JP5982420B2 - 引戸制動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、引戸を閉めるとき、全閉する手前の制動開始位置に至ると、引戸を閉方向に引き寄せながら減速してゆっくり静かに閉止する引戸制動装置に関する。
従来、引戸や引出し等では、閉めるとき、全閉する手前の制動開始位置に到達すると、自動的に全閉位置まで引き寄せながら、一方でブレーキをかけてゆっくり静かに閉止させる制動装置が各種提案されている。
例えば引戸の制動装置は、引戸が全閉する手前の制動開始位置に来ると、装置本体に係止して装置本体を始動させるストライクを引戸レールに固設する一方、引戸の上端戸先側に装置本体を搭載し、装置本体は、図34に示すように、本体ケース1の長さ方向に設け、閉方向先端にへ字状に屈曲した掛け止め部2aを有したガイド溝2と、ガイド溝2にガイドピン3a・3bを介して移動自在に係合し、引戸が所定の制動開始位置に至るとストライクsが係止する係止部4a・4bを突設した可動カム4と、可動カム4をピストンロッド5aの先端に回転自在に連結したダンパ5と、一端を本体ケース1の奥側に連結する一方、他端を可動カム4に連結し、常時は第1ガイドピン3aをガイド溝2の掛け止め部2aに掛け止めてロック状態の可動カム4に閉方向戸先側に引き戻す引張力を付与する引張ばね6を備え、閉時、引戸が制動開始位置に至ったとき、ストライクsが第1係止部4aに当たり、可動カム4が回転して第1ガイドピン3aが掛け止め部2aから外れると、引張ばね6の引張力が働いて引戸を閉まる方向に移動させて引き寄せると共に、ダンパ5の制動力が働いて可動カム4に引かれて移動する引戸を減速し、途中で停止しないで静かにゆっくり閉まる構造になっている。
特開2011−24981号公報 特開2010−133221号公報
ところが、上述した従来の引戸制動装置では、全閉位置にある引戸を開けるとき、引張ばね6の引張力に抗して引き延ばしながら、開方向戸先側に向け引いて開けることになるから、引張ばね6の引張力が引戸を開く動作の抵抗になり、操作者が車椅子に乗っていたり、非力なお年寄りだったりすると、引戸を開く動作が重く負担になるという課題があった。
そこで、本発明の目的は、引戸が全閉する手前の制動開始位置に至ると、ばねの引張力で引戸を引き寄せながら減速して閉止する引戸制動装置において、開時、引戸を開く動作の抵抗を少なくして操作性を向上することにある。
そのため、請求項1に記載の発明は、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、引戸Dが全閉する手前の制動開始位置に至ると装置本体Aに係止して該装置本体を始動させるストライクBを設ける一方、前記装置本体Aは、本体ケース25の長さ方向に設けて閉方向側に掛け止め部45b・46bを有したガイド溝45・46のようなガイド部と、該ガイド部に開閉方向に移動自在に係合し、引戸Dが制動開始位置に至ると前記ストライクBが係止する係止部29を有した可動カム30のような被ガイド部と、該被ガイド部をピストンロッド34を介して回転自在に連結したダンパ40と、一端を前記本体ケース25に連結し他端を前記被ガイド部に連結した付勢ばね40を備え、閉時、引戸Dが制動開始位置に至ったとき、前記ストライクB前記係止部29係止して前記被ガイド部を回転し、前記ガイド部の掛け止めが外れると、前記付勢ばね40の引張力で引戸Dを閉方向Xに引き寄せる一方、前記ダンパ35により制動力を付与して減速する引戸制動装置Rにおいて、前記ストライクBは、制動開始位置に固定したキャッチ50と、前記引戸レールLに摺動自在に内装し、制動開始位置に摺動したとき前記キャッチ50に着脱自在に保持され、前記被ガイド部の係止部29に係止する凸状部57を有するスライダ55と、制動開始位置から一定の前記スライダ55の摺動範囲だけ開方向戸先側に離れた助走規制位置に固定し、前記スライダ55を助走規制位置で停止させるストッパ60とを備え、全閉した引戸Dを開けるとき、前記スライダ55が、前記キャッチ50に着脱自在に保持された制動開始位置から助走規制位置まで、引戸Dの開動作に伴って前記引戸レールLを摺動する間、前記被ガイド部が前記ガイド部の前記掛け止め部から外れて前記付勢ばね40の引張力が引戸Dに作用しない前記被ガイド部のロック解除状態にしてなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の引戸制動装置において、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記ストライクBは、前記キャッチ50が前記スライダ55を凹凸の嵌め合いにより機械的に着脱自在に保持する構成としてなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の引戸制動装置において、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記ストライクBは、前記キャッチ50が前記スライダ55を磁気的に吸着して着脱自在に保持する構成としてなることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2又は3のいずれかに記載の引戸制動装置において、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記ストライクB´は、前記スライダ75を前記キャッチ70に引張コイルばね80のような弾性部材で連結してなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ストライクのスライダが、固定のキャッチに着脱自在に保持された制動開始位置から、ストッパに当って停止する助走規制位置まで、引戸の開動作に伴い引戸レールを摺動する間は、被ガイド部がガイド部の掛け止め部から外れて付勢ばねの引張力が引戸に作用しない被ガイド部のロック解除状態にあるから、スライダが摺動する制動開始位置と助走規制位置の間は、付勢ばねの引張力が引戸の開動作の抵抗にならないので、引戸は引戸レール上を助走して自重と相俟って勢いの付いた状態で開かれ、これにより、その後の開操作途中で付勢ばねの引張力が作用することがあっても、既に勢いが付いているために抵抗が少なく、その結果、操作者が車椅子に乗っていたり非力なお年寄りだったりしても、引戸を開く動作を軽くして操作性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、ストライクは、キャッチがスライダを凹凸の嵌め合いにより機械的に着脱自在に保持する構成にすることにより、安定して廉価にキャッチからスライダを着脱させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、ストライクは、キャッチがスライダを磁気的に吸着して着脱自在に保持する構成にすることにより、安定して簡単にキャッチからスライダを着脱させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、引戸は、場合によって強引に激しく閉められたりして引戸制動装置に大きな衝撃が加わることがあるが、そのように大きな衝撃を受けることがあっても、ストライクは、スライダをキャッチに弾性部材で繋いで伸縮自在に連結するから、衝撃によって弾性部材が伸びてスライダがキャッチから離れても、その都度、弾性復帰力によりスライダを必ず所定の制動開始位置に戻して常に定位置で待機させることができ、これにより、衝撃を受けることがあっても、その影響で誤動作を起こすことなく、常に安定して本来の制動機能を果たすことができる。
本発明の第1実施形態である引戸制動装置を、引戸が全閉した状態において一部を鎖線で示すと共に引戸が閉止途中の半開き状態において示す縦断面図である。 引戸制動装置を備えた引戸構造体を引戸の全閉状態において示す斜視図である。 引戸レールを省略して開放した状態の引戸制動装置を搭載した引戸構造体を同じく引戸の全閉状態において示す斜視図である。 一部を破断してストライクを外部に臨ませた状態で引戸レールを示す斜視図である。 引戸制動装置の装置本体を示す分解組立図である。 引戸レールを断面にして内部構造を示す縦断面図である。 ストライクを示す分解斜視図である。 ストライクのキャッチの構造を示す(a)斜視図(b)底面図(c)側面図(d)端面図である。 スライダの構造を示す(a)斜視図(b)平面図(c)側面図(d)端面図である。 ストライクのキャッチとスライダを係合した状態を示す(a)斜視図(b)平面図である。 引戸制動装置を、引戸が閉止途中の半開き状態において示す(a)斜視図と(b)縦断面図である。 引戸制動装置を、引戸が助走規制位置にある状態において示す(a)斜視図と(b)縦断面図である。 引戸制動装置を、引戸が制動開始位置にある状態において示す(a)斜視図と(b)縦断面図である。 引戸制動装置を、引戸が全閉した位置にある状態において示す(a)斜視図と(b)縦断面図である。 引戸制動装置を引戸が開いた直後の状態において示す(a)斜視図(b)縦断面図である。るとき 引戸制動装置を引戸が助走を終えた状態において示す(a)斜視図(b)縦断面図である。 引戸制動装置を、引戸が助走後に付勢ばねを引っ張る状態で示す(a)斜視図と(b)縦断面図である。 本発明の第2実施形態において、引戸制動装置を備えた引戸構造体を引戸全閉状態において示す斜視図である。 引戸レールを省略して開放した状態の引戸制動装置を搭載した引戸構造体を同じく引戸の全閉状態において示す斜視図である。 一部を破断してストライクを外部に臨ませた状態で引戸レールを示す斜視図である。 引戸レールを断面にして内部構造を(a)戸先側から視て示す縦断面図(b)戸尻側から視て示す縦断面図である。 ストライクを示す分解斜視図である。 キャッチとスライダとを引張コイルばねで連結した状態を示す(a)側面図(b)平面図(c)底面図である。 ストライク全体の組立斜視図である。 ストライクをキャッチにスライダを引張コイルばねで引き寄せて連結した状態を示す(a)斜視図(b)平面図である。 引戸制動装置を、引戸が閉止途中の半開き状態において示す(a)斜視図と(b)縦断面図である。 引戸制動装置を、閉止途中の引戸が助走規制位置にある状態で示す(a)斜視図と(b)縦断面図である。 ストライクを、引張コイルばねを伸ばしてスライダが助走規制位置まで摺動した状態で示す斜視図である。 ストライクを、引張コイルばねを伸ばしてスライダが助走規制位置まで摺動した状態で示す(a)平面図と(b)側面図である。 引戸制動装置を、引戸が減速して全閉した状態において示す(a)斜視図と(b)縦断面図である。 引戸制動装置を、引戸が助走を終えた状態において示す(a)斜視図と(b)縦断面図である。 引戸制動装置を、引戸が助走後に付勢ばねを引っ張る状態において示す(a)斜視図と(b)縦断面図である。 引戸制動装置を、ストライクの引張コイルばねでスライダを制動開始位置に戻してキャッチで保持した状態において示す(a)斜視図と(b)縦断面図である。 従来の引戸制動装置を示す(a)縦断面図と(b)正面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明による第1の実施形態である引戸制動装置を、引戸が全閉した状態において一部鎖線で示すと共に引戸が閉止途中の半開き状態において示し、図2は、その引戸制動装置を備えた引戸構造体を引戸の全閉状態において示し、図3は、引戸レールを省略して開放した状態の引戸制動装置を搭載した引戸構造体を同じく引戸の全閉状態において示し、図4は、一部を破断してストライクを外部に臨ませた状態で引戸レールを示し、図5は、引戸制動装置の装置本体を分解して示している。図示例の引戸構造体は、開口部Sの矩形な戸枠Fと、戸枠Fに吊り込んで開口部Sを開閉する引戸Dと、開口部Sを全開した引戸Dが重ねて配列する戸袋壁Wと、引戸Dを懸架して図中左右の開閉方向に案内する引戸レールLとで構成する。
引戸レールLは、図4に示すように、下面部10の長さ方向に逃げ溝11を開けて向い合う側面部12・12が断面L形をなす略溝形に曲げ成形し、逃げ溝11を間に挟んだ下面部10の長さ方向に平行なガイドリブ13・13を凸設し、ガイドリブ13・13間に戸車14・15の走行路16を形成する。一方、上面部17には、向い合う逃げ溝11に沿って第1ガイド溝部17aを形成すると共に、側面部12・12には、それぞれ上面部17寄りに第2ガイド溝部12aを第1ガイド溝部17aに連設し、溝部を上下二段に形成したガイド溝20を設ける。引戸レールLは上面部17を戸枠Fの上枠部に固着する。
引戸Dは、図2および図3に示すように、木製の矩形パネルで、上端面18の閉方向戸先と戸尻側に戸車ブラケット21・22を取り付け、それら戸車ブラケット21・22で戸車14・15を枢支している。下端面には、長さ方向に案内溝gを凹設し、床面上に立設したガイドローラを係合させて引戸Dが横振れしないように案内する構造になっている。なお、引戸Dには、閉方向戸先側にバーハンドル19を付設している。
そこで、引戸構造体は、引戸レールLの走行路16に上側の戸車14・15を係合し、下側の案内溝gにガイドローラを係合して引戸Dを吊り込み、開閉時はバーハンドル19を持って開閉方向に引戸Dを移動操作する構造になっているが、特に引戸Dを閉方向Xに引いて閉止するとき、引戸Dが全閉する手前の所定制動位置に至ると、本発明の引戸制動装置Rが始動し、引戸Dの勢いを緩衝して戸枠Fの戸先側縦枠部fに強く当たらないように減速する一方で、途中で停止しないように全閉位置まで引き寄せながら、静かにゆっくり閉止する。
そのため、引戸制動装置Rは、引戸Dの上端面18の戸先側に搭載する装置本体Aと、引戸レールL内に設けるストライクBとで構成する。装置本体Aは、図5に示すように、本体ケース25と、本体ケース25に組み込む可動カム(被ガイド部)30、ダンパ35、付勢ばね40とで構成する。
本体ケース25は、樹脂製で、引戸レールL内に挿設できるように全体に細長い略矩形な箱状につくり、一側の側板面25aの片側略半分をダンパ35に対応する程の長さにわたり開放して部品組込口26を設け、両側板面25a・25bの他側略半分を対称な柵状に形成し、そこに長さ方向に直線の直進部45a・46aと直進部の先端から斜め図5中下向きに屈曲した掛け止め部45b・46bとで細長いへ字状に形成したガイド溝(ガイド部)45・46を平行に形成する。上面部17には、ガイド溝45・46の長さ範囲にわたり可動カム30の細長い逃げ穴28を設ける。
可動カム30は、樹脂製のカム本体31と、一対の金属製ガイドピン32・33からなる。カム本体31は、図中左右の横に幅広な頭部31aと頭部から斜めに延び一段肉厚な顎部31bからなり、頭部31aには、幅方向に間隔をあけて厚さ方向にガイドピン32・33を貫挿するそれぞれ貫通穴の軸穴36・37を穿設し、それら軸穴36・37間の図中上側にストライクBが係止する係止部29を設ける一方、軸穴36の下側に半円状の軸係合穴38を凹設する。係止部29は、軸穴36側が斜面になった爪状の係止突起29aと軸穴37側の係止穴29bからなる。
そこで、可動カム30は、カム本体31を逃げ穴28からガイド溝45・46間に差し込んでから、ガイドピン32・33の一端を、例えば片側のガイド溝45から挿入し、それぞれカム本体31の軸穴36・37に通して他側のガイド溝45に係合する。こうしてガイドピン32・33の両端をそれぞれガイド溝45・46に摺動自在に係合し、可動カム30を組み立てて本体ケース25に装着する。
ダンパ35は、シリンダ47と、シリンダ47内に直線往復移動可能に配設したピストン48と、ピストンを基端に固着する一方、先端34aをシリンダ47内から突出させたピストンロッド34を備え、ピストンロッド34の先端34aに連結軸49を取り付けてなる。連結軸49は、軸部49aの先端に軸部と直交する向きに円柱部49bを設ける。そこで、ダンパ35は、部品組込口26から本体ケース25内に組み込んでダンパ取付部
23に組み付け、連結軸49の円柱部49bを軸係合穴38に係合して可動カム30を、円柱部49bを中心に回転自在に連結する。従って、ダンパ35は、シリンダ47内でピストン48が移動するときに空気を徐々に流出させることにより、勢いよく移動する可動カム30を制動して速度を緩める構造になっている。図5中52は、シリンダ47の後端(図中左端)に付設してダンパ35の制動力を外部から回動操作して調整する調整具である。
付勢ばね40は、引張コイルばねで、一端をカム本体31の顎部31bにあるばね掛け部31cに掛け止めて可動カム30に連結する一方、他端を本体ケース25の後端側にあるばね掛け部に掛け止めて、可動カム30を本体ケース25の後端側に引っ張る状態になっている。
そこで、装置本体Aは、図2・図3に示す引戸Dの上端面18の戸先側に搭載し、本体ケース25の先端部25dを戸車支持板21a・21a間に挟んで戸先側の戸車ブラケット21にねじ止めし、戸車ブラケット21・22と直列に連結し、戸車14・15を引戸レールLの走行路に係合して引戸Dを吊り込み、引戸レールLに開閉方向に移動可能に内装する。この装置本体Aは、図11に示すように、付勢ばね40のばね付勢力に抗して可動カム30の第1ガイドピン32をガイド溝45・46の掛け止め部45b・46bに掛け止めて付勢ばね40を長く引き伸ばし、常時可動カム30に対して図11中右方の開方向戸先側に引き戻す強い引張力を付与する。一方、第1ガイドピン32が掛け止め部45b・46bに掛け止められて可動カム30がロック状態になっているが、第2ガイドピン33が上段の直進部45a・46aに係合しているため、可動カム30は、係止部29の係止突起29aが係止穴29bより上向きに傾いて、ストライクBに対して係止突起29aが逃げ溝28から突出した頭出し状態にある。このように可動カム30の係止突起29aの位置が頭出した傾き姿勢にあるときは、引戸Dを開けている状態である。
他方、ストライクBは、図7に示すように、いずれも樹脂製の固定ピースのキャッチ50と可動ピースのスライダ55と、ストッパ60とで構成する。キャッチ50は、図8にも示すように、溝部が上下2段の引戸レールLに有するガイド溝20に係合可能な断面凸形の形状をなし、ねじ挿通穴53が厚さ方向に貫通した取付部50aと、取付部50aからU形に延びる保持アーム50bとからなる。取付部50aには、保持アーム50bとの間に受け段部50cを突設する。保持アーム50bは、両腕の先端に鉤爪状突起50dを向い合う側に凸設してなる。そこで、ストライクBにおいて、キャッチ50は、図3および図4に示すように、保持アーム50bを長さ方向内向きの戸尻側に向けて取付部50aをガイド溝20に係合し引戸レールLの上面部17の内側にねじ止めし、図11に示すように、引戸Dが全閉する手前の制動開始位置Pに固定する。
スライダ55は、図9および図10に示すように、両側縁56aが引戸レールLに有するガイド溝20の第2溝部12aに係合可能な細長い本体板部56と、本体板部56の下面の中間寄りに可動カム30の係止穴29bと対応して突設した凸状部57と、本体板部56の下面の一側端部に突設した嵌合突起58からなる。嵌合突起58は、両側面に掛け止め凸部58aを突設すると共に、一側端部にあけた取付穴にゴム製の丸軸状緩衝ピン59を差し込んで先端軸部を突出してなる。一方、本体板部56の他側端部に突当て部56bを形成する。このスライダ55は、緩衝ピン59が突出した突当て突起58をキャッチ50側に向けて本体板部56をガイド溝20に係合して引戸レールLに摺動自在に内装し、凸状部57を可動カム30の係止部29の軌道と交差する位置において突出してなる。
そこで、ストライクBは、スライダ55が制動開始位置Pに摺動すると、係止凸状部57がキャッチ50の鉤爪状突起50dを押し開いてU形の保持アーム50bに嵌り込み、スライダ55をキャッチ50により弾性に抗して嵌脱自在に保持する構成になっている。尚、ストライクBは、キャッチ50でスライダ55を凹凸の嵌め合いにより機械的に嵌脱自在に保持する構成に限らず、例えば磁気的にキャッチでスライダを吸着して着脱自在に保持する構成にすることもできる。
ストッパ60は、図示例では止めねじを使って構成し、図10に示すように、引戸レールLの上面部17に止めねじのねじ部60aをねじ込み、ねじ頭部60bを、スライダ55の軌道と交差する位置にあって、前記制動開始位置Pから引戸Dの開方向戸先側に向けて一定距離だけ離れた助走規制位置Qに上面部17から突出させてなる。そこで、引戸制動装置Rでは、スライダ55が引戸レールLを摺動する範囲を制動開始位置Pと助走規制位置Qの間の一定距離に規定する。このスライダ55の摺動距離は、例えば引戸Dを開閉操作して開口部Sを通る者が通過できる開口幅より短い長さにすると望ましい。
さて、引戸Dを閉めるとき、図3および図11に示すように、バーハンドル19を持って閉方向Xに引くと、引戸レールLの走行路16を戸車14・15が転動しながら引戸Dが動いて開口部Sを閉じる。この閉止途中において、図12に示すように、引戸Dが助走規制位置Qに至ると、本体ケース5の逃げ穴28から突出した係止突起29aが助走規制位置Qにおいてスライダ55の凸状部57に押し当たり、スライダ55を、図13に示すように、その助走規制位置から一定の摺動距離だけ離れた制動開始位置Pに摺動し、すると、スライダ55の嵌合突起58がキャッチ50の鉤爪状突起50dを押し開いて保持アーム50bに嵌り込み、摺動するスライダ55をキャッチ50で制動開始位置Pに弾発的に受け止めて保持する。
次いで、引戸制動装置Rは、そのようにスライダ55をキャッチ50で受け止めると、可動カム30をダンパ35のピストンロッド34の円柱部49bを中心に回転して傾きを正し、図14に示すように、第1ガイドピン32をガイド溝45・46の掛け止め部45b・46bから外して可動カム30のロックを解除する。すると、本体ケース25内に没していた係止部29の係止穴29bにスライダ55の凸状部57が係合してストライクBに可動カム30が連結されるが、可動カム30は固定のキャッチ50に連結されるため、そのときに、付勢ばね40により閉方向戸尻側に引っ張られると、その付勢ばね40の引張力で引戸Dを閉方向Xに引き寄せる一方で、可動カム30は、引戸Dを引き寄せるとき、ダンパ35のピストン48がシリンダ47内で奥側に押し込まれてダンパ35に制動力を発生し、その結果、引戸Dを、全閉するまで途中で停止することなく、ダンパ35により徐々に減速しながら、ゆっくり静かに閉止する。
他方、引戸Dを開けるとき、引戸制動装置Rは、図14に示すように、ガイドピン32・33がガイド溝45・46の掛け止め部45b・46bから外れて付勢ばね40の引張力が引戸Dに作用しない可動カム30のロック解除状態にあるから、バーハンドル19を持って引戸Dを開方向Yに向け軽く引いただけで、図15に示すように、可動カム30の係止穴29bに凸状部57が係止状態にあるスライダ55の掛け止め凸部58aがキャッチ50の鉤爪状突起50dから外れ、図16に示すように、スライダ55は、引戸Dの開動作に伴って助走規制位置Qまで摺動し、その助走規制位置で突き当て部56bがストッパ60のねじ頭部60bに当たって停止する一方、可動カム30は開かれる引戸Dに押されると回転し、係止穴29bがスライダ55の凸状部57から外れるため、そのまま引戸Dを開けるには、図17に示すように、第1ガイドピン32がガイド溝45・46の掛け止め部45b・46bに掛かるロック状態になるまで、付勢ばね40を強い引張力に抗して引き延ばしながら引戸を開方向戸先側に向けて引く必要があることになる。
しかし、本発明の引戸制動装置Rは、可動なスライダ55が、固定のキャッチ50に着脱自在に保持された制動開始位置Pから、ストッパ60のねじ頭部60bに当って停止する助走規制位置Qまで、引戸Dの開動作に伴い引戸レールLを摺動する間は、第1ガイドピン32がガイド溝45・46の掛け止め部45b・46bから外れて付勢ばね40の引張力が引戸Dに作用しない可動カム30のロック解除状態にあるから、スライダ55が摺動する制動開始位置Pと助走規制位置Qの間は、付勢ばね40の引張力が引戸Dの開動作の抵抗にならないので、引戸Dは引戸レールL上を助走して自重と相俟って勢いの付いた状態で開かれ、これにより、その後の開操作途中で付勢ばね40の引張力が作用することがあっても、既に勢いが付いているために抵抗が少なく、その結果、操作者が車椅子に乗っていたり非力なお年寄りだったりしても、引戸を開く動作を軽くして操作性を向上させることができる。
ところで、以上の第1実施形態では、閉時、図12に示すように、引戸Dが助走規制位置Qで可動カム30の係止突起29aが凸状部57に押し当たり、図13に示すように、スライダ55が助走規制位置から制動開始位置Pに摺動すると、嵌合突起58がキャッチ50の鉤爪状突起50dを押し開いて保持アーム50bに嵌り込むスライダ55をキャッチ50で弾発的に受け止めて保持する。反面、第1実施形態の引戸制動装置Rでは、スライダ55をキャッチ50の鉤爪状突起50dで挟んで弾発的に保持するだけだから、開いた引戸Dを強引に激しく閉めたりして大きな衝撃を受けると、その衝撃によってスライダ55が保持アーム50bから外れて跳ね返り、所定の制動開始位置に納まらず誤動作を起こすおそれがある。
そこで、本発明の引戸制動装置は、上述した第1の実施形態に代え、例えば図18〜図33に示す第2の実施形態のようにストライクB´を構成し、引戸Dを強引に激しく閉めたりしたとき、衝撃によってスライダ75がキャッチ70から離れても、その都度、スライダ75を必ず所定の制動開始位置に戻して常に待機させることができる。
そのため、第2の実施形態において、引戸制動装置R´は、図18および図19に示すように、引戸Dの上端面18の戸先側に搭載する装置本体Aと、図20および図21に示すように、引戸レールL内に設けるストライクB´とで構成する。一方の装置本体Aは、例えば図5に示したと同様な本体ケース25と、その本体ケース25に組み込む可動カム(被ガイド部)30、ダンパ35、付勢ばね40により構成するが、他方のストライクB´は、図22に示すように、いずれも樹脂製の固定ピースのキャッチ70と、可動ピースのスライダ75と、ストッパ60と共に、スライダ75をキャッチ70に連結する弾性部材の引張コイルばね80を備える。
キャッチ70は、図21〜図24にも示すように、溝部が上下2段の引戸レールLに有するガイド溝20に係合可能な断面凸形の形状をなし、ねじ挿通穴71とばね掛け穴72が厚さ方向に貫通した取付部70aと、取付部70aからコ形に延びる受けアーム70bとからなる。受けアーム70bは、長さ方向に細長いばね収納溝73が形成されている。
スライダ75は、両側縁76aが引戸レールLに有するガイド溝(ガイド部)20の第2溝部12aに係合可能な細長い本体板部76と、本体板部76の先端下面に可動カム30の係止穴29bに対応して突設した凸状部77と、キャッチ70の受けアーム70bに対応した本体板部76の基端下面からコ形に突設した突当て突起78からなる。そして、突当て突起78の長さ方向にばね収納溝79を形成し、その本体板部76寄りにばね掛け穴81が厚さ方向に貫通している。
そこで、ストライクB´は、図24および図25に示すように、引張コイルばね80の一端フック80aをばね掛け穴72に掛ける一方、他端フック80bをばね掛け穴81に掛けて自然状態のばね本体部80cをばね収納溝73・79に収めた状態でスライダ75を引張コイルばね80で繋いでキャッチ70に伸縮自在に連結した構成になっている。キャッチ70にスライダ75を繋ぐ引張コイルばね80は、引戸Dを閉方向に引き寄せる付勢ばね40よりばね性の弱いものを使用する。
キャッチ70は、図19、図20および図21に示すように、受けアーム70bを長さ方向戸尻側に向けて取付部70aをガイド溝20に係合して引戸レールLの上面部17の内側にねじ止めし、図26に示すように、引戸Dが全閉する手前の所定制動開始位置Pに固定する。他方、このキャッチ70に引張コイルばね80で繋いだスライダ75は、突当て突起78をキャッチ70側に向けて本体板部76をガイド溝20に係合して引戸レールLに摺動自在に内装し、凸状部77を可動カム30の係止部29の軌道と交差する位置において突出させる。
ストッパ60は、図示例では止めねじを使って構成し、図25に示すように、引戸レールLの上面部17に止めねじのねじ部60aをねじ込み、ねじ頭部60bを、スライダ75の軌道と交差する位置にあって、前記制動開始位置Pから引戸Dの開方向戸先側に向けて一定距離だけ離れた助走規制位置Qに上面部27から突出させてなる。そこで、引戸制動装置R´では、スライダ75が引戸レールLを摺動する範囲を制動開始位置Pと助走規制位置Qの間の一定距離に規定する。このスライダ75の摺動距離は、例えば引戸Dを開閉操作して開口部Sを通る者が通過できる開口幅より短い長さにすると望ましい。
さて、第2実施形態では、引戸Dを閉めるとき、図19および図26に示すように閉方向Xに引くと、引戸レールLの走行路16を戸車14・15が転動しながら引戸Dが動いて開口部Sを閉じるが、この閉止途中において、図27に示すように、引戸Dが助走規制位置Qに至ると、引戸制動装置R´は、本体ケース25の逃げ穴28から突出した係止突起29aが所定の助走規制位置Qにおいてスライダ75の凸状部77に押し当たり、スライダ75を、助走規制位置Qから一定の摺動距離だけ離れた制動開始位置Pに向け摺動し、すると、突当て突起78を受けアーム70bの先端に突き当てて、スライダ75をキャッチ70で制動開始位置Pに受け止める。
次いで、引戸制動装置R´は、スライダ75をキャッチ70で受け止めると、可動カム30をダンパ35のピストンロッド34の円柱部49bを中心に回転して傾きを正し、第1ガイドピン32をガイド溝45・46の掛け止め部45b・46bから外して可動カム30のロックを解除する。すると、本体ケース25内に没していた係止部29の係止穴29bにスライダ75の凸状部77が係合してストライクB´に可動カム30が連結されるが、可動カム30は固定のキャッチ70に連結されるため、そのときに、付勢ばね40の付勢力により閉方向戸尻側に引っ張られると、引戸は、付勢ばね40の引張力により閉方向Xに引き寄せられる一方で、可動カム30が引戸Dを引き寄せるとき、ダンパ35のピストン48がシリンダ47内で奥側に押し込まれてダンパ35に制動力を発生し、通
常は、引戸Dは全閉するまで途中で停止することなく、ダンパ35により徐々に減速しながら、ゆっくり静かに閉止する。
ところが、この閉時に、引戸Dは、場合によって強引に激しく閉められ、引戸制動装置R´に大きな衝撃が加わることがあるが、そのように大きな衝撃を受けることがあっても、第2実施形態において、引戸制動装置R´は、図28および図29に示すように、ストライクB´がスライダ75をキャッチ70に弾性部材の引張コイルばね80で繋いで伸縮自在に連結した構成になっているから、衝撃によって引張コイルばね80が伸びてスライダ75がキャッチ70から離れても、引戸制動装置R´は、その都度、弾性復帰力によりスライダBを必ず所定の制動開始位置Pに戻して常に定位置で待機させることができ、これにより、衝撃を受けることがあっても、その影響で誤動作を起こすことなく、常に安定して本来の制動機能を果たすことができる。
他方、引戸Dを開けるとき、引戸制動装置R´は、図30に示すように、ガイドピン32・33がガイド溝45・46の掛け止め部45b・46bから外れて付勢ばね40の引張力が引戸Dに作用しない可動カム30のロック解除状態にあるから、引戸Dを開方向Yに向け軽く引いただけで、図31に示すように、引張コイルばね80が伸びて可動カム30の係止穴29bに係止状態にあるスライダ75の凸状部77がキャッチ70から外れるから、引戸Dの開動作に従い助走規制位置Qまで摺動し、その助走規制位置Qで突当て部76がストッパ60のねじ頭部60bに当って停止した後、さらなる引戸Dの開動作に従い、図32に示すように、可動カム30は回転し、係止穴29bがスライダ75の凸状部77から外れ、以後は付勢ばね40を引っ張ることなく引戸Dの開動作を行う
一方、引戸制動装置R´は、可動カム30の係止穴29bがスライダ75の凸状部77から外れると、図33に示すように、引張コイルばね80の弾性復帰力によりスライダ75を必ず所定の制動開始位置Pに戻し、引戸の開時も、常に定位置で待機させることにより誤動作を起こすことなく、常に安定して本来の制動機能を果たすことができる。
尚、上記第2の実施形態では、ストライクB´は、弾性部材として引張コイルばね80を使ってスライダ75をキャッチ70に連結して構成したが、本発明の引戸制動装置では、それらに限られず、引張コイルばねに限らず、その他のばね材、ゴム材、樹脂材など適宜の弾性部材であれよい。
A 装置本体
B・B´ ストライク
D 引戸
L 引戸レール
R・R´ 引戸制動装置
P 制動開始位置
Q 助走規制位置
30 可動カム(被ガイド部)
31 カム本体
32・33 ガイドピン
35 ダンパ
40 付勢ばね
45・46 ガイド溝(ガイド部)
50・70 キャッチ
55・75 スライダ
60 ストッパ
80 引張コイルばね

Claims (4)

  1. 引戸が全閉する手前の制動開始位置に至ると装置本体に係止して該装置本体を始動させるストライクを設ける一方、前記装置本体は、本体ケースの長さ方向に設けて閉方向側に掛け止め部を有したガイド部と、該ガイド部に開閉方向に移動自在に係合し、引戸が制動開始位置に至ると前記ストライクが係止する係止部を有した被ガイド部と、該被ガイド部をピストンロッドを介して回転自在に連結したダンパと、一端を前記本体ケースに連結し他端を前記被ガイド部に連結した付勢ばねを備え、閉時、引戸が制動開始位置に至ったとき、前記ストライク前記係止部係止して前記被ガイド部を回転し、前記ガイド部の掛け止めが外れると、前記付勢ばねの引張力で引戸を閉方向に引き寄せる一方、前記ダンパにより制動力を付与して減速する引戸制動装置において、
    前記ストライクは、制動開始位置に固定したキャッチと、引戸レールに摺動自在に内装し、制動開始位置に摺動したとき前記キャッチに着脱自在に保持され、前記被ガイド部の係止部に係止する凸状部を有するスライダと、制動開始位置から一定の前記スライダの摺動範囲だけ開方向戸先側に離れた助走規制位置に固定し、前記スライダを助走規制位置で停止させるストッパとを備え、
    全閉した引戸を開けるとき、前記スライダが、前記キャッチに着脱自在に保持された制動開始位置から助走規制位置まで、引戸の開動作に伴って引戸レールを摺動する間、前記被ガイド部が前記ガイド部の前記掛け止め部から外れて前記付勢ばねの引張力が引戸に作用しない前記被ガイド部のロック解除状態にしてなることを特徴とする、引戸制動装置。
  2. 前記ストライクは、前記キャッチが前記スライダを凹凸の嵌め合いにより機械的に着脱自在に保持する構成としてなることを特徴とする、請求項1に記載の引戸制動装置。
  3. 前記ストライクは、前記キャッチが前記スライダを磁気的に吸着して着脱自在に保持する構成としてなることを特徴とする、請求項1に記載の引戸制動装置。
  4. 前記ストライクは、前記スライダをキャッチに弾性部材で連結してなることを特徴とする、請求項1、2又は3のいずれかに記載の引戸制動装置。
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