JP5982501B2 - ホイールローダ - Google Patents

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Description

本発明は、ホイールローダに関する。
ホイールローダには排気ガス後処理装置が搭載されている。排気ガス後処理装置は、ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる煤等の粒子状物質を捕集して除去するディーゼル微粒子捕集フィルタ装置を含んでいる。このディーゼル微粒子捕集フィルタ装置はエンジンの上部にエアクリーナと並べて装着されている。また、排気ガスをより浄化するために、排気ガス中のNOxを除去する窒素酸化物還元触媒装置が設けられる場合もある。窒素酸化物還元触媒装置はディーゼル微粒子捕集フィルタ装置の排気下流側に設けられる。
前述のように、ディーゼル微粒子捕集フィルタ装置はエンジンの上部にエアクリーナ等とともに配置されているが、ディーゼル微粒子捕集フィルタ装置に加えて窒素酸化物還元触媒装置を設置する場合は、窒素酸化物還元触媒装置の設置場所が問題になる。窒素酸化物還元触媒装置はディーゼル微粒子捕集フィルタ装置の排気下流側に配置する必要があるために、ディーゼル微粒子捕集フィルタ装置に加えて窒素酸化物還元触媒装置を設ける場合、一般的には、窒素酸化物還元触媒装置を、エアクリーナやディーゼル微粒子捕集フィルタ装置とともにエンジンの上部に並べて搭載することになる。
しかし、エアクリーナ、ディーゼル微粒子捕集フィルタ装置、及び窒素酸化物還元触媒装置のすべてをエンジンの上方に並べて配置するのは、スペースの関係上困難である。したがって、比較的重量の軽いエアクリーナをディーゼル微粒子捕集フィルタ装置及び窒素酸化物還元触媒装置の上方に配置することが考えられるが、この場合は、エンジンルームの天板の高さが高くなり、後方視界性が悪化することになる。
ここで、特許文献1に示された大型ダンプトラックでは、キャブの側方にエンジンルームが設けられ、このエンジンルームの外部にエアクリーナを配置する構成が提案されている。このような構成では、エンジンルームの上部にエアクリーナを配置しても後方視界の妨げになることはない。
特開2003−335268号公報
しかし、ホイールローダにおいては、キャブの後方にエンジンルームが配置されているために、特許文献1の構成をそのままホイールローダに適用すると、後方視界の悪化を招く。また、エアクリーナは、内部のフィルタを所定時間ごとに清掃又は交換する作業が必要になるために、メンテナンス作業を容易とすることが好ましい。
本発明の課題は、ホイールローダにおいて、後方視界の悪化を防止し、かつメンテナンス作業を容易とすることにある。
本発明のある側面に係るホイールローダは、キャブと、梯子と、拡張部材と、車体カバーと、エンジンと、エアクリーナとを備えている。キャブは、内部に運転席が設けられている。梯子は、キャブの側方に設けられる。梯子は、間隔を置いて配置される複数のステップを有する。拡張部材は、拡張姿勢を取る。拡張姿勢において、拡張部材は、少なくとも1つのステップに隣接し、車幅方向に張り出す。車体カバーは、キャブの後方に配置され、エンジンルームを画定する。エンジンは、エンジンルーム内に配置されている。エアクリーナは、交換可能なフィルタを内部に有し、エンジンに供給する空気を清浄する。エアクリーナは、車体カバーの外側に配置される。また、拡張部材が拡張姿勢とされるとき、エアクリーナは、拡張部材の上方且つ後方に配置される。
このホイールローダでは、エアクリーナは、エンジンルームではなく、車体カバーの外側に配置される。この構成によれば、エアクリーナがエンジンルームの外部に配置されているので、エンジンルーム内において、エンジンの上方に排気ガス後処理装置などを設置しても、エンジンルームの天板を高くする必要がない。したがって、排気ガス後処理装置などを設置しても後方視界が悪化するのを避けることができる。
拡張部材が拡張姿勢にあるとき、エアクリーナは、拡張部材の上方且つ後方に配置されているため、作業者は梯子に乗った状態でエアクリーナのメンテナンス作業を行うことができ、メンテナンス作業が容易になる。また、拡張部材が拡張姿勢となるとき、拡張部材が上記少なくとも1つのステップに隣接する。このため、作業者は上記少なくとも1つのステップと拡張部材とに乗って作業することができる。このように、作業者が作業する際の足場を広くすることができるため、作業者は、安定した姿勢でエアクリーナのメンテナンス作業を行うことができる。
好ましくは、拡張部材は、上記少なくとも1つのステップから退避する退避姿勢をとる。すなわち、拡張部材は、拡張姿勢と退避姿勢とを取ることができる。この構成によれば、作業者がメンテナンス作業をしないとき、すなわち、梯子をキャブへの昇降のために使用する場合は、拡張部材を退避姿勢にすることで、キャブへの昇降の際に拡張部材が邪魔になることがない。
好ましくは、上記少なくとも1つのステップは、他のステップに比べて車体前後方向における長さが長い。この構成によれば、作業者はより安定した姿勢でエアクリーナのメンテナンス作業を行うことができる。
好ましくは、エアクリーナは、フィルタが梯子側に引き抜かれるように交換可能であり、フィルタが引き抜かれる側が逆側よりもキャブから離れるように傾斜している。この構成によれば、作業者は梯子の上記少なくとも1つのステップに乗った状態で、フィルタを容易に取り出すことができる。
好ましくは、ホイールローダは、キャブの側方に設置されるプラットホームをさらに備える。拡張部材は、退避姿勢において、プラットホームの下方に位置する。この構成によれば、すなわち、作業者がキャブへの昇降のために梯子を使用する際、拡張部材をプラットホームの下方に位置させることで、拡張部材が邪魔になることがない。
好ましくは、拡張部材は、プラットホームに取り付けられる。この構成によれば、梯子が衝突によって変形した場合であっても、拡張部材は梯子ではなくプラットホームに取り付けられているために有効に機能する。
好ましくは、拡張部材は、固定部と、アーム部と、平坦部とを有する。固定部は、プラットホームから下方に延びる。アーム部は、固定部の下端部に揺動可能に連結する。平坦部は、アーム部から車体前後方向に延びる。平坦部は、拡張姿勢において上記少なくとも1つのステップに隣接する。この構成によれば、アーム部を固定部に対して揺動させることで、拡張部材は、拡張姿勢と退避姿勢とを選択的に取ることができる。
好ましくは、梯子は、キャブの側方に設置されるプラットホームから下方に延びている。複数のステップのうち、最上に位置する第1ステップは、プラットホームに対して、車幅方向に張り出している。第1ステップを除く各ステップは、1つ上のステップに対して、車幅方向に張り出している。各ステップの張出量は、一定である。
この構成によれば、拡張部材を退避姿勢に位置させることで、作業者は、梯子の各ステップをスムーズに昇降することができる。
好ましくは、梯子は、上下方向に延びるとともに車体前後方向に間隔をおいて設けられる前支柱及び後支柱をさらに有する。各ステップは、前支柱と後支柱とに亘って延びている。後支柱は、上部と下部とを有する。後支柱の上部は、複数のステップのうち、最上に位置する第1ステップ及び上から2番目に位置する第2ステップが取り付けられる。後支柱の下部は、他のステップが取り付けられ、上部よりも前方に位置する。
この構成によれば、第1及び第2ステップが取り付けられる後支柱の上部が、下部よりも後方に位置する。このため、第1及び第2ステップは、他のステップに比べて後方に延びており、作業者はエアクリーナにより近い位置でメンテナンス作業を行うことができる。なお、この場合は、第1ステップ又は第2ステップが上記少なくとも1つのステップに該当する。
好ましくは、後支柱は、上部と下部とを連結する中央部をさらに有している。この中央部は、側面視において、上方に向かって後方に傾斜する。
好ましくは、ホイールローダは、後支柱に沿って設けられた手摺部材をさらに有する。手摺部材は、鉛直に延びる鉛直部を有する。この鉛直部は、後支柱の車幅方向外側に位置する。この構成によれば、手摺部材の鉛直部が、後支柱の車幅方向外側に位置しているため、作業者は、鉛直部に体重を掛けながらメンテナンス作業を行うことができ、この結果、作業者は、より安定した状態でエアクリーナのメンテナンス作業を行うことができる。
好ましくは、手摺部材の上端は、前記キャブの側方に設置されるプラットホームよりも下方に位置する。この構成によれば、作業者は、プラットホーム上に乗った際、手摺部材につまずくことがない。
好ましくは、梯子は、最下に位置するステップの下方に、弾性帯板によって吊り下げられた補助ステップをさらに有する。この構成によれば、作業者は、上述した複数のステップのうち、最下に位置するステップへ容易に乗ることができたり、この最下に位置するステップから地面へ容易に降りることができる。また、補助ステップは地面に近い位置に配置されるため、補助ステップ又は弾性帯板が地面上の障害物に衝突する可能性がある。しかしながら、補助ステップを吊り下げるための弾性帯板は、塑性変形してしまうことがない。
好ましくは、キャブは、キャブ本体と、ドアとを有している。ドアは、キャブ本体に後部が支持され前方側が開閉自在である。そして、エアクリーナは、ドアが最大に開かれた状態でドアに干渉しない位置に配置されている。
この構成によれば、運転者がキャブに出入りする際のドア開閉時に、ドアがエアクリーナに干渉することがない。
好ましくは、ホイールローダは、キャブとエンジンとの間に配置された作動油タンクをさらに備える。エアクリーナは作動油タンクの側方に配置されている。
この構成によれば、上述したように、エアクリーナがエンジンルームの外部に配置されているので、排気ガス後処理装置などを設置しても後方視界が悪化するのを避けることができ、また、エアクリーナのメンテナンス作業が容易になる。
好ましくは、ホイールローダは、後輪の上方に配置された後輪用フェンダをさらに備える。エアクリーナは後輪用フェンダの上部に固定されている。
この構成によれば、上述したように、エアクリーナがエンジンルームの外部に配置されているので、上述したように、排気ガス後処理装置を設置しても後方視界が悪化するのを避けることができ、また、エアクリーナのメンテナンス作業が容易になる。
本発明によれば、後方視界の悪化を防止でき、またエアクリーナのメンテナンス作業が容易になる。
ホイールローダの外観斜視図。 ホイールローダを左前方から見た外観斜視部分図。 梯子の側面図。 梯子の正面図。 ホイールローダを左前方から見た外観斜視部分図。 梯子の正面図。 ホイールローダの車体カバーを取り外した状態の側面部分図。 エアクリーナの配置を示す平面図。 エアクリーナとドアの関係を示す図。 エアクリーナのメンテナンス作業の様子を示す図。
以下、本発明に係るホイールローダの実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、左後方から見たホイールローダの斜視図である。なお、以下の説明において、「右」、「左」、「上」、及び「下」とは運転室から前方を見た方向を基準とし、「車幅方向」は「左右方向」と同義である。また、「幅」とは、左右方向の長さを意味する。
右方向を意味する。
[全体構成]
図1に示すように、ホイールローダ1は、車体フレーム2、作業機3、前輪4、後輪5、キャブ6を備えている。このホイールローダ1は、前輪4、後輪5が回転駆動されることにより自走可能であり、作業機3を用いて所望の作業を行うことができる。
車体フレーム2は前車体部及び後車体部を有しており、前車体部と後車体部とは互いに左右方向に揺動可能に連結されている。前車体部には、作業機3及び前輪4が設けられている。後車体部には、後輪5及びキャブ6が設けられている。キャブ6の内部には運転室6aが設けられるとともに、各種の操作部材や操作盤が設けられている。作業機3は、前車体部の前方に配置されており、バケット3a及びバケットシリンダ3b等を有している。前輪4及び後輪5のそれぞれの上方には、フェンダ4a,5aが設けられている。
図2は、右前方から見たエアクリーナ周辺を示す斜視図である。なお、図2では、拡張部材9は拡張姿勢となっている。図2に示すように、後輪用フェンダ5aは、フェンダ前部5bとフェンダ後部5cとを有している。フェンダ前部5bは、水平部分と、水平部分から前方かつ下方に傾斜する傾斜部分と、から構成されている。また、フェンダ後部5cは、側面視で円弧状に形成されており、後輪5の上方及び上方後部を覆っている。また、フェンダ前部5bの前端からは、マッドガード5dが後輪5の前方を覆うように下方へ延びている。より詳細には、マッドガード5dは、後述する梯子8の後支柱82bに沿った形状となっている。
また、キャブ6は、キャブ本体6b及びドア6cを有する。ドア6cは、後端部がキャブ本体6bに対してヒンジによって支持され、前端部が開閉可能である。このドア6cは、キャブ本体6bの外側部に設けられたストッパ6dによって最大開度が規制されている。
キャブ6の左側方にはプラットホーム7が設置されている。より詳細には、プラットホーム7は、キャブ6の下端部から左側方に延びている。これにより、作業者は、ドア6cの外側に立つスペースが確保されるので梯子8の昇降が楽になる。なお、プラットホーム7は、車体フレーム2に取り付けられている。
キャブ6の左側方には、作業者がキャブ6に対して乗降できるように、梯子8が設けられている。より具体的には、梯子8は、プラットホーム7から下方に延びており、後輪用フェンダ5aの前方に配置されている。
図3は左側方から見た梯子8及びプラットホーム7を示す側面図であり、図4は前方から見た梯子8及びプラットホーム7を示す正面図である。なお、図4において、各ステップの位置が分かるように破線で各ステップを示している。また、図3及び図4では、拡張部材9は拡張姿勢となっている。図3及び図4に示すように、梯子8は、複数(例えば3つ)のステップ81a〜81c、前支柱82a、後支柱82b、及び補助ステップ84を有する。3つのステップ81a〜81cは、上下方向に間隔をおいて、水平に配置されており、上から順に第1ステップ81a、第2ステップ81b、第3ステップ81cである。なお、第2ステップ81bが、本発明の少なくとも1つのステップに相当する。各ステップ81a〜81cは、平面視が矩形状のプレートであって、車体前後方向に延びている。第1及び第2ステップ81a、81bは、第3ステップ81cに比べて、車体前後方向における長さが長い。例えば、特に限定されるわけではないが、第3ステップ81cの車体前後方向における長さW3が、300mm以上350mm以下程度であるのに対して、第1及び第2ステップ81a、81bの車体前後方向における長さW1、W2は、430mm以上480mm以下程度である。また、第1〜第3ステップ81a〜81cの車幅方向における長さD1〜D3は、ほぼ同じであり、特に限定されるわけではないが、100mm以上140mm以下程度である。
図4に示すように、各ステップ81a〜81cは、車幅方向に張り出している。具体的には、各ステップ81a〜81cは、左側方(図4の右方向)に張り出している。すなわち、第2ステップ81bは、第1ステップ81aよりも左側方に張り出しており、第3ステップ81cは、第2ステップ81bよりも左側方に張り出している。また、第1ステップ81aは、プラットホーム7よりも左側方に張り出している。ここで、第1〜第3ステップ81a〜81cの張り出し量L1〜L3は、ほぼ同じである。なお、第1ステップ81aの張り出し量L1は、第1ステップ81aの左端縁(図4の右端縁)とプラットホーム7の左端縁との車幅方向の距離である。また、第2ステップ81bの張り出し量L2は、第2ステップ81bの左端縁と第1ステップ81aの左端縁との車幅方向の距離である。また、第3ステップ81cの張り出し量L3は、第3ステップ81cの左端縁と第2ステップ81bの左端縁との車幅方向の距離である。特に限定されるものではないが、これら第1〜第3ステップ81cの張り出し量L1〜L3は、50mm以上65mm以下程度とすることが好ましい。
図3に示すように、前支柱82a及び後支柱82bは、上下方向に延びるとともに、車体前後方向に互いに間隔をおいて設けられている。この前支柱82aと後支柱82bとに亘って、第1〜第3ステップ81a〜81cが延びている。前支柱82aは、板状の部材であって、側面視において、鉛直に延びている。後支柱82bは、上から順に、上部121、中央部122、下部123を有する。上部121は、第1ステップ81a及び第2ステップ81bが固定されており、下部123は、第3のステップ81cが固定されている。上部121は、プラットホーム7から下方に鉛直に延びている。中央部122は、上部121の下端から下方且つ前方に延びている。すなわち、中央部122は、上端が下端よりも後方に位置するように傾斜している。下部123は、中央部122の下端から下方に鉛直に延びている。すなわち、下部123は、上部121よりも前方に位置している。ここで、前支柱82aは下方に鉛直に延びているため、第1及び第2ステップ81a、81bは、第3ステップ81cに比べて後方に延びている。
前支柱82a及び後支柱82bのそれぞれの下端部には、下方に鉛直に延びる一対の弾性帯板841が取り付けられている。そして、各弾性帯板841の下端部どうしを繋ぐように車体前後方向に延びる補助ステップ84が設けられている。補助ステップ84は、第1ステップ81a及び第2ステップ81bよりも、車体前後方向の長さが小さく、好ましくは、第3ステップ81cと平面視における寸法がほぼ同じである。
図4に示すように、補助ステップ84は、第3ステップ81cよりも左側方に張り出している。この補助ステップ84の張り出し量L4は、各ステップ81a〜81cの張り出し量L1〜L3とほぼ同じである。なお、補助ステップ84の張り出し量L4は、補助ステップ84の左端縁(図4の右端縁)と第3ステップ81cの左端縁との車幅方向の距離である。
図3及び図4に示すように、拡張部材9は、梯子8の第2ステップ81bの車幅方向の長さD2を拡張するための部材である。拡張部材9は、前固定部(固定部の一例)91aと、後固定部(固定部の一例)91bと、前アーム部(アーム部の一例)92aと、後アーム部(アーム部の一例)92bと、平坦部93と、を有する。なお、前アーム部92a、後アーム部92b、及び平坦部93は一体的に形成されている。
前固定部91a及び後固定部91bは、プラットホーム7の下面から下方に延びている。前固定部91aは、前支柱82aの前方において前支柱82aに沿って延びている。前固定部91aと前支柱82aとの間には隙間が形成されている。後固定部91bは、後支柱82bの後方において後支柱82bに沿って延びている。後固定部91bと後支柱82bとの間には隙間が形成されている。
前固定部91aの下端部には前アーム部92aが第1揺動軸C1を中心に揺動可能に連結しており、後固定部91bの下端部には後アーム部92bが第2揺動軸C2を中心に揺動可能に連結している。そして、前アーム部92aの先端部と後アーム部92bの先端部とに亘って平坦部93が延びている。すなわち、平面視が矩形状の平坦部93は車体前後方向に延びている。そして、平坦部93の前端が前アーム部92aの先端部と連結しており、平坦部93の後端が後アーム部92bの先端部と連結している。平坦部93の車体前後方向の長さは、第2ステップ81bの長さW2よりもやや長い。
上述したように、前アーム部92a、後アーム部92b、及び平坦部93は一体的に形成されている。以下では、これらをまとめて本体部94と称する。この本体部94は、前固定部91a及び後固定部91bに対して揺動可能である。この本体部94が揺動することによって、拡張部材9は、拡張姿勢と退避姿勢とを取り得る。具体的には、拡張部材9が拡張姿勢にあるときは、図2、図3、及び図4に示すような状態となる。すなわち、拡張部材9が拡張姿勢となるときは、拡張部材9は、第2ステップ81bに隣接し、車幅方向に張り出す。具体的には、平坦部93が第2ステップ81bと隣接するように、拡張部材9が第2ステップ81bの左側方に位置する。
図4に示す拡張姿勢から、本体部94が矢印に示すように反時計回りに揺動することによって、拡張部材9は図5及び図6に示す退避姿勢となる。図5及び図6に示すように、拡張部材9が退避姿勢となるときは、平坦部93は第2ステップ81bの左側方から退避する。具体的には、拡張部材9が退避姿勢となるとき、平坦部93はプラットホーム7の下方に位置する。
図3に示すように、第1手摺部材83aは前固定部91aに設けられており、第2手摺部材83bは、後固定部91bに設けられている。これら第1及び第2手摺部材83a、83bは、作業者が梯子8を昇降する際に使用される。第2手摺部材83bは、鉛直に延びる鉛直部831を有している。この鉛直部831は、後支柱83bの左側方に位置している。また、第2手摺部材83bの上端は、プラットホーム7よりも下方に位置している。
図7は、キャブ6の後方の車体カバー10(図1)及び後輪用フェンダ5a(図1)を取り外し、車両の左側方から後車体部を見た図である。車体カバー10は、エンジン15を収容するためのエンジンルーム101を画定する部材である。すなわち、車体カバー10は、エンジン15を覆っている。図7に示すように、後車体部の後部には、エンジン15と、エンジン15の後方に配置された冷却ユニット16と、支持機構17と、エンジン15の上方において支持機構17に搭載された排気ガス後処理装置18と、が配置されている。また、キャブ6とエンジン15との間には作動油タンク19が配置されている。
エンジン15は、いわゆる縦置きであり、クランク軸が車体前後方向に延びるように配置されている。エンジン15は、ゴムマウントを介して車体フレーム2に支持されている。
また、図7に示すように、エンジン15の左側には排気ガスによって吸気を過給するターボチャージャー22が設けられている。ターボチャージャー22は、排気ガス出口が後方に向くように設けられている。そして、ターボチャージャー22と排気ガス後処理装置18との間に接続配管23が設けられている。また、ターボチャージャー22とエアクリーナ13との間には樹脂で形成された可撓性の吸気管24が設けられている。この吸気管24によって、エンジン15とエアクリーナ13との振動の違いが吸収される。
[排気ガス後処理装置18]
図8に示すように、排気ガス後処理装置18は、エンジン15側の排気上流側(以下、単に「上流側」と記す)から順に、ディーゼル微粒子捕集フィルタ装置45と、接続管48と、窒素酸化物還元触媒装置47と、を備えている。接続管48には尿素水溶液噴射装置46が取り付けられている。
ディーゼル微粒子捕集フィルタ装置45は、排気ガス中の煤等の粒子状物質を捕集するものであり、支持機構17のベースプレート28の後部に搭載されている。尿素水溶液噴射装置46は、図示しない尿素水溶液タンクから、やはり図示しないポンプによって吸い上げられた尿素水溶液を噴射し、排気ガス中に還元剤としての尿素水溶液を添加するものである。添加された尿素水溶液は加水分解されてアンモニアとなり、アンモニアは排気ガスとともに接続管48を介して窒素酸化物還元触媒装置47に供給される。窒素酸化物還元触媒装置47は、尿素水溶液噴射装置46からのアンモニアが還元剤として使用されて、排気ガス中の窒素酸化物を還元浄化する。窒素酸化物還元触媒装置47はディーゼル微粒子捕集フィルタ装置45と同様に支持機構17のベースプレート28の前部に搭載されている。なお、ディーゼル微粒子捕集フィルタ装置45と窒素酸化物還元触媒装置47とは、それぞれ別の取付プレートを介してベースプレート28に固定されている。
ディーゼル微粒子捕集フィルタ装置45及び窒素酸化物還元触媒装置47は、それぞれ並列に配置されている。具体的には、ディーゼル微粒子捕集フィルタ装置45及び窒素酸化物還元触媒装置47は、共に円筒形状であり、中心軸が左右方向に互いに平行に延びるように配置されている。ディーゼル微粒子捕集フィルタ装置45の排気ガス導入口45aは、左端部に設けられ、その開口は後方を向いている。また、ディーゼル微粒子捕集フィルタ装置45の排気ガス導出口45bは、右端部に設けられ、その開口は前方を向いている。窒素酸化物還元触媒装置47の排気ガス導入口47aは、左端部に設けられ、その開口は後方を向いている。また、窒素酸化物還元触媒装置47の排気ガス導出口47bは、右端部に設けられ、その開口は後方で斜め上方を向いている。そして、接続管48がディーゼル微粒子捕集フィルタ装置45の排気ガス導出口45bと窒素酸化物還元触媒装置47の排気ガス導入口47aとの間に配置されている。
接続管48は、図8に示すように、第1屈曲部48aと、直線部48bと、第2屈曲部48cと、を有し、全体としてS字状に形成されている。第1屈曲部48aはディーゼル微粒子捕集フィルタ装置45の排気ガス導出口45b近傍に位置し、第2屈曲部48cは窒素酸化物還元触媒装置47の排気ガス導入口47a近傍に位置している。直線部48bは、第1屈曲部48aと第2屈曲部48cとの間に位置し、ディーゼル微粒子捕集フィルタ装置45と窒素酸化物還元触媒装置47と並列して配置されている。
そして、尿素水溶液噴射装置46は、第1屈曲部48aに設けられており、接続管48内に尿素水溶液を噴射する。噴射された尿素水溶液は長い直線部48bを通過する際に、排気ガスと均等に混じり合うことになる。
[エアクリーナ13]
エアクリーナ13及びその配置について、図2及び図9を用いて説明する。エアクリーナ13は、エンジンルームの外部、すなわち車体カバー10の外側に配置される。また、拡張部材9が拡張姿勢にあるとき、エアクリーナ13は、拡張部材9の上方且つ後方に配置されている。なお、エアクリーナ13は、作業者が梯子8の第2ステップ81bに乗った状態で手が届く程度の位置に配置されている。具体的には、エアクリーナ13は、後輪用フェンダ5aの上部に設けられている。より具体的には、エアクリーナ13はフェンダ前部5bの水平部分に搭載されている。
図2に示されるように、エアクリーナ13は一部を除いて、車体カバー10の外側に設けられたエアクリーナカバー70によって覆われている。図9は、車体カバー10及びエアクリーナカバー70を取り外した状態のエアクリーナ13及びそれに関連する部分の平面図である。
図2、図8、及び図9に示されるように、エアクリーナ13は円筒形であって、上部にはエア取入口13aを覆うキャップ71が設けられ、前端部には蓋13bが開閉自在に設けられている。また、エアクリーナ13の内部にはフィルタ72が着脱自在に配置されている。そして、エアクリーナカバー70は、エア取入口13a、キャップ71、及び蓋13bが装着された前端部を除いて、エアクリーナ13の大半を覆っている。なお、フィルタ72は、蓋13bを開けて斜め前方に引き抜くことによって、メンテナンス及び交換が可能である。
次に、エアクリーナ13の配置について詳細に説明する。
図9に示すように、エアクリーナ13は、後輪用フェンダ5aのフェンダ前部5bの上部であって、キャブ6の後部側方に配置されている。より詳細には、エアクリーナ13の前部は梯子8の後方かつキャブ6の後端部の左側方に位置し、エアクリーナ13の後部は作動油タンク19の前部の左側方に位置している。また、図8に示すように、エアクリーナ13の中心軸Cは、ほぼ水平であって、前方が後方に比較してキャブ6からより離れるように、車両の前後に延びる中心軸に対して傾斜している。なお、前述のように、フィルタ72はこの中心軸Cに沿って前方に取り出すことが可能である。
また、前述のように、キャブ6には、ドア6cの最大開度を規制するためのストッパ6dが設けられており、エアクリーナ13の前端部は、ドア6cがストッパ6dに当接するまで最大に開けられた場合でも、ドア6cと干渉しない位置に配置されている。
以上のようなエアクリーナ13の配置によって、図10に示すように、作業者は梯子8の第2ステップ81b及び平坦部93上に乗り、エアクリーナ13の蓋13bを開けてフィルタ72のメンテナンス作業又は交換作業を容易に行うことができる。
[エア・排気ガスの流れ]
図7に示すように、エアは、エアクリーナ13から導入され、吸気管24及びターボチャージャー22を経由してエンジン15に供給される。また、エンジン15からの排気ガスは、ターボチャージャー22を駆動した後、接続配管23を介して排気ガス後処理装置18に導入される。
排気ガス後処理装置18では、ディーゼル微粒子捕集フィルタ装置45によって煤等の粒子状物質が捕集される。その後、尿素水溶液噴射装置46に導入される。この尿素水溶液噴射装置46では、排気ガス中に尿素水溶液が噴射される。噴射された尿素水溶液は、接続管48内で排気ガスと混合される。これにより、尿素水溶液は排気ガスの熱及び排気ガス中の水蒸気によって加水分解されてアンモニアとなる。このようにして生成されたアンモニアは、排気ガスとともに接続管48を介して窒素酸化物還元触媒装置47に供給される。そして、この窒素酸化物還元触媒装置47においては、アンモニアが還元剤として使用されて、排気ガス中の窒素酸化物が還元浄化される。
排気ガス後処理装置18が組み付けられた状態では、エンジン15及びトランスミッション20はゴムマウント21によって車体フレーム2に搭載され、排気ガス後処理装置18は支持機構17によって車体フレーム2に直接搭載されている。このため、運転状態では、エンジン15側の振動と排気ガス後処理装置18側の振動とが異なることになる。
しかし、接続配管23の延長部54aに、比較的長い可撓性管部54c,54dが形成されているために、両者の振動の違いを十分に吸収することができる。したがって、エンジン15の振動を抑えることができる。
[エアクリーナ13のメンテナンス作業]
エアクリーナ13においては、所定期間毎にフィルタ72の清掃又は交換作業が必要になる。このとき、フィルタ72をエアクリーナ13から取り外す必要がある。
エアクリーナ13からフィルタ72を取り外す場合は、図10に示すように、作業者はまず拡張部材9の本体部94を揺動させて拡張部材9を拡張姿勢とする。その後、梯子8の第2ステップ81b及び拡張部材9の平坦部93に乗り、エアクリーナ13の蓋13bを開ける。そして、エアクリーナ13からフィルタ72をエアクリーナ13の中心軸Cに沿って前方に抜き出せばよい。このとき、エアクリーナ13は前方側が後方側に比較してキャブ6から離れるように傾斜しているので、フィルタ72の引き抜き作業が容易になる。なお、メンテナンス作業が終了すると、作業者は拡張部材9の本体部94を揺動させて、拡張部材9を図5及び図6に示すような退避姿勢とする。
[特徴]
エアクリーナ13を車体カバー10の外側であって梯子8の上方且つ後方に配置したので、エンジンルームの天板を高くすることなく、ディーゼル微粒子捕集フィルタ装置45及び窒素酸化物還元触媒装置47をエンジン15の上方に配置することができる。したがって、排気ガス後処理装置18として窒素酸化物還元触媒装置47を追加した場合でも、後方視界の悪化を避けることができる。
エアクリーナ13は、梯子8の上方且つ後方に配置されているため、作業者は梯子8に乗った状態でエアクリーナ13のメンテナンス作業を行うことができ、メンテナンス作業が容易になる。また、拡張部材9が拡張姿勢となるとき、拡張部材9の平坦部93が第2ステップ81bの左側方において第2ステップ81bに隣接する。このため、作業者は第2ステップ81bと平坦部93とに乗って作業することができ、この結果、作業者は、安定した姿勢でエアクリーナ13のメンテナンス作業を行うことができる。また、作業者がメンテナンス作業をしないとき、すなわち、梯子8をキャブ6への昇降のために使用する場合は、拡張部材9を退避姿勢にすることで、キャブ6への昇降の際に拡張部材9が邪魔になることがない。
第2ステップ81bが、第3ステップ81cに比べて、車体前後方向における長さが長くなっている。このため、作業者は、第2ステップ81bにおいて安定した姿勢でエアクリーナ13のメンテナンス作業を行うことができる。
エアクリーナ13は、フィルタ72が梯子8側に引き抜かれるように交換可能であり、フィルタ72が引き抜かれる前方側が後方側よりもキャブ6から離れるように傾斜している。したがって、作業者は、梯子8の第2ステップ81bに乗った状態でフィルタ72を容易に取り出すことができ、メンテナンス作業が容易になる。
拡張部材9は梯子8ではなくプラットホーム7に取り付けられているため、梯子8が衝突などによって変形した場合であっても、拡張部材9は有効に機能する。
梯子8の後支柱82bは、第1及び第2ステップ81a、81bが固定される上部121は、第3ステップ81cが固定される下部123よりも後方に位置する。すなわち、第2ステップ81bは、第3ステップ81cに比べて後方に延びた構成となり、作業者はエアクリーナ13により近い位置でメンテナンス作業を行うことができる。
第2手摺部材83bの鉛直部831は、後支柱82bの左側方において鉛直に延びている。このため、作業者は、鉛直部831に体重を掛けた状態でエアクリーナ13をメンテナンス作業することができ、この結果、作業者は、より安定した状態でエアクリーナ13のメンテナンス作業を行うことができる。
[変形例]
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
変形例1
上記実施形態では、梯子8は、第1〜第3ステップ81a〜81cの3つのステップを有しているが、特にこれに限定されるものではなく、4つ以上のステップを有していてもよいし、2つ以下のステップを有してもよい。
変形例2
上記実施形態では、後輪用フェンダ5aにエアクリーナ13を固定したが、梯子の上方且つ後方であれば他の部材にエアクリーナ13を固定してもよい。
変形例3
上記実施形態では、後輪用フェンダ5aが2つの部分に分割され、エアクリーナ13がフェンダ前部5bに固定されている場合について説明したが、一体型の後輪用フェンダの上部にエアクリーナ13を固定するようにしてもよい。
変形例4
上記実施形態では、梯子8及びエアクリーナ13がキャブ6の左側方に設けられている場合について説明したが、これがキャブ6の右側方に配置されていてもよい。
変形例5
上記実施形態では、拡張部材9はプラットホーム7に取り付けられているが、特にこれに限定されず、例えば、拡張部材9は梯子8に取り付けられていてもよい。具体的には、図17に示すように、拡張部材9は、平坦部93と、前アーム部92aと、後アーム部92bと、を有し、前アーム部92aの先端部が梯子8の前支柱82aに揺動可能に取り付けられ、後アーム部92bの先端部が梯子8の後支柱82bに揺動可能に取り付けられていてもよい。なお、この場合は、拡張部材9は、固定部を省略することができる。
変形例6
上記実施形態では、拡張部材9は、第2ステップ81bの車幅方向の長さを拡張するように構成されているが、特にこれに限定されない。例えば図18に示すように、拡張部材9は、第1ステップ81aの車幅方向の長さを拡張するように構成されていてもよい。この場合、拡張部材9が拡張姿勢となるとき、平坦部93は、第1ステップ81aに隣接するように、第1ステップ81aの左側方に位置する。なお、この場合は、第1ステップ81aが本発明の少なくとも1つのステップに該当する。また、拡張部材9を2つ設けて、第1ステップ81aと第2ステップ81bとの両方の車幅方向の長さを拡張するように構成することもできる。この場合は、第1及び第2ステップ81a、81bが、本発明の少なくとも1つのステップに該当する。すなわち、少なくとも1つのステップを複数設けてもよい。
変形例7
上記実施形態では、拡張部材9は、拡張姿勢と退避姿勢とを取り得るが、特にこれに限定されない。例えば、拡張部材9は、拡張姿勢のみを取るように構成されていてもよい。この場合、拡張部材9は、例えば、プラットホーム7、又は梯子8などに取り外し可能に取り付けられている。そして、拡張部材9を取り付けたとき、拡張部材9は拡張姿勢を取る。
1 ホイールローダ
2 車体フレーム
6 キャブ
5 後輪
5a 後輪用フェンダ
6a 運転室
6b キャブ本体
7 プラットホーム
8 梯子
81a 第1ステップ
81b 第2ステップ
81c 第3ステップ
82a 前支柱
82b 後支柱
9 拡張部材
91a 前固定部
91b 後固定部
92a 前アーム部
92b 後アーム部
93 平坦部
121 上部
122 中央部
123 下部
83b 第2手摺部材
831 鉛直部
84 補助ステップ
841 弾性帯板
6c ドア
6d ストッパ
13 エアクリーナ
13a エア取入口
13b 蓋
15 エンジン
17 支持機構
18 排気ガス後処理装置
19 作動油タンク
45 ディーゼル微粒子捕集フィルタ装置
47 窒素酸化物還元触媒装置

Claims (13)

  1. 内部に運転席が設けられたキャブと、
    間隔をおいて配置された複数のステップを有し、前記キャブの側方に設けられる梯子と、
    少なくとも1つのステップに隣接し車幅方向に張り出す拡張姿勢を取るように構成された拡張部材と、
    前記キャブの後方に配置され、エンジンルームを画定する車体カバーと、
    前記エンジンルーム内に配置されたエンジンと、
    交換可能なフィルタを内部に有し、車幅方向において前記車体カバーの外側であって前記拡張部材と同じ側であり且つ前記車体カバーの側方に配置され、前記エンジンに供給する空気を清浄するためのエアクリーナと、
    を備え、
    前記拡張部材が前記拡張姿勢とされるとき、前記エアクリーナは、前記拡張部材の上方且つ後方に配置され、前記拡張部材を足場にしてメンテナンス作業ができる位置に配置される、
    ホイールローダ。
  2. 前記拡張部材は、前記少なくとも1つのステップから退避する退避姿勢をとる、
    請求項1に記載のホイールローダ。
  3. 前記少なくとも1つのステップは、他のステップに比べて車体前後方向における長さが長い、請求項1又は2に記載のホイールローダ。
  4. 前記エアクリーナは、前記フィルタが前記梯子側に引き抜かれるように交換可能であり、前記フィルタが引き抜かれる側が逆側よりも前記キャブから離れるように傾斜している、請求項1から3のいずれかに記載のホイールローダ。
  5. 前記キャブの側方に設置されるプラットホームをさらに備え、
    前記拡張部材は、前記退避姿勢において、前記プラットホームの下方に位置する、請求項2に記載のホイールローダ。
  6. 前記拡張部材は、前記プラットホームに取り付けられる、請求項5に記載のホイールローダ。
  7. 前記拡張部材は、
    前記プラットホームから下方に延びる固定部と、
    前記固定部の下端部に揺動可能に連結するアーム部と、
    前記アーム部から車体前後方向に延び、前記拡張姿勢において前記少なくとも1つのステップに隣接する平坦部と、
    を有する、請求項6に記載のホイールローダ。
  8. 前記梯子は、前記キャブの側方に設置されるプラットホームから下方に延び、
    前記複数のステップのうち、最上に位置する第1ステップは、前記プラットホームに対して、車幅方向に張り出しており、
    前記第1ステップを除く各ステップは、1つ上のステップに対して、車幅方向に張り出しており、
    前記各ステップの張出量は、一定である、請求項1から7のいずれかに記載のホイールローダ。
  9. 前記梯子は、上下方向に延びるとともに車体前後方向に間隔をおいて設けられる前支柱及び後支柱をさらに有し、
    前記各ステップは、前記前支柱と後支柱とに亘って延びており、
    前記後支柱は、前記複数のステップのうち、最上に位置する第1ステップ及び上から2番目に位置する第2ステップが取り付けられる上部と、他のステップが取り付けられ前記上部よりも前方に位置する下部とを有する、
    請求項1から8のいずれかに記載のホイールローダ。
  10. 前記後支柱は、上部と下部とを連結する中央部をさらに有し、
    前記中央部は、側面視において、上方に向かって後方に傾斜する、
    請求項9に記載のホイールローダ。
  11. 前記後支柱に沿って設けられた手摺部材をさらに備え、
    前記手摺部材は、鉛直に延びる鉛直部を有し、
    前記鉛直部は、前記後支柱の車幅方向外側に位置する、
    請求項9又は10に記載のホイールローダ。
  12. 前記手摺部材の上端は、前記キャブの側方に設置されるプラットホームよりも下方に位置する、請求項11に記載のホイールローダ。
  13. 前記梯子は、最下に位置するステップの下方に、弾性帯板によって吊り下げられた補助ステップをさらに有する、請求項1から12のいずれかに記載のホイールローダ。
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