JP5980621B2 - 作業用照明装置 - Google Patents

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この発明は、光を照射可能な照明部と、該照明部が着脱可能に取り付けられる本体部とを備えた作業用照明装置に関する。
例えば特許文献1には、光を照射可能な照明部と、該照明部に電源を供給するバッテリパックが装着されたバッテリケースとを備え、照明部をバッテリケースに着脱可能に取り付けて、前記照明部がコードによって前記バッテリパックと電気的に接続された懐中電灯が開示されている。特許文献1の懐中電灯では、バッテリケースから取り外した照明部をバンドに固定した上で、当該バンドを作業者が着用しているヘルメットに取り付けることで、作業者は、工事現場の暗所にてヘルメットに固定した照明部から光を照射しながら作業を行うことができる。
意匠登録第1424291号公報
しかしながら上記の懐中電灯に代表される作業用照明装置においては、バッテリケースを始めとする本体部から取り外した照明部を、バンドを介して作業者のヘルメットに固定して使用することはできても、ヘルメット以外に前記照明部を固定して使用することはできなかった。そこで、本体部から取り外した照明部を、ヘルメット以外の任意の位置に固定して使用できるようにすることが望まれていた。
この発明は、このような状況に鑑み提案されたものであって、本体部から取り外した照明部を任意の位置に固定して使用可能な作業用照明装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明に係る作業用照明装置は、光を照射可能な照明部と、該照明部が着脱可能に取り付けられる本体部と、を備えた作業用照明装置であって、前記照明部には、任意の位置に弾性係止可能な係止部が設けられる一方、前記本体部には、前記係止部が前記弾性係止可能な被係止部が、前記本体部の互いに異なる複数の外面にそれぞれ設けられて、前記係止部を弾性係止させる前記被係止部の選択により、前記照明部を前記本体部に結合して定置使用する際の光の照射位置が変更可能となっていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記本体部には、作業者の身体に取り付け可能な取付部が設けられていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1又は2において、前記照明部には、前記係止部回転移動可能に設けられていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1ないしのいずれかにおいて、前記本体部は、前記照明部に電源を供給するバッテリ部であることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1ないしのいずれかにおいて、前記照明部の外周には、熱可塑性エラストマーからなる表面層が形成されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1ないしのいずれかにおいて、前記照明部、螺旋状に形成されて伸縮自在なカールコードによって前記本体部と接続されていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1ないしのいずれかにおいて、前記照明部の外表面には、該照明部が放つ光を拡散させるレンズが配置されて、前記外表面には、該外表面から外側へ突出して前記レンズを上方から覆う庇部が設けられていることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1ないしのいずれかにおいて、前記照明部が防水構造であることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1ないしのいずれかにおいて、前記照明部の外形形状、該照明部の光軸方向の寸法が、当該光軸方向と直交する他の二方向の寸法よりも小さくなる略直方体形状であることを特徴とする。
請求項1の発明に係る作業用照明装置によれば、本体部から取り外した照明部の係止部を、任意の位置に弾性係止させることで、照明部を任意の位置に固定して使用することが可能になる。
また、複数の被係止部から選択した任意の被係止部に、照明部の係止部を弾性係止させることで、照明部が光を照射する位置を変更できる。
請求項2の発明によれば、本体部を、取付部によって作業者の身体に取り付けて持ち歩くことができる。
請求項の発明によれば、係止部を回転移動させて、照明部に対する係止部の姿勢を任意に変化させることができる。よって、係止部が弾性係止される位置に、照明部を任意の姿勢で配置することが可能になる。
請求項の発明によれば、電源を確保できない工事現場においても、照明部は、バッテリ部から給電されることで光を照射することが可能になる。
請求項の発明によれば、表面層によって、照明部に加わろうとする衝撃を緩和できるため、照明部が破損することを抑制できる。
請求項の発明によれば、カールコードが伸長可能な範囲内で、照明部を本体部から取り外して配置することが可能になる。加えて、照明部を本体部に取り付けるときは、カールコードを収縮状態にすることでカールコードの全長を短くできる。
請求項の発明によれば、レンズによって拡散された光は、庇部によって遮られることで、レンズの上方へ拡散することが防止される。よって、例えば作業者が、着衣の胸ポケットに係止部を用いて照明部を固定した場合でも、光が直接作業者の目に届き難くなることで、作業者が眩しく感じることを防止できる。
請求項の発明によれば、湿気の多い工事現場や雨中においても照明部を使用することが可能になる。
請求項の発明によれば、照明部の外形形状を、該照明部の光軸方向に薄い略直方体形状とすることで、照明部の扱い易さを向上させることができる。
本発明の実施形態で照明部をバッテリ部から取り外した作業用照明装置の正面側斜視図である。 照明部をバッテリ部から取り外した同作業用照明装置の背面側斜視図である。 同照明部の要部縦断面図である。 同照明部の要部横断面図である。 同照明部の背面図である。 同バッテリ部の内部構造を示した図である。 同作業用照明装置を作業者の腰ベルトに係止して使用する例を示した図である。 同作業用照明装置を作業台の上面に置いて使用する例を示した図である。
本発明の実施形態を図1ないし図8を参照しつつ説明する。図1及び図2に示すように充電式の作業用照明位置1は、照明部2とバッテリ部3とを備えている。図1及び図4に示すように照明部2は、樹脂製の前後の半割ハウジング2A,2Bをシール部材4を介在させて組み付けた上下方向に長い略直方体形状とされている。そして図3に示すように照明部2の前面5の上部には、開口部6が設けられている。この開口部6には、正面視で横方向に長い楕円状かつ側面視で上下方向に長い楕円状で前面を球状の拡散レンズ部7としたレンズユニット8が、該拡散レンズ部7を前面5から前方へ突出させて嵌め込まれている。このレンズユニット8には、該レンズユニット8の径方向の外側へ突出するフランジ部9(図3参照。)が周設されている。このフランジ部9と前面5の裏側との間に、リング状のシール部材10を介在させている。図3及び図4に示すようにレンズユニット8の後面には、拡散レンズ部7の内側と対向して該後面を貫通する貫通孔15が設けられている。さらに照明部2の内部には、レンズユニット8の外側で貫通孔15と対向する位置に、光源となる発光ダイオード(LED)16が収容されている。図1及び図3に示すように本実施形態の照明部2は、LED16の光軸方向Xの寸法が最小となる略直方体形状としている。照明部2の前面5には、該前面5から前方へ突出した拡散レンズ部7を上方から覆う樹脂製の庇部17が、前記前面5の前方へ向けて突設されている。なお照明部2の前面5は本発明の照明部の外表面の一例であり、拡散レンズ部7は本発明のレンズの一例である。
図2ないし図5に示すように照明部2の背面18に、以下に説明するように回転部材19が水平回転可能に嵌め込まれている。図3に示すように回転部材19は、樹脂製で円環板形状の本体部20と、本体部20の裏面中心付近から円筒状に突出する樹脂製の突出部21と、本体部20の中心及び突出部21の中心を通って回転部材19を貫通するねじ導入孔22とを備えている。また図3及び図4に示すように背面18には、円環状の凹部25が設けられている。この凹部25の中心付近には、照明部2の前後方向で前記背面18を貫通する円筒状の貫通孔26が連通する。そして図3に示すように、本体部20が凹部25に遊嵌し、突出部21が貫通孔26に遊嵌している。加えてねじ27がねじ導入孔22に挿通されて、照明部2の内部で、ねじ27に螺合させたナット部材28がワッシャ部材29を介して背面18の裏側に係止されている。このようにすることで回転部材19を、ナット部材28により背面18に抜け止めしながら回転可能に配置できる。また図3及び図4に示すように、凹部25に遊嵌された本体部20と該凹部25の内面との間にシール部材30を介在させている。
図4に示すように回転部材19(本体部20)には、一対のクリップ保持部材35,35が、本体部20の表側から外側へ突設されている。両クリップ保持部材35,35の間には軸部材36(図3参照。)が掛け渡されている。この軸部材36の外周には、コイルばね37(図3及び図4参照。)が装着されており、クリップ38が、コイルばね37を介して両クリップ保持部材35,35に照明部2の前後方向へ回動可能に支持されている。図3に示すようにクリップ38は、操作部39と把持部40とを備えており、常態ではコイルばね37によって把持部40が背面18に押し付けられる方向に付勢されている。操作部39は、クリップ38の上端部に設けられており、作業者がコイルばね37の付勢力に抗して操作部39に押圧力を作用させると、この押圧力に応じて把持部40を背面18から任意に離間させることができる。この把持部40は、コイルばね37の弾性力によって、例えば作業者の着衣の胸ポケット、後述の第1係止開口56(図2参照。)及び第2係止開口58(図1参照。)にそれぞれ弾性係止させることが可能である。さらにクリップ38は、回転部材19の両クリップ保持部材35,35に支持されているため、回転部材19を任意の位置に向けて水平回転させると、図5中の二点鎖線で示すようにクリップ38も、回転部材19の回転方向の任意の位置に回転移動させることが可能になる。なお、クリップ38は本発明の係止部の一例である。
また図3に示すように照明部2の下面には、カールコード42の照明部2側を照明部2の内部へ導入するコード導入口43が形成されている。このカールコード42は、図1及び図2に示すように螺旋状に形成されて伸縮自在であり、照明部2とバッテリ部3とを電気的に接続するものである。カールコード42の照明部2側は、照明部2の内部に収容されて上記のLED16を点灯させるスイッチを介してLED16と電気的に接続されている。加えて図1ないし図5に示すように熱可塑性エラストマーからなる表面層44が、照明部2の上面、コード導入口43を除いた照明部2の下面及び照明部2の左右の両側面とそれぞれ一体に成形されている。さらに図1及び図2に示すように、表面層44の内で照明部2の上面と一体成形された部分には、プッシュボタン45が、表面層44から上方へ突出して該表面層44内に押し込み可能に配置されている。プッシュボタン45が表面層44内に押し込まれると、後述するように前記スイッチが押されることでLED16が光を照射可能となる。なお、照明部2の上面、コード導入口43を除いた照明部2の下面及び照明部2の左右の両側面は本発明の照明部の外周の一例である。
図1、図2及び図6に示すようにバッテリ部3は、バッテリパック48と、バッテリパック48が着脱可能なバッテリアダプタ49とを備えている。バッテリパック48は、インパクトドライバ等の電動工具の電源として使用されるものであり、左右(図1及び図2参照。)の端部に、前後方向(同図参照。)に延びるスライドレール50,50(図6参照。)が形成されている。一方バッテリアダプタ49は、前後方向(図1、図2及び図6参照。)に長く下面を開口させた中空の箱体部51の後端部に下方への突設部52を設けた側面視逆L字状に形成されている。そして箱体部51の左右の下端には、前後方向に延びて前記スライドレール50,50を外側から挟持可能な一対のガイドレール(図示せず。)が形成されている。加えて箱体部51の内部で一対のガイドレールの間には、端子板53,53(図6参照。)を下方へ突設した端子台54(同図参照。)が配置されている。
図1及び図2に示すように箱体部51の後面55の上端部には、クリップ38(図2参照。)の第1係止開口56が開設されている。加えて図1に示すように突設部52の右側面には、外側へループ状に突出するループ部57が、該右側面と一体に形成されている。このループ部57と前記右側面とで囲まれる空間によって、クリップ38の第2係止開口58が形成されている。なお、第1係止開口56及び第2係止開口58は本発明の被係止部の一例である。
また図1、図2及び図6に示すように箱体部51の上面前端部には、先端を箱体部51の後側に向けた逆L字状の係止フック60が設けられている。図6に示すように係止フック60は、前記上面前端部から外側へ突出する腕部61と、腕部61の先端から箱体部51の後側へ延びる係止片62とで構成されている。さらに、箱体部51の前後方向における腕部61の前方側で、箱体部51の上面前端部には、箱体部51の前面と連続して該箱体部51の上面から外側へ突出する中空の箱状で、腕部61と一体にされたコード導入部63(図6参照。)が設けられている。このコード導入部63の内部は、前記上面前端部に開口する開口部64(図6参照。)を通じて箱体部51の内部と連通している。加えてコード導入部63には、カールコード42のバッテリ部3側をコード導入部63の内部へ導入するコード導入口65(図6参照。)が形成されている。そしてコード導入部63の内部に導入されたカールコード42のバッテリ部3側は、前記端子板53,53(図6参照。)と電気的に接続されている。
バッテリパック48をバッテリアダプタ49に取り付ける場合には、図6に示すバッテリパック48のスライドレール50,50を、箱体部51のガイドレールに沿ってそれぞれスライドさせる。すると各ガイドレールが各スライドレール50を挟持してバッテリパック48がバッテリアダプタ49に取り付けられると共に、端子板53,53がバッテリパック48の端子(図示せず。)と電気的に接続される。図1に示すプッシュボタン45を表面層44内に押し込むことでLED16を点灯させるスイッチがオン状態になると、バッテリパック48はカールコード42を通じて照明部2のLED16(図1参照。)に電源を供給する。よって、LED16は光を照射することになる。
次に作業用照明装置1の使用方法を説明する。図7には、バッテリ部3を作業者70の右腰に取り付けて作業用照明装置1を使用する例を示した。バッテリ部3を前記右腰に取り付ける場合には、バッテリパック48をバッテリアダプタ49に取り付けて、箱体部51の前面を上方、突設部52を下方、該突設部52の右側面を前方にそれぞれ位置させてバッテリ部3を倒立状態にする。そして作業者70の右側で、図7に示すように係止フック60の係止片62を作業者70の腰ベルト71に係止させると、倒立状態のバッテリ部3を作業者70の右腰に取り付けて持ち歩くことができる。図7では、照明部2をバッテリ部3に縦向きで固定した例を示している。ここではクリップ38の把持部40(図2及び図3参照。)を、第2係止開口58(図1参照。)に該第2係止開口58の上方から弾性係止させることで、照明部2をバッテリ部3に縦向きで固定した。照明部2をバッテリ部3に縦向き固定した状態で、照明部2のプッシュボタン45を表面層44内に押し込むと、拡散レンズ7によって拡散されたLED16からの光を、作業者の前方側の工事現場の暗所に照射することが可能になる。なお、係止フック60は本発明の取付部の一例である。
一方、倒立状態のバッテリ部3を前記右腰に取り付けた状態では、前記把持部40を、例えば作業者70の着衣の胸ポケットに弾性係止させることで、バッテリ部3から取り外した照明部2が、LED16を前方に向けて胸ポケットに固定可能となる。本実施形態では照明部2の外形形状を、LED16の光軸方向X(図3参照。)に薄い略直方体形状とすることで、照明部2を胸ポケットに固定する際の該照明部2の取り扱いが容易となる。作業者70が照明部2のプッシュボタン45を表面層44内に押し込むと、LED16は光を照射する。そこで、作業者70は工事現場の暗所にて光を照射しながら両手を使って作業を行うことができる。仮に胸ポケットに固定した照明部2が工事現場の建築設備に当たる等して作業に支障が生じる場合には、照明部2を胸ポケットから取り外して図7に示すようにバッテリ部3に一時的に固定すればよい。
作業者70が照明部2を胸ポケットに固定して作業を行うときは、図3に示すように庇部17は拡散レンズ部7を上方から覆っているため、拡散レンズ部7によって拡散されたLED16からの光は、庇部17によって遮られて拡散レンズ部7の上方へ拡散することが防止される。よって、照明部2を前記胸ポケットに固定した場合でも、光が作業者70の目に届き難くなることで、作業者70が眩しく感じることを防止できる。これに加えて、例えば工事現場に障害物が存在しても、障害物が庇部17に当たり拡散レンズ部7に直接当たることを防止できる。よって庇部17によって拡散レンズ部7を保護できる。さらには、障害物が誤って照明部2の表面層44(図1及び図2参照。)に当たった場合でも、障害物から照明部2に加わろうとする衝撃は表面層44によって緩和される。このため、前記衝撃によって照明部2が破損することを抑制できる。
また作業者70が、胸ポケット以外にもカールコード42が伸長可能な範囲内で、該作業者70の着衣の任意の位置に把持部40を弾性係止させると、照射部2は前記任意の位置に固定されて光を照射することが可能になる。特に本実施形態では図5に示したようにクリップ38(把持部40)は、回転部材19の回転方向の任意の位置に回転移動させることが可能である。このため、照明部2に対する把持部40の姿勢を任意に変化させることができる。したがって、例えば作業者70の周囲に障害物が存在しても、把持部40を障害物を避けた位置に回転移動させて、照明部2を、障害物を避けた任意の姿勢で把持部40によって着衣の任意の位置に弾性係止することが可能になる。さらに本実施形態の照明部2では、半割ハウジング2A,2B間のシール部材4(図4参照。)、フランジ部9と前面5の裏面との間のシール部材10(図3参照。)、本体部20と凹部25の内面との間のシール部材30(図3参照。)によって、照明部2の内部への水の浸入が阻止される。よって、照明部2を防水構造とすることが可能になる。したがって、照明部2を湿気の多い工事現場や雨中においても使用することが可能になる。
図8には、作業用照明装置1を作業台の上面や工事現場の床面等に置いて使用する例を示した。例えば作業用照明装置1を前記作業台の上面に置いて使用する場合には、バッテリアダプタ49に取り付けられたバッテリパック48を作業台の上面に置いて、突設部52を前方、本体部51の前面を後方に位置させてバッテリ部3を水平姿勢に保つ。そして、前記把持部40を回転部材19の回転方向に回転移動させて、横向きの照明部2に対して把持部40が下側に向くようにクリップ38を位置させる。その後前記把持部40を、第1係止開口56(図2参照。)に該第1係止開口56の上方から弾性係止させることで、照明部2をバッテリ部3に横向きで固定できる。このときカールコード42は収縮状態になるので、照明部2をバッテリ部3から取り外して作業者の着衣の胸ポケットに固定する場合に比べて、カールコード42の全長を短くできる。作業者が照明部2のプッシュボタン45を表面層44内に押し込むと、拡散レンズ部7によって拡散されたLED16からの光を、作業台の上面に安定して照射することが可能になる。
<本実施形態の効果>
本実施形態の作業用照明装置1では、バッテリ部3から取り外した照明部2のクリップ38(把持部40)を、例えば作業者の着衣の胸ポケット等の任意の位置に弾性係止させることで、照明部2を前記任意の位置に固定して使用することが可能になる。
また、作業者70の右側でバッテリ部3の係止フック60(係止片62)を該作業者70の腰ベルト71に係止させると、倒立状態のバッテリ部3を作業者70の右腰に取り付けて持ち歩くことができる。
さらに、照明部2のクリップ38(把持部40)を、倒立状態にしたバッテリ部3の第2係止開口58に弾性係止させると、拡散レンズ7によって拡散されたLED16からの光を、作業者の前方側の工事現場の暗所に照射することが可能になる。一方、例えばバッテリアダプタ49に取り付けられたバッテリパック48を作業台の上面に置いて、前記クリップ38(把持部40)を、水平姿勢のバッテリ部3の第1係止開口56に弾性係止させると、前記拡散されたLED16からの光を、作業台の上面に照射することが可能になる。よって把持部40を、第2係止開口58に弾性係止させた場合と第1係止開口56に弾性係止させた場合とでは、前記拡散されたLED16からの光を照射する位置を変更できる。
加えてクリップ部38(把持部40)を、回転部材19の回転方向に回転移動させて、照明部2に対する把持部40の姿勢を任意に変化させることができる。よって、例えば工事現場の周囲に障害物が存在しても、照明部2を、障害物を避けた任意の姿勢で把持部40によって作業者の着衣の任意の位置に弾性係止することが可能になる。
さらに加えて、電源を確保できない工事現場においても、照明部2のLED16は、バッテリ部3から電源が供給されることで光を照射することが可能になる。
また表面層44が、照明部2の上面、コード導入口43を除いた照明部2の下面及び照明部2の左右の両側面とそれぞれ一体に成形されたことから、表面層44によって、照明部2に加わろうとする衝撃を緩和できる。このため、照明部2が破損することを抑制できる。
さらに、カールコード42が伸長可能な範囲内で、照明部2をバッテリ部3から取り外して例えば作業者の着衣の胸ポケットに固定することが可能になる。加えて把持部40を第1係止開口56又は第2係止開口58に弾性係止させることで、照明部2をバッテリ部3に固定するときは、カールコード42が収縮状態になるので、該カールコード42の全長が、照明部2を前記胸ポケットに固定する場合に比べて短くなる。
加えて、拡散レンズ部7によって拡散されたLED16からの光は、庇部17によって遮られることで、拡散レンズ部7の上方へ拡散することが防止される。よって、照明部2を作業者の着衣の胸ポケットに固定した場合でも、光が作業者の目に届き難くなることで、作業者が眩しく感じることを防止できる。
さらに加えて、照明部2を防水構造としたため、照明部2を湿気の多い工事現場や雨中においても使用することが可能になる。
また照明部2の外形形状を、LED16の光軸方向Xに薄い略直方体形状とすることで、例えば照明部2を作業者の着衣の胸ポケットに固定する際の該照明部2の取り扱い易さが向上する。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱いない範囲内において構成の一部を適宜変更して実施できる。例えば、上述した実施形態ではクリップ38の係止開口(第1係止開口56,第2係止開口58)をバッテリ部3に2つ形成したが、これに限らない。第1及び第2係止開口56,58に加えて、例えば箱体部51の左右の側面の少なくとも一方や突設部52の左右の両側面に前記クリップ38の係止開口を形成することで、3つ以上の前記係止開口をバッテリ部3に形成してもよい。
また照明部2を作業者の着衣の任意の位置に固定することに限らず、照明部2の把持部40を弾性係止させたバンドを、作業者が着用しているヘルメットに取り付けることで、照明部2をヘルメットに固定してもよい。
さらに上述した実施形態では、本発明を充電式の作業用照明装置1に適用した例を示したが、これに限らず、バッテリ部3に代えて、クリップ38の係止開口が少なくとも1つ形成されて、商用電源から交流電力を入力して照明部2に直流電力を出力するAC−DCアダプタを備えた交流駆動式の作業用照明装置に本発明を適用してもよい。なお、AC−DCアダプタは本発明の本体部の一例である。
1・・作業用照明装置、2・・照明部、3・・バッテリ部、5・・照明部の前面、7・・拡散レンズ部、16・・発光ダイオード(LED)、17・・庇部、38・・クリップ、42・・カールコード、44・・表面層、56・・第1係止開口、58・・第2係止開口、60・・係止フック、70・・作業者、X・・LEDの光軸方向。

Claims (9)

  1. 光を照射可能な照明部と、該照明部が着脱可能に取り付けられる本体部と、を備えた作業用照明装置であって、
    前記照明部には、任意の位置に弾性係止可能な係止部が設けられる一方、
    前記本体部には、前記係止部が前記弾性係止可能な被係止部が、前記本体部の互いに異なる複数の外面にそれぞれ設けられて、前記係止部を弾性係止させる前記被係止部の選択により、前記照明部を前記本体部に結合して定置使用する際の光の照射位置が変更可能となっていることを特徴とする作業用照明装置。
  2. 前記本体部には、作業者の身体に取り付け可能な取付部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の作業用照明装置。
  3. 前記照明部には、前記係止部回転移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業用照明装置。
  4. 前記本体部は、前記照明部に電源を供給するバッテリ部であることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の作業用照明装置。
  5. 前記照明部の外周には、熱可塑性エラストマーからなる表面層が形成されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の作業用照明装置。
  6. 前記照明部、螺旋状に形成されて伸縮自在なカールコードによって前記本体部と接続されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の作業用照明装置。
  7. 前記照明部の外表面には、該照明部が放つ光を拡散させるレンズが配置されて、前記外表面には、該外表面から外側へ突出して前記レンズを上方から覆う庇部が設けられていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の作業用照明装置。
  8. 前記照明部が防水構造であることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の作業用照明装置。
  9. 前記照明部の外形形状、該照明部の光軸方向の寸法が、当該光軸方向と直交する他の二方向の寸法よりも小さくなる略直方体形状であることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の作業用照明装置。
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