1の隆起物2よりも高い場合について示した。しかしながら、これに限るものではなく、好ましい偏波間通過位相差特性に応じて、図7に示すように、隣接する第1の隆起物2の高さが第2の隆起物3よりも高くなるようにしてもよい。さらに、管軸方向において、ある位置では第2の隆起物3の高さが第1の隆起物2よりも高く、別のある位置では第1の隆起物2の高さが第2の隆起物3よりも高くなるようにしてもよい。
また、第1,2の隆起物2,3が交差しているため、第1の隆起物2による容量性及び誘導性のサセプタンスの大きさは、第1の隆起物2の幅と高さだけではなく、第2の隆起物3の幅や高さによっても変えることができる。よって、好ましい偏波間通過位相差特性を実現しやすいという効果もある。
以上のように、この実施の形態1によれば、導波管1内の一方の対向する壁面に設けられ、長手方向が当該導波管1の管軸方向に直交し、当該管軸方向に沿って間隔を置いて配列された複数の第1の隆起物2と、当該壁面上の第1の隆起物2間に設けられ、長手方向が管軸方向に沿って配列された複数の第2の隆起物3とを備えるように構成したので、導波管1の軸長を長くすることなく、マイクロ波帯やミリ波帯において、広帯域にわたり好ましい偏波間通過位相差の周波数特性が得られる。
実施の形態2.
実施の形態1では、図4に示すように、導波管1の開口端11,12を正方形に構成した場合を示した。それに対し、図8に示すように、開口端11,12を縦長の長方形(a:b=1:N)に構成してもよい。すなわち、第1,2の隆起物2,3を有する壁面間が長手方向となる長方形に構成する。これにより、H偏波のカットオフ周波数を下げることができ、広帯域な伝送特性を得ることができる。なお、実施の形態2に係る円偏波発生器のその他の構成、動作は、実施の形態1と実質的に同じである。
以上のように、この実施の形態2によれば、開口端11,12を縦長の長方形としたので、実施の形態1に対し、H偏波のカットオフ周波数を下げることができ、広帯域な伝送特性を得ることができる。その結果、より広帯域にわたり好ましい偏波間通過位相差特性が得られる。
実施の形態3.
実施の形態1では、図3に示すように、管軸方向において、導波管1内の壁面の幅(第1,2の隆起物2,3が設けられた壁面の管軸方向に垂直な長さ)を一様とし、且つ第1の隆起物2の長手方向の長さを一様とした場合を示した。それに対し、図9に示すように、第1の隆起物2の長手方向の長さ及び導波管1内の壁面の幅を、導波管1の両端と管軸方向中央とで異なるように構成してもよい。
図9の例では、管軸方向中央における第1の隆起物2の長手方向の長さ及び導波管1内の壁面の幅を、開口端11,12の開口寸法aより長くしている。また、開口端11,12付近における第1の隆起物2の長手方向の長さ及び導波管1内の壁面の幅を、管軸方向中央に向かい徐々に長くするように段差状に形成している。これにより、V偏波のカットオフ周波数を下げることができ、広帯域な伝送特性を得ることができる。また、開口端11,12付近の開口を管軸方向中央に向かい緩やかに大きくすることで、良好な反射特性も得ることができる。なお、実施の形態3に係る円偏波発生器のその他の構成、動作は、実施の形態1と実質的に同じである。
以上のように、この実施の形態3によれば、第1の隆起物2の長手方向の長さ及び導波管1内の壁面の幅を、導波管1の両端と管軸方向中央とで異なるように構成したので、実施の形態1に対し、V偏波のカットオフ周波数を下げることができ、広帯域な伝送特性を得ることができる。その結果、より広帯域にわたり好ましい偏波間通過位相差特性が得られる。
なお図9では、開口端11,12付近にのみ段差を設けた場合を示したが、管軸方向中央にまで段差を設けてもよい。
実施の形態4.
実施の形態1では、図3に示すように、第1の隆起物2の厚み(管軸方向の長さ)が全て等しい場合を示した。それに対し、図10に示すように、第1の隆起物2の厚みを、導波管1の両端に対して管軸方向中央では薄くしてもよい。これにより、設計パラメータを増やすことができ、広帯域なわたり偏波間通過位相差特性を得ることができる。なお、実施の形態4に係る円偏波発生器のその他の構成、動作は、実施の形態1と実質的に同じである。
以上のように、この実施の形態4によれば、第1の隆起物2の厚みを、導波管1の両端に対して管軸方向中央では薄くするように構成したので、実施の形態1に対し、設計パラメータを増やすことができ、広帯域にわたり好ましい偏波間通過位相差特性が得られる。
なお図9では、第1の隆起物2の厚みを導波管1の両端に対して管軸方向中央では薄くする場合を示したが、任意の厚みで配列してもよい。
また図9では、第1の隆起物2の配列間隔を一定とした場合を示したが、任意の間隔で配列してもよい。
実施の形態5.
実施の形態1では、図3に示すように、管軸方向において、第2の隆起物3の幅(当該管軸方向に垂直な長さ)を一様とした場合を示した。それに対し、図11に示すように、各第2の隆起物3の幅を、管軸方向中央を頂点として滑らかな2次又は3次のCos曲線を成すような幅に構成してもよい。これにより、リッジを有する伝送線路の特性インピーダンスを変えることができ、良好な反射特性を得ることができる。また、同時に、第2の隆起物3の幅を変えることで設計パラメータを増やすことができ、広帯域に好ましい偏波間通過位相差特性を得ることができる。なお、実施の形態5に係る円偏波発生器のその他の構成、動作は、実施の形態1と実質的に同じである。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る円偏波発生器は、矩形状の中空の導波管と、導波管内の一方の対向する壁面に設けられ、長手方向が当該導波管の管軸方向に直交し、当該管軸方向に沿って間隔を置いて配列された複数の第1の隆起物と、壁面上の第1の隆起物間に設けられ、長手方向が管軸方向に沿って配列された複数の第2の隆起物とを備えたので、導波管の軸長を長くすることなく、広帯域にわたり好ましい偏波間通過位相差の周波数特性が得られ、マイクロ波帯やミリ波帯における通信に好適である。
1 導波管、2,3 第1,2の隆起物、4 交点、11,12 開口端。

Claims (9)

  1. 矩形状の中空の導波管と、
    前記導波管内の一方の対向する壁面に設けられ、長手方向が当該導波管の管軸方向に直交し、当該管軸方向に沿って間隔を置いて配列された複数の第1の隆起物と、
    前記壁面上の前記第1の隆起物間に設けられ、長手方向が前記管軸方向に沿って配列された複数の第2の隆起物と
    を備えた円偏波発生器。
  2. 前記第1の隆起物と前記第2の隆起物の高さは異なる
    ことを特徴とする請求項1記載の円偏波発生器。
  3. 前記第2の隆起物の高さは、隣接する前記第1の隆起物を挟んだ前後で異なる
    ことを特徴とする請求項1記載の円偏波発生器。
  4. 前記第1の隆起物と前記第2の隆起物との交点は、前記導波管の中心軸上に位置する
    ことを特徴とする請求項1記載の円偏波発生器。
  5. 前記各第1,2の隆起物の高さは、前記導波管の管軸方向中央を頂点として2次又は3次のCos曲線を成すような高さに構成された
    ことを特徴とする請求項1記載の円偏波発赤器。
  6. 前記導波管の両端の開口は、前記対向する壁面間が長手方向となる長方形に構成された
    ことを特徴とする請求項1記載の円偏波発生器。
  7. 前記第1の隆起物の長手方向の長さ及び前記壁面の幅は、前記導波管の両端と管軸方向中央とで異なる
    ことを特徴とする請求項1記載の円偏波発生器。
  8. 前記第1の隆起物の厚み又は配列間隔は異なる
    ことを特徴とする請求項1記載の円偏波発生器。
  9. 前記各第2の隆起物の幅は、前記管軸方向中央を頂点として2次又は3次のCos曲線を成すような幅に構成された
    ことを特徴とする請求項1記載の円偏波発生器。
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JPN6016013215; 浅尾英喜(外5名): '「20/30GHz 帯共用金属メッキ樹脂コルゲート導波管円偏波発生器」' 2003年電子情報通信学会総合大会講演論文集 , 20030303, pp.75, エレクトロニクス(1) *

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